JPH09203974A - 一眼レフカメラのミラーボックス - Google Patents

一眼レフカメラのミラーボックス

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Publication number
JPH09203974A
JPH09203974A JP8032823A JP3282396A JPH09203974A JP H09203974 A JPH09203974 A JP H09203974A JP 8032823 A JP8032823 A JP 8032823A JP 3282396 A JP3282396 A JP 3282396A JP H09203974 A JPH09203974 A JP H09203974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
lever
spring
sub
box
Prior art date
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Pending
Application number
JP8032823A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Kitaoka
直樹 北岡
Yasuaki Miura
康晶 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP8032823A priority Critical patent/JPH09203974A/ja
Publication of JPH09203974A publication Critical patent/JPH09203974A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の削減、コストダウン、スペースの
有効利用を図る。 【解決手段】 少なくともその―部がハーフミラーであ
り、撮影レンズからの光線をペンタプリズムへと導くメ
インミラー(2)と、メインミラーのハーフミラー部を
透過した光線の少なくとも―部を反射するサブミラー
(3)と、メインミラー(2)を一方向へ付勢する付勢
部材(27)と、付勢部材の付勢力を受けて所望の位置
にて係止部材(8)と係合し、係止部材(8)との係合
状態にてサブミラー(3)と係合して、サブミラーを所
定角度に保持する保持部材(9、10)とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一眼レフカメラの
ミラーボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、一般的な一眼レフカメラの中央
断面図である。図3において、まず撮影視野画面の光路
を説明すると、不図示の被写体からの光は撮影レンズ1
01を通過し、メインミラー2で反射されファインダス
クリーン103に結像される。ファインダスクリーン1
03上に結像した被写体像は、ペンタプリズム104と
接眼レンズ群105を通過し、撮影者に視認される。メ
インミラー2の中央部は、ハーフミラーになっており、
透過した光はサブミラ―107に反射され、下側(図
3)の測距センサーモジュール106ヘと導かれる。
【0003】図2は、従来のカメラのミラーボックス部
の斜視図である。図2中、メインミラー2は、メインミ
ラー枠20に接着されている。メインミラー枠20は、
両側に加締められた回転軸5によってミラーボックス1
に回動可能に取り付けられている。メインミラー枠20
の回転軸5には、ミラーダウンバネ7が巻かれている。
ミラーダウンバネ7の片方の腕は、ミラーボックス1に
取り付けられたバネ掛け16に掛けられている。もう―
方の腕は、メインミラー枠20に加締められたバネ掛け
6に掛けられている。このミラーダウンバネ7のバネ力
によってメインミラー枠20は反時計回りに付勢され、
ミラーボックス1の内部に設けられた不図示のメインミ
ラー枠受け部材によって所望の角度で保持されている。
【0004】サブミラー枠3には不図示のサブミラーが
接着されており、メインミラー枠20に回動可能に保持
されている。サブミラー枠3は、図2の状態ではトグル
バネ4によって矢印31方向に付勢されている。レバー
10には、サブミラー枠受けピン9およびバネ掛け12
が、図2のように加締められている。レバー10は、ミ
ラーボックス1の加締め穴15に、加締め軸11によっ
て回動可能に固定されている。バネ19は、その―方が
バネ掛け12に掛けられ、他方がミラーボックス1の加
締め穴17に加締められた軸18に掛けられている。こ
のバネ19のバネ力によって、レバー10は反時計回り
に付勢されている。
【0005】サブミラー枠受けピン9は、ミラーボック
ス1の穴部14を通って、ミラーボックス1内部に突出
しており、矢印31方向に付勢されたサブミラー枠3と
当接する。偏心ピン8は、ミラーボックス1の穴13に
回転可能に加締められている。偏心ピン8の側面とレバ
ー10の側面は、ミラーボックス1上では当接してお
り、偏心ピン8を回転させることで、レバー10の角度
が変化してサブミラー枠3の所望の角度を得ることが可
能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術では、部品点数が多いためにコスト高となる上、スペ
ースが非常に無駄であるという点で改善余地があった。
【0007】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、部品点数の削減、コストダウン、スペースの有
効利用を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の一眼レフカメラのミラーボックスは、少な
くともその―部がハーフミラーであり、撮影レンズから
の光線をペンタプリズムへと導くメインミラー(2)
と、メインミラーのハーフミラー部を透過した光線の少
なくとも―部を反射するサブミラー(3)と、メインミ
ラー(2)を一方向へ付勢する付勢部材(27)と、付
勢部材の付勢力を受けて所望の位置にて係止部材(8)
と係合し、係止部材(8)との係合状態にてサブミラー
(3)と係合して、サブミラーを所定角度に保持する保
持部材(9、10)とを具備する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0010】図1は、本発明による一眼レフカメラのミ
ラーボックスの一実施例を示す斜視図である。
【0011】図1において、メインミラー2はミラー枠
20に接着されている。メインミラー枠20は、両側に
加締められた回転軸5によって、ミラーボックス1に回
動可能に取り付けられている。レバー10には、サブミ
ラー枠受けピン9とバネ掛け12とが、図1のように加
締められている。レバー10は、ミラーボックス1の加
締め穴15に加締め軸11によって回動可能に固定され
ている。メインミラー枠20の回転軸5には、ミラーダ
ウンバネ27が巻かれている。ミラーダウンバネ27の
片方の腕は、レバー10に加締められた軸12に掛けら
れている。このミラーダウンバネ27のバネ力によって
メインミラー枠20は反時計回りに付勢され、ミラーボ
ックス1の内部に設けられた不図示のメインミラー枠受
け部材によって所望の角度で保持される。このとき、レ
バー10も同時に反時計回りに付勢される。偏心ピン8
は、ミラーボックス1の穴13に回転可能に加締められ
ている。偏心ピンの側面とレバー10の側面は、ミラー
ボックス1上では当接している。
【0012】サブミラー枠3には、不図示のサブミラー
が接着されており、メインミラー枠20に回動可能に保
持されている。サブミラー枠3は、図1の状態ではトグ
ルバネ4によって矢印31方向に付勢されている。サブ
ミラー枠受けピン9は、ミラーボックス1の穴部14を
通ってミラーボックス1内部に突出して、矢印31方向
に付勢されたサブミラー枠3と当接する。偏心ピン8を
回転させることで、レバー10の角度が変化し、サブミ
ラー枠3の所望の角度を得ることが可能となる。
【0013】以上で説明した実施例によれば、メインミ
ラーダウンバネ27の一方の腕をレバー10を付勢力を
与えるように掛けることにより、メインミラーダウンバ
ネ27とサブミラー保持用のレバー10の付勢バネとを
共用としたので、部品点数を削減でき、コストを抑えら
れるという効果がある上、スペースの有効利用も可能と
なる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明の一眼レフカメラ
のミラーボックスによれば、メインミラーダウンバネと
サブミラー保持用のレバー付勢バネとを共用するように
したので、部品点数を削減でき、コストを抑えられると
いう効果がある上、スペースの有効利用も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一眼レフカメラのミラーボックス
の一実施例を示す斜視図である。
【図2】従来の一眼レフカメラのミラーボックスの一例
を示す斜視図である。
【図3】一眼レフカメラのミラーボックスの一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 ミラーボックス 2 メインミラー 3 サブミラー枠 4 トグルバネ 5 回転軸 7 ミラーダウンバネ 8 偏心ピン 9 ピン 10 レバー 11 軸 12 軸 13 穴 14 穴部 15 穴 17 穴 18 軸 19 バネ 20 メインミラー枠 27 メインミラーダウンバネ 101 撮影レンズ 103 ファインダスクリーン 104 ペンタプリズム 105 接眼レンズ群 106 測距センサーモジュール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともその―部がハーフミラーであ
    り、撮影レンズからの光線をペンタプリズムへと導くメ
    インミラーと、 前記メインミラーのハーフミラー部を透過した光線の少
    なくとも―部を反射するサブミラーと、 前記メインミラーを一方向へ付勢する付勢部材と、 前記付勢部材の付勢力を受けて所望の位置にて係止部材
    と係合し、該係止部材との係合状態にて前記サブミラー
    と係合して、前記サブミラーを所定角度に保持する保持
    部材とを具備することを特徴とする一眼レフカメラのミ
    ラーボックス。
  2. 【請求項2】前記付勢部材にねじりバネを使用したこと
    を特徴とした請求項1の一眼レフカメラのミラーボック
    ス。
JP8032823A 1996-01-26 1996-01-26 一眼レフカメラのミラーボックス Pending JPH09203974A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8032823A JPH09203974A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 一眼レフカメラのミラーボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8032823A JPH09203974A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 一眼レフカメラのミラーボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09203974A true JPH09203974A (ja) 1997-08-05

Family

ID=12369559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8032823A Pending JPH09203974A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 一眼レフカメラのミラーボックス

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JP (1) JPH09203974A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100711003B1 (ko) * 2005-12-28 2007-04-24 동부일렉트로닉스 주식회사 노광 장치용 웨이퍼 스테이지의 경사 조정 장치 및 그 조정방법
EP2584401A1 (en) 2011-10-21 2013-04-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Photographing apparatus and method
US8491202B2 (en) 2008-02-15 2013-07-23 Nikon Corporation Mirror retention structure and camera equipped therewith

Cited By (5)

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KR100711003B1 (ko) * 2005-12-28 2007-04-24 동부일렉트로닉스 주식회사 노광 장치용 웨이퍼 스테이지의 경사 조정 장치 및 그 조정방법
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EP2584401A1 (en) 2011-10-21 2013-04-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Photographing apparatus and method
KR20130043925A (ko) 2011-10-21 2013-05-02 삼성전자주식회사 촬상장치 및 촬상방법
US9030590B2 (en) 2011-10-21 2015-05-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Photographing apparatus and method

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