JP2510609Y2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP2510609Y2
JP2510609Y2 JP1991021300U JP2130091U JP2510609Y2 JP 2510609 Y2 JP2510609 Y2 JP 2510609Y2 JP 1991021300 U JP1991021300 U JP 1991021300U JP 2130091 U JP2130091 U JP 2130091U JP 2510609 Y2 JP2510609 Y2 JP 2510609Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、洗浄槽の上側に設けた
開口部から洗浄前後の食器類を出し入れ可能とした食器
洗浄機、特にその開口部に設けた開閉扉の当接部のシー
ル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】食器洗浄機の開閉扉のためのシール構造
としては、実開昭61−201662号公報に開示され
たようなコ字状の溝内に他方の部材の先端縁を挿入する
構造、同公報の従来技術として開示されたような弾性パ
ッキンを使用する構造、実開平1−91466号公報に
開示されたようなコ字状溝と弾性パッキンを組み合わせ
た構造がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら弾性パッ
キンを使用する構造は、噴射ノズルから噴射されて洗浄
室の内壁面に沿って激しく流れる湯が弾性パッキンと開
閉扉の間のシール面に当たった場合、密着の精度が悪い
と洩れを生じるという問題がある。またコ字状の溝を使
用する構造は、隙間から湯気が洩れるのを防げないと共
に溝の内部にゴミ等がたまり易く、たまったゴミ等を掃
除して取り除くことも困難であるので、清潔を要する食
器洗浄機としては好ましくないという問題がある。また
コ字状溝と弾性パッキンを使用する構造は洩れについて
は優れているが構造が複雑になり、またゴミがたまり易
く除去が困難という問題は解決されない。本考案はこの
ような各問題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために、本考案によ
る食器洗浄機は、添付図面に例示するように、洗浄槽の
内部に洗浄湯またはすすぎ湯を噴射する噴射ノズルを有
し、前記洗浄槽の上側に設けた開口部から内部に洗浄す
べき食器類を収容し、洗浄完了後に同食器類を上方に取
り出し得るようにした食器洗浄機において、前後方向断
面形状が実質的に円弧状の天板を有し前記洗浄槽の左右
側壁の内面に沿って前記円弧のほゞ円周方向に回動可能
に設けられ前記開口部を閉じる閉位置と前記洗浄槽内の
後部に収納される開位置との間で往復回動する開閉扉
と、前記洗浄槽の前壁の上部内面のほゞ全幅に沿って設
けられ前記閉位置において前記開閉扉の前端面を弾性的
に支持するほゞ一様な断面形状の扉パッキンを備え、こ
の扉パッキンは前記前壁から斜内下方に延び前記開閉扉
の前端面と当接してこれを支持すると共に同前端面より
も更に斜内下方に延長されたシール面と、このシール面
の内端縁から斜外下方に延びる案内面を備えたことを特
徴とするものである。
【0005】前記扉パッキンには前記案内面の途中から
斜内下方に突出するはね返し部を設けることが望まし
い。
【0006】
【0007】前記各構造のものの開閉扉は、前記天板の
両側より内方に延びる1対の側板を有し、前記開閉扉は
この側板を介して前記洗浄槽に枢支することにより前記
円弧のほゞ円周方向に回動可能とすることが望ましい。
【0008】
【作用】開閉扉を閉じた状態では、洗浄槽内に設けた噴
射ノズルから噴射される洗浄湯及びすすぎ湯は洗浄槽内
に収容された食器類を洗浄する。噴射ノズルからから噴
射される湯は、主として斜下方から、扉パッキン付近及
びその下方の洗浄槽の前壁に当たる。開閉扉を後方に回
動して開けば、開閉扉は洗浄槽内の後部に収納され、上
側の開口部はほゞ全面が解放される。この状態で食器類
の出し入れを行う。
【0009】請求項1に記載の考案によれば、斜下方か
ら噴射される湯は洗浄槽の前壁内面から扉パッキンの案
内面に沿って上方に流れ、シール面の内端縁から案内面
の延長方向である内上方に飛び出し、開閉扉の前端面と
扉パッキンとの当接部の方向に流れるものは僅かとな
る。請求項2に記載の考案によれば、洗浄槽の前壁内面
に沿って上方に流れる湯ははね返し部により遮られて内
下方に戻され、扉パッキンの案内面に沿って上方に流れ
る量は減少するので、開閉扉の前端面と扉パッキンとの
当接部に流れるものは減少する
【0010】また天板の両側より内方に延びる1対の側
板を介して開閉扉を前記洗浄槽に枢支したものによれ
ば、開閉扉の作動が軽く円滑になる。
【0011】
【考案の効果】上述のように、請求項1及び請求項
考案によれば、噴射ノズルから噴射されて洗浄槽の前壁
内面に沿って流れる湯は、開閉扉の前端面と扉パッキン
との当接部に流れるものが減少するので、開閉扉の前端
面と扉パッキンとの間の密着精度をそれほど高めなくて
も、この当接部からの洩れは生じなくなる。また請求項
4の考案によれば、これに加えて開閉扉の作動が軽く円
滑になる。
【0012】
【実施例】先ず図1〜図5に示す実施例の説明をする。
図1及び図2に示すように、洗浄機本体10は四角い箱
状で、その上側の開口部Oには開閉扉20が設けられて
いる。洗浄機本体10の機枠11上には洗浄槽30が固
定され、この洗浄槽30と機枠11の前後は前面板12
及び背面板13により、また左右は1対の側面板14
a,14bにより覆われている。洗浄槽30は、ステン
レス鋼板等よりなる底板31、左右の側壁32,33、
前壁34及び背壁35を互いに液密に連結してなり、上
面が解放された四角い箱状である。洗浄槽30の下部一
側には、底板31及び側壁33と連続して形成された洗
浄湯タンク37が下方に突出して設けられている。前面
板12、背面板13及び側面板14a,14bの各上縁
は洗浄槽30の各壁32,33,34,35の各上縁に
連結されると共に、前部開口枠17、後部開口枠16及
び側部開口枠15a,15bにより覆われている。これ
ら各開口枠15a,15b,16,17により、洗浄槽
30の上面の後部を除く大部分を解放する開口部Oが形
成されている。洗浄槽30の両側壁32,33からは、
食器類Pを収容するラックRを支持する1対の支持レー
ル36が内方に突出して固定されている。
【0013】図1及び図2に示すように、開閉扉20は
前後方向断面形状が円弧状の天板21と、その両側縁か
ら洗浄槽30の両側壁32,33の内面と平行に内方に
延びる1対の側板22,23よりなる板金製である。左
側の側板22の内面に固定したパイプアーム63の基端
側のボス部62は洗浄槽30の側壁32に固定した中空
ブラケット60の筒部61に枢支され、一方右側の側板
23の内面に固定したアーム70の基端部は側壁33に
固定した軸受部材71により枢支された支軸72に固定
されている。各筒部61及び支軸72の軸心は天板21
の円弧の中心とほゞ一致しており、これにより開閉扉2
0は天板21の円弧のほゞ円周方向に沿って回動可能に
支持されている。この開閉扉20は、図1の実線に示す
ように反時計回転方向に回動した状態では、その前端面
21a(図4参照)が前壁34に設けた扉パッキン80
に当接して開口部Oを閉じ、二点鎖線に示すように時計
回転方向に回動した状態では、後端が底板31に当接し
て開口部Oの後部を除くほゞ全面を開くものである。天
板21の前部外面には前端縁と平行にコ字状の把手25
が固定され、その後方には内部を見るための窓ガラス2
4が設けられている。なお、左右の側板22,23の内
側にはそれらとほゞ同形のカバー板26,27が、パイ
プアーム63及びアーム70を隠すために取り付けられ
ている。
【0014】図4及び図5に示すように、扉パッキン8
0はほゞ一定の断面形状を有し、弾性ゴムなどの柔軟弾
性材料により一体成形され、洗浄槽30の前壁34の上
部内面横方向ほゞ全幅にわたり取り付けられている。扉
パッキン80は洗浄槽30の前壁34内面と当接する平
坦な前側面80aと、その上端縁から斜内下方に延びる
シール面81と、このシール面81の内端縁81aから
斜外下方に延びると共にやや凹面となるように屈曲され
た案内面82を有し、案内面82の下部の途中には斜内
下方に突出する棚状のはね返し部83が形成されてい
る。シール面81は浅い階段状に屈曲されて各突出部は
凸状シール部81bを形成し、その内側にはほゞ一定の
薄い肉厚をおいて第1中空部84が形成し、これにより
シール面81の柔軟性を高めている。扉パッキン80の
前側面80a上部には、長手方向に沿って複数のはめ込
み突起86が前方に突出して一体形成され、また中央部
には肉抜きのための第2中空部85が形成されている。
【0015】この扉パッキン80は、洗浄槽30の前壁
34内面の横方向ほゞ全幅にわたり溶接された抑え板3
4aと前壁34の間に下端縁を差し込み、前壁34に設
けた取付け穴34bにはめ込み突起86を差し込むと共
に抜け止めのためにくびれ部86aを係合させて取り付
けている。主として図4に示すように、開閉扉20の天
板21の前端縁は内方に略90度屈折させ、その前側に
より形成される前端面21aは、開閉扉20を閉じた状
態ではシール面81の凸状シール部81bに当接され
る。シール面81は前述のように柔軟性を高めたので、
開閉扉20の前端面21aと凸状シール部81bとの間
のシールは確実になり、また開閉扉20を閉じるときの
衝撃防止作用にも富んでいる。
【0016】図1及び図2に示すように、洗浄槽30の
底板31のほゞ中央部上面に固定した下ノズル軸受50
には、洗浄用噴射ノズル51とすすぎ用噴射ノズル52
が、それぞれ独立して回転自在に二段に支持されてい
る。底板31より下側の洗浄機本体10内には洗浄湯タ
ンク37の他にすすぎ湯タンク38が設けられている。
洗浄機本体10内の下部に設けた洗浄用ポンプ40は吸
入管41を経て洗浄湯タンク37から吸入した洗浄湯を
洗浄湯供給管42を経て下ノズル軸受50に供給し、ま
たすすぎ用ポンプ45は吸入管46を経てすすぎ湯タン
ク38から吸入したすすぎ湯をすすぎ湯供給管47を経
て下ノズル軸受50の突出部50aに供給する。図示は
省略したが、下ノズル軸受50内は内外二重の空間に分
離され、洗浄湯供給管42からの洗浄湯は外側の空間を
経て洗浄用噴射ノズル51内に供給され、すすぎ湯供給
管47からのすすぎ湯は突出部50a及び内側の空間を
経てすすぎ用噴射ノズル52内に供給される。各噴射ノ
ズル51,52の両翼部には下ノズル軸受50の中心を
通る半径方向とほゞ直交して斜め上方に向かう多数のノ
ズル孔が形成され、それぞれ洗浄湯及びすすぎ湯を斜め
上方に噴射すると共に噴射の反力により回転するように
なっている。図2に示すように、洗浄槽30と洗浄湯タ
ンク37の間には食器類Pの洗浄に伴う残菜物を除去す
るフィルタ39が設けられている。
【0017】主として図3に示すように、洗浄湯タンク
37内上方に突出するオーバフロー管43(突出部は図
示省略)は、三分岐具43aを経て排水管44に連結さ
れている。また吸入管41の下部は、排水レバー(図示
省略)により開閉される排水コック44aを経て三分岐
具43aに連結されている。すすぎ湯タンク38上部に
は給湯弁48aを経て給湯管48が接続され、そのやや
下方に連結したオーバフロー管49の途中には、排水コ
ック49aを介してすすぎ湯タンク38内の底部が連結
されている。
【0018】図2及び図3に示すように、一体形成され
た筒部61を有する中空ブラケット60は洗浄槽30の
左側の側壁32の内面に固定されている。ガスケットを
介して中空ブラケット60の下面に液密に取付られた連
結部材54と下ノズル軸受50の間には、1対の送湯管
53A,53Bが設けられている。送湯管53Aは下ノ
ズル軸受50内の外側の空間を連結部材54に内蔵した
逆止弁(図示省略)を介して中空ブラケット60の内部
空間に連通するものであり、送湯管53Bは下ノズル軸
受50内の内側の空間を連結部材54に内蔵した前記と
は別個の逆止弁を介して中空ブラケット60の内部空間
に連通するものである。これにより下ノズル軸受50に
供給される洗浄湯とすすぎ湯の一部は、それぞれ別個に
中空ブラケット60に供給される。
【0019】パイプアーム63の基端側に固定したボス
部62は中空ブラケット60の筒部61の外周面と実質
的に液密に回転可能に嵌合しており、この回転嵌合部を
介して中空ブラケット60の内部空間はパイプアーム6
3内と連通している。パイプアーム63は開閉扉20の
左側の側板22に固定した部分が半径方向に延びてから
天板21の内面に沿って屈折され、天板21のほゞ中央
に達する先端部に固定した上ノズル軸受64には上部噴
射ノズル66が回転自在に支持されている。上部噴射ノ
ズル66の両翼部は、図示のように多少下向きに屈折さ
れると共に上ノズル軸受64の中心を通る半径方向とほ
ゞ直交して斜め下方に向かう多数のノズル孔が形成さ
れ、送湯管53A,53B、連結部材54、中空ブラケ
ット60、筒部61、ボス部62、パイプアーム63及
び上ノズル軸受64を経て供給された洗浄湯及びすすぎ
湯は斜め下方に噴射され、噴射の反力により上部噴射ノ
ズル66が回転するようになっている。
【0020】図2及び図3に示すように、洗浄槽30の
右側の側壁33の内面には、中空ブラケット60の筒部
61と同軸的に軸受部材71が固定されている。開閉扉
20の右側の側板23に固定したアーム70の基端部
は、軸受部材71に回転自在に支持された支軸72の先
端にねじ止め固定されている。支軸72の外端に溶接な
どにより固定したレバー73と側壁33の外側に固定し
た係止片74の間には2個のスプリング75を張設し、
これにより開閉扉20の回動による重心の移動に伴う開
閉扉20の操作力の変化を減少させている。
【0021】上記実施例の食器洗浄機により汚れた食器
類Pの洗浄を行う場合は、洗浄用ポンプ40を作動させ
て洗浄湯タンク37内の洗浄湯を下ノズル軸受50及び
上ノズル軸受64に供給し、洗浄用噴射ノズル51及び
上部噴射ノズル66から食器類Pに向けて噴射してこれ
を洗浄する。洗浄後の洗浄湯は洗浄湯タンク37内に回
収され、再び洗浄用ポンプ40により吸入されて繰り返
し使用される。洗浄が終了すれば洗浄用ポンプ40を停
止してすすぎ用ポンプ45を作動させる。すすぎ用ポン
プ45はすすぎ湯タンク38内のすすぎ湯を下ノズル軸
受50及び上ノズル軸受64に供給し、すすぎ用噴射ノ
ズル52及び上部噴射ノズル66から食器類Pに向けて
噴射してこれをすすいで洗浄湯を除く。使用後のすすぎ
湯は洗浄湯タンク37内に回収され、所定の液面を越え
ればオーバフロー管43及び排水管44を経て外部に排
出される。
【0022】洗浄またはすすぎ状態では、上部噴射ノズ
ル66から噴射される湯は扉パッキン80付近にはほと
んど達せず、下部の洗浄用噴射ノズル51及びすすぎ用
噴射ノズル52から噴射される湯は、主として斜下方か
ら扉パッキン80付近及びその下方の洗浄槽30の前壁
34に当たる。この斜下方から噴射される湯の大部分
は、図4の矢印Aに示すように洗浄槽30の前壁34内
面に沿って上方に流れ、はね返し部83により遮られて
内下方に戻される。矢印Bに示すようにはね返し部83
を越えて扉パッキン80の案内面82に直接当たった湯
は、案内面82に沿って上方に流れ、シール面81の内
端縁81aから案内面82の延長方向である内上方に飛
び出す。開閉扉20の前端面21aと扉パッキン80の
シール面81の当接部は、矢印Cに示すようにシール面
81の内端縁81aを越えて斜下方から噴射される湯に
対し陰の位置になるので、この当接部に各噴射ノズル5
1,52からの湯が直接当たることはない。従って開閉
扉20の前端面21aと扉パッキン80のシール面81
との間の密着精度をそれほど高めなくても、この当接部
からの洩れは生じない。
【0023】本実施例では、把手25により開閉扉20
を後方に回動すれば開閉扉20及びこれに取り付けられ
た上部噴射ノズル66は洗浄槽30内の後部に収納され
る。これにより洗浄機本体10の上側の開口部Oはほゞ
全面が解放されるので、食器類Pを収容したラックRの
洗浄槽30内への出し入れは容易となる。また、開口部
Oを開いた際に開閉扉20が上方に突出しないので食器
洗浄機の設置場所の選択が容易になり、また上方の空間
を有効に利用できるようになる。
【0024】図6は扉パッキン80の異なる取付構造を
示す変形実施例である。この変形実施例では、第2中空
部85内の前面全長にわたり補強板87を挿入し、これ
に締付ねじ88をねじ込むことにより扉パッキン80を
洗浄槽30の前壁34に取り付けている。この構造によ
れば、扉パッキン80を押出成形と簡単な穴明けのみで
用意する事が出来る。その他の構造及び作用は図4及び
図5に示すものと同じであるので、詳細な説明は省略す
る。
【0025】なお、上記実施例では扉パッキン80の途
中から斜内下方に突出するはね返し部83を設けたが、
本考案はこのはね返し部83を除いて実施してもよい。
またこのはね返し部83は、扉パッキン80と一体に形
成する必要はなく、例えば抑え板34aを延長させるこ
とにより形成してもよい。
【0026】また上記実施例では、天板21は前後方向
の断面形状を円弧状としたが、この断面形状は実質的に
円弧状であればよく、例えば正多角形の一部をなす断面
形状あるいは略円弧上の複数の点をほゞ直線で結んだ断
面形状などとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による食器洗浄機の一実施例の側方向
から見た全体断面図である。
【図2】 本考案の一実施例の前側から見た全体断面図
である。
【図3】 本考案の一実施例の全体構造の概略を示す透
視図である。
【図4】 本考案の一実施例の扉パッキンの取付部付近
の構造を示す拡大断面図である。
【図5】 図4と同じ扉パッキンの取付部付近の拡大斜
視図である。
【図6】 変形実施例の扉パッキンの取付部付近の拡大
斜視図である。
【符号の説明】
20…開閉扉、21…天板、21a…前端面、22,2
3…側板、30…洗浄槽、32,33…側壁、34…前
壁、51,52,66…噴射ノズル(洗浄用噴射ノズ
ル、すすぎ用噴射ノズル、上部噴射ノズル)、80…扉
パッキン、81…シール面、81a…内端縁、82…案
内面、83…はね返し部、O…開口部、P…食器類。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽の内部に洗浄湯またはすすぎ湯を
    噴射する噴射ノズルを有し、前記洗浄槽の上側に設けた
    開口部から内部に洗浄すべき食器類を収容し、洗浄完了
    後に同食器類を上方に取り出し得るようにした食器洗浄
    機において、前後方向断面形状が実質的に円弧状の天板
    を有し前記洗浄槽の左右側壁の内面に沿って前記円弧の
    ほゞ円周方向に回動可能に設けられ前記開口部を閉じる
    閉位置と前記洗浄槽内の後部に収納される開位置との間
    で往復回動する開閉扉と、前記洗浄槽の前壁の上部内面
    のほゞ全幅に沿って設けられ前記閉位置において前記開
    閉扉の前端面を弾性的に支持するほゞ一様な断面形状の
    扉パッキンを備え、この扉パッキンは前記前壁から斜内
    下方に延び前記開閉扉の前端面と当接してこれを支持す
    ると共に同前端面よりも更に斜内下方に延長されたシー
    ル面と、このシール面の内端縁から斜外下方に延びる案
    内面を備えたことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 前記扉パッキンには前記案内面の途中か
    ら斜内下方に突出するはね返し部を設けてなる請求項1
    に記載の食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 前記開閉扉は前記天板の両側より内方に
    延びる1対の側板を有し、前記開閉扉はこの側板を介し
    て前記洗浄槽に枢支することにより前記円弧のほゞ円周
    方向に回動可能としてなる請求項1または請求項2に記
    載の食器洗浄機。
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