JPH09200925A - プラスチック電力ケーブル接続部の形成方法 - Google Patents
プラスチック電力ケーブル接続部の形成方法Info
- Publication number
- JPH09200925A JPH09200925A JP8025850A JP2585096A JPH09200925A JP H09200925 A JPH09200925 A JP H09200925A JP 8025850 A JP8025850 A JP 8025850A JP 2585096 A JP2585096 A JP 2585096A JP H09200925 A JPH09200925 A JP H09200925A
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- JP
- Japan
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- pipe
- bore
- insulator
- power cable
- expanding
- Prior art date
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- Pending
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- Processing Of Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 拡管パイプの引抜力を低減し、引抜工具の小
型軽量化を可能としたプラスチック電力ケーブル接続部
の形成方法を提供する。 【解決手段】 あらかじめ一体成形した絶縁ゴムと導電
性ゴムからなるプレモールド絶縁体を、拡管パイプに挿
入した状態でケーブルに挿通した後、上記拡管パイプを
引抜いて上記プレモールド絶縁体をケーブル導体接続部
上に装着して、接続部の絶縁を確保するプラスチック電
力ケーブル接続部の形成方法において、上記プレモール
ド絶縁体を拡管するパイプを軸方向に２分割し、該拡管
パイプの引抜きに際しては、それぞれのパイプの外側端
部に設けた引抜き手段により、それぞれ軸方向に別個に
反対方向に引抜くプラスチック電力ケーブル接続部の形
成方法。
型軽量化を可能としたプラスチック電力ケーブル接続部
の形成方法を提供する。 【解決手段】 あらかじめ一体成形した絶縁ゴムと導電
性ゴムからなるプレモールド絶縁体を、拡管パイプに挿
入した状態でケーブルに挿通した後、上記拡管パイプを
引抜いて上記プレモールド絶縁体をケーブル導体接続部
上に装着して、接続部の絶縁を確保するプラスチック電
力ケーブル接続部の形成方法において、上記プレモール
ド絶縁体を拡管するパイプを軸方向に２分割し、該拡管
パイプの引抜きに際しては、それぞれのパイプの外側端
部に設けた引抜き手段により、それぞれ軸方向に別個に
反対方向に引抜くプラスチック電力ケーブル接続部の形
成方法。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、あらかじめ成形さ
れたプレモールド絶縁体を拡管してケーブルに挿通し、
ケーブル導体接続部上に装着するＣＶケーブル等のプラ
スチック電力ケーブルの差込接続部の形成方法に関する
ものである。
れたプレモールド絶縁体を拡管してケーブルに挿通し、
ケーブル導体接続部上に装着するＣＶケーブル等のプラ
スチック電力ケーブルの差込接続部の形成方法に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】上述の
ような差込接続部の形成におけるプレモールド絶縁体の
拡管パイプとしては、例えば特公平４−７２４５０号公
報に示されるように、１本の剛直な管状体が用いられて
いる。そして、プレモールド絶縁体への拡管パイプの挿
入手段としてはネジや油圧による方法が用いられ、拡管
パイプの引抜手段としてはネジによる方法が用いられ
る。
ような差込接続部の形成におけるプレモールド絶縁体の
拡管パイプとしては、例えば特公平４−７２４５０号公
報に示されるように、１本の剛直な管状体が用いられて
いる。そして、プレモールド絶縁体への拡管パイプの挿
入手段としてはネジや油圧による方法が用いられ、拡管
パイプの引抜手段としてはネジによる方法が用いられ
る。
【０００３】上記方法によりプレモールド絶縁体に挿入
された拡管パイプには、プレモールド絶縁体の自己収縮
力で強い圧力が働き、拡管パイプを引抜くのに大きな引
抜力と大型の引抜工具が必要であるという問題がある。
された拡管パイプには、プレモールド絶縁体の自己収縮
力で強い圧力が働き、拡管パイプを引抜くのに大きな引
抜力と大型の引抜工具が必要であるという問題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解消し、拡管パイプの引抜力を低減し、引抜工具の小型
軽量化を可能としたプラスチック電力ケーブル接続部の
形成方法を提供するもので、その特徴は、プレモールド
絶縁体を拡管するパイプを２分割し、該拡管パイプの引
抜きに際しては、それぞれのパイプの外側端部に設けた
引抜き手段により、それぞれ軸方向に個別に反対方向に
引抜くことにある。
解消し、拡管パイプの引抜力を低減し、引抜工具の小型
軽量化を可能としたプラスチック電力ケーブル接続部の
形成方法を提供するもので、その特徴は、プレモールド
絶縁体を拡管するパイプを２分割し、該拡管パイプの引
抜きに際しては、それぞれのパイプの外側端部に設けた
引抜き手段により、それぞれ軸方向に個別に反対方向に
引抜くことにある。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１は本発明の接続部の形成方法
において、プレモールド絶縁体を拡管パイプに挿入する
工程の説明図である。図面において、１は拡管パイプ
で、軸方向に前後に２分割１ａ、１ｂされており、先端
には尖頂部材１ｃを具えており、後端部は支持部材３に
より基台５に固定されており、内部にはガイド棒４が位
置している。油圧装置６を操作することにより、プレモ
ールド絶縁体２を把持した拡管工具７は図の右方向へ移
動し、プレモールド絶縁体２は拡管パイプ１の尖頂部材
１ｃを経て、拡管パイプ１上に挿入されていく。この
際、ガイドパイプ８は拡管工具７の前進とともに上記ガ
イド棒４を摺動しながら前進し、芯出しを行う。
において、プレモールド絶縁体を拡管パイプに挿入する
工程の説明図である。図面において、１は拡管パイプ
で、軸方向に前後に２分割１ａ、１ｂされており、先端
には尖頂部材１ｃを具えており、後端部は支持部材３に
より基台５に固定されており、内部にはガイド棒４が位
置している。油圧装置６を操作することにより、プレモ
ールド絶縁体２を把持した拡管工具７は図の右方向へ移
動し、プレモールド絶縁体２は拡管パイプ１の尖頂部材
１ｃを経て、拡管パイプ１上に挿入されていく。この
際、ガイドパイプ８は拡管工具７の前進とともに上記ガ
イド棒４を摺動しながら前進し、芯出しを行う。
【０００６】図２は本発明の接続部の形成方法におい
て、拡管パイプにより拡管されたプレモールド絶縁体が
ケーブル導体接続部上に位置せしめた後、上記拡管パイ
プを引抜く工程の説明図である。プレモールド絶縁体２
をケーブル導体接続部Ｂ上に位置せしめた後、拡管パイ
プ１の２分割された１方のパイプ１ａの端部には環状フ
ランジ９ａを、他方のパイプ１ｂの端部には環状フラン
ジ９ｂを取付ける。そして環状フランジ９ｂには、操作
レバー１２の操作によりネジ棒１１上を矢印の方向に移
動するツメ装置１０を取付け、操作レバー１２の操作に
より拡管パイプ１の一方のパイプ１ｂを矢印の方向に引
抜いていく。これが終れば他方のパイプ１ａについても
同様の方法により、上記矢印とは反対の方向に引抜いて
いく。このようにして、拡管パイプ１が引抜かれたプレ
モールド絶縁体２は自己収縮力により収縮して、ケーブ
ル絶縁体Ａ上に密着して装着される。なお、上記におい
て、拡管パイプを引抜く手段として環状フランジ９ａ、
９ｂを用いたものについて説明したが、これに限られる
ものではなく、パイプ端部に溝や孔を設け、これら溝や
孔にツメ装置１０を取付けても同様の作用が行えるのは
明白である。
て、拡管パイプにより拡管されたプレモールド絶縁体が
ケーブル導体接続部上に位置せしめた後、上記拡管パイ
プを引抜く工程の説明図である。プレモールド絶縁体２
をケーブル導体接続部Ｂ上に位置せしめた後、拡管パイ
プ１の２分割された１方のパイプ１ａの端部には環状フ
ランジ９ａを、他方のパイプ１ｂの端部には環状フラン
ジ９ｂを取付ける。そして環状フランジ９ｂには、操作
レバー１２の操作によりネジ棒１１上を矢印の方向に移
動するツメ装置１０を取付け、操作レバー１２の操作に
より拡管パイプ１の一方のパイプ１ｂを矢印の方向に引
抜いていく。これが終れば他方のパイプ１ａについても
同様の方法により、上記矢印とは反対の方向に引抜いて
いく。このようにして、拡管パイプ１が引抜かれたプレ
モールド絶縁体２は自己収縮力により収縮して、ケーブ
ル絶縁体Ａ上に密着して装着される。なお、上記におい
て、拡管パイプを引抜く手段として環状フランジ９ａ、
９ｂを用いたものについて説明したが、これに限られる
ものではなく、パイプ端部に溝や孔を設け、これら溝や
孔にツメ装置１０を取付けても同様の作用が行えるのは
明白である。
【０００７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプラスチ
ック電力ケーブル接続部の形成方法によれば、例えば拡
管パイプを軸方向の中央で分割すれば、拡管パイプとプ
レモールド絶縁体の接触面積は拡管パイプ１本当り従来
方式の１／２となる。このため、摩擦力Ｆ＝μＸ接触面
積からも明らかなように、引抜力は１／２に低減でき、
容易に引抜作業ができるとともに、工具の小型軽量化が
可能となる。
ック電力ケーブル接続部の形成方法によれば、例えば拡
管パイプを軸方向の中央で分割すれば、拡管パイプとプ
レモールド絶縁体の接触面積は拡管パイプ１本当り従来
方式の１／２となる。このため、摩擦力Ｆ＝μＸ接触面
積からも明らかなように、引抜力は１／２に低減でき、
容易に引抜作業ができるとともに、工具の小型軽量化が
可能となる。
【図１】本発明の接続部の形成方法において、プレモー
ルド絶縁体を拡管パイプに挿入する工程の説明図であ
る。
ルド絶縁体を拡管パイプに挿入する工程の説明図であ
る。
【図２】本発明の接続部の形成方法において、プレモー
ルド絶縁体から拡管パイプを引抜く工程の説明図であ
る。
ルド絶縁体から拡管パイプを引抜く工程の説明図であ
る。
１ 拡管パイプ ９ａ、９ｂ 環
状フランジ １ａ、１ｂ ２分割パイプ １０ ツ
メ装置 ２ プレモールド絶縁体 １１ ネ
ジ棒 ３ 支持版 １２ 操
作レバー ４ ガイド棒 ５ 基台 ６ 油圧ポンプ ７ 拡管工具 ８ ガイドパイプ
状フランジ １ａ、１ｂ ２分割パイプ １０ ツ
メ装置 ２ プレモールド絶縁体 １１ ネ
ジ棒 ３ 支持版 １２ 操
作レバー ４ ガイド棒 ５ 基台 ６ 油圧ポンプ ７ 拡管工具 ８ ガイドパイプ
Claims (1)
- 【請求項１】 あらかじめ一体成形した絶縁ゴムと導電
性ゴムからなるプレモールド絶縁体を、拡管パイプに挿
入した状態でケーブルに挿通した後、上記拡管パイプを
引抜いて上記プレモールド絶縁体をケーブル導体接続部
上に装着して、接続部の絶縁を確保するプラスチック電
力ケーブル接続部の形成方法において、上記プレモール
ド絶縁体を拡管するパイプを軸方向に２分割し、該拡管
パイプの引抜きに際しては、それぞれのパイプの外部端
部に設けた引抜き手段により、それぞれ軸方向に個別に
反対方向に引抜くことを特徴とするプラスチック電力ケ
ーブル接続部の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8025850A JPH09200925A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | プラスチック電力ケーブル接続部の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8025850A JPH09200925A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | プラスチック電力ケーブル接続部の形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09200925A true JPH09200925A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=12177322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8025850A Pending JPH09200925A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | プラスチック電力ケーブル接続部の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09200925A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010207484A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | カバー装着体の製造装置及び製造方法 |
| JP2010207482A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | カバー装着体の製造装置及び製造方法 |
| JP2010207480A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | カバー装着体の製造装置及び製造方法 |
| CN104078895A (zh) * | 2014-07-21 | 2014-10-01 | 国家电网公司 | 并沟线夹装卸器 |
| JP2016185003A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-20 | 住友電気工業株式会社 | 絶縁筒の拡径方法、電力ケーブル接続用ユニットの製造方法、および絶縁筒の拡径装置 |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP8025850A patent/JPH09200925A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010207484A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | カバー装着体の製造装置及び製造方法 |
| JP2010207482A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | カバー装着体の製造装置及び製造方法 |
| JP2010207480A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | カバー装着体の製造装置及び製造方法 |
| CN104078895A (zh) * | 2014-07-21 | 2014-10-01 | 国家电网公司 | 并沟线夹装卸器 |
| JP2016185003A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-20 | 住友電気工業株式会社 | 絶縁筒の拡径方法、電力ケーブル接続用ユニットの製造方法、および絶縁筒の拡径装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050915 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050929 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060206 |