JP2002017642A - 引き出し式食器洗浄機 - Google Patents

引き出し式食器洗浄機

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JP2002017642A
JP2002017642A JP2000200964A JP2000200964A JP2002017642A JP 2002017642 A JP2002017642 A JP 2002017642A JP 2000200964 A JP2000200964 A JP 2000200964A JP 2000200964 A JP2000200964 A JP 2000200964A JP 2002017642 A JP2002017642 A JP 2002017642A
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Japan
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washing
tank
cleaning
holding
washing tank
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JP2000200964A
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Toshimitsu Mizuno
利光 水野
Masafumi Ono
雅史 大野
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Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄槽が収容位置にないにもかかわらず洗浄
運転が開始されて洗浄水が漏れ出たり、あるいは、洗浄
運転中に洗浄槽を引き出して洗浄水が漏れ出るといった
現象が生じないようにすることを課題とする。 【解決手段】 引き出し式食器洗浄機は、前面が開放さ
れている箱状の洗浄機本体10と、その洗浄機本体10
から引き出し可能な洗浄槽11と、収容位置に戻される
洗浄槽11に係合してその洗浄槽を収容位置に保持する
保持機構(可動カム33、固定ピン31b、バネ35
等)と、洗浄運転中はその保持機構が保持状態を解除す
ることを禁止するロック機構(ソレノイド37、アーム
41等)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、食器の洗浄を行
う食器洗浄機に関する。特に、洗浄槽が引き出し式のタ
イプに関する。
【0002】
【従来の技術】 キッチンカウンタから洗浄槽を引き出
すことが可能な引き出し式食器洗浄機が開発されてい
る。この形式の食器洗浄機は洗浄槽の上部が開放されて
いる。そこで、キッチンカウンタ内の洗浄槽の収容位置
の上方にシール蓋を用意しておき、引き出し式の洗浄槽
がキッチンカウンタ内の収容位置に収容されたときに洗
浄槽の開放された上部がシール蓋で覆われるようにし、
洗浄水がキッチンカウンタ内にあふれないようにする。
洗浄槽の上部にシール蓋を載せるだけでは、シール蓋と
洗浄槽の間の隙間から洗浄水が漏れ出ることから、洗浄
運転の開始前にシール蓋と洗浄槽を強圧して両者の隙間
から洗浄水が漏れ出ないように対策する必要がある。
【0003】キッチンカウンタ内に収容された洗浄槽に
シール蓋を押し付けて洗浄水が漏れ出ないようにするた
めに、ロックレバーを設け、使用者がこのロックレバー
をロック位置に動かす力を利用してシール蓋を洗浄槽に
押し付ける技術が開発されている。この技術では、使用
者が洗浄槽を収容位置に戻すときに、不十分な力で戻し
たり、あるいは、過大な力で戻すと反動で跳ね返ること
があり、このような場合には洗浄槽が正しい収容位置に
戻されない。正しい収容位置に戻されないままに使用者
がロックレバーをロック位置に操作して運転スイッチを
操作すると、洗浄運転が開始されないか、または、洗浄
運転が開始された場合は洗浄水が漏れ出てしまう。
【0004】そこで、洗浄槽を収容する洗浄機本体に、
収容位置に戻される洗浄槽に係合してその洗浄槽を収容
位置に保持する保持機構を設ける技術が開発された。こ
の技術によると、過大な力で洗浄槽を戻しても、引き出
し式の洗浄槽が収容位置から跳ね返ることが防止され、
正しい収容位置に戻しやすい。このため、後者の方式に
よると、前者の方式でしばしば起こる現象、即ち、洗浄
槽が収容位置に戻されないままに洗浄運転が開始され、
洗浄水が漏れ出る現象の発生を防止することができる。
【0005】また、食器洗浄機を実際に使用する場合、
洗浄運転を開始した後に洗浄槽にセットし忘れていた食
器の存在に気が付くということが起こる。しかしなが
ら、従来の食器洗浄機では、洗浄運転中に洗浄槽が引き
出されることを想定しておらず、収容し忘れた食器を追
加しようとして洗浄槽を引き出すと、洗浄槽とシール蓋
の間の水密性が失われて洗浄水が漏れ出てしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、洗浄槽が
収容位置にないにもかかわらず洗浄運転が開始されて洗
浄水が漏れ出たり、あるいは、洗浄運転中に洗浄槽を引
き出して洗浄水が漏れ出るといった現象が生じないよう
にすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段と作用と効果】 上記課題
を解決するために請求項1に記載の引き出し式食器洗浄
機が創作された。この引き出し式食器洗浄機は、前面が
開放されている箱状の洗浄機本体と、その洗浄機本体か
ら引き出し可能な洗浄槽と、収容位置に戻される洗浄槽
に係合してその洗浄槽を収容位置に保持する保持機構
と、洗浄運転中はその保持機構が保持状態を解除するこ
とを禁止するロック機構を備えている。この引き出し式
食器洗浄機は、収容位置に戻される洗浄槽に係合してそ
の洗浄槽を収容位置に保持する保持機構を備えているこ
とから、洗浄槽を収容位置に戻したつもりが、実際には
収容位置に戻されていないという現象が起こりにくい。
また、ロック機構によって、洗浄運転中はその保持機構
が保持状態を解除することが禁止されるために、運転中
に使用者が誤って洗浄槽を引き出そうとしても引き出せ
ないので、引き出された洗浄槽の上部から洗浄水が漏れ
出ることが禁止される。
【0008】請求項2に記載の引き出し式食器洗浄機
は、前面が開放されている箱状の洗浄機本体と、その洗
浄機本体から引き出し可能な洗浄槽と、収容位置に戻さ
れる洗浄槽に係合してその洗浄槽を収容位置に保持する
保持機構と、収容位置に戻される洗浄槽に係合してシー
ル蓋を降下させて収容位置に収容された引き出し式洗浄
槽の上部にシール蓋を押し付けるシール蓋開閉機構と、
洗浄槽が収容位置に収容されているか否かを判別する機
構と、その判別機構が収容状態を判別した状態で運転開
始スイッチが操作されたときに前記保持機構が保持状態
を解除することを禁止する状態に切り換えるとともに洗
浄運転中はその状態を維持するロック機構を備えてい
る。この引き出し式食器洗浄機は、収容位置に戻される
洗浄槽に係合してその洗浄槽を収容位置に保持する保持
機構を備えていることから、洗浄槽を収容位置に戻した
つもりが、実際には収容位置に戻されていないという現
象が起こりにくい。また、収容位置に戻される洗浄槽に
係合してシール蓋を降下させて収容位置に収容された引
き出し式洗浄槽の上部にシール蓋を押し付けるシール蓋
開閉機構を有することから、使用者は洗浄槽を収容位置
に戻す操作をすれば足り、引き出し式洗浄槽の上部にシ
ール蓋を押し付ける操作が不要となる。さらに、ロック
機構は、引き出し式洗浄槽が収容位置に戻された状態で
運転開始スイッチが操作されたときに、保持機構が保持
状態を解除することを禁止する状態に切り換えることか
ら、引き出し式洗浄槽が収容位置に戻されるたびにロッ
クするのではなく、運転開始時にロックされることか
ら、ロック機構の無駄な動作が避けられる。さらにま
た、ロック機構によって、洗浄運転中はその保持機構が
保持状態を解除することが禁止されるために、運転中に
使用者が誤って洗浄槽を引き出そうとしても引き出せ
ず、引き出された洗浄槽の上部から洗浄水が漏れ出るこ
とを防止できる。
【0009】請求項3に記載の引き出し式食器洗浄機
は、前面が開放されている箱状の洗浄機本体と、その洗
浄機本体から引き出し可能な洗浄槽と、収容位置に戻さ
れる洗浄槽に係合してその洗浄槽を収容位置に保持する
保持機構と、その保持機構が保持状態にあることを検出
する機構と、その検出機構が保持状態を検出している間
だけ洗浄運転を許容する運転許容手段を備えている。こ
の引き出し式食器洗浄機は、収容位置に戻される洗浄槽
に係合してその洗浄槽を収容位置に保持する保持機構を
備えていることから、洗浄槽を収容位置に戻したつもり
が、実際には収容位置に戻されていないという現象が起
こりにくい。また、保持機構が保持状態にある間だけ洗
浄運転が許容されるために、保持されなくなると(即
ち、洗浄槽が収容位置から引き出されると)、洗浄運転
が停止されるので、引き出された洗浄槽の上部から洗浄
水が漏れ出ることを防止できる
【0010】請求項4に記載の引き出し式食器洗浄機
は、前面が開放されている箱状の洗浄機本体と、その洗
浄機本体から引き出し可能な洗浄槽と、収容位置に戻さ
れる洗浄槽に係合してその洗浄槽を収容位置に保持する
保持機構と、その保持機構が保持状態にあることを検出
する機構と、ロック位置に操作されるとその洗浄槽が収
容位置から引き出されることを禁止しアンロック位置に
操作されるとその洗浄槽が収容位置から引き出されるこ
とを許容するロックレバーと、そのロックレバーがロッ
ク位置にあって、かつ、検出機構が保持状態を検出して
いる間だけ洗浄運転を許容する運転許容手段を備える。
この引き出し式食器洗浄機は、収容位置に戻される洗浄
槽に係合してその洗浄槽を収容位置に保持する保持機構
を備えていることから、洗浄槽を収容位置に戻したつも
りが、実際には収容位置に戻されていないという現象が
起こりにくい。このため、洗浄槽が収容位置に収容され
ていないにもかかわらず、ロックレバーをロック位置に
操作してしまうことがない。従って、洗浄槽が収容位置
に収容されていないにもかかわらず洗浄運転が開始して
しまうことを防止できる。また、運転許容手段は、ロッ
クレバーがロック位置にあって、かつ、洗浄槽が収容位
置にあるときにしか運転を許さない。即ち、洗浄中に使
用者がロックレバーをアンロック位置に切り換えると、
洗浄運転が停止されるため、引き出された洗浄槽の上部
から洗浄水が漏れ出ることを防止できる。
【0011】
【実施例】 (実施例1)本発明の第1実施例に係る引
き出し式食器洗浄機について、図1から図5を参照して
説明する。
【0012】(洗浄機本体、洗浄槽)まず、洗浄機本体
と洗浄槽の構成および作用を図1から図3を参照して説
明する。図1は、洗浄槽が洗浄機本体に収容された状態
を示す縦断面図である。図2は、洗浄槽が洗浄機本体か
ら引き出された状態を示す縦断面図である。図3は、洗
浄機本体内部でシール蓋の上部から見下ろした状態を示
す平面図である。図1から図3において、参照番号10
は洗浄機本体を示し、前面が開放された箱状になってい
る。この洗浄機本体10はキッチンカウンタ内に固定さ
れている。参照番号11は上面が開放された引き出し式
の洗浄槽を示す。この洗浄槽11の両サイドの外側に
は、ローラ28が回転自由に取り付けられている。一
方、洗浄機本体10の両サイドの内側には、前後方向に
伸びるレール29が水平に固定されている。ローラ28
はレール29に案内されて水平方向に軽く動くことがで
きる。このようにして、上面が開放された洗浄槽11
は、前面が開放された箱状の洗浄機本体10から引き出
し可能になっている。洗浄槽11の正面側には、正面扉
12が設けられている。この正面扉12には取っ手12
aが形成されている。この取っ手12aを持って使用者
が洗浄槽11に引き出し方向25の力または収容方向2
6の力を加えることによって、洗浄槽11を引き出し方
向25または収容方向26にスライドさせることができ
る。
【0013】参照番号13は洗浄槽11内に配置された
食器収容籠を示す。参照番号27は洗浄運転中の洗浄槽
11内の洗浄水を示す。参照番号15は洗浄ノズル15
を示す。この洗浄ノズル15の上面には、洗浄水27を
噴出するための複数のノズル穴15aが形成されてい
る。参照番号18は洗浄水27を循環するためのポンプ
を示す。参照番号16aは洗浄槽11内の洗浄水27を
ポンプ18に戻す洗浄水通路を示す。参照番号16bは
ポンプ18で加圧された洗浄水27を洗浄ノズル15に
送る洗浄水通路を示す。なお、この他、図示しない洗浄
水27の給水通路と排水通路が洗浄槽11に接続されて
いる。これらの給水通路と排水通路は屈曲可能となって
いるために、洗浄槽11のスライド動作を妨げず、スラ
イド運動に追従する。
【0014】洗浄機が運転を開始すると、洗浄水27は
洗浄水通路16aを介してポンプ18に吸引され、加圧
される。加圧された洗浄水27は、洗浄ノズル15のノ
ズル穴15aから勢いよく上方に吹き出し、食器収容籠
13に収容された食器を洗浄する。洗浄水27がノズル
穴15aから吹き出る反動で洗浄ノズル15が回転し、
洗浄水27が食器の随所に様々な角度で吹き付けられ
る。食器を洗浄した洗浄水27は再度洗浄槽11の底部
に溜まる。洗浄水27が上記の作用を繰り返して循環す
ることによって、食器収容籠13に収容された食器が洗
浄される。
【0015】(シール蓋開閉機構)次に、シール蓋開閉
機構の構成および作用を図1から図4を参照して説明す
る。図4は、シール蓋開閉機構の構成を示す斜視図であ
る。図1の参照番号20は、洗浄機本体10内の上方位
置に収容されたシール蓋を示す。このシール蓋20の左
右両サイドには、前後方向に伸びるフランジ20aが固
定されている。このフランジ20aの前後方向の端部近
傍には、斜めに伸びるスライド穴20bが形成されてい
る。参照番号19は、シール蓋20の上方に設置された
案内棒を示す。この案内棒19の両端部19aは、水平
かつ左右方向(図1で紙面垂直方向)に伸びている。図
4によく示されているように、水平かつ左右方向に伸び
る案内棒19の端部19aは、斜めに伸びるスライド穴
20bに入り込んでいる。シール蓋20にはバネ23が
取り付けられている。シール蓋20に外力が作用しない
状態では、図2に示すように、シール蓋20が引き出し
方向(矢印25方向)で上方向に引きつけられている。
シール蓋20が引きつけられた状態では、案内棒19の
先端部19aはスライド穴20bの後方下端位置にあ
る。シール蓋20の下面には、洗浄槽11を水密に保持
するためのシール部材20cが装着されている。図2に
示すように、洗浄槽11の左右両サイドの外側上部に
は、補強板31が水平方向に装着されている。この補強
板31は、洗浄槽11の水槽部よりも後方に延出してい
る。この延出した補強板31の内側に固定ピン31bが
固定されている。なお、上記したシール蓋20、案内棒
19、洗浄槽11(特に補強板31)等によって、請求
項2に記載する「シール蓋開閉機構」が主に構成されて
いる。
【0016】図2に示すように、洗浄槽11が引き出し
方向25に引き出された状態から、図1に示すように、
人力によって洗浄槽11が収容方向26へ押し込まれる
と、洗浄槽11の補強板31の端部31a(図2)がシ
ール蓋20のフランジ部20dに当接する。さらに洗浄
槽11を押し込むと、シール蓋20はバネ23の力に抗
して洗浄槽11とともに収容方向26へ移動する。シー
ル蓋20の斜めに伸びるスライド穴20bが案内棒19
の先端部19aに係合しているため、シール蓋20が後
方に移動すると、シール蓋20は斜め下方に押し下げら
れる。この結果、図1に示すように、案内棒19の先端
部19aはスライド穴20bの後方下端に移動する。さ
らに図1に示す収容位置まで洗浄槽11が押し込まれる
と、シール蓋20に取り付けられているシール部材20
cが洗浄槽11の上縁に押し付けられる。これによっ
て、洗浄槽11とシール蓋20の間は水密にされる。洗
浄槽11とシール蓋20の間が水密にされることによっ
て、洗浄運転時に洗浄ノズル15のノズル穴15aから
噴出した洗浄水27が洗浄槽11の周囲へ飛散すること
を防止できる。また、使用者は洗浄槽11を収容位置に
戻す操作をすれば足り、洗浄槽11の上部にシール蓋2
0を押し付ける操作が不要となる。
【0017】(保持機構)次に、保持機構の構成および
作用を図1から図3、および図5を参照して説明する。
図5は、保持機構とロック機構の構成を示す斜視図であ
る。図1から図3、および図5において、参照番号33
は、洗浄槽11を収容位置に保持するための可動カムを
示す。可動カム33はピン33bのまわりに揺動可能で
あり、先端に切り欠き部33aが形成されている。ま
た、可動カム33には図5に示すように、バネ35が取
り付けられている。このバネ35の他端は洗浄機本体1
0に固定されている。ここで、図1と図2は、図示の明
瞭化のために、バネ35の図示が省略されている。な
お、上記した可動カム33、固定ピン31b、バネ35
等によって、請求項1から4に記載する「保持機構」が
主に構成されている。
【0018】バネ35は、図5で一点鎖線で示す位置で
は可動カム33を反時計回転方向に付勢し、実線で示す
位置では時計回転方向に付勢する。図5で一点鎖線で示
す位置では、可動カム33がストッパ50に当接してそ
れ以上には反時計回転方向に回転することが禁止されて
いる。この一点鎖線で示す位置で、収容位置に押し込ま
れた洗浄槽11の固定ピン31bを切り欠き部33aに
受け入れる。洗浄槽11がさらに押し込まれると、バネ
35は伸ばされながら時計回転方向に回転し、回転の途
中でバネ35が可動カム33に加える力の回転方向が変
化する。即ち、回転の途中で、それまでは反時計方向に
付勢していたものが、それ以後は時計回転方向に付勢す
るようになる。この結果、可動カム33は図5の実線に
示す位置で安定する。即ち、可動カム33は実線で示す
位置と一点鎖線で示す位置で安定し、その間で不安定で
ある。このために、可動カム33は洗浄槽11を実線で
示す収容位置、または、一点鎖線で示す位置(即ち、洗
浄槽11が大きく引き出された位置であって、使用者が
洗浄槽11が収容位置にないことが直ちに認識できる位
置)のいずれかに保持し、洗浄槽11がその中間位置に
安定して留まることを禁止するように動作する。従っ
て、洗浄槽11を収容位置に戻したつもりが、実際には
洗浄槽11が収容位置に戻されていないという現象が起
こりくい。
【0019】通常の使用時には、使用者が通常の力で洗
浄槽11を押し込むと、バネ35が伸ばされ、可動カム
33は、図5の実線に示す収容位置に置かれる。使用者
が加えた押し込み力が強すぎても、バネ35が可動カム
33を反時計回転方向に回転することを規制するため、
反動で収容位置から飛び出してしまうことを規制する。
図5において、参照番号35bは洗浄槽11が収容位置
に収容されたときのバネ35を示す。この状態ではバネ
35bが固定ピン31bを時計回転方向に付勢し、洗浄
槽11を収容位置に保持する。この収容位置に保持され
た状態で使用者が意識的に洗浄槽11を引き出そうとす
ると、バネ35bは引き伸ばされながら反時計回転方向
に回転し、洗浄槽11が引き出される。洗浄槽11が引
き出されると、バネ35は、バネ35aに示す位置に移
動する。この位置に移動すると、可動カム33を一点鎖
線の位置に安定させ、洗浄槽11が再度収容されるとき
に、固定ピン31bを切り欠き部33aに受け入れる。
【0020】(判別機構、検出機構)次に、判別機構、
検出機構の構成を図1から図3、および図5を参照して
説明する。図1から図3、および図5において、参照番
号43は、可動カム33の位置を検知する可動カム位置
検知スイッチを示す。参照番号70は、ピン70aのま
わりに揺動して可動カム33の回転をプランジャ43a
に伝える揺動板を示す。可動カム位置検知スイッチ43
は、可動カム33が図5の実線に示す位置となって、プ
ランジャ43aが押し込まれるとオンする。また、この
スイッチ43は、可動カム33が図5の一点鎖線に示す
位置となっている場合はオフしている。なお、上記した
可動カム位置検知スイッチ43、揺動板70等によっ
て、請求項2に記載する「判別機構」、請求項3と4に
記載する「検出機構」が主に構成されている。
【0021】(ロック機構)次に、ロック機構の構成お
よび作用を図1から図3、および図5を参照して説明す
る。図1から図3、および図5において、参照番号37
は、洗浄機本体10に固定されているソレノイドを示
す。参照番号37aは、ソレノイド37のシャフトを示
す。参照番号37bは、シャフト37aに伸展する力を
与えるスプリングを示す。参照番号41は、シャフト3
7aの先端とピン37cによって連結されているアーム
41を示す。このアーム41は、洗浄機本体10に固定
されたピン41bに揺動自在に支持されている。なお、
上記したソレノイド37、アーム41等によって、請求
項1と2に記載する「ロック機構」が主に構成されてい
る。
【0022】ソレノイド37に通電されると、シャフト
37aが引き込まれる。シャフト37aが引き込まれる
と、シャフト37aとピン37cで連結されているアー
ム41の一端41aが図1に示すように時計回転方向に
可動カム33の動きを規制する位置(以下、ロック位置
という)に移動する。このロック位置では、洗浄槽11
に引き出し方向25の力を加えても、洗浄槽11の固定
ピン31bが可動カム33の切り欠き部33aで拘束さ
れているため、可動カム33は反時計回転方向に回転で
きない。従って、運転中に使用者が誤って洗浄槽11を
収容位置から引き出そうとしても引き出せないため、洗
浄槽11の上部から洗浄水27が漏れ出ることを防止で
きる。
【0023】(ロック位置検知スイッチ)次に、ロック
位置検知スイッチの構成を図1と図2を参照して説明す
る。参照番号44は、アーム41の位置を検知するロッ
ク位置検知スイッチを示す。このスイッチ44は、洗浄
機本体10に固定されている。図2に示す参照番号44
aはプランジャを示す。このプランジャ44aは、ソレ
ノイド37が通電され、シャフト37aが引き込まれた
状態(図1に示すロック状態)で押し込まれる。プラン
ジャ44aが押し込まれている間は、ロック位置検知ス
イッチ44はオンされる。一方、ソレノイド37が非通
電とされ、シャフト37aがスプリング37bにより押
し出されてアーム41が反時計方向に回転した状態(図
2に示すアンロック状態)では、プランジャ44aは突
出した状態となっており、ロック位置検知スイッチ44
はオフしている。
【0024】(洗浄機の運転動作)次に、第1実施例に
係る引き出し式食器洗浄機の運転動作について説明す
る。図2に示す状態から洗浄槽11を収容方向26へ向
けて押し込むと、可動カム33は図1に示す位置に達
し、洗浄槽11とシール蓋20の間は水密に保たれる。
可動カム33が図1に示す位置に達すると、可動カム位
置検知スイッチ43がオンする。なお、この状態では、
ソレノイド37が非通電状態であることから、ロック位
置検知スイッチ44はオフしている(この点は、図1に
示す状態と異なる)。この状態で洗浄機の図示しない電
源スイッチをオンする。さらに、図示しない運転開始ス
イッチをオンする。この運転開始スイッチは、可動カム
位置検知スイッチ43がオンしていることを条件にオン
する。そして、この運転開始スイッチがオンしたことを
条件に、ソレノイド37が通電される。ソレノイド37
が通電されると、アーム41は、図2に示すアンロック
位置から、図1に示すロック位置に移動する。アーム4
1がロック位置に移動すると、図1に示すように、ロッ
ク位置検知スイッチ44はオンする。このロック位置検
知スイッチ44がオンしたことを条件に、図示しない運
転許容手段によって、洗浄機は洗浄運転を開始する。
【0025】所定の洗浄運転が終了すると、電源スイッ
チが自動的にオフされる。電源スイッチがオフすると同
時に、アーム41の一端41aは図2に示すアンロック
位置に移動する。即ち、可動カム33のロックが解除さ
れる。また、洗浄運転中に一時停止スイッチを押すと、
ソレノイド37への通電が解除され、アーム41による
可動カム33のロックが解除される。さらに、洗浄運転
の途中に停電した場合も、ソレノイド37への通電が解
除され、アーム41による可動カム33のロックが解除
される。
【0026】以上で説明したように、ソレノイド37や
アーム41等で構成されるロック機構は、可動カム位置
検知スイッチ(判別機構)43がオン状態(収容状態を
判別した状態)で運転開始スイッチが操作されたとき
に、可動カム33等で構成される保持機構が保持状態を
解除することを禁止する状態(ロック位置)に切り換え
るとともに洗浄運転中はロック位置を維持する構成とな
っている。従って、洗浄槽11が収容位置に戻されるた
びにロックするのではなく、運転開始時にロックされる
ことから、ロック機構の無駄な動作が避けられる。ま
た、ロック機構によって洗浄運転中はロック位置に維持
されるため、運転中に使用者が誤って洗浄槽11を引き
出そうとしても引き出せず、引き出された洗浄槽11の
上部から洗浄水27が漏れ出ることを防止できる。ま
た、図示しない運転許容手段は、可動カム位置検知スイ
ッチ(検出機構)43がオン状態である間(保持状態を
検出している間)だけ洗浄運転を許容する構成となって
いる。従って、保持機構が保持されなくなると(即ち、
洗浄槽11が収容位置から引き出されると)、洗浄運転
が停止され、引き出された洗浄槽11の上部から洗浄水
27が漏れ出ることを防止できる。
【0027】(実施例2)次に、本発明の第2実施例に
係る引き出し式食器洗浄機について、図6から図8を参
照して説明する。図6は、洗浄槽が保持機構で保持され
る前の状態を示す縦断面図である。図7は、洗浄槽が保
持機構で保持された状態を示す縦断面図である。図8
は、洗浄槽がロック機構でロックされた状態を示す縦断
面図である。なお、図6から図8に示す部材には、図1
から図5に示す参照番号で示す部材と同様の機能を果た
すものには、同じ参照番号を付している。図6から図8
に示す第2実施例に係る洗浄機は、前面が開放されてい
る箱状の洗浄機本体10と、その洗浄機本体10から引
き出し可能な洗浄槽11(図7と図8)と、収容位置に
戻される洗浄槽11に係合してその洗浄槽を収容位置に
保持する保持機構(可動カム33等)と、洗浄運転中は
その保持機構が保持状態を解除することを禁止するロッ
ク機構(ソレノイド37、アーム41等)を備えている
点で、図1から図5に示す第1実施例と共通する。しか
しながら、第1実施例に係る洗浄機では、可動カム33
の切り欠き部33aに収容される部材が、洗浄槽11の
後端上部に設けられた補強板31の固定ピン31bであ
るのに対し、第2実施例に係る洗浄機では、可動カム3
3の切り欠き部33aに収容される部材が、洗浄槽11
の後端下部に設けられたピン28(図7と図8)である
点で相違する。
【0028】また、第2実施例に係る洗浄機では、可動
カム33に係止部33cが設けられている。アーム41
の一端には、係止部41cが設けられており、アーム4
1の他端には、ソレノイド37のシャフト37aが上下
動可能な程度に、シャフト37aの先端を囲むようにし
て保持する保持部41dが設けられている。また、可動
カム33が保持状態の位置より時計方向に回転移動する
ことを禁止するストッパ51が設けられている。なお、
ロック位置検知スイッチ44は、図6から図8におい
て、可動カム位置検知スイッチ43より奥側に設けられ
ている。
【0029】(洗浄機の運転動作)次に、第2実施例に
係る引き出し式食器洗浄機の運転動作について説明す
る。第2実施例の運転動作は、第1実施例の運転動作と
基本的に同様である。洗浄槽が引き出された状態では、
可動カム33の切り欠き部33aは図6に示すような向
きにある。図7に示すように、洗浄槽11を収容方向へ
向けて押し込むと、洗浄槽11の下部に設けられたピン
28が可動カム33の切り欠き部33aに収容される。
ピン28の水平方向への移動に導かれて可動カム33は
ピン33bを中心として時計方向に回転する。そして、
ストッパ51によりさらなる時計方向の回転が禁止され
る。この結果、洗浄槽11は収容位置に保持される。可
動カム33が時計方向に図7に示す位置に達すると、プ
ランジャ43aが押し込まれ、可動カム位置検知スイッ
チ43がオンする。なお、この状態では、ソレノイド3
7が非通電状態(アーム41はアンロック位置)である
ことから、ロック位置検知スイッチ44はオフしてい
る。即ち、図7に示す状態では、可動カム位置検知スイ
ッチ43の奥側に設けられたロック位置検知スイッチ4
4のプランジャ44aは突出している。この状態で洗浄
機の図示しない電源スイッチをオンする。さらに、図示
しない運転開始スイッチをオンする。この運転開始スイ
ッチは、可動カム位置検知スイッチ43がオンしている
ことを条件にオンする。そして、この運転開始スイッチ
がオンしたことを条件に、ソレノイド37が通電され
る。ソレノイド37が通電されると、可動カム33の係
止部33cとアーム41の係止部41が係合して、可動
カム33の移動が禁止される。即ち、アーム41は、図
8に示すアンロック位置から、図9に示すロック位置に
移動する。アーム41がロック位置に移動すると、プラ
ンジャ44aが押し込まれ、ロック位置検知スイッチ4
4はオンする。このロック位置検知スイッチ44がオン
したことを条件に、図示しない運転許容手段によって、
洗浄機は洗浄運転を開始する。
【0030】第2実施例に係る洗浄機によれば、他の構
成部材との関係から、第1実施例に係る洗浄機に示すよ
うな補強板31(固定ピン31a)を設けることができ
ず、洗浄槽11の後方の上部に保持機構、ロック機構を
設けることができない場合であっても、レール29を水
平方向に移動するピン28を利用することによって、洗
浄槽11の後方の下部に保持機構、ロック機構を設ける
ことができる。従って、第2実施例に係る洗浄機によれ
ば、洗浄槽11が収容位置にないにもかかわらず洗浄運
転が開始されて洗浄水27が漏れ出たり、あるいは、洗
浄運転中に洗浄槽11を引き出して洗浄水27が漏れ出
るといった現象を生じないようにすることができる。
【0031】(実施例3)次に、本発明の第3実施例に
係る引き出し式食器洗浄機について、図9を参照して説
明する。図9は、洗浄槽が洗浄機本体に収容された状態
を示す縦断面図である。図9に示す第3実施例に係る洗
浄機は、前面が開放されている箱状の洗浄機本体10
と、その洗浄機本体10から引き出し可能な洗浄槽11
と、収容位置に戻される洗浄槽11に係合してその洗浄
槽11を収容位置に保持する可動カム33等の保持機構
とを備えている点で、図1から図5に示す第1実施例に
係る洗浄機と共通する。しかしながら、第1実施例に係
る洗浄機では、ソレノイド37の通電によってアーム4
1が洗浄槽11をロックする機構を採用しているのに対
し、第3実施例に係る洗浄機では、手動式のロックレバ
ー60によって洗浄槽11をロックする機構を採用して
いる点で相違する。
【0032】図9において、参照番号60はロックレバ
ーであり、ロックレバー取り付け部61で正面扉12に
対し回転自在に装着されている。このロックレバー60
は手動で操作する。また、洗浄機本体10には、洗浄槽
11をロックするためのロック穴62が形成されてい
る。参照番号44は、ロック位置検知スイッチである。
このスイッチ44は、第1実施例の場合と同様に、ロッ
クレバー60がロック位置にあるときにオンし、ロック
レバー60がアンロック位置にあるときにオフする。
【0033】第3実施例に係る洗浄機は、可動カム33
等の保持機構を有することから、洗浄槽11を収容位置
に戻したつもりが、実際には収容位置に戻されていない
という現象が起こりにくい。よって、洗浄槽11が収容
位置に収容されていないにもかかわらずロックレバー6
0をロック位置に操作してしまうことがない。従って、
洗浄槽11が収容位置に収容されていないにもかかわら
ず洗浄運転が開始してしまうことを防止できる。
【0034】(洗浄機の運転動作)次に、第3実施例に
係る引き出し式食器洗浄機の運転動作について説明す
る。洗浄槽11を収容方向に押し込むと、可動カム33
は図9に示す位置に達し、洗浄槽11とシール蓋20の
間は水密に保たれる。可動カム33が図9に示す位置に
達すると、可動カム位置検知スイッチ43がオンする。
また、この状態では、ロックレバー60がアンロック位
置にあることから、ロック位置検知スイッチ44はオフ
している。ロックレバー60を人力によってロック位置
に操作すると、ロックレバー60の一端60aが洗浄機
本体10のロック穴62に嵌合し、洗浄槽11をロック
する。ロックレバー60をロック位置に操作すると、ロ
ック位置検知スイッチ44がオンする。この状態で図示
しない電源スイッチをオンする。さらに、図示しない運
転開始スイッチをオンする。この運転開始スイッチは、
可動カム位置検知スイッチ43がオン状態であり、か
つ、ロック位置検知スイッチ44がオン状態であること
を条件にオンする。そして、この運転開始スイッチがオ
ンしたことを条件に、図示しない運転許容手段によっ
て、洗浄機は洗浄運転を開始する。
【0035】所定の洗浄運転が終了すると電源スイッチ
が自動的にオフされる。そして、ロックレバー60のロ
ックが解除されると、洗浄槽11の引き出しが可能とな
る。
【0036】以上で説明したように、運転許容手段は、
ロック位置検知スイッチ44がオン状態(ロックレバー
60がロック位置にある状態)であり、かつ、可動カム
位置検知スイッチ(保持機構が保持状態をあることを検
出する機構)43がオン状態(保持状態を検出している
間)であることを条件に、洗浄機の洗浄運転を開始させ
る。また、この運転許容手段は、この条件を満たす間だ
け、洗浄機の洗浄運転を許容する。従って、洗浄中に使
用者がロックレバー60をアンロック位置に切り換える
と、洗浄運転が停止されるため、引き出された洗浄槽1
1の上部から洗浄水が漏れ出ることを防止することがで
きる。また、第3実施例に係る洗浄機では、人力によっ
て操作するロックレバー60で洗浄槽11をロックして
いる。よって、洗浄槽11をロックするために、第1実
施例に係る洗浄機のようなソレノイド37、アーム41
等で構成されたロック機構を設けることが不要である。
従って、第3実施例に係る洗浄機によれば、ソレノイド
37を通電させるための制御回路等が不要であるため、
簡易な構成によって洗浄槽11をロック可能な低コスト
の洗浄機を提供することができる。また、手動のロック
レバー60であるため、ロック機構の故障の可能性を低
くすることができる。
【0037】以上、本発明の実施例に係る引き出し式食
器洗浄機について説明したが、本発明は上記の実施例に
なんら限定されるものではなく、本発明は当業者の知識
に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の洗浄槽が洗浄機本体に収容された
状態を示す縦断面図。
【図2】第1実施例の洗浄槽が洗浄機本体から引き出さ
れた状態を示す縦断面図。
【図3】第1実施例の洗浄機本体内部でシール蓋の上部
から見下ろした状態を示す平面図。
【図4】第1実施例のシール蓋開閉機構の構成を示す斜
視図。
【図5】第1実施例の保持機構とロック機構の構成を示
す斜視図。
【図6】第2実施例の洗浄槽が保持機構で保持される前
の状態を示す縦断面図。
【図7】第2実施例の洗浄槽が保持機構で保持された状
態を示す縦断面図。
【図8】第2実施例の洗浄槽がロック機構でロックされ
た状態を示す縦断面図。
【図9】第3実施例の洗浄槽が洗浄機本体に収容された
状態を示す縦断面図。
【符号の説明】
10:洗浄機本体 11:洗浄槽 12:正面扉、12a:取っ手 13:食器収容籠 15:洗浄ノズル、15a:ノズル穴 16:洗浄水通路 18:ポンプ 19:案内棒 20:シール蓋、20a:フランジ、20b:スライド
穴、20c:シール部材、20d:フランジ部 23:バネ 25:洗浄槽引き出し方向、26:洗浄槽収容方向 27:洗浄水 28:ローラ 29:レール 31:補強板、31a:補強板の端部、31b:固定ピ
ン 33:可動カム、33a:切り欠き部、33b:ピン 35:バネ 37:ソレノイド、37a:シャフト、37b:スプリ
ング、37c:ピン 41:アーム、41a:アームの一端、41b:ピン 43:可動カム位置検知スイッチ、43a:プランジャ 44:ロック位置検知スイッチ、44a:プランジャ 50、51:ストッパ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開放されている箱状の洗浄機本体
    と、その洗浄機本体から引き出し可能な洗浄槽と、収容
    位置に戻される洗浄槽に係合してその洗浄槽を収容位置
    に保持する保持機構と、洗浄運転中はその保持機構が保
    持状態を解除することを禁止するロック機構を備えた引
    き出し式食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 前面が開放されている箱状の洗浄機本体
    と、その洗浄機本体から引き出し可能な洗浄槽と、収容
    位置に戻される洗浄槽に係合してその洗浄槽を収容位置
    に保持する保持機構と、収容位置に戻される洗浄槽に係
    合してシール蓋を降下させて収容位置に収容された引き
    出し式洗浄槽の上部にシール蓋を押し付けるシール蓋開
    閉機構と、洗浄槽が収容位置に収容されているか否かを
    判別する機構と、その判別機構が収容状態を判別した状
    態で運転開始スイッチが操作されたときに前記保持機構
    が保持状態を解除することを禁止する状態に切り換える
    とともに洗浄運転中はその状態を維持するロック機構を
    備えた引き出し式食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 前面が開放されている箱状の洗浄機本体
    と、その洗浄機本体から引き出し可能な洗浄槽と、収容
    位置に戻される洗浄槽に係合してその洗浄槽を収容位置
    に保持する保持機構と、その保持機構が保持状態にある
    ことを検出する機構と、その検出機構が保持状態を検出
    している間だけ洗浄運転を許容する運転許容手段を備え
    た引き出し式食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 前面が開放されている箱状の洗浄機本体
    と、その洗浄機本体から引き出し可能な洗浄槽と、収容
    位置に戻される洗浄槽に係合してその洗浄槽を収容位置
    に保持する保持機構と、その保持機構が保持状態にある
    ことを検出する機構と、ロック位置に操作されるとその
    洗浄槽が収容位置から引き出されることを禁止しアンロ
    ック位置に操作されるとその洗浄槽が収容位置から引き
    出されることを許容するロックレバーと、そのロックレ
    バーがロック位置にあって、かつ、検出機構が保持状態
    を検出している間だけ洗浄運転を許容する運転許容手段
    を備えた引き出し式食器洗浄機。
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