JPH09202542A - 集合住宅用エレベーター - Google Patents
集合住宅用エレベーターInfo
- Publication number
- JPH09202542A JPH09202542A JP8010492A JP1049296A JPH09202542A JP H09202542 A JPH09202542 A JP H09202542A JP 8010492 A JP8010492 A JP 8010492A JP 1049296 A JP1049296 A JP 1049296A JP H09202542 A JPH09202542 A JP H09202542A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- car
- control panel
- central control
- hall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 居住者が乗場に着いたときには必ずかごに乗
れるようにする。 【解決手段】 集合住宅の各住戸に設けられたインター
ホンの子機９ａ，９ｂ，９ｃと、集合住宅のホームオー
トメーションを管理する中央制御装置７と、エレベータ
ーのかごの運転を管理し各住戸から乗場までの徒歩時間
が書き込まれたエレベーター制御盤６と、このエレベー
ター制御盤６と前記中央制御装置７との相互間で情報の
授受を可能とするインターフェイス１１とを備え、ある
住戸のかご呼び手段からの信号が中央制御装置７を介し
てエレベーター制御盤６に出力されると、このエレベー
ター制御盤６によって前記徒歩時間に合わせてかご１を
乗場に呼ぶようにした。
れるようにする。 【解決手段】 集合住宅の各住戸に設けられたインター
ホンの子機９ａ，９ｂ，９ｃと、集合住宅のホームオー
トメーションを管理する中央制御装置７と、エレベータ
ーのかごの運転を管理し各住戸から乗場までの徒歩時間
が書き込まれたエレベーター制御盤６と、このエレベー
ター制御盤６と前記中央制御装置７との相互間で情報の
授受を可能とするインターフェイス１１とを備え、ある
住戸のかご呼び手段からの信号が中央制御装置７を介し
てエレベーター制御盤６に出力されると、このエレベー
ター制御盤６によって前記徒歩時間に合わせてかご１を
乗場に呼ぶようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅の各住戸
から乗場までの徒歩時間に合わせてかごを乗場に呼ぶよ
うにした集合住宅用エレベーターに関する。
から乗場までの徒歩時間に合わせてかごを乗場に呼ぶよ
うにした集合住宅用エレベーターに関する。
【０００２】
【従来の技術】最近のマンション等にあっては、ホーム
オートメーション化されており、このホームオートメー
ションを管理するための中央制御装置が管理室に設けら
れている。また、マンションにはインターホンが設けら
れ、このインターホンの親機は管理室に設けられ、子機
は各住戸や共同玄関等に設けられている。インターホン
の親機と子機は通話バスラインによって中央制御装置に
接続されている。
オートメーション化されており、このホームオートメー
ションを管理するための中央制御装置が管理室に設けら
れている。また、マンションにはインターホンが設けら
れ、このインターホンの親機は管理室に設けられ、子機
は各住戸や共同玄関等に設けられている。インターホン
の親機と子機は通話バスラインによって中央制御装置に
接続されている。
【０００３】一方、マンションにはエレベーターが設置
されており、各階に設けられた乗場でホールボタンを押
すと乗場呼びが発生し、エレベーターの制御盤から巻上
機へ指令を出して、かごを乗場に呼んでいる。
されており、各階に設けられた乗場でホールボタンを押
すと乗場呼びが発生し、エレベーターの制御盤から巻上
機へ指令を出して、かごを乗場に呼んでいる。
【０００４】マンションの居住者が外出するときには、
各住戸におけるインターホンの子機の不在ボタンを押し
て管理室に知らせるようにしている。このように、管理
室に不在信号が入力されると、この信号を中央制御装置
を介してエレベーターの制御盤へ出力し、すぐにかごを
乗場に呼ぶようにしている。このため、外出しようとす
る居住者は乗場に着いたときには、かごが早く到着して
待っていることになり、このかごにすぐに乗ることがで
きる。
各住戸におけるインターホンの子機の不在ボタンを押し
て管理室に知らせるようにしている。このように、管理
室に不在信号が入力されると、この信号を中央制御装置
を介してエレベーターの制御盤へ出力し、すぐにかごを
乗場に呼ぶようにしている。このため、外出しようとす
る居住者は乗場に着いたときには、かごが早く到着して
待っていることになり、このかごにすぐに乗ることがで
きる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の集合
住宅用エレベーターにあっては、居住者が不在ボタンを
押すと、すぐにかごを乗場に呼ぶようにしたので、この
かごは居住者が乗場に着くよりも早く到着することが多
い。このため他に乗客が乗場にいるときには、この乗客
によってエレベーターが利用されてしまい、居住者が乗
場に着いたときには乗るべきかごがなくなっていること
があるという問題点があった。
住宅用エレベーターにあっては、居住者が不在ボタンを
押すと、すぐにかごを乗場に呼ぶようにしたので、この
かごは居住者が乗場に着くよりも早く到着することが多
い。このため他に乗客が乗場にいるときには、この乗客
によってエレベーターが利用されてしまい、居住者が乗
場に着いたときには乗るべきかごがなくなっていること
があるという問題点があった。
【０００６】本発明は、居住者が乗場に着いたときに必
ずかごに乗れるようにすることを目的とする。
ずかごに乗れるようにすることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、集合住宅の各住戸に設け
られたかご呼び手段と、集合住宅のホームオートメーシ
ョンを管理する中央制御装置と、エレベーターのかごの
運転を管理し各住戸から乗場までの徒歩時間が書き込ま
れたエレベーター制御盤と、このエレベーター制御盤と
前記中央制御装置との相互間で情報の授受を可能とする
インターフェイスとを備え、ある住戸のかご呼び手段か
らの信号が中央制御装置を介してエレベーター制御盤に
出力されると、このエレベーター制御盤によって前記徒
歩時間に合わせてかごを乗場に呼ぶようにした構成とし
ている。
るために、本発明にあっては、集合住宅の各住戸に設け
られたかご呼び手段と、集合住宅のホームオートメーシ
ョンを管理する中央制御装置と、エレベーターのかごの
運転を管理し各住戸から乗場までの徒歩時間が書き込ま
れたエレベーター制御盤と、このエレベーター制御盤と
前記中央制御装置との相互間で情報の授受を可能とする
インターフェイスとを備え、ある住戸のかご呼び手段か
らの信号が中央制御装置を介してエレベーター制御盤に
出力されると、このエレベーター制御盤によって前記徒
歩時間に合わせてかごを乗場に呼ぶようにした構成とし
ている。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図１および図２は本発明に係る集合住宅用エレ
ベーターの一実施例を示す図である。
明する。図１および図２は本発明に係る集合住宅用エレ
ベーターの一実施例を示す図である。
【０００９】図１において、符号１はマンション（集合
住宅）に設けられたエレベーターのかごであり、このか
ご１は昇降路内を上下移動可能となっている。このかご
１にはロープ２を介して釣り合い重り３が取り付けら
れ、このロープ２は巻上機４の駆動シーブ４ａに掛けら
れている。巻上機４はインバータ５を介して機械室に設
けられたエレベーター制御盤６によって制御されてい
る。また、エレベーター制御盤６には、各階の乗場に設
けられたホールボタン１２からの押下信号が入力する。
住宅）に設けられたエレベーターのかごであり、このか
ご１は昇降路内を上下移動可能となっている。このかご
１にはロープ２を介して釣り合い重り３が取り付けら
れ、このロープ２は巻上機４の駆動シーブ４ａに掛けら
れている。巻上機４はインバータ５を介して機械室に設
けられたエレベーター制御盤６によって制御されてい
る。また、エレベーター制御盤６には、各階の乗場に設
けられたホールボタン１２からの押下信号が入力する。
【００１０】一方、マンションにはホームオートメーシ
ョンを管理する中央制御装置７が管理室に設けられてい
る。この管理室にはインターホンの親機８が設けられ、
またマンションの各住戸にはインターホンの子機９ａ，
９ｂ，９ｃ（かご呼び手段）が設けられ、共同玄関にも
インターホンの子機１０が設けられている。インターホ
ンの親機８および子機９ａ，９ｂ，９ｃは通話バスライ
ンによって中央制御装置７と接続されている。中央制御
装置７とエレベーター制御盤６との間にはインターフェ
イス１１が介設され、これらはデータバスラインによっ
て接続されている。このため、中央制御装置７とエレベ
ーター制御盤６とは相互に情報の授受が可能となってい
る。
ョンを管理する中央制御装置７が管理室に設けられてい
る。この管理室にはインターホンの親機８が設けられ、
またマンションの各住戸にはインターホンの子機９ａ，
９ｂ，９ｃ（かご呼び手段）が設けられ、共同玄関にも
インターホンの子機１０が設けられている。インターホ
ンの親機８および子機９ａ，９ｂ，９ｃは通話バスライ
ンによって中央制御装置７と接続されている。中央制御
装置７とエレベーター制御盤６との間にはインターフェ
イス１１が介設され、これらはデータバスラインによっ
て接続されている。このため、中央制御装置７とエレベ
ーター制御盤６とは相互に情報の授受が可能となってい
る。
【００１１】マンションの各住戸はエレベーターの乗場
から近い位置にあるものもあれば遠い位置にあるものも
ある。このため、各住戸から乗場までの徒歩時間はそれ
ぞれ異なっている。各住戸から乗場までの平均的徒歩時
間がエレベーター制御盤６に書き込まれている。
から近い位置にあるものもあれば遠い位置にあるものも
ある。このため、各住戸から乗場までの徒歩時間はそれ
ぞれ異なっている。各住戸から乗場までの平均的徒歩時
間がエレベーター制御盤６に書き込まれている。
【００１２】次に、このエレベーターの作動を図２に示
すフローチャートを参照にしながら説明する。
すフローチャートを参照にしながら説明する。
【００１３】マンションの居住者がある住戸から外出す
るときには、インターホンの子機９ａから中央制御装置
７へ信号が出力され、この信号はインターフェイス１１
を介してエレベーター制御盤６へ出力される（ステップ
Ｓ1）。エレベーター制御盤６では、出力された信号の
住戸を確認する（ステップＳ2）。次に、この住戸から
乗場までの平均徒歩時間を読み出す（ステップＳ3）。
るときには、インターホンの子機９ａから中央制御装置
７へ信号が出力され、この信号はインターフェイス１１
を介してエレベーター制御盤６へ出力される（ステップ
Ｓ1）。エレベーター制御盤６では、出力された信号の
住戸を確認する（ステップＳ2）。次に、この住戸から
乗場までの平均徒歩時間を読み出す（ステップＳ3）。
【００１４】次に、かご１には他の乗場呼びやかご呼び
が発生しているかを調べる（ステップＳ4）。次に、他
の乗場呼びやかご呼びが発生していないときには、前記
平均徒歩時間に合わせてかごを乗場に呼ぶ（ステップＳ
5）。一方、他の乗場呼びやかご呼びが発生していると
きには、まずこの呼びにかごを応答させ、次に前記平均
徒歩時間になるべく合うようにかごを乗場に呼ぶ（ステ
ップＳ6）。
が発生しているかを調べる（ステップＳ4）。次に、他
の乗場呼びやかご呼びが発生していないときには、前記
平均徒歩時間に合わせてかごを乗場に呼ぶ（ステップＳ
5）。一方、他の乗場呼びやかご呼びが発生していると
きには、まずこの呼びにかごを応答させ、次に前記平均
徒歩時間になるべく合うようにかごを乗場に呼ぶ（ステ
ップＳ6）。
【００１５】このように、住戸のインターホン子機９ａ
から外出信号を出力しても、すぐにかごを乗場に呼ばず
に平均徒歩時間に合わせて呼ぶようにしたので、居住者
が乗場に着いた頃には丁度かごが到着する。
から外出信号を出力しても、すぐにかごを乗場に呼ばず
に平均徒歩時間に合わせて呼ぶようにしたので、居住者
が乗場に着いた頃には丁度かごが到着する。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ある住戸のかご呼び手段からの信号が中央制御装置を介
してエレベーター制御盤に出力されると、このエレベー
ター制御盤によって徒歩時間に合わせてかごを乗場に呼
ぶようにしたので、居住者が乗場に着いた頃には丁度か
ごが到着し、かごが他の乗客に利用されてしまうという
ことはない。
ある住戸のかご呼び手段からの信号が中央制御装置を介
してエレベーター制御盤に出力されると、このエレベー
ター制御盤によって徒歩時間に合わせてかごを乗場に呼
ぶようにしたので、居住者が乗場に着いた頃には丁度か
ごが到着し、かごが他の乗客に利用されてしまうという
ことはない。
【図１】本発明に係る集合住宅用エレベーターの一実施
例を示すブロック図。
例を示すブロック図。
【図２】このエレベーターの作動を示すフローチート。
１…かご ６…エレベーター制御盤 ７…中央制御装置 ９ａ，９ｂ，９ｃ…インターホンの子機 １１…インターフェイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今村 格 千葉県山武郡芝山町小池字水口2700−１ 日本オーチス・エレベータ株式会社 芝山 工場内
Claims (1)
- 【請求項１】 集合住宅の各住戸に設けられたかご呼び
手段と、集合住宅のホームオートメーションを管理する
中央制御装置と、エレベーターのかごの運転を管理し各
住戸から乗場までの徒歩時間が書き込まれたエレベータ
ー制御盤と、このエレベーター制御盤と前記中央制御装
置との相互間で情報の授受を可能とするインターフェイ
スとを備え、ある住戸のかご呼び手段からの信号が中央
制御装置を介してエレベーター制御盤に出力されると、
このエレベーター制御盤によって前記徒歩時間に合わせ
てかごを乗場に呼ぶようにしたことを特徴とする集合住
宅用エレベーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8010492A JPH09202542A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 集合住宅用エレベーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8010492A JPH09202542A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 集合住宅用エレベーター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09202542A true JPH09202542A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11751689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8010492A Pending JPH09202542A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 集合住宅用エレベーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09202542A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010070650A (ko) * | 2001-05-29 | 2001-07-27 | 박준석 | 승강기 다중입력 원격호출 시스템 |
| JP2015145315A (ja) * | 2015-03-09 | 2015-08-13 | 株式会社ニコン | 電子装置 |
| CN106976768A (zh) * | 2017-05-25 | 2017-07-25 | 广州日滨科技发展有限公司 | 一种电梯控制系统及方法 |
| JP2018199538A (ja) * | 2017-05-25 | 2018-12-20 | フジテック株式会社 | 携帯端末、プログラム、エレベータの群管理システム、及びエレベータシステム |
-
1996
- 1996-01-25 JP JP8010492A patent/JPH09202542A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010070650A (ko) * | 2001-05-29 | 2001-07-27 | 박준석 | 승강기 다중입력 원격호출 시스템 |
| JP2015145315A (ja) * | 2015-03-09 | 2015-08-13 | 株式会社ニコン | 電子装置 |
| CN106976768A (zh) * | 2017-05-25 | 2017-07-25 | 广州日滨科技发展有限公司 | 一种电梯控制系统及方法 |
| JP2018199538A (ja) * | 2017-05-25 | 2018-12-20 | フジテック株式会社 | 携帯端末、プログラム、エレベータの群管理システム、及びエレベータシステム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3537857B2 (ja) | エレベータシステムへの遠隔制御接続装置 | |
| AU2018203401B2 (en) | Method and Apparatus for Modernizing an Elevator Installation | |
| JP5576016B2 (ja) | エレベータ装置の近代化方法及びシステム | |
| JPWO2018109946A1 (ja) | エレベーターのリニューアル方法およびエレベーター制御盤 | |
| JPS6320744B2 (ja) | ||
| CN101531298B (zh) | 电梯控制系统 | |
| JPH09202542A (ja) | 集合住宅用エレベーター | |
| CN105752779B (zh) | 电梯的专用运转装置以及预约系统 | |
| JPS62111881A (ja) | エレベ−タの操作装置 | |
| JPH04191267A (ja) | エレベータの制御装置 | |
| JP7235152B1 (ja) | エレベータの乗車システム | |
| JP7150158B2 (ja) | エレベーターのリニューアル方法およびかご機器コントローラ | |
| JP3511167B2 (ja) | エレベータ制御装置 | |
| WO2005009881A1 (ja) | エレベータ制御装置及びこのエレベータ制御装置を使用するエレベータシステム | |
| JPH07172717A (ja) | エレベータ制御装置 | |
| JPS6338212Y2 (ja) | ||
| JPS6151473A (ja) | エレベ−タのデ−タ伝送装置 | |
| JPH04277178A (ja) | エレベータ制御装置 | |
| CN201102838Y (zh) | 群控电梯控制装置 | |
| JP2008168968A (ja) | エレベータ運転制御装置 | |
| JPH047281A (ja) | エレベータ通話装置 | |
| JPH03124673A (ja) | エレベータ連動集合住宅システム | |
| JPS61140483A (ja) | エレベ−タ制御装置 | |
| JPS62235180A (ja) | エレベ−タの群管理制御装置 | |
| JPH04333480A (ja) | エレベーターの群管理制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |