JPH0920174A - 車両用格納式ミラー - Google Patents
車両用格納式ミラーInfo
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- JPH0920174A JPH0920174A JP7172287A JP17228795A JPH0920174A JP H0920174 A JPH0920174 A JP H0920174A JP 7172287 A JP7172287 A JP 7172287A JP 17228795 A JP17228795 A JP 17228795A JP H0920174 A JPH0920174 A JP H0920174A
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- mirror
- mirror housing
- plate member
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Abstract
(57)【要約】
【課題】安価な弾性係合手段を用いたものでありながら
ミラーの位置決めを行うことができ、しかも、回動性を
向上させることができる車両用格納式ミラーを提供す
る。 【解決手段】水平方向に延びる舌部12aを有するベー
ス部材12が車体に固定され、ミラーハウジング本体1
3が舌部12aに回動可能に支持され、プレート部材1
6がミラーハウジング本体13に固定され、プレート部
材16と係合することによりミラーハウジング本体13
の回動位置を位置決めする複数の弾性係合手段19がベ
ース部材12に収納されている。
ミラーの位置決めを行うことができ、しかも、回動性を
向上させることができる車両用格納式ミラーを提供す
る。 【解決手段】水平方向に延びる舌部12aを有するベー
ス部材12が車体に固定され、ミラーハウジング本体1
3が舌部12aに回動可能に支持され、プレート部材1
6がミラーハウジング本体13に固定され、プレート部
材16と係合することによりミラーハウジング本体13
の回動位置を位置決めする複数の弾性係合手段19がベ
ース部材12に収納されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用格納式ミラ
ー、特に、車両用ドアミラー等のように使用状態と格納
状態とにミラーハウジング本体を回動可能とすると共
に、少なくともこのミラーハウジング本体を使用位置で
位置決めして走行時において不測にミラーハウジング本
体が回動しないようにした車両用格納式ミラーに関す
る。
ー、特に、車両用ドアミラー等のように使用状態と格納
状態とにミラーハウジング本体を回動可能とすると共
に、少なくともこのミラーハウジング本体を使用位置で
位置決めして走行時において不測にミラーハウジング本
体が回動しないようにした車両用格納式ミラーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図10(A)に示すよう
に、車体(図示せず)に固定されるミラーベース1と、
ミラーベース1に固定される軸部材2と、軸部材2の座
部2aから立設された軸部2bが挿通される筒部3aを
有するブラケット3と、ブラケット3に固定されるミラ
ーハウジング4と、ミラーハウジング4に保持されるミ
ラー本体5とを備えた車両用格納式ミラーMが知られて
いる(例えば、実開平1−144142号公報参照)。
に、車体(図示せず)に固定されるミラーベース1と、
ミラーベース1に固定される軸部材2と、軸部材2の座
部2aから立設された軸部2bが挿通される筒部3aを
有するブラケット3と、ブラケット3に固定されるミラ
ーハウジング4と、ミラーハウジング4に保持されるミ
ラー本体5とを備えた車両用格納式ミラーMが知られて
いる(例えば、実開平1−144142号公報参照)。
【0003】また、軸部材2には、図10(B)に示す
ように、係合凹部2c,2c…が形成されている。この
係合凹部2c,2c…は、ブラケット3に転動可能に保
持された複数のボール6,6…が係合する。
ように、係合凹部2c,2c…が形成されている。この
係合凹部2c,2c…は、ブラケット3に転動可能に保
持された複数のボール6,6…が係合する。
【0004】ブラケット3の筒部3aの外周には比較的
大型なスプリング7が設けられ、このスプリング7の一
端はブラケット3の座部3bに当接し、スプリング7の
他端は座金8並びにEリング9を介して軸部2bの延出
端部に当接している。
大型なスプリング7が設けられ、このスプリング7の一
端はブラケット3の座部3bに当接し、スプリング7の
他端は座金8並びにEリング9を介して軸部2bの延出
端部に当接している。
【0005】このスプリング7の付勢は、複数のボール
6,6…を座部2a側へと押し付ける作用をするため、
ミラー本体5が使用状態にあるときにはボール6が係合
凹部2cに係合すると共にこの係合状態が維持され、走
行時の風圧によって不測にブラケット3が回動しないよ
うになっている。
6,6…を座部2a側へと押し付ける作用をするため、
ミラー本体5が使用状態にあるときにはボール6が係合
凹部2cに係合すると共にこの係合状態が維持され、走
行時の風圧によって不測にブラケット3が回動しないよ
うになっている。
【0006】また、この使用位置から格納位置へと手動
若しくは電動により回動させる場合には、その格納方向
への加圧力がスプリング7の付勢に勝ってブラケット3
が回動すると同時にボール6と係合凹部2bとの係合が
解除され、このボール6の座部2a上の転動によりブラ
ケット3の回動を容易に行うことができる。尚、この格
納状態から使用状態へと復帰させる場合は上述した作用
が逆となる。
若しくは電動により回動させる場合には、その格納方向
への加圧力がスプリング7の付勢に勝ってブラケット3
が回動すると同時にボール6と係合凹部2bとの係合が
解除され、このボール6の座部2a上の転動によりブラ
ケット3の回動を容易に行うことができる。尚、この格
納状態から使用状態へと復帰させる場合は上述した作用
が逆となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された車両用格納式ミラーMにあっては、ボール6
と係合凹部2bとの係合状態を維持させるためのスプリ
ング7が、筒部3aの外周を取り巻くように設けられ、
しかも、一つのスプリング7の付勢力によって複数のボ
ール6,6…を座部2a側に押し付ける必要があること
と相俟って、比較的大型なものを用いなければならず、
高価なものであった。
構成された車両用格納式ミラーMにあっては、ボール6
と係合凹部2bとの係合状態を維持させるためのスプリ
ング7が、筒部3aの外周を取り巻くように設けられ、
しかも、一つのスプリング7の付勢力によって複数のボ
ール6,6…を座部2a側に押し付ける必要があること
と相俟って、比較的大型なものを用いなければならず、
高価なものであった。
【0008】しかも、ボール6は、ブラケット3を回転
させる際に、このブラケット3から露出している分だけ
ブラケット3を持ち上げるため、ブラケット3と軸部材
2との間に大きな隙間が発生し、この隙間にゴミが侵入
してブラケット3の回動を阻害するという虞もあった。
させる際に、このブラケット3から露出している分だけ
ブラケット3を持ち上げるため、ブラケット3と軸部材
2との間に大きな隙間が発生し、この隙間にゴミが侵入
してブラケット3の回動を阻害するという虞もあった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、安価な弾性係合手段を用いたものでありながら
ミラーの位置決めを行うことができ、しかも、回動性を
向上させることができる車両用格納式ミラーを提供する
ことを目的とする。
あって、安価な弾性係合手段を用いたものでありながら
ミラーの位置決めを行うことができ、しかも、回動性を
向上させることができる車両用格納式ミラーを提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、車体に固定され且つ水平
方向に延びる舌部を有するベース部材と、前記舌部に回
動可能に支持されたミラーハウジング本体と、該ミラー
ハウジング本体に固定されたプレート部材と、前記ベー
ス部材に収納され且つ前記プレート部材と係合すること
により前記ミラーハウジング本体の回動位置を位置決め
する複数の弾性係合手段とを備えていることを要旨とす
る。
め、請求項1に記載の発明は、車体に固定され且つ水平
方向に延びる舌部を有するベース部材と、前記舌部に回
動可能に支持されたミラーハウジング本体と、該ミラー
ハウジング本体に固定されたプレート部材と、前記ベー
ス部材に収納され且つ前記プレート部材と係合すること
により前記ミラーハウジング本体の回動位置を位置決め
する複数の弾性係合手段とを備えていることを要旨とす
る。
【0011】この弾性係合手段は、ベース部材に収納可
能な比較的小型なものであり、加工が容易であることと
相俟って安価なものとなる。また、この弾性係合手段を
複数設けることにより位置決めの確実性を確保すること
ができる。
能な比較的小型なものであり、加工が容易であることと
相俟って安価なものとなる。また、この弾性係合手段を
複数設けることにより位置決めの確実性を確保すること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の車両用格納式ミラ
ーの実施の形態を、手動格納式の車両用ドアミラーに適
用し、図1〜図9に基づいて説明する。
ーの実施の形態を、手動格納式の車両用ドアミラーに適
用し、図1〜図9に基づいて説明する。
【0013】(実施の形態1)図1〜図3は本発明の車
両用格納式ミラーの実施の形態1を示し、図1(A)は
要部の拡大断面図、図1(B)はプレート部材の平面
図、図2(A)はハウジングの下面図、図2(B)はベ
ース部材の要部の下面図、図3は一部を破断した車両用
格納式ミラーの正面図である。尚、図1(A)の断面図
においては、便宜上、一部の構成部品の相互位置関係を
同列にした状態で図示する。
両用格納式ミラーの実施の形態1を示し、図1(A)は
要部の拡大断面図、図1(B)はプレート部材の平面
図、図2(A)はハウジングの下面図、図2(B)はベ
ース部材の要部の下面図、図3は一部を破断した車両用
格納式ミラーの正面図である。尚、図1(A)の断面図
においては、便宜上、一部の構成部品の相互位置関係を
同列にした状態で図示する。
【0014】図3において、車両用格納式ミラー10
は、車体11に固定されるベース部材12と、このベー
ス部材12の回動可能に保持されるミラーハウジング本
体13とを備えている。
は、車体11に固定されるベース部材12と、このベー
ス部材12の回動可能に保持されるミラーハウジング本
体13とを備えている。
【0015】ベース部材12には水平方向に延びる舌部
12aが一体に形成されており、この舌部12aの上面
には上下に貫通する軸挿入孔12bを形成する筒部12
cが立設されている。また、舌部12aには、図2
(B)に示すように、舌部12aの下面に開放する複数
の孔12d,12d…が軸挿入孔12bの周囲3等分点
位置に形成されている。さらに、筒部12cの外壁の一
部にはこの外壁に沿う円弧状突起12eが形成されてい
る。
12aが一体に形成されており、この舌部12aの上面
には上下に貫通する軸挿入孔12bを形成する筒部12
cが立設されている。また、舌部12aには、図2
(B)に示すように、舌部12aの下面に開放する複数
の孔12d,12d…が軸挿入孔12bの周囲3等分点
位置に形成されている。さらに、筒部12cの外壁の一
部にはこの外壁に沿う円弧状突起12eが形成されてい
る。
【0016】ミラーハウジング本体13は、公知のボー
ルジョイント方式により手動で傾動調節可能となるよう
にミラー本体14を保持している。また、ミラーハウジ
ング本体13には舌部12aに対向する座部13aが一
体に形成されている。
ルジョイント方式により手動で傾動調節可能となるよう
にミラー本体14を保持している。また、ミラーハウジ
ング本体13には舌部12aに対向する座部13aが一
体に形成されている。
【0017】座部13aの下面には、軸挿入孔12bに
挿入される軸13bが突設されている。また、座部13
aには、下面に開放し且つ円筒部12cが挿入される環
状溝13cが形成されている。さらに、座部13aに
は、図2(A)に示すように、下面に開放し且つ円弧状
突起12eが係合してミラーハウジング本体13の回動
範囲を規制する円弧溝13dが形成されている。しか
も、軸13bには一対のネジ孔13e,13eが形成さ
れている。
挿入される軸13bが突設されている。また、座部13
aには、下面に開放し且つ円筒部12cが挿入される環
状溝13cが形成されている。さらに、座部13aに
は、図2(A)に示すように、下面に開放し且つ円弧状
突起12eが係合してミラーハウジング本体13の回動
範囲を規制する円弧溝13dが形成されている。しか
も、軸13bには一対のネジ孔13e,13eが形成さ
れている。
【0018】一方、軸13bには、図1(A)に示すよ
うに、ネジ孔13e,13eと螺合するネジ15,15
を介してプレート部材16が固定され、孔12d,12
d…の各々にはボール17とこのボール17をプレート
部材16に押し付けるスプリング18とからなる弾性係
合手段19が設けられている。
うに、ネジ孔13e,13eと螺合するネジ15,15
を介してプレート部材16が固定され、孔12d,12
d…の各々にはボール17とこのボール17をプレート
部材16に押し付けるスプリング18とからなる弾性係
合手段19が設けられている。
【0019】プレート部材16は、図1(B)に示すよ
うに、ネジ15,15が挿通されるネジ挿通孔16a,
16aと、ボール17,17…が係合するように3等分
点に位置する係合孔16b,16b…とが形成されてい
る。
うに、ネジ15,15が挿通されるネジ挿通孔16a,
16aと、ボール17,17…が係合するように3等分
点に位置する係合孔16b,16b…とが形成されてい
る。
【0020】上記の構成において、車両用格納式ミラー
10を組み付ける場合には、先ず、ミラー本体14をミ
ラーハウジング本体13に保持させた状態で軸13bを
軸挿入孔12bに挿入すると同時に円筒部12cを環状
溝13cに挿入し、さらに、円弧状突起12eを円弧溝
13dに係合させることによりミラーハウジング本体1
3が軸13bの軸線を回動支点としてベース部材12に
対して回動可能に装着される。
10を組み付ける場合には、先ず、ミラー本体14をミ
ラーハウジング本体13に保持させた状態で軸13bを
軸挿入孔12bに挿入すると同時に円筒部12cを環状
溝13cに挿入し、さらに、円弧状突起12eを円弧溝
13dに係合させることによりミラーハウジング本体1
3が軸13bの軸線を回動支点としてベース部材12に
対して回動可能に装着される。
【0021】次に、3つの弾性係合手段19を各孔12
dに収納した後、プレート部材16をネジ15,15で
ミラーハウジング本体13に固定し、これにより弾性係
合手段19が孔12d内に位置すると共に、ミラーハウ
ジング本体13がベース部材12に保持される。
dに収納した後、プレート部材16をネジ15,15で
ミラーハウジング本体13に固定し、これにより弾性係
合手段19が孔12d内に位置すると共に、ミラーハウ
ジング本体13がベース部材12に保持される。
【0022】ミラーハウジング本体13が使用状態にあ
るときには各ボール17がスプリング18の付勢により
係合孔16bに係合すると共にこの係合状態が維持さ
れ、走行時の風圧によって不測にミラーハウジング本体
13が回動しないようになっている。
るときには各ボール17がスプリング18の付勢により
係合孔16bに係合すると共にこの係合状態が維持さ
れ、走行時の風圧によって不測にミラーハウジング本体
13が回動しないようになっている。
【0023】また、この使用位置から格納位置へと回動
させる場合には、その格納方向への加圧力によりスプリ
ング18の付勢に勝ってミラーハウジング本体13が回
動すると同時にボール17と係合孔16bとの係合が解
除され、このボール17が孔12d内に入り込んだ状態
でプレート部材16上を転動するためミラーハウジング
本体13の回動を容易に行うことができる。従って、ボ
ール17はベース部材12並びにミラーハウジング本体
13を持ち上げることなくこれらを回動させるため、回
動のためにプレート部材16とベース部材12との間に
隙間が発生することなこの隙間へのゴミの侵入に伴う回
動不良を起こすこともない。
させる場合には、その格納方向への加圧力によりスプリ
ング18の付勢に勝ってミラーハウジング本体13が回
動すると同時にボール17と係合孔16bとの係合が解
除され、このボール17が孔12d内に入り込んだ状態
でプレート部材16上を転動するためミラーハウジング
本体13の回動を容易に行うことができる。従って、ボ
ール17はベース部材12並びにミラーハウジング本体
13を持ち上げることなくこれらを回動させるため、回
動のためにプレート部材16とベース部材12との間に
隙間が発生することなこの隙間へのゴミの侵入に伴う回
動不良を起こすこともない。
【0024】一方、この格納状態から使用状態へと復帰
させる場合は逆方向の加圧力によって上述した作用が逆
となって使用状態とすることができる。
させる場合は逆方向の加圧力によって上述した作用が逆
となって使用状態とすることができる。
【0025】(実施の形態2)図4乃至図6は本発明の
実施の形態2を示し、上記実施の形態1ではプレート部
材16をネジ15を介してミラーハウジング本体13に
固定したものであるのに対し、実施の形態2ではプレー
ト部材26をネジ等の別体の固定手段無しにミラーハウ
ジング本体13に固定したものである。尚、図4乃至図
6において、上記実施の形態1と同一の構成には同一の
符号を付してその説明を省略する。
実施の形態2を示し、上記実施の形態1ではプレート部
材16をネジ15を介してミラーハウジング本体13に
固定したものであるのに対し、実施の形態2ではプレー
ト部材26をネジ等の別体の固定手段無しにミラーハウ
ジング本体13に固定したものである。尚、図4乃至図
6において、上記実施の形態1と同一の構成には同一の
符号を付してその説明を省略する。
【0026】ベース部材22の舌部22aの上面には上
下に貫通する軸挿入孔22bを形成する筒部22cが立
設されている。また、舌部22aには、複数の上部孔2
2d,22d…と、この上部孔22d,22d…と連通
し且つ下面に開放する複数の下部孔22e,22e…が
形成されている。尚、この各孔22d,22eは、図5
(B)に示すように、軸挿入孔22bの周囲3等分点位
置に形成されている。さらに、筒部22cの外壁の一部
にはこの外壁に沿う円弧状突起22fが形成されてい
る。
下に貫通する軸挿入孔22bを形成する筒部22cが立
設されている。また、舌部22aには、複数の上部孔2
2d,22d…と、この上部孔22d,22d…と連通
し且つ下面に開放する複数の下部孔22e,22e…が
形成されている。尚、この各孔22d,22eは、図5
(B)に示すように、軸挿入孔22bの周囲3等分点位
置に形成されている。さらに、筒部22cの外壁の一部
にはこの外壁に沿う円弧状突起22fが形成されてい
る。
【0027】下部孔22eの各々にはボール17が設け
られ、上部孔22dにはボール17をプレート部材26
に押し付けるスプリング18が設けられている。
られ、上部孔22dにはボール17をプレート部材26
に押し付けるスプリング18が設けられている。
【0028】ミラーハウジング本体23の舌部22aに
対向する座部23aの下面には、軸挿入孔22bに挿入
される軸23bが突設されている。また、座部23aに
は、下面に開放し且つ円筒部22cが挿入される環状溝
23cが形成されている。さらに、座部23aには、図
5(A)に示すように、下面に開放し且つ円弧状突起2
2fが係合してミラーハウジング本体23の回動範囲を
規制する円弧溝23dが形成されている。しかも、軸2
3bには一対の係合孔23e,23eと一対の工具位置
決め孔23f,23fが形成されている。
対向する座部23aの下面には、軸挿入孔22bに挿入
される軸23bが突設されている。また、座部23aに
は、下面に開放し且つ円筒部22cが挿入される環状溝
23cが形成されている。さらに、座部23aには、図
5(A)に示すように、下面に開放し且つ円弧状突起2
2fが係合してミラーハウジング本体23の回動範囲を
規制する円弧溝23dが形成されている。しかも、軸2
3bには一対の係合孔23e,23eと一対の工具位置
決め孔23f,23fが形成されている。
【0029】プレート部材26には、図6(A)〜
(C)に示すように、中央に形成された平面視略Hの字
形状の開口26aと、ボール17,17…が係合するよ
うに3等分点に位置する係合孔26b,26b…と、開
口26aの開口縁部から立設された一対の矢尻状係合爪
26c,26cと、開口26aの開口縁部に開放する工
具設置溝26d,26dとが金属の打抜きやプレス等に
よって形成されている。
(C)に示すように、中央に形成された平面視略Hの字
形状の開口26aと、ボール17,17…が係合するよ
うに3等分点に位置する係合孔26b,26b…と、開
口26aの開口縁部から立設された一対の矢尻状係合爪
26c,26cと、開口26aの開口縁部に開放する工
具設置溝26d,26dとが金属の打抜きやプレス等に
よって形成されている。
【0030】このような構成においては、軸23bを軸
挿入孔22bに挿入すると同時に円筒部22cを環状溝
23cに挿入し、さらに、円弧状突起22fを円弧溝2
3dに係合させることにより、ミラーハウジング本体2
3が軸23bの軸線を回動支点としてベース部材22に
対して回動可能に装着される。
挿入孔22bに挿入すると同時に円筒部22cを環状溝
23cに挿入し、さらに、円弧状突起22fを円弧溝2
3dに係合させることにより、ミラーハウジング本体2
3が軸23bの軸線を回動支点としてベース部材22に
対して回動可能に装着される。
【0031】次に、3つの弾性係合手段19を各孔22
d,22eに収納した後、加熱状態のプレート部材26
をミラーハウジング本体23に固定し、これにより弾性
係合手段19が孔22d内に位置すると共に、ミラーハ
ウジング本体23がベース部材22に保持される。
d,22eに収納した後、加熱状態のプレート部材26
をミラーハウジング本体23に固定し、これにより弾性
係合手段19が孔22d内に位置すると共に、ミラーハ
ウジング本体23がベース部材22に保持される。
【0032】この際、プレート部材26のミラーハウジ
ング本体23への固定は、図示しない工具の先端を工具
設置溝26d,26dに係合させ、この状態から、工具
の先端を工具位置決め孔23f,23fに挿入すること
によりプレート部材26の未らハウジング本体23への
位置決めがなされ、さらに、プレート部材26をミラー
ハウジング本体23側に押し付けることにより矢尻状係
合爪26c,26cの先端が係合孔23e,23eに挿
入される。
ング本体23への固定は、図示しない工具の先端を工具
設置溝26d,26dに係合させ、この状態から、工具
の先端を工具位置決め孔23f,23fに挿入すること
によりプレート部材26の未らハウジング本体23への
位置決めがなされ、さらに、プレート部材26をミラー
ハウジング本体23側に押し付けることにより矢尻状係
合爪26c,26cの先端が係合孔23e,23eに挿
入される。
【0033】プレート部材26は加熱状態にあるため、
矢尻状係合爪26c,26c熱によって係合孔23e,
23eの周辺のミラーハウジング本体23の肉が溶けて
矢尻状係合爪26c,26cの各爪に係合し、この溶融
した肉の係合によってプレート部材23の抜け止めがな
され、プレート部材23の装着後に工具が引き抜かれ
る。尚、この工具をプレート部材23の加熱装置として
兼用してもよい。
矢尻状係合爪26c,26c熱によって係合孔23e,
23eの周辺のミラーハウジング本体23の肉が溶けて
矢尻状係合爪26c,26cの各爪に係合し、この溶融
した肉の係合によってプレート部材23の抜け止めがな
され、プレート部材23の装着後に工具が引き抜かれ
る。尚、この工具をプレート部材23の加熱装置として
兼用してもよい。
【0034】ミラーハウジング本体23が使用状態にあ
るときには各ボール17がスプリング18の付勢により
係合孔26bに係合すると共にこの係合状態が維持さ
れ、走行時の風圧によって不測にミラーハウジング本体
23が回動しないようになっている。
るときには各ボール17がスプリング18の付勢により
係合孔26bに係合すると共にこの係合状態が維持さ
れ、走行時の風圧によって不測にミラーハウジング本体
23が回動しないようになっている。
【0035】また、この使用位置から格納位置へと回動
させる場合には、その格納方向への加圧力によりスプリ
ング18の付勢に勝ってミラーハウジング本体13が回
動すると同時にボール17と係合孔26bとの係合が解
除され、このボール17が孔22d内に入り込んだ状態
でプレート部材16上を転動するため、ミラーハウジン
グ本体23の回動を容易に行うことができる。従って、
ボール17はベース部材22並びにミラーハウジング本
体23を持ち上げることなくこれらを回動させるため、
回動のためにプレート部材26とベース部材22との間
に隙間が発生することなこの隙間へのゴミの侵入に伴う
回動不良を起こすこともない。
させる場合には、その格納方向への加圧力によりスプリ
ング18の付勢に勝ってミラーハウジング本体13が回
動すると同時にボール17と係合孔26bとの係合が解
除され、このボール17が孔22d内に入り込んだ状態
でプレート部材16上を転動するため、ミラーハウジン
グ本体23の回動を容易に行うことができる。従って、
ボール17はベース部材22並びにミラーハウジング本
体23を持ち上げることなくこれらを回動させるため、
回動のためにプレート部材26とベース部材22との間
に隙間が発生することなこの隙間へのゴミの侵入に伴う
回動不良を起こすこともない。
【0036】一方、この格納状態から使用状態へと復帰
させる場合は逆方向の加圧力によって上述した作用が逆
となって使用状態とすることができる。
させる場合は逆方向の加圧力によって上述した作用が逆
となって使用状態とすることができる。
【0037】(実施の形態3)図7〜図9は本発明の実
施の形態3を示し、上記実施の形態1,2においてはボ
ール17とスプリング18との2部材からなる弾性係合
手段19によってミラーハウジング本体13,23の使
用状態での位置決めを行っていたのに対し、この実施の
形態3においては、ベース部材32の複数箇所にそれぞ
れ収納された一つの部材からなる弾性係合手段29をプ
レート部材36に係合させることによってミラーハウジ
ング本体13の使用状態での位置決めを行うようにした
ものである。尚、上記実施の形態1と同一の構成には同
一の符号を付してその説明を省略する。
施の形態3を示し、上記実施の形態1,2においてはボ
ール17とスプリング18との2部材からなる弾性係合
手段19によってミラーハウジング本体13,23の使
用状態での位置決めを行っていたのに対し、この実施の
形態3においては、ベース部材32の複数箇所にそれぞ
れ収納された一つの部材からなる弾性係合手段29をプ
レート部材36に係合させることによってミラーハウジ
ング本体13の使用状態での位置決めを行うようにした
ものである。尚、上記実施の形態1と同一の構成には同
一の符号を付してその説明を省略する。
【0038】ベース部材32の舌部32aの上面には上
下に貫通する軸挿入孔32bを形成する筒部32cが立
設されている。また、舌部32aには弾性係合手段29
が収納される一対の収納孔32d,32dが形成されて
いる。さらに、筒部32cの外壁の一部にはこの外壁に
沿う円弧状突起32eが形成されている。
下に貫通する軸挿入孔32bを形成する筒部32cが立
設されている。また、舌部32aには弾性係合手段29
が収納される一対の収納孔32d,32dが形成されて
いる。さらに、筒部32cの外壁の一部にはこの外壁に
沿う円弧状突起32eが形成されている。
【0039】プレート部材36には、ネジ15が挿通さ
れるネジ挿通孔16a,16aと、収納孔32d,32
dに対向する一対の係合孔36b,36b…とが形成さ
れている。
れるネジ挿通孔16a,16aと、収納孔32d,32
dに対向する一対の係合孔36b,36b…とが形成さ
れている。
【0040】弾性係合手段29は、図9に示すように、
バネ性を有するように薄肉の金属等により略U字形状を
呈し、その一方の片には、プレート部材36の係合孔3
6b,36bに係合するように外側に向けて突出する球
面状突起29aが突設されている。
バネ性を有するように薄肉の金属等により略U字形状を
呈し、その一方の片には、プレート部材36の係合孔3
6b,36bに係合するように外側に向けて突出する球
面状突起29aが突設されている。
【0041】このような構成においては、先ず、軸13
bを軸挿入孔32bに挿入すると同時に円筒部32cを
環状溝13cに挿入し、さらに、円弧状突起32eを円
弧溝13dに係合させることによりミラーハウジング本
体13が軸13bの軸線を回動支点としてベース部材3
2に対して回動可能に装着される。
bを軸挿入孔32bに挿入すると同時に円筒部32cを
環状溝13cに挿入し、さらに、円弧状突起32eを円
弧溝13dに係合させることによりミラーハウジング本
体13が軸13bの軸線を回動支点としてベース部材3
2に対して回動可能に装着される。
【0042】次に、2つの弾性係合手段29を収納孔3
2d,32dに収納した後、プレート部材36をネジ1
5,15でミラーハウジング本体13に固定し、これに
より弾性係合手段29,29が収納孔32d,32d内
に位置すると共に、ミラーハウジング本体13がベース
部材32に保持される。
2d,32dに収納した後、プレート部材36をネジ1
5,15でミラーハウジング本体13に固定し、これに
より弾性係合手段29,29が収納孔32d,32d内
に位置すると共に、ミラーハウジング本体13がベース
部材32に保持される。
【0043】ミラーハウジング本体13が使用状態にあ
るときには球面状突起29aが弾性係合手段29の自身
の付勢により係合孔36bに係合すると共にこの係合状
態が維持され、走行時の風圧によって不測にミラーハウ
ジング本体13が回動しないようになっている。
るときには球面状突起29aが弾性係合手段29の自身
の付勢により係合孔36bに係合すると共にこの係合状
態が維持され、走行時の風圧によって不測にミラーハウ
ジング本体13が回動しないようになっている。
【0044】また、この使用位置から格納位置へと回動
させる場合には、その格納方向への加圧力により弾性係
合手段29の付勢に勝ってミラーハウジング本体13が
回動すると同時に球面状突起29aと係合孔36bとの
係合が解除され、この球面状突起29aが収納孔32d
に入り込んだ状態でプレート部材36上を少ない接触面
積での摺動するため、ミラーハウジング本体13の回動
を容易に行うことができる。従って、球面状突起29a
はベース部材32並びにミラーハウジング本体13を持
ち上げることなくこれらを回動させるため、回動のため
にプレート部材36とベース部材32との間に隙間が発
生することなこの隙間へのゴミの侵入に伴う回動不良を
起こすこともない。
させる場合には、その格納方向への加圧力により弾性係
合手段29の付勢に勝ってミラーハウジング本体13が
回動すると同時に球面状突起29aと係合孔36bとの
係合が解除され、この球面状突起29aが収納孔32d
に入り込んだ状態でプレート部材36上を少ない接触面
積での摺動するため、ミラーハウジング本体13の回動
を容易に行うことができる。従って、球面状突起29a
はベース部材32並びにミラーハウジング本体13を持
ち上げることなくこれらを回動させるため、回動のため
にプレート部材36とベース部材32との間に隙間が発
生することなこの隙間へのゴミの侵入に伴う回動不良を
起こすこともない。
【0045】尚、この格納状態から使用状態へと復帰さ
せる場合は逆方向の加圧力によって上述した作用が逆と
なって使用状態とすることができる。
せる場合は逆方向の加圧力によって上述した作用が逆と
なって使用状態とすることができる。
【0046】ところで、上記各実施の形態1〜3におけ
るベース部材12,22,32は、従来で示したミラー
ベース1と軸部材2とが一体の構成となっているものを
開示したが、従来と同様に別体でも良い。同様に、ミラ
ーハウジング本体13,23は、従来で示したブラケッ
ト3とミラーハウジング4とが一体の構成となっている
ものを開示したが、従来と同様に別体でも良い。
るベース部材12,22,32は、従来で示したミラー
ベース1と軸部材2とが一体の構成となっているものを
開示したが、従来と同様に別体でも良い。同様に、ミラ
ーハウジング本体13,23は、従来で示したブラケッ
ト3とミラーハウジング4とが一体の構成となっている
ものを開示したが、従来と同様に別体でも良い。
【0047】また、弾性係合手段19は3箇所、弾性係
合手段29は2箇所に設置したものを開示したが、この
弾性係合手段19は2箇所、弾性係合手段29は3箇所
に設置してもよい、尚、各弾性係合手段19,29とも
3箇所に設置することが安定性の観点から好ましい。
合手段29は2箇所に設置したものを開示したが、この
弾性係合手段19は2箇所、弾性係合手段29は3箇所
に設置してもよい、尚、各弾性係合手段19,29とも
3箇所に設置することが安定性の観点から好ましい。
【0048】さらに、各弾性係合手段19,29と係合
する係合孔16b,26b,36bは、上記各実施の形
態においては使用位置でのみ係合するものを開示した
が、格納位置においても係合するようにプレート部材1
6,26,36に形成することもできる。
する係合孔16b,26b,36bは、上記各実施の形
態においては使用位置でのみ係合するものを開示した
が、格納位置においても係合するようにプレート部材1
6,26,36に形成することもできる。
【0049】しかも、上記各実施の形態1〜3における
車両用格納式ミラー10は、ミラーハウジング本体1
3,23の回動並びにミラー本体14の傾動を手動で行
うものとして開示したが、これらの一方若しくは両方を
遠隔操作するようにしたものであっても差し仕えないこ
とは勿論である。この際、遠隔操作のための配線やワイ
ヤーの引き回しはプレート部材16,26,36の中央
に孔を設けてこの孔と軸13b,23bの軸線上に形成
された貫通孔(軸23bには貫通孔は開示されていな
い。)とを通すことにより可能となる。
車両用格納式ミラー10は、ミラーハウジング本体1
3,23の回動並びにミラー本体14の傾動を手動で行
うものとして開示したが、これらの一方若しくは両方を
遠隔操作するようにしたものであっても差し仕えないこ
とは勿論である。この際、遠隔操作のための配線やワイ
ヤーの引き回しはプレート部材16,26,36の中央
に孔を設けてこの孔と軸13b,23bの軸線上に形成
された貫通孔(軸23bには貫通孔は開示されていな
い。)とを通すことにより可能となる。
【0050】さらに、各プレート部材16,26,36
は、図示下方からカバー等により覆うことで摺動面への
ゴミの侵入を防止することができ、ベース部材12,2
2,32をプレート部材16,26,36から持ち上げ
ることなく回動させることと相俟って寄り一層スムーズ
な回動を行うことができる。
は、図示下方からカバー等により覆うことで摺動面への
ゴミの侵入を防止することができ、ベース部材12,2
2,32をプレート部材16,26,36から持ち上げ
ることなく回動させることと相俟って寄り一層スムーズ
な回動を行うことができる。
【0051】尚、スプリング18の付勢力並びに弾性係
合手段29の付勢力によっては若干の持ち上げがプレー
ト部材16,26,36とベース部材12,22,23
との間に発生するが、その持ち上げ量は、従来技術で示
したようにボール6のブラケット3から露出した部分と
同量の落ち上げとは異なるため、従来に比してゴミの侵
入量は遥かに少なくしかも、プレート部材16,26,
36が小さいために隙間に侵入したごみがプレート部材
16,26,36から落ち易いため、上述したスムーズ
な回動性が確保される。
合手段29の付勢力によっては若干の持ち上げがプレー
ト部材16,26,36とベース部材12,22,23
との間に発生するが、その持ち上げ量は、従来技術で示
したようにボール6のブラケット3から露出した部分と
同量の落ち上げとは異なるため、従来に比してゴミの侵
入量は遥かに少なくしかも、プレート部材16,26,
36が小さいために隙間に侵入したごみがプレート部材
16,26,36から落ち易いため、上述したスムーズ
な回動性が確保される。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用格
納式ミラーにあっては、車体に固定され且つ水平方向に
延びる舌部を有するベース部材と、前記舌部に回動可能
に支持されたミラーハウジング本体と、該ミラーハウジ
ング本体に固定されたプレート部材と、前記ベース部材
に収納され且つ前記プレート部材と係合することにより
前記ミラーハウジング本体の回動位置を位置決めする複
数の弾性係合手段とを備えていることにより、安価な弾
性係合手段を用いたものでありながらミラーの位置決め
を行うことができ、しかも、回動性を向上させることが
できる。
納式ミラーにあっては、車体に固定され且つ水平方向に
延びる舌部を有するベース部材と、前記舌部に回動可能
に支持されたミラーハウジング本体と、該ミラーハウジ
ング本体に固定されたプレート部材と、前記ベース部材
に収納され且つ前記プレート部材と係合することにより
前記ミラーハウジング本体の回動位置を位置決めする複
数の弾性係合手段とを備えていることにより、安価な弾
性係合手段を用いたものでありながらミラーの位置決め
を行うことができ、しかも、回動性を向上させることが
できる。
【図1】本発明の実施の形態1に係わる車両用格納式ミ
ラーを示し、(A)は要部の拡大断面図、(B)はプレ
ート部材の平面図である。
ラーを示し、(A)は要部の拡大断面図、(B)はプレ
ート部材の平面図である。
【図2】同じく、(A)はハウジングの下面図、(B)
はベース部材の要部の下面図である。
はベース部材の要部の下面図である。
【図3】同じく、一部を破断した車両用格納式ミラーの
正面図である。
正面図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係わる車両用格納式ミ
ラーを示し、要部の拡大断面図である。
ラーを示し、要部の拡大断面図である。
【図5】同じく、(A)はハウジングの下面図、(B)
はベース部材の要部の下面図である。
はベース部材の要部の下面図である。
【図6】同じく、(A)はプレート部材の平面図、
(B)はプレート部材の側面図、(C)はプレート部材
の断面図である。
(B)はプレート部材の側面図、(C)はプレート部材
の断面図である。
【図7】本発明の実施の形態3に係わる車両用格納式ミ
ラーを示し、(A)は要部の拡大断面図、(B)はプレ
ート部材の平面図である。
ラーを示し、(A)は要部の拡大断面図、(B)はプレ
ート部材の平面図である。
【図8】同じく、(A)はハウジングの下面図、(B)
はベース部材の要部の下面図である。
はベース部材の要部の下面図である。
【図9】同じく、弾性係合手段の拡大斜視図である。
【図10】従来の車両用格納式ミラーを示し、(A)は
車両用格納式ミラーの全体構成を示す分解斜視図、
(B)は要部の拡大断面図である。
車両用格納式ミラーの全体構成を示す分解斜視図、
(B)は要部の拡大断面図である。
10…車両用格納式ミラー 11…車体 12…ベース部材 12a…舌部 13…ミラーハウジング本体 16…プレート部材 19…弾性係合手段
Claims (3)
- 【請求項1】車体に固定され且つ水平方向に延びる舌部
を有するベース部材と、前記舌部に回動可能に支持され
たミラーハウジング本体と、該ミラーハウジング本体に
固定されたプレート部材と、前記ベース部材に収納され
且つ前記プレート部材と係合することにより前記ミラー
ハウジング本体の回動位置を位置決めする複数の弾性係
合手段とを備えていることを特徴とする車両用格納式ミ
ラー。 - 【請求項2】前記弾性係合手段は、前記ベース部材に埋
設されたスプリングと、このスプリングの付勢により前
記プレート部材に弾接するボールであることを特徴とす
る請求項1に記載の車両用格納式ミラー。 - 【請求項3】前記弾性係合手段は、前記ベース部材に埋
設された弾性を有する略U字形状の板バネと、この板バ
ネに形成されて自身の付勢により前記プレート部材に弾
接する球面状突起であることを特徴とする請求項1に記
載の車両用格納式ミラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7172287A JPH0920174A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 車両用格納式ミラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7172287A JPH0920174A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 車両用格納式ミラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0920174A true JPH0920174A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15939140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7172287A Pending JPH0920174A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 車両用格納式ミラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0920174A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016113000A (ja) * | 2014-12-15 | 2016-06-23 | 市光工業株式会社 | 車両用アウトサイドミラー装置 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP7172287A patent/JPH0920174A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016113000A (ja) * | 2014-12-15 | 2016-06-23 | 市光工業株式会社 | 車両用アウトサイドミラー装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040622 |