JP2000139797A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP2000139797A
JP2000139797A JP10320562A JP32056298A JP2000139797A JP 2000139797 A JP2000139797 A JP 2000139797A JP 10320562 A JP10320562 A JP 10320562A JP 32056298 A JP32056298 A JP 32056298A JP 2000139797 A JP2000139797 A JP 2000139797A
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恵次 築谷
Katsuhiko Sumiya
勝彦 角谷
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義和 榛地
Atsuhiro Tanaka
淳裕 田中
Kyosuke Kimura
恭介 木村
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L15/00Washing or rinsing machines for crockery or tableware
    • A47L15/0084Washing or rinsing machines for crockery or tableware of drawer-type

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食器洗浄機本体より洗浄槽を引き出し、この
洗浄槽内に食器を収納してこの食器の洗浄を行う食器洗
浄機において、利用者が内蓋を開閉することで、コスト
を低減するとともに、洗浄槽を食器洗浄機本体から引き
出すとき、洗浄水が食器洗浄機本体から飛び出すのを防
止する。 【解決手段】 食器3を収納して上方を開口した洗浄槽
14を食器洗浄機本体13から略水平方向に引き出し可
能とし、この洗浄槽14の開口部を内蓋16により覆
い、係合手段21により洗浄槽14を食器洗浄機本体1
3に係合するよう構成し、内蓋16を洗浄槽14の開口
部に対して開閉自在に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器洗浄機本体よ
り洗浄槽を引き出し、この洗浄槽内に食器を収納してこ
の食器の洗浄を行う食器洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食器洗浄機は図8に示す
ように構成していた。以下、その構成について説明す
る。
【0003】図に示すように、食器洗浄機本体1は前方
を開口し、内部に上方を開口し、食器洗浄機本体1より
前方に引き出し可能な洗浄槽2を設け、この洗浄槽2内
に食器3を収納する食器かご4を設けている。洗浄槽2
は食器洗浄機本体1と洗浄槽2に設けたレールにより、
前方に引き出し可能としている。
【0004】また、洗浄槽2内には、洗浄槽2内の洗浄
水を加熱する加熱手段としてヒータ5を設け、洗浄槽2
の下面に洗浄ポンプ6を設け、洗浄ノズル7より洗浄水
を噴射して食器かご4に収納した食器3を洗浄するよう
に構成している。給水弁8は水道水を洗浄槽2に給水す
るものである。洗浄槽2内の洗浄水は排水ポンプ(図示
せず)により排水する。
【0005】温度センサ9はサーミスタで構成し、洗浄
槽2の下面に取り付けて制御装置10に入力し、洗浄槽
2内の洗浄水の温度を検知して制御装置10により洗浄
水の温度を制御するとともに、乾燥行程での温度制御を
するようにしている。洗浄槽2の上面には内蓋11を食
器洗浄機本体1に固定して設けている。
【0006】この内蓋11は食器洗浄機本体1の内部に
あり、洗浄槽2を食器洗浄機本体1内に収納したときに
洗浄槽2の上方の開口部を閉塞するものである。
【0007】洗浄槽2の上方の開口部を閉塞する手段と
して、食器洗浄機本体1にコンプレッサ(図示せず)を
設け、洗浄槽2の上方を閉塞するためにシール用パッキ
ング12にエアを入れて膨らませる。また、内蓋11を
食器洗浄機本体1の内部で可動式にして、内蓋11を洗
浄槽2の動きと連動して動かし、洗浄槽2の上方を覆う
構成としてもよい。
【0008】上記構成において動作を説明すると、利用
者が洗浄槽2を前方に引き出し、食器3を食器かご4に
配置し、洗浄槽2に収納して洗剤を入れた後、洗浄槽2
を食器洗浄機本体1内に収納し、内蓋11により洗浄槽
2の上方の開口部を閉塞して運転を開始すると、制御装
置10により、ヒータ5、洗浄ポンプ6、給水弁8、排
水ポンプ等の運転を制御し、食器かご4に収納した食器
3を洗浄、すすぎ、乾燥を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構
成、すなわち、洗浄槽2の上方を開口し、洗浄槽2を食
器洗浄機本体1から引きだして使用する形態の食器洗浄
機で、洗浄槽2の上方の開口部を覆う内蓋11が食器洗
浄機本体1の内部に固定して設けられており、洗浄槽2
を食器洗浄機本体1内に収納したときに洗浄槽2の上方
を閉塞する構成のものでは、内蓋11と洗浄槽2の開口
部の水密性確保のためにシール用パッキング12内にエ
アを入れて膨らませてシールをするため、食器洗浄機本
体1の内部にコンプレッサを設けたり、内蓋11を食器
洗浄機本体1内部で可動式にして、洗浄槽2の動きと連
動して内蓋11を洗浄槽2の開口部を覆う構成としてい
るため、コスト高になるという問題があった。
【0010】また、洗浄槽2を食器洗浄機本体1から引
き出すとき、洗浄槽2の位置を検知して洗浄ポンプ6等
の負荷を停止する構成を有している場合、引き出し時の
内蓋11、シール用パッキング12の開放のタイミング
と、洗浄ポンプ6等の負荷停止のタイミングにより、洗
浄ポンプ6から吐出された洗浄水が食器洗浄機本体1よ
り飛び出るという問題があった。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、利用
者が内蓋を開閉することで、コストを低減するととも
に、洗浄槽を食器洗浄機本体から引き出すとき、洗浄水
が食器洗浄機本体から飛び出すのを防止することを目的
としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、食器を収納して上方を開口した洗浄槽を食
器洗浄機本体から略水平方向に引き出し可能とし、この
洗浄槽の開口部を内蓋により覆い、係合手段により洗浄
槽を食器洗浄機本体に係合するよう構成し、内蓋を洗浄
槽の開口部に対して開閉自在に配置したものである。
【0013】これにより、利用者が内蓋を開閉すること
で、コストを低減できるとともに、洗浄槽を食器洗浄機
本体から引き出すとき洗浄水が食器洗浄機本体から飛び
出すのを防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、食器洗浄機本体と、食器を収納して上方を開口し前
記食器洗浄機本体から略水平方向に引き出し可能な洗浄
槽と、この洗浄槽の開口部を覆う内蓋と、前記洗浄槽を
前記食器洗浄機本体に係合する係合手段とを備え、前記
内蓋を前記洗浄槽の開口部に対して開閉自在に配置した
ものであり、利用者が内蓋を開閉することで、シールパ
ッキングを膨らませるコンプレッサを設けたり、食器洗
浄機本体内部で内蓋を可動式に構成するための構造を必
要とせず、コストを低減できるとともに、洗浄槽を食器
洗浄機本体から引き出すとき、洗浄槽の上方の開口部は
内蓋で覆われるようにできるため、洗浄水が食器洗浄機
本体から飛び出すのを防止することができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、内蓋は、洗浄槽を食器洗浄機本体
から引き出すとき前記洗浄槽の開口部を覆い、引き出し
た状態で洗浄槽の開口部を開放可能としたものであり、
洗浄槽を食器洗浄機本体より引き出した後、内蓋を開放
することにより、洗浄水の飛び出しを確実に防止でき
る。
【0016】請求項3に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、内蓋は、洗浄槽の開口部を開放し
た状態で洗浄槽を食器洗浄機本体に収納したとき、洗浄
槽の開口部を覆うようにしたものであり、洗浄槽を食器
洗浄機本体より引き出し、内蓋を開放して食器を収納し
たり取り出し、食器洗浄機本体に収納すると、内蓋によ
り洗浄槽の開口部を覆うことができ、使い勝手を向上す
ることができる。
【0017】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、内蓋は、洗浄槽を食器洗浄機本体
から引き出すとき少なくとも一部が食器洗浄機本体内に
残り、洗浄槽を引き出した状態で内蓋を引き出して洗浄
槽の開口部を密閉可能としたものであり、食器をセット
する際、内蓋の開閉操作を行う必要がなく、使い勝手を
向上できるとともに、利用者が確実に内蓋により洗浄槽
の開口部を密閉することができ、運転中に洗浄槽の上方
から水漏れするのを防止できる。
【0018】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、内蓋は、洗浄槽を食器洗浄機本体
から引き出すとき前記洗浄槽の開口部を覆い、引き出し
た状態で洗浄槽の開口部を開放可能とするとともに、密
閉可能としたものであり、洗浄槽を食器洗浄機本体から
引き出すとき、洗浄槽の開口部を内蓋で覆うことで、内
蓋を解放するときの洗浄ポンプからの吐出水を確実に防
止できるとともに、利用者が確実に内蓋により洗浄槽の
開口部を密閉することができ、運転中に洗浄槽の上方か
ら水漏れするのを防止できる。
【0019】請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜
5に記載の発明において、係合手段は、洗浄槽と食器洗
浄機本体とが係止したことを検知する検知装置を有する
ものであり、利用者が係合手段を解除すると同時に検知
装置で検知することができて、洗浄ポンプ等の負荷を停
止でき、洗浄水の機外への飛び散りを確実に防止でき
る。
【0020】請求項7に記載の発明は、上記請求項1〜
5に記載の発明において、内蓋により洗浄槽を密閉状態
としたとき、内蓋の位置を検知する内蓋位置検知装置を
設けたものであり、利用者が内蓋を充分に密閉しない状
態で運転を開始した場合でも、内蓋の位置が不正規であ
ることを検知して運転をしないことで、水漏れ等の不具
合を未然に防止することができる。
【0021】請求項8に記載の発明は、上記請求項1〜
5に記載の発明において、洗浄槽が食器洗浄機本体内に
完全に収納されたことを検知する洗浄槽収納検知装置を
設けたものであり、洗浄槽が食器洗浄機本体から引き出
された状態で運転されるのを防止でき、食器洗浄機本体
内のみで運転できる構成とすることで、水漏れ等を防止
できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0023】(実施例1)図1および図2に示すよう
に、食器洗浄機本体13は、前方を開口し、内部に上方
を開口し、食器洗浄機本体13より前方に引き出し可能
な洗浄槽14を設け、この洗浄槽14内に食器3を収納
する食器かご4を設けている。洗浄槽14は食器洗浄機
本体13と洗浄槽14に設けたレール15により、前方
に略水平方向に引き出し可能としている。
【0024】洗浄槽14の上面には内蓋16を設けてい
る。この内蓋16はコマ17を有し、洗浄槽14の上方
の開口部を開閉自在に覆っている。洗浄槽14には内蓋
16のコマ17を受けるフランジ部18を設け、内蓋1
6が洗浄槽14を密閉する位置にきたとき、洗浄槽14
の上方の開口部を閉塞するよう凹部19を設けている。
【0025】洗浄槽14の前面には扉20を設け、この
扉20には扉20と食器洗浄機本体13を係合する係合
手段21を設けている。
【0026】上記構成において動作を説明すると、利用
者が洗浄槽14を前方に引き出し、食器3を食器かご4
に配置し、洗浄槽14に収納して洗剤を入れた後、洗浄
槽14を食器洗浄機本体13内に収納し、内蓋16によ
り洗浄槽14の上方の開口部を閉塞して運転を開始する
と、制御装置10により、ヒータ5、洗浄ポンプ6、給
水弁8、排水ポンプ等の運転を制御し、食器かご4に収
納した食器3を洗浄、すすぎ、乾燥を行う。
【0027】ここで、利用者が食器3を収納したり取り
出したりするとき、係合手段21を解除し、洗浄槽14
を食器洗浄機本体13から引き出すと、内蓋16のコマ
17が洗浄槽14に設けたフランジ部18の凹部19に
嵌合しているため、内蓋16は、洗浄槽14の上方の開
口部を覆った状態で洗浄槽14とともに引き出される。
【0028】この引き出した状態で内蓋16を開けるこ
とにより、洗浄槽14の上方の開口部を開放することが
でき、食器3を収納したり取り出したりできるととも
に、洗浄ポンプ6等を停止させてから充分な時間を確保
した後に内蓋16を開放できるため、洗浄ポンプ6から
の洗浄水が食器洗浄機本体13から飛び出すのを防止す
ることができる。
【0029】また、洗浄槽14には内蓋14のコマ17
を受けるフランジ部18を設け、内蓋16が洗浄槽14
を密閉する位置にきたとき、洗浄槽14の上方の開口部
を閉塞するよう凹部19を設けているため、内蓋14が
凹部19の深さだけ下降するため、確実に洗浄槽14の
上面を閉塞できる。また、利用者が内蓋16を開閉でき
る構成であるため、内蓋16にコマ17を設けるだけの
構成となり、コストを低減することができる。
【0030】また、内蓋14のコマ17を洗浄槽14に
設けたフランジ部18の上に乗せた状態で、洗浄槽14
を食器洗浄機本体13内に収納すると、内蓋16のコマ
17が洗浄槽14に設けたフランジ部18の凹部19に
嵌合することによって、内蓋16により洗浄槽14を自
動的に密閉することができ、使い勝手を向上することが
できる。
【0031】なお、本実施例では、内蓋16はコマ17
を有し、洗浄槽14の上方の開口部を開閉自在に覆って
いるが、洗浄槽14の上面の一辺を支点として開閉可能
に構成しても、同様の作用効果を得ることができる。
【0032】さらに、係合手段21の動きと連動して内
蓋16を洗浄槽14の上面に押さえつけ、シール性を向
上することも可能である。
【0033】(実施例2)図3に示すように、食器洗浄
機本体22は、前方を開口し、内部に上方を開口し、食
器洗浄機本体22より前方に引き出し可能な洗浄槽23
を設け、この洗浄槽23内に食器3を収納する食器かご
4を設けている。洗浄槽23は食器洗浄機本体22と洗
浄槽23に設けたレール24により、前方に略水平方向
に引き出し可能としている。
【0034】洗浄槽23の上面には内蓋25を設けてい
る。この内蓋25はコマ26を有し、洗浄槽23の上方
の開口部を覆っている。洗浄槽23には内蓋25のコマ
26を受けるフランジ部27を設け、内蓋25が洗浄槽
23を密閉する位置にきたとき、洗浄槽23の上方の開
口部を閉塞するよう凹部28を設けている。
【0035】洗浄槽23前面には扉29を設け、この扉
29には扉29と食器洗浄機本体22を係合する係合手
段30を設けている。また、内蓋25の上面と食器洗浄
機本体22下面には当たり部材を設けている。
【0036】すなわち、内蓋25には、図4に示すよう
に、内蓋25を開閉する可動式のつまみ31を設け、ス
テー32を介して当たり部材33を設けている。可動式
のつまみ31は付勢ばね34により矢印a方向に付勢さ
れている。また、可動式の当たり部材35を設け、付勢
ばね36により矢印b方向に付勢されている。
【0037】また、食器洗浄機本体22には、可動式の
当たり部材37と固定式の当たり部材38を設けてい
る。可動式の当たり部材37は付勢ばね39により矢印
c方向に付勢されている。付勢ばね39は付勢ばね34
よりも弱い力のもので構成している。
【0038】また、係合手段30を食器洗浄機本体22
と係合させたとき、内蓋25に設けた可動式の当たり部
材35は矢印d方向に動かされる構成を有している。ス
テー32に設けた略三角形形状の爪部40は可動式の当
たり部材35と係止する構成を有している。
【0039】上記構成において動作を説明すると、利用
者が食器3を収納したり、取り出すとき、係合手段30
を開放して扉29と洗浄槽23を食器洗浄機本体22よ
り引き出すと、内蓋25のコマ26が洗浄槽23に設け
たフランジ部27の凹部28に嵌合しているため、内蓋
25は最初洗浄槽23と一緒に引き出されてくるが、図
4の2点鎖線で示すように、内蓋25に設けた当たり部
33が食器洗浄機本体22の当たり部38に当たると、
この状態で内蓋25を食器洗浄機本体22内に残して洗
浄槽23だけが引き出される。洗浄槽23を引き出した
後、利用者は食器3の収納や取り出しを行う。
【0040】洗浄槽23の上方の開口部を覆うため、利
用者が内蓋25に設けた可動式のつまみ31を反a方向
に動かすと、当たり部材33が固定式の当たり部材38
からはずれ、内蓋25は洗浄槽23の上面を閉塞可能な
位置まで出てくる。洗浄槽25の上面を内蓋25で閉塞
した後、洗浄槽23を食器洗浄機本体22内に収納した
後、係合手段30を閉方向に閉じると、当たり部材35
がd方向に動き、つまみ31は付勢ばね34によって元
の位置に戻る。
【0041】また、係合手段30を食器洗浄機本体に係
合しない状態ではステー32に設けた略三角形形状の爪
部40が当たり部材35に当たって元の位置に戻らず、
例えば当たり部材33の位置検知を行うスイッチ等を有
している場合、引き出し収納不完全という検知を行うこ
とが可能となり、洗浄ポンプ6等の負荷を運転しないよ
うにすることができる。
【0042】(実施例3)図5に示すように、係合手段
21は、扉20と食器洗浄機本体13を係止すること
で、洗浄槽14と食器洗浄機本体13を係止するもの
で、洗浄槽14を食器洗浄機本体13から引き出すこと
を防ぐロック装置41とロック装置41の操作部42と
で構成し、扉20に設けている。
【0043】検知装置43は、マイクロスイッチで構成
し、ロック装置41により駆動されて、洗浄槽14と食
器洗浄機本体13とが係止したことを検知するように構
成し、検知装置43が動作することで食器洗浄機の運転
を可能としている。他の構成は上記実施例1と同じであ
る。
【0044】上記構成において動作を説明すると、検知
装置43が動作することで食器洗浄機の運転を可能とす
ることにより、洗浄運転途中などに食器の出し入れを行
う場合、図5(b)に示すように、利用者がロック装置4
1を解除すると同時に検知装置43で検知することがで
きて、検知装置43により洗浄ポンプ6の動作を素早く
停止することが可能となり、洗浄水の機外への飛び散り
を確実に防止できる。
【0045】(実施例4)図6に示すように、内蓋位置
検知装置44は、マイクロスイッチで構成し、内蓋45
により洗浄槽14を密閉状態としたとき、内蓋45に設
けた凸部46によりオンされて、内蓋45の位置を検知
するよう構成し、この内蓋位置検知装置44が動作する
ことで食器洗浄機の運転を可能としている。他の構成は
上記実施例1と同じである。
【0046】上記構成において動作を説明すると、内蓋
位置検知装置44が動作することで食器洗浄機の運転を
可能とすることにより、利用者が内蓋45を充分に密閉
しない状態で運転を開始した場合でも、内蓋45の位置
が不正規であることを検知して運転をしないことで、水
漏れ等の不具合を未然に防止することができる。
【0047】(実施例5)図7に示すように、洗浄槽収
納検知装置47は、マイクロスイッチにより構成し、洗
浄槽14の前面に設けた扉48により駆動され、洗浄槽
14が食器洗浄機本体13内に完全に収納されたことを
検知するよう構成し、この洗浄槽収納検知装置47が動
作することで食器洗浄機の運転を可能としている。他の
構成は上記実施例1と同じである。
【0048】上記構成において動作を説明すると、洗浄
槽収納検知装置47が動作することで食器洗浄機の運転
を可能とすることにより、洗浄槽14と洗浄槽14に当
接する食器洗浄機本体13前部との間に異物等が咬み込
んだ場合など、洗浄槽14が食器洗浄機本体13から引
き出された状態で運転されるのを防止でき、食器洗浄機
本体13内のみで運転できる構成とすることで、水漏れ
等を防止できる。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、食器洗浄機本体と、食器を収納して上方
を開口し前記食器洗浄機本体から略水平方向に引き出し
可能な洗浄槽と、この洗浄槽の開口部を覆う内蓋と、前
記洗浄槽を前記食器洗浄機本体に係合する係合手段とを
備え、前記内蓋を前記洗浄槽の開口部に対して開閉自在
に配置したから、利用者が内蓋を開閉することでコスト
を低減できるとともに、洗浄槽を食器洗浄機本体から引
き出すとき、洗浄槽の上方の開口部は内蓋で覆われるよ
うにできるため、洗浄水が食器洗浄機本体から飛び出す
のを防止することができる。
【0050】また、請求項2に記載の発明によれば、内
蓋は、洗浄槽を食器洗浄機本体から引き出すとき前記洗
浄槽の開口部を覆い、引き出した状態で洗浄槽の開口部
を開放可能としたから、洗浄槽を食器洗浄機本体より引
き出した後、内蓋を開放することにより、洗浄水の飛び
出しを確実に防止できる。
【0051】また、請求項3に記載の発明によれば、内
蓋は、洗浄槽の開口部を開放した状態で洗浄槽を食器洗
浄機本体に収納したとき、洗浄槽の開口部を覆うように
したから、洗浄槽を食器洗浄機本体より引き出し、内蓋
を開放して食器を収納したり取り出し、食器洗浄機本体
に収納すると、内蓋により洗浄槽の開口部を覆うことが
でき、使い勝手を向上することができる。
【0052】また、請求項4に記載の発明によれば、内
蓋は、洗浄槽を食器洗浄機本体から引き出すとき少なく
とも一部が食器洗浄機本体内に残り、洗浄槽を引き出し
た状態で内蓋を引き出して洗浄槽の開口部を密閉可能と
したから、食器をセットする際、内蓋の開閉操作を行う
必要がなく、使い勝手を向上できるとともに、利用者が
確実に内蓋により洗浄槽の開口部を密閉することがで
き、運転中に洗浄槽の上方から水漏れするのを防止でき
る。
【0053】また、請求項5に記載の発明によれば、内
蓋は、洗浄槽を食器洗浄機本体から引き出すとき前記洗
浄槽の開口部を覆い、引き出した状態で洗浄槽の開口部
を開放可能とするとともに、密閉可能としたから、洗浄
槽を食器洗浄機本体から引き出すとき、洗浄槽の開口部
を内蓋で覆うことで、内蓋を解放するときの洗浄ポンプ
からの吐出水を確実に防止できるとともに、利用者が確
実に内蓋により洗浄槽の開口部を密閉することができ、
運転中に洗浄槽の上方から水漏れするのを防止できる。
【0054】また、請求項6に記載の発明によれば、係
合手段は、洗浄槽と食器洗浄機本体とが係止したことを
検知する検知装置を有するから、利用者が係合手段を解
除すると同時に検知装置で検知することができて、洗浄
ポンプ等の負荷を停止でき、洗浄水の機外への飛び散り
を確実に防止できる。
【0055】また、請求項7に記載の発明によれば、内
蓋により洗浄槽を密閉状態としたとき、内蓋の位置を検
知する内蓋位置検知装置を設けたから、利用者が内蓋を
充分に密閉しない状態で運転を開始した場合でも、内蓋
の位置が不正規であることを検知して運転をしないこと
で、水漏れ等の不具合を未然に防止することができる。
【0056】また、請求項8に記載の発明によれば、洗
浄槽が食器洗浄機本体内に完全に収納されたことを検知
する洗浄槽収納検知装置を設けたから、洗浄槽が食器洗
浄機本体から引き出された状態で運転されるのを防止で
き、食器洗浄機本体内のみで運転できる構成とすること
で、水漏れ等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の食器洗浄機の縦断面図
【図2】同食器洗浄機の斜視図
【図3】本発明の第2の実施例の食器洗浄機の縦断面図
【図4】同食器洗浄機の一部切欠した要部拡大平面図
【図5】(a) 本発明の第3の実施例の食器洗浄機の係合
手段で係合状態の要部断面図(b) 同食器洗浄機の係合解
除状態の要部断面図
【図6】本発明の第4の実施例の食器洗浄機の縦断面図
【図7】本発明の第5の実施例の食器洗浄機の縦断面図
【図8】従来の食器洗浄機の縦断面図
【符号の説明】
3 食器 13 食器洗浄機本体 14 洗浄槽 16 内蓋 21 係合手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榛地 義和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田中 淳裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 木村 恭介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B082 BB02 BB04 BB06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器洗浄機本体と、食器を収納して上方
    を開口し前記食器洗浄機本体から略水平方向に引き出し
    可能な洗浄槽と、この洗浄槽の開口部を覆う内蓋と、前
    記洗浄槽を前記食器洗浄機本体に係合する係合手段とを
    備え、前記内蓋を前記洗浄槽の開口部に対して開閉自在
    に配置した食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 内蓋は、洗浄槽を食器洗浄機本体から引
    き出すとき前記洗浄槽の開口部を覆い、引き出した状態
    で洗浄槽の開口部を開放可能とした請求項1記載の食器
    洗浄機。
  3. 【請求項3】 内蓋は、洗浄槽の開口部を開放した状態
    で洗浄槽を食器洗浄機本体に収納したとき、洗浄槽の開
    口部を覆うようにした請求項2記載の食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 内蓋は、洗浄槽を食器洗浄機本体から引
    き出すとき少なくとも一部が食器洗浄機本体内に残り、
    洗浄槽を引き出した状態で内蓋を引き出して洗浄槽の開
    口部を密閉可能とした請求項1記載の食器洗浄機。
  5. 【請求項5】 内蓋は、洗浄槽を食器洗浄機本体から引
    き出すとき前記洗浄槽の開口部を覆い、引き出した状態
    で洗浄槽の開口部を開放可能とするとともに、密閉可能
    とした請求項1記載の食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 係合手段は、洗浄槽と食器洗浄機本体と
    が係止したことを検知する検知装置を有する請求項1〜
    5のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
  7. 【請求項7】 内蓋により洗浄槽を密閉状態としたと
    き、内蓋の位置を検知する内蓋位置検知装置を設けた請
    求項1〜5のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
  8. 【請求項8】 洗浄槽が食器洗浄機本体内に完全に収納
    されたことを検知する洗浄槽収納検知装置を設けた請求
    項1〜5のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
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