JPH09196600A - 急速発煙手榴弾 - Google Patents

急速発煙手榴弾

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JPH09196600A
JPH09196600A JP8341126A JP34112696A JPH09196600A JP H09196600 A JPH09196600 A JP H09196600A JP 8341126 A JP8341126 A JP 8341126A JP 34112696 A JP34112696 A JP 34112696A JP H09196600 A JPH09196600 A JP H09196600A
Authority
JP
Japan
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aluminum
ignition
smoke
smoke grenade
head
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Pending
Application number
JP8341126A
Other languages
English (en)
Inventor
Peter Rayer
ペーター・ライヤー
Norbert Wardecki
ノルベルト・ヴァルデッキ
Karl Raupp
カール・ラウップ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Butsuku Werke & Co GmbH
Buck Werke GmbH and Co
Original Assignee
Butsuku Werke & Co GmbH
Buck Werke GmbH and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Butsuku Werke & Co GmbH, Buck Werke GmbH and Co filed Critical Butsuku Werke & Co GmbH
Publication of JPH09196600A publication Critical patent/JPH09196600A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42BEXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B12/00Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material
    • F42B12/02Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material characterised by the warhead or the intended effect
    • F42B12/36Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material characterised by the warhead or the intended effect for dispensing materials; for producing chemical or physical reaction; for signalling ; for transmitting information
    • F42B12/46Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material characterised by the warhead or the intended effect for dispensing materials; for producing chemical or physical reaction; for signalling ; for transmitting information for dispensing gases, vapours, powders or chemically-reactive substances
    • F42B12/48Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material characterised by the warhead or the intended effect for dispensing materials; for producing chemical or physical reaction; for signalling ; for transmitting information for dispensing gases, vapours, powders or chemically-reactive substances smoke-producing, e.g. infrared clouds
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42BEXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B27/00Hand grenades

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全で煙幕効果の高く残留性のよい煙りを急
速に発生する。 【解決手段】 手で操作されうる点火ヘッド(A)と活性
塊部材(B)を備えた急速発煙手榴弾であって、花火反応
の連鎖を開始させるべく点火ヘッド(A)上に設けられた
ストライカ(5)が、安全に取り扱えるように安全クリッ
プ(11)で付勢され、活性塊部材(B)に設けられた発煙手
段(19)が、リンを主とする発煙剤で被覆された可燃性の
円盤または扇形盤状の薄片(フレア)からなって、活性塊
部材(B)の缶(15)内にある点火/爆発ユニットのための
カプセル(31)の回りを満たしており、手榴弾の重い部材
が、手榴弾の爆発時にも安定な接続要素(41,43)によっ
て相互に連結され、手榴弾の基本的な構成要素が、アル
ミニウムからなる。点火/爆発ユニット(C)の点火薬/
爆薬の装填は、それが反応したときの燃焼ガスの放出を
最小にするために、伝統的なアルミニウムと過塩素酸カ
リウムからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、急速発煙手榴弾の
形態の新規な手榴弾に関する。
【0002】
【従来の技術】手榴弾は、軍隊の接近戦用の兵器であ
り、投擲範囲内にある隠れた標的を攻撃するために用い
られる。手榴弾は、通常、ケースと充填された爆薬と起
爆部からなる。手榴弾のケースは、オプションで大きく
裂けるように形成することができる。ともかく、充填さ
れた爆薬は、点火によって爆発させられる。
【0003】さらに、偽装のためまたは敵を混乱させる
ために煙りの射出体によって煙幕を作ることが知られて
いる。煙りを射出する種々の形態が知られている。例え
ば、ドイツ国特許文献DE-B1185510およびDE-B1428657
は、発射火薬容器内に装填された発煙剤が、接触ヘッド
によって起爆されるような煙り射出体を開示している。
欧州特許文献EP-A0046230は、点火剤が装填される中央
穴をもち,予め定められた長手方向の破壊点をもつ容器
内に層状に積み重ねられた成形体から装填発煙剤がなる
ような煙り射出体を開示する。この目的のために、上記
発煙剤は、小粒状にされて成形体に圧縮されなければな
らない。しかし、このような成形体の材料の欠点は、粒
状体が一度に点火し、かつ急速に反応するため、煙幕効
果が長時間に亘っては持続しないことである。加えて、
粒状体が地面にすぐに落下して、長時間残留する煙幕が
発生できない。一方、より長時間残留する煙幕は、或る
成形体で達成できるが、その射出体は、特に煙幕手榴弾
の爆発の場合、その重量のために潜在的な危険性をはら
んでいる。
【0004】最後に、ドイツ国特許文献DE-A2811016
は、電気的に作動される接触ヘッドと、嵌合する蓋によ
って閉ざされる缶の形態の発射火薬の容器とを有し、赤
外線によって飛行体を引き付けてだますために、キャッ
プ・ディスチャージャから点火される射出体を開示して
いる。
【0005】ここに知られた煙りを発生する装置は、総
てそれに伴う欠点を有する。例えば、黄リンなどの非常
に有毒な成分が、煙りを発生させるために用いられた
り、発生した煙幕が長時間は持続しない。他の発煙物質
は、手榴弾において煙りの点源としてのみ用いられ、煙
り生成の時間が遅延するという欠点を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、急速
発煙手榴弾の形態の発煙手榴弾を提供することであり、
この発煙手榴弾では、発煙手段が煙りの長時間残留域を
非常に急速に形成し、この煙りは、赤外線領域および可
視光線領域において効果を生じ、この煙りの成分は、公
知の発煙手段の煙り成分よりも有害でない。同時に、こ
のような硬い手榴弾が破裂した後に残るより重い成分
は、手榴弾を投げた人間に怪我の惧れを全くもたらさな
い。同様のことが発煙材料についても言える。
【0007】
【発明の構成、作用、効果】上記目的は、本発明に基づ
く急速発煙手榴弾によって達成され、この手榴弾は、
(1) ストライカピンが取り付けられ,引張ばねによっ
て作動されうるストライカを片側に備えたヘッド部と、
このヘッド部のもう片側に枢着され,固定要素で固定さ
れ,固定位置においてばねにより付勢されるストライカ
を保持する安全クリップとからなる手で操作されうる点
火ヘッドと、(2) 上記点火ヘッドのヘッド部と協働す
る補強構造の基部と、赤リンを基剤とする発煙剤で被覆
された薄い,軽量の,円盤または扇形盤形状の可燃性の薄
片(フレア)の形態をなし,上記アルミニウム缶内にその
中心を貫通する通路を形成するように配置される発煙手
段と、缶をそのヘッド部で密に閉鎖する蓋とを有する引
抜加工されたアルミニウム缶からなる活性塊部材と、
(3) 上記点火ヘッドのヘッド部を上記活性塊部材のア
ルミニウム缶の基部にねじで連結する挿入部と、この挿
入部の中心穴内に固定される引抜加工された薄肉のアル
ミニウムカプセルとからなり、このカプセルは、上記発
煙手段で占められていない通路を通って事実上上記アル
ミニウム缶の底部まで達するとともに、内部に発煙手段
に点火するとともに,オプションで設けられる中心の起
爆部コードにより上記アルミニウム缶を破裂させるため
の点火薬/爆薬が充填されているような点火/爆発ユニ
ットとを備え、上記ストライカから点火薬/爆薬の装填
への花火反応の連鎖は、上記ヘッド部および挿入部の中
心穴内に設けられたイグナイタキャップとこれに続く点
火遅延要素とからなり、上記安全クリップは、第1接続
要素により上記点火ヘッドのヘッド部に固定され、上記
アルミニウム缶を閉鎖する蓋は、第2接続要素によりア
ルミニウム缶の上記補強された基部に固定されている。
【0008】本発明の急速発煙手榴弾により、非常に安
定な煙幕が極めて短時間で生成され、この煙幕は、偽装
(カムフラージュ)や敵を混乱させるために役立つ。本発
明の急速発煙手榴弾により、1乃至2秒以内に10mの
直径の煙幕を作ることが可能であり、この煙幕は、空中
に2分間残留する。この手榴弾に含まれる物質およびこ
の物質から生成される煙りは、生態学上,有毒ではな
い。燃焼生成物は、高々僅かに有毒なだけなので、環境
には極く僅かな負担しか与えない。さらに、急速発煙手
榴弾の個々の固体部分は、投擲者が怪我を蒙らないよう
に相互に連結されている。さらに、撒き散らかされる煙
りの粒子は、非常に軽いので、爆発地点の周囲の高々1
0mに及ぶ区域に堆積するだけで、これにより投擲者に
は何ら危険は生じない。
【0009】上記活性塊部材において、アルミニウム缶
に代えて、好ましくは引抜加工されたアルミニウム缶
を、また、この目的に通常用いられる、例えば鋼板など
の他の任意の金属または適切なプラスティック材料から
なる缶を用いることができ、後者の場合、特に環境上の
理由から分解しうるプラスティック材料が第1の選択肢
となる。
【0010】本発明の急速発煙手榴弾の点火ヘッドは、
それ自体は公知の手法で組み立てられるが、その安全ク
リップは、ヘッド部分に設けられた固定要素が不慮に解
放されるのを防ぐものであるが、とりわけその特別の形
状、特に延在するクリップフォークによって特徴づけら
れる。さらに、点火ヘッドが動作してから安全クリップ
が不慮に分離することおよびこれにより生じる投擲者へ
の危険は、本発明によれば、接続要素によって点火ヘッ
ドのヘッド部に固定されている安全クリップによって防
止され、この目的のため、上記接続要素は、好ましくは
連結されるべき個々の部材に固定された鋼ケーブル,鋼
線または鋼クリップからなる。点火ヘッドのヘッド部
は、この目的のために通常用いられる任意の材料で作る
ことができる。特に、このヘッド部は、アルミニウム,
好ましくは加圧ダイキャストで作ることができる。上記
ヘッド部の中心穴に設けられたイグナイタキャップは、
この分野で普通に用いられている構成要素であり、その
活性な構成要素は、ストライカに取り付けられたストラ
イカピンを介して打撃されたとき、点火遅延要素を直ち
に点火に導くことを開始させる。上記点火遅延要素は、
ストライカピンに動作的に連繋しており、点火/爆発ユ
ニットの挿入部内に設けられている。このストライカお
よびその個々の部分は、同様に普通の構造をしている。
【0011】上記活性塊部材のより好ましいアルミニウ
ム缶は、好ましくは深絞り加工,押出しプレスまたは加
圧ダイキャストによって作られる。これは、補強された
基部をもつコンパクトな缶を作ることを容易にし、上記
補強された基部は、強度上の理由ならびに基部内に固着
され,または基部の回りに嵌合されるべき急速発煙手榴
弾の他の構成要素の嵌合と組立を保証するために必要と
される。アルミニウム缶は、補強された基部の中心穴内
に好ましくはねじによって点火/爆発ユニットを嵌合し
た後、その開口底部から内部に嵌合されるべき部材が供
給される。これは、とりわけ、あった方が良く,上記基
部に接して置かれ,特にスナップリングなどのばねによ
って付勢されるスペーサリングを含む。また、これはあ
った方が良い接続要素を含み、この接続要素は、アルミ
ニウム缶内の点火/爆発ユニットの薄肉アルミニウムカ
プセルとその回りに配置された発煙剤との間の環状間隙
を通るように嵌合されなければならない。勿論、このよ
うな場合、上記接続要素はアルミニウム缶の上記基部に
まず固定されることができる。その後、円盤または扇形
盤状に形成された薄い可燃性の軽量な薄片(フレア)の形
態で存する発煙手段が、アルミニウム缶内に挿入され
る。発煙手段をなすフレアによってアルミニウム缶を完
全に充填した後、このアルミニウム缶は、蓋によって密
に閉じられる。これは、普通の手段,好ましくは蓋の内
周とこれに連繋するアルミニウム缶の外周の間に接着剤
を塗ることによって行なわれる。アルミニウム缶に蓋を
嵌合した後、この蓋の底に、好ましい実施例では上記環
状間隙に存する上記接続要素を、アルミニウム缶の補強
基部と蓋との接続を保証する結果となる手段を用いるこ
とによって固定する必要がある。
【0012】上記接続要素は、活性塊部材の実験の前お
よび蓋が最後に載せられる前に既にこの接続要素が蓋に
強固に固定されうるように好ましくはむしろ十分長くな
るように配慮された例えば強固に固定された鋼ケーブ
ル,鋼線または鋼クリップからなる。これに代えて、か
かる接続要素は、このような缶の底を蓋に固定するため
に通常用いられるいわゆる「篩管(穴明きライナ)」であ
ってもよい。この目的のために、(燃焼ガスが問題なく
通るのを許容するための)穴明きライナは、点火/爆発
ユニットの各カプセルの回り,即ちあいている通路内に
単に置かれ、例えばねじ締めなどの適切な方法で接続さ
れるべき部材に固定される。
【0013】好ましくはスナップリングであるばねによ
って付勢されるスペーサリングからなるアセンブリは、
補強基部とこれに隣接する発煙手段の最上の層との間に
嵌め込まれ、好ましい実施例ではあった方が良いこのア
センブリは、寸法誤差を補償し、とりわけ発煙手段がこ
れによって成形体の形でアルミニウム缶内に固定される
のを保証するために役立つ。
【0014】好ましい実施例では、活性塊部材のアルミ
ニウム缶には、円筒状の表面に半径方向またはより良く
は長手方向に延びる予め定められた破壊点が設けられ、
この破壊点は、好都合にはアルミニウム缶の円筒状表面
の長手方向溝の形態であり、アルミニウム缶の製造中に
プレス加工によって形成される。この予め定められた破
壊点は、アルミニウム缶の破裂を容易にし、同時にアル
ミニウム缶内にある発煙手段の完全に均一な分布を可能
にし、その結果、所望の広範囲で完全な煙幕が生成さ
れ、この煙幕は、比較的長時間に亘って漂い続け、燃焼
する発煙手段によって供給され続ける。
【0015】発煙手段をなす薄片のための基板として、
非常に広範囲のプラスティック材料および被覆されない
紙や被覆された紙が適切である。前者は、通常常に幾ら
かの水を含有して、発煙剤の基剤を構成する赤リンと早
期に反応するので、後者の方が好ましい。担体に用いら
れる花火の活性塊は、主たる活性材料として赤リンを含
有する。この活性塊は、赤リンを含む重量で略70乃至
80%の花火塊と、好ましくはペースト状のポリ塩化ビ
ニルである重量で20乃至30%のバインダとからな
る。この花火塊は、煙りの生成をさらに促進するために
例えば一定割合のマグネシウムなどの他の通常の添加剤
を含むことができる。
【0016】円盤または扇形盤状の可燃性の薄片(扇形
をなす小片であって、オプションとしてブリッジまたは
ウェブによって互いに連結され、円盤状小片と言われ
る)は、アルミニウム缶の内径に略対応する外周と、形
成される中心通路に挿入される点火/爆発ユニットの薄
肉アルミニウムカプセルに対応する内周とを有する。と
りわけ、アルミニウム缶の基部と蓋の間に設けられ、接
続要素が収容されうる狭い環状溝または少なくとも小さ
い通路が、好ましくは存在する。発煙手段の特別な形態
は、発煙手段がアルミニウム缶内に非常に経済的で密に
詰められた状態で配置されて、点火された後にこれらの
薄片が比較的ゆっくりと縁から中心に向かって燃えてい
くという利点を有している。これによって、上記薄片
は、粒状の発煙手段の燃焼とは対照的に空中に比較的長
時間漂い続け、その発煙反応も比較的長時間持続する。
勿論、発煙手段の基板は、片面または両面を発煙剤で被
覆されることができる。
【0017】本発明の急速発煙手榴弾の第3の重要な構
成要素は、点火/爆発ユニットであり、その挿入部分
は、アルミニウム缶の補強基部の中心穴内に、固定され
かつ密に封止された状態で好ましくはねじによって嵌合
される。この挿入部のヘッド部は、好ましくはねじなど
の適切な手段で点火ヘッドのヘッド部に固定される。必
要な場合は、個々の構成要素は、さらに相互に気密に封
止される。上記挿入部の中心穴には、実際上活性塊部材
の全体を貫いて延びる薄肉アルミニウムカプセルが嵌合
される。点火/爆発ユニットの挿入部は、この目的のた
めに普通に用いられる好ましくはアルミニウムである任
意の材料からなる。点火/爆発ユニットの薄肉アルミニ
ウムカプセルは、通常の点火/爆発剤の装填を備えるこ
とができが、この装填の活性構成剤は、好ましくは伝統
的なアルミニウム/過塩素酸カリウム(Al/KClO4)
爆薬の装填であり、それは、かかる装填がマグネシウム
/硝酸バリウム(Mg/Ba(NO3)2)に基づく装填よりも
遥かに無害であるからである。活性の連鎖、従って点火
ヘッドのヘッド部内に設けられた点火キャップから薄肉
アルミニウムカプセル内の点火/爆発薬装填への点火経
路は、点火/爆発ユニットの挿入部の中心穴に嵌合され
た点火遅延要素を通って形成される。これは、予め定め
られた遅延の結果として、機械的な開始が一旦生じる
と、本発明の急速発煙手榴弾が専らその効果を発展させ
て、所望の時間経過後,従って所望の投擲距離で、アル
ミニウム缶が破裂し、発煙手段が点火されて供給される
ことが保証されることに役立つ。同時に、点火遅延要素
は、投擲者に手榴弾を投げるための所定の時間を許容
し、必要ならば安全な場所に逃げる時間を許容する。ア
ルミニウムカプセル内の点火/爆発薬装填のより急速な
点火と,より徹底した反応のために、この装填中に好ま
しくは爆薬コードが設けられる。これに代えて、より強
力に反応する材料の粒状体を、オプションで点火/爆発
薬装填の中に無作為に分布させることができ、これによ
って、必要ならば本来の点火/爆発薬装填の急速な点火
と徹底的な反応がもたらされる。点火遅延要素が反応し
て点火/爆発薬装填が点火する予め定められた時間は、
例えば1乃至8秒の範囲の僅か数秒である。
【0018】本発明の急速発煙手榴弾の重要部材を作る
ための材料としてアルミニウムを用いることは、このよ
うな物を非常に容易に製造できるという利点の他に、ア
ルミニウムが大抵の花火薬装填に対する耐腐食性および
適合性を有するという更なる利点をもたらす。そして、
耐腐食性は、このような装置に要求されるので、特別な
腐食防御手段を設ける必要がない。加えて、このような
場合、破裂で生じた破片は、非常に軽いので遠くへ飛ば
ず、何ら怪我を起こすことがない。
【0019】本発明の急速発煙手榴弾は、投げる前に投
擲者の手で安全クリップをしっかり保持するように握ら
れる。そして、他方の手で固定要素が解放される。この
手榴弾が投げられると、ばねで付勢されたストライカ
は、安全クリップを解除するように強制して、ストライ
カピンが点火ヘッドのヘッド部に嵌合された点火キャッ
プを打撃し、これによってその中に含まれている火薬装
填が爆発され、総ての反応の連鎖が始まる。予め定めら
れた遅延時間の後、点火/爆発ユニット内に含まれる点
火/爆発薬装填が点火され、薄肉アルミニウムカプセル
が破裂し、これによって上記カプセルを囲む発煙手段が
燃え上がる。同時に、アルミニウム缶の壁がばらばらに
破裂し、燃える発煙破片が周囲に放出されて漂う完全な
煙幕を形成する。手榴弾の投擲者は、とりわけ本発明の
急速発煙手榴弾のより質量のある部材が対応する固定要
素によって互いに連結されて飛び散ることがないという
事実により機械的な怪我から防御される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
により詳細に説明する。図1は、安全クリップ11を介
して手で動作させることができる点火ヘッドAを示して
いる。安全クリップ11は、点火ヘッドAのヘッド部1
に固定要素1によって固定されている。さらに、ストラ
イカピンを取り付けたストライカ5が、アセンブリ中の
安全要素13に略対向するヘッド部1に固定され、この
安全要素は、引張ばね7およびその取付具によって旋回
可能に枢着され、上記ストライカは、ばねで付勢される
安全クリップ11によって安全な状態で保持されてい
る。ヘッド部1は、ストライカ5と連繋する点火キャッ
プ37の上端内に設けられた中心穴3を有し、上記点火
キャップは、衝撃によって発火されうる通常の点火薬の
装填を備える。安全クリップ11は、(この例では鋼線
である)接続要素41によって点火ヘッドのヘッド部1
に固定されていて、この急速発煙手榴弾が投げられて反
応した後に、安全クリップ11が、ヘッド部から外れて
飛び去るのを防止するようになっている。ヘッド部1に
は、点火ヘッドを点火/爆発ユニットCひいては活性塊
部材Bに強固に固定することができるねじ山27があ
る。
【0021】図1は、また、まず引抜き加工されたアル
ミニウム缶15を備える活性塊部材Bの詳細を示してい
る。この缶の補強された基部17の中心穴であって好ま
しくはねじ山29を備える中心穴の中に、後に詳述する
点火/爆発ユニットCが気密に封止された状態で嵌合さ
れる。好ましい実施の形態に対応すれば、アルミニウム
缶15の内側でその補強基部17の直ぐ近傍に、図示の
例ではスナップリングであるばね49によって圧縮力が
加えられるスペーサリング47が嵌め込まれる。
【0022】点火/爆発ユニットCの挿入部25の中心
穴に、同様に薄肉アルミニウムカプセル31が気密に封
止された状態で嵌め込まれる。薄肉アルミニウムカプセ
ル31は、実質上アルミニウム缶15の全体を軸方向に
貫いて延びるとともに、好ましい実施の形態では伝統的
なアルミニウムと過塩素酸カリウムからなる爆薬の装填
である点火/爆発薬の装填35で完全に満たされてい
る。なぜなら、この装填は、通常に用いられ,毒薬に分
類されるマグネシウムと硝酸バリウムを含有する点火/
爆発薬の装填よりも毒性が実質上少ないからである。点
火/爆発ユニットCの挿入部25の中心穴33内には、
点火遅延要素39が嵌め込まれ、この要素の活性塊は、
例えば3.5±0.5秒の標準遅延などの所望の遅延を提供す
る。アルミニウム缶15は、(通路21の形成または接
続要素43を案内するための凹部だけを除いて)被覆さ
れた可燃性の円盤状,好ましい実施の形態では扇形盤状
の薄片(フレア)の形態の煙り生成薬剤(発煙手段)19に
よって完全に充填されている。好ましい実施の形態で
は、上記煙り生成薬剤は、好ましくは赤リンからなる略
70乃至80重量%の発火塊と略20乃至30重量%の
バインダで構成される赤リンを基剤とする煙り生成剤に
よって両面を被覆されている。
【0023】活性塊部材Bのアルミニウム缶15は、元
の開口端で蓋23に強固に接続されており、この接続
は、好ましい実施の形態では蓋23の内周とこれに連繋
するアルミニウム缶15の部分の間に塗られた(図示し
ない)接着剤で構成される。アルミニウム缶15の補強
された基部17は、接続要素43によって蓋23に固定
され、この接続要素は、図示の好ましい実施の形態では
鋼線であり、この鋼線は、薄肉アルミニウムカプセル3
1と煙り生成手段19の間の通路21に明けられた環状
溝または択一的に上記通路に単に形成された長手方向ノ
ッチに案内される。これとは別に、ばね49で付勢され
るスペーサリング47は、既述のように寸法誤差や残留
体積を補償するとともに、煙り生成手段19を形成する
可燃性の円盤または扇形盤状の薄片(フレア)を実際上し
っかりと相互に保持するために役立つ。
【0024】本発明による急速発煙手榴弾の作用態様
は、当業者に周知であり、既に簡単に説明した。本発明
は、勿論述べた詳細な実施の形態に限られず、本発明の
基本的な要素が用いられている限りにおいて、当業者の
知識の範囲内の変更にも及ぶ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による急速発煙手榴弾の長手方向の断
面図である。
【符号の説明】
A…点火ヘッド、B…活性塊部材、C…点火/爆発ユニ
ット、1…ヘッド部、3,33…中心穴、5…ストライ
カ、7…引張ばね、9…ストライカピン、11…安全ク
リップ、15…アルミニウム缶、17…基部、19…発
煙手段、21…通路、23…蓋、25…挿入部、27,
29…ねじ山、31…薄肉アルミニウムカプセル、35
…点火薬/爆薬の装填、37…イグナイタキャップ、3
9…点火遅延要素、41,43…接続要素、47…スペ
ーサリング、49…ばね、51…起爆コード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ノルベルト・ヴァルデッキ ドイツ連邦共和国デー79194ホイヴァイラ ー、ヒンターホイヴァイラー27番 (72)発明者 カール・ラウップ ドイツ連邦共和国デー79395ノイエンブル ク、イム・ロールコプフ48番

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 急速発煙手榴弾であって、(1) ストラ
    イカピン(9)が取り付けられ,引張ばね(7)によって作動
    されうるストライカ(5)を片側に備えたヘッド部(1)と、
    このヘッド部(1)のもう片側に枢着され,固定要素(13)で
    固定され,固定位置においてばね(7)により付勢されるス
    トライカ(5)を保持する安全クリップ(13)とからなる手
    で操作されうる点火ヘッド(A)と、(2) 上記点火ヘッ
    ドのヘッド部(1)と協働する補強構造の基部(17)と、赤
    リンを基剤とする発煙剤で被覆された薄い,軽量の,円盤
    または扇形盤形状の可燃性の薄片(フレア)の形態をな
    し,上記アルミニウム缶(15)内に缶の中心を貫通する通
    路(21)を形成するように配置される発煙手段(19)と、缶
    (15)をそのヘッド部で密に閉鎖する蓋(23)とを有する引
    抜加工されたアルミニウム缶(15)からなる活性塊部材
    (B)と、(3) 上記点火ヘッド(A)のヘッド部(1)を上記
    活性塊部材(B)のアルミニウム缶(15)の基部にねじ(27,2
    9)で連結する挿入部(25)と、この挿入部(25)の中心穴(3
    3)内に固定される引抜加工された薄肉のアルミニウムカ
    プセル(31)とからなり、このカプセルは、上記発煙手段
    (19)で占められていない通路(21)を通って事実上上記ア
    ルミニウム缶(15)の底部まで達するとともに、内部に発
    煙手段に点火するとともに,オプションで設けられる中
    心の起爆部コード(51)により上記アルミニウム缶(15)を
    破裂させるための点火薬/爆薬(35)が充填されているよ
    うな点火/爆発ユニット(C)とを備え、 上記ストライカ(5)から点火薬/爆薬(35)の装填への花
    火反応の連鎖は、上記ヘッド部(1)および挿入部(25)の
    中心穴(3,33)内に設けられたイグナイタキャップ(37)と
    これに続く点火遅延要素(39)とからなり、上記安全クリ
    ップ(11)は、第1接続要素(41)により上記点火ヘッド
    (A)のヘッド部(1)に固定され、上記アルミニウム缶(15)
    を閉鎖する蓋(23)は、第2接続要素(43)によりアルミニ
    ウム缶の上記補強された基部(17)に固定されていること
    を特徴とする急速発煙手榴弾。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の急速発煙手榴弾におい
    て、上記第1接続要素(41)および/または第2接続要素
    (43)は、連結されるべき個々の部材に強固に固定された
    鋼ケーブル,鋼線,鋼クリップまたは穴明きライナからな
    ることを特徴とする急速発煙手榴弾。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の急速発煙手榴
    弾において、上記第2接続要素(43)は、上記薄肉アルミ
    ニウムカプセル(31)と上記発煙手段(19)との間に形成さ
    れた環状間隙を通るように配置されていることを特徴と
    する急速発煙手榴弾。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    急速発煙手榴弾において、上記活性塊部材(B)のアルミ
    ニウム缶(15)には、円筒状の表面に半径方向またはより
    好ましくは長手方向に延びる予め定められた破壊点が設
    けられていることを特徴とする急速発煙手榴弾。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の急速発煙手榴弾におい
    て、上記アルミニウム缶(15)に存する予め定められた破
    壊点は、円筒状の表面の長手方向溝の形態であることを
    特徴とする急速発煙手榴弾。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5に記載の急速発煙手榴弾
    において、上記発煙手段(19)上に設けられた発煙剤は、
    赤リンを含む略70乃至80重量%の花火塊と、20乃
    至30重量%のバインダとからなることを特徴とする急
    速発煙手榴弾。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の
    急速発煙手榴弾において、上記点火薬/爆薬の装填(35)
    は、活性成分としてアルミニウムと過塩素酸カリウムを
    含むことを特徴とする急速発煙手榴弾。
JP8341126A 1995-12-22 1996-12-20 急速発煙手榴弾 Pending JPH09196600A (ja)

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