JPH09204370A - 生産性データ収集装置 - Google Patents

生産性データ収集装置

Info

Publication number
JPH09204370A
JPH09204370A JP1302496A JP1302496A JPH09204370A JP H09204370 A JPH09204370 A JP H09204370A JP 1302496 A JP1302496 A JP 1302496A JP 1302496 A JP1302496 A JP 1302496A JP H09204370 A JPH09204370 A JP H09204370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
time
file
access
electronic tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1302496A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Arazeki
勝 荒関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1302496A priority Critical patent/JPH09204370A/ja
Publication of JPH09204370A publication Critical patent/JPH09204370A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電子ツールを用いた作業における
作業時間、作業種類及び成果物等の生産性の評価に利用
できるデータを収集する。 【解決手段】 一定の作業を行うための少なくとも1つ
の電子ツールを動作させるコンピュータに設けられた生
産性データ収集装置において、コンピュータに使用され
る記憶装置に対し、電子ツールが入出力アクセスを行う
ときに、割込みを発生させる割込発生手段と、割込みが
発生したときに、入出力アクセスの対象となる記憶装置
内の一定の作業用のファイルが、予め指定された一連の
関連作業に関するファイルであるか否かを判定し、関連
作業に関するファイルであるときには、作業履歴の記憶
部にそのファイル情報及び時間情報を保存するアクセス
監視手段とを備えた生産性データ収集装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコンピュータ作業
における生産性データ収集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の個人
レベルで使用するコンピュータが普及している。そし
て、このようなコンピュータにおけるワープロソフト、
表計ソフト、CADソフト等の電子ツールを用いた作業
が一般的になってきている。
【0003】従来コンピュータを利用した作業の生産性
を把握する場合、その作業実績を収集するには作業者一
人一人が実績データを自己申告している。そうした場
合、作業者は常に自己の作業量を意識して、その実績の
記録を残すようにしなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような生産性の把
握は、実績データをどれだけ正確に細かく収集できるか
にかかっている。しかし、実績データ(作業時間、時
間、種類等)は作業者自身の手作業による収集であり、
その内容はその時々の本人の状態や性格に左右されるこ
ともある。そのため、こうしたデータを使用して算出し
た生産性(時間に対する成果物等)も必ずしも正確なも
のとは言えなかった。
【0005】さらに、コンピュータを使用した作業は一
見自動的に収集できそうであるが、使用するワープロ等
の電子ツールは個人によって異なる場合が多く、電子ツ
ールを使った指標を自動的に収集するにはそれぞれの電
子ツールに特化したシステムの構築とならざるを得なか
った。
【0006】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、電子ツールを用いた作業における作業時
間、作業種類及び成果物等の生産性の評価に利用できる
データを収集する生産性データ収集装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、一定の作業を行うため
の少なくとも1つの電子ツールを動作させるコンピュー
タに設けられた生産性データ収集装置において、コンピ
ュータに使用される記憶装置に対し、電子ツールが入出
力アクセスを行うときに、割込みを発生させる割込発生
手段と、割込みが発生したときに、入出力アクセスの対
象となる記憶装置内の一定の作業用のファイルが、予め
指定された一連の関連作業に関するファイルであるか否
かを判定し、関連作業に関するファイルであるときに
は、作業履歴の記憶部にそのファイル情報及び時間情報
を保存するアクセス監視手段とを備えた生産性データ収
集装置である。
【0008】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する発明において、アクセス監視装置は、電子
ツールに対して一定時間以上アクセスが行われないとき
には、関連作業に従事しない時間としてその非アクセス
に関する時間情報を作業履歴の記憶部に保存する生産性
データ収集装置である。
【0009】さらに、請求項3に対応する発明は、コン
ピュータにマルチウィンドウシステムが用いられ、その
アクティブなウィンドウ上に起動された電子ツールによ
り関連作業が行われる請求項1に対応する生産性データ
収集装置において、アクセス監視装置は、関連作業に使
用される電子ツールがあるウィンドウ上に起動されてい
るとき、そのウィンドウが非アクティブである場合に、
当該ウィンドウの非アクティブな時間情報を作業履歴の
記憶部に保存する生産性データ収集装置である。
【0010】したがって、まず、請求項1に対応する発
明の生産性データ収集装置においては、割込発生手段に
よって、当該コンピュータに使用される記憶装置に対
し、電子ツールが入出力アクセスを行うときに、割込み
が発生する。
【0011】この割込みが発生したときに、アクセス監
視手段によって、当該入出力アクセスの対象となる記憶
装置内の一定の作業用のファイルが、予め指定された一
連の関連作業に関するファイルであるか否かが判定さ
れ、関連作業に関するファイルであるときには、作業履
歴の記憶部にそのファイル情報及び時間情報が保存され
る。
【0012】また、請求項2に対応する発明の生産性デ
ータ収集装置においては、請求項1に対応する発明と同
様に作用する他、アクセス監視装置によって、電子ツー
ルに対して一定時間以上アクセスが行われないときに
は、関連作業に従事しない時間としてその非アクセスに
関する時間情報が作業履歴の記憶部に保存される。
【0013】さらに、請求項3に対応する発明の生産性
データ収集装置においては、請求項1に対応する発明と
同様に作用する他、コンピュータにマルチウィンドウシ
ステムが用いられ、そのアクティブなウィンドウ上に起
動された電子ツールにより、予め指定された関連作業に
対応する一定の作業が行われている。
【0014】そして、アクセス監視装置によって、関連
作業に使用される電子ツールがあるウィンドウ上に起動
されているとき、そのウィンドウが非アクティブである
場合に、当該ウィンドウの非アクティブな時間情報が作
業履歴の記憶部に保存される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (発明の第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施
の形態に係る生産性データ収集装置を適用したコンピュ
ータを示す構成図である。
【0016】このコンピュータ本体1には、入力装置2
からの入力を制御する入力制御装置3と、ワープロソフ
トや表計算ソフトなどの電子ツール4と、入力装置2か
らの入力又は電子ツール4からのデータ読み出しもしく
は書き込みが割込発生手段としてのI/Oコントローラ
5を介してなされる記憶装置としてのディスク6と、ア
クセス監視手段としてのディスクアクセス監視装置7
と、作業履歴の記憶部としての作業履歴ファイル8と、
その他図示しない周辺要素とが設けられている。
【0017】I/Oコントローラ5は、ディスク6に対
する入力制御装置3等の他のデバイスからの入出力アク
セスを制御し、ディスク6に対して書き込みもしくはデ
ータ読み出しを行う。また、ディスク6内の何れかのフ
ァイルに対する入出力アクセス時に、割込信号を出力す
る。
【0018】ディスクアクセス監視装置7は、I/O割
込検出部11と、ディレクトリ走査部12と、ディレク
トリ登録有無判定部13と、履歴書込部14とによって
構成されている。なお、このディスクアクセス監視装置
7は、「装置」とあるが、その一部又は全部をソフトウ
エアで構成されていてもよい。
【0019】I/O割込検出部11は、I/Oコントロ
ーラ5から出力される割込信号を検出し、ディレクトリ
走査部12に通知する。ディレクトリ走査部12は、I
/O割込検出部11から通知を受けると、ディスク6の
ディレクトリを走査し、その結果をディレクトリ登録有
無判定部13に通知する。
【0020】ディレクトリ登録有無判定部13は、ディ
スクアクセスの対象となったファイルが予め登録された
ディレクトリィ内のものか否かか判定し、該当するディ
レクトリィ内のファイルであればその旨を履歴書込部1
4に通知する。また、図1には特にその手段を図示しな
いが、作業履歴の保存対象となる新規なディレクトリが
ディスク6に登録されたときには、そのディレクトリ名
が判定基準として当該ディレクトリ登録有無判定部13
に登録される。
【0021】履歴書込部14は、ディレクトリ走査部1
2で走査され、ディレクトリ登録有無判定部13で予め
登録されたディレクトリィと判断されたアクセス対象と
なったファイル名とアクセス時間を作業履歴として作業
履歴ファイル8に保存する。
【0022】作業履歴ファイル8は、作業履歴を保存す
る。外部から要求があった場合には、作業履歴ファイル
8からその作業履歴のデータが出力装置9に出力され
る。なお、図1においては説明の都合上、作業履歴ファ
イル8をディスク6と別に表現しているが、作業履歴フ
ァイル8は、例えばディスク6内に設けられていてもよ
い。
【0023】上記説明からわかる通り、生産性データ収
集装置は、主としてI/Oコントローラ5の割込信号発
生機能、ディスクアクセス監視装置7及び作業履歴ファ
イル8等から構成される。
【0024】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係る生産性データ収集装置を適用したコンピ
ュータにおける生産性データ収集動作について、まず一
般的な動作の説明、次に具体的な動作の説明を行う。 (一般的な動作の説明)まず、すべての作業を行う前
に、入力装置2から自分が行う業務単位にディレクトリ
ィを登録する。ディレクトリィは必ずしも業務単位でな
くてもよいが、最終的に分析したい単位にわける。これ
により、登録されたディレクトリに対応する作業履歴フ
ァイル8が作成される。
【0025】次に、任意に電子ツール4を使用して作業
する。通常は成果物(ファイル)の内容を読出し、一定
の作業をして、その結果を登録されたディレクトリ内の
ファイルに書き込む、といった作業が発生する。
【0026】また、ディスク6にアクセスする場合必ず
I/Oコントローラ5を介してデータのやりとりが行わ
れる。ここで、I/Oコントローラ5からの割込信号を
検出したディスクアクセス監視装置7は、ディスクアク
セスに対して割込み処理を行う。
【0027】これにより電子ツール4が行うファイルア
クセスを全て検出することができる。アクセスを検出す
ると監視装置7はそのファイルのディレクトリィが登録
されたディレクトリィか判断し、該当するディレクトリ
ィであればそのファイル名とアクセス時間を作業履歴と
して保存する。
【0028】そして、作業履歴監視者が、任意の時期に
作業履歴ファイル8を読み出して生産性等の必要な情報
を作成する。次に具体的な動作の説明を行う。 (具体的な動作の説明) (1)ディレクトリの登録 ディスクアクセス監視装置7を起動する。ディスクアク
セス監視装置7はまず、ディスクアクセスに対して割込
みをトラップし、以後全てのディスクアクセスを監視す
る。
【0029】次に、作業者があるプロジェクト「PJ
1」に関する業務を行うにあたり、PJ1用のディレク
トリィとしてディレクトリィ名「¥PJ1」を登録す
る。ディスクアクセス監視装置7は、作業履歴の保存フ
ァイルとして「¥RIREKI」を用意する。 (2)ワープロによる作業その1 まず、作業者は、PJ1の仕様書をまとめるため電子ツ
ール4としてワープロを起動する。
【0030】また、仕様書の半分を書いたところでファ
イルに保存する。例えばそのファイル名を「¥PJ1¥
SIYO」とする。ここで、ワープロがファイル保存処
理を行った時点で割込みが発生し、ディスクアクセス監
視装置7に制御が渡される。
【0031】ディスクアクセス監視装置7はこの時アク
セスされるファイル名「¥PJ1¥SIYO」を解析、
登録されてあるディレクトリィと判断し、作業履歴とし
て¥RIREKIに保存日時、処理及びファイル名等を
保存する。 (3)ワープロによる作業その2 後日、PJ1の仕様書まとめを再度行うためワープロを
起動する。
【0032】まず、前回保存したファイル「¥PJ1¥
SIYO」を読み込む。ワープロがファイルを読み込む
時点で割込みが発生し、ディスクアクセス監視装置7に
制御が渡される。
【0033】ディスクアクセス監視装置7は、この時ア
クセスされるファイル名「¥PJ1¥SIYO」を解析
して登録されているディレクトリィと判断し、作業履歴
として¥RIREKIに読出保存日時、処理及びファイ
ル名等を保存する。
【0034】作業者は仕様書をさらに変更する作業を行
い、最後に保存する。ワープロがファイル保存処理を行
った時点で、上記場合と同様に割込みが発生、ディスク
アクセス監視装置7に制御が渡される。
【0035】ディスクアクセス監視装置7はこの時アク
セスされるファイル名「¥PJ1¥SIYO」を解析、
登録されているディレクトリィと判断し、作業履歴とし
て¥RIREKIに保存日時、処理及びファイル名等を
保存する。 (4)表計算ソフトによる作業 次に、上記作成文書に添付するグラフを作成するため
に、電子ツール4として表計算ソフトを起動する。
【0036】このとき新規ファイルとして「¥PJ1¥
HYOI」を作成する。表計算ソフトがファイルを作成
しようとする時点で割込みが発生、ディスクアクセス監
視装置7に制御が渡される。
【0037】ディスクアクセス監視装置7はこの時アク
セスされるファイル名「¥PJ1¥HYOI」を解析、
登録されているディレクトリィと判断し、作業履歴とし
て¥RIREKIに保存日時、処理及びファイル名等を
保存する。
【0038】さらに、作業者は表に必要なデータを入力
していき、最後に「¥PJ1¥HYOI」に保存日時、
処理及びファイル名等を保存する。表計算ソフトがファ
イルを保存しようとする時点で割込みが発生、ディスク
アクセス監視装置7に制御が渡される。
【0039】ディスクアクセス監視装置はこの時アクセ
スされるファイル名「¥PJ1¥HYOI」を解析し、
登録されているディレクトリィと判断し、作業履歴とし
て¥RIREKIに保存日時、処理及びファイル名等を
保存する。 (5)作業履歴ファイルのチェック 例えば、作業者が自分の業務を振り返るために作業履歴
ファイル8から¥RIREKIを読み出すと、そこには
ワープロでの作業と表計算ソフトでの作業履歴が残って
いる。 (6)作業進行に伴う作業履歴の蓄積 上記(1)〜(5)と同様にして、他の作業者に関して
も作業履歴が蓄積される。 (7)作業履歴の収集 管理者は自分の部下(作業者)の作業を分析するため
に、部下全員の¥RIREKIを例えばフロッピーディ
スクFD等の記憶媒体を用いて収集する。
【0040】このとき収集された作業履歴は例えば図2
に示すようになっている。図2は本実施の形態における
作業履歴の内容を例示する図である。同図に示される情
報により、管理者は、部下が1週間のうちどれだけコン
ピュータを使用しているか判断する。1週間の勤務時間
はわかっているので使用率がわかる。ある種の作業(仕
様書をまとめる等)では、そのほとんどがコンピュータ
を使用することになり、使用率が高いほど作業が進んで
いる、と判断することができる。
【0041】また、図2では、日付及び時間について
は、READかWRITEかの時刻が示されているが、
一定のプログラムにより各ファイル名に対応する各作業
時間を算出するようにしてもよい。つまり、同一ファイ
ル名が連続するとき、READ〜WRITE間又はWR
ITE〜WRITE間の時間は、同作業についての作業
時間を示している。
【0042】このようにして、管理者は、部下がプロジ
ェクト「PJ1」に対して費やした電子ツール4での作
業時間を集計する。ディレクトリィ「¥PJ1」に対し
てアクセスした履歴を集計することによって例えば前述
したようにしてその作業時間を判断することができる。
【0043】また、部下が使用する電子ツール4の種類
を判断する。一般に市販ツールは拡張子が独自であり、
これで判断することができる。例えばWJ2はL社の表
計算ソフト、JSWはJ社のワープロソフト、という具
合である。
【0044】上述したように、本発明の実施の形態に係
る生産性データ収集装置によれば、ディスク6への入出
力アクセス時にI/Oコントローラ5から割込みが発生
し、この割込み応じて予め設定された関連作業について
その作業における時間帯、ツール、成果物、作業の種類
等を自動的に収集し、作業履歴ファイルに保存するよう
にしたので、作業において使用するツールは限定されず
に、生産性の評価に利用可能な正確な作業履歴を収集す
ることができる。
【0045】このように、本実施形態によれば、コンピ
ュータを使用する作業をもれなく収集することができ、
収集した履歴は、これもコンピュータに保存されるため
活用が容易である。さらに、履歴データを変換等するこ
とにより、表計算ソフトに直接読み込ませることもでき
る。こうした表計算ソフトにデータを読み込むことがで
きれば、あとの集計作業等は極めて容易に実施できる。 (発明の第2の実施の形態)例えば作業者は、電子ツー
ルを起動しておいて、そのまま放っておく(別の業務を
する)ことがしばしばあり、このような場合、ある一定
時間キーボード入力あるいはマウス入力が発生しない。
しかし、この場合は、作業者は電子ツールによる作業を
していないわけであるから、そのとき収集される作業履
歴のデータは実際の作業状況に即さないことになる。
【0046】本実施の形態では、第1の実施の形態の生
産性データ収集装置に、上記状況にある場合でも実質作
業時間を算出できるような構成を加えた装置を説明す
る。図3は本発明の第2の実施の形態に係る生産性デー
タ収集装置を適用したコンピュータの主要部を示す構成
図であり、図1と同一部分には同一符号を付して説明を
省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0047】この生産性データ収集装置におけるディス
クアクセス監視装置7´には、マウス2a,キーボード
2b及びスキャナ2c等の入力装置2から入力される入
力制御装置3の信号をトラップし、一定時間が過ぎても
入力がなかった場合には作業をしていないとみなす入力
監視部15が設けられる。
【0048】この入力監視部15は、一定時間が経過し
ても入力がない場合には、そのときアクセス対象となっ
ているファイルについて、アクセスがないことを示す処
理、日時を作業履歴に保存する。
【0049】したがって、履歴保存ファイル8を読み出
したとき、図2における処理でREADともWRITE
とも異なる「未アクセス」間の時間から電子ツール4を
用いる作業に従事していない時間を算出することができ
る。
【0050】上述したように、本発明の実施の形態に係
る生産性データ収集装置によれば、第1の実施形態を同
様に構成される他、入力監視部15を設けて外部入力を
監視し、一定時間が経過しても入力がない場合には、そ
のときアクセス対象となっているファイルについて、ア
クセスがないことを示す処理、日時を作業履歴に保存す
るようにしたので、上記発明の実施の形態に係る生産性
データ収集装置と同様の効果が得られる他、電子ツール
4を起動していても作業していない時間をも収集するこ
とができ、より一層正確な作業履歴を収集することがで
きる。 (発明の第3の実施の形態)表示画面上のウィンドウ内
に電子ツールの表示内容を表示させ、少なくとも1つの
ウィンドウにおいて作業を行うようにできるマルチウィ
ンドウシステムでは、複数の電子ツールを同時に起動す
ることができる。
【0051】例えばワープロと表計算を同時に起動す
る。しかし人間が複数の作業を同時に行うことは困難で
あり、従ってワープロあるいは表計算どちらかの作業は
事実上行っていないことになる。
【0052】したがって、このとき収集される何れかの
電子ツールの作業履歴のデータは実際の作業状況に即さ
ないことになる。本実施の形態では、第1の実施の形態
の生産性データ収集装置に、上記状況にある場合でも実
質作業時間を算出できるような構成を加えた装置を説明
する。
【0053】図4は本発明の第3の実施の形態に係る生
産性データ収集装置を適用したコンピュータを示す構成
図であり、図1と同一部分には同一符号を付して説明を
省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0054】このコンピュータ本体1”にはウィンドウ
システム20が設けられ、外部に対する入出力は、ウィ
ンドウシステム20を介して行われる。マルチウィンド
ウシステムの表示ウィンドウには、図5に示すように、
画面21上にアクティブウィンドウ22が必ず1つだけ
存在し、その他は作業が行われていないバックグラウン
ドウィンドウ23となる。
【0055】また、ディスクアクセス監視装置7”に
は、アクティブウィンドウ監視部16が設けられてい
る。アクティブウィンドウ監視部16は、ウィンドウシ
ステム20を監視することで、起動されている少なくと
も一つの電子ツール4がアクティブか否か調べ、ウィン
ドウが開かれている各電子ツール4の非アクティブな時
間帯を作業履歴ファイル8に記録するように、履歴書込
部14に指示する。
【0056】このように、構成された生産性データ収集
装置を適用したコンピュータにおいては、作業者はアク
ティブウィンドウ22に対して作業を行う。ディスクア
クセス監視装置7”は、対象となるファイルにアクセス
し、作業履歴書込み対象となっている電子ツール4が常
にアクティブか否かを監視し、非アクティブの時間帯を
作業履歴に記録する。
【0057】後に、作業履歴データを分析する場合、こ
の時間帯を差し引くことにより正確なデータを得ること
ができる。上述したように、本発明の実施の形態に係る
生産性データ収集装置によれば、第1の実施形態を同様
に構成される他、ウィンドウシステム20を監視するア
クティブウィンドウ監視部16を設けてウィンドウを監
視し、非アクティブなウィンドウに開かれた電子ツール
4の,その非アクティブな時間帯を作業履歴ファイル8
に記録するようにしたので、上記発明の実施の形態に係
る生産性データ収集装置と同様の効果が得られる他、ウ
ィンドウの非アクティブ時の作業時間を差し引くことに
よって、より一層正確な作業履歴情報を得ることができ
る。なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されるも
のでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変形する
ことが可能である。
【0058】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、電
子ツールを用いた作業における作業時間、作業種類及び
成果物等の生産性の評価に利用できるデータを収集する
生産性データ収集装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る生産性データ
収集装置を適用したコンピュータを示す構成図。
【図2】本実施の形態における作業履歴の内容を例示す
る図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る生産性データ
収集装置を適用したコンピュータの主要部を示す構成
図。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る生産性データ
収集装置を適用したコンピュータを示す構成図。
【図5】本実施の形態の生産性データ収集装置における
表示画面の一例を示す図。
【符号の説明】
4…電子ツール 5…I/Oコントローラ 6…ディスク 7…ディスクアクセス監視装置 8…作業履歴ファイル 11…I/O割込検出部 12…ディレクトリ走査部 13…ディレクトリ登録有無判定部 14…履歴書込部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の作業を行うための少なくとも1つ
    の電子ツールを動作させるコンピュータに設けられた生
    産性データ収集装置において、 前記コンピュータに使用される記憶装置に対し、前記電
    子ツールが入出力アクセスを行うときに、割込みを発生
    させる割込発生手段と、 前記割込みが発生したときに、前記入出力アクセスの対
    象となる前記記憶装置内の前記一定の作業用のファイル
    が、予め指定された一連の関連作業に関するファイルで
    あるか否かを判定し、前記関連作業に関するファイルで
    あるときには、作業履歴の記憶部にそのファイル情報及
    び時間情報を保存するアクセス監視手段とを備えたこと
    を特徴とする生産性データ収集装置。
  2. 【請求項2】 前記アクセス監視装置は、前記電子ツー
    ルに対して一定時間以上アクセスが行われないときに
    は、前記関連作業に従事しない時間としてその非アクセ
    スに関する時間情報を前記作業履歴の記憶部に保存する
    ことを特徴とする請求項1記載の生産性データ収集装
    置。
  3. 【請求項3】 前記コンピュータにマルチウィンドウシ
    ステムが用いられ、そのアクティブなウィンドウ上に起
    動された電子ツールにより前記関連作業が行われる請求
    項1記載の生産性データ収集装置において、 前記アクセス監視装置は、前記関連作業に使用される前
    記電子ツールがあるウィンドウ上に起動されていると
    き、そのウィンドウが非アクティブである場合に、当該
    ウィンドウの非アクティブな時間情報を前記作業履歴の
    記憶部に保存することを特徴とする生産性データ収集装
    置。
JP1302496A 1996-01-29 1996-01-29 生産性データ収集装置 Pending JPH09204370A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1302496A JPH09204370A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 生産性データ収集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1302496A JPH09204370A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 生産性データ収集装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09204370A true JPH09204370A (ja) 1997-08-05

Family

ID=11821580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1302496A Pending JPH09204370A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 生産性データ収集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09204370A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002032116A (ja) * 2000-07-14 2002-01-31 Denso Corp 生産実績管理システム
JP2006003950A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Daikin Ind Ltd 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム
JP2006003951A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Daikin Ind Ltd 情報処理装置、および、情報処理方法、プログラム、並びに、情報処理システム
JP2006260522A (ja) * 2005-02-21 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、情報管理装置、情報管理システム、情報処理方法、情報管理方法、情報処理プログラム、情報管理プログラム及び記録媒体
JP2008226054A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Ricoh Co Ltd 工数管理システム、サーバ端末、工数管理方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2010117796A (ja) * 2008-11-11 2010-05-27 Canon Electronics Inc 情報処理システム、情報処理方法、クライアント装置及びその制御方法、管理サーバ装置及びその制御方法、プログラム、記録媒体
JP2010218432A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、システム、方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2014035650A (ja) * 2012-08-08 2014-02-24 Hitachi Solutions Ltd 自動情報入力システムおよび方法
JP2017068379A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 株式会社富士通エフサス 機器使用管理システム、機器使用管理方法および機器使用管理プログラム
JP2018173785A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 コニカミノルタ株式会社 業務利用ファイル管理システム、業務利用ファイルの管理方法、および、プログラム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002032116A (ja) * 2000-07-14 2002-01-31 Denso Corp 生産実績管理システム
JP2006003950A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Daikin Ind Ltd 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム
JP2006003951A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Daikin Ind Ltd 情報処理装置、および、情報処理方法、プログラム、並びに、情報処理システム
JP4645880B2 (ja) * 2004-06-15 2011-03-09 ダイキン工業株式会社 情報処理装置、および、情報処理方法、プログラム、並びに、情報処理システム
JP2006260522A (ja) * 2005-02-21 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、情報管理装置、情報管理システム、情報処理方法、情報管理方法、情報処理プログラム、情報管理プログラム及び記録媒体
JP2008226054A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Ricoh Co Ltd 工数管理システム、サーバ端末、工数管理方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2010117796A (ja) * 2008-11-11 2010-05-27 Canon Electronics Inc 情報処理システム、情報処理方法、クライアント装置及びその制御方法、管理サーバ装置及びその制御方法、プログラム、記録媒体
JP2010218432A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、システム、方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2014035650A (ja) * 2012-08-08 2014-02-24 Hitachi Solutions Ltd 自動情報入力システムおよび方法
JP2017068379A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 株式会社富士通エフサス 機器使用管理システム、機器使用管理方法および機器使用管理プログラム
JP2018173785A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 コニカミノルタ株式会社 業務利用ファイル管理システム、業務利用ファイルの管理方法、および、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3967993B2 (ja) ストレージ使用容量表示方法
JP2008518295A5 (ja)
JPH09204370A (ja) 生産性データ収集装置
JP4383413B2 (ja) 不正操作判定システム、不正操作判定方法及び不正操作判定プログラム
WO2017033450A1 (en) Information processing system, information processing apparatus, and information processing method
JP2002269305A (ja) ワークフロー自動監視制御方法、装置、及びプログラム
JP2010224979A (ja) 情報分析装置及びその方法、情報分析システム、プログラム、記憶媒体
JP2009176131A (ja) クライアント端末監視システム
US6466897B1 (en) Computer user aiding system, computer user aiding method and storage medium storing program therefor
JPH10263234A (ja) パターン縫い作業データ処理装置
JP5710939B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理システムおよびプログラム
JP7411338B2 (ja) 収益認識装置、収益認識方法、および、収益認識プログラム
JP4532056B2 (ja) 情報支援分析装置及びその制御方法、プログラム
JP2013061760A (ja) プログラム及び情報処理装置
JP4281220B2 (ja) 分析機器用データ管理装置
JP2008027283A (ja) 労働記録装置、労働記録プログラム、労働記録プログラムが格納された記録媒体および労働記録方法
JP4774308B2 (ja) 減価償却費算出プログラムおよび減価償却費算出方法
JP2932809B2 (ja) 性能予測・診断装置システム
JP2009134535A (ja) ソフトウェア開発支援装置、ソフトウェア開発支援方法及びソフトウェア開発支援プログラム
JP2005228192A (ja) 作業時間集計システムおよびその方法
JP5519416B2 (ja) 情報閲覧システム、監視サーバ装置、クライアント装置およびその制御方法ならびにプログラム
JP2019159347A (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP5363072B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法、クライアント装置及びその制御方法、管理サーバ装置及びその制御方法、プログラム、記録媒体
JP2001109648A (ja) 情報取得方法、情報取得装置、及び記録媒体
Vaickus et al. A simplified method for assessing cytotechnologist workload