JPH09198454A - 資材所要計画管理方式 - Google Patents

資材所要計画管理方式

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JPH09198454A
JPH09198454A JP2323896A JP2323896A JPH09198454A JP H09198454 A JPH09198454 A JP H09198454A JP 2323896 A JP2323896 A JP 2323896A JP 2323896 A JP2323896 A JP 2323896A JP H09198454 A JPH09198454 A JP H09198454A
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JP2323896A
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Mari Katsumura
麻利 勝村
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製番管理方式を用いた生産管理システムにおい
て余剰オーダの引当を行う際に、製品レベルから末端の
部品レベルまでの進捗管理を製番ごとに確実に行うこと
ができる資材所要計画管理方式を提供する。 【解決手段】余剰オーダを他のデマンドに引き当てるた
めに、資材所要計画手段2は、デマンドファイル6上で
余剰オーダが引き当てられるデマンドのオーダ引当情報
を更新すると共に、オーダファイル5上で余剰オーダを
発生したオーダの振替計画数量等を更新し、進捗問合せ
手段1からの進捗状況の問合せに応じて、品目ファイル
3及び構成ファイル4からなる部品表情報とオーダファ
イル5とデマンドファイル6とを参照して、製番ごとに
進捗状況をトレースする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製番管理方式を用
いた生産管理システムに関し、特に受注変動や在庫調整
等により余剰在庫ないし余剰オーダが発生した際に、余
剰品を有効に再利用することができる資材所要計画管理
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の製番管理方式を用いた生産管理シ
ステムにおいては、特開平4−340655号公報又は
特開平4−353969号公報に提案されているよう
に、余剰在庫ないし余剰オーダの情報をオーダファイル
あるいは余剰情報ファイル等で管理している。
【0003】また、受注生産を基本とする製品の販売管
理方式として、特開平5−73591号公報には、二重
生産等のミスを防止することを目的とする先行手配管理
マスタによる販売管理方式が提案されている。
【0004】前記特開平5−73591号公報に提案さ
れている先行手配管理マスタによる販売管理方式は、確
定受注分の品名と数量とを含む手配レコードを格納し受
注番号を付与して管理する手配マスタと、先行手配分の
品名と数量とを含む先行手配管理レコードを格納し先行
手配番号を付与して管理する先行手配管理マスタと、先
行手配を確定手配に変更するときに起動され、手配マス
タに先行手配と関連あることを識別できる受注番号を付
与して確定受注分の手配レコードを格納すると同時に、
該当する先行手配番号の該当する各品目の先行手配管理
レコードと関連付けて受注番号と引当数量とを含む先行
手配引当レコードを先行手配管理マスタに登録し、要求
に応じて先行手配管理マスタから各品目の各受注番号へ
の引当情報を示す先行手配引当リストを出力する確定処
理手段と、から構成されている。
【0005】そして、前記特開平5−73591号公報
に提案されている先行手配管理マスタによる販売管理方
式によれば、受注に無関係に製品を先行手配し、受注に
応じて先行手配から一又は複数の確定手配を生成する際
に、先行手配と確定手配との関係を前述した先行手配管
理マスタで管理するため、先行手配から確定手配への変
更時に確定手配が複数に分かれて派生しても先行手配が
どの確定手配と対応しているかを把握することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平4−340655号公報又は前記特開平4−353
969号公報に提案されている従来の製番管理方式を用
いた生産管理システムは、余剰在庫ないし余剰オーダと
デマンドとの引当関係を明確に管理していないため、引
当状況等を確認するトレース機能の実現を目的として製
番管理を行っているにも拘わらず、余剰在庫ないし余剰
オーダの引当により製番の振替が行われる場合に、同一
製番のみのトレースしか行うことができず、正確な進捗
管理を行うことができないという問題がある。
【0007】また、前記特開平5−73591号公報に
提案されている従来の先行手配管理マスタによる販売管
理方式は、以下に示すような問題点を有する。
【0008】第1の問題点は、前記特開平5−7359
1号公報に提案されている先行手配管理マスタによる販
売管理方式は、そもそも受注生産品の販売管理用のシス
テムに適用されるものであるため、受注に応じて先行手
配から確定手配への変更を行うことで先行手配によって
発生する余剰在庫の管理を行うことは可能であっても、
受注に応じて先行手配から確定手配への変更を行った後
に受注の数量変更ないし受注の取消等によって発生する
余剰オーダの管理を行うことができないということであ
る。
【0009】第2の問題点は、前記特開平5−7359
1号公報に提案されている先行手配管理マスタによる販
売管理システムでは、製品のオーダ情報を保持して管理
を行っているに過ぎないため、製品レベルから部品レベ
ルまでの管理を必要とする生産管理システムに単純に適
用することができないということである。
【0010】従って、本発明は前記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、製番管理方式を用いた生産管理システ
ムにおいて、余剰オーダの引当を行う際に、製品レベル
から末端の部品レベルまでのデマンドとオーダとの紐付
けを明確に行い、製番により適切に進捗管理を行うこと
ができる資材所要計画管理方式を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、製番管理方式を用いた生産管理システム
において、受注変動や在庫調整等により発生する余剰在
庫ないし余剰オーダの引当を行う際に、キー情報(品目
番号、デマンド番号等)とデマンド情報(所要量、所要
時期等)とを含むデマンドファイルに、引当オーダ番号
や引当数量等のオーダ引当情報を付与する手段と、オー
ダ情報を含むオーダファイルに、オーダ数量として正規
計画数量、正規確定数量、振替計画数量及び振替確定数
量を付与する手段と、を含み、資材所要計画時に、前記
デマンドファイルのオーダ引当情報と、前記オーダファ
イルのオーダ数量と、を更新し、デマンドとオーダとの
引当関係を管理することを特徴とする資材所要計画管理
方式を提供する。
【0012】また、本発明の資材所要計画管理方式は、
前記デマンドファイルの個々のレコードに対して該レコ
ードがメインデマンドであるかサブデマンドあるかの識
別記号(レコードタイプ)を付与する手段をさらに含
み、前記メインデマンドのレコードにはキー情報とデマ
ンド情報とオーダ引当情報とを格納し、前記サブデマン
ドのレコードにはキー情報とオーダ引当情報とを格納
し、デマンドとオーダとが1対1の関係にある場合には
メインデマンドのレコードのみを保持し、1つのデマン
ドに複数のオーダが引き当てられる場合にはメインデマ
ンドのレコードの他にオーダ数より1少ない(オーダ数
−1)のサブデマンドのレコードを保持し、引き当てら
れた全てのオーダの情報を前記デマンドファイルにより
管理するようにするとよい。
【0013】さらに、本発明の資材所要計画管理方式
は、引き当てられた余剰オーダの納期よりも該余剰オー
ダが引き当てられたデマンドの所要時期が過去である場
合に、前記余剰オーダの納期を前記デマンドの所要時期
に合わせる納期前倒し処理を行い、確定したデマンドと
オーダとの関係を保つようにするとよい。
【0014】さらにまた、本発明の資材所要計画管理方
式は、製品を構成する複数の部品についての部品表情報
を保持し、該部品表管理情報と前記デマンドファイルと
前記オーダファイルとを参照して、製品レベルから部品
レベルまでのデマンドとオーダとの関係を管理するよう
にするとよい。
【0015】以上のような構成のもと、本発明の資材所
要計画管理方式によれば、デマンドファイルで余剰在庫
ないし余剰オーダのオーダ引当情報を管理すると共に、
オーダファイルで同一製番と他製番とに分けて引当数量
を管理することにより、デマンドとオーダとの引当関係
を明確化する。
【0016】また、本発明の資材所要計画管理方式によ
れば、デマンドファイルの個々のレコードに対してレコ
ードタイプを付与し、1つのデマンドに複数のオーダが
引き当てられる場合にはオーダ数と同数のレコード(1
つのメインデマンドと、(オーダ数−1)のサブデマン
ド)をデマンドファイルに保持することにより、デマン
ドとオーダとの引当関係を明確化する。
【0017】そして、資材所要計画時には、余剰オーダ
の引当を行う際、デマンドファイルとオーダファイルと
を更新し、それぞれのファイルの引当情報(オーダ引当
情報、オーダ数量)を明確に管理し、また引き当てられ
た余剰オーダの納期よりもデマンドの所要時期が過去で
ある場合には、余剰オーダの納期をデマンドの所要時期
に合わせる納期前倒し処理を行う。
【0018】一方、製番ごとの進捗状況問合せ時には、
部品表情報とデマンドファイルとオーダファイルとを参
照して、製番ごとに製品レベルから末端の部品レベルま
でのトレースを行い、余剰オーダの引当が行われ、製番
の振替が頻繁に行われても確実なトレース機能を実現す
るようにする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施形態に係る資材所
要計画管理方式の構成を示すブロック図である。
【0021】図1を参照して、本発明の一実施形態に係
る資材所要計画管理方式は、部品表情報を保持する品目
ファイル3及び構成ファイル4と、資材情報を保持する
オーダファイル5及びデマンドファイル6と、進捗問合
せ手段1と、資材所要計画手段2と、部品表情報管理手
段7と、端末8と、から構成されている。
【0022】進捗問合せ手段1は、端末8から入力され
るオーダ番号(製番)及び品目番号をキー情報とする進
捗問合せに対して、品目ファイル3、構成ファイル、オ
ーダファイル5及びデマンドファイル6が保持する部品
表情報及び資材情報を参照して、特定の品目の特定のオ
ーダ番号(製番)についてのトレースを行い、特定の品
目を構成する部品の納期等の情報を一括して端末8の画
面上に表示出力する。
【0023】資材所要計画手段2は、他製番のデマンド
に対して余剰オーダの引当を行うと共に、オーダファイ
ル5及びデマンドファイル6の更新を行う。
【0024】部品表情報管理手段7は、品目ファイル3
及び構成ファイル4の更新を行うと共に、不要になった
レコードの削除等の保守管理を行う。
【0025】端末8は、操作者の要求に応じて進捗問合
せ手段1、資材所要計画手段2及び部品表情報管理手段
7を制御すると共に、処理結果を端末8の画面上に表示
出力する。
【0026】品目ファイル3は、部品表情報のうち、品
目の名称、在庫量、リードタイム、標準ロットサイズ、
最大手配量等の情報を保持している。
【0027】構成ファイル4は、部品表情報のうち、部
品の親子関係を示す情報、例えば親品目番号、子品目番
号、親品目1個当りに用いられる子品目の数量(単位数
量)、親品目と子品目との関係の有効期間等の情報を保
持している。
【0028】図2は、本発明の一実施形態に係る資材所
要計画管理方式のデマンドファイルのレコード情報を模
式的に示す図である。図2を参照して、デマンドファイ
ル6には、品目番号やデマンド番号等のキー情報6a
と、所要時期や所要量等のデマンド情報6bと、メイン
デマンドであるかサブデマンドであるかの識別記号(レ
コードタイプ)を表すメイン・サブ識別符号6cと、引
当オーダ番号やオーダ引当数量等のオーダ引当情報6d
と、が格納されている。
【0029】図2に示すように、メインデマンドのレコ
ードにはキー情報6a、デマンド情報6b、メイン・サ
ブ識別符号6c及びオーダ引当情報6dの全てが格納さ
れているが、サブデマンドのレコードにはデマンド情報
6bが格納されていない。
【0030】図3は、本発明の一実施形態に係る資材所
要計画管理方式のオーダファイルのレコード情報を模式
的に示す図である。図3を参照して、オーダファイル5
には、オーダ数量5aとして正規計画数量、正規確定数
量、振替計画数量及び振替確定数量がそれぞれ格納され
ている。また、オーダ数量5aの他に、品目番号、オー
ダ番号(製番)、納期、手配予定日、手配量等が格納さ
れている。
【0031】ここで、正規計画数量とはオーダ番号と同
一の番号を持つ(同一製番の)デマンドに引き当てられ
た数量のうち計画(仮引当)分の数量、正規確定数量と
はオーダ番号と同一の番号を持つ(同一製番の)デマン
ドに引き当てられた数量のうちリリース(本引当)分の
数量、振替計画数量とはオーダ番号と異なる番号を持つ
(他製番の)デマンドに引き当てられた数量のうち計画
分の数量、振替確定数量とはオーダ番号と異なる番号を
持つ(他製番の)デマンドに引き当てられた数量のうち
リリース分の数量をそれぞれ意味している。
【0032】次に、図1ないし図4を参照して、本発明
の一実施形態に係る資材所要計画管理方式の動作を説明
する。
【0033】図4は、本発明の一実施形態に係る資材所
要計画管理方式を用いて余剰オーダの引当を行う際の動
作を説明するための図である。なお、図4において、左
右方向の矢線は時系列tの軸を示し、矢印の方向に向か
って過去から未来へと向かう。また、垂直上向きの矢線
はデマンドを、斜め上向きの矢線はオーダをそれぞれ示
し、斜め上向きの矢線の時系列tの軸方向に沿った幅は
リードタイムを示している。
【0034】以下の説明では、デマンドについては、デ
マンド番号とメイン/サブのレコードタイプとを組み合
わせて表記する(例えば、デマンド番号が#1でかつレ
コードタイプがメインであれば、メインデマンド#1と
表記する)。一方、オーダについては、オーダ番号を付
して表記する(例えば、オーダ番号#1のオーダであれ
ば、オーダ#1と表記する)。また、部品B及び部品C
はそれぞれ、製品Aを構成する部品であるものとする。
【0035】図4に示すように、部品Bについて所要量
“20”のデマンド#2が発生しているが、これに対応
する部品Bのオーダ#2の手配量は“15”であるため
(図3に示したレコードr5参照)、“5”個分の不足
が発生することとなる。この際に、部品Bのオーダ#1
の手配量“35”に対して(図3に示したレコードr4
参照)、対応するメインデマンド#1の所要量が“3
0”であることから(図2に示したレコードr1参
照)、“5”個分の余剰オーダが発生し、この“5”個
分の余剰オーダを同じ部品Bのデマンド#2に引き当て
ることが可能である。
【0036】資材所要計画時には、図1に示した資材所
要計画手段2は、部品Bのオーダ#1の“5”個分の余
剰オーダを同じ部品Bのデマンド#2に引き当てるため
に、新たに部品Bについてサブデマンド#2のレコード
をデマンドファイル6に登録する(図2に示したレコー
ドr3参照)。レコードr3には、デマンド番号(“#
2”)、レコードタイプ(“サブ”)、余剰オーダの発
生元である引当オーダ番号(“#1”)、オーダ引当数
量(“5”)がそれぞれ格納される。
【0037】また、資材所要計画手段2は、オーダファ
イル5上の部品Bのオーダ#1の振替計画数量を“5”
とし(図3に示したレコードr4参照)、“5”個分の
余剰オーダが振り替え(引き当て)られている旨を示す
ようにする。
【0038】このように、本発明の一実施形態に係る資
材所要計画管理方式によれば、デマンドファイル6上で
はメインデマンド#2とサブデマンド#2とが一つのデ
マンドとして管理され(図2参照)、オーダファイル5
上では余剰オーダが他のオーダに引き当てられているこ
とと引き当てられた数量とがオーダ数量5aにより管理
される(図3参照)。
【0039】なお、図2に示すように、部品Bのサブデ
マンド#2のレコード(レコードr3)にはデマンド情
報6bが格納されていないが、デマンド情報6bは、部
品Bのメインデマンド#1のレコード(レコードr2)
を参照して知ることができる。
【0040】また、図4に示すように、部品Cについて
は、1つのオーダに対して1つのデマンド(メインデマ
ンド)のみが発生し、メインデマンドとオーダとを1対
1の関係で管理している。
【0041】図5は、本発明の一実施形態に係る資材所
要計画管理方式を用いて進捗状況の問合わせが行われた
際の端末の画面の様子を示す図である。
【0042】図1及び図5を参照して、進捗問合せ手段
1は、端末8から入力される製番引当状況の問合せに応
じ、例えばオーダ番号(製番)#2、品目番号A(製品
A)をキー情報として問合せが行われた際には、品目フ
ァイル3、構成ファイル4、オーダファイル5及びデマ
ンドファイル6を参照して、製品Aを構成する部品B及
び部品Cの手配状況を端末8の画面上に表示する。
【0043】このように、本発明の一実施形態に係る資
材所要計画管理方式によれば、製品を構成する末端の部
品レベルまで所望の手配量や納期等が確保されているか
否かを知ることができるため、正確な進捗管理を行うこ
とができる。
【0044】図6は、本発明の一実施形態に係る資材所
要計画管理方式における納期前倒し処理を説明するため
の図である。なお、図6において、左右方向の矢線は時
系列tの軸を示し、矢印の方向に向かって過去から将来
へと向かう。また、垂直上向きの矢線はデマンドを、斜
め上向きの矢線はオーダをそれぞれ示し、斜め上向きの
矢線の時系列tの軸方向に沿った幅はリードタイムを示
している。
【0045】図1及び図6を参照して、本発明の一実施
形態に係る資材所要計画管理方式において、部品Bのデ
マンド#3は、手配量“12”のオーダ#3が引き当て
られたメインデマンド#3(図2に示したレコードr6
参照)と、手配量“8”のオーダ#4が引き当てられた
サブデマンド#3(図2に示したレコードr7参照)
と、が1つのデマンドとして管理されている。
【0046】図6に示すように、部品Bのオーダ#4の
納期よりも部品Bのサブデマンド#3の所要時期(この
所要時期は、メインデマンド#3を参照して知ることが
できる)が過去であるため、資材所要計画手段1は、オ
ーダファイル5に格納されている納期情報を所要時期に
合わせるように更新し、すなわちオーダ#4の納期を前
倒しすることにより、確定したデマンドとオーダとの関
係を保つようにする。
【0047】以上、本発明の実施の形態をいくつか説明
してきたが、本発明はこれらの実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の原理に準ずる各種の実施の形態
を含む。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の資材所要
計画管理方式によれば、製番ごとに製品レベルから製品
を構成する末端部品レベルまで、デマンドとオーダとを
完全に紐付けして管理するため、余剰在庫ないし余剰オ
ーダの引当により製番の振替が頻繁に行われるような場
合であっても製番をキー情報として確実なトレースを実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る資材所要計画管理方
式の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る資材所要計画管理方
式のデマンドファイルのレコード情報を模式的に示す図
である。
【図3】本発明の一実施形態に係る資材所要計画管理方
式のオーダファイルのレコード情報を模式的に示す図で
ある。
【図4】本発明の一実施形態に係る資材所要計画管理方
式を用いて余剰オーダの引当を行う際の動作を説明する
ための図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る資材所要計画管理方
式を用いて進捗状況の問合わせが行われた際の端末の画
面の様子を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る資材所要計画管理方
式における納期前倒し処理を説明するための図である。
【符号の説明】
1 進捗問合せ手段 2 資材所要計画手段 3 品目ファイル 4 構成ファイル 5 オーダファイル 5a オーダ数量 6 デマンドファイル 6a キー情報 6b デマンド情報 6c メイン(デマンド)・サブ(デマンド)識別符号 6d オーダ引当情報 7 部品表情報管理手段 8 端末 r1、…、r7 レコード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製番管理方式を用いた生産管理システムに
    おいて、受注変動や在庫調整等により発生する余剰在庫
    ないし余剰オーダの引当を行う際に、 キー情報とデマンド情報とを含むデマンドファイルに、
    引当オーダ番号や引当数量等のオーダ引当情報を付与す
    る手段と、 オーダ情報を含むオーダファイルに、オーダ数量として
    正規計画数量、正規確定数量、振替計画数量及び振替確
    定数量を付与する手段と、 を含み、資材所要計画時に、前記デマンドファイルのオ
    ーダ引当情報と、前記オーダファイルのオーダ数量と、
    を更新し、デマンドとオーダとの引当関係を管理するこ
    とを特徴とする資材所要計画管理方式。
  2. 【請求項2】前記デマンドファイルの個々のレコードに
    対して該レコードがメインデマンドであるかサブデマン
    ドあるかの識別記号を付与する手段をさらに含み、 前記メインデマンドのレコードにはキー情報とデマンド
    情報とオーダ引当情報とを格納し、 前記サブデマンドのレコードにはキー情報とオーダ引当
    情報とを格納し、 デマンドとオーダとが1対1の関係にある場合にはメイ
    ンデマンドのレコードのみを保持し、1つのデマンドに
    複数のオーダが引き当てられる場合にはメインデマンド
    のレコードの他にオーダ数より1少ない数のサブデマン
    ドのレコードを保持し、 引き当てられた全てのオーダの情報を前記デマンドファ
    イルにより管理することを特徴とする請求項1記載の資
    材所要計画管理方式。
  3. 【請求項3】引き当てられた余剰オーダの納期よりも該
    余剰オーダが引き当てられたデマンドの所要時期が過去
    である場合に、前記余剰オーダの納期を前記デマンドの
    所要時期に合わせる納期前倒し処理を行い、確定したデ
    マンドとオーダとの関係を保つことを特徴とする請求項
    1又は2記載の資材所要計画管理方式。
  4. 【請求項4】製品を構成する複数の部品についての部品
    表情報を保持し、 該部品表管理情報と前記デマンドファイルと前記オーダ
    ファイルとを参照して、製品レベルから部品レベルまで
    のデマンドとオーダとの関係を管理することを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれか一項に記載の資材所要計
    画管理方式。
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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0430953A (ja) * 1990-05-23 1992-02-03 Fujitsu Ltd 製造・購入管理処理方式
JPH04353969A (ja) * 1991-05-30 1992-12-08 Nec Corp 生産管理システム

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