JPH09200292A - データ伝送方法及びその装置 - Google Patents
データ伝送方法及びその装置Info
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- JPH09200292A JPH09200292A JP8005468A JP546896A JPH09200292A JP H09200292 A JPH09200292 A JP H09200292A JP 8005468 A JP8005468 A JP 8005468A JP 546896 A JP546896 A JP 546896A JP H09200292 A JPH09200292 A JP H09200292A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】標準インタフェースでのデータ伝送時、データ
要求数が多いときも、ヘッダデータの占有率や、要求元
の受信処理の負荷を増大させないでデータ返信を効率良
く行う。 【解決手段】データ要求元101からデータ返信元11
1へ、要求ID1と要求ID2のデータ要求が伝送され
たとき、返信データを、ヘッダ107、総要求ID数1
08、要求ID1返信データ109、および要求ID2
返信データ110の順に、所定のタイミングで結合して
返信する。これにより、ヘッダが1つで済むため、イン
タフェース上の伝送効率が向上する。また、データ要求
元は、複数の要求データについて1回の受信通知イベン
トの処理だけで済むので、割り込み処理などの受信処理
のオーバヘッドが軽減できる。
要求数が多いときも、ヘッダデータの占有率や、要求元
の受信処理の負荷を増大させないでデータ返信を効率良
く行う。 【解決手段】データ要求元101からデータ返信元11
1へ、要求ID1と要求ID2のデータ要求が伝送され
たとき、返信データを、ヘッダ107、総要求ID数1
08、要求ID1返信データ109、および要求ID2
返信データ110の順に、所定のタイミングで結合して
返信する。これにより、ヘッダが1つで済むため、イン
タフェース上の伝送効率が向上する。また、データ要求
元は、複数の要求データについて1回の受信通知イベン
トの処理だけで済むので、割り込み処理などの受信処理
のオーバヘッドが軽減できる。
Description
【発明の属する技術分野】この発明は、データを保持し
ている制御機器やコンピュータに対しデータ読み出しな
どの要求をかけたときの返信データのデータ伝送方法及
びその装置に関する。
ている制御機器やコンピュータに対しデータ読み出しな
どの要求をかけたときの返信データのデータ伝送方法及
びその装置に関する。
【従来の技術】データを管理するコンピュータや制御機
器に対して、別のコンピュータや制御機器などから例え
ばデータ読み出し要求をかける場合、従来は、次のよう
にデータを管理していた。データ要求元はデータに識別
IDコード(要求ID)を付け、返信元は返信データに
この要求IDを付けて返信することによって、要求元・
返信元それぞれが返信データの管理ができるようにして
いた。また、返信データは、通信ネットワークやSCS
Iバスなどの標準ハードウェアインタフェース、あるい
はオペレーティングシステムのシステムコールなどの標
準ソフトウェアインタフェースを介してやりとりされ
る。このため、返信データには、標準インタフェースで
規定されたコマンドヘッダが返信データごとに毎回必ず
付けられて伝送されていた。図7は上記のような従来の
データ要求・返信の状況を示す概念図である。例えば、
データ要求元701からデータ返信元711へデータを
要求する場合、識別コードID1の要求データ704に
標準インタフェースによるヘッダ703が付けられて、
データ返信元711へ送られる。この要求に対して、デ
ータ返信元711からは、要求ID1に対する返信デー
タ708にヘッダ707が付けられて、データ要求元7
01のデータ受信処理部702へ、割り込み処理などに
より通知される。
器に対して、別のコンピュータや制御機器などから例え
ばデータ読み出し要求をかける場合、従来は、次のよう
にデータを管理していた。データ要求元はデータに識別
IDコード(要求ID)を付け、返信元は返信データに
この要求IDを付けて返信することによって、要求元・
返信元それぞれが返信データの管理ができるようにして
いた。また、返信データは、通信ネットワークやSCS
Iバスなどの標準ハードウェアインタフェース、あるい
はオペレーティングシステムのシステムコールなどの標
準ソフトウェアインタフェースを介してやりとりされ
る。このため、返信データには、標準インタフェースで
規定されたコマンドヘッダが返信データごとに毎回必ず
付けられて伝送されていた。図7は上記のような従来の
データ要求・返信の状況を示す概念図である。例えば、
データ要求元701からデータ返信元711へデータを
要求する場合、識別コードID1の要求データ704に
標準インタフェースによるヘッダ703が付けられて、
データ返信元711へ送られる。この要求に対して、デ
ータ返信元711からは、要求ID1に対する返信デー
タ708にヘッダ707が付けられて、データ要求元7
01のデータ受信処理部702へ、割り込み処理などに
より通知される。
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ伝送方法
には次の問題がある。まず、標準インタフェースを利用
する場合、1返信ごとに必ず1ヘッダが付く。このた
め、データ要求数が複数の場合、例えば返信データが1
バイトしかないときでも、各返信データには1ヘッダが
付くので、標準インタフェース上のデータはほとんどヘ
ッダで占められてしまい、本来返信したいデータの占有
率が下がり伝送効率が低下する。次に、データ要求元は
割り込み処理などによって返信データを受信処理するの
で、データ要求数が多くなるとデータごとの受信通知イ
ベント処理も増え、受信処理時のオーバーヘッドが多く
なり、要求元の負荷が増大し処理速度も落ちる。図8は
上述した従来のデータ伝送方法によるデータ受信処理の
概念図である。標準インタフェース受信処理部803
は、それぞれにヘッダが付いた要求ID返信データ80
1,802に対応した、受信通知イベント804,80
5を受信して、それぞれに対応処理をしなければならな
い。この発明の課題は、データ要求数が多いときにも、
インタフェース上のヘッダデータの占有率を上げない
で、また要求元の受信処理の負荷を増大させないで、効
率良くデータを返信できるようにすることである。
には次の問題がある。まず、標準インタフェースを利用
する場合、1返信ごとに必ず1ヘッダが付く。このた
め、データ要求数が複数の場合、例えば返信データが1
バイトしかないときでも、各返信データには1ヘッダが
付くので、標準インタフェース上のデータはほとんどヘ
ッダで占められてしまい、本来返信したいデータの占有
率が下がり伝送効率が低下する。次に、データ要求元は
割り込み処理などによって返信データを受信処理するの
で、データ要求数が多くなるとデータごとの受信通知イ
ベント処理も増え、受信処理時のオーバーヘッドが多く
なり、要求元の負荷が増大し処理速度も落ちる。図8は
上述した従来のデータ伝送方法によるデータ受信処理の
概念図である。標準インタフェース受信処理部803
は、それぞれにヘッダが付いた要求ID返信データ80
1,802に対応した、受信通知イベント804,80
5を受信して、それぞれに対応処理をしなければならな
い。この発明の課題は、データ要求数が多いときにも、
インタフェース上のヘッダデータの占有率を上げない
で、また要求元の受信処理の負荷を増大させないで、効
率良くデータを返信できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】発明1によるデータ伝送
方法は、それぞれにヘッダが付けられてデータ要求元か
ら送信される複数個のデータ要求に対し、返信データを
返すデータ伝送方法において、データ返信元は、返信可
能となったデータをデータ要求の受付順にバッファに保
存し、バッファに保存された複数のデータを所定のタイ
ミングで結合して、1個のヘッダを付けてデータ要求元
へ返信する。発明2によるデータ伝送装置は、それぞれ
にヘッダが付けられてデータ要求元から送信される複数
個のデータ要求に対し、返信データを返すデータ伝送装
置において、データ返信元は、返信可能となったデータ
をデータ要求の受付順に保存するバッファと、バッファ
に保存された複数のデータを所定のタイミングで結合し
て、1個のヘッダを付けてデータ要求元へ返信するデー
タ返信手段とを備える。以上の手段により、複数のデー
タ要求に対してそれぞれにヘッダを付けて個別に返信す
るのではなく、所定のタイミングで返信データを結合し
て1個のヘッダを付けて返信するので、データ要求数が
多いときにも、インタフェース上でヘッダデータの占有
率が上がらないし、また要求元の受信処理の負荷も増大
しない。発明3によるデータ伝送方法は、それぞれにヘ
ッダが付けられてデータ要求元から送信される複数個の
データ要求に対し、返信データを返すデータ伝送方法に
おいて、データ返信元は、データを返信可能となった順
にバッファに保存し、バッファに保存された複数のデー
タを所定のタイミングで結合して、1個のヘッダを付け
てデータ要求元へ返信する。発明4によるデータ伝送装
置は、それぞれにヘッダが付けられてデータ要求元から
送信される複数個のデータ要求に対し、返信データを返
すデータ伝送装置において、データ返信元は、データを
返信可能となった順に保存するバッファと、バッファに
保存された複数のデータを所定のタイミングで結合し
て、1個のヘッダを付けてデータ要求元へ返信するデー
タ返信手段とを備える。以上の手段により、データ要求
の受付順ではなく、返信可能となったデータから先に送
信するので、返信元で処理時間の長い要求データがあっ
ても、処理待ちが少なくなり、データ返信の効率が向上
する。
方法は、それぞれにヘッダが付けられてデータ要求元か
ら送信される複数個のデータ要求に対し、返信データを
返すデータ伝送方法において、データ返信元は、返信可
能となったデータをデータ要求の受付順にバッファに保
存し、バッファに保存された複数のデータを所定のタイ
ミングで結合して、1個のヘッダを付けてデータ要求元
へ返信する。発明2によるデータ伝送装置は、それぞれ
にヘッダが付けられてデータ要求元から送信される複数
個のデータ要求に対し、返信データを返すデータ伝送装
置において、データ返信元は、返信可能となったデータ
をデータ要求の受付順に保存するバッファと、バッファ
に保存された複数のデータを所定のタイミングで結合し
て、1個のヘッダを付けてデータ要求元へ返信するデー
タ返信手段とを備える。以上の手段により、複数のデー
タ要求に対してそれぞれにヘッダを付けて個別に返信す
るのではなく、所定のタイミングで返信データを結合し
て1個のヘッダを付けて返信するので、データ要求数が
多いときにも、インタフェース上でヘッダデータの占有
率が上がらないし、また要求元の受信処理の負荷も増大
しない。発明3によるデータ伝送方法は、それぞれにヘ
ッダが付けられてデータ要求元から送信される複数個の
データ要求に対し、返信データを返すデータ伝送方法に
おいて、データ返信元は、データを返信可能となった順
にバッファに保存し、バッファに保存された複数のデー
タを所定のタイミングで結合して、1個のヘッダを付け
てデータ要求元へ返信する。発明4によるデータ伝送装
置は、それぞれにヘッダが付けられてデータ要求元から
送信される複数個のデータ要求に対し、返信データを返
すデータ伝送装置において、データ返信元は、データを
返信可能となった順に保存するバッファと、バッファに
保存された複数のデータを所定のタイミングで結合し
て、1個のヘッダを付けてデータ要求元へ返信するデー
タ返信手段とを備える。以上の手段により、データ要求
の受付順ではなく、返信可能となったデータから先に送
信するので、返信元で処理時間の長い要求データがあっ
ても、処理待ちが少なくなり、データ返信の効率が向上
する。
(1)発明1,2について 図1は発明1,2の一実施の形態を示す機能構成図であ
る。データ要求元101からデータ返信元111へ、要
求ID1と要求ID2のデータ要求が伝送されてきた場
合、返信データを、ヘッダ107、総要求ID数10
8、要求ID1返信データ109、および要求ID2返
信データ110の順に結合して構成する。すなわち、従
来のデータ伝送方法(図7)では、各データ要求に対す
る返信データのそれぞれにヘッダを付けて個別に送信し
ていたが、この発明では、返信データを結合してまと
め、ヘッダは1つだけ付けて返信するようにしている。
図2は同様に、データ返信元が複数の要求データに対す
る返信データを結合した返信データのフォーマットの例
である。データ返信元111(図1)は、複数の返信デ
ータをこのフォーマットに基づいて任意のタイミングで
1つのデータにまとめる。すなわち、要求ID1(20
3)、データサイズ(204)、および要求ID1のデ
ータ(205)からなる要求ID1の返信データ(20
9)、ならびに、要求ID2(206)、データサイズ
(207)、および要求ID2のデータ(208)から
なる要求ID2の返信データ(210)などの各IDに
対する返信データをデータ要求順に結合し、全体に、標
準インタフェース用ヘッダ(201)と総要求ID数
(202)とを付けて返信データを構成する。つまり、
従来は各IDごとに付けていたヘッダをなくし、1つの
標準インタフェース用ヘッダだけを付けて、まとめて返
信する。また、図3は返信データが5つの場合の例であ
る。従来は、要求ID1〜ID5に対する各返信データ
は、個別にヘッダが付けられて標準インタフェース上に
出力された。しかし、この発明では、データを結合する
ことによりヘッダは、ヘッダ303の1つだけになり、
返信データのサイズが、従来の伝送方法に比べ削減デー
タサイズ306に示すように削減される。さらにこの場
合、要求元としても従来のデータ伝送方法では5つのデ
ータを個別に受信処理しなければならなかったが、この
発明によるデータ伝送方法では1回の受信処理で済む。
図4はこの状況を示している。すなわち、要求ID1〜
ID5返信データを結合して1つのヘッダを付けて返信
データ(401)とすることにより、受信通知イベント
(403)は1回となり、受信処理部402の受信処理
も1回で済んでいる。なお、上記のようにして1つの返
信データにまとめて返信するデータ要求数については、
データ返信元で要求データを処理しバッファなどに蓄積
しておき、任意のタイミングでまとめるようにしてもい
い。以上のデータ伝送方法によれば、データ要求数が増
えても標準インタフェース上のヘッダデータの占有率が
上がらないし、また要求元の受信処理の負荷も増大しな
い。 (2)発明3,4について 図5は発明3,4の一実施の形態を示す機能構成図であ
る。この発明は、発明1,2において、返信データの順
番をデータ要求順ではなく、データ返信元のデータ処理
順に結合したものである。すなわち、発明1,2では、
データ返信元は要求された順番に処理を実行するため、
結合される返信データも要求された順番になる。しかし
このような処理方法では、途中に処理時間の長い要求I
Dがあった場合、返信元の機器が複数の要求に対し並列
処理ができないときは、その処理時間の長い要求IDに
対する処理が終わるまで次のデータを返信できない。図
6はこの状況を示した例である。すなわち、データ要求
元から、要求ID1,ID2,ID3の順番でデータ要
求があった場合、まず要求ID1の要求が処理されデー
タ返信元の返信バッファに保存され、所定のタイミング
で返信される。次に、例えばID2の処理時間が長い
と、ID1の要求の返信データを送信後、ID2の処理
が終了して返信用バッファに保存されてからでないと、
次に続くID3の要求の返信ができないので、処理待ち
が発生してしまう。そこで、この発明では、データ返信
元が複数要求を並列処理できる場合には、要求順にバッ
ファを作成するのではなく、処理終了順にバッファを作
成する機構(図5の501)を設ける。これにより、上
記のような処理待ちがなくなり、データ返信効率が向上
する。
る。データ要求元101からデータ返信元111へ、要
求ID1と要求ID2のデータ要求が伝送されてきた場
合、返信データを、ヘッダ107、総要求ID数10
8、要求ID1返信データ109、および要求ID2返
信データ110の順に結合して構成する。すなわち、従
来のデータ伝送方法(図7)では、各データ要求に対す
る返信データのそれぞれにヘッダを付けて個別に送信し
ていたが、この発明では、返信データを結合してまと
め、ヘッダは1つだけ付けて返信するようにしている。
図2は同様に、データ返信元が複数の要求データに対す
る返信データを結合した返信データのフォーマットの例
である。データ返信元111(図1)は、複数の返信デ
ータをこのフォーマットに基づいて任意のタイミングで
1つのデータにまとめる。すなわち、要求ID1(20
3)、データサイズ(204)、および要求ID1のデ
ータ(205)からなる要求ID1の返信データ(20
9)、ならびに、要求ID2(206)、データサイズ
(207)、および要求ID2のデータ(208)から
なる要求ID2の返信データ(210)などの各IDに
対する返信データをデータ要求順に結合し、全体に、標
準インタフェース用ヘッダ(201)と総要求ID数
(202)とを付けて返信データを構成する。つまり、
従来は各IDごとに付けていたヘッダをなくし、1つの
標準インタフェース用ヘッダだけを付けて、まとめて返
信する。また、図3は返信データが5つの場合の例であ
る。従来は、要求ID1〜ID5に対する各返信データ
は、個別にヘッダが付けられて標準インタフェース上に
出力された。しかし、この発明では、データを結合する
ことによりヘッダは、ヘッダ303の1つだけになり、
返信データのサイズが、従来の伝送方法に比べ削減デー
タサイズ306に示すように削減される。さらにこの場
合、要求元としても従来のデータ伝送方法では5つのデ
ータを個別に受信処理しなければならなかったが、この
発明によるデータ伝送方法では1回の受信処理で済む。
図4はこの状況を示している。すなわち、要求ID1〜
ID5返信データを結合して1つのヘッダを付けて返信
データ(401)とすることにより、受信通知イベント
(403)は1回となり、受信処理部402の受信処理
も1回で済んでいる。なお、上記のようにして1つの返
信データにまとめて返信するデータ要求数については、
データ返信元で要求データを処理しバッファなどに蓄積
しておき、任意のタイミングでまとめるようにしてもい
い。以上のデータ伝送方法によれば、データ要求数が増
えても標準インタフェース上のヘッダデータの占有率が
上がらないし、また要求元の受信処理の負荷も増大しな
い。 (2)発明3,4について 図5は発明3,4の一実施の形態を示す機能構成図であ
る。この発明は、発明1,2において、返信データの順
番をデータ要求順ではなく、データ返信元のデータ処理
順に結合したものである。すなわち、発明1,2では、
データ返信元は要求された順番に処理を実行するため、
結合される返信データも要求された順番になる。しかし
このような処理方法では、途中に処理時間の長い要求I
Dがあった場合、返信元の機器が複数の要求に対し並列
処理ができないときは、その処理時間の長い要求IDに
対する処理が終わるまで次のデータを返信できない。図
6はこの状況を示した例である。すなわち、データ要求
元から、要求ID1,ID2,ID3の順番でデータ要
求があった場合、まず要求ID1の要求が処理されデー
タ返信元の返信バッファに保存され、所定のタイミング
で返信される。次に、例えばID2の処理時間が長い
と、ID1の要求の返信データを送信後、ID2の処理
が終了して返信用バッファに保存されてからでないと、
次に続くID3の要求の返信ができないので、処理待ち
が発生してしまう。そこで、この発明では、データ返信
元が複数要求を並列処理できる場合には、要求順にバッ
ファを作成するのではなく、処理終了順にバッファを作
成する機構(図5の501)を設ける。これにより、上
記のような処理待ちがなくなり、データ返信効率が向上
する。
【発明の効果】この発明によれば、複数の要求に対して
要求データをまとめて1つのヘッダを付けて返信するの
で、従来はデータ要求数だけ必要であった標準インタフ
ェースのヘッダが1つでよくなるため、インタフェース
上の伝送効率が向上する。また、データ要求元は、複数
の要求データについて1回のじゅしんん通知イベントの
処理だけ行えばいいので、割り込み処理などの受信処理
のオーバーヘッドが軽減できる。さらに、データ送信元
で、データ要求の順ではなく処理順にバッファを作成し
てデータ要求に対し返信すれば、処理待ちによる返信の
遅れが防止でき、データ伝送効率が向上する。
要求データをまとめて1つのヘッダを付けて返信するの
で、従来はデータ要求数だけ必要であった標準インタフ
ェースのヘッダが1つでよくなるため、インタフェース
上の伝送効率が向上する。また、データ要求元は、複数
の要求データについて1回のじゅしんん通知イベントの
処理だけ行えばいいので、割り込み処理などの受信処理
のオーバーヘッドが軽減できる。さらに、データ送信元
で、データ要求の順ではなく処理順にバッファを作成し
てデータ要求に対し返信すれば、処理待ちによる返信の
遅れが防止でき、データ伝送効率が向上する。
【図1】発明1,2によるデータ伝送方法及び装置の一
実施の形態を示す機能構成図
実施の形態を示す機能構成図
【図2】返信データのフォーマット例を示す図
【図3】発明1,2による返信データの例を示す図
【図4】発明1,2によるデータ受信処理の概念図
【図5】発明3,4によるデータ伝送方法及び装置の一
実施の形態を示す機能構成図
実施の形態を示す機能構成図
【図6】従来のデータ伝送方法を示す図
【図7】従来のデータ伝送方法を示す概念図
【図8】従来のデータ伝送方法によるデータ受信処理の
概念図
概念図
101,701…データ要求元、102,702…デー
タ受信処理部、103,105,107,703,70
5,707,709…ヘッダ、104,106,70
4,706…要求データ、109,110…返信デー
タ、111,711…データ返信元、201…標準イン
タフェース用ヘッダ、202…装置要求ID数、20
9,210…返信データ、301,303…ヘッダ、3
06…削減データサイズ、401…要求ID1〜ID5
の返信データ、402,803…標準インタフェース受
信処理部、403,804,805…受信通知イベン
ト、801,802…返信データ。
タ受信処理部、103,105,107,703,70
5,707,709…ヘッダ、104,106,70
4,706…要求データ、109,110…返信デー
タ、111,711…データ返信元、201…標準イン
タフェース用ヘッダ、202…装置要求ID数、20
9,210…返信データ、301,303…ヘッダ、3
06…削減データサイズ、401…要求ID1〜ID5
の返信データ、402,803…標準インタフェース受
信処理部、403,804,805…受信通知イベン
ト、801,802…返信データ。
Claims (4)
- 【請求項1】それぞれにヘッダが付けられてデータ要求
元から送信される複数個のデータ要求に対し、返信デー
タを返すデータ伝送方法において、 データ返信元は、返信可能となったデータをデータ要求
の受付順にバッファに保存し、バッファに保存された複
数のデータを所定のタイミングで結合して、1個のヘッ
ダを付けてデータ要求元へ返信することを特徴とするデ
ータ伝送方法。 - 【請求項2】それぞれにヘッダが付けられてデータ要求
元から送信される複数個のデータ要求に対し、返信デー
タを返すデータ伝送装置において、 データ返信元は、返信可能となったデータをデータ要求
の受付順に保存するバッファと、バッファに保存された
複数のデータを所定のタイミングで結合して、1個のヘ
ッダを付けてデータ要求元へ返信するデータ返信手段と
を備えたことを特徴とするデータ伝送装置。 - 【請求項3】それぞれにヘッダが付けられてデータ要求
元から送信される複数個のデータ要求に対し、返信デー
タを返すデータ伝送方法において、 データ返信元は、データを返信可能となった順にバッフ
ァに保存し、バッファに保存された複数のデータを所定
のタイミングで結合して、1個のヘッダを付けてデータ
要求元へ返信することを特徴とするデータ伝送方法。 - 【請求項4】それぞれにヘッダが付けられてデータ要求
元から送信される複数個のデータ要求に対し、返信デー
タを返すデータ伝送装置において、 データ返信元は、データを返信可能となった順に保存す
るバッファと、バッファに保存された複数のデータを所
定のタイミングで結合して、1個のヘッダを付けてデー
タ要求元へ返信するデータ返信手段とを備えたことを特
徴とするデータ伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8005468A JPH09200292A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | データ伝送方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8005468A JPH09200292A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | データ伝送方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09200292A true JPH09200292A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11612081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8005468A Pending JPH09200292A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | データ伝送方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09200292A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011076626A (ja) * | 2002-09-24 | 2011-04-14 | Ricoh Co Ltd | 管理仲介装置、画像形成装置、管理仲介プログラム及び管理仲介プログラムを記録した記録媒体 |
-
1996
- 1996-01-17 JP JP8005468A patent/JPH09200292A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011076626A (ja) * | 2002-09-24 | 2011-04-14 | Ricoh Co Ltd | 管理仲介装置、画像形成装置、管理仲介プログラム及び管理仲介プログラムを記録した記録媒体 |
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