JP5048473B2 - 食器洗浄機 - Google Patents
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Description
前記ロック機構は、前記洗浄槽に被係止部が配設され、前記洗浄機本体には前記洗浄槽が前記洗浄機本体の所定収納位置に収納されたときに前記被係止部を係止する係止部材と、前記係止部材を係止位置に向けて付勢する係止用付勢手段と、前記係止用付勢手段の付勢力に抗して前記係止部材を、前記係止位置から、前記被係止部から離脱した非係止位置まで動作させる係止解除用駆動手段とが配設されて構成される一方、前記洗浄槽が所定の収納位置にあることを検出する洗浄槽位置センサと、前記ロック機構の前記係止部材が係止位置にあるのか非係止位置にあるのかを検出する係止部材位置センサと、食器洗浄用の洗浄液を循環させるポンプと、洗浄運転の開始および停止操作用のスイッチと、少なくとも前記ポンプおよび前記係止解除用駆動手段の動作を制御する制御手段と、を具備し、前記制御手段は、前記スイッチ操作により洗浄運転が指令された場合には、前記係止部材が前記係止位置に保持されるように前記係止解除用駆動手段の動作を規制するとともに、前記洗浄槽位置センサにより前記洗浄槽が前記所定の収納位置にあることが検出され、かつ、前記係止部材位置センサにより前記係止部材が前記係止位置にあることが検出された場合にのみ前記ポンプを起動して洗浄運転を開始し、洗浄運転が終了して待機状態に移行する場合または前記スイッチ操作により洗浄運転の停止が指令された場合には、前記ポンプを停止した後に前記係止解除用駆動手段を動作させて前記係止部材を前記非係止位置に移動させる制御を実行するものであることを特徴としている。
そして、洗浄槽を引き出して食器類を取り出した後は、停電からの復電や故障が未修理のままでも洗浄槽を洗浄機本体の所定の収納位置まで移動させると、洗浄槽の被係止部が係止部材の先端の傾斜部に当接して係止部材を係止用付勢手段の付勢力に抗して非係止位置まで移動させ、最終的には被係止部が係止部材に係止された状態になる。
この実施例の食器洗浄機は、略箱状で、前面側に、洗浄槽2を出し入れするための前面開口部3が形成され洗浄機本体(本体ケーシング)1を備えており、洗浄機本体1の内側の収納空間内には上述の洗浄槽2が、上記前面開口部3を通して略水平方向に出し入れすることができるような態様で収容されている。
そして、この洗浄槽2の上面側には、食器類5(図1)や洗浄かご6(図6など)を出し入れするための上面開口部4が設けられている。また、洗浄機本体1の内側の上部には、洗浄槽2の上面開口部4を開閉する内蓋10が略上下方向に昇降可能に保持された状態で配置されている。さらに、洗浄機本体1内には、洗浄運転を実行するために、図示しないが、食器洗浄用の洗浄液を循環させるポンプが設けられている。
各トグル機構27は、洗浄槽2の後端部に係合用ピン36が配設される一方、洗浄機本体1の後端部には、略L字状のレバー29が枢支ピン31によって揺動自在に設けられ、このレバー29の枢支ピン31を挟む一端側には上記の係合用ピン36に係合する係合用切欠き28が形成され、他端側は洗浄機本体1に一端が固定されたコイルスプリング30(図3(イ),図5(イ))の他端が取り付けられて構成されている。これにより、レバー29に対するコイルスプリング30の付勢力(回動作用方向)が、図5(イ)に示す設定切換位置Dを境として時計方向と反時計方向とに切り換わるように構成されている。
また、上記フック42の傾斜部46と支軸45を挟んで反対側の位置には、遮光部材47が突設されている。この実施例の構成においては、図12(イ)に示すように、フック42の遮光部材47が投光部50aと受光部50bとの間に介在するときには、受光部50bの出力がオフとなり、フック42が係止位置にあることが検出される。また、図12(ロ)に示すように、遮光部材47が投光部50aと受光部50bとの間から離脱したときには、受光部50bの出力がオンとなり、フック42が非係止位置にあることが検出される。
(1)洗浄槽2の収納移動および引き出し移動に伴う内蓋10の開閉動作
洗浄槽2が洗浄機本体1から引き出された状態では、図3(ロ)に示すように、洗浄機本体1の案内ピン14は洗浄槽溝15から離脱しており、また内蓋10は蓋用スプリング38で洗浄機本体1の前方開口側に引っ張られているので、各案内ピン14は内蓋10の長穴16内の外方端側の位置(以下、引き出し操作位置という)にある。このため、内蓋10のカムピン37はクランプ部材26のカム溝22の最上方位置に移行しており、内蓋10は上昇して洗浄槽2の上面開口部4から離脱している。
洗浄槽2を洗浄機本体1の収納空間に収納した状態では、図6、図7(イ)に示すように、洗浄槽2から後方に向けて突出する係合用ピン36が、レバー29の係合用切欠き28内に嵌入し、コイルスプリング30の付勢力に起因するレバー29の回動力が、洗浄槽2の収納移動方向A側に作用する。
洗浄運転開始前や洗浄運転後の待機状態においては、コントローラ58はカム駆動モータ60を駆動してカム44を回動させ、フック42を洗浄槽2のストライクピン41から離脱した非係止位置に保持する(図12(ロ)の状態)。すなわち、待機状態では洗浄槽2はロック機構40によるロックが解除されているので、洗浄槽2の出し入れを自由に行うことが可能で、食器の出し入れも自由に行うことができる。
2 洗浄槽
3 前面開口部
4 上面開口部
9 扉部
10 内蓋
40 ロック機構
41 ストライクピン(被係止部)
42 フック(係止部材)
43 捩りバネ(係止用付勢手段)
44 カム(係止解除用駆動手段)
46 傾斜部
50 フック位置センサ(係止部材位置センサ)
53 洗浄槽位置センサ
57 運転/停止スイッチ
58 コントローラ(制御手段)
59 ポンプ
60 カム駆動モータ
Claims (2)
- 洗浄すべき食器類が収容される洗浄槽と、
前記洗浄槽が出し入れされる前面開口部を有し、洗浄運転を実行する洗浄機本体と、
前記洗浄機本体の前記前面開口部を開閉する扉部と、
前記洗浄槽が洗浄機本体内の所定の収納位置まで収納されたときには前記洗浄槽に設けられた食器類の出し入れ用の上面開口部を封止し、前記洗浄槽が前記洗浄機本体から引き出されときには前記洗浄槽の前記上面開口部から離間するように、前記洗浄槽の出し入れに連動して前記上面開口部を開閉する内蓋と、
洗浄運転時には前記洗浄槽が前記洗浄機本体内に収納されて引き出すことができないようにロック状態とし、洗浄運転が行われていない状態では前記洗浄槽を前記洗浄機本体から引き出すことができるようにロック解除状態とするロック機構と、を具備し、
前記ロック機構は、前記扉部以外の領域に配設されているとともに、
前記ロック機構は、前記洗浄槽に被係止部が配設され、前記洗浄機本体には前記洗浄槽が前記洗浄機本体の所定収納位置に収納されたときに前記被係止部を係止する係止部材と、前記係止部材を係止位置に向けて付勢する係止用付勢手段と、前記係止用付勢手段の付勢力に抗して前記係止部材を、前記係止位置から、前記被係止部から離脱した非係止位置まで動作させる係止解除用駆動手段とが配設されて構成される一方、
前記洗浄槽が所定の収納位置にあることを検出する洗浄槽位置センサと、前記ロック機構の前記係止部材が係止位置にあるのか非係止位置にあるのかを検出する係止部材位置センサと、食器洗浄用の洗浄液を循環させるポンプと、洗浄運転の開始および停止操作用のスイッチと、少なくとも前記ポンプおよび前記係止解除用駆動手段の動作を制御する制御手段と、を具備し、
前記制御手段は、
前記スイッチ操作により洗浄運転が指令された場合には、前記係止部材が前記係止位置に保持されるように前記係止解除用駆動手段の動作を規制するとともに、前記洗浄槽位置センサにより前記洗浄槽が前記所定の収納位置にあることが検出され、かつ、前記係止部材位置センサにより前記係止部材が前記係止位置にあることが検出された場合にのみ前記ポンプを起動して洗浄運転を開始し、
洗浄運転が終了して待機状態に移行する場合または前記スイッチ操作により洗浄運転の停止が指令された場合には、前記ポンプを停止した後に前記係止解除用駆動手段を動作させて前記係止部材を前記非係止位置に移動させる制御を実行するものであること
を特徴とする食器洗浄機。 - 前記係止部材の前記被係止部と対向する先端部分には、前記洗浄槽が前記所定の収納位置まで移動されたときに前記被係止部が前記係止用付勢手段による付勢力に抗して前記係止部材を非係止位置まで移動させるように作用する傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
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2007
- 2007-12-17 JP JP2007324575A patent/JP5048473B2/ja not_active Expired - Fee Related
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