JPH09201914A - フラットケーブル用積層体 - Google Patents

フラットケーブル用積層体

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JPH09201914A
JPH09201914A JP8033144A JP3314496A JPH09201914A JP H09201914 A JPH09201914 A JP H09201914A JP 8033144 A JP8033144 A JP 8033144A JP 3314496 A JP3314496 A JP 3314496A JP H09201914 A JPH09201914 A JP H09201914A
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Rikiya Yamashita
力也 山下
Takaki Miyaji
貴樹 宮地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラットケーブルにおいて、高温下でもデラ
ミネーションや、発泡のない耐熱性に優れた金属ケーブ
ルを被覆するフラットケーブル用積層体を提供する。 【解決手段】 少なくとも耐熱性基材1と接着性樹脂層
4とからなる積層体5を接着性樹脂層4が金属ケーブル
7を挟み込むようにして対峙してヒートシールしたフラ
ットケーブル10において、耐熱性基材1の少なくとも
一方の面に2液硬化型接着促進層2と、融点が70〜3
00℃の熱可塑性樹脂100重量部に対して難燃性付与
剤を1〜200重量部含ませてMFRを0.3〜40g
にした組成物よりなる中間層3と、接着性樹脂層4とを
順に積層したものである。そして、該接着性樹脂層が融
点が80〜200℃、MFRが0.3〜40gで、金属
ケーブル7及び上記中間層3とヒートシールできるとも
に接着性樹脂層4同士がヒートシール性をもつフラット
ケーブル用積層体10である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】電子部品、液晶表示装置、携
帯電話、家電製品、コンピュータなどの電子機器に用い
るケーブルにおいて、難燃性、耐熱性に優れたフラット
ケーブル用積層体に属する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来のフラットケーブ
ルに用いられる接着性樹脂層は、耐熱温度が低く、高温
度の環境下におかれた場合や、高温〜低温の繰り返しを
うけた場合に、耐熱性基材又は金属ケーブル(断面偏平
な金属線、以下、本明細書では単に金属ケーブルと記載
する。)と接着性樹脂層、接着性樹脂層同士又は接着性
樹脂層の内部で、剥離又は破壊現象(以下、本明細書で
はデラミネションと記載する。)や、接着性樹脂層に残
存する揮発性成分による発泡などの問題解決を課題とす
るものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、少なくとも耐熱性基材と接着性樹脂層と
からなる2組の積層体を、接着性樹脂層が金属ケーブル
を挟み込むように対峙してヒートシールしたフラットケ
ーブルにおいて、耐熱性基材の少なくとも一方の面に2
液硬化型接着促進層と、融点が70〜300℃の熱可塑
性樹脂100重量部に対して難燃性付与剤を1〜200
重量部を含ませてメルトフローインデックス(本明細書
においては、190℃、荷重2.16kgfにおける1
0minのg数を単にMFR・・gと記載する。)が、
0.3〜40g/10minに調整した組成物より形成
される中間層と、接着性樹脂層とを少なくとも順に積層
したものである。そして、該接着性樹脂層が融点が80
°〜200℃、MFR0.3〜40g/10minで、
金属及び上記中間層とヒートシールできるとともに接着
性樹脂層同士がヒートシール性をもつフラットケーブル
用積層体である。また、上記の接着性樹脂層を構成する
熱可塑性樹脂が、カルボン酸、カルボン酸無水物、カル
ボン酸塩、カルボン酸アミド、カルボン酸エステルに基
づくカルボニル基を主鎖又は側鎖に1〜700ミリイク
イバレント/100g(以下本明細書においては、me
q/100gと記載する。)樹脂の濃度で含むフラット
ケーブル用積層体である。そして、接着性樹脂層を構成
する熱可塑性樹脂が、エチレン・アクリル酸共重合体、
アイオノマー、ポリアミド、ポリエステル、又はアクリ
ル樹脂からなるフラットケーブル用積層体である。ま
た、前記中間層及び接着性樹脂層を単層又は多層の溶融
押出しコーティングにより設けられたフラットケーブル
用積層体である。
【0004】
【従来の技術】従来の電子機器に用いるケーブルは、通
常の金属銅の単線または複数線を架橋ポリエチレンやポ
リ塩化ビニルなどを主とする絶縁材料で被覆したものが
用いられてきた。しかしながら、近年電子機器の小型
化、高機能化に伴い、電子部品を搭載する基板内のスペ
ースが小さくなり、また、蛇行し難い一定の方向性をも
つケーブルの需要が増加してきた。そのために金属ケー
ブルを絶縁性に優れ、難燃性をもつプラスチック積層体
で被覆し、省スペースで耐屈曲性と一定の方向性をもつ
フラットケーブルが開発された。
【0005】フラットケーブル用プラスチック積層体
は、2軸延伸ポリエステルフィルムなどの耐熱性基材
に、接着性樹脂層として、ポリ塩化ビニルのシートをド
ライラミネーションで積層したものや、必要に応じてプ
ライマー層を設けてポリエステル系樹脂と難燃化剤とか
らなる組成物(接着性樹脂層)を適当な溶剤に溶解した
ワニスを塗布したものがフラットケーブル用成形シート
として用いられてきた。そして両者は、金属ケーブルを
接着性樹脂層を対峙した間に挟みこんで、ヒートシール
して金属ケーブルを被覆するものである。
【0006】しかしながら、ポリ塩化ビニルを積層した
ものは、接着性樹脂層であるポリ塩化ビニルと金属ケー
ブルとは接着していないため、高温の環境を経ると、ポ
リ塩化ビニルと金属ケーブルとの間で空隔を発生した
り、空隔の圧力で接着性樹脂層がデラミネーションを起
こすという問題があった。また、ヒートシール性をもつ
ポリ塩化ビニルは一般に耐熱性に劣り、60℃以上の温
度では、溶融してフラットケーブルの屈曲部でデラミネ
ーションを起こすという問題もあった。
【0007】ポリエステル系樹脂と難燃化剤とからなる
組成物を適当な溶剤に溶解したワニスを塗布形成したフ
ラットケーブル用積層体と金属ケーブルとの接着強度
は、ポリ塩化ビニルと比較して強いが、溶剤可溶性のポ
リエステルは耐熱性が劣り、60℃以上の温度では、溶
融してフラットケーブルの屈曲部でデラミネーションを
起こすという問題があった。更に、金属ケーブルを挿入
してヒートシールするフラットケーブル用積層シートの
接着性樹脂層は、厚さが0.05〜0.2mmの金属ケ
ーブルの1/10以上の厚さで設ける必要がある。接着
性樹脂層の厚さが金属ケーブルの1/10未満では、後
述するように金属ケーブルを被覆して嵌合する際に端部
で接着性樹脂層が破れることがある。したがって、接着
性樹脂層の組成物を溶解したワニスより形成する場合、
ワニスの塗布量が多くなり、溶剤を完全に気化して除去
することが難しく、残留した溶剤は、金属ケーブルと接
着性樹脂層との接着を阻害するばかりでなく、時間が経
過するとともに可塑剤的に作用して軟化したり、高温環
境下では気化して気泡を発生し、耐熱性基材から剥離す
るなどのデラミネーションを起こすという問題があっ
た。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のフラットケーブル用積層
体5は、図1に示すように、少なくとも耐熱性基材1と
接着性樹脂層4とからなる2組の積層体5を、接着性樹
脂層4が金属ケーブルを挟み込むように対峙してヒート
シールしたフラットケーブル10において、耐熱性基材
1の少なくとも一方の面に2液硬化型接着促進層2と、
融点が70〜300℃の熱可塑性樹脂100重量部に対
して難燃性付与剤を1〜200重量部を含ませてMFR
が、0.3〜40g/10minに調整した組成物より
形成される中間層3と、接着性樹脂層4とを少なくとも
順に積層したものである。そして、該接着性樹脂層4が
融点が80°〜200℃、MFRが0.3〜40g/1
0minで、金属7及び上記中間層3とヒートシールで
きるとともに接着性樹脂層4同士がヒートシール性をも
つフラットケーブル用積層体である。また、上記の接着
性樹脂層4を構成する熱可塑性樹脂が、カルボン酸、カ
ルボン酸無水物、カルボン酸塩、カルボン酸アミド、カ
ルボン酸エステルに基づくカルボニル基を主鎖又は側鎖
に1〜700meq/100g樹脂の濃度で含むフラッ
トケーブル用積層体5である。そして、接着性樹脂層4
を構成する熱可塑性樹脂が、エチレン・アクリル酸共重
合体、アイオノマー、ポリアミド、ポリエステル又はア
クリル樹脂からなるフラットケーブル用積層体5であ
る。また、前記中間層3及び接着性樹脂層4を溶融押出
しコーティングで単層又は共押出しコーティングにより
設けられたフラットケーブル用積層体5である。
【0009】本発明の耐熱性基材は、所望の添加物を加
えた組成物の融点が接着性樹脂層の融点より30℃以上
高いもので、製膜ができるものであるならば特に材料を
問わない。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、
ポリテトラメチレンナフタレートなどのポリエステル、
ポリプロピレン、エチレン・プロピレン共重合体などの
ポリオレフィン、ナイロン12、ナイロン6、ナイロン
66、全芳香族ポリアミドなどのポリアミド、ポリアミ
ドイミド、ポリエーテルイミドなどのポリイミド、テト
ラフルオロエチレン、トリフルオロエチレン、ポリフッ
化ビニリデン、ポリフッ化ビニルなどのフッ素系樹脂、
ポリ塩化ビニル、ポリエーテルスルフォン、ポリエーテ
ルケトン、ポリフェニレンサルファイド、ポリアリレー
ト、ポリエステルエーテル又はポリカーボネートなどの
未延伸又は延伸シートが適用できる。特に好ましいもの
は、製膜の容易さ、耐熱性、剛性の点から2軸延伸ポリ
エチレンテレフタレートである。
【0010】耐熱性基材の厚さは、金属ケーブルを挿入
してヒートシールを行うときに耐える作業性、施工する
場所に必要な剛性、価格などの見地を総合して決定され
るものではあるが、通常は6〜100μmのものが使用
される。耐熱性基材と接着促進層及び中間層との接着を
強固にするため、その一方の側に、コロナ放電処理、プ
ラズマ処理、オゾン処理などの物理的及び/又は化学的
の接着強化処理を行うことが好ましい。また、耐熱性基
材の中間層とは反対の側には、金属ケーブルを挿入ヒー
トシールするときに加熱部と粘着をしたり、静電気の発
生やそれに伴う異物が付着したりするのを防ぐために通
常の滑剤、潤滑剤及び/又は帯電防止剤などを設けるこ
ともできる。
【0011】接着促進層は、ポリエチレンイミン、有機
チタン化合物、ポリオレフィン、ポリブタジエン、イソ
シアネート、ポリエステルウレタン、ポリエーテルウレ
タンなどのなかから耐熱性基材、中間層との接着適合性
や作業性を勘案して選定できる。特に、接着部の耐熱
性、積層した後30〜40℃の室温に近い温度で反応が
進行する主剤がポリオール、硬化剤がイソシアネートよ
りなる2液反応型よりなる接着促進層を構成することが
フラットケーブルの耐熱安定性を与える点より好まし
い。
【0012】接着促進層の主剤には、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
1,4ーブタンジオール、1,6ヘキサンジオール、ネ
オペンチルグリコールなどのジオール成分と、アジピン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、イソフタル酸、テレフ
タル酸などの2塩基成分とから合成されるポリエステル
ポリオール及びそれらの変性物や、ポリエチレングリコ
ール、ポリオキシプロピレングリコール、ポリテトラメ
チレネーテルグリコールなどのポリエーテルポリオール
及び変性物や、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、1,4ーブタンジオー
ル、1,6ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、トリメチロールプロパンなどの低分子ポリオールな
どが挙げられる。接着促進層の硬化剤は、トリレンジイ
ソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート、トリス(イソシアネートフェニル)、メタンー
トリス(イソシアネートフェニル)チオホスフェートな
どのイソシアネートモノマーや、トリレンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネートなどイソシアネ
ートモノマーをトリメチロールプロパンに付加したウレ
タンプレポリマー、ヘキサメチレンジイソシアネートビ
ューレット、ヘキサメチレンジイソシアネート及びイソ
ホロンジイソシアネートトリマーなどのイソシアネート
変性体が挙げられる。
【0013】接着促進剤の接着強度、耐熱接着性、反応
速度を強化促進するための助剤としてチタンカップリン
グ剤、シランカップリング剤又は無機フィラーなどを添
加することもできる。
【0014】接着促進層は、耐熱性基材に中間層を形成
するのと同一工程あるいは別工程のいずれでも塗布形成
することができる。その塗布は、均一にムラなく行うた
めにゴムあるいはスチールロールによるコート、場合に
よってはグラビアコートで行う。グラビア版による塗布
は、塗布量の規制は正確に行えるが、接着促進剤の種類
によっては、硬化した不溶解物がグラビアセルに堆積
し、塗布ムラの原因となるから注意を要する。塗布液
は、脂肪族、芳香族炭化水素、アルコール、エステル、
ケトンなどの有機溶剤の溶液の他、水分散体を使用し
て、塗布乾燥する。その塗布量は0.05〜2g/m2
(固形分)である。
【0015】中間層は、耐熱性基材に接着促進層を介し
て溶融押出しコーティングにより構成するもので、熱可
塑性樹脂と難燃性付与剤とを主成分として配合し、溶融
押し出しコーティング適性と難燃性をもつ材料で構成さ
れる。そして、フラットケーブルを作成するとき、金属
ケーブルとフラットケーブル用積層体を圧着するときの
クッション効果を奏するともに、図1に示す金属ケーブ
ル7により耐熱性基材1が破断したり破壊したりするこ
とを防止する圧力を吸収する効果を奏するものである。
また、接着性樹脂層は比較的高価なため、中間層との組
合せによっては材料費を逓減するために有効である。ま
た、図示はしないが、中間層の溶融押出しコーティング
適性が悪いときは、上記中間層との接着性がよく、溶融
押出しコーティング適性がよい材料例えば押出しコーテ
ィンググレードの低密度ポリエチレンとを共押出しコー
ティングして、中間層を形成することもできる。
【0016】中間層に用いる熱可塑性樹脂は、ポリオレ
フィン、ポリスチレン、ポリエステル、塩素化樹脂、フ
ッ素化樹脂、ポリアミド、ポリイミドなどの表1、表2
及び/又は表3に示す熱可塑性樹脂と熱可塑性エラスト
マーの1種あるいは2種以上の組合せにより形成され
る。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】中間層を形成する難燃性付与剤は、フラッ
トケーブル用積層体に難燃効果を与えるとともに、中間
層としての熱可塑性樹脂の溶融押出しコーティング適性
を配慮して選定する。例えば、塩素化パラフィン、塩素
化ポリエチレン、塩素化ポリフェニル、パークロルペン
タシクロデカン、無水ヘット酸、クロルエンド酸などの
塩素系化合物及び、テトラブロモエタン、テトラブロモ
ビスフェノールA、ヘキサブロモベンゼン、デカブロモ
ビフェニルエーテル、テトラブロモ無水フタール酸、ポ
リジブロモフェニレンオキサイド、ヘキサブロモシクロ
デカン、臭化アンモニウムなどのハロゲン元素を含む、
有機又は無機化合物がある。トリアリルホスフェート、
アルキルアリルホスフェート、アルキルホスフェート、
ジメチルホスフオネート、ホスフオリネート、ハロゲン
化ホスフオリネートエステル、トリメチルホスフェー
ト、トリブチルホスフェート、トリオクチルホスフェー
ト、トリブトキシエチルホスフェート、オクチルジフェ
ニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、クレジ
ルフェニルホスフェート、トリフェニルホスフェート、
トリス(クロロエチル)ホスフェート、トリス(2ーク
ロロプロピル)ホスフェート、トリス(2,3ージクロ
ロプロピル)ホスフェート、トリス(2,3ージブロモ
プロピル)ホスフェート、トリス(ブロモクロロプロピ
ル)ホスフェート、ビス(2,3ジブロモプロピル)
2,3ジクロロプロピルホスフェート、ビス(クロロプ
ロピル)モノオクチルホスフェート、ポリホスホネー
ト、ポリホスフェート、芳香族ポリホスフェート、ジブ
ロモネオペンチルグリコールなどのリン酸エステル及び
リン化合物や、ホスホネート型ポリオール、ホスフェー
ト型ポリオール、ハロゲン元素を含むポリオールなどが
ある。水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸
マグネシウム、三酸化アンチモン、三塩化アンチモン、
ホウ酸亜鉛、ホウ酸アンチモン、ホウ酸、モリブデン酸
アンチモン、酸化モリブデン、リン・窒素化合物、カル
シウム・アルミニウムシリケート,ジルコニウム化合
物、錫化合物、ドーソナイト、アルミン酸カルシウム水
和物、酸化銅、金属銅粉、炭酸カルシウム、メタホウ酸
バリウムなどの金属粉や無機化合物がある。その他、シ
リコーン系ポリマー、フェロセン、フマール酸、マレイ
ン酸やトリアジン、イソシヌレート、尿素、グアニジン
などの窒素を含む有機化合物などがある。本発明におけ
る難燃性付与剤は、リン酸エステルと無機化合物とを併
用する方法が好ましい。
【0021】熱可塑性樹脂に対する難燃性付与剤は、公
知のドライブレンド法、メルトブレンド法などで熱可塑
性樹脂100重量部に対して1〜200重量部を配合さ
れることが好ましい。そして、難燃性付与剤は、上記の
ものから1種又は複数種のものを組合わせて使用し、中
間層となる組成物のMFRが溶融押出しコーティングに
適した0.3〜40gになるように調整する。難燃性付
与剤の配合が熱可塑性樹脂100重量部に対して1重量
部未満であると難燃性を付与する効果がなく、また20
0重量部を超えると溶融押し出しコーティングを行うと
き製膜性がなく、均一な中間層を形成することができな
いばかりでなく、仮に製膜ができたとしても膜の剛性が
強すぎたり、逆に弱すぎたりして、金属ケーブルの屈曲
に追随しなくなる。また、過剰の難燃性付与剤を含む接
着性樹脂層は耐熱性基材との接着を阻害するようにな
り、フラットケーブルが高温下でデラミネーションする
という問題を起こすことがある。
【0022】中間層の厚さは、接着性樹脂層及び金属ケ
ーブルの厚さによって選択されるが、金属ケーブルの屈
曲に追随でき、また、接着性樹脂層と共押出しコーティ
ングできるように10〜100μmで形成される。
【0023】接着性樹脂層に用いる材料は、銅、ステン
レス、金、銀、ニッケル、錫、真鍮及びアルミニウムな
どの金属ケーブル及び中間層とヒートシール性(加熱接
着性)をもつばかりでなく、接着性樹脂層同士がヒート
シール性をもつ熱可塑性樹脂から選定できる。
【0024】接着性樹脂層を形成する熱可塑性樹脂は、
金属とのヒートシール性があるカルボン酸、カルボン酸
無水物、カルボン酸塩、カルボン酸エステルなどに基づ
くカルボニル基「ー(C=O)ー」を主鎖又は側鎖に1
〜700meq/100gを含むものである。カルボニ
ル基が1meq/100g未満では、金属との接着が弱
く、高温下で屈曲したときデラミネーションを発生する
ことがある。また、700meq/100gを超える場
合は、製膜時のネックイン(Tダイスから溶融押出しさ
れる樹脂の流れが不安定で波を打つような現象をいう)
が大きく、均一な製膜が困難となる。したがって、接着
性樹脂層を形成する熱可塑性樹脂は、エチレン・アクリ
ル酸メチル共重合体、エチレン・アクリル酸エチル共重
合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・メタ
アクリル酸メチル共重合体、エチレン・メタアクリル酸
エチル共重合体、無水マレイン酸グラフトポリエチレ
ン、無水マレイン酸グラフトポリプロピレン、アクリル
酸グラフトポリオレフィン、エチレン・酢酸ビニル共重
合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体の部分ケン化物と
アセトキシ基、水酸基あるいはカルボニル基をもつ化合
物とを共重合した樹脂組成物、イオン架橋オレフィン共
重合体(以下アイオノマーと記載する)、共重合ポリエ
ステル、共重合ポリアミドなどの1種又は2種以上を組
合わせたものである。
【0025】接着性樹脂層は、融点が80〜200℃、
MFRが0.3〜40gであることが好ましい。融点が
80℃未満である場合は、比較的低温で金属ケーブルと
ヒートシールできるが、積層体として巻取られて保管さ
れた時に、巻取り状でブロッキングしやすくなり、フラ
ットケーブルとして加工する工程に供給不能となった
り、また、加工したフラットケーブルは高温下で可塑化
し、中間層又は金属ケーブルとの間で剥離したり、接着
性樹脂層の内部で破壊したりするデラミネーションを起
こしたりすることがある。接着性樹脂層の融点が200
℃を超えるときは、フラットケーブルを加工するときの
ヒートシール温度が高くなり耐熱性基材の耐熱温度をよ
り高く設定する必要があるばかりでなく、作業能率の低
下をもたらし、また金属ケーブルとのヒートシールムラ
を生じ製品の品質上の問題を起こすことになる。
【0026】接着性樹脂層のMFRが0.3g以下で
は、フラットケーブル用積層体を作成する溶融押出しコ
ーティングにおいて、溶融状態の樹脂圧力が高くなり、
押出しコーティングができなかったり、厚さのムラを発
生したりするという加工上の問題を生ずる。また、フラ
ットケーブルを作成するときにヒートシールされる樹脂
の流れが悪く、金属ケーブルを挿入し、密着して被覆す
るためには、高温度、高圧力を必要とし、生産性の低
下、加工機械が大型化し設備コスト、製品コストが上昇
する原因となる。
【0027】接着性樹脂層のMFRが40gを超える場
合は、金属ケーブルを挿入するフラットケーブルと密着
しやすくヒートシールする加工性は良好ではあるが、フ
ラットケーブル用積層体を作成する溶融押出しコーティ
ングにおいて、ネックインが大きく溶融状態の樹脂が均
一な膜状にならず、加工温度の僅かの変化においても膜
の状態が変動し、押出しコーティングしたものに、厚さ
のムラや筋状の凸部を発生したりするという問題を生ず
る。
【0028】接着性樹脂層の溶融押出しコーティング適
性や、フラットケーブル作成工程の作業性、積層体の耐
ブロッキング性を改善するために、必要に応じて、ポリ
オレフィン、ポリエステル、ポリアミドやアクリル樹脂
などを混合したり、シリカ、タルクなどの無機化合物系
添加剤、球状、板状の有機化合物、界面活性剤、酸化防
止剤、可塑剤、紫外線吸収剤などの助剤を添加したりす
ることができる。
【0029】接着性樹脂層の厚さは、金属ケーブルの厚
さ、用途、使用環境により適宜に選定できるが、金属ケ
ーブルとのヒートシール強度を保ち、屈曲に追随できる
ように選択されるが、通常は、金属ケーブルの厚さの
0.1〜2倍である。また、中間層中に金属ケーブルを
埋没できるときは更に薄くすることができ2〜100μ
mで形成される。そして、接着性樹脂層は、中間層に直
接溶融押出しコーティングしたり、中間層又は耐熱性基
材に中間層と多層の共押出しコーティングにより形成す
ることができる。そして、共押出しコーティングで形成
される接着性樹脂層は2μm程度の厚さに制御して形成
することができる。また、共押出しコーティングは、極
めて薄膜の接着促進層の溶液を塗布乾燥し、更に高温に
加熱溶融した熱可塑性樹脂をコーティングするものであ
る。したがって、フラットケーブル用積層体は、殆ど揮
発性の残留溶剤を含まず、また耐熱性基材と中間層との
間に空気泡を残存しないで構成できる。
【0030】本発明のフラットケーブル用積層体6は、
図2、図3、図4及び図1に示すように、耐熱性基材
1、接着促進層2、中間層3及び接着性樹脂層4とから
構成される。2組のフラットケーブル用積層体5は、接
着性樹脂層4を対峙して金属ケーブル7を挿入するよう
に載置する。そして、耐熱性基材1の側から公知の方法
で加熱、加圧して軟化した接着性樹脂層4と金属ケーブ
ル7とを仮着部分8で仮止めし、金属ケーブル7を所定
の箇所に位置決めする。更に対峙した接着性樹脂層4同
士をヒートシールするために強く加熱、加圧をすること
により接着性樹脂層4を可塑化するとともに金属ケーブ
ル7に食い込ませてその周囲を被覆するように接着部分
9を形成して接着性樹脂層4をヒートシールしてヒート
シール部6を形成する。そして冷却して、金属ケーブル
7は2組のフラットケーブル用積層体5の間に固定され
るものである。このとき、熱可塑性樹脂と難燃性付与剤
とから構成される中間層3は、加圧時のクッション作用
を呈するばかりでなく、図1に示すように金属ケーブル
を嵌合するように被覆して挿入した状態で固定したフラ
ットケーブル10を形成するものである。
【0031】本発明における金属ケーブルの固定は、接
着性樹脂層4がもつカルボニル基との化学的接着及び中
間層3をも含む接着性樹脂層4と金属ケーブル7との物
理的な嵌合状態(挿入状態)で確立されるものである。
この化学的接着及び物理的嵌合により、高温下における
フラットケーブルの屈曲に追随し、デラミネーションを
防止でき、耐熱性に優れ、金属ケーブルを精度よく配列
できるフラットケーブル用積層体5を構成できるもので
ある。
【0032】
【実施例】図2に示すように、耐熱性基材1として厚さ
50μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィル
ムに、接着促進層2としてポリエステルポリオール:ジ
フェニルメタンジイソシアネートの比率が4:1(固形
分比)に配合した酢酸エチル溶液を、ゴムロールコーテ
ィングにより0.5g/m2 (固形分)設けた。次いで
中間層3を表4に示す中間層用熱可塑性樹脂と表5に示
す難燃性付与剤とを表7に示す組成物のように組合せた
実施例の試料1〜12及び比較例1〜6の組成物と表6
に示す接着性樹脂層用熱可塑性樹脂とを、上記接着促進
層側に中間層3が20μm、接着性樹脂層4が10μm
となるように溶融共押出しコーティングにより設けて本
発明の図2に示すフラットケーブル用積層体5を形成し
た。次いで、図3〜4に示すように金属ケーブル7とし
て、厚さ0.1mm×巾2mmの断面をもつ表面スズメ
ッキ銅ケーブルを、2組のフラットケーブル用積層体5
のそれぞれの接着性樹脂層4を対峙し、図3〜4に示す
ように金属ケーブル7である表面スズメッキ銅ケーブル
を1mm間隔で挿入し、3m/minの走行速度で2本
の200℃に加熱したゴムロールの間で圧着したのち、
冷却した金属ロールとゴムロールとで更に強い圧力で圧
着、冷却して金属ケーブルの周囲を完全に被覆した状態
で接着部分9を形成した図1に示すフラットケーブル1
0を作成した。
【0033】
【表4】
【0034】
【表5】
【0035】
【表6】
【0036】
【表7】
【0037】実施例及び比較例についてその加工性及び
作成したフラットケーブルの試料について次の評価を行
った。 (評価項目及び方法) 高温下保存テスト (a) 接着強度:金属ケーブルを12本含む状態で、80
℃で金属ケーブルの長手方向で剥離し、剥離角度180
°、剥離速度300mm/minで、剥離に要したgを
測定した。 (b) デラミネーションの評価:フラットケーブルを10
0mmφの状態になるように屈曲固定して、100℃で
48時間保持後のデラミネーションの状態を目視で評価
した。 難燃性テスト:25mm巾×150mm長の試料の端
部をガスバーナーの炎で着火し、炎を除去した後の燃焼
状態を目視で評価した。 自己消火・・・直ちに消火 完全燃焼・・・燃焼を継続 加工性:中間層と接着性樹脂層を共押出しコーティン
グ加工するときの状況及び製膜された中間層を含む接着
性樹脂層の均一性を目視で評価する。評価結果を表8に
示す。
【0038】
【表8】
【0039】実施例の試料1〜12は、高温下において
も、充分な接着強度を示し、気泡及びデラミネーション
の発生を認められなかった。また、難燃性に優れ、加工
性も支障のないものである。比較例1は、接着性樹脂層
の融点が80℃未満(70℃)であるため、高温下でデ
ラミネーションを発生した。比較例2は、接着性樹脂層
のMFRが0.2gであるため、高温下で気泡及びデラ
ミネーションを発生し、また加工性が悪く筋状の凸部を
発生した。比較例3及び比較例4は、フラットケーブル
との接着強度が小さく、高温下で気泡及びデラミネーシ
ョンを発生した。比較例5は、難燃性付与剤の量が充分
でなく、可燃性をもつものであった。比較例6は、難燃
性付与剤の量が過剰であり、加工性が悪く筋状の凸部や
膜を形成しない穴を発生した。
【0040】
【発明の効果】本発明のフラットケーブル用積層体によ
る金属ケーブルの固定は、金属と接着性樹脂層がもつカ
ルボニル基との化学的接着ばかりでなく、中間層3をも
含む接着性樹脂層4と金属ケーブル7との物理的な嵌合
状態(挿入状態)とが相俟って確立されるものである。
この化学的接着及び物理的嵌合により、高温下における
フラットケーブルの屈曲に追随し、デラミネーションを
防止でき、耐熱性に優れ、金属ケーブルを精度よく配列
できるフラットケーブル用積層体を構成できるものであ
る。また、溶融押出しコーティングで形成する接着性樹
脂層は、接着剤の残留溶剤や、耐熱性基材と中間との間
に残存する空気に起因する気泡の発生、デラミネーショ
ンがないフラットケーブル用積層体を提供できる効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフラットケーブル用積層体で構成した
フラットケーブルの断面の概念図である。
【図2】本発明のフラットケーブル用積層体の断面の概
念図である。
【図3】金属ケーブルを載置する状態を示す断面の概念
図である。
【図4】金属ケーブルを仮着した状態を示す断面の概念
図である。
【符号の説明】
1 耐熱性基材 2 接着促進層 3 中間層 4 接着性樹脂層 5 フラットケーブル用積層体 6 ヒートシール部 7 金属ケーブル 8 金属ケーブルとの仮着部分 9 金属ケーブルとの接着部分 10 フラットケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01B 7/08 H01B 7/08 B29L 9:00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも耐熱性基材と接着性樹脂層と
    からなる2組の積層体を、接着性樹脂層が金属ケーブル
    を挟み込むように対峙してヒートシールしたフラットケ
    ーブルにおいて、耐熱性基材の少なくとも一方の面に、
    2液硬化型接着促進層と、融点が70〜300℃の熱可
    塑性樹脂100重量部に対して難燃性付与剤を1〜20
    0重量部を含ませてメルトフローインデックスを0.3
    〜40g/10minに調整した組成物より形成される
    中間層と、接着性樹脂層とを少なくとも順に積層してな
    り、該接着性樹脂層が融点が80°〜200℃、メルト
    フローインデックスが0.3〜40g/10minで、
    金属及び上記中間層とヒートシールできるとともに接着
    性樹脂層同士がヒートシール性をもつことを特徴とする
    フラットケーブル用積層体。
  2. 【請求項2】 上記接着性樹脂層を構成する熱可塑性樹
    脂が、カルボン酸、カルボン酸無水物、カルボン酸塩、
    カルボン酸アミド、カルボン酸エステルに基づくカルボ
    ニル基を主鎖又は側鎖に1〜700ミリイクイバレント
    /100g樹脂の濃度で含むことを特徴とする請求項1
    記載のフラットケーブル用積層体。
  3. 【請求項3】 接着性樹脂層を構成する熱可塑性樹脂
    が、エチレン・アクリル酸共重合体、アイオノマー、ポ
    リアミド、ポリエステル、又はアクリル樹脂からなる請
    求項1及び2記載のフラットケーブル用積層体。
  4. 【請求項4】 前記中間層及び接着性樹脂層を単層又は
    多層の溶融押出しコーティングにより設けられたことを
    特徴とする請求項1、2及び3記載のフラットケーブル
    用積層体。
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