JPH09202372A - 束巻き電線 - Google Patents
束巻き電線Info
- Publication number
- JPH09202372A JPH09202372A JP3866496A JP3866496A JPH09202372A JP H09202372 A JPH09202372 A JP H09202372A JP 3866496 A JP3866496 A JP 3866496A JP 3866496 A JP3866496 A JP 3866496A JP H09202372 A JPH09202372 A JP H09202372A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- heat
- bundle
- plastic sheet
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 包装したままで電線が繰り出せるとともに内
部の電線を目視で確認でき、且つ包装を簡単に除去でき
る束巻き電線の包装を得る。 【解決手段】 電線束の外円周に幅広の熱収縮プラスチ
ックシートを巻き付け、沿わせる。電線束空中部には電
線繰り出し用として穴明きのままとする。
部の電線を目視で確認でき、且つ包装を簡単に除去でき
る束巻き電線の包装を得る。 【解決手段】 電線束の外円周に幅広の熱収縮プラスチ
ックシートを巻き付け、沿わせる。電線束空中部には電
線繰り出し用として穴明きのままとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】ビル、住宅、工場の屋内外低圧配
線に利用されているIV電線(屋内ビニル電線)やVV
F電線(平形ビニル絶縁ビニルシースケーブル)等の束
巻き電線に関するものである。
線に利用されているIV電線(屋内ビニル電線)やVV
F電線(平形ビニル絶縁ビニルシースケーブル)等の束
巻き電線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビル、住宅、工場の屋内外低圧配線に利
用されている束巻き電線は殆どが祓−ナツ状の束に沿っ
てクラフト紙Aを重ね巻きで巻き付ける方法を採用して
いる。一部の電線はダンボール箱に収納している。
用されている束巻き電線は殆どが祓−ナツ状の束に沿っ
てクラフト紙Aを重ね巻きで巻き付ける方法を採用して
いる。一部の電線はダンボール箱に収納している。
【0003】
【本発明が解決しようとしている課題】クラフト紙巻き
付けの場合、巻き付けたクラフト紙をほどくのに手間が
かかること、また外部からは電線が見えないため、誤っ
て異なる束巻き電線を現場に届けるという誤送の問題を
抱えている。
付けの場合、巻き付けたクラフト紙をほどくのに手間が
かかること、また外部からは電線が見えないため、誤っ
て異なる束巻き電線を現場に届けるという誤送の問題を
抱えている。
【0004】なお、ダンボール箱はコストが高いため、
小さな束巻き電線に一部使用されているだけである。
小さな束巻き電線に一部使用されているだけである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、包装を解くこ
となく電線を繰り出せ、且つ包装したままで内部の電線
を確認できる束巻き電線に関するものである。
となく電線を繰り出せ、且つ包装したままで内部の電線
を確認できる束巻き電線に関するものである。
【0006】熱収縮プラスチックシートを束巻き電線の
全表面に包被すると熱収縮後シワが多発するので、本発
明では、電線束の外円周方向にのみ熱収縮する1軸延伸
熱収縮プラスチックシート(C)を使う。
全表面に包被すると熱収縮後シワが多発するので、本発
明では、電線束の外円周方向にのみ熱収縮する1軸延伸
熱収縮プラスチックシート(C)を使う。
【0007】電線束(B)の高さ(7)より幅の広い熱
収縮プラスチックシートを、該電線束の外円周部(1)
に沿って包被し、シート重なり部(8)は熱融着で一体
化する。電線束中央部内面(5、6)は該シートのない
穴明きとする。
収縮プラスチックシートを、該電線束の外円周部(1)
に沿って包被し、シート重なり部(8)は熱融着で一体
化する。電線束中央部内面(5、6)は該シートのない
穴明きとする。
【0008】なお、強度面と熱収縮の容易さ、及び焼却
時に有害ガスが発生しないことから、熱収縮プラスチッ
クの材質としてポリエチレン、ポリプロピレンポリエチ
レンテレフタレートが適していることが判明した。更に
強度を上げるためには、ポリエチレンとポリプロピレン
またはポリエチレンテレフタレートをラミネートすれば
よい。
時に有害ガスが発生しないことから、熱収縮プラスチッ
クの材質としてポリエチレン、ポリプロピレンポリエチ
レンテレフタレートが適していることが判明した。更に
強度を上げるためには、ポリエチレンとポリプロピレン
またはポリエチレンテレフタレートをラミネートすれば
よい。
【0009】また、熱収縮前のプラスチックシートの厚
さとしては、強度面から50μm以上を要すること、2
00μmを越えると従来のクラフト紙包装より不経済と
なることから50〜200μmとすることが望ましい。
さとしては、強度面から50μm以上を要すること、2
00μmを越えると従来のクラフト紙包装より不経済と
なることから50〜200μmとすることが望ましい。
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ており、以下に記載されるような効果を奏する。
ており、以下に記載されるような効果を奏する。
【0010】プラスチックシートが1軸延伸であるこ
と、電線束の内面を包被していないことから熱収縮後も
プラスチックシートにはシワが生じない。
と、電線束の内面を包被していないことから熱収縮後も
プラスチックシートにはシワが生じない。
【0011】電線束中央を穴明きとしているため、包装
を解くことなく電線を繰り出すことができる。
を解くことなく電線を繰り出すことができる。
【0012】プラスチックシートを透明若しくは半透明
とすれば、包装したままで内部の電線を確認することが
でき、誤送を防止できる。
とすれば、包装したままで内部の電線を確認することが
でき、誤送を防止できる。
【図1】現在、一般的に行われているクラフト紙巻き付
けによる包装方法を示した。
けによる包装方法を示した。
【図2】Aは本発明の実施例の断面図を、Bはその斜視
図を示す。
図を示す。
A クラフト紙 B 電線束 C 熱収縮プラスチックシート 1、束外円周部 2、束下面縁部 3、束上面縁部 4、束内面 5、束上面中央部 6、束下面中央部 7、束の高さ 8、シート重なり部
Claims (5)
- 【請求項1】 電線束の外円周ならびに束の上下両外面
が、電線束外円周方向にのみ熱収縮する一体の一軸延伸
熱収縮プラスチックシートによって包被されてなり、且
つ電線束の中央部の内側内面は包被されていないことを
特徴とする束巻き電線。 - 【請求項2】 請求項1に該当する束巻き電線であっ
て、熱収縮プラスチックシートの材質がポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートであるこ
とを特徴とする束巻き電線。 - 【請求項3】 請求項1に該当する束巻き電線であって
熱収縮プラスチックシートの材質がポリエチレンとポリ
プロピレン、またはポリエチレンテレフタレートとラミ
ネートしたものであるとこ。 - 【請求項4】 請求項2に該当する束巻き電線であっ
て、収縮前の熱収縮プラスチックシートの厚さが50〜
200μmであること。 - 【請求項5】 請求項3に該当する束巻き電線であっ
て、収縮前の熱収縮プラスチックシートの厚さが50〜
200μmであること。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3866496A JP2903460B2 (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 束巻き電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3866496A JP2903460B2 (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 束巻き電線の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09202372A true JPH09202372A (ja) | 1997-08-05 |
JP2903460B2 JP2903460B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=12531545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3866496A Expired - Lifetime JP2903460B2 (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 束巻き電線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2903460B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2817839A1 (fr) * | 2000-12-08 | 2002-06-14 | M R Ind | Conditionnement pour produit en rouleau |
JP2020045162A (ja) * | 2018-09-21 | 2020-03-26 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | 梱包フィルム及び梱包体 |
-
1996
- 1996-01-22 JP JP3866496A patent/JP2903460B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2817839A1 (fr) * | 2000-12-08 | 2002-06-14 | M R Ind | Conditionnement pour produit en rouleau |
JP2020045162A (ja) * | 2018-09-21 | 2020-03-26 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | 梱包フィルム及び梱包体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2903460B2 (ja) | 1999-06-07 |
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