JP3894437B2 - 熱収縮フィルム包装束巻電線 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電線をリング状に巻いて束ねた電線束を熱収縮フィルムにより包装した熱収縮フィルム包装束巻電線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
家、ビルディング、工場等の配線にIV電線やVVF電線等が使用されているが、これらの電線は保管、運搬、使用時の取扱い等の容易さから、一般的にリング状に巻いて束ねた束巻電線とした使用形態が多く採られている。
【0003】
このリング状に巻いて束ねた束巻電線は、保管、運搬時における電線の保護や束崩れを防止するために、そのほとんどに包装が施されており、その包装手段として、ドーナツ状の電線束に沿ってクラフト紙を重ね巻きして巻き付けて包装することが一般的である。
【0004】
しかし、前記クラフト紙巻き付けによる包装の場合、包装材料としての使用量が多くなり、電線ケーブルを使用する際にクラフト包装を解くのに手間がかかる問題や、また外部から中身の電線が見えないため、誤って異なる電線を届けてしまうといった問題(誤品種トラブル)がある。
【0005】
そこで、近年、図5に示すように、リング状に巻いた電線束1をポリエチレンテレフタレート(以下、「PET」という)等を原材料とし、電線束外円周方向のみ熱収縮する一体の一軸延伸熱収縮プラスチックシートによって構成される熱収縮フィルム2により、前記電線束1の穴部3と連通する開口部4を開けて被覆包装した熱収縮フィルム包装束巻電線5が提案されている。そして、このような熱収縮フィルム包装束巻電線5は、包装に用いられるPET等のフィルムを透明とすることで包装状態で内部の視認ができるようにしてあり、開口部4から電線を引出すことができるようになっている(特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−202372号公報(第2頁、第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように構成することによって、熱収縮フィルム包装束巻電線5は開口部4から電線を容易に視認することができ、誤品種トラブルを減らすことができるようになったが、次のような問題が生じてしまっていた。
【0008】
すなわち、従来の熱収縮フィルム包装束巻電線5の包装に使用する熱収縮フィルム2は、PET等からなるフィルムを熱収縮させたものであったので、この熱収縮フィルム2から電線束1を取出す際に、作業者が熱収縮フィルム2を手で引裂くことが困難であり、電線束1を使用する際の作業効率が悪いという問題があった。
【0009】
また、この熱収縮フィルム2は、カッター等を用いれば容易に切裂くことができるが、カッター等の刃で熱収縮フィルム2を切裂いた際に、このカッター等の刃がその下の電線束1と接触してしまい、該電線束1に傷をつけてしまうことがあった。
【0010】
本発明の目的は、作業者の手を傷付けたり、電線の表面を損傷させることなく、電線を容易に取り出すことのできる熱収縮フィルム包装束巻電線を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の熱収縮フィルム包装束巻電線は、リング状に巻いて束ねた電線束を結束バンドで押え巻きした後、該電線束の内周面を除く外面を熱収縮フィルムで被覆包装した熱収縮フィルム包装束巻電線において、前記熱収縮フィルムの前記結束バンドに重ね合わさる位置に、結束バンドに沿って切り取り線を設けたものである。
このように構成することにより、請求項1に記載の発明によると、結束バンドで電線束を結束し、この結束バンドの上に、熱収縮フィルムの切り取り線が位置するようになっているので、熱収縮フィルムの切り取り線上にカッター等で切り込みを入れても、カッター等の刃で電線束を傷つけることがなく、作業性のよい熱収縮フィルム包装束巻電線を得ることができる。
【0012】
上記目的を達成するために、請求項2に記載の熱収縮フィルム包装束巻電線は、前記切り取り線を、前記電線束の穴部と連通する一方の開口端部から他方の開口端部まで設けたものである。
このように構成することにより、請求項2に記載の発明によると、電線束の内周から結束バンドを外すと、熱収縮フィルムの切り取り線を破くことができ、熱収縮フィルムを容易に取り外すことができる。
【0013】
上記目的を達成するために、請求項3に記載の熱収縮フィルム包装束巻電線は、前記熱収縮フィルムがシュリンクフィルムとなっている。
このように構成することにより、請求項3に記載の発明によると、電線束を熱収縮により固定し、良好な被覆包装をすることができる。
【0014】
上記目的を達成するために、請求項4に記載の熱収縮フィルム包装束巻電線は、前記結束バンドが、外面に樹脂層を重ねて形成した多層構造とし、前記樹脂層が前記シュリンクフィルムと接触するものである。
このように構成することにより、請求項4に記載の発明によると、結束バンドの外面に樹脂層を重ねたことにより、結束バンドにカッター等の刃先が触れても結束バンドが切れることがなく、電線束に傷が付くのを防ぐことができる。
【0015】
上記目的を達成するために、請求項5に記載の熱収縮フィルム包装束巻電線は、前記結束バンドを樹脂で構成し、1.5mm〜3.0mmの厚さに形成したものである。
このように構成することにより、請求項5に記載の発明によると、結束バンドの厚みを通常よりも厚くしたので、結束バンドにカッターの刃先が触れても結束バンドが切れることがなく、電線束に傷が付くのを防ぐことができる。
【0016】
ここで、結束バンドの厚さを1.5mmよりも大きくするのは、ポリプロピレンからなる結束バンドにカッター等の刃が接触した場合に、結束バンドが切れたり傷ついたりするのを防ぐのに必要な厚みである。
【0017】
また、結束バンドの厚さを3.0mmよりも小さくするのは、ポリプロピレンからなる結束バンドの厚さが3.0mmよりも大きいと、結束バンドが硬くなってしまい、電線束に巻き付けた際に、該電線束にフィットしなくなってしまうからである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る熱収縮フィルム包装束巻電線の実施の形態について説明する。
図1には、本発明に係る熱収縮フィルム包装束巻電線の一実施の形態が示されている。
図1において、10は、本発明に係る熱収縮フィルム包装束巻電線である。この熱収縮フィルム包装束巻電線10は、IV電線やVVF電線をリング状に巻いて束ねた電線束11と、該電線束11を押え巻きする結束バンド12と、前記電線束11の内周面を除く外面を被覆して包装したシュリンクフィルム(熱収縮フィルム)13とを有する構造となっている。本実施の形態において、この結束バンド12は、ストレッチ性と相互密着性を有するストレッチフィルムが用いられている。また、この結束バンド12は、通常の結束バンドよりも強度を向上させたものとなっている。本実施の形態においては、2本の結束バンド12で電線束11を結束した状態となっている。
【0019】
また、図において、この2本の結束バンド12で結束された電線束11は、内周面を除く外面がシュリンクフィルム13でドーナツ状に被覆されている。このシュリンクフィルム13は、PET、ポリエチレン、ポリプロピレン等の高分子の樹脂を原料とする熱収縮フィルムによって構成されている。
【0020】
一般に、高分子フィルムを一軸延伸、二軸延伸など延伸すると分子が引張り方向(延伸方向)へ配向し、このように延伸した高分子フィルムは、加熱すると、延伸によって配向した分子配向による応力が緩和されて延伸前の高分子フィルムの状態に戻ろうとして収縮する。この性質を利用したのが電線束包装用のシュリンクフィルムである。このように熱可塑性フィルム(高分子フィルム)を適当な温度で延伸加工しその状態で冷却することにより、分子鎖が延伸方向に配向し形状が固定され(この状態のフィルムが収縮性フィルムあるいは延伸フィルムである)、その後再加熱すると元の寸法に戻る性質を備え、収縮包装(シュリンク包装)に使用される。
【0021】
本実施の形態において、このシュリンクフィルム13には、切り取り線14が設けられている。この切り取り線14は、前記電線束11の穴部を連通する一方の開口端部から他方の開口端部まで設けられている。図においては、この切り取り線14が説明の便宜上一点鎖線で示されているが、実際にはミシン目状に形成されているものである。そして、この切り取り線14は、電線束11に結束バンド12が巻き付けられている位置に合わせて設けられている。本実施の形態においては、電線束11に設けられた2箇所の結束バンド12のうちの一方の結束バンド12の上に合わせて前記切り取り線14が形成されている。
【0022】
この切り取り線14は、シュリンクフィルム13の成形時に設けられている。そして、この切り取り線14を一箇所に備えたシュリンクフィルム13で前記電線束11を包装する際に、この切り取り線14が前記結束バンド12の位置と重なる位置となるようにシュリンクフィルム13で前記電線束11を包装する。このようにして、前記結束バンド12の上にシュリンクフィルム13の切り取り線14が重なるようになっている。
【0023】
ここで、本実施の形態における結束バンド12の詳細を説明する。
図2には、結束バンド12の断面図が示されている。本実施の形態において、この結束バンド12は、結束バンドを構成するポリプロピレン等の樹脂を下層15とし、この下層の外面に硬質な樹脂層16を重ねてなる多層構造となっていて、これらの下層15と樹脂層16とを同時押出成形で貼り合わせて成形している。この結束バンド12の樹脂層16に使用する硬質な樹脂としては、たとえばポリプロピレン、ポリエチレン等を用いることができる。そして、このような下層15と樹脂層16とからなる結束バンド12を電線束に巻き付ける際には、下層15が電線束に接触し、硬質な樹脂からなる樹脂層16がシュリンクフィルムと接触するように結束バンド12を電線束に巻き付ける。このように、結束バンド12の外面に硬質な樹脂層16を形成することで、結束バンドの強度を向上させることができ、シュリンクフィルム13をカッター等で切り剥がす際に、カッター等の刃先が結束バンド12に接触しても、結束バンド12が切れてしまうのを防ぐことができるようになっている。
【0024】
また、この結束バンド12の強度を向上させる別の方法としては、通常のポリプロピレン等からなる結束バンド12の厚さを大きくする方法がある。
【0025】
この結束バンド12は、通常、厚さ0.6mm程度のポリプロピレンなどからなるストレッチフィルムで形成されているが、この結束バンド12を1.5mm〜3.0mm程度の厚さとすることで、結束バンドとしての強度を向上させることができる。
【0026】
ここで、このポリプロピレンからなる結束バンド12の厚さの範囲を1.5mm〜3.0mmとするのは、ポリプロピレンからなる結束バンド12の厚さを1.5mm未満とすると、結束バンドが薄すぎて、この結束バンド12にカッター等の刃が当たった際に結束バンドがカッター等の刃で切れてしまい、その内部の電線束11にも傷が付いてしまうことがあるからである。
【0027】
また、結束バンド12の厚さを3.0mm以下とするのは、この結束バンド12を3.0mmよりも厚くすると、結束バンド12の強度は大きくなってカッター等の刃で結束バンド12が容易に切れてしまうことは無くなるが、その分結束バンド12自体が硬質となってしまい、結束バンド12で電線束11を巻き付けた際に結束バンド12が電線束11の形状にフィットしなくなってしまうことがあるからである。
【0028】
すなわち、結束バンド12を1.5mm〜3.0mmの厚さのポリプロピレンで形成することにより、結束バンド12の取扱い性を犠牲にすることなく結束バンド12の強度を向上させることができる。
【0029】
このような本発明の熱収縮フィルム包装束巻電線は、図3に示すようにカッター等を用いてシュリンクフィルムを剥がすことができるようになっている。
【0030】
図において、熱収縮フィルム包装束巻電線10には、カッター17の刃先が入れられていて、シュリンクフィルム13の一部が切り開かれた状態となっている。このカッター17は、切り取り線14の上をなぞるように刃先が入れられていて、この切り取り線14に沿ってシュリンクフィルム13が切り開かれて、このシュリンクフィルム13が2片のフィルム片18に分割された状態となっている。
【0031】
ここで、前記シュリンクフィルム13をカッター17を用いて剥がす際には、切り取り線14に沿ってカッター17の刃先を入れるようにする。この切り取り線14は、前記結束バンド12の上に位置するようになっているので、この切り取り線14にカッター17の刃先を入れてシュリンクフィルム13を切断した際に、シュリンクフィルム13を貫通したカッター17の刃先が前記結束バンド12の表面と接触し、カッター17の刃先と電線束11とが触れないようになっている。ここで、この結束バンド12は、前述のように、多層構造または樹脂を厚くして強度を高めた構造となっているので、このカッター17の刃先が結束バンド12と接触しても、この結束バンド12が切れてしまうことがない。すなわち、カッター17を用いてシュリンクフィルム13を剥がす場合でも、電線束11に傷をつけることがなく、シュリンクフィルム13を容易に剥がすことができるようになっている。
【0032】
このように、切り取り線14に沿ってカッター17で切り込みを入れてシュリンクフィルム13を切った後、シュリンクフィルム13の分割したフィルム片18をつまんで外側方向に引っ張ると、電線束11を包装するシュリンクフィルム13を容易に剥がすことができるようになっている。
【0033】
また、このような熱収縮フィルム包装束巻電線10は、図4に示すようにシュリンクフィルム13を手で剥がすことができるようになっている。
【0034】
図4は、前記熱収縮フィルム包装束巻電線10の一部断面図である。
本実施の形態において、このシュリンクフィルム13を手で剥がすには、まず、図において一点鎖線で示すように、電線束11を押え巻きした状態の結束バンド12を、電線束11の内周側に沿った位置で切断する。そして、図に示すように、この切断された結束バンド12の一端を持ち上げて、図における矢印Aに示すように電線束11の外周方向に引っ張る。このように、この結束バンド12の外側を被覆するシュリンクフィルム13が内周端から徐々に結束バンド12に押し上げられる。すると、このシュリンクフィルム13に設けられた切り取り線14が、前記結束バンド12からの力によって破断していき、シュリンクフィルム13が2つに分割されるようになっている。そして、前記結束バンド12を矢印A方向にさらに引っ張ると、前記切り取り線14がさらに破断されて、前記シュリンクフィルム13が2分割されたフィルム片19が左右方向にさらに広がる。そして、この2つのフィルム片19を手でつまんで、矢印B方向、B’方向にそれぞれ引っ張ると、電線束11からシュリンクフィルム13を剥がすことができるようになっている。
【0035】
このように、結束バンド12を電線束11の内周側で切断し、この切断した結束バンド12を上に持ち上げて外側に引出すことによって、結束バンド12の上に被覆されたシュリンクフィルム13の切り取り線14に力が掛かって破断されるので、カッター等を使用することなくシュリンクフィルム13を容易に剥がすことができる。また、カッター等を使用しないので、シュリンクフィルム13の内部の電線束11に傷をつけることがない。
【0036】
なお、本実施の形態においては、熱収縮フィルム包装束巻電線のシュリンクフィルムには切り取り線が一箇所において設けられた構造であったが、これに限るものではなく、結束バンドが複数個設けられている場合には、それに応じて切り取り線の数を増やすことも可能である。
【0037】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0038】
請求項1に記載の発明によれば、結束バンドで電線束を結束し、この結束バンドの上に、熱収縮フィルムの切り取り線が位置するようになっているので、熱収縮フィルムの切り取り線に沿ってカッター等で切り込みを入れても、この切り取り線の下に結束バンドが設けられているので、カッター等の刃で電線束を傷つけることがなく、作業性のよい熱収縮フィルム包装束巻電線を得ることができる。
【0039】
請求項2に記載の発明によれば、切り取り線を、電線束の穴部と連通する一方の開口端部から他方の開口端部まで設けたので、電線束の内周から結束バンドを外すと、熱収縮フィルムの切り取り線を破くことができ、熱収縮フィルムを容易に取り外すことができる。
【0040】
請求項3に記載の発明によれば、前記熱収縮フィルムがシュリンクフィルムとなっているので、電線束を熱収縮により固定し、良好な被覆包装をすることができる。
【0041】
請求項4に記載の発明によれば、結束バンドの外面に樹脂層を重ねて形成した多層構造としたので、結束バンドにカッター等の刃が接触しても結束バンドが切れ難く、電線束に傷が付くのを防ぐことができる。
【0042】
請求項5に記載の発明によれば、結束バンドを樹脂で構成し、1.5mm〜3.0mmの厚さに形成したので、結束バンドにカッターの刃などが当たっても結束バンドを切れ難くし、電線束に傷が付くのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱収縮フィルム包装束巻電線の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る熱収縮フィルム包装束巻電線の結束バンドの一実施の形態を示す断面図である。
【図3】本発明に係る熱収縮フィルム包装束巻電線のシュリンクフィルムをカッターを用いて剥がす工程を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る熱収縮フィルム包装束巻電線のシュリンクフィルムを手で剥がす工程を示す一部断面図である。
【図5】従来の束巻電線を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…………………………熱収縮フィルム包装束巻電線
11…………………………電線束
12…………………………結束バンド
13…………………………シュリンクフィルム
14…………………………切り取り線
16…………………………樹脂層
Claims (5)
- リング状に巻いて束ねた電線束を結束バンドで押え巻きした後、該電線束の内周面を除く外面を熱収縮フィルムで被覆包装した熱収縮フィルム包装束巻電線において、
前記熱収縮フィルムの前記結束バンドに重ね合わさる位置に、結束バンドに沿って切り取り線を設けたことを特徴とする熱収縮フィルム包装束巻電線。 - 前記切り取り線は、前記電線束の穴部と連通する一方の開口端部から他方の開口端部まで設けたものである請求項1に記載の熱収縮フィルム包装束巻電線。
- 前記熱収縮フィルムは、シュリンクフィルムであることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱収縮フィルム包装束巻電線。
- 前記結束バンドは、外面に樹脂層を重ねて形成した多層構造とし、前記樹脂層が前記シュリンクフィルムと接触するものであることを特徴とする請求項1,2または3に記載の熱収縮フィルム包装束巻電線。
- 前記結束バンドは、樹脂で構成し、1.5mm〜3.0mmの厚さに形成したものである請求項1,2又は3に記載の熱収縮フィルム包装束巻電線。
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