JPH09205848A - 法面用草刈装置 - Google Patents

法面用草刈装置

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JPH09205848A
JPH09205848A JP3872596A JP3872596A JPH09205848A JP H09205848 A JPH09205848 A JP H09205848A JP 3872596 A JP3872596 A JP 3872596A JP 3872596 A JP3872596 A JP 3872596A JP H09205848 A JPH09205848 A JP H09205848A
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JP
Japan
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mowing
movable
slope
mowing device
grass
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Pending
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JP3872596A
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English (en)
Inventor
Kenji Shimoaka
兼治 下赤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 法面の草刈作業を効率良く、かつ安全に遂行
することができる法面用草刈装置を提供する。 【解決手段】 走行及び作業可能なバックホー等の建設
機械の可動アーム6に装着される法面用草刈装置であっ
て、草刈本体11を形成する縦長の取付枠13に、複数
の回転刈刃14が配列して取り付けられていると共に、
前記回転刈刃14の駆動手段15が設けられており、前
記取付枠13の上端が、自在接手23及び可動連結体1
2を介して可動アーム6に前後左右方向に揺動自在の吊
り下げ状態に連結されている。前記取付枠13の底部に
はそり板17が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路や堤防などの
法面に繁茂した草を刈り取るのに適した法面用草刈装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、法面の草刈作業は、小型の背負い
式刈払い機が最も多く使用されているが、作業能率が低
く、広い面積の草刈作業には向いていない。
【0003】そこで、このような法面の草刈作業を能率
良く、かつ安全に行なうため、走行及び作業可能なバッ
クホーなどの建設機械に草刈装置を装着し、該建設機械
を走行させながら法面の草を刈り取るようにした法面用
草刈装置が、例えば実開昭58−170918号公報、
特開平6−54615号公報、特開平7−87824号
公報などに提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した法面
用草刈装置はいずれも、バックホーなどに装着した草刈
装置を法面の傾斜角に追随させて走行させることが容易
でない、また、刈り取った草を回収するところまで考慮
されていないなどの理由によって、必ずしも効率良く草
刈作業が行なえるとはいえないため、実用化されていな
いのが現状である。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決し、真に効
率良く、かつ安全に法面の草刈作業を遂行することが可
能な法面用草刈装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、走行及び作業可能なバックホー等の建設
機械の可動アームに装着される草刈装置であって、草刈
本体を形成する縦長の取付枠に、複数の回転刈刃が配列
して取り付けられていると共に、前記回転刈刃の駆動手
段が設けられており、前記取付枠の上端が自在接手を介
して前記可動アームに揺動自在の吊り下げ状態に連結さ
れていることを特徴とする。前記取付枠の上端は、前記
自在接手に加えて前後左右に移動自在の可動連結体を介
して前記可動アームに連結することが好ましい。
【0007】前記取付枠の上下両端部には、法面に沿っ
て追随するそり板が取り付けられている。該そり板は一
定範囲で遊びのある可動状態に取り付けることが効果的
である。さらに、前記取付枠の下方位置に集草装置を配
設することが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0009】図1及び図2は、本発明の法面用草刈装置
をバックホーに装着して、法面の草刈作業の実施状況を
示している。バックホーAは走行車1の上部に機体2が
施回自在に設けられており、該機体2には運転台3及び
原動機部4が塔載されていると共に、ブーム5及び可動
アーム6が突設されている。ブーム5及び可動アーム6
は機体2に枢着連結され、油圧シリンダ7及び8により
回動昇降自在に取り付けられており、可動アーム6の先
端部に油圧シリンダ9を介して草刈装置10が前後左右
方向に揺動自在の吊り下げ状態に連結され、該草刈装置
10により法面Bに沿って草刈作業を行なうように構成
されている。
【0010】草刈装置10は、回転式草刈本体11と、
該草刈本体11を可動アーム6に連結するための可動連
結体12とで構成されている。
【0011】回転式草刈本体11は、図3及び図4に示
すように、縦長の取付枠13に複数(図示の実施例では
5個)の回転刈刃14が1列に配設して回転自在に取り
付けられており、各回転刈刃14は取付枠13に装着し
たエアモータ15により回転駆動されるようになってい
る。各エアモータ15には取付枠13の側部に沿って配
設したエア供給パイプ16を通じて供給されるが、各エ
アモータ15から排出される使用済みのエアを回転刈刃
14の回転軸に吹き付けるようにすれば、刈草が回転軸
に巻き付くのを効果的に防止することができる。なお、
回転刈刃14の回転駆動にはバックホー1の油圧を利用
した油圧モータその他の駆動手段を採用することも可能
である。取付枠13の底部には、草刈作業時に草刈本体
11を法面Bに沿って追随させ、回転刈刃14の高さを
調整して安定的に走行させるため一対のそり板17,1
7が取り付けられている。
【0012】そり板17は、図5及び図6に示すよう
に、後端部が上方へ湾曲した細長い金属板により形成さ
れ、該そり板17の底部に固着した支持棒18が先端部
からほぼ直角に屈曲して上方へ延びる直立部18aを有
しており、該直立部18aの中間部位にストッパ18b
が固着され、かつ上端部にピン穴18cが設けられてい
る。一方、取付枠13の進行方向側の側壁13a(図3
及び図4参照)に支持棒18の直立部18aを摺動自在
に挿通する金属パイプ製の取付筒体19が、その側面に
突設したねじ軸とナットにより固着されている。該取付
筒体19の上端縁には切欠き部20が設けられている。
そして、支持棒18の直立部18aを取付筒体19の下
側から挿通し、ストッパ18bによりそり板17が回転
刈刃14に当たらないように取付筒13の底部から下方
へ所定距離突出する位置に調節したのち、ピン穴18c
に係止ピン21を挿入して、切欠き部20に係合させる
ことにより、直立部18aが切欠き部20の範囲内で回
動可能な状態に取付筒体19に支持され、そり板17が
直立部18aを支点にして切欠き部20の範囲内で遊動
し得る状態に取り付けられる。このようなそり板17を
設けることにより、後述する草刈作業において法面Bに
多少の凹凸や障害物があっても、草刈本体11を法面B
に沿って追随させ、スムーズに移動させることができる
ようになっている。取付枠13の上端には支持軸22が
固着突設されていて、該支持軸22に自在接手23を介
して可動連結体12に対する取付軸24が連結されてい
る。
【0013】可動連結体12は、図6に示すように、横
長の矩形状に形成された中空の案内枠25と、該案内枠
25内を横切るように挿通して摺動自在に組み付けられ
た可動ロッド26とで構成されている。案内枠25の中
央部上面にはバックホーAに対する取付ブラケット27
が固着突設されている。可動ロッド26の先端部には取
付軸24の取付孔28が設けられ、後端部にはバックホ
ーAに対する取付金具30が回転自在に取り付けられて
いる。取付金具30はU字形に曲げ加工した金具本体3
1の底部に枢支ピン32が固着突設した構造を有し、該
枢支ピン32を可動ロッド26の後端部に設けた通孔2
9に挿通し、割ピン33で掛止して回転自在に取り付け
られている。また、可動ロッド26の先端部と案内枠2
5の両端部との間に一対のスプリング34,34が張設
されていて、両スプリング34,34により常時可動ロ
ッド26が案内枠25の中央部に戻るように付勢されて
いる。
【0014】上記のような構成を有する可動連結体12
は、図1及び図8に示すようにしてバックホー1に取り
付けられる。すなわち、案内枠25の取付ブラケット2
7に、可動アーム6の先端部近傍に後端を枢着したリン
ク36の先端と油圧シリンダ9のロッド37を枢着連結
すると共に、可動ロッド26の取付金具30に可動アー
ム6の先端部を枢着連結して取り付けられる。このよう
にしてバックホーAに取り付けられた可動連結体12の
可動ロッド26の先端の取付孔28に草刈本体11の取
付軸24を挿入し、ナット38その他適宜の固着手段を
用いて可動ロッド26に固定連結することにより、草刈
本体11が自在接手23及び可動連結体12を介してバ
ックホーAの可動アーム6の先端部に前後左右方向に揺
動自在の吊り下げ状態に連結される。なお、バックホー
Aの機体2には、刈り取った草を回収する集草装置(図
示せず)を草刈本体11の下方に位置するように付設す
ることが望ましい。
【0015】次に、上記のようにバックホーAに装着し
た草刈装置10による草刈作業について説明する。図1
に示すように、バックホーAを操作して可動アーム6に
対して揺動自在の吊り下げ状態にある草刈装置10の草
刈本体11を法面Bに接近させると、自動的に草刈本体
11が法面Bに沿って傾き、取付枠13底部に配置され
ているそり板17,17が法面Bに接触して回転刈刃1
4が所定の刈取り高さに位置した作業準備状態となる。
この状態で回転刈刃14を回転させ、バックホーAが路
面C上を法面Bに沿うように走行すると、回転刈刃14
により法面B上の草が連続的に刈り取られて行く。この
とき、図2に示すように、草刈本体11と法面Bとの摩
擦によって、草刈本体11の下端部が走行方向aの反対
方向へ引きずられるように変位するので、取付枠13の
上部に設けられた回転刈刃14で刈り取られた草は取付
枠13の下部に設けられている回転刈刃14に干渉する
ことなく落下していく。したがって、各回転刈刃14に
よる草刈作業が効率良く行なわれる。そして、刈り取ら
れた草はバックホーAに付設した集草装置(図示せず)
に順次回収される。なお、刈り取った草は、バックホー
Aとは別の走行式集草装置により回収してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の法面草刈
装置は、草刈本体がバックホー等の建設機械の可動アー
ムに前後左右方向に揺動自在の吊り下げ状態に連結され
ているので、バックホーを操作して前記草刈本体を法面
に接近させると、自動的に前記草刈本体が法面の傾斜に
沿うように傾き、かつ、前記バックホーの走行に伴っ
て、前記草刈本体が法面に沿って移動すると共に、その
下端部が法面との摩耗によって走行方向の後方へ引きず
られるように変位するので、前記草刈本体に1列に配列
された複数の回転刈刃は走行方向の反対方向へ少しずつ
ずれた姿勢で移動しながら草を刈り取り、刈り取られた
草は互いに干渉することなく落下する。したがって、各
回転刈刃により効率良く草を刈ることができ、全体とし
て法面の草刈作業を効率良く、かつ安全に遂行すること
ができるというすぐれた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の法面用草刈装置による草刈作業状況を
示す側面図である。
【図2】同草刈作業状況を示す草刈装置要部の正面図で
ある。
【図3】同草刈本体の正面図である。
【図4】同草刈本体の側面図である。
【図5】同草刈本体のそり板取付部分の要部縦断面図で
ある。
【図6】同草刈本体のそり板取付部の分解斜視図であ
る。
【図7】同可動連結体の一部分を分解した斜視図であ
る。
【図8】同可動連結体のバックホーに対する取付状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
A バックホー B 法面 5 ブーム 6 可動アーム 7〜9 油圧シリンダ 10 草刈装置 11 草刈本体 12 可動連結体 13 取付枠 14 回転刈刃 15 エアモータ 16 エア供給パイプ 17 そり板 18 支持棒 19 取付筒体 22 支持軸 23 自在接手 24 取付軸 25 案内枠 26 可動ロッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行及び作業可能なバックホー等の建設
    機械の可動アームに装着される法面用草刈装置であっ
    て、 草刈本体を形成する縦長の取付枠に、複数の回転刈刃が
    配列して取り付けられていると共に、前記回転刈刃の駆
    動手段が設けられており、 前記取付枠の上端が、自在接手を介して前記可動アーム
    に揺動自在の吊り下げ状態に連結されていることを特徴
    とする法面用草刈装置。
  2. 【請求項2】 前記取付枠の上端が、前記自在接手と前
    後左右に移動自在の可動連結体を介して前記可動アーム
    に揺動自在の吊り下げ状態に連結されている請求項1記
    載の法面用草刈装置。
  3. 【請求項3】 前記取付枠の底部にそり板が設けられて
    いる請求項1又は2記載の法面用草刈装置。
JP3872596A 1996-01-31 1996-01-31 法面用草刈装置 Pending JPH09205848A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3872596A JPH09205848A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 法面用草刈装置

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JP3872596A JPH09205848A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 法面用草刈装置

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JPH09205848A true JPH09205848A (ja) 1997-08-12

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ID=12533312

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JP3872596A Pending JPH09205848A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 法面用草刈装置

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JP (1) JPH09205848A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220086778A (ko) * 2020-12-16 2022-06-24 진성정밀(주) 밴딩 헤드부를 가지는 잡초제거장치
JP2023005328A (ja) * 2021-06-29 2023-01-18 株式会社エルム測建 草刈り用アタッチメント

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20220086778A (ko) * 2020-12-16 2022-06-24 진성정밀(주) 밴딩 헤드부를 가지는 잡초제거장치
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