JPH09201884A - リールの自動受け取り・移送方法および装置 - Google Patents

リールの自動受け取り・移送方法および装置

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JPH09201884A
JPH09201884A JP8011872A JP1187296A JPH09201884A JP H09201884 A JPH09201884 A JP H09201884A JP 8011872 A JP8011872 A JP 8011872A JP 1187296 A JP1187296 A JP 1187296A JP H09201884 A JPH09201884 A JP H09201884A
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JP
Japan
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bar
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receiving
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Pending
Application number
JP8011872A
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English (en)
Inventor
Masataka Minagawa
雅孝 皆川
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人手作業を伴うことなく、リ−ルを搬送車か
ら自動的に受け取り所望位置に移送することのできるリ
−ルの自動受け取り・移送方法および装置を提供する。 【解決手段】 固定バ−1と可動バ−2の下に搬送車H
を潜らせ停止し、搬送車のリ−ル支持部24を下降させ
てリ−ルRを両バ−1、2に預け、搬送車の退避後駆動
機構6の駆動により可動バ−2を固定バ−1側に倒して
下ろすと共に可動バ−2側の傾斜板5をリ−ルRの下方
へ前進させることにより、傾斜板5の上にリ−ルRを移
しかえ、この傾斜板5の上を転動させてリ−ルRをスト
ッパ−7にて定位置に停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ製造工程におい
て、長尺部材を巻取した後のリ−ルや長尺部材を巻き出
しした後の空のリ−ルを搬送車から自動的に受け取りし
て、保管場所などに移す際に使用するリ−ルの自動受け
取り・移送方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ベルト部材等のタイヤ構成部材
は予め1本の長尺部材に成形されたものを巻物としてリ
−ルに巻取りしこれを保管場所に一旦保管し、必要時に
このリ−ルをタイヤ製造工程に搬送し、リ−ルからタイ
ヤ構成部材を巻き出して使用するようにしている。ま
た、使用した後の空のリ−ルも搬送車などの手段によっ
て保管場所まで搬送しそこに保管するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記リ
−ルは搬送車上から保管場所に降ろす必要があるとこ
ろ、従来では搬送車上の重いリ−ルを作業員がフォ−ク
リフトや固定クレ−ンを使って把持したり吊ってから降
ろすようにしているので、人手作業を伴うとともに、時
間・手間が掛かるという問題があった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、人手作業を伴うことなく、リ−ルを搬送車から自動
的に受け取り所望位置に移送することのできるリ−ルの
自動受け取り・移送方法および装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係るリ
−ルの自動受け取り・移送方法は、床面の上方位置に水
平かつ互いに所定間隔を隔てて平行に配置した固定バ−
と可動バ−とから成る受取りバ−の下にリ−ルが当該受
取りバ−の上寄りにくる形で搬送車を潜らせ、当該搬送
車のリ−ル支持部を下降させることにより前記リ−ルを
前記固定バ−および可動バ−に預け、搬送車の退避後可
動バ−を下ろすと共に傾斜板をリ−ルの下方に前進させ
て、この傾斜板の上にリ−ルを移しかえて傾斜板上を転
動させてリ−ルを定位置に移送するようにした。
【0006】本発明の方法によると、例えば押出工程か
らリ−ルを積んだ搬送車が保管場所(例えば保管倉庫)
まで移動して受取りバ−である一対の固定バ−および可
動バ−の下に潜り停止する。このとき搬送車上のリ−ル
は受取りバ−の上に位置する。搬送車のリ−ル支持部が
下降してリ−ルが受け取りバ−側に移り、リ−ルは双方
のバ−により支持される。搬送車の退避後可動バ−が下
ろされるとともに傾斜板がリ−ルの下方に前進する。リ
−ルは固定バ−に側方から支えられながら傾斜板の上に
移る。リ−ルは傾斜板の上を転がりながら下り方向に移
動する。移動方向には定位置にストッパ−を設ける。こ
のように、リ−ルは搬送車から自動的に受け取りバ−に
移り、定位置まで自動的に移動する。定位置はリ−ルの
保管倉庫内部とすることで搬送車上のリ−ルを自動的に
倉庫内に移すことができる。
【0007】また、本発明に係る装置は、固定バ−と可
動バ−とから成る一対の受け取りバ−と、前記固定バ−
を床面上に支持する固定ア−ムと、前記可動バ−を床面
上に可動可能に支持する可動ア−ムと、この可動ア−ム
の内側に配置し、前記受け取りバ−に支持したリ−ルの
下方に前進可能な傾斜板と、前記可動バ−を下ろすため
の駆動機構と、前記受け取りバ−側から傾斜板側に移さ
れて傾斜板上を転動するリ−ルを定位置に止めるための
ストッパ−とを有する構成とした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図を
参照して説明する。これらの図において符号Sは本発明
に係るリ−ルの受け取り・移送装置を示している。この
装置Sは、固定バ−1および可動バ−2と、固定ア−ム
3および可動ア−ム4と、傾斜板5と、駆動機構6と、
ストッパ−7とから基本構成されている。
【0009】上記固定バ−1および可動バ−2は搬送車
H上のリ−ルRを搬送車から受け取るための受け取りバ
−を対で構成し、搬送車Hの進行方向に沿って床面8の
上方位置に水平かつ互いに所定間隔を隔てて平行に配置
されている。固定バ−1および可動バ−2は共に床面8
から立設する一対の固定ア−ム3および一対の可動ア−
ム4の先端に各々が支持されている。この一対の固定ア
−ム3および一対の可動ア−ム4の各先端はそれぞれ可
動ア−ム側にあるいは固定ア−ム側に屈曲している。可
動ア−ム4は基端部4aが回動軸9を介して床面8上の
軸受10に回動可能に支持されている。また可動ア−ム
4には可動ア−ム4を後述のように屈伸させるヒンジ軸
11が設けられている。なお、可動バ−2の両端部には
図2に示すように可動バ−2の屈伸動作を補助する車輪
26が装備されている。
【0010】傾斜板5は、図2に示すように、前記一対
の可動ア−ム4の内側に位置しており、傾斜板5の先端
部5aが可動バ−2にフック状に係合することより待機
位置と可動バ−2の下方位置との間を前進移動・後退移
動できるようになっている。また、この傾斜板5の後端
部5bの両側には傾斜板5の前後移動を補助する車輪1
2が設けられている。
【0011】駆動機構6は、可動ア−ム4の基端部4a
の側面に固定された固定部材13と、この固定部材13
の反対側に回動自在に連結された伸縮ロッド14と、こ
の伸縮ロッドを伸縮駆動するシリンダ15とから構成さ
れている。なお、符号16は、軸受け10、駆動機構6
等が上面に設置または配置されたベ−スを示している。
【0012】ストッパ−7は、ストッパ−本体17が傾
斜板5の後端部5b付近の上方位置に床面8と水平に配
置されかつ可動バ−2と平行に延びている。このストッ
パ−本体17の両端部はア−ム18により支持され、こ
の一対のア−ム18はベ−ス16上の軸受19に回動自
在に支持されている。かかるストッパ−7は駆動機構2
0により倒立駆動されている。この駆動機構20は、ス
トッパ−18の側面に固定された固定部材21と、この
固定部材21の反対側に連結された伸縮ロッド22と、
この伸縮ロッド22を伸縮駆動するシリンダ23とから
構成されている。
【0013】次に、上記構成のリ−ルの受け取り・移送
装置Sを利用して搬送車H上のリ−ルRを自動的に荷降
ろしし定位置に移送する手順を説明する。 (1)搬送車Hが複数のリ−ルRを乗せて倉庫前に移動
し、固定ア−ム3と可動ア−ム4との間に潜り停止する
(図1および図2参照)。この時、リ−ルRは固定バ−
1と可動バ−2の上寄りに位置し、固定バ−1と可動バ
−2は搬送車7とリ−ルRとの間の隙間の内側に位置し
ている(図1参照)。搬送車Hのリ−ル支持部24の下
降動作によりリ−ルRが固定バ−1および可動バ−2に
受け取られる(図3参照)。リ−ルRはこの受け取りバ
−に支持される。この時、傾斜板5は後方の待機位置に
位置する。なお、搬送車Hは遠隔操作による無人搬送車
でもよく、フォ−クリフトタイプの有人搬送車でもよ
い。
【0014】(2)次に、搬送車Hが受け取りバ−の下
を通過する(図4参照)。次に、シリンダ15の駆動に
より伸縮ロッド14が伸長し、可動バ−2が固定バ−1
側へ倒れて下ろされる。伸縮ロッド14が伸長すると、
固定部材13と一体な可動ア−ム4が図4時計回りに回
動し、最初に可動バ−2が床面8に接地し、ヒンジ軸1
1のヒンジ作用により可動ア−ム4が90度の屈曲状態
から180度の水平状態となる(図5参照)。このと
き、傾斜板5は先端部5aが可動バ−2に係合している
ので、可動バ−2が固定バ−1側へ倒れるに従い傾斜板
5の先端部5a側がリ−ルRの下まで前進する。リ−ル
Rは可動バ−2が倒れるに従い、固定バ−1で支えられ
たまま可動バ−2側に重心が移動し、可動ア−ム4が1
80度の水平状態となった時点で傾斜板5の上に移る。
【0015】(3)傾斜板5の上に移ったリ−ルRは鍔
部25が円形をしているので、傾斜板5の上を自ら図5
矢印A方向に転がり傾斜板5の後端部5b付近のストッ
パ−7に接触して停止する(図6参照)。このストッパ
−7はリ−ル倉庫のパレット内に停止させるようにして
もよい。シリンダ15の駆動により水平状態の可動ア−
ム4を起こすと、可動ア−ム4は元の屈曲状態に戻ると
ともに、傾斜板5は元の位置に後退し(図7参照)、続
いて次のリ−ルRをのせた搬送車7が受取りバ−の所定
位置で停止する。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、搬送車上のリ−ルを人
手作業を伴うことなく自動的に受け取り所望の位置に移
送することができるので、時間・手間が掛からず、しか
もこれを実現するための装置も簡単な構造となり低コス
トでリ−ルの受け取り・移送作業を行うことができる効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリ−ルの受け取り・移送装置の正
面図、
【図2】同装置の平面図、
【図3】同装置を使用したリ−ルの受け取り・移送方法
の手順を示す正面図、
【図4】同手順を示す正面図、
【図5】同手順を示す正面図、
【図6】同手順を示す正面図、
【図7】同手順を示す正面図、
【符号の説明】
1 固定バ− 2 可動バ− 3 固定ア−ム 4 可動ア−ム 5 傾斜板 6 駆動機構 7 ストッパ− H 搬送車 8 床面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面の上方位置に水平かつ互いに所定間隔
    を隔てて平行に配置した固定バ−と可動バ−とから成る
    受取りバ−の下にリ−ルが当該受取りバ−の上寄りにく
    る形で搬送車を潜らせ、当該搬送車のリ−ル支持部を下
    降させることにより前記リ−ルを前記固定バ−および可
    動バ−に預け、搬送車の退避後可動バ−を下ろすと共に
    傾斜板をリ−ルの下方に前進させて、この傾斜板の上に
    リ−ルを移しかえて、この傾斜板の上を転動させてリ−
    ルを定位置まで移動させるようにしたことを特徴とする
    リ−ルの自動受け取り・移送方法。
  2. 【請求項2】床面の上方位置に水平かつ互いに所定間隔
    を隔てて平行に配置した固定バ−と可動バ−とから成る
    一対の受け取りバ−と、前記固定バ−を床面の上方所定
    位置に支持する固定ア−ムと、前記可動バ−を床面の上
    方所定位置に支持する可動ア−ムと、この可動ア−ムの
    内側に配置され、前記受け取りバ−に支持されたリ−ル
    の下方に前進可能な傾斜板と、前記可動バ−を下ろすた
    めの駆動機構と、前記受け取りバ−側から傾斜板側に移
    され傾斜板上を転動して移動するリ−ルを定位置に止め
    るためのストッパ−とを有することを特徴とするリ−ル
    の自動受け取り・移送装置。
JP8011872A 1996-01-26 1996-01-26 リールの自動受け取り・移送方法および装置 Pending JPH09201884A (ja)

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