JPH09200860A - コードレス電話システム - Google Patents

コードレス電話システム

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JPH09200860A
JPH09200860A JP943196A JP943196A JPH09200860A JP H09200860 A JPH09200860 A JP H09200860A JP 943196 A JP943196 A JP 943196A JP 943196 A JP943196 A JP 943196A JP H09200860 A JPH09200860 A JP H09200860A
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】子機登録が容易で拡張性に富み、登録された子
機のみ宛ての伝言を受付けるなど使い勝手にも優れたコ
−ドレス電話システムを提供する。 【解決手段】親機Aと子機B1〜B4とからなるコード
レス電話システムにおいて、上記親機Aは、上記子機B
1〜B4を識別する識別コードを記憶するRAM37
と、上記子機に挿入可能なメモリカード25を挿入する
メモリカードスロット15と、このメモリカードスロッ
ト15にメモリカード25が挿入されるとこれを検出す
る検出部36と、メモリカード25に記憶される識別コ
ードが上記RAM37に格納されているか否かを判断
し、格納されていなければこのメモリカード25の識別
コードをRAM37に記憶させて子機登録を行なう制御
部31とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親機と複数の子機
とからなるコードレス電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりコ−ドレス電話システムが広く
一般に普及しており、このようなコ−ドレス電話システ
ムでは親機と複数の子機を持つことにより、子機におい
ては夫々親機を経由して任意に欲する通話先と通話する
ことができる。
【0003】この種のコードレス電話システムでは、子
機を追加登録することによりシステムを拡張することが
できるようになっているが、その登録の際には親機、子
機共に複雑な設定操作を行なわなければならないという
不具合があった。
【0004】さらに、上記子機の新規追加登録に際して
は、親機と追加登録する新設の子機とで短縮ダイヤルデ
ータを共通化する必要があり、これに係る設定操作もさ
らに上記複雑な設定操作に拍車をかけるものとなってい
た。
【0005】また、従来のデジタルコードレス電話にお
ける留守録音機能は、親機に備えられたメモリやマイク
ロテープ等の記憶媒体を用いて単純に外線からの伝言等
を録音するためだけのものであり、システム内での伝言
の秘匿性は考慮されておらず、例えば特定の子機宛ての
伝言を録音し、必要時に当該子機へのみ録音した伝言を
転送する、というような機能は有していないため、登録
された子機の使い勝手も悪かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した如く従来のコ
ードレス電話システムでは、子機の追加登録に要する設
定操作が繁雑で、且つ登録を終えた子機に関する使い勝
手も悪いという不具合があった。
【0007】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、子機の登録に要す
る設定操作が容易で拡張性に富み、登録された子機を用
いてその子機のみ宛ての伝言を受付けるなど使い勝手に
も優れたコ−ドレス電話システムを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
親機と子機とからなるコードレス電話システムにおい
て、上記親機は、上記子機を識別する識別コードを記憶
する記憶手段と、上記子機に挿入可能な記憶媒体を挿入
する挿入部とを有し、この挿入部に上記記憶媒体が挿入
されるとこれを検出し、この記憶媒体に記憶される上記
識別コードが上記記憶手段に格納されているか否かを判
断し、格納されていなければこの記憶媒体の識別コード
を上記記憶手段に記憶させて、子機登録を行なうことを
特徴とする。
【0009】このような構成とすることにより、新たに
登録を行なおうとする子機に装着されている記憶媒体を
登録対象の親機の挿入部に挿入するだけで登録を完了す
ることができるため、子機の登録に要する設定操作をき
わめて容易なものとすることができる。
【0010】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記親機に挿入された記憶媒体に記憶
されている上記識別コードが上記記憶手段に格納されて
いた場合、上記記憶媒体と上記記憶手段の相互間でデー
タの転送を行なってデータの共有化を図ることを特徴と
する。
【0011】このような構成とすることにより、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、例えば短縮ダイヤル
等に関するデータの共有化も子機に装着されている記憶
媒体を登録対象の親機の挿入部に挿入するだけで容易に
行なうことができる。
【0012】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記親機は、上記識別コード別にデー
タを保存するメモリを備え、挿入部に挿入された記憶媒
体の識別コードに対応するデータを上記メモリから読出
して上記挿入された記憶媒体に転送することを特徴とす
る。
【0013】このような構成とすることにより、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、子機の識別コード毎
に必要なデータを親機のメモリで記憶し、挿入部に子機
の記憶媒体が挿入された時点でその識別コードに応じて
記憶していたデータを該記憶媒体に転送させるため、転
送されたデータを子機で再生することにより、システム
内でもデータの秘匿性を確保しながら容易にデータの送
受を行なうことができる。
【0014】請求項4記載の発明は、上記請求項3記載
の発明において、上記データはデジタル信号化された音
声データであることを特徴とする。このような構成とす
ることにより、上記請求項3記載の発明の作用に加え
て、特に留守録音機能で録音された伝言メッセージ等の
音声データを対応する子機の記憶媒体に転送するため、
システム内でも伝言の秘匿性を確保しながら容易に留守
録音機能を利用することができる。
【0015】請求項5記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記記憶媒体は電気的に書換え可能な
不揮発性メモリであることを特徴とする。このような構
成とすることにより、上記請求項1記載の発明の作用に
加えて、電源バックアップを行なわなくとも記憶内容が
消去しない不揮発性メモリを記憶媒体として使用するた
め、動作電源として二次電池を使用して消費電力が制限
されると共に、携帯使用されるためにその大きさ、重量
も制限されるコードレス電話システムの子機に特に適
し、記憶内容を読出して再生する際にもテープレコーダ
等のような大きな再生機構を必要としないので、小型軽
量で消費電力も低いものとすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下本発明をコードレス電話シス
テムに適用した場合の第1の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0017】図1はそのシステム構成を示すもので、こ
こでは1台の親機Aと4台の子機B1〜B4とから構成
されるものとする。親機Aは電話回線Lに接続されてお
り、電話回線Lを介しての通話(いわゆる外線通話)の
受信、送信は全て親機Aにより行なわれる。また、子機
B1〜B4は、後述するアンテナ24を介して親機Aの
アンテナ4に無線接続され、無線により親機Aを介して
外線通話が行なわれる。
【0018】親機Aは、ハンドセット11、表示部1
2、ダイヤルキ−部13、アンテナ14、及び後述する
メモリカード25を挿入、装着するためのメモリカード
スロット15を有している。表示部12はダイヤルキ−
部13から入力された電話番号などを表示するものであ
る。
【0019】一方、子機B1〜B4は、送受話部21、
表示部22、ダイヤルキ−部23、アンテナ24、及び
メモリカード25を挿入、装着するためのメモリカード
スロット26を有している。
【0020】表示部22は、ダイヤルキ−部23から入
力された短縮コードやその短縮コードに対応する氏名、
電話番号などを表示するものである。図2は親機Aの回
路構成を示すもので、親機Aは通常の電話機能の他に、
特に記憶している短縮コードデータに従って短縮コード
を指定するだけで対応する電話番号によるダイヤル発信
を行なう短縮ダイヤル機能を有している。
【0021】ここで、表示部12、ダイヤルキ−部13
は制御部31に接続されており、ハンドセット11は通
信網制御部32を介して制御部31に接続されている。
アンテナ14は無線回路33に接続されている。無線回
路33は、ベ−スバンド部34を介して制御部31に接
続されると共に制御部31に直接接続される。
【0022】制御部31は、無線回路33での動作の手
順制御及び無線チャネル制御、表示部12での使用者に
対する発信の際の電話番号等の可視表示制御等を行な
い、また図示しないスピ−カにより使用者に対する着信
の際の着信音等の可聴報知制御を行なう。
【0023】また制御部31は、電話回線Lに対する手
順制御も通信網制御部32を通して行なうようにしてい
る。なお、制御部31は使用者に対する使い易さを向上
するために高速動作、低消費電流、低電圧動作の条件で
優位にあるCPUが用いられる。
【0024】通信網制御部32は上記電話回線Lを接続
するもので、着信検出回路、ダイヤルパルス制御回路、
スピ−チネットワ−ク、DTMF信号発生回路等で構成
され、電話回線Lに対して着信検出、ダイヤル発信、通
信等の制御を行なう。
【0025】上記無線回路33は送信機能と受信機能と
を有し、送信機能は送話信号を周波数変調した後、電力
増幅を行なってアンテナ14から電波として送出し、受
信機能は子機B1〜B4のアンテナ24からの電波をア
ンテナ14で受信し、増幅、周波数変換、及び復調して
受話信号として出力するようにしている。また、無線回
路33では電波を発射する前に、制御チャネルおよび通
話チャネルの空き状態を判定する。
【0026】ベ−スバンド部34は、送受信の際のベ−
スバンド処理を行なうもので、送信用としてコンパンダ
送話回路、プリエンファシス、リミッタ、スプラッタフ
ィルタを有し、受信用として音声・デ−タの復調信号用
フィルタ、ディエンファシス、コンパンダ受話回路等を
有している。
【0027】上記コンパンダは、無線伝送路のS/Nを
改善するために、送信側で音声信号のレベル変動を圧縮
して送信し、受信側でもとのレベル変動となるように伸
張させる回路である。
【0028】上記プリエンファシス、ディエンファシス
は、無線伝送路で発する音声高域の雑音成分を低減する
ために、送信側で音声帯域の高域を強調して送信し、受
信側で元に戻すように周波数特性を変換する回路であ
る。
【0029】送信のリミッタ、スプラッタフィルタは隣
接チャネルに妨害を与えないように設けたもので、周波
数偏移を一定以下に保つために変調信号を制限して高調
波成分を除去するための回路である。
【0030】また上記制御部31には、動作制御プログ
ラムを記憶したROM35、上記メモリカードスロット
15に装着されているメモリカード25、検出部36、
RAM37、及び照合部38が接続される。
【0031】検出部36は、メモリカードスロット15
に対して上記メモリカード25が挿入、装着されている
か否かその状態を検出するもので、その検出信号が上記
制御部31へ送出される。
【0032】RAM37は、図3に示すように子機ID
登録メモリ領域IM、子機テレメモデータメモリ領域I
TM、及びテレメモデータメモリ領域MMからなる。子
機ID登録メモリ領域IMは、子機として登録した子機
B1〜B4のIDコードを格納する領域である。
【0033】子機テレメモデータメモリ領域ITMは、
図4に示すように登録している子機のIDコード毎に短
縮コードと相手先の名称及び電話番号データを1組の短
縮コードデータとしてそれぞれ複数組格納する領域であ
る。
【0034】またテレメモデータメモリ領域MMは、図
5に示すようにこの親機A自身のための短縮コードと相
手先の名称及び電話番号データを1組の短縮コードデー
タとしてそれぞれ複数組格納する領域である。
【0035】上記照合部38は、子機B1〜B4のメモ
リカード25がメモリカードスロット15に挿入、装着
され、IDコードが入力された場合にそのIDコードが
上記RAM37の子機ID登録メモリ領域IMに登録さ
れているか否かを照合するものである。
【0036】また、親機Aは電源回路39を具備してお
り、電源回路39は電源コ−ド40により商用のAC1
00V電源に接続され、電源を供給している。図6は子
機B1〜B4の回路構成を示すブロック図である。
【0037】同図に示す如く、上記送受話部21、表示
部22、ダイヤルキ−部23は制御部41に接続されて
いる。また、上記アンテナ24は無線回路42に接続さ
れている。この無線回路42は、ベ−スバンド部43を
介して制御部41と接続されると共に、制御部41と直
接にも接続されている。
【0038】制御部31は、無線回路42の動作の手順
制御、及び無線チャネル制御を行なうとともに、表示部
22により使用者に対して発信の際の電話番号等の可視
表示制御を行ない、また図示しないスピ−カにより使用
者に対して着信の際の着信音等の可聴報知制御を行な
う。
【0039】無線回路42は、親機Aとの電波の送受信
のための上記アンテナ24を有しており、その働きは上
述した親機Aの無線回路33と同様、送信機能と受信機
能とを有し、送信機能は送話信号を周波数変調した後、
電力増幅を行なってアンテナ24から電波として送出
し、受信機能は親機Aのアンテナ14からの電波をアン
テナ24で受信し、増幅、周波数変換、及び復調して受
話信号として出力する。
【0040】ベ−スバンド部43においても、その働き
は上述した親機Aのベ−スバンド部34と同様、送受信
の際のベ−スバンド処理を行なうもので、送信用として
コンパンダ送話回路、プリエンファシス、リミッタ、ス
プラッタフィルタを有し、受信用として音声・デ−タの
復調信号用フィルタ、ディエンファシス、コンパンダ受
話回路等を有している。
【0041】また、制御部41にはさらに、上記メモリ
カードスロット26に装着されているメモリカード2
5、検出部44、及びRAM45が接続される。検出部
44は、メモリカードスロット26に対して上記メモリ
カード25が挿入、装着されているか否かその状態を検
出するもので、その検出信号が上記制御部41へ送出さ
れる。
【0042】メモリカードスロット26に装着されるメ
モリカード25は、例えばEEPROM等のように電気
的に書換可能な不揮発性のメモリをパッケージに封入し
たもので、図7に示すようにID登録メモリ領域IM、
テレメモデータメモリ領域TM、及び親機テレメモデー
タメモリ領域MMからなる。
【0043】ID登録メモリ領域IMは、当該子機の例
えば数字4桁によるIDコードを格納する領域である。
テレメモデータメモリ領域TMは、図8に示すように
(この図8は子機B1に装着されるメモリカード25の
テレメモデータメモリ領域TMを例示している)短縮コ
ードと相手先の名称及び電話番号データを1組の短縮コ
ードデータとして複数組格納する領域である。
【0044】また親機テレメモデータメモリ領域MM
は、親機Aから転送されてきた短縮コードと相手先の名
称及び電話番号データを複数組格納する領域である。さ
らに子機B1〜B4は、電源回路46を具備しており、
この電源回路46は上記制御部41の制御の下に、図示
しない充電器により充電を行なう二次電池からの電力を
上記各回路へ分配、供給するものである。
【0045】次いで上記第1の実施の形態の動作につい
て説明する。いま、例えば親機Aに対してすでに子機B
2〜B4が登録済みであり、新たに子機B1を子機とし
て登録するものとする。この子機の登録に際しては、登
録対象である子機B1のメモリカードスロット26に装
着されているメモリカード25を抜出して、登録する親
機Aのメモリカードスロット15に挿入、装着するとい
う操作を行なう。このとき、メモリカード25のID登
録メモリ領域IMには子機B1のIDコード「111
1」が、テレメモデータメモリ領域TMには上記図8で
示した短縮コードデータがそれぞれ記憶されているもの
とする。
【0046】図9は親機A側で主として制御部31が行
なう子機の登録に際しての処理手順を示すものであり、
その当初には一定時間待機した上で(ステップS1)、
検出部36からメモリカードスロット15にメモリカー
ド25が装着された際の検出信号が入力されたか否かを
判断する(ステップS2)という動作を繰返し実行して
いる。
【0047】そして、ステップS2で検出信号が入力さ
れたと判断した時点で、次にメモリカードスロット15
に装着されたメモリカード25のID登録メモリ領域I
Mに記憶されているIDコードを読取り、照合部38に
よりRAM37の子機ID登録メモリ領域IMに記憶さ
れているすでに登録済みの子機のIDコードと照合させ
る(ステップS3)。
【0048】ここでRAM37の子機ID登録メモリ領
域IMに記憶されているすでに登録済みの子機のIDコ
ードが子機B2〜B4の各IDコード「2222」「3
333」「4444」であったとする。
【0049】照合部38はこれらのIDコードをメモリ
カード25から読出したIDコードと照合し、一致する
ものがあったか否かにより、このメモリカードスロット
15に装着されているメモリカード25がすでに登録済
みの子機のものであるか否かを判断する(ステップS
4)。
【0050】ここで登録済みではないと判断した場合に
のみ、メモリカード25から読出したIDコードを子機
ID登録メモリ領域IMに登録設定するもので(ステッ
プS5)、この場合にはメモリカード25から読出した
IDコード「1111」がRAM37の子機ID登録メ
モリ領域IMには登録されていないので、このステップ
S5により新たに登録するものとする。
【0051】その後、メモリカード25のテレメモデー
タメモリ領域TMに記憶している短縮コードデータをR
AM37の子機テレメモデータメモリ領域ITMに、ま
たRAM37のテレメモデータメモリ領域MMに記憶し
ている親機Aの短縮コードデータをメモリカード25の
親機テレメモデータメモリ領域MMにそれぞれ相互にデ
ータ転送するか否かを判断する(ステップS6)。
【0052】これは、例えば表示部12に「短縮コード
データの転送を行ないますか?YES→* NO→#
を押してください」のようなメッセージを表示させた上
で、実際にダイヤルキ−部13の「*」キーが操作され
るか、「#」キーが操作されるかによって判断するもの
で、「#」キーが操作され、短縮コードデータの転送を
行なわないと判断した場合には以上でこの一連の処理を
終了する。
【0053】また、「*」キーが操作され、短縮コード
データの転送を行なうと判断した場合には、引き続いて
照合部38によりまずメモリカード25のテレメモデー
タメモリ領域TMに記憶されている短縮コードデータを
1組分読出し、RAM37のテレメモデータメモリ領域
MMに記憶している親機Aの短縮コードデータと照合さ
せて(ステップS7)、短縮コードが一致するデータが
ないことを確認した上で(ステップS8)、RAM37
の子機テレメモデータメモリ領域ITMに対応する子機
のIDコードと共に登録し、短縮コードを設定する(ス
テップS9)。
【0054】この場合、ステップS8で照合部38がメ
モリカード25のテレメモデータメモリ領域TMから読
出した1組分の短縮コードデータ中の短縮コードがRA
M37のテレメモデータメモリ領域MMに記憶している
親機Aの短縮コードデータと一致すると判断した場合に
は、照合部38からの信号に対応して上記ステップS9
での短縮コードデータの登録及び短縮コードの設定処理
は行なわない。
【0055】その後、転送を行なうべき短縮コードデー
タの照合がすべて終了したか否かを照合部38からの信
号により判断し(ステップS10)、終了していないと
判断すると再び上記ステップS7に戻って、メモリカー
ド25のテレメモデータメモリ領域TMに記憶されてい
る次の1組分の短縮コードデータを読出し、同様に短縮
コードが一致していない場合にのみメモリカード25か
ら読出した短縮コードデータをRAM37の子機テレメ
モデータメモリ領域ITMへ転送するといった処理を繰
返し実施する。
【0056】そして、メモリカード25のテレメモデー
タメモリ領域TMに記憶されている短縮コードデータの
読出しを終えると、次いで今度はRAM37のテレメモ
データメモリ領域MMに記憶している親機Aの短縮コー
ドデータを1組分読出し、メモリカード25のテレメモ
データメモリ領域TMに記憶している子機B1の短縮コ
ードデータと照合して(ステップS7)、短縮コードが
一致するデータがないことを確認した上で(ステップS
8)、メモリカード25の親機テレメモデータメモリ領
域MMに登録し、短縮コードを設定する(ステップS
9)。
【0057】この場合も上記ステップS8でRAM37
のテレメモデータメモリ領域MMから読出した1組分の
短縮コードデータ中の短縮コードがメモリカード25の
テレメモデータメモリ領域TMに記憶している子機B1
の短縮コードデータと一致すると判断した場合には、上
記ステップS9での短縮コードデータの登録及び短縮コ
ードの設定処理は行なわない。
【0058】その後、転送を行なうべき短縮コードデー
タの照合がすべて終了したか否か判断し(ステップS1
0)、終了していないと判断すると再び上記ステップS
7に戻って、RAM37のテレメモデータメモリ領域M
Mに記憶されている次の1組分の短縮コードデータを読
出し、同様に短縮コードが一致していない場合にのみR
AM37のテレメモデータメモリ領域MMから読出した
短縮コードデータをメモリカード25の親機テレメモデ
ータメモリ領域MMへ転送するといった処理を繰返し実
施する。
【0059】そして、RAM37の親機テレメモデータ
メモリ領域MMに記憶されている短縮コードデータの読
出しをすべて終えると、以上でメモリカード25とRA
M37間での短縮コードデータの相互転送を終えたこと
となり、この図9の処理を終了する。
【0060】このようにして、登録を行なおうとしてい
る子機B1のメモリカード25を親機Aのメモリカード
スロット15に挿入、装着するだけで子機B1の登録を
終えることができ、また同時に簡単なキー操作による指
示に応じて親機A側のRAM37のテレメモデータメモ
リ領域MMに記憶している短縮コードデータとメモリカ
ード25のテレメモデータメモリ領域TMに記憶してい
る子機B1側の短縮コードデータとで短縮コードが重複
しないものを相互に転送設定させることができる。
【0061】(第2の実施の形態)以下本発明をコード
レス電話システムに適用した場合の第2の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0062】なお、システム全体の構成は上記図1と同
様であるので、同一部分には同一符号を用いてその図示
及び説明は省略する。しかして、図10は親機Aの回路
構成を示すもので、親機Aは通常の電話機能の他に、特
に子機B1〜B4別に録音した音声データによる伝言メ
ッセージを上記メモリカード25を介して当該子機に転
送する留守録音機能を有している。
【0063】この図10においても、その基本的な構成
は上記図2に示したものとほぼ同様であるので、同一部
分には同一符号を付してその説明は省略する。そして、
制御部31に対して上記RAM37とは別に、留守録音
による伝言メッセージの音声データを記憶するボイスメ
モリ51を接続している。
【0064】このボイスメモリ51は、図11に示すよ
うに親機自身を含む子機のIDコードと対応させてデジ
タル化された伝言メッセージの音声データを順次一定
数、例えば30件分まで記憶するものである。
【0065】図中のIDコード「0000」は親機A、
同「1111」「2222」は子機B1,B2を示すも
ので、これらIDコードは、留守録音の応答メッセージ
中で伝言メッセージ入力の始めに各子機宛てのIDコー
ドのキー操作を発呼者に促し、発呼者が対応するダイヤ
ルキーを操作することで得られ、またダイヤルキーが操
作されなかった場合は自動的に親機AのIDコード「0
000」を代わって入力設定することで得られるもので
ある。
【0066】しかしてこの親機Aの通信網制御部32に
は、上記図2で説明した回路構成ものに加えて、音声デ
ータをデジタル化するA/D変換器を含むデジタル化回
路、DTMF信号検出回路等が含まれることとなる。
【0067】また、子機B1〜B4の回路構成に関して
も、上記図6に示したものとほぼ同様であるので、同一
部分には同一符号を用いてその図示及び説明は省略する
ものとする。
【0068】しかるに、各子機B1〜B4のメモリカー
ドスロット26に装着されるメモリカード25′は、図
7に示すようにID登録メモリ領域IMと、伝言メッセ
ージの音声データを記憶するボイスデータメモリ領域V
Dとからなる。
【0069】また各子機B1〜B4の制御部31は、メ
モリカード25′から読出したデジタル値の音声データ
をアナログ化し、送受話部21より出力させる音声合成
回路を有するものとする。
【0070】次いで上記第2の実施の形態の動作につい
て説明する。いま、親機Aのボイスメモリ51にはすで
に上記図11に示した如く留守録音機能による多数の伝
言メッセージの音声データが記憶されており、記憶した
音声データを取出すべく子機B1のメモリカードスロッ
ト26に装着されているメモリカード25′を抜出し
て、親機Aのメモリカードスロット15に挿入、装着す
るものとする。
【0071】図13は親機A側で主として制御部31が
行なう子機の登録と音声データ転送に際しての処理手順
を示すものであり、その当初のステップS1からステッ
プS5に至る子機登録に関する処理内容自体は上記図9
と同様であるので、その説明は省略する。
【0072】そして、子機登録の実行の有無に係わら
ず、その処理を終えた後、ボイスメモリ51に記憶して
いる伝言メッセージの音声データをメモリカードスロッ
ト15に装着されているメモリカード25′に転送する
か否かを判断する(ステップS11)。
【0073】これは、例えば表示部12に「子機○○○
○のメモリカードへの伝言メッセージの転送を行ないま
すか?YES→* NO→#を押してください」のよ
うなメッセージを表示させた上で、実際にダイヤルキ−
部13の「*」キーが操作されるか、「#」キーが操作
されるかによって判断するものである。上記メッセージ
中の「○○○○」部分には、ステップS3でメモリカー
ド25′から読取った子機のIDコード、例えば「11
11」が入る。
【0074】ここで「#」キーが操作され、音声データ
の転送を行なわないと判断した場合には以上でこの一連
の処理を終了する。また、「*」キーが操作され、音声
データの転送を行なうと判断した場合には、引き続いて
ボイスメモリ51に記憶されている音声データで該当す
るIDコードが付されているものを検索する(ステップ
S12)。
【0075】この検索の結果、ボイスメモリ51に対応
する音声データがあったか否か判断し(ステップS1
3)、なかった場合には転送を行なうことができないの
で、以上でこの一連の処理を終了するが、あった場合に
はさらに該当するIDコードが付されている伝言メッセ
ージの音声データを随時すべて読出し、メモリカード2
5′のボイスデータメモリ領域VDに転送して(ステッ
プS14)、以上でこの図9の処理を終了する。
【0076】このようにして、子機B1のメモリカード
25′を親機Aのメモリカードスロット15に挿入、装
着するだけで子機B1の登録を行なうと共に、簡単なキ
ー操作による指示に応じて親機A側のボイスメモリ51
に記憶していた伝言メッセージの音声データを該メモリ
カード25′に転送させることができる。
【0077】したがって、例えば親機Aではボイスメモ
リ51中の親機Aに対応したIDコード「0000」が
付されている音声データのみが再生できるものとしてお
けば、子機B1宛ての音声データが親機Aで再生される
ことはないので、各子機B1〜B4宛ての伝言メッセー
ジの音声データに関する秘匿性を確保することができ
る。
【0078】なお、上記第1及び第2の実施の形態では
単にコードレス電話システムに適用したものとして説明
したが、本発明は電話回線Lで伝送される音声データの
信号形式のアナログ/デジタル等に関係なく、例えばP
HS(パーソナル・ハンディホン・システム)等で一般
家庭用基地局としての親機と複数の子機とで構成される
ものについて適用可能であることは勿論である。その
他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲内で種々変形し
て実施可能であるものとする。
【0079】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、子機
の登録に要する設定操作が容易で拡張性に富み、登録さ
れた子機を用いてその子機のみ宛ての伝号を受付けるな
ど使い勝手にも優れたコ−ドレス電話システムを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシステム全体
の構成を示す図。
【図2】同実施の形態に係る親機Aの回路構成を示すブ
ロック図。
【図3】図2のRAM37内のメモリ領域区分を示す
図。
【図4】図3の子機テレメモデータメモリ領域ITMの
記憶状態を例示する図。
【図5】図3のテレメモデータメモリ領域MM(A)の
記憶状態を例示する図。
【図6】同実施の形態に係る子機B1〜B4の回路構成
を示すブロック図。
【図7】図6のメモリカード25内のメモリ領域区分を
示す図。
【図8】図7のテレメモデータメモリ領域TM(B1)
の記憶状態を例示する図。
【図9】同実施の形態に係る処理内容を示すフローチャ
ート。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る親機の回路
構成を示すブロック図。
【図11】図10のボイスメモリ51の記憶状態を例示
する図。
【図12】同実施の形態に係るメモリカード25′内の
メモリ領域区分を示す図。
【図13】同実施の形態に係る処理内容を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
11…ハンドセット 12…表示部 13,23…ダイヤルキ−部 14,24…アンテナ 15,26…メモリカードスロット 21…送受話部 22…表示部 25,25′…メモリカード 31,41…制御部 32…通信網制御部 33,42…無線回路 34,43…ベ−スバンド部 35…ROM 36,44…検出部 37,45…RAM 38…照合部 39,46…電源回路 40…電源コ−ド 51…ボイスメモリ A…親機 B1〜B4…子機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機と子機とからなるコードレス電話シ
    ステムにおいて、 上記親機は、上記子機を識別する識別コードを記憶する
    記憶手段と、 上記子機に挿入可能な記憶媒体を挿入する挿入部とを有
    し、 この挿入部に上記記憶媒体が挿入されるとこれを検出
    し、この記憶媒体に記憶される上記識別コードが上記記
    憶手段に格納されているか否かを判断し、格納されてい
    なければこの記憶媒体の識別コードを上記記憶手段に記
    憶させて、子機登録を行なうことを特徴とするコードレ
    ス電話システム。
  2. 【請求項2】 上記親機に挿入された記憶媒体に記憶さ
    れている上記識別コードが上記記憶手段に格納されてい
    た場合、上記記憶媒体と上記記憶手段の相互間でデータ
    の転送を行なってデータの共有化を図ることを特徴とす
    る請求項1記載のコードレス電話システム。
  3. 【請求項3】 上記親機は、上記識別コード別にデータ
    を保存するメモリを備え、挿入部に挿入された記憶媒体
    の識別コードに対応するデータを上記メモリから読出し
    て上記挿入された記憶媒体に転送することを特徴とする
    請求項1記載のコードレス電話システム。
  4. 【請求項4】 上記データはデジタル信号化された音声
    データであることを特徴とする請求項3記載のコードレ
    ス電話システム。
  5. 【請求項5】 上記記憶媒体は電気的に書換え可能な不
    揮発性メモリであることを特徴とする請求項1記載のコ
    ードレス電話システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6807226B1 (en) 1999-07-15 2004-10-19 Sharp Kabushiki Kaisha Apparatus having communication function, method for grouping such apparatuses, and recording medium for use with such method

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