JP2000023325A - プレモ―ルド絶縁体からの拡管治具の引抜方法とその装置 - Google Patents

プレモ―ルド絶縁体からの拡管治具の引抜方法とその装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ケーブル接続個所にプレモールド絶縁体をセッ
トするに際し、プレモールド絶縁体から拡管治具を通常
の速度(例えば40mm/秒)で引抜くと、プレモール
ド絶縁体とケーブルとの間にボイドを巻込み、電気性能
の1つである耐圧が低下することがあった。また、拡管
治具がプレモールド絶縁体から抜ける間際になると、ゴ
ムの収縮力によって拡管治具がプレモールド絶縁体から
相当な勢いでいわゆるすっぽ抜ける現象が発生し、安全
上の面からも問題があった。 【解決手段】内部に拡管治具が挿入されているプレモー
ルド絶縁体をケーブル導体接続部の外周上に位置せし
め、上記プレモールド絶縁体から前記拡管治具を引抜く
方法と装置において、前記ケーブルの外表面と前記プレ
モールド絶縁体の内面との間にボイドを巻込まない速度
で上記拡管治具を引抜くことを特徴とするプレモールド
絶縁体からの拡管治具の引抜方法とその装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム、プラスチッ
ク電力ケーブルの差込式接続部の形成時に、プレモール
ド絶縁体から拡管治具を引抜く方法と装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ゴム、プラスチック電力ケーブルの差込
式接続部の形成時におけるプレモールド絶縁体から拡管
治具の引抜き方法については、例えば、刃とこれに係合
するツメを用い、レバーの操作によりプレモールド絶縁
体からの拡管治具の引抜く作業がある。また、拡管治具
とプレモールド絶縁体にはそれぞれ治具を係合させてそ
れらの治具を油圧ポンプから油圧を送り出して油圧シリ
ンダのピストンを約40mm/秒の速度で移動させるこ
とによってこれらの治具を離間する方向に移動させてプ
レモールド絶縁体から拡管治具を引抜く作業がある。こ
れらの作業は、概してプレモールド絶縁体の一端と拡管
治具の一端をいわば内側だけから押し広げるようにしな
がら引抜くものである。
【0003】通常の油圧ポンプを使用して油圧シリンダ
のピストンを移動させることによってこれらの治具を離
間する方向に移動させてプレモールド絶縁体から拡管治
具を引抜くと、引抜き速度が早いため、空気が逃げ切れ
ずにプレモールド絶縁体とケーブルとの間に巻込まれる
ことによってボイドとして残留し、このため、電気性能
が低下する現象が発生することがあった。また、拡管治
具がプレモールド絶縁体から抜ける間際になると、ゴム
の収縮力によって拡管治具がプレモールド絶縁体から相
当な勢いでいわゆるすっぽ抜ける現象が発生する。
【0004】そこで、発明者らは図3に示すように、プ
レモールド絶縁体Aがすっぽ抜けないようにするため
に、プレモールド絶縁体Aの前後に絶縁体保持金具1
a,1bを設けた。なお、油圧シリンダS’は、いわゆ
る単動式であって、シリンダ弁の一方から油圧によって
押し出されるが、他方は空気孔8を経て空気Qと接して
いるものである。このようにして、油圧シリンダS’に
は絶縁体保持金具1a,1bが固定されていて、プレモ
ールド絶縁体Aから拡管治具Bを引き抜く時は、係止部
材把持金具3と絶縁保持金具1aとの間で押し広げる側
に力を作用させ、拡管治具Bがプレモールド絶縁体Aか
ら自動的に抜け出して来た場合は、係止部材把持金具3
と絶縁保持金具1bとの間で拡管治具Bを固定して自動
的に引き抜けるのを防止するようにしたものである。
【0005】単動式の油圧シリンダS’を用いてプレモ
ールド絶縁体Aから拡管治具Bを引き抜いても、図4に
示すように、最初の頃はプレモールド絶縁体Aは拡管治
具Bによって長手方向に収縮している。これはプレモー
ルド絶縁体Aに拡管治具Bが挿入される際にプレモール
ド絶縁体Aの長手方向に圧縮しながら強制的に押し込ま
れることによってプレモールド絶縁体Aが径方向に拡大
していることに他ならない。こうした状態から、フラン
ジ部2と絶縁体保持金具1aとを引き離すことによっ
て、拡管治具Bがプレモールド絶縁体Aから引き抜か
れ、自然の長さに復元しながらケーブルKに密着してい
くのであるが、最初の間は特に問題はない。
【0006】と云うのは、プレモールド絶縁体Aから拡
管治具Bを抜いていくと、矢印V方向の力がすでに発生
しているにもかかわらず、プレモールド絶縁体Aが中心
方向に縮もうとする力によって生じるプレモールド絶縁
体Aと拡管治具Bとの間の摩擦力が十分大きいことか
ら、この摩擦力が矢印V方向の力の分力であるケーブル
の中心線方向の力にうち勝って、飛び出すことがないか
らである。
【0007】引き抜き作業が更に進んで、拡管治具Bと
プレモールド絶縁体Aと接する長さがプレモールド絶縁
体Aのほぼ3分の1程度になると、矢印V方向の力の分
力であるケーブルの中心線方向の力に比べて上述の摩擦
力が小さくなりはじめ、その結果、図5に示すようにプ
レモールド絶縁体Aが拡管治具Bから離脱するごとく自
動的に移動して絶縁体保持金具1bに当接する。する
と、矢印V方向の力の分力であるケーブルの中心線方向
の力と摩擦力との差の力が、フランジ部2と絶縁体保持
金具1bとを更に離間させる方向に作用する。拡管治具
Bとプレモールド絶縁体Aと接する長さがますます短く
なるに従いこの作用が顕著に現れる。また、矢印V方向
の力はプレモールド絶縁体Aが大サイズ化するほど大き
くなる傾向にある。
【0008】図6に示すように、引き抜きもほぼ終わり
近くになると、プレモールド絶縁体Aは自然長に復帰し
て太径部AFの両端が絶縁体保持金具1a、1bに当接
するようになり、また、プレモールド絶縁体Aと拡管治
具Bとの接触長さが小さくなる。この接触長さがますま
す小さくなるにつれて摩擦力が小さくなり、結果的には
ピストンPがすっぽ抜けるように飛び出させることにな
る。この飛び出す力によって、ピストンPが引抜き方向
に力が付加されることにより、空気Q(図3)がOリング
9とシリンダSの内壁との間を通過して油Lの方に侵入
してくると考えられるのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ケーブル接続個所にプ
レモールド絶縁体Aをセットするに際し、プレモールド
絶縁体Aから拡管治具Bを通常の速度(例えば40mm
/秒)で引抜くと、プレモールド絶縁体AとケーブルK
との間に空気を巻込み、電気性能が低下することがあっ
た。また、拡管治具Bがプレモールド絶縁体Aから抜け
る間際になると、ゴムの収縮力によって拡管治具Bがプ
レモールド絶縁体Aから相当な勢いでいわゆるすっぽ抜
ける現象が発生し、安全上の面からも問題があった。さ
らに、プレモールド絶縁体Aが大サイズ化されるに従
い、矢印V方向のケーブルの中心線方向の力がより大き
くなり、従来技術では拡管治具Bのすっぽ抜けを防止す
ることは困難であった。また、油量を調節する装置を具
備しておらず、プレモールド絶縁体Aの全長にわたって
引き抜き速度を所定の速度に維持することは困難であっ
た。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に拡管治
具が挿入されているプレモールド絶縁体をケーブル導体
接続部の外周上に位置せしめ、上記プレモールド絶縁体
から前記拡管治具を引抜く方法において、ケーブルとプ
レモールド絶縁体との間に空気を巻込まない速度で上記
拡管治具を引抜くようにしたプレモールド絶縁体からの
拡管治具の引抜方法である。空気を巻込まない速度とし
ては、拡管治具を20mm/秒以下の早さで引抜くもの
である。また、プレモールド絶縁体の両端を支持しうる
とともに、プレモールド絶縁体に挿入された拡管治具の
一端を該拡管治具の移動方向に対して固定しながら前記
拡管治具を流量調節弁を設けた複動式油圧シリンダによ
って引抜くことにより、拡管治具を所定の速度で引抜け
るようにしたものである。更に、供給管又は戻り管への
油圧の供給を切替弁によって行う事により油圧ポンプ自
体は単動式のものを使用出来るようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、図1に示すように、複
動式のシリンダSに固定する絶縁体保持金具1a,1b
によってプレモールド絶縁体Aの前後を支持するととも
に、先端に係止部材把持金具3を固定したピストンPを
押出すことによって、フランジ部2を介して拡管治具B
をプレモールド絶縁体Aから引抜くものである。その引
抜速度はボイドを巻込まない速度にしており、具体的に
は20mm/秒以下にするのが望ましい。これは、プレ
モールド絶縁体AがケーブルKに密着する際に、空気を
巻込むことによって密着個所でのボイドの発生を防ぐた
めである。
【0012】まず、絶縁体保持金具1a,1bは、一辺
がいわばU字状に切込みが切込まれているとともに、プ
レモールド絶縁体Aの太径部AFの長さだけ隔ててシリ
ンダSに固定されており、プレモールド絶縁体Aの縮径
部ASがU字状の切込み個所に挿入されて、プレモール
ド絶縁体Aの両端を支持するのである。もっとも、U字
状の切込みの巾は、縮径部ASが拡管治具Bによって大
きくなった径より若干大きく、かつ、拡管治具Bが挿入
されていない状態の太径部AFの径よりは小さいもので
あることは云うまでもない。
【0013】シリンダSは油圧ポンプYから供給管4と
戻り管5とを内蔵するホースHの供給管4から油液が供
給されることによって、引抜方向Mに向けてピストンP
を押出す。ピストンPの先端には、フランジ部2に係合
する係止部材把持金具3が固定されている。係止部材把
持金具3は、フランジ部2の外周に設けた溝21に嵌着
しており、フランジ部2の内周面には、拡管治具Bと係
合する凹凸(図示せず)によって拡管治具Bの先端にお
いて係止されている。
【0014】フランジ部2は、例えば半円の部材を合せ
た2つ割りの構造で、外周には、係止部材把持金具3が
係合する溝21を設けるとともに、内周には、拡管治具
Bと係合する凹凸(図示せず)を付けたものを用いても
よい(特願平10ー005231号で提案済)。そうす
れば、接続されるケーブルKに対して直角方向には着脱
自在であるが、ケーブルKの長手方向には、拡管治具B
に対しては係止されることになるからである。
【0015】接続されるケーブルKは、図示しない対向
する導体と導体とがスリーブによって電気的に接続して
いる。接続個所には、図1に示すように、拡管治具Bを
内蔵するプレモールド絶縁体Aをセットし、油圧ポンプ
Yを作動してホースHの供給管4を介してシリンダSに
油液を供給する。すると、ピストンPが引抜方向Mに向
けて移動する。拡管治具Bを内蔵するプレモールド絶縁
体Aには、当初、内方向に収縮力が働いている。拡管治
具Bがプレモールド絶縁体Aから引抜かれていく際、図
4乃至図6に示すように、プレモールド絶縁体Aには向
きVの力が発生する。
【0016】この向きVには、分力として引抜方向Mと
同じ成分を有することから、前述した通り、拡管治具B
がいわゆるすっぽ抜ける状態が発生する。すると、プレ
モールド絶縁体Aの内面とケーブルKとの間にに空気貯
めが発生していわゆるボイドが発生する。そこで、単動
式のシリンダS’における空気の箇所(図3)を油とす
ることによって安定してピストンを動かせるようにする
ために、発明者らは複動式のシリンダSを用いたのであ
る。かくて、プレモールド絶縁体Aが引き抜かれる間際
になっても複動式のシリンダS内に空気が侵入すること
がないから、プレモールド絶縁体Aの全長にわたって所
定の早さで拡管治具Bを引き抜けることが出来るのであ
る。更に、発明者らは、ボイドの発生を極力防ぐには、
拡管治具Bの引抜速度に起因することを見出して種々の
実験を繰り返した。その結果、引抜速度は20mm/秒
以下にする必要があることを見出した。他方、施工の効
率を高めるには、引抜速度は速い方が好ましいことは云
うまでもないので、この範囲で適宜選択しうるのであ
る。
【0017】図2に示すものは、図1に示すものに更に
供給管4又は戻り管5に油圧を供給するための切替弁7
と戻り管5の途中に流量調節弁6を設けたものである。
流量調節弁6は油圧ポンプYへに戻る油量を調節するも
ので、流量調節弁6の調節によって、ピストンPの速度
を厳密に制御することができるのである。しかも、図2
における向きVが発生し、ピストンが飛び出すような力
が生じたとしても、流量調節弁6によって遮られ、油量
が過剰に流れることはなく、実質的に所定の油量が油圧
ポンプYに戻ることになり、拡管治具Bの引抜速度をコ
ントロールすることができるのである。また、供給管4
又は戻り管5にレバー8によって切り替えて油圧を供給
する切替弁7を設けており、いわゆる単動式ポンプでも
使用しうるようにしたもので、簡便な設備で作業ができ
るのである。
【0018】
【実施例】発明者らは、引抜速度と耐圧との関係につい
て実験を繰り返した結果、次のような関係を見出した。
すなわち、油圧ポンプについて何ら制御しなければ、ピ
ストンPの速度は約40mm/秒であった。そのときの
AC破壊強度を100と設定する。そして、ピストンP
の速度を徐々に遅くしたもので、それぞれの速度につい
てAC破壊強度測定した。なお、サンプル数は3つであ
り、その平均値を採用している。
【0019】
【表1】
【0020】表1から分かるごとく、20mm/秒以下
であれば、AC破壊強度は130を維持することが分か
った。これは、プレモールド絶縁体Aから拡管治具Bが
引抜かれるに従い、プレモールド絶縁体Aの内面がケー
ブルKの表面に馴染みながらケーブルKの表面にある微
細な窪みの空気を追い出して行くことによってボイドの
発生を除去できると推察されるのである。
【0021】
【発明の効果】内部に拡管治具が挿入されているプレモ
ールド絶縁体をケーブル導体接続部の外周上に位置せし
め、上記プレモールド絶縁体から前記拡管治具を引抜く
方法において、上記拡管治具を空気を巻込まない程度の
早さであり、具体的には20mm/秒以下の早さで引抜
くので、ケーブルとプレモールド絶縁体の間に空気を巻
込むことがなくなり、その結果、耐圧の低下は生じな
い。
【0022】また、複動式油圧シリンダへの油液の供給
量は、ポンプの回転数や管路中に適宜しぼり等を適宜配
置してコントロールすることにより、容易に拡管治具の
引抜速度を制御することができる。また、単動式油圧シ
リンダに比べて空気の侵入がなくいわゆるすっぽ抜け現
象が発生しかけても、引抜きの最後まで一定の速度で安
定して引抜くことができる。プレモールド絶縁体の両端
を支持するとともに、プレモールド絶縁体に挿入された
拡管治具の一端を拡管治具の移動方向に対して固定しな
がら拡管治具を引抜くので、安定した速度で拡管治具を
引抜くことができる。
【0023】更に、供給管又は戻り管に油液を供給する
ための切替弁と戻り管5の途中に流量調節弁を設けたも
のであるから、流量調節弁の調節によってピストンPの
速度を厳密に制御することができる。しかも、ピストン
が飛び出すような力が生じたとしても、流量調節弁によ
って遮られて油量が過剰に流れることはなく、実質的に
所定の油量が油圧ポンプYに戻ることになり、拡管治具
Bの引抜速度をコントロールすることができる。また、
レバーによって供給管又は戻り管に切り替えて油を供給
する切替弁を設けており、単動式ポンプでも使用しうる
ようにしたもので、簡便な設備で作業ができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における構成を示す引抜き開始
前の概略図である。
【図2】本発明の他の実施例における構成を示す引抜き
開始前の概略図である。
【図3】従来技術における構成を示す引抜き開始前の概
略図である。
【図4】従来技術における構成を示す引抜き開始直後の
概略図である。
【図5】従来技術における構成を示す引抜き途中の概略
図である。
【図6】従来技術における構成を示す引抜き終了直前の
概略図である。
【符号の説明】 A:プレモールド絶縁体 AF:太径部 AS:縮径部 B:拡管治具 C:スリーブ K1、K2:ケーブル P:ピストン S、S’:シリンダ Y:油圧ポンプ 1a、1b: 絶縁体保持金具 2:フランジ部 3:係止部材把持金具 4:供給管 5:戻り管 6:流量調節弁 7:切替弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高崎 博文 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 北野 進 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 後藤 達宏 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 芦辺 祐一 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 宮崎 俊博 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に拡管治具が挿入されているプレモー
    ルド絶縁体をケーブル導体接続部の外周上に位置せし
    め、上記プレモールド絶縁体から前記拡管治具を引抜く
    方法において、前記ケーブルと前記プレモールド絶縁体
    との間にボイドを巻込まない速度で上記拡管治具を引抜
    くことを特徴とするプレモールド絶縁体からの拡管治具
    の引抜方法。
  2. 【請求項2】ボイドを巻込まない速度は、20mm/秒
    以下である請求項1に記載のプレモールド絶縁体からの
    拡管治具の引抜方法。
  3. 【請求項3】プレモールド絶縁体の両端を支持しうると
    ともに、前記プレモールド絶縁体に挿入された拡管治具
    の一端を該拡管治具の移動方向に対して係止しながら前
    記拡管治具を引抜く請求項1又は請求項2に記載のプレ
    モールド絶縁体からの拡管治具の引抜方法。
  4. 【請求項4】シリンダから油圧ポンプへの戻り管に設け
    た流量調節弁によってピストンの送り速度を制御する請
    求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のプレモール
    ド絶縁体からの拡管治具の引抜方法。
  5. 【請求項5】供給管又は戻り管に切り替える切替弁によ
    って油圧を供給する請求項3又は請求項4に記載のプレ
    モールド絶縁体からの拡管治具の引抜方法。
  6. 【請求項6】プレモールド絶縁体の両端を支持しうる1
    対の絶縁体保持金具と前記プレモールド絶縁体に挿入さ
    れている拡管治具の一端を移動方向に対して係止する係
    止部材と前記1対の絶縁体保持金具及び前記係止部材を
    相対的に移動させる複動式油圧シリンダとを具備するこ
    とを特徴とするプレモールド絶縁体からの拡管治具の引
    抜装置。
  7. 【請求項7】1対の絶縁体保持金具は複動式油圧シリン
    ダに固定されている請求項6に記載のプレモールド絶縁
    体からの拡管治具の引抜装置。
  8. 【請求項8】複動式油圧シリンダに連通する戻り管に流
    量調整弁が設置されている請求項6又は請求項7に記載
    のプレモールド絶縁体からの拡管治具の引抜装置。
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