JPH0736799A - プログラムサーバ装置 - Google Patents
プログラムサーバ装置Info
- Publication number
- JPH0736799A JPH0736799A JP5156478A JP15647893A JPH0736799A JP H0736799 A JPH0736799 A JP H0736799A JP 5156478 A JP5156478 A JP 5156478A JP 15647893 A JP15647893 A JP 15647893A JP H0736799 A JPH0736799 A JP H0736799A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- program
- dll
- transmission
- storage means
- sequence number
- Prior art date
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- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】LAN回線上のプログラムサーバ装置におい
て、複数クライアントから同じプログラムのDLL要求
をほぼ同時に受けた場合のDLL時間を短縮する。 【構成】送信データを編集しLAN回線に送信するデー
タ送信手段4と、クライアントからのDLL要求を受信
するデータ受信手段5と、DLL処理中のプログラムの
状態を記憶するDLL状態記憶手段1と、磁気ディスク
装置から読み込んだDLL対象のプログラムを分割し、
分割単位ごとに順序番号を付け処理完了まで記憶するプ
ログラム記憶手段3と、DLL状態記憶手段1を参照し
プログラムの送信管理を行う送信管理手段2から成る。
プログラム記憶手段3から該当プログラムを分割単位ご
とに読み出して送信しDLL状態記憶手段1を更新す
る。処理中のプログラムのDLL要求を受けると、次の
分割単位から並列に送信を開始して循環的に送信し、各
要求元に全分割単位を送信し終えると処理完了となる。
て、複数クライアントから同じプログラムのDLL要求
をほぼ同時に受けた場合のDLL時間を短縮する。 【構成】送信データを編集しLAN回線に送信するデー
タ送信手段4と、クライアントからのDLL要求を受信
するデータ受信手段5と、DLL処理中のプログラムの
状態を記憶するDLL状態記憶手段1と、磁気ディスク
装置から読み込んだDLL対象のプログラムを分割し、
分割単位ごとに順序番号を付け処理完了まで記憶するプ
ログラム記憶手段3と、DLL状態記憶手段1を参照し
プログラムの送信管理を行う送信管理手段2から成る。
プログラム記憶手段3から該当プログラムを分割単位ご
とに読み出して送信しDLL状態記憶手段1を更新す
る。処理中のプログラムのDLL要求を受けると、次の
分割単位から並列に送信を開始して循環的に送信し、各
要求元に全分割単位を送信し終えると処理完了となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプログラムサーバ装置に
関し、特にローカルエリアネットワーク回線を使用し、
クライアントからのダウンラインロード要求に従ってプ
ログラムを送信するプログラムサーバ装置に関する。
関し、特にローカルエリアネットワーク回線を使用し、
クライアントからのダウンラインロード要求に従ってプ
ログラムを送信するプログラムサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ローカルエリアネットワーク(LAN)
回線上の従来のプログラムサーバ装置は、クライアント
1台1台からのプログラムのダウンラインロード(DL
L)要求に対して、それぞれ独立に対応していた。すな
わち、同じプログラムのDLL要求をたとえ同時に受信
しても、同じプログラムをそれぞれプログラム記憶装置
から読み取って送信しており、DLL要求の回数分の読
み取りと送信とを行っていた。
回線上の従来のプログラムサーバ装置は、クライアント
1台1台からのプログラムのダウンラインロード(DL
L)要求に対して、それぞれ独立に対応していた。すな
わち、同じプログラムのDLL要求をたとえ同時に受信
しても、同じプログラムをそれぞれプログラム記憶装置
から読み取って送信しており、DLL要求の回数分の読
み取りと送信とを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプログ
ラムサーバ装置は、既にDLL要求を受けて送信中のプ
ログラムに対して、他のクライアントからDLL要求を
受け付けた場合でも、再度プログラム記憶装置からプロ
グラムを読み取って送信しているため、プログラムDL
Lに要する時間は短縮されない。
ラムサーバ装置は、既にDLL要求を受けて送信中のプ
ログラムに対して、他のクライアントからDLL要求を
受け付けた場合でも、再度プログラム記憶装置からプロ
グラムを読み取って送信しているため、プログラムDL
Lに要する時間は短縮されない。
【0004】本発明の目的は、送信中のプログラムに対
してDLL要求を受けた場合には、再度プログラムを読
み取ることなく送信でき、プログラムDLL時間を短縮
できるプログラムサーバ装置を提供することである。
してDLL要求を受けた場合には、再度プログラムを読
み取ることなく送信でき、プログラムDLL時間を短縮
できるプログラムサーバ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のプログラムサー
バ装置は、ローカルエリアネットワーク回線を使用して
クライアントからのダウンラインロード要求に従ってプ
ログラムを送信するプログラムサーバ装置において、ダ
ウンラインロード処理中のプログラムの状態を記憶する
DLL状態記憶手段と、読み込んだダウンラインロード
処理対象のプログラムを複数に分割して分割単位ごとに
順序番号を付与し処理が完了するまで記憶するプログラ
ム記憶手段と、前記プログラム記憶手段から該当するプ
ログラムを分割単位ごとに読み出して送信させ前記DL
L状態記憶手段を更新する処理を繰り返し、処理中のプ
ログラムに対するダウンラインロード要求を他のクライ
アントから受けたとき、前記DLL状態記憶手段を参照
して現在送信中の次の分割単位から並列に送信を開始し
て順序番号に従って循環的に送信し、すべての要求元ク
ライアントに対してすべての分割単位の送信を終えたと
き処理を完了させるよう制御する送信管理手段とを備え
て構成されている。
バ装置は、ローカルエリアネットワーク回線を使用して
クライアントからのダウンラインロード要求に従ってプ
ログラムを送信するプログラムサーバ装置において、ダ
ウンラインロード処理中のプログラムの状態を記憶する
DLL状態記憶手段と、読み込んだダウンラインロード
処理対象のプログラムを複数に分割して分割単位ごとに
順序番号を付与し処理が完了するまで記憶するプログラ
ム記憶手段と、前記プログラム記憶手段から該当するプ
ログラムを分割単位ごとに読み出して送信させ前記DL
L状態記憶手段を更新する処理を繰り返し、処理中のプ
ログラムに対するダウンラインロード要求を他のクライ
アントから受けたとき、前記DLL状態記憶手段を参照
して現在送信中の次の分割単位から並列に送信を開始し
て順序番号に従って循環的に送信し、すべての要求元ク
ライアントに対してすべての分割単位の送信を終えたと
き処理を完了させるよう制御する送信管理手段とを備え
て構成されている。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【0008】本実施例のプログラムサーバ装置は、図1
に示すように、送信データを編集してLAN回線上に送
信するデータ送信手段4と、LAN回線上のクライアン
トからのDLL要求を受信するデータ受信手段5と、D
LL処理中のプログラムの状態を記憶するDLL状態記
憶手段1と、読み込んだDLL対象のプログラムを分割
し分割単位ごとに順序番号を付けて記憶するプログラム
記憶手段3と、DLL要求を受けてDLL状態記憶手段
1を参照してプログラムの送信管理を行う送信管理手段
2とを備えて構成されている。
に示すように、送信データを編集してLAN回線上に送
信するデータ送信手段4と、LAN回線上のクライアン
トからのDLL要求を受信するデータ受信手段5と、D
LL処理中のプログラムの状態を記憶するDLL状態記
憶手段1と、読み込んだDLL対象のプログラムを分割
し分割単位ごとに順序番号を付けて記憶するプログラム
記憶手段3と、DLL要求を受けてDLL状態記憶手段
1を参照してプログラムの送信管理を行う送信管理手段
2とを備えて構成されている。
【0009】図2はDLL状態記憶手段1に記憶される
管理テーブルのデータ形式を示す説明図、図3はLAN
回線上を流れるデータ形式を示す説明図である。
管理テーブルのデータ形式を示す説明図、図3はLAN
回線上を流れるデータ形式を示す説明図である。
【0010】以下、図1に示した本実施例の動作手順
を、図2及び図3を参照しながら詳細に説明する。
を、図2及び図3を参照しながら詳細に説明する。
【0011】まず、データ受信手段5がLAN回線上を
流れる図3(b)に示すクライアントからのDLL要求
を受信すると、ヘッダに含まれる要求元の情報(クライ
アント名)とプログラム名とを送信管理手段2に通知す
る。
流れる図3(b)に示すクライアントからのDLL要求
を受信すると、ヘッダに含まれる要求元の情報(クライ
アント名)とプログラム名とを送信管理手段2に通知す
る。
【0012】送信管理手段2は、要求されたプログラム
がDLL状態記憶手段1に登録されているか調べる。D
LL状態記憶手段1には、現在DLL処理中のプログラ
ムの状態を管理するための管理テーブルが記憶されてい
る。管理テーブルには、図2に示すように、DLL処理
中の各プログラムの「プログラム名」と、そのプログラ
ムを何分割して送信するかを示す「プログラム分割数」
と、現在送信中のものは分割単位の何番目であるかを示
す「送信中順序番号」と、送信処理を終了する分割単位
を示す「送信終了順序番号」とが記録されている。
がDLL状態記憶手段1に登録されているか調べる。D
LL状態記憶手段1には、現在DLL処理中のプログラ
ムの状態を管理するための管理テーブルが記憶されてい
る。管理テーブルには、図2に示すように、DLL処理
中の各プログラムの「プログラム名」と、そのプログラ
ムを何分割して送信するかを示す「プログラム分割数」
と、現在送信中のものは分割単位の何番目であるかを示
す「送信中順序番号」と、送信処理を終了する分割単位
を示す「送信終了順序番号」とが記録されている。
【0013】DLL要求を受けたプログラムが管理テー
ブルに登録されていない場合、送信管理手段2は、プロ
グラム名を登録すると共に、そのプログラムを何分割し
て送信するかを計算し、10分割とすれば図2のプログ
ラムAの例のように、送信終了順序番号およびプログラ
ム分割数に“10”を、送信中順序番号には“0”を登
録する。
ブルに登録されていない場合、送信管理手段2は、プロ
グラム名を登録すると共に、そのプログラムを何分割し
て送信するかを計算し、10分割とすれば図2のプログ
ラムAの例のように、送信終了順序番号およびプログラ
ム分割数に“10”を、送信中順序番号には“0”を登
録する。
【0014】その後、DLL要求されたプログラムを磁
気ディスクなどのプログラム記憶装置から読み込み、プ
ログラム記憶手段3に分割単位ごとに順序番号を付けて
記憶させ、読み込みが終了すると送信中順序番号を
“1”に更新し、順序番号“1”のデータをプログラム
記憶手段3から読み出してDLL要求元の情報と共にデ
ータ送信手段4に渡し送信を指示する。
気ディスクなどのプログラム記憶装置から読み込み、プ
ログラム記憶手段3に分割単位ごとに順序番号を付けて
記憶させ、読み込みが終了すると送信中順序番号を
“1”に更新し、順序番号“1”のデータをプログラム
記憶手段3から読み出してDLL要求元の情報と共にデ
ータ送信手段4に渡し送信を指示する。
【0015】これを受けたデータ送信手段4は、図3
(a)に示すような送信データを編集してLAN回線に
送信する。すなわち、プログラムの各分割単位のデータ
は、プログラム名,順序番号と共にヘッダ中に指定され
た要求元に送られる。
(a)に示すような送信データを編集してLAN回線に
送信する。すなわち、プログラムの各分割単位のデータ
は、プログラム名,順序番号と共にヘッダ中に指定され
た要求元に送られる。
【0016】データ送信手段4は、送信管理手段2から
指示されたデータの送信を終了すると、送信管理手段2
に対して送信したデータのプログラム名と順序番号とを
通知する。
指示されたデータの送信を終了すると、送信管理手段2
に対して送信したデータのプログラム名と順序番号とを
通知する。
【0017】この通知を受けた送信管理手段2は、DL
L状態記憶手段1を調べ、送信終了順序番号が“0”で
なく、送信中順序番号が送信終了順序番号の“10”と
等しくないことを確認すると、送信中順序番号に1を加
算して“2”に更新した後、順序番号が“2”のデータ
をプログラム記憶手段3から読み出し、データ送信手段
4を介しLNA回線に送信する。
L状態記憶手段1を調べ、送信終了順序番号が“0”で
なく、送信中順序番号が送信終了順序番号の“10”と
等しくないことを確認すると、送信中順序番号に1を加
算して“2”に更新した後、順序番号が“2”のデータ
をプログラム記憶手段3から読み出し、データ送信手段
4を介しLNA回線に送信する。
【0018】同様な処理を送信終了順序番号に格納され
ている順序番号が“10”のデータを送信するまで繰り
返し、データ送信手段4から通知された順序番号が送信
終了順序番号と等しいことを検出すると、DLL要求を
受けたプログラムの全分割単位の送信完了であるので、
DLL状態記憶手段1の管理テーブルから当該プログラ
ム名の管理データを削除し、同時にプログラム記憶手段
3に記憶した当該プログラムも削除する。
ている順序番号が“10”のデータを送信するまで繰り
返し、データ送信手段4から通知された順序番号が送信
終了順序番号と等しいことを検出すると、DLL要求を
受けたプログラムの全分割単位の送信完了であるので、
DLL状態記憶手段1の管理テーブルから当該プログラ
ム名の管理データを削除し、同時にプログラム記憶手段
3に記憶した当該プログラムも削除する。
【0019】一方、DLL要求を受けたプログラムがD
LL状態記憶手段1に既に登録されている場合には、送
信管理手段2はそのプログラム名に対応する管理データ
の送信終了順序番号に“0”を登録する。図2のプログ
ラムBの例は、あるクライアント(クライアントX)に
対してプログラムBの順序番号“3”の送信中に、他の
クラインアント(クライアントY)からプログラムBに
対するDLL要求を受信した場合を示す。
LL状態記憶手段1に既に登録されている場合には、送
信管理手段2はそのプログラム名に対応する管理データ
の送信終了順序番号に“0”を登録する。図2のプログ
ラムBの例は、あるクライアント(クライアントX)に
対してプログラムBの順序番号“3”の送信中に、他の
クラインアント(クライアントY)からプログラムBに
対するDLL要求を受信した場合を示す。
【0020】送信中であった順序番号“3”のデータの
送信が終了すると、データ送信手段4は送信管理手段2
に対して送信したデータのプログラム名と順序番号とを
通知する。送信管理手段2はDLL状態記憶手段1を調
べ、該当するプログラム名に対応する送信終了順序番号
が“0”であることを検出すると、送信中順序番号の値
を送信終了順序番号にコピーした後に、送信中順序番号
の値に1を加算して更新する。但し、1を加算した結
果、送信中順序番号がプログラム分割数を超える場合に
は、送信中順序番号に“1”を登録する。
送信が終了すると、データ送信手段4は送信管理手段2
に対して送信したデータのプログラム名と順序番号とを
通知する。送信管理手段2はDLL状態記憶手段1を調
べ、該当するプログラム名に対応する送信終了順序番号
が“0”であることを検出すると、送信中順序番号の値
を送信終了順序番号にコピーした後に、送信中順序番号
の値に1を加算して更新する。但し、1を加算した結
果、送信中順序番号がプログラム分割数を超える場合に
は、送信中順序番号に“1”を登録する。
【0021】その後、更新した送信中順序番号に該当す
るデータをプログラム記憶手段3から読み出し、両方の
DLL要求元の情報(クライアントX,Y)と共にデー
タ送信手段4に渡して送信を指示する。データ送信手段
4は、送信データを編集してヘッダ中に両方のDLL要
求元を指定してLAN回線に送信する。これにより、そ
の順序番号のデータはクライアントX及びYの両要求元
に同時に送られる。指示されたデータの送信を終了する
と、データ送信手段4は送信管理手段2に対して送信し
たデータのプログラム名と順序番号とを通知する。
るデータをプログラム記憶手段3から読み出し、両方の
DLL要求元の情報(クライアントX,Y)と共にデー
タ送信手段4に渡して送信を指示する。データ送信手段
4は、送信データを編集してヘッダ中に両方のDLL要
求元を指定してLAN回線に送信する。これにより、そ
の順序番号のデータはクライアントX及びYの両要求元
に同時に送られる。指示されたデータの送信を終了する
と、データ送信手段4は送信管理手段2に対して送信し
たデータのプログラム名と順序番号とを通知する。
【0022】送信管理手段2は、DLL状態記憶手段1
を調べ、送信中順序番号が送信終了順序番号と等しくな
るまで、送信中順序番号に順次1を加算してその順序番
号のデータをプログラム記憶手段3から読み出し送信す
る処理を繰り返す。但し、送信中順序番号がプログラム
分割数を超えた場合は、送信中順序番号を“1”に戻
す。なお、この場合には最初にDLL要求したクライア
ントに対するプログラムの送信は完了したことになるの
で、これ以降は後からDLL要求を行ったクライアント
のみに送信すればよい。
を調べ、送信中順序番号が送信終了順序番号と等しくな
るまで、送信中順序番号に順次1を加算してその順序番
号のデータをプログラム記憶手段3から読み出し送信す
る処理を繰り返す。但し、送信中順序番号がプログラム
分割数を超えた場合は、送信中順序番号を“1”に戻
す。なお、この場合には最初にDLL要求したクライア
ントに対するプログラムの送信は完了したことになるの
で、これ以降は後からDLL要求を行ったクライアント
のみに送信すればよい。
【0023】データ送信手段4から通知された順序番号
が送信終了順序番号と等しい場合、後からのDLL要求
に対するプログラムの送信も完了となるので、DLL状
態記憶手段1から当該プログラム名の管理データを削除
し、同時にプログラム記憶手段3に記憶した当該プログ
ラムも削除する。
が送信終了順序番号と等しい場合、後からのDLL要求
に対するプログラムの送信も完了となるので、DLL状
態記憶手段1から当該プログラム名の管理データを削除
し、同時にプログラム記憶手段3に記憶した当該プログ
ラムも削除する。
【0024】図2に示したプログラムCの管理データ
は、順序番号“2”の送信中に他のクライアントからD
LL要求を受け、順序番号“10”まで送信した後に順
序番号“1”に戻り、再度順序番号“2”のデータを送
信中の状態を示しており、順序番号“2”の送信が終了
するとプログラムCのDLL処理は完了となる。この場
合、クライアントXに対しては順序番号“1”から“1
0”までを順次送信し、クライアントYに対しては順序
番号“3”から送信を開始し、順序番号“10”の送信
後に順序番号“1”及び“2”を送信する。すなわち、
磁気ディスク装置からのプログラムの読み込みは1回の
み、LAN回線上の送信は12分割単位の送信で2クラ
イアントに対するDLL処理が完了する。なお、同一プ
ログラムに対する2件のDLL要求がほぼ同時に発生し
た場合、すなわち、送信中順序番号が“0”で磁気ディ
スク装置からの読み込み中に他の要求が発生した場合
は、最初から並列に送信され1回分の処理時間で2クラ
イアントへのプログラム転送が完了する。
は、順序番号“2”の送信中に他のクライアントからD
LL要求を受け、順序番号“10”まで送信した後に順
序番号“1”に戻り、再度順序番号“2”のデータを送
信中の状態を示しており、順序番号“2”の送信が終了
するとプログラムCのDLL処理は完了となる。この場
合、クライアントXに対しては順序番号“1”から“1
0”までを順次送信し、クライアントYに対しては順序
番号“3”から送信を開始し、順序番号“10”の送信
後に順序番号“1”及び“2”を送信する。すなわち、
磁気ディスク装置からのプログラムの読み込みは1回の
み、LAN回線上の送信は12分割単位の送信で2クラ
イアントに対するDLL処理が完了する。なお、同一プ
ログラムに対する2件のDLL要求がほぼ同時に発生し
た場合、すなわち、送信中順序番号が“0”で磁気ディ
スク装置からの読み込み中に他の要求が発生した場合
は、最初から並列に送信され1回分の処理時間で2クラ
イアントへのプログラム転送が完了する。
【0025】なお、図2には、プログラムA,B,Cの
3プログラムに対するDLL要求があり、これらが並列
に処理されている状態が示されている。すなわち、各要
求元は1本のLAN回線上にあり、LAN回線上に時分
割で送信される送信データには、各プログラムの分割単
位のデータが交互に含まれることになる。複数のプログ
ラムのDLL要求を並列に処理せず、先着順にプログラ
ム単位でまとめて処理してもよいが、一つのプログラム
に複数のクライアントからのDLL要求が継続的に発生
した場合、他のプログラムが長く待たされることにな
る。
3プログラムに対するDLL要求があり、これらが並列
に処理されている状態が示されている。すなわち、各要
求元は1本のLAN回線上にあり、LAN回線上に時分
割で送信される送信データには、各プログラムの分割単
位のデータが交互に含まれることになる。複数のプログ
ラムのDLL要求を並列に処理せず、先着順にプログラ
ム単位でまとめて処理してもよいが、一つのプログラム
に複数のクライアントからのDLL要求が継続的に発生
した場合、他のプログラムが長く待たされることにな
る。
【0026】上述の実施例においては、DLL状態記憶
手段では送信中順序番号,送信終了順序番号を管理し、
要求元クライアントに関する管理は送信管理手段で別途
行われているものとして説明したが、要求元クライアン
トに関する管理情報をDLL状態記憶手段に含ませるこ
とも可能である。又、送信データのヘッダには、要求元
クライアント名を指定するものとして説明したが、ヘッ
ダのあて先指定を全クライアントとし、クライアント側
で必要なデータを取捨選択するものとすれば、要求元ク
ライアントに関する特別の管理は不要となり、実施例で
説明したDLL状態記憶手段のみでよいことになる。
手段では送信中順序番号,送信終了順序番号を管理し、
要求元クライアントに関する管理は送信管理手段で別途
行われているものとして説明したが、要求元クライアン
トに関する管理情報をDLL状態記憶手段に含ませるこ
とも可能である。又、送信データのヘッダには、要求元
クライアント名を指定するものとして説明したが、ヘッ
ダのあて先指定を全クライアントとし、クライアント側
で必要なデータを取捨選択するものとすれば、要求元ク
ライアントに関する特別の管理は不要となり、実施例で
説明したDLL状態記憶手段のみでよいことになる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプログラ
ムサーバ装置は、同時に複数のクライアントから同一プ
ログラムのDLL要求を受け付けた際、磁気ディスク装
置からの読み込みは1回のみでよく、プログラム送信の
所要時間も短縮されるので、全体のDLL処理時間およ
び工数が削減される効果がある。又、クライアント側か
らみてもDLL時間の短縮となる。
ムサーバ装置は、同時に複数のクライアントから同一プ
ログラムのDLL要求を受け付けた際、磁気ディスク装
置からの読み込みは1回のみでよく、プログラム送信の
所要時間も短縮されるので、全体のDLL処理時間およ
び工数が削減される効果がある。又、クライアント側か
らみてもDLL時間の短縮となる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1のDLL状態記憶手段に記憶されるデータ
形式の説明図である。
形式の説明図である。
【図3】図1のLAN回線上を流れるデータ形式の説明
図である。
図である。
1 DLL状態記憶手段 2 送信管理手段 3 プログラム記憶手段 4 データ送信手段 5 データ受信手段
Claims (1)
- 【請求項1】 ローカルエリアネットワーク回線を使用
してクライアントからのダウンラインロード要求に従っ
てプログラムを送信するプログラムサーバ装置におい
て、ダウンラインロード処理中のプログラムの状態を記
憶するDLL状態記憶手段と、読み込んだダウンライン
ロード処理対象のプログラムを複数に分割して分割単位
ごとに順序番号を付与し処理が完了するまで記憶するプ
ログラム記憶手段と、前記プログラム記憶手段から該当
するプログラムを分割単位ごとに読み出して送信させ前
記DLL状態記憶手段を更新する処理を繰り返し、処理
中のプログラムに対するダウンラインロード要求を他の
クライアントから受けたとき、前記DLL状態記憶手段
を参照して現在送信中の次の分割単位から並列に送信を
開始して順序番号に従って循環的に送信し、すべての要
求元クライアントに対してすべての分割単位の送信を終
えたとき処理を完了させるよう制御する送信管理手段と
を備えたことを特徴とするプログラムサーバ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156478A JPH0736799A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | プログラムサーバ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156478A JPH0736799A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | プログラムサーバ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736799A true JPH0736799A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=15628639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5156478A Withdrawn JPH0736799A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | プログラムサーバ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736799A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002116932A (ja) * | 2000-10-05 | 2002-04-19 | Sanyo Electric Co Ltd | データ配信方法 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP5156478A patent/JPH0736799A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002116932A (ja) * | 2000-10-05 | 2002-04-19 | Sanyo Electric Co Ltd | データ配信方法 |
JP4623810B2 (ja) * | 2000-10-05 | 2011-02-02 | 三洋電機株式会社 | データ配信方法 |
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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