JP5872845B2 - 食器洗浄機 - Google Patents
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Description
(a)洗浄運転開始前や洗浄運転後の待機状態においては、係止解除駆動部の作用によって係止部材が非係止位置に保持されて保洗浄槽がロック解除状態になっているので、洗浄槽を洗浄機本体に対して自由に出し入れすることができる、
(b)また、洗浄運転の開始時には、係止部材が係止位置に保持されるように係止解除用駆動手段の動作を規制するとともに、洗浄槽位置センサにより洗浄槽が所定の収納位置にあることが検出され、かつ、係止部材位置センサにより係止部材が係止位置にあることが検出された場合にのみポンプを起動して洗浄運転を開始するので、洗浄運転中、洗浄槽側の被係止部は、洗浄機本体側の係止部材によって確実に係止される、
(c)したがって、洗浄運転中、洗浄槽が洗浄機本体の所定の収納位置にロックされた状態が安定的に保持され、使用者が誤って洗浄槽を強く引っ張った場合にも、洗浄槽が不用意に外部に引き出されてしまうことがない、
というような効果が得られる。
洗浄すべき食器類が収容される洗浄槽と、食器洗浄用の洗浄液を循環させるポンプと、制御手段と、
前記洗浄槽が出し入れされる前面開口部を有し、前記制御手段から前記ポンプに送出される運転指令により前記ポンプを運転させて洗浄運転を実行する洗浄機本体と、
前記洗浄機本体の前記前面開口部を開閉する扉部と、
前記洗浄槽が洗浄機本体内の所定収納位置まで収納されたときには前記洗浄槽に設けられた食器類の出し入れ用の上面開口部を封止し、前記洗浄槽が前記洗浄機本体から引き出されときには前記洗浄槽の前記上面開口部から離間するように、前記洗浄槽の出し入れに連動して前記上面開口部を開閉する内蓋と、
前記洗浄運転の実行中に前記洗浄機本体内の前記所定収納位置にある前記洗浄槽を引き出そうとしたときに、第1引出し位置までの引き出しは許容するが、前記第1引出し位置を超えて引き出すことができないようにするロック機構と、
前記洗浄槽が前記所定収納位置に収納されているときには収納状態を検出し、前記洗浄槽が前記第1引出し位置に引き出されたときには非収納状態を検出する洗浄槽位置センサと、
前記ポンプの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
を具備し、
前記洗浄槽が前記第1引出し位置にあるときには、前記内蓋が前記上面開口部から離間せず、
前記洗浄運転の実行中に、前記洗浄槽が前記第1引出し位置に引き出されて前記洗浄槽位置センサが非収納状態を検出したときには、前記制御手段が、前記ポンプの運転を停止させる停止指令を送出し、
前記回転速度検出手段が、前記ポンプの前記回転速度が、洗浄液が前記洗浄槽外に漏れ出さない所定の速度以下であることを検出したときには、前記ロック機構によるロックを解除し、前記第1引出し位置を超えて引き出すことができるように構成されており、かつ、
前記所定の速度が、洗浄液が前記洗浄槽外に漏れ出さない、前記ポンプの回転速度の最大値に設定されていること
を特徴としている。
図1は本発明の実施形態にかかる食器洗浄機の全体構成を示す概略斜視図、図2は洗浄槽の引き出し状態を示す側面断面図、図3は洗浄槽の引き出し状態を示す動作説明図、図4は洗浄槽の引き出し状態と収納状態との間の中間状態を示す側面断面図、図5は洗浄槽の引き出し状態と収納状態との間の中間状態を示す動作説明図、図6は洗浄槽の収納状態を示す側面断面図、図7は洗浄槽の収納状態を示す動作説明図、図8は洗浄槽の収納状態を一部を省略して示す平面図、図9は洗浄槽の収納状態を内蓋を除いて示す平面図である。
この実施形態の食器洗浄機は、略箱状で、前面側に、洗浄槽2を出し入れするための前面開口部3が形成され洗浄機本体(本体ケーシング)1を備えており、洗浄機本体1の内側の収納空間内には上述の洗浄槽2が、上記前面開口部3を通して略水平方向に出し入れすることができるような態様で収容されている。
そして、この洗浄槽2の上面側には、食器類5(図1)や洗浄かご6(図6など)を出し入れするための上面開口部4が設けられている。また、洗浄機本体1の内側の上部には、洗浄槽2の上面開口部4を開閉する内蓋10が略上下方向に昇降可能に保持された状態で配置されている。さらに、洗浄機本体1内には、洗浄運転を実行するために、図示しないが、食器洗浄用の洗浄液を循環させるポンプが設けられている。
各トグル機構27は、洗浄槽2の後端部に係合用ピン36が配設される一方、洗浄機本体1の後端部には、略L字状のレバー29が枢支ピン31によって揺動自在に設けられ、このレバー29の枢支ピン31を挟む一端側には上記の係合用ピン36に係合する係合用切欠き28が形成され、他端側は洗浄機本体1に一端が固定されたコイルスプリング30(図3(イ),図5(イ))の他端が取り付けられて構成されている。これにより、レバー29に対するコイルスプリング30の付勢力(回動作用方向)が、図5(イ)に示す設定切換位置Dを境として時計方向と反時計方向とに切り換わるように構成されている。
また、図12(ハ)は、フック42がストライクピン41から離脱した非係止位置に保持された状態(すなわち、ロック機構40によるロックが解除され、洗浄槽2の出し入れを自由に行うことが可能な状態)を示している。
また、上記フック42の傾斜部46と支軸45を挟んで反対側の位置には、遮光部材47が突設されている。この実施形態の構成においては、図12(イ)に示すように、フック42の遮光部材47が投光部50aと受光部50bとの間に介在するときには、受光部50bの出力がオフとなり、フック42が係止位置にあることが検出される。また、図12(ハ)に示すように、遮光部材47が投光部50aと受光部50bとの間から離脱したときには、受光部50bの出力がオンとなり、フック42が非係止位置にあることが検出される。
なお、このコントローラ58による制御動作については以下に詳述する。
(1)洗浄槽2の収納移動および引き出し移動に伴う内蓋10の開閉動作
洗浄槽2が洗浄機本体1から引き出された状態では、図3(ロ)に示すように、洗浄機本体1の案内ピン14は洗浄槽溝15から離脱しており、また内蓋10は蓋用スプリング38で洗浄機本体1の前方開口側に引っ張られているので、各案内ピン14は内蓋10の長穴16内の外方端側の位置(以下、引き出し操作位置という)にある。このため、内蓋10のカムピン37はクランプ部材26のカム溝22の最上方位置に移行しており、内蓋10は上昇して洗浄槽2の上面開口部4から離脱している。
ただし、洗浄槽2が第1引出し位置にある場合には、内蓋10が洗浄槽2側に押し付けられて洗浄槽2の上面開口部4が確実に封止された状態が保たれるように構成されている。
洗浄槽2を洗浄機本体1の収納空間に収納した状態では、図6、図7(イ)に示すように、洗浄槽2から後方に向けて突出する係合用ピン36が、レバー29の係合用切欠き28内に嵌入し、コイルスプリング30の付勢力に起因するレバー29の回動力が、洗浄槽2の収納移動方向A側に作用する。
本発明においては、洗浄運転中に洗浄槽2を引き出すことが必要となった場合に、洗浄槽2を引き出すことが可能になるまでの時間を短くして、操作性を向上させるようにしている。ここでは、本発明の特徴的な部分を含めて、この実施形態にかかる食器洗浄機の運転/停止などに伴う、コントローラによる制御動作について説明する。
このとき、洗浄槽2の後端部に配設されたストライクピン41と、洗浄機本体1に配設されたフック42が係合することにより、洗浄槽2は第1引出し位置に保持されるとともに、内蓋10が洗浄槽2側に押し付けられて洗浄槽2の上面開口部4が封止された状態が保持される。
そして、回転速度検出手段59aが、ポンプ59の回転速度が、洗浄液が洗浄槽2の外部に噴出することのない速度になったことを検出した時点で、コントローラ58が、カム駆動モータ60を駆動してカム44を作動させ、フック42を捩りバネ43の付勢力に抗して回動させ、ストライクピン41から離脱した非係止位置まで移動させる(図12(ハ)参照)。これにより、ロック機構40による洗浄槽2に対するロックが解除され、洗浄槽2は出し入れを自由に行うことができるようになる。
2 洗浄槽
3 前面開口部
4 上面開口部
9 扉部
10 内蓋
40 ロック機構
41 ストライクピン(被係止部)
42 フック(係止部材)
43 捩りバネ(係止用付勢手段)
44 カム(係止解除用駆動手段)
46 傾斜部
50 フック位置センサ(係止部材位置センサ)
53 洗浄槽位置センサ
57 運転/停止スイッチ
58 コントローラ(制御手段)
59 ポンプ
59a 回転速度検出手段
60 カム駆動モータ
Claims (2)
- 洗浄すべき食器類が収容される洗浄槽と、食器洗浄用の洗浄液を循環させるポンプと、制御手段と、
前記洗浄槽が出し入れされる前面開口部を有し、前記制御手段から前記ポンプに送出される運転指令により前記ポンプを運転させて洗浄運転を実行する洗浄機本体と、
前記洗浄機本体の前記前面開口部を開閉する扉部と、
前記洗浄槽が洗浄機本体内の所定収納位置まで収納されたときには前記洗浄槽に設けられた食器類の出し入れ用の上面開口部を封止し、前記洗浄槽が前記洗浄機本体から引き出されときには前記洗浄槽の前記上面開口部から離間するように、前記洗浄槽の出し入れに連動して前記上面開口部を開閉する内蓋と、
前記洗浄運転の実行中に前記洗浄機本体内の前記所定収納位置にある前記洗浄槽を引き出そうとしたときに、第1引出し位置までの引き出しは許容するが、前記第1引出し位置を超えて引き出すことができないようにするロック機構と、
前記洗浄槽が前記所定収納位置に収納されているときには収納状態を検出し、前記洗浄槽が前記第1引出し位置に引き出されたときには非収納状態を検出する洗浄槽位置センサと、
前記ポンプの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
を具備し、
前記洗浄槽が前記第1引出し位置にあるときには、前記内蓋が前記上面開口部から離間せず、
前記洗浄運転の実行中に、前記洗浄槽が前記第1引出し位置に引き出されて前記洗浄槽位置センサが非収納状態を検出したときには、前記制御手段が、前記ポンプの運転を停止させる停止指令を送出し、
前記回転速度検出手段が、前記ポンプの前記回転速度が、洗浄液が前記洗浄槽外に漏れ出さない所定の速度以下であることを検出したときには、前記ロック機構によるロックを解除し、前記第1引出し位置を超えて引き出すことができるように構成されており、かつ、
前記所定の速度が、洗浄液が前記洗浄槽外に漏れ出さない、前記ポンプの回転速度の最大値に設定されていること
を特徴とする食器洗浄機。 - 前記ロック機構が、前記洗浄槽に配設されたストライクピンと、前記洗浄機本体に配設されたフックとを係合、離脱させることにより、前記洗浄槽を、前記第1引出し位置を超えて引き出すことができないようにするロック状態と、前記洗浄槽を、前記第1引出し位置を超えて引き出すことができるようにするロック解除状態とを切り換えるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
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