JPH09205438A - Atm交換局における回線インタフェース装置 - Google Patents

Atm交換局における回線インタフェース装置

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JPH09205438A
JPH09205438A JP1202496A JP1202496A JPH09205438A JP H09205438 A JPH09205438 A JP H09205438A JP 1202496 A JP1202496 A JP 1202496A JP 1202496 A JP1202496 A JP 1202496A JP H09205438 A JPH09205438 A JP H09205438A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATM交換局における回線インタフェース装
置に関し、プロセッサの負荷を軽くし、したがって高速
の通信インタフェースを不要とすることを目的とする。 【解決手段】 プロセッサ13との間では伝送品質の測
定の開始および停止に関する情報とその測定に関する情
報についてのみ情報交換し、その測定の開始状態に入っ
た後に、対向する他のATM交換局との間でOAMセル
4の交換を逐次行うことにより遷移する伝送品質の測定
進行状態については自己管理し、プロセッサ13の介在
なしに、自律的に実行する状態管理部20を回線インタ
フェース装置12の内部に備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非同期転送モード
(Asynchronous Transfer Mode:以下、ATM)交換シ
ステムにおける伝送品質監視機構、特にATM交換局内
の回線インタフェース装置に関する。非同期転送モード
(以下、ATMとも称す)交換システムは、複数のAT
M交換機が回線を介して例えばカスケード接続される。
このようなATM交換システムにおいては、システムの
信頼性向上のため、各回線の伝送品質を、各回線上に固
定長の監視用セルを流すことによって監視する、という
ことが行われている。
【0002】本発明は上記の監視を行うための、ATM
交換システムにおける監視機構について述べるものであ
る。
【0003】
【従来の技術】図27は本発明が適用される非同期転送
モード交換システムの一例を示す図である。このATM
交換システムは、4つのATM交換局1(図中のA局、
B局、C局およびD局)と、これらをカスケード接続す
る回線2とからなる。本図では、ATM交換局1Aから
交換局1Dに向けて、複数の回線2を経由し、測定用O
AM(Operation Administration and Maintenance) セ
ル(以下、単にOAMセルとも称す)を送出する。この
OAMセルの転送によって、A局(1A)からD局(1
D)までの回線の伝送品質を測定することができる。
【0004】この伝送品質の測定は、A局(1A)のコ
ンソールから、または全システムの集中管理センタであ
るOSs(Opened Support System) からのActivation
(起動)要求に従って、測定用OAMセルの送信を開始
する。一方、D局(1D)はそのコンソールから、また
は上記OSsからのActivation要求に従って、当該測定
用OAMセルの受信を開始する。
【0005】このような測定用OAMセルのやりとりに
よって、A局(1A)およびD局(1D)間の伝送品質
を測定することができる。なお、図27における、伝送
品質の測定に当っては2つの「指定」がある。1つは、
A局1AからD局1DへOAMセル4の送出を指定す
る、Forward Monitoring指定であり、もう1つは、A局
1AとD局1Dとの間で測定した伝送品質の測定結果を
A局1Aに返送するBackward Reporting指定である。
【0006】また図27における伝送品質の測定の実行
に関しては、 (i)Activation要求を、A局1AからACT要求OA
Mセル4に乗せてD局1Dに通知し、その測定を開始す
ることができる。 (ii)一方、Deactivation(停止)要求を、A局1Aか
らDeactivation要求OAMセル4に乗せてD局1Dに通
知し、その測定を停止することができる。
【0007】図28はOAMセルを転送する状況を表す
図である。A局(1A)からD局(1D)に向って一連
のセル3および4が、回線2上を流れている様子を示
す。ここにセル3はUI(User Information) セルであ
り、セル4は上述した伝送品質測定用のOAMセルであ
る。UIセル3は、加入者間の通信のために用いられる
本来のデータセルである。
【0008】OAMセル4は、一定個数のUIセル3を
周期的に挟む形式で、一連のセルの流れの中に挿入され
る。これらのOAMセル4を、伝送品質の測定のために
どのように用いるかは、自由に決めることができる。例
えば、あるOAMセル4には、引き続いて流れるUIセ
ルの送信個数を書込んでおく。そして、当該UIセル群
の相手局(例えばD局)での到達個数をこのD局で調べ
る。OAMセル4に書き込まれた送信個数に比べて、D
局で実際に受信したセルの個数が少なかったり、あるい
は多かったりすると、この回線2を通じたセルの伝送品
質はかなり劣化しているものと判定される。
【0009】また他の例としては、UIセルの個数の増
減ではなく、パリティのチェック等をOAMセル4を用
いて行い、UIセル3のダメージの程度を知る、という
ことも可能である。図29はOAMセルのマッピング例
を示す図である。本図において、OAMセル4は固定長
のセル、例えば一般のATMセルと同様の53バイト長
である。
【0010】この53バイト長の内訳は、図示するよう
に、ヘッダ、OAM機能、Forwardmonitoring情報およ
びBackward reporting情報である。ヘッダ(header) に
は、当該セルが、UIセルではなく、測定用のOAMで
あることを表示する。OAM機能(function) には、当
該セルが測定用のOAM機能を有していることを表示す
る。この他にOAM機能としては、試験用のOAM機能
やアラーム通知用のOAM機能等があるが、これら二者
のOAM機能は、本発明には直接関係しない。
【0011】Forward monitoring情報は、既述のよう
に、A局(1A)がD局(1D)に対し、当該OAMセ
ル4に続いて、何個のUIセル3を挟んでいるか、とい
う測定情報を伝えるためのものである。Backward repor
ting情報は、既述のように、A局(1A)がD局(1
D)に対してOAMセル4により送信した上記の測定情
報に基づき、D局(1D)が収集した測定データ(測定
結果)を、A局(1A)に返送するのに用いる情報であ
る。(図1における左向き矢印により表された測定用O
AMセル参照。) 図30は図27に示す各ATM交換局のさらに詳しい構
成を示す図である。本図において、1は前述したATM
交換局であって、例えばATM交換局(A局)1Aであ
る。このATM交換局1は回線2を介して他のATM交
換局(例えば前述のD局1D)に接続する。これらA局
やD局はいずれも同様の構成を有する。
【0012】すなわち、図示する構成要素12,13,
14,15,16および17からなる。構成要素12
は、回線インタフェース装置(L・INF)(以下、イ
ンタフェース装置とも称す)であり、回線2に直列に挿
入される。図中、上下2段に分けて対になって示してい
るが、上段の回線インタフェース装置(L・INF)1
2は現用側の装置であり、下段の回線インタフェース装
置(L・INF)は予備側の装置であって、いわゆる二
重化構成をとっている。
【0013】各回線インタフェース装置(L・INF)
12は、回線2を介して対向するATM交換局1との間
で授受されるセルの送受信を制御するための装置であ
る。なお、このインタフェース装置(L・INF)は、
加入者回路とのATMスイッチ11との間のインタフェ
ースや、局内回線とATMスイッチ11との間のインタ
フェースを行うためにも用いられる。
【0014】構成要素13は、ATMスイッチ11の制
御ならびに各回線インタフェース装置(L・INF)の
制御を行うためのプロセッサであり、このプロセッサ1
3と協働するメモリ17と共に、ATM交換局1全体の
中核をなすものである。構成要素15は、前出のコンソ
ールであり、ここから前述のActivation要求やDeactiva
tion要求を指示することができる。
【0015】構成要素14は、そのコンソール15を制
御するためのコンソール制御装置であって、プロセッサ
13と協働する。構成要素17は、上述のメモリであ
り、プログラムの格納ならびにデータの一時的な保持を
行う。また図中の参照番号18は、前出の集中管理セン
タ(OSs)であり、ここからも、Activation要求やDe
activation要求が出されることがある。このOSs18
は、図27に示すATM交換システム全体の管理を1ヶ
所で集中して行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図27を参照すると、
従来、本発明の主題をなす伝送品質監視機構は、プロセ
ッサ13が担うべき本来的な役割であるため、このプロ
セッサ13によって形成されていた。しかしながら、伝
送品質測定用OAM4を介して対向ATM交換局のプロ
セッサとやりとりされるメッセージの処理量はかなり多
く、プロセッサ13の負荷は相当重くなっている。この
ためプロセッサ13が担うべき、伝送品質測定以外の処
理が高速に行えなくなってしまう、という問題がある。
【0017】さらに加えて、回線2を介して測定用OA
Mセル4を送受信する回線インタフェース装置(L・I
NF)12とプロセッサ13との間、すなわちこれら装
置(L・INF)12とプロセッサ13との間に配置さ
れるATMスイッチ11内には、高速の通信インタフェ
ースを形成しておかなければならず、ATM交換局のコ
スト増を招く、という問題がある。
【0018】したがって本発明は上記問題点に鑑み、回
線インタフェース装置(L・INF)12とプロセッサ
13との間に設けられる高速の通信インタフェースを不
要とし、そのためにプロセッサ13が担うべき、伝送品
質測定のための処理を簡素化することのできる、ATM
交換システムにおける伝送品質監視機構を提供すること
を目的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
を表す図である。本図は図30の構成要素の要部を抽出
したものである。この図1において、ATM交換局1
は、セル3,4の転送を行う回線2に挿入されるATM
スイッチ11と、ATMスイッチ11に付帯しかつプロ
セッサ13の管理のもとでセル3,4の送受信を行う回
線インタフェース装置12とを有してなり、回線2を介
して対向する他のATM交換局との間で、伝送品質を測
定するための測定用OAM(Operation Administration
and Maintenance) セル4を送受信する。
【0020】このようなATM交換局1において、本発
明の特徴は、回線インタフェース装置12、特にその内
部に形成される状態管理部20にある。この状態管理部
20は、プロセッサ13との間では伝送品質の測定の開
始および停止に関する情報とその測定に関する情報につ
いてのみ情報交換し、その測定の開始状態に入った後に
対向する他のATM交換局との間で測定用OAMセル4
の交換を逐次行うことにより遷移する、伝送品質の測定
進行状態については自己管理し、プロセッサ13の介在
なしに、自律的に実行する。
【0021】かくして、測定用OAMセル4を用いた伝
送品質の測定処理の殆どは、プロセッサ13の介在なし
に、回線インタフェース装置12が自己管理のもとに自
律的に行うことになる。この結果、プロセッサ13の負
荷は大幅に軽減される。また、プロセッサ13と回線イ
ンタフェース装置12との間の情報交換は縮小し、従来
これらの間に必要とされていた高速の通信インタフェー
スは不要となり、低速の通信インタフェースのみで十分
となる。
【0022】
【発明の実施の形態】図2は対向するATM交換局相互
間でやりとりされる各種コマンドを表す図である。本図
において、対向する発信側および着信側のATM交換
局、例えば図27における局1Aおよび1Dである。こ
れらの間でやりとりされる、予め規定された(例えばBe
llCoreの仕様書)各種コマンドが示されており、OAM
セル4を用いてやりとりされる。各種コマンドの意味は
次のとおりである。本図の上段か下段へ順次説明する。
【0023】Activation Request:伝送品質測定の開始
を、A局(1A)からD局(1D)に要求するためのコ
マンドである。 Activation Confirmed:D局(1D)がそのActivation
Requestに応えて、これをA局(1A)に対して確認通
知するための応答である。 Activation Denied :D局(1D)がそのActivation R
equestに応じられず、A局(1A)に対し拒否すること
を示すコマンドである。
【0024】Monitoring(右方向):当該OAMセル
が、A局からD局方向の伝送品質を測定するためのセル
の流れであることの表示である。 Monitoring(左方向):当該OAMセルが、D局からA
局方向の伝送品質を測定するためのセルの流れであるこ
との表示である。 Deactivation Request:A局からD局に対して、伝送品
質測定の停止を要求するためのコマンドである。
【0025】Deactivation Confirmed:D局がそのDeac
tivation Requestに応えて、これをA局に対して確認通
知するための応答である。 Deactivation Denied :D局がそのDeactivation Reque
stに応じられず、A局に対し拒否することを示す応答で
ある。 図3は状態管理部20によって自己管理される、伝送品
質の測定進行状態の遷移を表す状態遷移図(その1)、
図4は同図(その2)、図5は同図(その3)、図6は
同図(その4)、図7は同図(その5)、図8は同図
(その6)、図9は同図(その7)、図10は同図(そ
の8)である。
【0026】これらの図3〜図10は、次のことを具体
的に表すための図である。すなわち、回線インタフェー
ス装置12内の状態管理部20は、伝送品質の測定の開
始状態に入った後は対向する他のATM交換局との間で
OAMセル4の交換を逐次行うことにより遷移する前記
伝送品質の測定進行状態について自己管理し、プロセッ
サ13の介在なしに、自律的に実行すること、そしてプ
ロセッサ13との間では伝送品質の測定の開始および停
止に関する情報とその測定に関する情報についてのみ情
報交換することである。
【0027】なお全図を通じ二重枠の部分は、もともと
前述の規格において定義されている状態である。まず図
3(その1)を参照する。 <状態1>:次に発生する事象(イベント)の到来を待
つ、待ちの状態である(Ready) 。
【0028】<状態2>:その後、前述の例によれば、
回線2を介し、D局(1D)より、Activation Request
を含むOAMセル4を受信したものとする(Actセル
受信)。 <状態3>:状態2の事実は、A局1Aのプロセッサ
(CPU)13に通知される(Actセル受信通知)。
【0029】<状態4>:それと同時にタイマー処理を
開始する(timing設定)。 <状態5>:<状態4>で設定された一定の時間、<状
態3>の通知に対するCPU13からの応答を待つ(Wa
it activation response) 。 <状態6>:CPU13からのその通知に対する応答は
OKであったものとする(Activate OK)。
【0030】次に図4(その2)を参照する。 <状態7>:回線2を介し、D局(1D)に対して前記
のActivation Confirmedを返す(Activate Confirm送
出)。 <状態8>:ここにA局は本来のActivationの状態に入
る(Active)。すなわち、図示する、伝送品質の測定状
態に入る。また、A局のCPUは測定データの収集を行
う。
【0031】<状態9>:<状態8>でActivationの状
態に入った後で、回線2からさらにActivation Request
を含むOAMセル4を受信したものとする(Actセル
受信)。この場合は、CPU13にその受信通知をする
ことなく、<状態8>に戻る。 次に図5(その3)を参照する。
【0032】<状態10>:A局(1A)のCPU13
から、Activation Requestを含むOAMセル4の送出要
求を受信したものとする(Activateセル送出要求の受
信)。 <状態11>:<状態10>での要求に応じて、A局よ
り回線2を介し、D局へActivation Requestを含むOA
Mセル4を送出する(Activateセル送出)。 <状態12>:それと同時にタイマー処理を開始する
(timing設定)。
【0033】<状態13>:<状態12>で設定された
一定の時間の間、D局からのActivation Confirmedコマ
ンドを待つ(Wait activation confirmed)。 <状態14>:回線2を介しD局よりそのActivation C
onfirmedを受信したものとする(Act confirmed受信)。 次に図6(その4)を参照する。
【0034】<状態15>:<状態14>にてActivati
on Confirmedコマンドを受信したので、ActivationはO
Kの旨を、A局のCPU13に送出する(Act OK
送出)。CPU13は伝送品質の測定データの収集を行
う。 <状態16>:<状態13>において、Activation Con
firmedコマンドがタイマー時間内に、A局に到達しなか
ったものとする(timing out) 。
【0035】<状態17>:<状態11>のActivation
Requestを含むOAMセル4の送出を再度実行する(リ
トライアウト?)。 <状態18>:<状態17>でのリトライが失敗に終わ
ると(リトライアウト=YES)、 Ready状態に戻る。 <状態19>:<状態17>でのリトライに成功すると
(リトライアウト=NO)、その結果A局は回線2を介
し、D局に対してActivation Requestを含むOAMセル
4を送出する(Activationセル送出)。なお、このリト
ライは例えば3回である。その後、<状態13>に戻
る。
【0036】<状態20>:<状態8>でのActivation
(伝送品質の測定開始)により測定を実施した後、D局
より回線2を介してDeactivation Requestを含むOAM
セル4を受信したものとする(Deactセル受信)。 <状態21>:A局は回線2を介してD局に対し、Deac
tivation Confirmedコマンドを送出する(Deact confirm
送出)。
【0037】<状態22>:その後、A局は Ready状態
に入る。次に図7(その5)を参照する。 <状態23>:この状態は、図4の<状態8>に相当す
る。Activationの状態である(Active)。この状態下
で、目的とする伝送品質の測定が行われる。 <状態24>:その測定の実行後、A局のCPU13か
らの要求により、D局に対し、Deactivation Requestを
含むOAMセル4を送信すべき旨の要求を受信したもの
とする(Deactセル送信要求の受信)。
【0038】<状態25>:<状態24>での要求に従
い、A局より、Deactivation Requestを含むOAMセル
4を、回線2を介してD局に送信する(Deactセル送
出)。 <状態26>:それと同時にタイマー処理を開始する
(timing設定)。 <状態27>:<状態26>で設定された一定の時間、
Deactivation Requestに対するD局からの応答を待つ
(Wait deactivation response) 。
【0039】<状態28>:<状態27>においてDeac
tivation Requestに対する応答がタイマー時間内にA局
に到達しなかったものとする(timing out) 。 <状態29>:<状態25>のDeactivation Requestを
含むOAMセル4の送出を再度実行する(リトライアウ
ト?)。 <状態30>:<状態29>でのリトライが失敗に終わ
ると(リトライアウト=YES)、 Ready状態に戻る。
【0040】<状態31>:<状態29>でのリトライ
に成功すると(リトライアウト=NO)、その結果A局
は回線2を介し、D局に対してDeactivation Requestを
含むOAMセル4を送出する(Deactiveセル送出) 。そ
の後、<状態27>に戻る。次に図8(その6)を参照
する。 <状態32>:図7の<状態27>での待ち状態の後、
回線2を介しD局から、Deactivation Confirmedコマン
ドを受信したものとする(Deactivation confirmed受
信)。
【0041】<状態33>:あるいは、回線2を介しD
局から、Deactivation Requestコマンドを受信したもの
とする(Deactivationセル受信)。 <状態34>:<状態32>の場合も、<状態33>の
場合も、A局のCPU13に対して Deactivation OKの
通知を行う。ここにActivation後に開始した一連の伝送
品質の測定が停止する(Deact OK送出) 。
【0042】<状態35>:その後、A局は Ready状態
に戻る。次に図9(その7)を参照する。 <状態36>:この状態は、図3の<状態5>に相当す
る。 <状態37>:ここでは、ActivationについてのCPU
13からのresponseの送出がタイムアウトしたものとす
る(Activation送出タイムアウト)。
【0043】<状態38>:上記のタイムアウトによ
り、回線2を介しD局に対し、 Activation Deniedコマ
ンドをOAMセル4により送出する(Activation denied
送出)。 <状態39>:その後、A局は Ready状態に戻る。 <状態40>:上記 Ready状態のとき、回線2を介し、
D局からDeactivationRequestを含むOAMセル4を受
信したものとする(Deactセル受信)。
【0044】<状態41>:A局はそのDeactivation R
equestに対する、Deactivation Confirmedを含むOAM
セル4を、回線2を介しD局に返送する(Deact Confirm
ed送出) 。その後、A局は Ready状態<39>に戻る。
次に図10(その8)を参照する。 <状態42>:この状態は、図3の<状態13>に相当
する。
【0045】<状態43>:回線2を介しD局より Act
ivation Deniedを含むOAMセル4を受信したものとす
る(Activation denied受信)。 <状態44>:<状態42>の待ち状態において、回線
2を介しD局より、Activation Requestを含むOAMセ
ル4を受信したものとする。この場合は、図9の<状態
38>に至り、 Activation Deniedコマンドを送出す
る。
【0046】<状態45>:<状態42>の待ち状態か
ら、Activation Requestを含むOAMセル4の送信に失
敗してそのリトライを例えば3回行ったが、結局リトラ
イアウトになった旨の通知を、回線2を介しD局から受
信したものとする(Activation送信リトライアウト)。 <状態46>:<状態43>から、または<状態45>
から、Activationは成立しなかった旨の通知を、A局の
CPU13に対して行う。ここにA局は Ready状態に戻
る。
【0047】図11は回線インタフェース装置12とC
PU13のより具体的な構成例を示す図である。本図に
おいて、 21…許容個数管理部、 22…タイミング制御部、 23…Backward reporting制御部、 24…測定情報収集部 25…二重化状態管理部、 26…局コード管理部、 27…測定状態管理部、 28…制御部、 29…回線2とのインタフェース部、 30…CPU13とのインタフェース部、 31…タイミング制御部、 32…競合管理部、 33…測定情報収集部、 34…測定状態読出部、 35…OSsコマンド受付部、 36…コンソール受付部、 37…制御部、 38…装置12とのインタフェース部 である。
【0048】図11において、本発明の主要部は、回線
インタフェース装置12内の状態管理部20であり、図
1にも示したとおりである。またその状態管理の様子
(自律的な状態遷移の制御)は、図3〜図10において
詳しく説明したとおりである。なお、この状態管理部2
0以外の構成要素21〜38については、後の動作説明
において逐次説明する。なお、いずれの構成要素も好ま
しくは、ソフトウェア処理によって実現されるものであ
る。
【0049】<実施例1>主として図12における許容
個数管理部21の機能に関するものである。該管理部2
1によって、前述した状態管理部20による自律的な制
御を、より一層効率的なものにすることができる。すな
わち、許容個数管理部21は、対向するATM交換局1
(例えばD局)より、集中して多数のActivation Reque
stを受信したとしても、これを全て受け付けることがで
きる訳ではない。例えば、1つのATM交換局1で同時
に処理可能な測定用OAMセル4の個数は最大で128
個である。したがって、A局におけるActivation OAMセ
ルの受付個数が128個を超えたときには、A局のCP
U13にActivation OAMセルの受信通知をしゃ断してし
まう。これによりCPU13の負荷を軽くすることがで
きる。
【0050】すなわち、A局内の許容個数管理部21
は、対向するATM交換局1、例えばD局からの、伝送
品質測定の開始要求を表すActivation Requestを含む測
定用OAMセルの発生個数によってインクリメントし、
一方、該伝送品質測定の停止要求を表すDeactivation R
equestを含む測定用OAMセルの発生個数によってデク
リメントする許容個数を常に管理し、その許容個数が予
め定めたスレッショルドを超えたとき、プロセッサ13
に対する伝送品質測定の起動を制限する。
【0051】図12は伝送品質測定のプロセッサに対す
る起動を制限するための動作を表すシーケンス図であ
る。対向するATM交換局(例えばD局)より、Activa
tion Requestを含むOAMセル(Activationセル)4が
回線2に送出され、回線インタフェース装置12にて受
信されたものとする。
【0052】該装置12は、Activationセルの許容個数
をチェックし、もしその個数が予め定めたスレッショル
ド(例えば128)より大であったとすると、プロセッ
サ(CPU)13にとっては過負荷となるから、 Activ
ation Deniedを含むOAMセル4を、回線2を介しD局
に送信する。上記のActivationセルの許容個数をチェッ
クし、もしその個数が128より小であったならば、C
PU13にとって処理可能であり、該装置12は、CP
U13に対しActivationセルの受信通知を行う。
【0053】図13はActivationセル許容個数をインク
リメントする場合の動作を表すシーケンス図である。Ac
tivation Requestは対向するATM交換局1から発出す
ることもあるし、自ら(A局)発出することもある。本
図ではA局が発出している例を示す。A局のCPU13
より、測定の開始要求を示すActivation RequestがA局
の回線インタフェース装置12に出されると、Activati
on Requestを含むOAMセル(Activationセル)4とし
て、回線2を介しD局に送られる。
【0054】D局はこれに応答してAct (Activation) C
onfirmedを返す。これは装置12にて受信され、ここに
Activationセルの許容個数がインクリメントされる。こ
れと同時に、当該Activation Requestが受け入れられた
ことを示すActivation結果がCPU13に通知される。
その後CPU13は測定用OAMセルの生成を装置12
に要求し、装置12はこれに応えて当該測定用OAMセ
ルを、回線2を介してD局に送る。このセルの送出に成
功したときは、CPU13からの当該測定用OAMセル
生成の要求に対する応答を、CPU13に返す。図14
はActivationセル許容個数をデクリメントする場合の動
作を表すシーケンス図である。
【0055】A局のCPU13より、測定の停止要求を
示すDeactivation RequestがA局の回線インタフェース
装置12に出されると、Deactivation Requestを含むO
AMセル(Deactivationセル)4として、回線2を介し
D局に送られる。D局はこれに応答してDeact (Deactiv
ation) Confirmedを返す。これは装置12にて受信さ
れ、ここにActivationセルの許容個数がデクリメントさ
れる。これと同時に、当該Reactivation Requestが受け
入れられたことを示すDeactivation結果がCPU13に
通知される。
【0056】その後CPU13は測定用OAMセルの生
成停止を装置12に要求し、装置12は当該セルの回線
12への送信を停止する。このセルの送信停止が完了し
たときは、CPU13からの当該測定用OAMセル生成
の停止の要求に対する応答をCPU13に返す。なお、
図12、図13および図14に表した動作に主として関
与する、図11の構成要素は次のとおりである。まず、
これらの図におけるCPU13について見ると、図11
に示すCPU13内の制御部37とインタフェース部3
8とが関与する。
【0057】また図12〜図14における回線インタフ
ェース装置12について見ると、図11に示す該装置1
2内の許容個数管理部21を始めとして、制御部28や
インタフェース部29および30が関与する。 <実施例2>主として図11におけるタイミング制御部
22の機能に関するものである。該制御部22によって
前述した状態管理部20による自律的な制御を、より一
層効率的なものにすることができる。すなわち、タイミ
ング制御部22は、プロセッサ(CPU)13からのAc
tivation Requestを受けたときにタイマをセットしてこ
のActivation Requestを含むOAMセルを対向する他の
ATM交換局に送信してからその応答であるActivation
Confirmedが返送されるまでの間の一定時間を監視し、
その返送がなくタイムアウトする状態が、所定回数リト
ライしても消滅しないときにタイマを解除し、一方、上
記のActivation Confirmedが返送されたときもこのタイ
マを解除する。
【0058】図15はタイミング制御部22の動作を表
すシーケンス図(その1)であり、図16は同図(その
2)である。図15において、CPU13がActivation
Requestを発出したものとする(同図の左上)。これを
受けた回線インタフェース装置12はタイマセットを行
う。例えば5秒である。それと同時に、当該Activation
Requestに対する応答をCPU13に返す。そして回線
2を介し、当該Activation Requestを含むOAMセル
(Activationセル)をD局に送信する。
【0059】しかしそのActivation Requestに対する応
答であるActivation ConfirmedがD局からその5秒を待
って受信できないと、タイムアウトする(timing ou
t)。そこで同様の操作を再度繰り返す(リトライ)。
このリトライの回数は例えば3回とする。もし3回を超
えると(YES)、先に設定していたタイマは解除する
(図16の「タイマ解除」)。したがって、CPU13
にActivationの失敗を示すNGを送出する。
【0060】上記のタイマ解除は図16に示すように、
Activation (Act) ConfirmedがD局から送信される正常
状態においても行われ、このときは、CPU13に当該
Activationについての結果(OK)を通知する。なお図
15および図16に表した動作に主として関与する、図
11の構成要素は、次のとおりである。CPU13につ
いては、制御部37、インタフェース部38および測定
状態読出部34である。回線インタフェース装置12に
ついては、タイミング制御部22の他は、制御部28お
よびインタフェース部29である。
【0061】<実施例3>主として図11におけるBack
ward Reporting制御部23の機能に関するものである。
該制御部23によって前述した状態管理部20による自
律的な制御を、より一層効率的なものにすることができ
る。すなわち、Backward Reporting制御部23は、伝送
品質の測定に関する情報をBackward Reportingとして対
向する他のATM交換局に送信しなければならないか
(“1”)否か(“0”)の情報を表示するフラグFを
有し、このフラグFを監視して、“1”のときには当該
Backward Reportingを自律的に生成して対向する他のA
TM交換局に送信する。
【0062】図17はBackward Reporting制御部23に
おけるフラグの設定動作を表すシーケンス図である。ま
た図18はBackward Reporting制御部23におけるフラ
グ情報に基づく動作を表すシーケンス図である。図17
を参照すると、例えば集中管理センタOSs18からの
(コンソール15からでも可)Backward Reporting有り
の指定は(同図中の左上)、CPU13に入力され、C
PU13はこの指定を回線インタフェース装置12に通
知する。ここにBackward Reporting制御部23内のフラ
グFには、“1”がセットされる。
【0063】逆にOSs18より、Backward Reporting
無しの指定があったときは、その旨がCPU13を介し
て回線インタフェース装置12に通知され、フラグFを
“0”にセットする。次に図18を参照する。仮にD局
より測定用OAMセル4が送信されたとする(同図の右
上)。このOAMセル4は回線2を介して回線インタフ
ェース装置12にて受信され、該装置12は該セル4の
内容に基づいて測定データの収集を行う。
【0064】その後、フラグFを参照し、Backward Rep
ortingの必要性の有無を調べ、フラグが“1”であれ
ば、A局にて測定を行った結果を含むOAMセル4を生
成して、回線2を介しD局に返送する。上記の自律的動
作にCPU13は全く介在しない。なお、図17および
図18に表した動作に主として関与する、図11の構成
要素は次のとおりである。
【0065】CPU13については、図11に示す構成
要素34,35,36,37および38である。また、
回線インタフェース装置12については、Backward Rep
orting制御部23に加えて、構成要素28および12で
ある。 <実施例4>主として図11における局コード管理部2
6の機能に関するものである。該管理部26によって前
述した状態管理部20による自律的な制御を、より一層
効率的なものにすることができる。すなわち、局コード
管理部26は、自局が何もしない Ready状態にあるか
(0)、自局がActivation Requestを発信している要求
発信局であるか(1)、または自局がActivation Reque
stを受信している要求受信局であるか(2)を表示する
局識別コードCDを自内に保持する。これにより、CP
U13への問い合せなしに、それぞれの局として自律的
な動作が行える。
【0066】図19は局識別コードを設定する過程を示
す図(その1)であり、図20は同図(その2)、図2
1は同図(その3)、図22は同図(その4)である。
図19を参照すると、本図の上方に、局識別コードCD
と、その内容が表されている。CPU13がActivation
Request(要求)を出せばコードCDは0から1にな
る。
【0067】図20を参照すると、例えば回線2を介し
てD局からA局にActivation終端の要求があったとき
(A局が受信局になる)、あるいは、A局のCPU13
がActivation終端要求を出したとき、それぞれ、コード
CDは0から2になる。図21を参照すると、A局(D
局も同じ)のCPU13がDeactivation Request(要
求)を出したとき、コードCDは1から0になる。
【0068】図22を参照すると、例えば回線2を介し
てD局からA局にDeactivation終端の要求があったとき
(A局が受信局となる)、または、A局のCPU13が
Deactivation終端解除の要求を出したとき、それぞれ、
コードCDは2から1になる。なおコード2では、測定
用OAMセル4の到来で各種測定でのデータ収集を行
い、またBackward Reporting有りのときは(図18)、
測定結果を返送するためのOAMセルを自律的に生成
し、返送する。
【0069】なお、図19〜図22に表した動作に主と
して関与する、図11の構成要素は、局コード管理部2
6に加えて、構成要素28,29,34等である。 <実施例5>主として図11における測定状態管理部2
7の機能に関するものである。該管理部27によって前
述した状態管理部20による自律的な制御を、より一層
効率的なものにすることができる。すなわち、測定状態
管理部27は、CPU13よりActivation Requestが発
出され、これを回線インタフェース装置12が受信する
と、その後の動作は回線インタフェース装置12によっ
て自律的に行われる。
【0070】この場合、装置12は、回線2側に対して
は、タイマ処理やリトライ操作をして、そのActivation
Requestが相手方のD局に確実に伝達されるように動作
する。このとき仮にそのリトライに失敗したとすると、
しかもさらに悪いことには、そのリトライに失敗したこ
とをCPU13に通知することが不可能になった場合
(いわゆるデッドロックの発生)、CPU13は先のAc
tivation Requestを発出したまま、処理を進行できなく
なってしまう。
【0071】そこで、このような事態に対処すべく、C
PU13内に上記のタイミング制御部31を設ける。こ
のタイミング制御部31は、Activation RequestをCP
U13が発出したときにタイマをセットし、そのActiva
tion Requestを受けて回線インタフェース装置12が、
対向するATM交換局に対し所定の処理を実行するのに
十分な時間経過後にタイムアウトしたことを検知したと
き、当該Activation Requestに係る要求の受付けができ
なかったものと判断して、この受付け不可に対処する処
理を開始させる。
【0072】図23はタイミング制御部31の動作を説
明するためのシーケンス図である。本図において、CP
U13がActivation Requestを発出するに際し、まず、
タイミング制御部31はタイマをセットする(Timing設
定)。このタイマ時間は、回線インタフェース装置12
が、そのActivation Requestに応答して一連の動作を完
了するに十分な時間、例えば20秒(s)である。
【0073】引き続いてそのActivation Requestが回線
インタフェース装置12に印加される。装置12は、印
加されたこの Requestに対応する動作を開始するとき
に、タイマをセットする。このタイマ時間は例えば2秒
(s)であり、直後にD局へActivationセル送信する。
ここで、D局から何の応答もなく、そのタイマがタイム
アウトすると(time out) 、リトライに入る。
【0074】このリトライに失敗し、リトライアウトに
至ったとする。ここで、図中、×印で示すところで、C
PU13への通知が不能になったとする。CPU13側
では、20秒にセットされたタイマが、そのCPU13
への通知の不能により、タイムアウト(time out) す
る。その後、CPU13は、Activation Requestが受付
け不可となったことに対処するための処理を実施する。
【0075】なお、図23に表した動作に主として関与
する、図11の構成要素としては、前述したタイミング
制御部31の他に、12,22,28,29,31,3
4,37,38等がある。 <実施例6>主として図11における測定状態管理部2
7および測定状態読出部34の機能に関するものであ
る。これらによって前述した状態管理部20による自律
的な制御を、より一層効率的なものにすることができ
る。すなわち測定状態管理部27および測定状態読出部
34は、次のように動作する。上記の実施例において、
CPU13内のタイミング制御部31がタイムアウトを
検出すると、CPU13内の測定状態読出部34は、回
線インタフェース装置12の測定状態管理部27に対
し、装置12がどの状態にあるかを問い合せ、該管理部
27から状態の通知を受けて、その状態が、対向する他
のATM交換局からのActivation Confirmedを待ってい
る状態ならば、前述したActivation Requestを再度発出
し、逆に、その状態がActivation Confirmedを待ってい
る状態でなければ、上述したタイミング制御部31によ
りセットしたタイマがタイムアウトしたものとして、処
理する。
【0076】図24は主として測定状態管理部27と測
定状態読出部34の動作を表すシーケンス図である。本
図において、CPU13は、例えば20秒(s)のタイ
マをセットすると共に(Timing設定)、Activation Req
uestを発出して、回線インタフェース装置12に通知す
る。しかし、タイムアウトしてしまったとする(time o
ut) 。
【0077】そうすると、CPU13の測定状態読出部
34は、回線インタフェース装置12の測定状態管理部
27に、装置12が今置かれている状態を問い合せる。
もし、その問い合せをしたときの状態が、D局からのAc
tivation Confirmedの待ち状態ならば、当該Activation
Requestは受付け可能として処理を続ける。もし、その
問い合せをしたときの状態がD局からのActivation Con
firmedの待ち状態でなければ、当該Activation Request
に始まる一連の動作はどこかでしゃ断されたものであ
り、タイムアウト(time out)として処理を実施する。
【0078】<実施例7>図30に示すとおり、信頼性
向上のために回線インタフェース装置12は、現用側回
線(上側)2と予備側回線(下側)2に対応させて、現
用側と予備側とに二重化されている。ここで仮に、CP
U13よりActivation Requestが発出された後、現用側
の回線インタフェース装置12Aに故障が生じたものと
すると、従来であれば、この故障した現用側(Act)
の装置12Aに代えて、予備側の装置12B(Standby)
が起動されて、再度、そのActivation Requestに応答し
た処理が実行される。
【0079】そうすると、CPU13がActivation Req
uestを発出した時点での、リアルタイムな伝送品質の測
定ができなくなってしまう。そこで、本実施例では、伝
送品質の測定の開始を指示するActivation RequestがC
PU13から発出されたとき、現用側の回線インタフェ
ース装置12および予備側の回線インタフェース装置1
2の双方に対して同時に該Activation Requestを印加
し、その後、現用側の回線インタフェース装置12に故
障が発生したときは、即座に予備側の回線インタフェー
ス装置12に切り換えて、測定を続行するようにする。
【0080】これにより、装置12に故障が起きても、
測定の要求が発生した時点でリアルタイムな測定を続行
することができる。図25は二重化された回線インタフ
ェース装置12の現用側に故障が発生した場合を想定し
たシーケンス図である。まずCPU13からActivation
Requestが発出されたものとする(同図左上)。この場
合、そのActivation Requestを、現用側の装置12Aに
のみ印加する、というのが通常の手法である。
【0081】ところが本実施例では、そのActivation R
equestを、装置12Aのみならず、予備側の装置12B
にも同時に印加する。その効果は、以下のとおりであ
る。ここで現用側の装置12Aに障害(図中、×印で示
す)が発生したものとする。この直後より、装置12A
は機能停止する(OUS:Out Of Service) 。これと同
時に装置12Bが予備側から現用側に切り換わる(図中
の装置Bに付記したAct)。この場合、装置12B
は、装置12Aが行ってきた測定を、即刻引き継ぐこと
ができる。
【0082】なぜなら、上記のCPU13からのActiva
tion Requestを、初めから、装置12Bにも印加し、現
用側回線2を通じて行っていた測定による測定データと
全く同じ測定データが装置12Bにも収集されているか
らである。かくして、図中の“データ収集”が開始され
る。装置12Aおよび12Bの各々には、自装置が現用
側(“0”)なのか、予備側(“1”)なのかを示すフ
ラグを備え、逐次そのフラグにより自装置の動作を決定
する。この実施例では、装置12Bに関し、そのフラグ
は、上記故障の後、既に“1”から“0”に切り換えら
れており、自装置12Bが“0”であることを検知し
て、当該収集データを含む測定情報がCPU13に伝達
される。
【0083】なお、図25に表した動作に主として関与
する、図11の構成要素は二重化状態管理部25であ
る。また、測定情報収集部24も関与する。 <実施例8>本実施例8は、回線2を介して対向するA
TM交換局から発出されたActivation Request(1)
と、集中管理センタ(OSs)18から指示されたActi
vationRequest(2)とが競合した場合の調整手法に関
するものである。この調整は、図11に示した構成要素
のうち主として、CPU13内の競合管理部32が行
う。
【0084】この競合管理部32は、対向する他の交換
局よりActivation Requestを受信したとき、自内の競合
防止フラグF′をセットすると共に、CPU13がその
Activation Requestを通知されて Ready状態からActiva
tionの状態に遷移するまでの所定時間(t)経過後に、
前記の競合防止フラグF′をリセットし、その所定時間
(t)内に、当該ATM交換システム全体の管理を司る
集中管理センタ(OSs)18から、CPU13に対し
Activation Requestが通知されたときはこれを拒否する
ようにしたものである。
【0085】図26は競合管理部32の動作を表すシー
ケンス図である。本図において、回線2を介し例えばD
局からActivation Requestを含むOAMセル4が送信さ
れると(図の右上)、回線インタフェース装置12を介
しCPU13に通知される。ここで競合管理部32は、
本図の右下に示された競合防止フラグF′をセット
(“1”)し、その後、所定時間(t)の経過を待つ。
この時間tは、CPU13が Ready状態からActivation
状態に遷移するのに要する時間をカバーする時間であ
る。
【0086】この所定時間tの経過後、CPU13は装
置12に対し、測定用OAMセルの送出要求を出し、さ
らに回線2にOAMセル4を送出する。あるいは対向す
るD局に対し、OAMセル送出の要求を送信する。その
後、競合防止フラグはリセット(“0”)する。CPU
13はOSs18からもActivation Requestを受け取る
場合があるが、この受取りが上記所定の時間(t)に重
なったときは、この Requestは拒否される。なぜならそ
の時間(t)の間は、競合防止フラグF′が“1”にな
っており、他の Requestと競合状態にあるからである。
【0087】上記の、OSsおよび回線の競合におい
て、回線の方を優先したのは、既述した Activation De
niedについては、CPU13においてこれを拒否できな
いので、この Activation Deniedを含む受信する可能性
のある回線側を優先するようにしたものである。なお、
図26に表した動作に主として関与する、図11の構成
要素は上述の競合管理部32であるが、その他、構成要
素28,29,34,35,36,37および38も関
与する。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、伝
送品質の測定に当り、回線インタフェース装置12内
に、自交換局内の状態の推移について自己管理する状態
管理部20を形成することにより、きわめて安価なイン
タフェースでありながら、プロセッサ(CPU)13の
機能を大部分、回線インタフェース装置12側に移譲で
き、プロセッサの負荷を大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を表す図である。
【図2】対向するATM交換局相互間でやりとりする各
種コマンドを表す図である。
【図3】状態管理部20によって自己管理される、伝送
品質の測定進行状態の遷移を表す状態遷移図(その1)
である。
【図4】状態管理部20によって自己管理される、伝送
品質の測定進行状態の遷移を表す状態遷移図(その2)
である。
【図5】状態管理部20によって自己管理される、伝送
品質の測定進行状態の遷移を表す状態遷移図(その3)
である。
【図6】状態管理部20によって自己管理される、伝送
品質の測定進行状態の遷移を表す状態遷移図(その4)
である。
【図7】状態管理部20によって自己管理される、伝送
品質の測定進行状態の遷移を表す状態遷移図(その5)
である。
【図8】状態管理部20によって自己管理される、伝送
品質の測定進行状態の遷移を表す状態遷移図(その6)
である。
【図9】状態管理部20によって自己管理される、伝送
品質の測定進行状態の遷移を表す状態遷移図(その7)
である。
【図10】状態管理部20によって自己管理される、伝
送品質の測定進行状態の遷移を表す状態遷移図(その
8)である。
【図11】回線インタフェース装置12とCPU13の
より具体的な構成例を示す図である。
【図12】伝送品質測定のプロセッサに対する起動を制
限するための動作を表すシーケンス図である。
【図13】Activationセル許容個数をインクリメントす
る場合の動作を表すシーケンス図である。
【図14】Activationセル許容個数をデクリメントする
場合の動作を表すシーケンス図である。
【図15】タイミング制御部22の動作を表すシーケン
ス図(その1)である。
【図16】タイミング制御部22の動作を表すシーケン
ス図(その2)である。
【図17】Backward Reporting制御部23におけるフラ
グの設定動作を表すシーケンス図である。
【図18】Backward Reporting制御部23におけるフラ
グ情報に基づく動作を表すシーケンス図である。
【図19】局識別コードを設定する過程を示す図(その
1)である。
【図20】局識別コードを設定する過程を示す図(その
2)である。
【図21】局識別コードを設定する過程を示す図(その
3)である。
【図22】局識別コードを設定する過程を示す図(その
4)である。
【図23】タイミング制御部31の動作を説明するため
のシーケンス図である。
【図24】主として測定状態管理部27と測定状態読出
部34の動作を表すシーケンス図である。
【図25】二重化された回線インタフェース装置12の
現用側に故障が発生した場合を想定したシーケンス図で
ある。
【図26】競合管理部32の動作を表すシーケンス図で
ある。
【図27】本発明が適用される非同期転送モード交換シ
ステムの一例を示す図である。
【図28】OAMセルを転送する状況を表す図である。
【図29】OAMセルのマッピング例を示す図である。
【図30】図27に示す各ATM交換局のさらに詳しい
構成を示す図である。
【符号の説明】
1…ATM交換局 2…回線 3…UIセル 4…OAMセル 11…ATMスイッチ 12…回線インタフェース装置 13…プロセッサ 15…コンソール 17…メモリ 18…集中管理センタ(OSs) 20…状態管理部 21…許容個数管理部 22…タイミング制御部 23…Backward Reporting制御部 24…測定情報収集部 25…二重化状態管理部 26…局コード管理部 27…測定状態管理部 28…制御部 29…回線とのインタフェース部 30…CPUとのインタフェース部 31…タイミング制御部 32…競合管理部 33…測定情報収集部 34…測定状態読出部 35…OSsコマンド受付部 36…コンソール受付部 37…制御部 38…装置とのインタフェース部 F,F′…フラグ CD…局識別コード

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルの転送を行う回線(2)に挿入され
    るATMスイッチ(11)と、該ATMスイッチ(1
    1)に付帯しかつプロセッサ(13)の管理のもとで前
    記セルの送受信を行う回線インタフェース装置(12)
    とを有してなり、該回線(2)を介して対向する他のA
    TM交換局との間で、伝送品質を測定するためのOAM
    (Operation Administration and Maintenance) セル
    (4)を送受信するATM交換局において、 前記プロセッサ(13)との間では前記伝送品質の測定
    の開始および停止に関する情報とその測定に関する情報
    についてのみ情報交換し、その測定の開始状態に入った
    後に前記対向する他のATM交換局との間で前記OAM
    セル(4)の交換を逐次行うことにより遷移する前記伝
    送品質の測定進行状態については自己管理し、前記プロ
    セッサ(13)の介在なしに、自律的に実行する状態管
    理部(20)を内部に備えることを特徴とする、ATM
    交換局における回線インタフェース装置。
  2. 【請求項2】 許容個数管理部(21)をさらに設け、
    該許容個数管理部(21)は前記伝送品質の測定の開始
    要求を表すActivation Requestを含むOAMセル(4)
    の発生個数によってインクリメントし、一方、該伝送品
    質の測定の停止要求を表すDeactivation Requestを含む
    OAMセル(4)の発生個数によってデクリメントする
    許容個数を常に管理し、その許容個数が予め定めたスレ
    ッショルドを超えたとき、プロセッサ13に対する前記
    伝送品質の測定の起動を制限する請求項1に記載の回線
    インタフェース装置。
  3. 【請求項3】 タイミング制御部(22)を設け、該タ
    イミング制御部(22)は前記プロセッサ13からのAc
    tivation Requestを受けたときにタイマをセットして該
    Activation Requestを含むOAMセル(4)を前記の対
    向する他のATM交換局に送信してから、その応答であ
    るActivation Confirmedが返送されるまでの間の一定時
    間を監視し、その返送がなくタイムアウトする状態が、
    所定回数リトライしても消滅しないときに該タイマを解
    除し、一方、前記Activation Confirmedが返送されたと
    きも該タイマを解除する請求項1に記載の回線インタフ
    ェース装置。
  4. 【請求項4】 Backward Reporting制御部(23)をさ
    らに設け、該Backward Reporting制御部(23)は前記
    伝送品質に測定に関する情報をBackward Reportingとし
    て前記の対向する他のATM交換局に送信しなければな
    らないか(“1”)否か(“0”)の情報を表示するフ
    ラグ(F)を有し、該フラグ(F)を監視して、“1”
    のときには当該Backward Reportingを自律的に生成して
    前記の対向する他のATM交換局に送信する請求項1に
    記載の回線インタフェース装置。
  5. 【請求項5】 局コード管理部(26)をさらに設け、
    該局コード管理部(26)は自局が何もしない Ready状
    態にあるか(0)、自局がActivation Requestを発信し
    ている要求発信局であるか(1)、または自局がActiva
    tion Requestを受信している要求受信局であるか(2)
    を表示する局識別コード(CD)を保持する請求項1に
    記載の回線インタフェース装置。
  6. 【請求項6】 タイミング制御部(31)を前記プロセ
    ッサ(13)内に設け、該タイミング制御部(31)は
    Activation Requestを前記プロセッサ(13)が発出し
    たときにタイマをセットし、該Activation Requestを受
    けて回線インタフェース装置(12)が、前記の対向す
    るATM交換局に対し所定の処理を実行するのに十分な
    時間経過後にタイムアウトしたことを検知したとき、当
    該Activation Requestに係る要求の受付けができなかっ
    たものと判断して、この受付け不可に対処する処理を開
    始させる請求項1に記載の回線インタフェース装置。
  7. 【請求項7】 測定状態管理部(27)を前記回線イン
    タフェース装置(12)内にさらに設け、タイミング制
    御部(31)および状態読出部(34)を前記プロセッ
    サ(34)内に設け、前記プロセッサ(13)内の前記
    タイミング制御部(31)がタイムアウトを検出する
    と、該プロセッサ(13)内の前記測定状態読出部(3
    4)は、前記回線インタフェース装置12内の測定状態
    管理部(27)に対し、該回線インタフェース装置(1
    2)がどの状態にあるかを問い合せ、該測定状態管理部
    (27)から状態の通知を受けて、その状態が、前記対
    向する他のATM交換局からのActivation Confirmedを
    待っている状態ならば、Activation Requestを再度発出
    し、逆に、その状態がActivation Confirmedを待ってい
    る状態でなければ、前記タイミング制御部(31)によ
    りセットしたタイマがタイムアウトしたものとして、処
    理する請求項6に記載の回線インタフェース装置。
  8. 【請求項8】 前記伝送品質の測定の開始を指示するAc
    tivation Requestが前記プロセッサ(13)から発出さ
    れたとき、現用側の回線インタフェース装置(12)お
    よび予備側の回線インタフェース装置(12)の双方に
    対して同時に該Activation Requestを印加し、その後、
    前記現用側の回線インタフェース装置(12)に故障が
    発生したときは、即座に前記予備側の回線インタフェー
    ス装置(12)に切り換えて、測定を続行するようにす
    る請求項1に記載の回線インタフェース装置。
  9. 【請求項9】 前記プロセッサ(13)内に競合管理部
    (32)をさらに設け、該競合管理部(32)は、前記
    の対向する他の交換局よりActivation Requestを受信し
    たとき、自内の競合防止フラグ(F′)をセットすると
    共に、CPU13がそのActivation Requestを通知され
    て Ready状態からActivationの状態に遷移するまでの所
    定時間(t)経過後に、前記競合防止フラグ(F′)を
    リセットし、その所定時間(t)内に、当該ATM交換
    システム全体の管理を司る集中管理センタ(18)か
    ら、前記プロセッサ(13)に対しActivation Request
    が通知されたときはこれを拒否するようにした請求項1
    に記載の回線インタフェース装置。
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