JP2003309914A - 電力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置 - Google Patents
電力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置Info
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゴム絶縁筒への歪を軽減すると共に座屈を防
止して、ゴム絶縁筒にダメージを与えることのない電力
ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置を提供する。 【解決手段】ゴム絶縁筒6の一端に拡径ヘッド支持金具
7を配置しゴム絶縁筒6の他端から拡径パイプ1を挿入
してゴム絶縁筒6を拡径して電力ケーブルに挿通し、ケ
ーブル導体接続部上にゴム絶縁筒6を装着する電力ケー
ブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置であって、ゴム絶縁筒6
の一端と拡径ヘッド支持金具7との間にゴムブロック9
を設けた。
止して、ゴム絶縁筒にダメージを与えることのない電力
ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置を提供する。 【解決手段】ゴム絶縁筒6の一端に拡径ヘッド支持金具
7を配置しゴム絶縁筒6の他端から拡径パイプ1を挿入
してゴム絶縁筒6を拡径して電力ケーブルに挿通し、ケ
ーブル導体接続部上にゴム絶縁筒6を装着する電力ケー
ブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置であって、ゴム絶縁筒6
の一端と拡径ヘッド支持金具7との間にゴムブロック9
を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め成形されたゴ
ム絶縁筒を拡径パイプで拡径して電力ケーブルに挿通
し、ケーブル導体接続部上にゴム絶縁筒を装着するCV
ケーブル等のプラスチック絶縁電力ケーブルの接続部形
成に係る電力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置に関す
る。
ム絶縁筒を拡径パイプで拡径して電力ケーブルに挿通
し、ケーブル導体接続部上にゴム絶縁筒を装着するCV
ケーブル等のプラスチック絶縁電力ケーブルの接続部形
成に係る電力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CVケーブル等の接続部において、近
年、接続時間が短く、簡単に接続可能な、内部半導電
層、絶縁層、外部半導電層で形成されたゴム絶縁筒を用
いた接続部が、多く用いられている。この接続部の形成
において、導体接続部の上にゴム絶縁筒を被せる場合、
施工前にゴム絶縁筒を拡径パイプで電力ケーブルの外径
より大きく拡径してケーブル上に被挿した後、ケーブル
の導体接続を行い、この導体接続部上にゴム絶縁筒を収
縮施工することが行われている。なお、ゴム絶縁筒の中
に拡径パイプを装填しておき、拡径パイプを引き抜くこ
とでゴム絶縁筒を収縮している。
年、接続時間が短く、簡単に接続可能な、内部半導電
層、絶縁層、外部半導電層で形成されたゴム絶縁筒を用
いた接続部が、多く用いられている。この接続部の形成
において、導体接続部の上にゴム絶縁筒を被せる場合、
施工前にゴム絶縁筒を拡径パイプで電力ケーブルの外径
より大きく拡径してケーブル上に被挿した後、ケーブル
の導体接続を行い、この導体接続部上にゴム絶縁筒を収
縮施工することが行われている。なお、ゴム絶縁筒の中
に拡径パイプを装填しておき、拡径パイプを引き抜くこ
とでゴム絶縁筒を収縮している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゴム絶
縁筒を拡径パイプで拡径する際に、ゴム絶縁筒端部が拡
径パイプの挿入摩擦力に相当する力で圧縮されるため、
大きな歪が発生して、ゴム絶縁筒である製品にダメージ
を与える場合もある。
縁筒を拡径パイプで拡径する際に、ゴム絶縁筒端部が拡
径パイプの挿入摩擦力に相当する力で圧縮されるため、
大きな歪が発生して、ゴム絶縁筒である製品にダメージ
を与える場合もある。
【0004】また、前記摩擦力に相当する力がゴム絶縁
筒の軸方向に加わり、拡径パイプ挿入途中で、ゴム絶縁
筒が座屈し、ゴム絶縁筒である製品にダメージを与える
場合もある。
筒の軸方向に加わり、拡径パイプ挿入途中で、ゴム絶縁
筒が座屈し、ゴム絶縁筒である製品にダメージを与える
場合もある。
【0005】本発明の目的は、ゴム絶縁筒への歪を軽減
すると共に座屈を防止して、ゴム絶縁筒にダメージを与
えることのない電力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置
を提供することにある。
すると共に座屈を防止して、ゴム絶縁筒にダメージを与
えることのない電力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明により提供する電
力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置は、ゴム絶縁筒の
一端に拡径支持部材を配置しゴム絶縁筒の他端から拡径
パイプを挿入してゴム絶縁筒を拡径して電力ケーブルに
挿通し、ケーブル導体接続部上に前記ゴム絶縁筒を装着
する電力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置であって、
前記ゴム絶縁筒の一端と前記拡径支持部材との間にゴム
ブロックを設けたことを特徴とする。
力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置は、ゴム絶縁筒の
一端に拡径支持部材を配置しゴム絶縁筒の他端から拡径
パイプを挿入してゴム絶縁筒を拡径して電力ケーブルに
挿通し、ケーブル導体接続部上に前記ゴム絶縁筒を装着
する電力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置であって、
前記ゴム絶縁筒の一端と前記拡径支持部材との間にゴム
ブロックを設けたことを特徴とする。
【0007】この発明によれば、ゴム絶縁筒の一端と拡
径支持部材との間にゴムブロックを設けたので、拡径支
持部材にゴム絶縁筒が直接触れることなく、また、拡径
時にゴム絶縁筒に加わる歪は、ゴムブロックにより吸収
されるため、ゴム絶縁筒は、均一な歪を受けながら、拡
径伸張されるため、ゴム絶縁筒にダメージを与えること
がなくなる。
径支持部材との間にゴムブロックを設けたので、拡径支
持部材にゴム絶縁筒が直接触れることなく、また、拡径
時にゴム絶縁筒に加わる歪は、ゴムブロックにより吸収
されるため、ゴム絶縁筒は、均一な歪を受けながら、拡
径伸張されるため、ゴム絶縁筒にダメージを与えること
がなくなる。
【0008】また、電力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径
装置は、ゴム絶縁筒を拡径パイプで拡径して電力ケーブ
ルに挿通し、ケーブル導体接続部上に前記ゴム絶縁筒を
装着する電力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置であっ
て、前記ゴム絶縁筒の内部に、該ゴム絶縁筒の内周面に
圧接して配置された円筒状の内径支持部材を設けたこと
を特徴とする。
装置は、ゴム絶縁筒を拡径パイプで拡径して電力ケーブ
ルに挿通し、ケーブル導体接続部上に前記ゴム絶縁筒を
装着する電力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置であっ
て、前記ゴム絶縁筒の内部に、該ゴム絶縁筒の内周面に
圧接して配置された円筒状の内径支持部材を設けたこと
を特徴とする。
【0009】この発明によれば、ゴム絶縁筒の内部に、
該ゴム絶縁筒の内周面に圧接して配置された円筒状の内
径支持部材を設けたので、拡径時に力がゴム絶縁筒の軸
方向に加わっても、内径支持部材がゴム絶縁筒内径を保
持するため、ゴム絶縁筒が座屈しない。
該ゴム絶縁筒の内周面に圧接して配置された円筒状の内
径支持部材を設けたので、拡径時に力がゴム絶縁筒の軸
方向に加わっても、内径支持部材がゴム絶縁筒内径を保
持するため、ゴム絶縁筒が座屈しない。
【0010】また、前記内径支持部材は、前記ゴム絶縁
筒よりも硬質な部材からなることを特徴とする。
筒よりも硬質な部材からなることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、内径支持部材がゴム絶
縁筒よりも硬質な部材からなるので、拡径時に力がゴム
絶縁筒の軸方向に加わっても、ゴム絶縁筒内径を保持す
ることができる。
縁筒よりも硬質な部材からなるので、拡径時に力がゴム
絶縁筒の軸方向に加わっても、ゴム絶縁筒内径を保持す
ることができる。
【0012】また、前記内径支持部材の筒方向の長さ
は、前記ゴム絶縁筒の筒方向の長さの1/2以上である
ことを特徴とする。
は、前記ゴム絶縁筒の筒方向の長さの1/2以上である
ことを特徴とする。
【0013】この発明によれば、内径支持部材の筒方向
の長さがゴム絶縁筒の筒方向の長さの1/2以上である
ので、ゴム絶縁筒内径を十分に保持することができる。
の長さがゴム絶縁筒の筒方向の長さの1/2以上である
ので、ゴム絶縁筒内径を十分に保持することができる。
【0014】また、前記内径支持部材は、筒方向に沿っ
て複数に分割されてなることを特徴とする。
て複数に分割されてなることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、拡大パイプがゴム絶縁
筒に挿入されてくる段階ごとに、分割された内径支持治
具が順次取り出されるので、拡径動作が支障なく行え
る。
筒に挿入されてくる段階ごとに、分割された内径支持治
具が順次取り出されるので、拡径動作が支障なく行え
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係る電力ケーブル接続用
ゴム絶縁筒拡径装置の実施の形態を図面を参照しながら
説明する。
ゴム絶縁筒拡径装置の実施の形態を図面を参照しながら
説明する。
【0017】(第1の実施の形態)図1は本発明装置の
第1の実施の形態の、ゴム絶縁筒に拡径パイプを挿入す
る場合における使用状態を示す説明図である。図1にお
いて、円筒状の拡径パイプ1の先端には細くなるテーパ
部2が形成されており、このテーパ部2を有する拡径パ
イプ1が円筒状のゴム絶縁筒6の一端から挿入されるよ
うになっている。拡径パイプ1の外径は、ゴム絶縁筒6
の内径よりも大きく形成されている。
第1の実施の形態の、ゴム絶縁筒に拡径パイプを挿入す
る場合における使用状態を示す説明図である。図1にお
いて、円筒状の拡径パイプ1の先端には細くなるテーパ
部2が形成されており、このテーパ部2を有する拡径パ
イプ1が円筒状のゴム絶縁筒6の一端から挿入されるよ
うになっている。拡径パイプ1の外径は、ゴム絶縁筒6
の内径よりも大きく形成されている。
【0018】ゴム絶縁筒6の他端のテーパ部分は、拡径
ヘッド支持金具7(本発明の拡径支持部材に対応)によ
り支持されている。また、ゴム絶縁筒6の他端と拡径ヘ
ッド支持金具7との間には、歪を吸収させる円筒状のク
ッション用のゴムブロック9が設けられており、このゴ
ムブロック9は、内径及び外径がゴム絶縁筒6の内径及
び外径と略同一サイズであり、ゴム厚は例えば5mm程
度である。なお、ゴムブロック9は、ゴム絶縁筒6に取
り付けられているのが好ましく、ダメージがない限り、
再使用可能である。
ヘッド支持金具7(本発明の拡径支持部材に対応)によ
り支持されている。また、ゴム絶縁筒6の他端と拡径ヘ
ッド支持金具7との間には、歪を吸収させる円筒状のク
ッション用のゴムブロック9が設けられており、このゴ
ムブロック9は、内径及び外径がゴム絶縁筒6の内径及
び外径と略同一サイズであり、ゴム厚は例えば5mm程
度である。なお、ゴムブロック9は、ゴム絶縁筒6に取
り付けられているのが好ましく、ダメージがない限り、
再使用可能である。
【0019】一方、拡径パイプ1の後端は押し部材3に
より支持されている。押し部材3には自在キャスター4
が取り付けられ、押し部材3は、自在キャスター4によ
り移動可能となっていて、拡径パイプ1及びゴム絶縁筒
6の内部を挿通した延長棒5に固定されている。この延
長棒5は、油圧シリンダー支持金具8により支持された
油圧シリンダー10に連結されており、油圧シリンダー
10は、ゴム絶縁筒6と同一軸線上に設けられている。
より支持されている。押し部材3には自在キャスター4
が取り付けられ、押し部材3は、自在キャスター4によ
り移動可能となっていて、拡径パイプ1及びゴム絶縁筒
6の内部を挿通した延長棒5に固定されている。この延
長棒5は、油圧シリンダー支持金具8により支持された
油圧シリンダー10に連結されており、油圧シリンダー
10は、ゴム絶縁筒6と同一軸線上に設けられている。
【0020】油圧シリンダー10は、油圧ポンプ装置1
1と油圧ホース12で連結している。油圧ポンプ装置1
1を操作することにより、押し部材3は、図の右方向へ
移動し、ゴム絶縁筒6は、拡径パイプ1のテーパ部2を
経て、拡径パイプ1上に挿入されていく。
1と油圧ホース12で連結している。油圧ポンプ装置1
1を操作することにより、押し部材3は、図の右方向へ
移動し、ゴム絶縁筒6は、拡径パイプ1のテーパ部2を
経て、拡径パイプ1上に挿入されていく。
【0021】以上の構成によれば、ゴム絶縁筒6の他端
と拡径ヘッド支持金具7との間にゴムブロック9を設け
たので、拡径ヘッド支持金具7にゴム絶縁筒6が直接触
れることなく、また、拡径時にゴム絶縁筒6に加わる歪
は、ゴムブロック9により吸収される。このため、ゴム
絶縁筒6は、均一な歪を受けながら、拡径伸張されるた
め、ゴム絶縁筒6にダメージを与えることがなくなる。
と拡径ヘッド支持金具7との間にゴムブロック9を設け
たので、拡径ヘッド支持金具7にゴム絶縁筒6が直接触
れることなく、また、拡径時にゴム絶縁筒6に加わる歪
は、ゴムブロック9により吸収される。このため、ゴム
絶縁筒6は、均一な歪を受けながら、拡径伸張されるた
め、ゴム絶縁筒6にダメージを与えることがなくなる。
【0022】図2は本発明装置の第1の実施の形態の、
拡径パイプにより拡径されたゴム絶縁筒がケーブル導体
接続部上に位置せしめた後、拡径パイプを引き抜く場合
における使用状態を示す説明図である。この場合の油圧
シリンダー10は、ゴム絶縁筒6に並べて平行に設けら
れる。
拡径パイプにより拡径されたゴム絶縁筒がケーブル導体
接続部上に位置せしめた後、拡径パイプを引き抜く場合
における使用状態を示す説明図である。この場合の油圧
シリンダー10は、ゴム絶縁筒6に並べて平行に設けら
れる。
【0023】油圧シリンダー10は、図3(b)に示す
ような油圧シリンダー固定板13により固定される。固
定板13は、シリンダー10の延長棒5を通す孔131
とロックボルト用キリ穴132を有し、U溝133にゴ
ム絶縁筒6の端部が嵌合するようになっている。なお、
この固定板13は、図1の拡径時にも使用される。
ような油圧シリンダー固定板13により固定される。固
定板13は、シリンダー10の延長棒5を通す孔131
とロックボルト用キリ穴132を有し、U溝133にゴ
ム絶縁筒6の端部が嵌合するようになっている。なお、
この固定板13は、図1の拡径時にも使用される。
【0024】また、油圧シリンダー10の延長棒5に拡
径パイプ1の引抜き板14が固定されている。引抜き板
14は、図3(a)に示すように、油圧シリンダー10
の延長棒5を通す孔143と拡径パイプ1に嵌合する半
円弧面144を有するY字形部材141と、拡径パイプ
1に嵌合する半円弧面144を有する冠部材142とで
構成されており、部材141と部材142はボルト14
5,146で連結される。このような拡径パイプ引抜き
板14を拡径パイプ1と油圧シリンダー10の延長棒5
とに固定し、ポンプ装置11を操作することにより拡径
パイプ1は矢印の方向に引き抜かれる。
径パイプ1の引抜き板14が固定されている。引抜き板
14は、図3(a)に示すように、油圧シリンダー10
の延長棒5を通す孔143と拡径パイプ1に嵌合する半
円弧面144を有するY字形部材141と、拡径パイプ
1に嵌合する半円弧面144を有する冠部材142とで
構成されており、部材141と部材142はボルト14
5,146で連結される。このような拡径パイプ引抜き
板14を拡径パイプ1と油圧シリンダー10の延長棒5
とに固定し、ポンプ装置11を操作することにより拡径
パイプ1は矢印の方向に引き抜かれる。
【0025】このようにして、拡径パイプ1が引抜かれ
たゴム絶縁筒6は、自己収縮力により収縮して、導体接
続部A及びケーブルB上に密着して装着される。
たゴム絶縁筒6は、自己収縮力により収縮して、導体接
続部A及びケーブルB上に密着して装着される。
【0026】このように、ゴム絶縁筒6を拡径するとき
は、油圧シリンダ10ーをゴム絶縁筒6の軸線上に配置
され、拡径パイプ1を引き抜くときは、油圧シリンダ1
0ーをゴム絶縁筒6に並べて平行に配置される。即ち、
拡径装置の動力部である油圧シリンダ10ーを着脱式と
することにより、さらに、引き抜き専用治具を具えるこ
とにより拡径と引抜きの両方に同一の油圧シリンダー1
0を兼用とすることができ、機械点数の低減を図ること
ができる。
は、油圧シリンダ10ーをゴム絶縁筒6の軸線上に配置
され、拡径パイプ1を引き抜くときは、油圧シリンダ1
0ーをゴム絶縁筒6に並べて平行に配置される。即ち、
拡径装置の動力部である油圧シリンダ10ーを着脱式と
することにより、さらに、引き抜き専用治具を具えるこ
とにより拡径と引抜きの両方に同一の油圧シリンダー1
0を兼用とすることができ、機械点数の低減を図ること
ができる。
【0027】(第2の実施の形態)図4は本発明装置の
第2の実施の形態の、ゴム絶縁筒に拡径パイプを挿入す
る場合における使用状態を示す説明図である。第1の実
施の形態では、ゴム絶縁筒6の他端と拡径ヘッド支持金
具7との間にゴムブロック9を設けたが、これに代え
て、第2の実施の形態では、ゴム絶縁筒6の内部に、該
ゴム絶縁筒6の内周面に圧接して配置された円筒状の内
径支持治具19(本発明の内径支持部材に対応)を設け
たことを特徴とする。
第2の実施の形態の、ゴム絶縁筒に拡径パイプを挿入す
る場合における使用状態を示す説明図である。第1の実
施の形態では、ゴム絶縁筒6の他端と拡径ヘッド支持金
具7との間にゴムブロック9を設けたが、これに代え
て、第2の実施の形態では、ゴム絶縁筒6の内部に、該
ゴム絶縁筒6の内周面に圧接して配置された円筒状の内
径支持治具19(本発明の内径支持部材に対応)を設け
たことを特徴とする。
【0028】内径支持治具19の外径は、ゴム絶縁筒6
の内径と同一径、あるいは、ゴム絶縁筒6の内径と同一
径であれば、座屈防止効果はあるが、内径よりも僅かに
大きいことが好ましい。内径支持治具19は、ゴム絶縁
筒6よりも硬質な材質であり、例えば、プラスチック、
強化ナイロン、金属などからなる。内径支持部材の筒方
向の長さは、ゴム絶縁筒の筒方向の長さの1/2以上で
ある。
の内径と同一径、あるいは、ゴム絶縁筒6の内径と同一
径であれば、座屈防止効果はあるが、内径よりも僅かに
大きいことが好ましい。内径支持治具19は、ゴム絶縁
筒6よりも硬質な材質であり、例えば、プラスチック、
強化ナイロン、金属などからなる。内径支持部材の筒方
向の長さは、ゴム絶縁筒の筒方向の長さの1/2以上で
ある。
【0029】なお、その他の構成は、第1の実施の形態
の装置と同一構成であり、同一部分には同一符号を付し
てある。
の装置と同一構成であり、同一部分には同一符号を付し
てある。
【0030】以上の構成によれば、ゴム絶縁筒6の内部
に、該ゴム絶縁筒6の内周面に圧接して配置された円筒
状の内径支持治具19を設けたので、拡径時に力がゴム
絶縁筒6の軸方向(筒方向)に加わっても、内径支持治
具19がゴム絶縁筒内径を保持するため、ゴム絶縁筒6
が座屈しない。このため、ゴム絶縁筒6にダメージを与
えることがなくなる。
に、該ゴム絶縁筒6の内周面に圧接して配置された円筒
状の内径支持治具19を設けたので、拡径時に力がゴム
絶縁筒6の軸方向(筒方向)に加わっても、内径支持治
具19がゴム絶縁筒内径を保持するため、ゴム絶縁筒6
が座屈しない。このため、ゴム絶縁筒6にダメージを与
えることがなくなる。
【0031】また、内径支持治具19がゴム絶縁筒9よ
りも硬質な部材からなるので、拡径時に力がゴム絶縁筒
6の軸方向に加わっても、ゴム絶縁筒内径を保持するこ
とができる。また、内径支持治具19の筒方向の長さが
ゴム絶縁筒6の筒方向の長さの1/2以上であるので、
ゴム絶縁筒内径を十分に保持することができる。
りも硬質な部材からなるので、拡径時に力がゴム絶縁筒
6の軸方向に加わっても、ゴム絶縁筒内径を保持するこ
とができる。また、内径支持治具19の筒方向の長さが
ゴム絶縁筒6の筒方向の長さの1/2以上であるので、
ゴム絶縁筒内径を十分に保持することができる。
【0032】図5は本発明装置の第2の実施の形態の変
形例の、ゴム絶縁筒に拡径パイプを挿入する場合におけ
る使用状態を示す説明図である。図6は本発明装置の第
2の実施の形態の変形例の、ゴム絶縁筒に拡径パイプが
挿入されるに伴って分割された内径支持治具がゴム絶縁
筒から順次露出してくる様子を示す図である。
形例の、ゴム絶縁筒に拡径パイプを挿入する場合におけ
る使用状態を示す説明図である。図6は本発明装置の第
2の実施の形態の変形例の、ゴム絶縁筒に拡径パイプが
挿入されるに伴って分割された内径支持治具がゴム絶縁
筒から順次露出してくる様子を示す図である。
【0033】この変形例では、図5に示すように、内径
支持治具が、筒方向に沿って例えば3つに分割された分
割内径支持治具19a〜19cからなることを特徴とす
る。
支持治具が、筒方向に沿って例えば3つに分割された分
割内径支持治具19a〜19cからなることを特徴とす
る。
【0034】以上の構成によれば、拡大パイプ1がゴム
絶縁筒6に挿入されてくると、例えば図6に示すよう
に、分割内径支持治具19aがゴム絶縁筒6から露出し
ていき、2つに分割されて除去される。即ち、拡大パイ
プ1がゴム絶縁筒6に挿入されてくる段階ごとに、分割
内径支持治具19a〜19cが順次取り出されるので、
油圧シリンダー10と干渉することがなく、拡径動作が
支障なく行える。
絶縁筒6に挿入されてくると、例えば図6に示すよう
に、分割内径支持治具19aがゴム絶縁筒6から露出し
ていき、2つに分割されて除去される。即ち、拡大パイ
プ1がゴム絶縁筒6に挿入されてくる段階ごとに、分割
内径支持治具19a〜19cが順次取り出されるので、
油圧シリンダー10と干渉することがなく、拡径動作が
支障なく行える。
【0035】なお、本発明は、第1の実施の形態の電力
ケーブル接続用絶縁筒拡径装置、第2の実施の形態の電
力ケーブル接続用絶縁筒拡径装置に限定されるものでは
なく、第1の実施の形態の電力ケーブル接続用絶縁筒拡
径装置と第2の実施の形態の電力ケーブル接続用絶縁筒
拡径装置とを組合わせた装置にも適用可能であるのは勿
論である。
ケーブル接続用絶縁筒拡径装置、第2の実施の形態の電
力ケーブル接続用絶縁筒拡径装置に限定されるものでは
なく、第1の実施の形態の電力ケーブル接続用絶縁筒拡
径装置と第2の実施の形態の電力ケーブル接続用絶縁筒
拡径装置とを組合わせた装置にも適用可能であるのは勿
論である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ゴム絶縁筒への歪を軽減すると共に座屈を防止して、ゴ
ム絶縁筒にダメージを与えることのない電力ケーブル接
続用ゴム絶縁筒拡径装置を提供することができる。
ゴム絶縁筒への歪を軽減すると共に座屈を防止して、ゴ
ム絶縁筒にダメージを与えることのない電力ケーブル接
続用ゴム絶縁筒拡径装置を提供することができる。
【図1】本発明装置の第1の実施の形態の、ゴム絶縁筒
に拡径パイプを挿入する場合における使用状態を示す説
明図である。
に拡径パイプを挿入する場合における使用状態を示す説
明図である。
【図2】本発明装置の第1の実施の形態の、拡径パイプ
を引き抜く場合における使用状態を示す説明図である。
を引き抜く場合における使用状態を示す説明図である。
【図3】本発明装置の第1の実施の形態に使用される拡
径パイプ引き抜き用治具を示す正面図である。
径パイプ引き抜き用治具を示す正面図である。
【図4】本発明装置の第2の実施の形態の、ゴム絶縁筒
に拡径パイプを挿入する場合における使用状態を示す説
明図である。
に拡径パイプを挿入する場合における使用状態を示す説
明図である。
【図5】本発明装置の第2の実施の形態の変形例の、ゴ
ム絶縁筒に拡径パイプを挿入する場合における使用状態
を示す説明図である。
ム絶縁筒に拡径パイプを挿入する場合における使用状態
を示す説明図である。
【図6】本発明装置の第2の実施の形態の変形例の、ゴ
ム絶縁筒に拡径パイプが挿入されるに伴って分割された
内径支持治具がゴム絶縁筒から順次露出してくる様子を
示す図である。
ム絶縁筒に拡径パイプが挿入されるに伴って分割された
内径支持治具がゴム絶縁筒から順次露出してくる様子を
示す図である。
1 拡径パイプ
2 テーパ部
3 押し部材
4 自在キャスター
5 油圧シリンダー延長棒
6 ゴム絶縁筒
7 拡径ヘッド支持金具
8 油圧シリンダー支持金具
9 ゴムブロック
10 油圧シリンダー
11 油圧ポンプ装置
12 油圧ホース
13 油圧シリンダー固定板
14 拡径パイプ引抜き板
19 内径支持治具
19a〜19c 分割内径支持治具
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
B29K 21:00 B29K 21:00
Fターム(参考) 4F211 AA45 AD15 AG03 AG14 AH35
TA10 TC12 TC20 TD11 TD18
TH01 TH18 TJ14 TJ15 TJ22
TJ30 TN79
5G355 AA03 BA02 BA15 CA06 CA09
5G375 AA02 BA26 BB43 CA02 CA14
CB07 DB32 EA17
Claims (5)
- 【請求項1】 ゴム絶縁筒の一端に拡径支持部材を配置
しゴム絶縁筒の他端から拡径パイプを挿入してゴム絶縁
筒を拡径して電力ケーブルに挿通し、ケーブル導体接続
部上に前記ゴム絶縁筒を装着する電力ケーブル接続用ゴ
ム絶縁筒拡径装置であって、 前記ゴム絶縁筒の一端と前記拡径支持部材との間にゴム
ブロックを設けたことを特徴とする電力ケーブル接続用
ゴム絶縁筒拡径装置。 - 【請求項2】 ゴム絶縁筒を拡径パイプで拡径して電力
ケーブルに挿通し、ケーブル導体接続部上に前記ゴム絶
縁筒を装着する電力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置
であって、 前記ゴム絶縁筒の内部に、該ゴム絶縁筒の内周面に圧接
して配置された円筒状の内径支持部材を設けたことを特
徴とする電力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置。 - 【請求項3】 前記内径支持部材は、前記ゴム絶縁筒よ
りも硬質な部材からなることを特徴とする請求項2記載
の電力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置。 - 【請求項4】 前記内径支持部材の筒方向の長さは、前
記ゴム絶縁筒の筒方向の長さの1/2以上であることを
特徴とする請求項2又は請求項3記載の電力ケーブル接
続用ゴム絶縁筒拡径装置。 - 【請求項5】 前記内径支持部材は、筒方向に沿って複
数に分割されてなることを特徴とする請求項2乃至請求
項4のいずれか1項記載の電力ケーブル接続用ゴム絶縁
筒拡径装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002113110A JP2003309914A (ja) | 2002-04-16 | 2002-04-16 | 電力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002113110A JP2003309914A (ja) | 2002-04-16 | 2002-04-16 | 電力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003309914A true JP2003309914A (ja) | 2003-10-31 |
Family
ID=29395382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002113110A Pending JP2003309914A (ja) | 2002-04-16 | 2002-04-16 | 電力ケーブル接続用ゴム絶縁筒拡径装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003309914A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010207484A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | カバー装着体の製造装置及び製造方法 |
JP2010207482A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | カバー装着体の製造装置及び製造方法 |
JP2010207480A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | カバー装着体の製造装置及び製造方法 |
-
2002
- 2002-04-16 JP JP2002113110A patent/JP2003309914A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010207484A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | カバー装着体の製造装置及び製造方法 |
JP2010207482A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | カバー装着体の製造装置及び製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041208 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060830 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061017 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070306 |