JPH091987A - 手動鉛筆削り器 - Google Patents

手動鉛筆削り器

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JPH091987A
JPH091987A JP17804795A JP17804795A JPH091987A JP H091987 A JPH091987 A JP H091987A JP 17804795 A JP17804795 A JP 17804795A JP 17804795 A JP17804795 A JP 17804795A JP H091987 A JPH091987 A JP H091987A
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sharpening
pencil
cam
mounting bases
angle
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JP17804795A
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Yoshitsune Nagai
義常 永井
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Kutsuwa Co Ltd
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Kutsuwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手動鉛筆削り器において、削りに要する鉛筆
又は鉛筆削り器の回転数を半減させ、かつ削り時間を短
縮させて、能率を向上させる。 【構成】 鉛筆挿入孔1の内面部の相対向する2箇所に
それぞれ削り刃2,3を設置したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手動鉛筆削り器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の手動鉛筆削り器は、鉛筆挿入孔の
内面部に一枚の削り刃を設置しているだけであった。手
動鉛筆削り器は、鉛筆挿入孔の内部に鉛筆軸の一端を挿
入して鉛筆又は鉛筆削り器を回転させる必要があるが、
従来品は削りに要する鉛筆又は鉛筆削り器の回転数が多
くて面倒であり削り時間が長いという不満があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、削り
に要する鉛筆又は鉛筆削り器の回転数を半減させて削り
時間を短縮できる能率の良い斬新な手動鉛筆削り器の提
供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の手動鉛筆削り器は、鉛筆挿入孔1の内面部
の相対向する2箇所にそれぞれ削り刃2,3を設置した
ことを特徴とする構成を採るものである。
【0005】また、上記の目的を達成し、さらに、鉛筆
の削り角度を変更できるようになすとともに、鉛筆挿入
孔の奥に詰まった折れ芯を排除できるようにするため
に、組み合わせることにより間に鉛筆挿入孔1を形成す
る互いに分離した一対の取付台4,5にそれぞれ削り刃
2,3を固着して、その両方の削り刃2,3のなす角度
を増減させる方向に両方の取付台4,5を互いに回動自
在に組み付けた構成とするのが好ましい。
【0006】さらに、上記の目的を達成するとともに、
鉛筆の削り角度の変更、及び折れ芯の排除を、簡単な機
構でかつ容易な操作で可能とするために、両方の取付台
4,5にカム6を接触させ、ダイヤル7の操作によりカ
ム6を回転させて両方の取付台4,5を同時に作動させ
るようになした構成とするのが好ましい。
【0007】
【作用】まず、鉛筆挿入孔1の内面部の相対向する2箇
所にそれぞれ削り刃2,3を設置したので、鉛筆又は鉛
筆削り器を1回転させる間に2回削られることになり、
従来品のように1回転で1回削られるものに比べて2倍
の速さで削ることが可能となり、削りに要する回転数及
び削り時間が半減する。
【0008】つぎに、2つの削り刃2,3をそれぞれ互
いに分離した一対の取付台4,5に固着して、その両方
の削り刃2,3のなす角度を増減させる方向に両方の取
付台4,5を互いに回動自在に組付けることにより、そ
の取付台4,5を動かして削り刃2,3のなす角度を変
化させることにより鉛筆の削り角度を変更することがで
きる。また、取付台4,5を動かすことによって鉛筆挿
入孔1の奥に詰まった折れ芯を排除しやすくなる。
【0009】さらに、両方の取付台4,5にカム6を接
触させ、ダイヤル7の操作によりカム6を回転させて両
方の取付台4,5を同時に作動させることにより、鉛筆
の削り角度の変更、及び折れ芯の排除が、簡単な機構
で、かつ容易な操作で可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。まず、図1は外観を示したものである。ケース8の
前面に鉛筆挿入孔1を開口し、ケース8の側面にダイヤ
ル7を取付けている。
【0011】図2はケース8を分割した状態を示したも
のである。ケース8の内部には、組付けることにより間
に鉛筆挿入孔1を形成する一対の取付台4,5を備え、
それら取付台4,5の後端にはカム6を組付けている。
カム6(図6参照)は略楕円形で、各取付台4,5の後
端に設けた突出板9,10の間に挟まれている。このカ
ム6には、ダイヤル7の取付軸11と嵌合して一体的に
回転する接続筒12を一体的に設けている。
【0012】図3は一対の取付台4,5を分離した状態
を示したものである。この2つの取付台4,5は同一形
状で、上下にそれぞれ逆向きに配置している。すなわ
ち、上側の取付台4は下面中央部に鉛筆挿入溝13を形
成するとともに、その横に嵌合溝15を形成して、両側
に肉厚側板17と肉薄側板19をそれぞれ設けており、
下側の取付台5は上面中央部に鉛筆挿入溝14を形成す
るとともに、その横で上側の取付台4における肉厚側板
17と対向する位置に嵌合溝16を形成して、両側に同
じく肉厚側板18と肉薄側板20をそれぞれ設けてい
る。また、上側の取付台4の上面と、下側の取付台5の
下面にそれぞれ一部が鉛筆挿入溝13,14と開通する
凹部21,22を形成して、それら凹部21,22の内
部にそれぞれ刃部が僅かに鉛筆挿入溝13,14に侵入
するように削り刃2,3を固着している(図5参照)。
又、両方の取付台4,5はそれぞれ肉薄側板19,20
の中央より少し後方寄りの位置に円孔23,24を穿設
するとともに、肉厚側板17,18においてその円孔2
3,24に対応する位置にそれぞれ小円筒25,26を
突設している。なお、取付台4,5の後端には上記のよ
うに突出板9、10を設けている。
【0013】上下の取付台4,5はそれぞれの肉厚側板
17,18を相手側の嵌合溝16,15に挿入するとと
もに、肉厚側板17,18に設けた小円筒25,26を
相手側の肉薄側板20,19に穿設した円孔24,23
に嵌入させて、互いに回動自在に組付けられる。そして
両方の取付台4,5に設けた鉛筆挿入溝13,14は互
いに向き合って鉛筆挿入孔1を形成する。
【0014】上記のように取付台4,5を組付けてか
ら、それらの後端に設けた突出板9,10の間に上記の
ようにカム6を挟み、その後、それらの外側に分離した
ケース8を被せて、そのケース8の側壁の内面に設けた
小突起27,28(図5参照)を各取付台5,4におけ
る上記の小円筒26,25に対し回動自在に嵌合すると
ともに、カム6と一体化した接続筒12に対しダイヤル
7の取付軸11を連結させてケース8を合体させれば組
み付けが完成する。
【0015】ケース8の天板と底板の内面部には各取付
台4,5の突出板9,10を中心方向へ押す板バネ2
9,30を装着して(図6参照)、その突出板9,10
を常にカム6に対して接触させている。なお、このよう
な板バネ29,30を用いる代わりに、組付けた状態の
取付台4,5の間に、両者の回動中心より前方部位を互
いに反対方向へ回転させて開かせる方向へ付勢するスプ
リングを装着する構成としてもよい。
【0016】また、図4に示すように、ダイヤル7の内
面部の取付軸11の周囲には、周方向に一定間隔で係止
溝31を設けるとともに、ケース8の側板の外面部に設
けたダイヤル受部32には上記の係止溝31に対しクリ
ック嵌合する弾性変形可能な係止突起33を設けて、ダ
イヤル7の回転角度を調節可能としている。
【0017】ダイヤル7を回転させるとカム6も同時に
回転して、そのカム6に接触する取付台4,5の突出板
9,10が上下に揺動する。取付台4,5は中央より少
し後方寄りの位置で上記のように互いに回動自在に組付
けてあるので、その回動中心を支点として、それより前
方の削り刃2,3を取付けた部位も上下に揺動して傾斜
角度を変化させることができる。
【0018】取付台4,5に固着した一対の削り刃2,
3のなす角度を変化させると、鉛筆の削り角度も変化す
ることになる。図7乃至図9は、カム6の回転角度と、
一対の削り刃2,3のなす角度と、鉛筆34の削り角度
の関係を示したものであり、略楕円形のカム6の長軸を
図7に示すように縦向きにすると、削り刃2,3のなす
角度が最も小さくなって、鉛筆34の削り角度が最も鋭
角になる。また、図8に示すように、カム6の長軸を傾
斜させると、削り刃2,3のなす角度が少し増大して鉛
筆34の削り角度も少し大きくなる。さらに、図9に示
すようにカム6の長軸を横向きにすれば、削り刃2,3
のなす角度が最大になり鉛筆34の削り角度が最も鈍角
となる。
【0019】
【発明の効果】本発明の手動鉛筆削り器は上記の通りで
あり、鉛筆挿入孔1の内面部の相対向する2箇所にそれ
ぞれ削り刃2,3を設置することによって、削りに要す
る鉛筆又は鉛筆削り器の回転数が従来品に比べて半減す
ると共に削り時間も短縮して、削り作業の簡便性及び能
率性が向上する。また、上記のように削り刃2,3をそ
れぞれ固着する一対の取付台4,5を互いに回動自在に
組付けることによって、鉛筆の削り角度の変更と、鉛筆
挿入孔1の奥に詰まった折れ芯の排除が可能になるとい
う効果がある。また、ダイヤル7の操作で回転するカム
6によって上記のように一対の取付台4,5を同時に作
動させることによって、鉛筆の削り角度の変更及び折れ
芯の排除が、簡単な機構で、かつ容易な操作で可能とな
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】外観を示す斜視図である。
【図2】ケースを分割した状態の斜視図である。
【図3】取付台を分離した状態の斜視図である。
【図4】ダイヤルを外した状態の斜視図である。
【図5】図1のA−A線断面図である。
【図6】図1のB−B線断面図である。
【図7】カムの回転角度と、一対の削り刃のなす角度
と、鉛筆の削り角度の関係を示すもので、カムが縦向き
のときの断面図である。
【図8】カムの回転角度と、一対の削り刃のなす角度
と、鉛筆の削り角度の関係を示すもので、カムが傾斜し
たときの断面図である。
【図9】カムの回転角度と、一対の削り刃のなす角度
と、鉛筆の削り角度の関係を示すもので、カムが横向き
のときの断面図である。
【符号の説明】
1 鉛筆挿入孔 2,3 削り刃 4,5 取付台 6 カム 7 ダイヤル 8 ケース 9,10 突出板 11 ダイヤルの取付軸 12 カムの接続筒 13,14 鉛筆挿入溝 15,16 嵌合溝 17,18 肉厚側板 19,20 肉薄側板 21,22 凹部 23,24 円孔 25,26 小円筒 27,28 小突起 29,30 板バネ 31 係止溝 32 ダイヤル受部 33 係止突起 34 鉛筆

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛筆挿入孔1の内面部の相対向する2箇
    所にそれぞれ削り刃2,3を設置したことを特徴とする
    手動鉛筆削り器。
  2. 【請求項2】 組み合わせることにより間に鉛筆挿入孔
    1を形成する互いに分離した一対の取付台4,5にそれ
    ぞれ削り刃2,3を固着して、その両方の削り刃2,3
    のなす角度を増減させる方向に両方の取付台4,5を互
    いに回動自在に組み付けた請求項1記載の手動鉛筆削り
    器。
  3. 【請求項3】 両方の取付台4,5にカム6を接触さ
    せ、ダイヤル7の操作によりカム6を回転させて両方の
    取付台4,5を同時に作動させるようになした請求項2
    記載の手動鉛筆削り器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104290507A (zh) * 2014-10-21 2015-01-21 顺德工业(江苏)有限公司 一种削笔机的传动结构
JP2016034706A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 クツワ株式会社 鉛筆削り器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016034706A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 クツワ株式会社 鉛筆削り器
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