JPH09206042A - 杜仲飲料及び杜仲組成物 - Google Patents

杜仲飲料及び杜仲組成物

Info

Publication number
JPH09206042A
JPH09206042A JP8023978A JP2397896A JPH09206042A JP H09206042 A JPH09206042 A JP H09206042A JP 8023978 A JP8023978 A JP 8023978A JP 2397896 A JP2397896 A JP 2397896A JP H09206042 A JPH09206042 A JP H09206042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tochu
drink
tochuu
composition
leaves
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8023978A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujiya Uemoto
冨士哉 上本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJI TOCHIYUU KK
Original Assignee
FUJI TOCHIYUU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUJI TOCHIYUU KK filed Critical FUJI TOCHIYUU KK
Priority to JP8023978A priority Critical patent/JPH09206042A/ja
Publication of JPH09206042A publication Critical patent/JPH09206042A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 味の癖、苦み、臭みのない飲用し易い杜仲飲
料、及び水や湯に煎じ出して前記杜仲飲料を得ることが
できる杜仲組成物を提供すること。 【構成】 この発明の杜仲飲料は、杜仲の成分抽出液に
難消化性の甘味成分を加えたものであり、そして、この
発明の杜仲組成物は、杜仲葉と難消化性の甘味成分を含
む甘味材とを混合してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、杜仲の成分を含
む飲料、及び水や湯に煎じ出して前記飲料を得ることが
できる組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】杜仲は、利尿作用、滋養強壮作用等の薬
効成分や、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄そ
の他各種ミネラルを豊富に含んでおり、健康によく、従
来から、その樹皮や葉の成分を水や湯に煎じ出したもの
が杜仲茶として飲用されている。
【0003】しかし、杜仲には独特の味の癖、苦み、臭
みがあり、人によっては、一般の茶のように継続的に多
量に飲用し続けることを好まない場合があるため、前記
薬効成分やミネラルを十分に補給できないこともあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
味の癖、苦み、臭みのない飲用し易い杜仲飲料、及び水
や湯に煎じ出して前記杜仲飲料を得ることができる杜仲
組成物を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明は次のような技術的手段を講じている。
【0006】この発明の杜仲飲料は、杜仲の成分抽出液
に難消化性の甘味成分を加えたものである。
【0007】前記甘味成分は、ステビオサイドとするこ
とができる。また、前記甘味成分は、トリテルペン系配
糖体とすることもできる。
【0008】そして、この発明の杜仲組成物は、杜仲葉
と難消化性の甘味成分を含む甘味材とを混合してなるも
のである。
【0009】前記甘味材は、甜葉菊の葉とすることがで
きる。また、前記甘味材は、羅漢果とすることもでき
る。
【0010】上述の手段を採用した結果、この発明は次
のような作用を有する。この発明の杜仲飲料は、杜仲独
特の味の癖、苦み、臭みが、甘味成分によって弱めら
れ、しかも、甘味成分は難消化性で体内で消化吸収され
にくく、低カロリーであるから、多量に飲用してもカロ
リーの摂取過多にならない。
【0011】そして、この発明の杜仲組成物は、これを
水や湯に浸し、その成分を煎じ出すことにより、前記杜
仲飲料を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0013】この発明の杜仲飲料は、杜仲の成分抽出液
に難消化性の甘味成分を加えたものである。
【0014】この発明の杜仲飲料の第1例は、杜仲葉1
gあたり1000cc以下の熱湯を加え、3分〜30分か
けて煎じて得た杜仲葉の成分抽出液と、甜葉菊の葉1g
あたり1000cc以下の熱湯を加え、5分〜60分かけ
て煎じて得た甜葉菊の成分抽出液とを、体積にして4対
6〜9.5対0.5の割合で混合することによって得た
ものとしている。
【0015】この第1例の杜仲飲料は、杜仲葉の成分に
甜葉菊の葉の成分が加えられたことにより、味や臭いに
癖のない、非常に飲みやすいものとなっている。すなわ
ち、杜仲葉の有する独特の味の癖、苦み、臭みが、甜葉
菊の葉に含まれているステビオサイド(stevioside)と
呼ばれる甘味成分により打ち消されている。
【0016】ステビオサイドは砂糖の170〜180倍
の甘味があり、しかも難消化性で体内で消化吸収され難
く、極めて低カロリーであるので、この杜仲飲料は十分
な甘味を得ることができ飲用し易いにもかかわらず、多
量に飲用してもカロリーの摂取過多にならず、糖尿病、
肥満症、高血圧症等の病人が飲用しても問題が生じな
い。
【0017】むしろ、杜仲葉は、何ヵ月間も継続して多
量に摂取し続けることにより、その薬効がより効果的に
発揮されることが知られており、前述のように味の癖、
苦み、臭みが少なく飲用し易い、低カロリーなこの杜仲
飲料は、子供や老人、病人でも、一般の茶のように常時
飲用することができるため、非常に優れた健康飲料とな
る。
【0018】この発明の杜仲飲料の第2例は、杜仲葉1
gあたり1000cc以下の熱湯を加え、3分〜10分か
けて煎じて得た杜仲葉の成分抽出液と、羅漢果1gあた
り1000cc以下の熱湯を加え、5分以上かけて煎じて
得た羅漢果の成分抽出液とを、体積にして4対6〜9.
5対0.5の割合で混合することによって得たものであ
る。
【0019】羅漢果とは、学名をMomordicae Grosvenor
ii Swingle、中国名を光果木髄とする瓜科の多年生草本
の果実を基原とする生薬で、甘味成分として約14%の
果糖と約11.5%のトリテルペン系配糖体を含み、さ
らに、ビタミン類やミネラル類も豊富に含んでいる。
【0020】この第2例の杜仲飲料も、前記第1例の杜
仲飲料と同様に、杜仲葉の有する独特の味の癖、苦み、
臭みが、羅漢果に含まれているトリテルペン系配糖体等
の甘味成分により打ち消される。
【0021】トリテルペン系配糖体は砂糖の300倍以
上の甘味があり、しかも難消化性で体内で消化吸収され
難く、極めて低カロリーであるので、この第2例の杜仲
飲料も、十分な甘味があって、味の癖、苦み、臭みが少
ない飲用し易いもので、しかも、低カロリーで、子供や
老人、病人でも一般の茶のように常時飲用することがで
きる非常に優れた健康飲料となる。また、羅漢果には活
性酸素消去作用と抗過酸化作用を有する成分が含まれて
おり、老化防止の作用もあると考えられる。
【0022】この発明の杜仲飲料は、一般の清涼飲料水
や茶と同様に、スチール缶やアルミニウム缶、ペットボ
トル等に入れて販売することができる。
【0023】次に、水や湯に煎じ出して前述同様の杜仲
飲料を得ることができる、この発明の杜仲組成物の実施
の形態について説明する。
【0024】この発明の杜仲組成物は、杜仲葉と難消化
性の甘味成分を含む甘味材とを混合してなるものであ
る。
【0025】この発明の杜仲組成物の第1例は、収穫後
乾燥させ、細かく粉砕して粉末とし、これを80℃〜1
80℃で0.5〜2.5時間加熱することにより焙煎し
た杜仲葉と、収穫した後、80℃〜180℃で0.5〜
2.5時間加熱することにより焙煎した甜葉菊の葉と
を、重量にして4対6〜9.5対0.5の割合で混合し
たものとしている。
【0026】また、この発明の杜仲組成物の第2例は、
収穫後乾燥させ、細かく粉砕して粉末とし、これを80
℃〜180℃で0.5〜2.5時間加熱することにより
焙煎した杜仲葉と、粉砕した羅漢果とを、重量にして4
対6〜9.5対0.5の割合で混合したものとしてい
る。
【0027】第1例、第2例のいずれの杜仲組成物も、
水や熱湯に浸し、その成分を煎じ出すことにより、前述
同様の杜仲飲料を得ることができる。また、この杜仲組
成物を、透水性のある紙製や布製のティーバッグに収容
すれば、家庭において前記杜仲飲料を容易に作ることが
できる。
【0028】なお、杜仲葉や甜葉菊の葉は、焙煎せず、
単に乾燥させたものでもよいが、これら特有の臭いを弱
めるため、焙煎する方が望ましい。
【0029】さらに、杜仲葉の代わりに、杜仲の樹皮を
使用して前記杜仲飲料や杜仲組成物を作ってもよいが、
樹皮は一度収穫すると再生するまでに時間がかかり、経
済的でないので、収穫しても比較的短期間で生える葉を
使用することが望ましい。
【0030】
【発明の効果】この発明の杜仲飲料は、上述の構成を有
することにより、杜仲独特の味の癖、苦み、臭みが、甘
味成分によって弱められ、非常に飲用し易くなってお
り、しかも、甘味成分は難消化性で体内で消化吸収され
にくく、低カロリーであるから、多量に飲用してもカロ
リーの摂取過多にならないため、一般の茶のように常時
飲用することができ、よって、その薬効成分やミネラル
を十分に補給することが可能になる。
【0031】そして、この発明の杜仲組成物は、これを
水や湯に浸し、その成分を煎じ出すことにより、前記杜
仲飲料を得ることができ、また、ティーバッグに収容す
れば、家庭において前記杜仲飲料を容易に作ることがで
きる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 杜仲の成分抽出液に難消化性の甘味成分
    を加えたことを特徴とする杜仲飲料。
  2. 【請求項2】 甘味成分をステビオサイドとした請求項
    1記載の杜仲飲料。
  3. 【請求項3】 甘味成分をトリテルペン系配糖体とした
    請求項1記載の杜仲飲料。
  4. 【請求項4】 杜仲葉と難消化性の甘味成分を含む甘味
    材とを混合してなることを特徴とする杜仲組成物。
  5. 【請求項5】 甘味材を甜葉菊の葉とした請求項4記載
    の杜仲組成物。
  6. 【請求項6】 甘味材を羅漢果とした請求項4記載の杜
    仲組成物。
JP8023978A 1996-02-09 1996-02-09 杜仲飲料及び杜仲組成物 Pending JPH09206042A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8023978A JPH09206042A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 杜仲飲料及び杜仲組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8023978A JPH09206042A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 杜仲飲料及び杜仲組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09206042A true JPH09206042A (ja) 1997-08-12

Family

ID=12125656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8023978A Pending JPH09206042A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 杜仲飲料及び杜仲組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09206042A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000290186A (ja) * 1999-04-01 2000-10-17 Taisho Pharmaceut Co Ltd 液体組成物
JP2006204217A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Daiwa Enterprise Kk フードサプリメント及びフードサプリメントの製造方法
CN104256830A (zh) * 2014-10-19 2015-01-07 肥西县昌玖木本油料种植专业合作社 款冬花饮料及其制备方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000290186A (ja) * 1999-04-01 2000-10-17 Taisho Pharmaceut Co Ltd 液体組成物
JP2006204217A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Daiwa Enterprise Kk フードサプリメント及びフードサプリメントの製造方法
CN104256830A (zh) * 2014-10-19 2015-01-07 肥西县昌玖木本油料种植专业合作社 款冬花饮料及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102231544B1 (ko) 난소화성 덱스트린 및 쓴맛 물질을 함유하는 비발효 맥주 풍미 음료
JP5291276B2 (ja) 麦芽を原料とする低カロリー醸造酒の製造方法
JP4679362B2 (ja) 茶抽出物の調製方法
JPWO2003017788A1 (ja) 花又はハーブのフレーバーもしくは花又はハーブの抽出物を含有する飲料
JPWO2002067702A1 (ja) 炭酸飲料
WO2012054743A2 (en) Taste modifying compositions
KR100759222B1 (ko) 홍삼식초 음료수의 제조방법
JPH0614861B2 (ja) 食酢飲料
JPH09206042A (ja) 杜仲飲料及び杜仲組成物
JP4514210B2 (ja) 甜茶飲料
JPH08317781A (ja) 紅茶配合甜茶飲料およびその製造方法
JPS63160567A (ja) 健康飲料組成物
KR100565414B1 (ko) 음용이 용이한 구절초 액상 조성물
JP2003265151A (ja) 健康茶
JP2003180250A (ja) 甘味料キシリトール入り緑茶飲料
JP2019187346A (ja) 青汁飲料およびその製造方法、並びに青汁のオフフレーバーのマスキング剤およびマスキング方法
JPS60227637A (ja) アロエ健康茶
JP3467576B2 (ja) Sod様作用抗酸化飲料
CN1119077A (zh) 甜菊茶
KR102624698B1 (ko) 기능성 음료 첨가제 제조방법
KR20040094961A (ko) 항비만용 허브차 분말 조성물, 항비만용 커피 분말조성물, 항비만용 녹차 분말 조성물 및 이로부터 제조되는음료
JP2003093034A (ja) 羅漢果梅酒
KR102699382B1 (ko) 헴프씨드 에너지 음료 조성물 및 이의 제조방법
CN105685294A (zh) 一种玉桑饮植物饮料
JPH03147742A (ja) コーヒー飲料