JP6417574B2 - 絶縁筒、および絶縁筒の製造方法 - Google Patents
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Description
軸方向に貫通する中空部を有する筒状体として構成され、前記中空部の両端の開口に一対の電力ケーブルがそれぞれ挿入され、前記中空部内で前記一対の電力ケーブルが互いに突き合わされて直線状に接続される絶縁筒であって、
前記中空部の少なくとも一方の開口に、前記中空部の軸方向の中央側から前記開口に向かって拡径するように傾斜する傾斜部が周方向に沿って設けられ、
前記傾斜部の少なくとも一部は、多段階に傾斜している絶縁筒が提供される。
軸方向に貫通する中空部を有する筒状体として構成され、前記中空部の両端の開口に一対の電力ケーブルがそれぞれ挿入され、前記中空部内で前記一対の電力ケーブルが互いに突き合わされて直線状に接続される絶縁筒の製造方法であって、
前記中空部の少なくとも一方の開口に、前記中空部の軸方向の中央側から前記開口に向かって拡径するように傾斜する傾斜部を周方向に沿って形成する工程を有し、
前記傾斜部を形成する工程では、
前記傾斜部の少なくとも一部を、多段階に傾斜させる絶縁筒の製造方法が提供される。
まず、図4〜図5を用い、比較例として、絶縁筒の中空部に拡径パイプを挿入する際に拡径パイプに塗布された潤滑油が削ぎ取られてしまう場合について説明する。図4は、比較例の絶縁筒を示す断面図である。図5は、図4に示す絶縁筒のB部を拡大した断面図である。
(1)絶縁筒
まず、図1および図2を用い、本発明の一実施形態に係る絶縁筒10について説明する。図1は、本実施形態に係る絶縁筒を示す断面図である。図2は、図1に示す絶縁筒のA部を拡大した断面図である。
ここで、図1および図2に示すように、中空部210の少なくとも一方の開口220には、周方向に沿って、傾斜部(面取り部)310が設けられている。上述のように、傾斜部310は、中空部210の開口220に形成されたバリを除去するために設けられている。本実施形態では、例えば、開口220aおよび開口220bの両方に傾斜部310が設けられている。
の軸方向の中央に近い側を「後端側」とする。
次に、本実施形態に係る絶縁筒10の製造方法について説明する。
本実施形態によれば、以下に示す1つ又は複数の効果を奏する。
絶縁筒10の中空部210内への潤滑油の浸入を促すことにより、拡径パイプの表面に潤滑油が充分に塗布された状態を維持することができる。これにより、中空部210の内周面380と拡径パイプとの摩擦力を低減することができる。その結果、絶縁筒10の中空部210に拡径パイプを挿入し易くすることができる。
ここで、拡径パイプが絶縁筒の中空部から自然に抜け出してしまう現象について説明するとともに、その現象に対する本実施形態の効果について詳細を説明する。
まず、図5〜図6を用い、比較例の場合について説明する。図6(a)は、比較例の絶縁筒の中空部に拡径パイプを挿入したときを示す概略図であり、図6(b)は、比較例の絶縁筒の中空部に拡径パイプを挿入する圧力を開放したときを示す概略図である。
および第2パイプ510bを有している。絶縁筒90に拡径パイプ510を挿入する前に、拡径パイプ510を滑り易くするため、第1パイプ510aおよび第2パイプ510bのそれぞれの表面と、絶縁筒90の中空部921の内周面938とに、潤滑油を塗布する。
図6(a)に示すように、拡径パイプ510を絶縁筒90の中空部921に挿入するとき、絶縁筒90の中空部921における傾斜部931のカエリ部931aによって、拡径パイプ510に塗布された潤滑油が削ぎ取られる。絶縁筒90の中空部921の内周面938に塗布された潤滑油も、乾いた拡径パイプ510との摩擦によって、削ぎ取られる。このため、中空部921の内周面938と拡径パイプ510との摩擦力が大きくなる。拡径パイプ510は絶縁筒90の中空部921に無理やり押し入れられることになり、挿入時に拡径パイプ510に加わる応力(拡径パイプ挿入圧力に対する絶縁筒10の反発力)が蓄積する。また、拡径パイプ510の挿入時における絶縁筒90の軸方向の収縮量(変形量)が大きくなる。
図6(a)に示すように、拡径パイプ510を絶縁筒90の中空部921に挿入するとき、上述のように、傾斜部931のカエリ部931aによって、拡径パイプ510に塗布された潤滑油が削ぎ取られ、拡径パイプ510は、潤滑油が乾いた状態で中空部921に挿入される。このとき、絶縁筒90の上側(先入れ側)では、第1パイプ510aおよび第2パイプ510bの二つの拡径パイプ510が通過するのに対して、絶縁筒90の下側(後入れ側)では、第1パイプ510aのみが通過する。このため、絶縁筒90の上側(先入れ側)における中空部921の内周面938は、絶縁筒90の下側(後入れ側)における中空部921の内周面938よりも、潤滑油が枯渇された状態となる。つまり、絶縁筒90の上側では、潤滑油が少なく、中空部921の内周面938と拡径パイプ510との摩擦力が大きくなる。一方で、絶縁筒90の下側では、潤滑油が多く、中空部921の内周面938と拡径パイプ510との摩擦力が小さくなる。
次に、図2および図3を用い、本実施形態の場合について説明する。図3(a)は、本実施形態に係る絶縁筒の中空部に拡径パイプを挿入したときを示す概略図であり、図3(b)は、本実施形態に係る絶縁筒の中空部に拡径パイプを挿入する圧力を開放したときを示す概略図である。
ここで、図2に示すように、上述の実施形態で記載したように、第2傾斜面330は、第1傾斜面320よりも中空部210の軸方向に対して平行に近くなっている。つまり、第2傾斜面330にはカエリ部が形成されておらず、第2傾斜面330と中空部210の内周面380との接続部分(の段差)は緩やかになっている。
図3(a)に示すように、拡径パイプ510を絶縁筒10の中空部210に挿入するとき、上述のように、中空部210内への潤滑油の浸入が促されることにより、拡径パイプ510は、潤滑油が充分に塗布された状態で、絶縁筒10の中空部210内に挿入される。これにより、絶縁筒10の上側(先入れ側)における中空部210の内周面380は、絶縁筒10の下側(後入れ側)における中空部210の内周面380と均等に潤滑油が塗布された状態となる。したがって、絶縁筒90の上側と下側とでは、中空部210の内周面380と拡径パイプ510との摩擦力が均等に低減される。
以上、本発明の実施形態について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
以下、本発明の好ましい態様について付記する。
本発明の一態様によれば、
軸方向に貫通する中空部を有する筒状体として構成され、前記中空部の両端の開口に一
対の電力ケーブルがそれぞれ挿入され、前記中空部内で前記一対の電力ケーブルが互いに突き合わされて直線状に接続される絶縁筒であって、
前記中空部の少なくとも一方の開口に、前記中空部の軸方向の中央側から前記開口に向かって拡径するように傾斜する傾斜部が周方向に沿って設けられ、
前記傾斜部の少なくとも一部は、多段階に傾斜している絶縁筒が提供される。
好ましくは、付記1に記載の絶縁筒であって、
前記中空部内に前記一対の電力ケーブルを挿入する前に前記中空部内に拡径パイプを挿入することにより予め拡径されるよう構成され、
前記傾斜部のうち多段階に傾斜した部分は、前記拡径パイプとの摩擦を低減する潤滑油の前記中空部内への浸入に促すよう構成される。
好ましくは、付記1又は2に記載の絶縁筒であって、
多段階に傾斜した前記傾斜部の傾斜面のうち、最も前記中空部の中心軸に近い側の傾斜面は、前記傾斜部の他の傾斜面よりも前記中空部の軸方向に対して平行に近くなっている。
好ましくは、付記1〜3のいずれかに記載の絶縁筒であって、
前記中空部の軸方向に対する、多段階に傾斜した前記傾斜部の傾斜面のうち、最も前記中空部の中心軸に近い側の傾斜面の傾斜角度は、前記中空部の軸方向に対する前記傾斜部の他の傾斜面の傾斜角度よりも大きくなっている。
好ましくは、付記1〜4のいずれかに記載の絶縁筒であって、
前記中空部の軸方向に対する、多段階に傾斜した前記傾斜部の傾斜面のうち、最も前記中空部の中心軸に近い側の傾斜面の傾斜角度は、130°以上160°以下である。
好ましくは、付記1〜5のいずれかに記載の絶縁筒であって、
多段階に傾斜した前記傾斜部のそれぞれの傾斜面は、前記中空部の中心軸側に凹となるように湾曲している。
好ましくは、付記1〜6のいずれかに記載の絶縁筒であって、
エチレンプロピレンゴムを含む。
本発明の他の態様によれば、
軸方向に貫通する中空部を有する筒状体として構成され、前記中空部の両端の開口に一対の電力ケーブルがそれぞれ挿入され、前記中空部内で前記一対の電力ケーブルが互いに突き合わされて直線状に接続される絶縁筒の製造方法であって、
前記中空部の少なくとも一方の開口に、前記中空部の軸方向の中央側から前記開口に向かって拡径するように傾斜する傾斜部を周方向に沿って形成する工程を有し、
前記傾斜部を形成する工程では、
前記傾斜部の少なくとも一部を、多段階に傾斜させる絶縁筒の製造方法が提供される。
好ましくは、付記8に記載の絶縁筒の製造方法であって、
前記傾斜部を形成する工程では、
多段に傾斜させる前記傾斜部の傾斜面のうち、最も前記開口に近い側の傾斜面を最初に形成する。
210 中空部
220,220a,220b 開口
230 内部半導電層
240 絶縁層
250 外部半導電層
260 ストレスコーン部
310 傾斜部(面取り部)
320 第1傾斜面
330 第2傾斜面
380 内周面
510 拡径パイプ
510a 第1パイプ
510b 第2パイプ
Claims (12)
- 軸方向に貫通する中空部を有する筒状体として構成され、前記中空部内に拡径パイプを挿入することにより予め拡径された後に、前記中空部の両端の開口に一対の電力ケーブルがそれぞれ挿入され、前記中空部内で前記一対の電力ケーブルが互いに突き合わされて直線状に接続される絶縁筒であって、
前記中空部の少なくとも一方の開口に、前記中空部の軸方向の中央側から前記開口に向かって拡径するように傾斜する傾斜部が周方向に沿って設けられ、
前記傾斜部の少なくとも一部は、多段階に傾斜し、
多段階に傾斜した前記傾斜部のそれぞれの傾斜面は、前記中空部の中心軸側に凹となるように湾曲しており、
前記傾斜部のうち多段階に傾斜した部分は、前記拡径パイプとの摩擦を低減する潤滑油の前記中空部内への浸入を促すよう構成される
絶縁筒。 - 多段階に傾斜した前記傾斜部の傾斜面のうち、最も前記中空部の中心軸に近い側の傾斜面は、前記傾斜部の他の傾斜面よりも前記中空部の軸方向に対して平行に近くなっている請求項1に記載の絶縁筒。
- 軸方向に貫通する中空部を有する筒状体として構成され、前記中空部の両端の開口に一対の電力ケーブルがそれぞれ挿入され、前記中空部内で前記一対の電力ケーブルが互いに突き合わされて直線状に接続される絶縁筒であって、
前記中空部の少なくとも一方の開口に、前記中空部の軸方向の中央側から前記開口に向かって拡径するように傾斜する傾斜部が周方向に沿って設けられ、
前記傾斜部の少なくとも一部は、多段階に傾斜し、
多段階に傾斜した前記傾斜部のそれぞれの傾斜面は、前記中空部の中心軸側に凹となるように湾曲しており、
多段階に傾斜した前記傾斜部の傾斜面のうち、最も前記中空部の中心軸に近い側の傾斜面は、前記傾斜部の他の傾斜面よりも前記中空部の軸方向に対して平行に近くなっている
絶縁筒。 - 前記中空部の軸方向に対する、多段階に傾斜した前記傾斜部の傾斜面のうち、最も前記中空部の中心軸に近い側の傾斜面の傾斜角度は、前記中空部の軸方向に対する前記傾斜部の他の傾斜面の傾斜角度よりも大きくなっている請求項1〜3のいずれか1項に記載の絶縁筒。
- 軸方向に貫通する中空部を有する筒状体として構成され、前記中空部の両端の開口に一対の電力ケーブルがそれぞれ挿入され、前記中空部内で前記一対の電力ケーブルが互いに突き合わされて直線状に接続される絶縁筒であって、
前記中空部の少なくとも一方の開口に、前記中空部の軸方向の中央側から前記開口に向かって拡径するように傾斜する傾斜部が周方向に沿って設けられ、
前記傾斜部の少なくとも一部は、多段階に傾斜し、
多段階に傾斜した前記傾斜部のそれぞれの傾斜面は、前記中空部の中心軸側に凹となるように湾曲しており、
前記中空部の軸方向に対する、多段階に傾斜した前記傾斜部の傾斜面のうち、最も前記中空部の中心軸に近い側の傾斜面の傾斜角度は、前記中空部の軸方向に対する前記傾斜部の他の傾斜面の傾斜角度よりも大きくなっている
絶縁筒。 - 前記中空部の軸方向に対する、多段階に傾斜した前記傾斜部の傾斜面のうち、最も前記中空部の中心軸に近い側の傾斜面の傾斜角度は、130°以上160°以下である
請求項1〜5のいずれか1項に記載の絶縁筒。 - エチレンプロピレンゴムを含む
請求項1〜6のいずれか1項に記載の絶縁筒。 - 前記傾斜部の周方向の一部のみが多段階に傾斜している
請求項1〜7のいずれか1項に記載の絶縁筒。 - 多段階に傾斜した前記傾斜部の傾斜面のうち、最も前記中空部の中心軸に近い側の傾斜面の、前記中空部の軸方向に沿った長さは、前記傾斜部の他の部分の長さよりも短い
請求項1〜8のいずれか1項に記載の絶縁筒。 - 軸方向に貫通する中空部を有する筒状体として構成され、前記中空部内に拡径パイプを挿入することにより予め拡径された後に、前記中空部の両端の開口に一対の電力ケーブルがそれぞれ挿入され、前記中空部内で前記一対の電力ケーブルが互いに突き合わされて直線状に接続される絶縁筒の製造方法であって、
前記中空部の少なくとも一方の開口に、前記中空部の軸方向の中央側から前記開口に向かって拡径するように傾斜する傾斜部を周方向に沿って形成する工程を有し、
前記傾斜部を形成する工程では、
前記傾斜部の少なくとも一部を、多段階に傾斜させ、
多段階に傾斜した前記傾斜部のそれぞれの傾斜面が、前記中空部の中心軸側に凹となるように湾曲するのに対して、
前記傾斜部のうち多段階に傾斜した部分を、前記拡径パイプとの摩擦を低減する潤滑油の前記中空部内への浸入を促すよう構成する
絶縁筒の製造方法。 - 軸方向に貫通する中空部を有する筒状体として構成され、前記中空部の両端の開口に一対の電力ケーブルがそれぞれ挿入され、前記中空部内で前記一対の電力ケーブルが互いに突き合わされて直線状に接続される絶縁筒の製造方法であって、
前記中空部の少なくとも一方の開口に、前記中空部の軸方向の中央側から前記開口に向かって拡径するように傾斜する傾斜部を周方向に沿って形成する工程を有し、
前記傾斜部を形成する工程では、
前記傾斜部の少なくとも一部を、多段階に傾斜させ、
多段階に傾斜した前記傾斜部のそれぞれの傾斜面が、前記中空部の中心軸側に凹となるように湾曲するのに対して、
多段階に傾斜した前記傾斜部の傾斜面のうち、最も前記中空部の中心軸に近い側の傾斜面を、前記傾斜部の他の傾斜面よりも前記中空部の軸方向に対して平行に近くする
絶縁筒の製造方法。 - 軸方向に貫通する中空部を有する筒状体として構成され、前記中空部の両端の開口に一対の電力ケーブルがそれぞれ挿入され、前記中空部内で前記一対の電力ケーブルが互いに突き合わされて直線状に接続される絶縁筒の製造方法であって、
前記中空部の少なくとも一方の開口に、前記中空部の軸方向の中央側から前記開口に向かって拡径するように傾斜する傾斜部を周方向に沿って形成する工程を有し、
前記傾斜部を形成する工程では、
前記傾斜部の少なくとも一部を、多段階に傾斜させ、
多段階に傾斜した前記傾斜部のそれぞれの傾斜面が、前記中空部の中心軸側に凹となるように湾曲するのに対して、
前記中空部の軸方向に対する、多段階に傾斜した前記傾斜部の傾斜面のうち、最も前記中空部の中心軸に近い側の傾斜面の傾斜角度を、前記中空部の軸方向に対する前記傾斜部の他の傾斜面の傾斜角度よりも大きくする
絶縁筒の製造方法。
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