JP2016185003A - 絶縁筒の拡径方法、電力ケーブル接続用ユニットの製造方法、および絶縁筒の拡径装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】軸方向に貫通する中空部を有する絶縁筒の中空部内で一対の電力ケーブルを直線状に接続する前に、第1パイプと第2パイプとが直列に配置されてなる拡径パイプにより絶縁筒を拡径する絶縁筒の拡径方法であって、絶縁筒を軸方向の一方から支持した状態で、拡径パイプの軸と絶縁筒の軸とを一致させつつ、拡径パイプを絶縁筒の軸方向の他方から一方に向かって移動させることにより、絶縁筒の中空部内に第1パイプと第2パイプとを順に挿入する工程と、第1パイプと第2パイプとを中空部内で当接した状態で固定しつつ、絶縁筒の支持を解放する工程と、拡径パイプの固定を解除して、拡径パイプが挿入された絶縁筒を取り出す工程と、を有する。
【選択図】図1
Description
軸方向に貫通する中空部を有する絶縁筒の前記中空部内で一対の電力ケーブルを直線状に接続する前に、第1パイプと第2パイプとが直列に配置されてなる拡径パイプにより前記絶縁筒を拡径する絶縁筒の拡径方法であって、
前記絶縁筒を軸方向の一方から支持した状態で、前記拡径パイプの軸と前記絶縁筒の軸とを一致させつつ、前記拡径パイプを前記絶縁筒の軸方向の他方から前記一方に向かって移動させることにより、前記絶縁筒の前記中空部内に前記第1パイプと前記第2パイプとを順に挿入する工程と、
前記第1パイプと前記第2パイプとを前記中空部内で当接した状態で固定しつつ、前記絶縁筒の支持を解放する工程と、
前記拡径パイプの固定を解除して、前記拡径パイプが挿入された前記絶縁筒を取り出す工程と、を有する絶縁筒の拡径方法が提供される。
軸方向に貫通する中空部を有する絶縁筒の前記中空部内で一対の電力ケーブルを直線状に接続する前に、第1パイプと第2パイプとが直列に配列されてなる拡径パイプにより前記絶縁筒を拡径する絶縁筒の拡径方法であって、
前記拡径パイプを軸方向の一方から支持した状態で、前記拡径パイプの軸と前記絶縁筒の軸とを一致させつつ、前記絶縁筒を前記拡径パイプの軸方向の他方から前記一方に向かって移動させることにより、前記絶縁筒の前記中空部内に前記第1パイプと前記第2パイプとを順に挿入する工程と、
前記第1パイプと前記第2パイプとを前記中空部内で当接した状態で固定しつつ、前記絶縁筒の支持を解放する工程と、
前記拡径パイプの固定を解除して、前記拡径パイプが挿入された前記絶縁筒を取り出す工程と、を有する絶縁筒の拡径方法が提供される。
軸方向に貫通する中空部を有し、前記中空部内で一対の電力ケーブルが直線状に接続される絶縁筒と、第1パイプと第2パイプとが直列に配置されてなり、前記絶縁筒の前記中空部内に挿入されて前記絶縁筒を拡径する拡径パイプと、を有する電力ケーブル接続用ユニットの製造方法であって、
前記絶縁筒を軸方向の一方から支持した状態で、前記拡径パイプの軸と前記絶縁筒の軸とを一致させつつ、前記拡径パイプを前記絶縁筒の軸方向の他方から前記一方に向かって移動させることにより、前記絶縁筒の前記中空部内に前記第1パイプと前記第2パイプとを順に挿入する工程と、
前記第1パイプと前記第2パイプとを前記中空部内で当接した状態で固定しつつ、前記絶縁筒の支持を解放する工程と、
前記拡径パイプの固定を解除して、前記拡径パイプが挿入された前記絶縁筒を取り出す工程と、を有する電力ケーブル接続用ユニットの製造方法が提供される。
軸方向に貫通する中空部を有する絶縁筒の前記中空部内で一対の電力ケーブルを直線状に接続する前に、第1パイプと第2パイプとが直列に配置されてなる拡径パイプにより前記絶縁筒を拡径するための絶縁筒の拡径装置であって、
前記絶縁筒を軸方向の一方から支持する絶縁筒支持部と、
前記拡径パイプを前記絶縁筒に対して相対的に軸方向に沿って移動させる拡径パイプ移動部と、
前記絶縁筒から突出した前記拡径パイプを、前記絶縁筒の前記一方側から支持する拡径パイプ支持部と、を有し、
前記拡径パイプ移動部は、前記絶縁筒支持部により前記絶縁筒を前記一方から支持した状態で、前記拡径パイプの軸と前記絶縁筒の軸とを一致させつつ、前記拡径パイプを前記絶縁筒の軸方向の他方から前記一方に向かって移動させることにより、前記絶縁筒の前記中空部内に前記第1パイプと前記第2パイプとを順に挿入するよう構成され、
前記絶縁筒支持部は、前記拡径パイプ移動部および前記拡径パイプ支持部により前記第1パイプと前記第2パイプとを前記中空部内で当接した状態で固定しつつ、前記絶縁筒の支持を解放するよう構成され、
前記拡径パイプ移動部は、前記絶縁筒支持部による前記絶縁筒の支持を解放した後で、前記拡径パイプの固定を解除して、前記拡径パイプが挿入された前記絶縁筒を取り出し可能に構成される絶縁筒の拡径装置が提供される。
まず、図7を用い、比較例として、これまでの方法により、拡径パイプにより絶縁筒を拡径する場合について説明する。図7(a)は、比較例の絶縁筒の中空部内に拡径パイプを挿入したときを示す概略図であり、図7(b)は、比較例の絶縁筒の中空部内に拡径パイプを挿入する圧力を解放したときを示す概略図である。
(1)絶縁筒の拡径装置
次に、図1を用い、本発明の一実施形態に係る絶縁筒の拡径装置について説明する。図1は、本実施形態に係る絶縁筒の拡径装置を示す概略斜視図である。なお、図1には、すでに拡径パイプ50によって絶縁筒20が拡径された様子が示されている。
絶縁筒支持部310は、絶縁筒20を軸方向の一方から支持するように構成されている。本実施形態では、絶縁筒支持部310は、例えば、絶縁筒20の軸方向の一端を鉛直下側から支持することにより、絶縁筒20の軸が鉛直方向に沿うように絶縁筒20を立たせるよう構成されている。また、絶縁筒支持部310は、例えば、絶縁筒20の支持を解放(開放)可能に構成されている。詳細には、絶縁筒支持部310は、例えば、油圧シャフト(油圧シリンダ)330と、支持板340と、リニアガイド350と、可動板360と、を有している。
拡径パイプ移動部410は、拡径パイプ50を絶縁筒20に対して相対的に軸方向に沿って移動させるよう構成されている。詳細には、拡径パイプ移動部410は、例えば、押圧用油圧シャフト(押圧用油圧シリンダ)430と、押圧部420と、を有している。
拡径パイプ支持部460は、絶縁筒20から突出した拡径パイプ50を、絶縁筒20の軸方向の一方から支持するよう構成されている。詳細には、絶縁筒支持部310の支持板340の開口320の鉛直下側に、拡径パイプ支持部460が立設されている。拡径パイプ支持部460は、例えば、支柱(符号不図示)と、支柱に支持され円形の板状部材として構成される拡径パイプ支持板(符号不図示)と、を有している。拡径パイプ支持部460は、絶縁筒20から突出した拡径パイプ50を拡径パイプ支持板によって鉛直下側から支持するようになっている。
次に、図2〜図6を用い、本発明の一実施形態に係る絶縁筒の拡径方法(電力ケーブル接続用ユニットの製造方法)について説明する。図2は、本実施形態に係る絶縁筒を示す断面図である。図3は、本実施形態に係る拡径パイプを示す斜視図である。図4は、拡径パイプを挿入する工程を示す概略図である。図5は、絶縁筒の支持を解放する工程を示す概略図である。図6は、絶縁筒を取り出す工程を示す概略図である。
図2に示すように、まず、絶縁筒20を用意する。
また、図3に示すように、拡径パイプ50を用意する。
次に、図1に示すように、拡径装置30の絶縁筒支持部310上に、絶縁筒20を配置する。絶縁筒支持部310により、絶縁筒20の軸方向の一端を鉛直下側から支持させ、絶縁筒20の軸が鉛直方向に沿うように絶縁筒20を立たせる。
次に、拡径パイプ移動部410により拡径パイプ50の第2パイプ510bに対して軸方向に沿って鉛直下方向に圧力を加えるとともに、拡径パイプ支持部460により拡径パイプ50の第1パイプ510aの軸方向の一端を支持した状態で維持することにより、第1パイプ510aと第2パイプ510bとを絶縁筒20の中空部210内で当接した状態で固定する。
次に、図6に示すように、拡径パイプ移動部410により拡径パイプ50に対して加えられていた圧力を解放し、拡径パイプ50の固定を解除する。そして、拡径パイプ50が挿入された絶縁筒20を取り出す。これにより、拡径パイプ50および絶縁筒20を有する電力ケーブル接続用ユニット10が製造される。
本実施形態によれば、以下に示す1つ又は複数の効果を奏する。
以上、本発明の実施形態について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
以下、本発明の好ましい態様について付記する。
本発明の一態様によれば、
軸方向に貫通する中空部を有する絶縁筒の前記中空部内で一対の電力ケーブルを直線状に接続する前に、第1パイプと第2パイプとが直列に配置されてなる拡径パイプにより前記絶縁筒を拡径する絶縁筒の拡径方法であって、
前記絶縁筒を軸方向の一方から支持した状態で、前記拡径パイプの軸と前記絶縁筒の軸とを一致させつつ、前記拡径パイプを前記絶縁筒の軸方向の他方から前記一方に向かって移動させることにより、前記絶縁筒の前記中空部内に前記第1パイプと前記第2パイプとを順に挿入する工程と、
前記第1パイプと前記第2パイプとを前記中空部内で当接した状態で固定しつつ、前記絶縁筒の支持を解放する工程と、
前記拡径パイプの固定を解除して、前記拡径パイプが挿入された前記絶縁筒を取り出す工程と、を有する絶縁筒の拡径方法が提供される。
好ましくは、付記1に記載の絶縁筒の拡径方法であって、
前記拡径パイプを挿入する工程では、
油圧シャフトにより前記絶縁筒を支持し、
前記絶縁筒の支持を解放する工程では、
前記油圧シャフトにより、前記絶縁筒の支持を徐々に解放する。
好ましくは、付記2に記載の絶縁筒の拡径方法であって、
前記拡径パイプを挿入する工程では、
複数の前記油圧シャフトにより前記絶縁筒を支持し、
前記絶縁筒の支持を解放する工程では、
前記複数の油圧シャフトにより、前記絶縁筒の支持を均等に解放する。
好ましくは、付記1〜3のいずれかに記載の絶縁筒の拡径方法であって、
前記拡径パイプを挿入する工程では、
前記絶縁筒の径方向に移動可能な可動板により、前記絶縁筒の拡径に追従させながら、前記絶縁筒を支持する。
好ましくは、付記1〜4のいずれかに記載の絶縁筒の拡径方法であって、
前記絶縁筒の支持を解放する工程では、
前記絶縁筒の支持を解放した状態で、所定時間維持する。
本発明の他の態様によれば、
軸方向に貫通する中空部を有する絶縁筒の前記中空部内で一対の電力ケーブルを直線状に接続する前に、第1パイプと第2パイプとが直列に配列されてなる拡径パイプにより前記絶縁筒を拡径する絶縁筒の拡径方法であって、
前記拡径パイプを軸方向の一方から支持した状態で、前記拡径パイプの軸と前記絶縁筒の軸とを一致させつつ、前記絶縁筒を前記拡径パイプの軸方向の他方から前記一方に向かって移動させることにより、前記絶縁筒の前記中空部内に前記第1パイプと前記第2パイプとを順に挿入する工程と、
前記第1パイプと前記第2パイプとを前記中空部内で当接した状態で固定しつつ、前記絶縁筒の支持を解放する工程と、
前記拡径パイプの固定を解除して、前記拡径パイプが挿入された前記絶縁筒を取り出す工程と、を有する絶縁筒の拡径方法が提供される。
本発明の更に他の態様によれば、
軸方向に貫通する中空部を有し、前記中空部内で一対の電力ケーブルが直線状に接続される絶縁筒と、第1パイプと第2パイプとが直列に配置されてなり、前記絶縁筒の前記中空部内に挿入されて前記絶縁筒を拡径する拡径パイプと、を有する電力ケーブル接続用ユニットの製造方法であって、
前記絶縁筒を軸方向の一方から支持した状態で、前記拡径パイプの軸と前記絶縁筒の軸とを一致させつつ、前記拡径パイプを前記絶縁筒の軸方向の他方から前記一方に向かって移動させることにより、前記絶縁筒の前記中空部内に前記第1パイプと前記第2パイプとを順に挿入する工程と、
前記第1パイプと前記第2パイプとを前記中空部内で当接した状態で固定しつつ、前記絶縁筒の支持を解放する工程と、
前記拡径パイプの固定を解除して、前記拡径パイプが挿入された前記絶縁筒を取り出す工程と、を有する電力ケーブル接続用ユニットの製造方法が提供される。
本発明の更に他の態様によれば、
軸方向に貫通する中空部を有し、前記中空部内で一対の電力ケーブルが直線状に接続される絶縁筒と、第1パイプと第2パイプとが直列に配置されてなり、前記絶縁筒の前記中空部内に挿入されて前記絶縁筒を拡径する拡径パイプと、を有する電力ケーブル接続用ユニットの製造方法であって、
前記拡径パイプを軸方向の一方から支持した状態で、前記拡径パイプの軸と前記絶縁筒の軸とを一致させつつ、前記絶縁筒を前記拡径パイプの軸方向の他方から前記一方に向かって移動させることにより、前記絶縁筒の前記中空部内に前記第1パイプと前記第2パイプとを順に挿入する工程と、
前記第1パイプと前記第2パイプとを前記中空部内で当接した状態で固定しつつ、前記絶縁筒の支持を解放する工程と、
前記拡径パイプの固定を解除して、前記拡径パイプが挿入された前記絶縁筒を取り出す工程と、を有する電力ケーブル接続用ユニットの製造方法が提供される。
本発明の更に他の態様によれば、
軸方向に貫通する中空部を有する絶縁筒の前記中空部内で一対の電力ケーブルを直線状に接続する前に、第1パイプと第2パイプとが直列に配置されてなる拡径パイプにより前記絶縁筒を拡径するための絶縁筒の拡径装置であって、
前記絶縁筒を軸方向の一方から支持する絶縁筒支持部と、
前記拡径パイプを前記絶縁筒に対して相対的に軸方向に沿って移動させる拡径パイプ移動部と、
前記絶縁筒から突出した前記拡径パイプを、前記絶縁筒の前記一方側から支持する拡径パイプ支持部と、を有し、
前記拡径パイプ移動部は、前記絶縁筒支持部により前記絶縁筒を前記一方から支持した状態で、前記拡径パイプの軸と前記絶縁筒の軸とを一致させつつ、前記拡径パイプを前記絶縁筒の軸方向の他方から前記一方に向かって移動させることにより、前記絶縁筒の前記中空部内に前記第1パイプと前記第2パイプとを順に挿入するよう構成され、
前記絶縁筒支持部は、前記拡径パイプ移動部および前記拡径パイプ支持部により前記第1パイプと前記第2パイプとを前記中空部内で当接した状態で固定しつつ、前記絶縁筒の支持を解放するよう構成され、
前記拡径パイプ移動部は、前記絶縁筒支持部による前記絶縁筒の支持を解放した後で、前記拡径パイプの固定を解除して、前記拡径パイプが挿入された前記絶縁筒を取り出し可能に構成される絶縁筒の拡径装置が提供される。
20 絶縁筒
30 拡径装置
50 拡径パイプ
210 中空部
220a,220b 開口
230 内部半導電層
240 絶縁層
250 外部半導電層
260 ストレスコーン部
310 絶縁筒支持部
320 開口
330 油圧シャフト(油圧シリンダ)
340 支持板
340 開口
350 リニアガイド
360 可動板
410 拡径パイプ移動部
420 押圧部
430 押圧用油圧シャフト(油圧シリンダ)
460 拡径パイプ支持部
490 ステージ
510a 第1パイプ
510b 第2パイプ
Claims (7)
- 軸方向に貫通する中空部を有する絶縁筒の前記中空部内で一対の電力ケーブルを直線状に接続する前に、第1パイプと第2パイプとが直列に配置されてなる拡径パイプにより前記絶縁筒を拡径する絶縁筒の拡径方法であって、
前記絶縁筒を軸方向の一方から支持した状態で、前記拡径パイプの軸と前記絶縁筒の軸とを一致させつつ、前記拡径パイプを前記絶縁筒の軸方向の他方から前記一方に向かって移動させることにより、前記絶縁筒の前記中空部内に前記第1パイプと前記第2パイプとを順に挿入する工程と、
前記第1パイプと前記第2パイプとを前記中空部内で当接した状態で固定しつつ、前記絶縁筒の支持を解放する工程と、
前記拡径パイプの固定を解除して、前記拡径パイプが挿入された前記絶縁筒を取り出す工程と、を有する絶縁筒の拡径方法。 - 前記拡径パイプを挿入する工程では、
油圧シャフトにより前記絶縁筒を支持し、
前記絶縁筒の支持を解放する工程では、
前記油圧シャフトにより、前記絶縁筒の支持を徐々に解放する請求項1に記載の絶縁筒の拡径方法。 - 前記拡径パイプを挿入する工程では、
複数の前記油圧シャフトにより前記絶縁筒を支持し、
前記絶縁筒の支持を解放する工程では、
前記複数の油圧シャフトにより、前記絶縁筒の支持を均等に解放する請求項2に記載の絶縁筒の拡径方法。 - 前記拡径パイプを挿入する工程では、
前記絶縁筒の径方向に移動可能な可動板により、前記絶縁筒の拡径に追従させながら、前記絶縁筒を支持する請求項1〜3のいずれか1項に記載の絶縁筒の拡径方法。 - 軸方向に貫通する中空部を有する絶縁筒の前記中空部内で一対の電力ケーブルを直線状に接続する前に、第1パイプと第2パイプとが直列に配列されてなる拡径パイプにより前記絶縁筒を拡径する絶縁筒の拡径方法であって、
前記拡径パイプを軸方向の一方から支持した状態で、前記拡径パイプの軸と前記絶縁筒の軸とを一致させつつ、前記絶縁筒を前記拡径パイプの軸方向の他方から前記一方に向かって移動させることにより、前記絶縁筒の前記中空部内に前記第1パイプと前記第2パイプとを順に挿入する工程と、
前記第1パイプと前記第2パイプとを前記中空部内で当接した状態で固定しつつ、前記絶縁筒の支持を解放する工程と、
前記拡径パイプの固定を解除して、前記拡径パイプが挿入された前記絶縁筒を取り出す工程と、を有する絶縁筒の拡径方法。 - 軸方向に貫通する中空部を有し、前記中空部内で一対の電力ケーブルが直線状に接続される絶縁筒と、第1パイプと第2パイプとが直列に配置されてなり、前記絶縁筒の前記中空部内に挿入されて前記絶縁筒を拡径する拡径パイプと、を有する電力ケーブル接続用ユニットの製造方法であって、
前記絶縁筒を軸方向の一方から支持した状態で、前記拡径パイプの軸と前記絶縁筒の軸とを一致させつつ、前記拡径パイプを前記絶縁筒の軸方向の他方から前記一方に向かって移動させることにより、前記絶縁筒の前記中空部内に前記第1パイプと前記第2パイプとを順に挿入する工程と、
前記第1パイプと前記第2パイプとを前記中空部内で当接した状態で固定しつつ、前記絶縁筒の支持を解放する工程と、
前記拡径パイプの固定を解除して、前記拡径パイプが挿入された前記絶縁筒を取り出す工程と、を有する電力ケーブル接続用ユニットの製造方法。 - 軸方向に貫通する中空部を有する絶縁筒の前記中空部内で一対の電力ケーブルを直線状に接続する前に、第1パイプと第2パイプとが直列に配置されてなる拡径パイプにより前記絶縁筒を拡径するための絶縁筒の拡径装置であって、
前記絶縁筒を軸方向の一方から支持する絶縁筒支持部と、
前記拡径パイプを前記絶縁筒に対して相対的に軸方向に沿って移動させる拡径パイプ移動部と、
前記絶縁筒から突出した前記拡径パイプを、前記絶縁筒の前記一方側から支持する拡径パイプ支持部と、を有し、
前記拡径パイプ移動部は、前記絶縁筒支持部により前記絶縁筒を前記一方から支持した状態で、前記拡径パイプの軸と前記絶縁筒の軸とを一致させつつ、前記拡径パイプを前記絶縁筒の軸方向の他方から前記一方に向かって移動させることにより、前記絶縁筒の前記中空部内に前記第1パイプと前記第2パイプとを順に挿入するよう構成され、
前記絶縁筒支持部は、前記拡径パイプ移動部および前記拡径パイプ支持部により前記第1パイプと前記第2パイプとを前記中空部内で当接した状態で固定しつつ、前記絶縁筒の支持を解放するよう構成され、
前記拡径パイプ移動部は、前記絶縁筒支持部による前記絶縁筒の支持を解放した後で、前記拡径パイプの固定を解除して、前記拡径パイプが挿入された前記絶縁筒を取り出し可能に構成される絶縁筒の拡径装置。
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