JPH09198619A - 磁気抵抗効果型ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

磁気抵抗効果型ヘッドおよびその製造方法

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JPH09198619A
JPH09198619A JP793996A JP793996A JPH09198619A JP H09198619 A JPH09198619 A JP H09198619A JP 793996 A JP793996 A JP 793996A JP 793996 A JP793996 A JP 793996A JP H09198619 A JPH09198619 A JP H09198619A
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insulating film
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highly reliable
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JP793996A
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Nobuyuki Ishiwata
延行 石綿
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下のシールド膜間に絶縁膜を介してMR素
子を形成するシールド型MRヘッドでは、高密度化の要
求に伴って絶縁膜を薄くするとMR素子とシールド膜と
の間の絶縁性が劣化され、ショートのおそれが生じる。 【解決手段】 基板21、下シールド膜23、下ギャッ
プ絶縁膜25、MR素子26、上ギャップ絶縁膜30、
上シールド膜31を積層してMR素子26が形成されて
おり、下シールド膜23とMR素子26との間、および
MR素子26と上シールド膜31との間の少なくとも一
方にアルミニウムを酸化して得られるアルミナ膜のよう
に、結晶が緻密で欠陥の少ない高信頼性の絶縁膜24,
29が形成される。磁気記録再生装置における高密度化
に伴って上下のシールド膜とMR素子との間の間隔が微
少化される場合でも、シールド膜とMR素子との間の絶
縁性を向上し、両者のショートを確実に防止することが
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気を用いて情報の
記録再生に用いられる磁気抵抗(以下、MR)効果型ヘ
ッドとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気を用いて情報を記録再生する磁気記
録再生装置の小型化、および大容量化に伴って、磁気記
録密度の高密度化が進められており、特にMR効果を利
用した磁気ヘッド、すなわちMRヘッドは大きな再生出
力が得られることから、磁気記録密度の高密度化を推進
する上では有効なものとされている。このMRヘッドに
ついては、文献1:IEEE Trans.on Magn.,MAG7(1970)p.
150 において、“A Magnetoresistive Readout Transdu
cer ”として論じられている。特に、2枚の対向する磁
気シールド膜間にMR素子を配置した構造のシールド型
MRヘッドは、磁気デスク装置用のMRヘッドとして実
用性が高い。このシールド型MRヘッドについては、例
えば、文献2:ジャーナル・オブ・アプライド・フィジ
ックス(J.Appl.Phys.)Vol.67,No.91 May(1990)p.4847
において、"Shielded MR Head forHigh Density Magnet
ic Reccording" として論じられている。
【0003】図6はこのシールド型MRヘッドの基本構
成の一例を示す断面図である。スライダとなる基板61
上に磁気シールド用の下シールド膜62が形成され、こ
の下シールド膜62上にアルミナ絶縁膜63、MR素子
64、アルミナ絶縁膜65が積層形成され、最上層に磁
気シールド用の上シールド膜66が形成されている。こ
こで、前記アルミナ絶縁膜63,65はスパッタ法等に
より形成されたアルミナにより構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにシールド型
MRヘッドは、所定の間隔を保って対向された上下の磁
気シールド膜62,66の間に、アルミナ膜等による絶
縁膜63,65を介してMR素子64を配置した構成と
されている。このMR素子64はシールド膜62,66
とは電気的に絶縁されていることが必要であるため、M
R素子64の両側のアルミナ膜63,65は十分な絶縁
性を有することが求められる。一方、高密度記録に伴っ
てMRヘッドの分解能を向上させるためには、このアル
ミナ膜63,65を薄くしてシールド間隔を狭める必要
があるが、これらアルミナ膜の薄膜化によって絶縁性が
劣化され、MR素子64とシールド膜62,66とがシ
ョートしてしまうおそれがある。特に、スパッタ形成し
たアルミナ膜は結晶組成が粗く、薄膜化によってその絶
縁性の劣化が著しいものとなる。したがって、従来のM
Rヘッドでは高密度化がアルミナ膜の絶縁性に依存さ
れ、高密度化を促進することが難しいという問題が生じ
ている。
【0005】本発明の目的は、絶縁膜の絶縁性を向上
し、MRヘッドにおける高密度化を実現可能にしたMR
ヘッドとその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のMRヘッドは、
スライダとなる基板上に下シールド膜、下ギャップ絶縁
膜、MR素子、上ギャップ絶縁膜、上シールド膜が積層
され、下シールド膜とMR素子との間、およびMR素子
と上シールド膜との間の少なくとも一方に高信頼性の絶
縁膜が形成されることを特徴とする。特に、高信頼性の
絶縁膜は、下シールド膜と下ギャップ絶縁膜との間、お
よびMR素子と上ギャップ絶縁膜との間の少なくとも一
方に形成されることが好ましい。また、高信頼性の絶縁
膜は、上下の各ギャップ絶縁膜よりも結晶が緻密でかつ
欠陥の少ない絶縁膜であり、例えば、アルミニウムを熱
酸化して得られるアルミナ膜で構成される。
【0007】また、本発明の製造方法は、スライダとな
る基板上に下シールド膜を形成する工程と、この上に上
ギャップ絶縁膜をスパッタ法等により形成する工程と、
この上にMR素子を形成する工程と、この上に上ギャッ
プ絶縁膜をスパッタ法等により形成する工程と、その上
に上シールド膜を形成する工程を含んでおり、下シール
ド膜とMR素子を形成する工程の間、およびMR素子と
上シールド膜を形成する工程の間の少なくとも一部にお
いて金属膜を形成し、この金属膜を酸化して高信頼性絶
縁膜としての熱酸化膜を形成する工程を含んでいる。例
えば、気相成長法によりアルミニウム膜を形成し、この
アルミニウム膜を熱酸化して高信頼性絶縁膜としてアル
ミナ膜を形成する。あるいは、下シールド膜をアルミニ
ウムを含む金属で形成し、その表面を熱酸化して高信頼
性絶縁膜としてアルミナ膜を形成する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明のMRヘッドの第1の
実施形態の基本構成を示す断面図であり、スライダとな
る基板11上に磁気シールド用の下シールド膜12が形
成され、その上に高信頼性絶縁膜13、下ギャップ絶縁
膜14が形成され、その上にMR素子15が形成されて
いる。また、このMR素子15の上には上ギャップ絶縁
膜17が形成され、その上に磁気シールド用の上シール
ド膜18が形成されている。
【0009】また、図2は他の実施形態の基本構成を示
す断面図であり、スライダとなる基板11上に磁気シー
ルド用の下シールド膜12が形成され、その上に下ギャ
ップ絶縁膜14が形成され、その上にMR素子15が形
成されている。また、このMR素子15の上には高信頼
性絶縁膜16と上ギャップ絶縁膜17が形成され、その
上に磁気シールド用の上シールド膜18が形成されてい
る。
【0010】さらに、図3は他の異なる実施形態の基本
構成を示す断面図であり、スライダとなる基板11上に
磁気シールド用の下シールド膜12が形成され、その上
に高信頼性絶縁膜13と下ギャップ絶縁膜14が形成さ
れ、その上にMR素子15が形成されている。また、こ
のMR素子15の上には高信頼性絶縁膜16と上ギャッ
プ絶縁膜17が形成され、その上に磁気シールド用の上
シールド膜18が形成されている。
【0011】これらの構成において、前記上下の各ギャ
ップ絶縁膜14,17は従来と同様にスパッタ法等によ
り形成されたアルミナ膜で形成されるが、前記高信頼性
絶縁膜13,16は、上下の各ギャップ絶縁膜よりも緻
密で欠陥の少ない絶縁膜として構成されており、ここで
はスパッタ法や蒸着法等の気相成長法により形成された
金属膜を熱酸化することにより得ている。例えば、金属
アルミニウムを成長し、この金属アルミニウムを熱酸化
したアルミナ膜で構成する。あるいは、図1および図3
の構成の場合には、下シールド膜をアルミニウムを含む
金属で形成し、この下シールド膜の表面を酸化処理する
ことで、表面にアルミナを形成し、このアルミナを絶縁
膜13として構成してもよい。
【0012】
【実施例】図4は本発明の第1の実施例の断面図であ
る。スライダとなる基板としてAl2 3 とTiCの複
合セラミック板21の表面にAl2 3 (アルミナ)の
スパッタ膜22を形成した基板を用い、その上に下シー
ルド膜として膜厚2μmのNiFe膜23を形成する。
ついで、その上に金属アルミニウム膜を10nmスパッ
タ形成し、これを大気中で150℃で3時間の熱処理を
行い、金属アルミニウム膜をアルミナ膜24とし、高信
頼性絶縁膜を形成した。この後、膜厚80nmのアルミ
ナ膜をスパッタ形成し、下ギャップ絶縁膜25を形成す
る。さらに、この上にMR素子26を形成した。MR素
子としては、下から順にSALとしてのCoZrMo膜
261を25nm、Ta膜262を15nm、NiFe
膜263を20nmでいずれもスパッタ成膜し、リソグ
ラフィ法で幅2.5μm、高さ1μmにパターン化す
る。さらに、その両端に磁区制御用のCoCrPt膜2
7を30nmスパッタ成膜し、さらに電極として金膜2
8をスパッタ法によりCoCrPt膜に積層した。
【0013】次いで、この上に、金属アルミニウム膜を
10nmの厚さにスパッタ成膜し、大気中で150℃で
3時間の熱処理を行いアルミナ膜29を形成し、高信頼
性絶縁膜を形成する。その上に、100nmのアルミナ
膜をスパッタ成膜して上ギャップ絶縁膜30を形成し、
さらに上シールド膜として膜厚3μmのNiFe膜31
を形成する。この後、前記金膜28の電極端子を取り出
すことができるように加工を施している。
【0014】図7は比較のために従来の構成のMRヘッ
ドを形成した断面図である。スライダとなる基板として
Al2 3 とTiCの複合セラミック板41上にAl2
3のスパッタ膜42を形成した基板を用い、下シール
ド膜として膜厚2μmのNiFe膜43を形成し、その
上に下ギャップ絶縁膜として膜厚90nmのアルミナ膜
45をスパッタ成膜する。この上にMR素子46を形成
する。このMR素子46としては、下から順にSALと
してのCoZrMo膜461を25nm、Ta膜462
を15nm、NiFe膜463を20nmでいずれもス
パッタ成膜し、リソグラフィ法で幅2.5μm、高さ1
μmにパターン化する。さらに、その両端に磁区制御用
のCoCrPt膜47を30nmスパッタ成膜し、さら
に電極として金膜48をスパッタ法によりCoCrPt
膜に積層した。その上に上ギャップ絶縁膜として110
nmのアルミナ膜50をスパッタ成膜し、さらに上シー
ルド膜として膜厚3μmのNiFe膜51を形成し、か
つ金膜から電極端子を取り出す加工を施している。
【0015】このように構成された図4の本発明の実施
例のMRヘッドについて、下シールド膜23とMR素子
26との間の絶縁抵抗を測定したことろ、10MΩ以上
の十分に高い絶縁性を得ることが可能とされた。また、
上シールド膜31とMR素子26との間の絶縁抵抗につ
いても10MΩ以上の絶縁性を得ることが可能とされ
た。一方、図7に示した従来技術による比較用のMRヘ
ッドについて同様に下シールド膜43とMR素子46と
の間の絶縁抵抗を測定したところ、1MΩ未満の値であ
った。また、上シールド膜51とMR素子46との間の
絶縁抵抗も1MΩ未満であった。これから、本実施例の
MRヘッドでは、上下のシールド膜とMR素子との間の
絶縁耐圧が向上され、ヘッドの小型化、薄型化によって
もMR素子とシールド膜とのショートが回避でき、高密
度化が実現されることが確認された。
【0016】図5は本発明の第2の実施例を示す断面図
であり、ここでは下シールド膜とMR素子との間にのみ
高信頼性絶縁膜を形成している。同図において、図4の
実施例と等価な部分には同一符号を付してあり、スライ
ダとなる基板としてAl2 3 とTiCの複合セラミッ
ク板21の表面にAl2 3 (アルミナ)のスパッタ膜
22を形成した基板を用い、その上に下シールド膜とし
て膜厚2μmのFeAl膜23を形成する。ついで、1
×10-6torrの真空チャンバ内に20mTorrの
酸素を導入した雰囲気中で、400℃で3時間の熱処理
を行い、FeAl膜中のAlが膜表面に析出して酸化す
ることでアルミナ膜24を形成し、これを高信頼性絶縁
膜として形成する。この後、膜厚80nmのアルミナ膜
をスパッタ形成し、下ギャップ絶縁膜25を形成する。
【0017】さらに、この上にMR素子26を形成し
た。MR素子26としては、下から順にSALとしての
CoZrMo膜261を25nm、Ta膜262を15
nm、NiFe膜263を20nmでいずれもスパッタ
成膜し、リソグラフィ法で幅2.5μm、高さ1μmに
パターン化する。さらに、その両端に磁区制御用のCo
CrPt膜27を30nmスパッタ成膜し、さらに電極
として金膜28をスパッタ法によりCoCrPt膜に積
層した。その上に、100nmのアルミナ膜をスパッタ
成膜して上ギャップ絶縁膜30を形成し、さらに上シー
ルド膜として膜厚3μmのNiFe膜31を形成する。
この後、前記金膜28の電極端子を取り出すことができ
るように加工を施している。
【0018】この第2の実施例のMRヘッドについて、
下シールド膜24とMR素子26との絶縁抵抗を測定し
たところ、10MΩ以上の十分に高い絶縁性を得ること
ができることが確認された。したがって、この第2実施
例では、特に下シールド膜とMR素子との間のギャップ
絶縁膜を薄く形成した場合でも、絶縁耐圧を高め、高密
度化が実現される。
【0019】なお、本発明のMRヘッドでは、シールド
膜の材料としては、FeTaNのようなFe系微結晶
膜、Co系アモルファス膜、FeSiAl系膜のいずれ
であってもよい。ただし、第2の実施例のようにシール
ド膜を表面酸化して高信頼性絶縁膜としてのアルミナ膜
を形成する場合には、Alを含む材料で形成されている
ことが必要である。
【0020】また、前記した本発明の基本構成や実施例
では、高信頼性絶縁膜を下シールド膜と下ギャップ絶縁
膜との間に形成しているが、場合によっては下ギャップ
絶縁膜とMR素子との間に形成してもよい。また、MR
素子と上ギャップ絶縁膜との間に形成しているが、上ギ
ャップ絶縁膜と上シールド膜との間に形成してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、スライダ
となる基板上に下シールド膜、下ギャップ絶縁膜、磁気
抵抗効果素子、上ギャップ絶縁膜、上シールド膜が積層
された構成のMRヘッドにおいて、下シールド膜と磁気
抵抗効果素子との間、およびMR素子と上シールド膜と
の間の少なくとも一方に高信頼性の絶縁膜が形成されて
おり、特にこの高信頼性の絶縁膜は金属膜を酸化して得
られる酸化膜で形成されるため、緻密な膜質によって上
下のシールド膜とMR素子との間の絶縁性が高められ
る。したがって、磁気記録再生装置における高密度化に
伴って上下のシールド膜とMR素子との間の間隔が微少
化される場合でも、シールド膜とMR素子との間の絶縁
性を向上し、両者のショートを確実に防止することが可
能となり、高密度対応のシールド型MRヘッドを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の基本構成を示す断面
図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の基本構成を示す断面
図である。
【図3】本発明の第3の実施形態の基本構成を示す断面
図である。
【図4】本発明の第1の実施例のMRヘッドの断面図で
ある。
【図5】本発明の第2の実施例のMRヘッドの断面図で
ある。
【図6】従来のMRヘッドの基本構成を示す断面図であ
る。
【図7】比較のための従来構成のMRヘッドの断面図で
ある。
【符号の説明】
11 基板 12 下シールド膜 13 高信頼性絶縁膜 14 下ギャップ絶縁膜 15 MR素子 16 高信頼性絶縁膜 17 上ギャップ絶縁膜 18 上シールド膜 21 セラミック板 22 アルミナスパッタ膜 23 下シールド膜 24 高信頼性絶縁膜 25 下ギャップ絶縁膜 26 MR素子 27 磁区制御膜 28 電極 29 高信頼性絶縁膜 30 上ギャップ絶縁膜 31 上シールド膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライダとなる基板上に下シールド膜、
    下ギャップ絶縁膜、磁気抵抗効果素子、上ギャップ絶縁
    膜、上シールド膜が積層された構成の磁気抵抗効果型ヘ
    ッドにおいて、前記下シールド膜と磁気抵抗効果素子と
    の間、および前記磁気抵抗効果素子と上シールド膜との
    間の少なくとも一方に高信頼性の絶縁膜が形成されるこ
    とを特徴とする磁気抵抗効果型ヘッド。
  2. 【請求項2】 高信頼性の絶縁膜は、下シールド膜と下
    ギャップ絶縁膜との間、および磁気抵抗効果素子と上ギ
    ャップ絶縁膜との間の少なくとも一方に形成される請求
    項1の磁気抵抗効果型ヘッド。
  3. 【請求項3】 高信頼性の絶縁膜は、上下の各ギャップ
    絶縁膜よりも結晶が緻密でかつ欠陥の少ない絶縁膜であ
    る請求項1または2の磁気抵抗効果型ヘッド。
  4. 【請求項4】 高信頼性の絶縁膜はアルミニウムを熱酸
    化して得られるアルミナ膜である請求項3の磁気抵抗効
    果型ヘッド。
  5. 【請求項5】 スライダとなる基板上に下シールド膜を
    形成する工程と、この上に上ギャップ絶縁膜をスパッタ
    法等により形成する工程と、この上に磁気抵抗効果素子
    を形成する工程と、この上に上ギャップ絶縁膜をスパッ
    タ法等により形成する工程と、その上に上シールド膜を
    形成する工程を含み、前記下シールド膜と磁気抵抗効果
    素子を形成する工程の間、および前記磁気抵抗効果素子
    と上シールド膜を形成する工程の間の少なくとも一部に
    おいて、金属膜を形成し、この金属膜を酸化して高信頼
    性絶縁膜としての熱酸化膜を形成する工程を含むことを
    特徴とする磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法。
  6. 【請求項6】 気相成長法によりアルミニウム膜を形成
    し、このアルミニウム膜を熱酸化して高信頼性絶縁膜と
    してアルミナ膜を形成する請求項5の磁気抵抗効果型ヘ
    ッドの製造方法。
  7. 【請求項7】 下シールド膜をアルミニウムを含む金属
    で形成し、その表面を熱酸化してアルミナ膜を形成し、
    このアルミナ膜で高信頼性絶縁膜を形成する請求項5の
    磁気抵抗効果型ヘッドの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6501626B1 (en) 2000-05-03 2002-12-31 International Business Machines Corporation Read head with a combined second read gap and pinning layer for a top spin valve sensor
US6707647B2 (en) 2001-01-29 2004-03-16 International Business Machines Corporation Magnetic head with thin gap layers
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