JPH09196583A - 熱交換器用コアおよびその製造方法 - Google Patents
熱交換器用コアおよびその製造方法Info
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- JPH09196583A JPH09196583A JP8008983A JP898396A JPH09196583A JP H09196583 A JPH09196583 A JP H09196583A JP 8008983 A JP8008983 A JP 8008983A JP 898396 A JP898396 A JP 898396A JP H09196583 A JPH09196583 A JP H09196583A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/02—Tubular elements of cross-section which is non-circular
- F28F1/022—Tubular elements of cross-section which is non-circular with multiple channels
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/12—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
- F28F1/126—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element consisting of zig-zag shaped fins
-
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- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
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- F28F2225/00—Reinforcing means
- F28F2225/04—Reinforcing means for conduits
-
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、チューブとコルゲートフィンとか
らなる熱交換器用コアおよびその製造方法に関し、チュ
ーブとコルゲートフィンとを確実に接触させた状態でろ
う付けすることを目的とする。 【解決手段】 長手方向の両側に突出部１１ａの形成さ
れるチューブ１１の突出部１１ａの間に沿ってコルゲー
トフィン１３を配置するとともに、コルゲートフィン１
３の谷部１３ａを突出部１１ａの塑性変形部１１ｄによ
り固定し、コルゲートフィン１３の谷部１３ａをチュー
ブ１１にろう付けして構成する。また、長手方向の両側
に突出部１１ａの形成されるチューブ１１の突出部１１
ａの間に沿ってコルゲートフィン１３を配置する工程
と、突出部１１ａの一部をカシメ加工しコルゲートフィ
ン１３の谷部１３ａをチューブ１１に固定する工程と、
コルゲートフィン１３の谷部１３ａをチューブ１１にろ
う付けする工程とを有して構成する。
らなる熱交換器用コアおよびその製造方法に関し、チュ
ーブとコルゲートフィンとを確実に接触させた状態でろ
う付けすることを目的とする。 【解決手段】 長手方向の両側に突出部１１ａの形成さ
れるチューブ１１の突出部１１ａの間に沿ってコルゲー
トフィン１３を配置するとともに、コルゲートフィン１
３の谷部１３ａを突出部１１ａの塑性変形部１１ｄによ
り固定し、コルゲートフィン１３の谷部１３ａをチュー
ブ１１にろう付けして構成する。また、長手方向の両側
に突出部１１ａの形成されるチューブ１１の突出部１１
ａの間に沿ってコルゲートフィン１３を配置する工程
と、突出部１１ａの一部をカシメ加工しコルゲートフィ
ン１３の谷部１３ａをチューブ１１に固定する工程と、
コルゲートフィン１３の谷部１３ａをチューブ１１にろ
う付けする工程とを有して構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、チューブとコルゲ
ートフィンとからなる熱交換器用コアおよびその製造方
法に関する。
ートフィンとからなる熱交換器用コアおよびその製造方
法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ラジエータ等の熱交換器のコア
部は、例えば、特開平５−６０４２９号公報に開示され
るように、チューブとコルゲートフィンとを交互に配置
し、チューブとコルゲートフィンとを相互にろう付けし
て形成されている。そして、ろう付けは、コア部の外側
からチューブとコルゲートフィンとを押圧し、チューブ
とコルゲートフィンとを確実に接触させた状態で行われ
る。
部は、例えば、特開平５−６０４２９号公報に開示され
るように、チューブとコルゲートフィンとを交互に配置
し、チューブとコルゲートフィンとを相互にろう付けし
て形成されている。そして、ろう付けは、コア部の外側
からチューブとコルゲートフィンとを押圧し、チューブ
とコルゲートフィンとを確実に接触させた状態で行われ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、コア部の形状が台形形状のように異形形状のコア部
では、コア部の外側からチューブとコルゲートフィンと
を均等に押圧することが困難であり、チューブとコルゲ
ートフィンとを確実に接触させることが困難になるとい
う問題があった。
ば、コア部の形状が台形形状のように異形形状のコア部
では、コア部の外側からチューブとコルゲートフィンと
を均等に押圧することが困難であり、チューブとコルゲ
ートフィンとを確実に接触させることが困難になるとい
う問題があった。
【０００４】また、例えば、一本のチューブの一側ある
いは両側にのみコルゲートフィンを配置して形成される
コア部では、コルゲートフィンを押圧するとコルゲート
フィンが容易に弾性変形し、全長およびピッチが変化
し、所定形状のコア部を得ることが困難になるという問
題があった。本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、チューブとコルゲートフィンとを
確実に接触させた状態でろう付けすることができる熱交
換器用コアおよびその製造方法を提供することを目的と
する。
いは両側にのみコルゲートフィンを配置して形成される
コア部では、コルゲートフィンを押圧するとコルゲート
フィンが容易に弾性変形し、全長およびピッチが変化
し、所定形状のコア部を得ることが困難になるという問
題があった。本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、チューブとコルゲートフィンとを
確実に接触させた状態でろう付けすることができる熱交
換器用コアおよびその製造方法を提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の熱交換器用コ
アは、長手方向の両側に突出部の形成されるチューブの
前記突出部の間に沿ってコルゲートフィンを配置すると
ともに、前記コルゲートフィンの谷部を前記突出部の塑
性変形部により固定し、前記コルゲートフィンの谷部を
前記チューブにろう付けしてなることを特徴とする。
アは、長手方向の両側に突出部の形成されるチューブの
前記突出部の間に沿ってコルゲートフィンを配置すると
ともに、前記コルゲートフィンの谷部を前記突出部の塑
性変形部により固定し、前記コルゲートフィンの谷部を
前記チューブにろう付けしてなることを特徴とする。
【０００６】請求項２の熱交換器用コアは、請求項１記
載の熱交換器用コアにおいて、前記チューブは、押し出
し成形されたアルミニウムの多穴管からなることを特徴
とする。請求項３の熱交換器用コアの製造方法は、長手
方向の両側に突出部の形成されるチューブの前記突出部
の間に沿ってコルゲートフィンを配置する工程と、前記
突出部の一部をカシメ加工し前記コルゲートフィンの谷
部を前記チューブに固定する工程と、前記コルゲートフ
ィンの谷部を前記チューブにろう付けする工程とを有す
ることを特徴とする。
載の熱交換器用コアにおいて、前記チューブは、押し出
し成形されたアルミニウムの多穴管からなることを特徴
とする。請求項３の熱交換器用コアの製造方法は、長手
方向の両側に突出部の形成されるチューブの前記突出部
の間に沿ってコルゲートフィンを配置する工程と、前記
突出部の一部をカシメ加工し前記コルゲートフィンの谷
部を前記チューブに固定する工程と、前記コルゲートフ
ィンの谷部を前記チューブにろう付けする工程とを有す
ることを特徴とする。
【０００７】請求項４の熱交換器用コアの製造方法は、
請求項３記載の熱交換器用コアの製造方法において、前
記カシメ加工は、前記コルゲートフィンに対応するピッ
チでカシメ用突起の形成されるカシメ用治具を用いて、
前記カシメ用突起を前記突出部に押圧し突出部を塑性変
形することにより行われることを特徴とする。
請求項３記載の熱交換器用コアの製造方法において、前
記カシメ加工は、前記コルゲートフィンに対応するピッ
チでカシメ用突起の形成されるカシメ用治具を用いて、
前記カシメ用突起を前記突出部に押圧し突出部を塑性変
形することにより行われることを特徴とする。
【０００８】（作用）請求項１の熱交換器用コアでは、
コルゲートフィンの谷部が、チューブに形成される突出
部の塑性変形部によりチューブに押圧固定され、この状
態でコルゲートフィンの谷部がチューブにろう付けされ
る。
コルゲートフィンの谷部が、チューブに形成される突出
部の塑性変形部によりチューブに押圧固定され、この状
態でコルゲートフィンの谷部がチューブにろう付けされ
る。
【０００９】請求項２の熱交換器用コアでは、チューブ
が押し出し成形されたアルミニウムの多穴管からなり、
チューブの押し出し成形時に、チューブの長手方向の両
側に突出部が一体形成される。請求項３の熱交換器用コ
アの製造方法では、突出部の一部をカシメ加工しコルゲ
ートフィンの谷部をチューブに押圧固定した後に、コル
ゲートフィンの谷部がチューブにろう付けされる。
が押し出し成形されたアルミニウムの多穴管からなり、
チューブの押し出し成形時に、チューブの長手方向の両
側に突出部が一体形成される。請求項３の熱交換器用コ
アの製造方法では、突出部の一部をカシメ加工しコルゲ
ートフィンの谷部をチューブに押圧固定した後に、コル
ゲートフィンの谷部がチューブにろう付けされる。
【００１０】請求項４の熱交換器用コアの製造方法で
は、カシメ加工が、カシメ用治具のカシメ用突起を突出
部に押圧し突出部を塑性変形することにより行われる。
は、カシメ加工が、カシメ用治具のカシメ用突起を突出
部に押圧し突出部を塑性変形することにより行われる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面を用い
て説明する。
て説明する。
【００１２】図１は、本発明の熱交換器用コアの一実施
形態を示すもので、図において符号１１は、扁平状のチ
ューブを示している。このチューブ１１の長手方向の両
側には、その両面に突出部１１ａが形成されている。突
出部１１ａの内面は、チューブ１１に対して垂直な平面
状とされ、外面は円弧状とされている。
形態を示すもので、図において符号１１は、扁平状のチ
ューブを示している。このチューブ１１の長手方向の両
側には、その両面に突出部１１ａが形成されている。突
出部１１ａの内面は、チューブ１１に対して垂直な平面
状とされ、外面は円弧状とされている。
【００１３】この実施形態では、チューブ１１は、押し
出し成形されたアルミニウムからなり、チューブ１１の
押し出し成形時に突出部１１ａが一体形成される。チュ
ーブ本体１１ｂには、押し出し成形時に、所定間隔を置
いて、複数の流体流通穴１１ｃが形成される。そして、
チューブ１１の突出部１１ａの間に沿って、波状のコル
ゲートフィン１３が配置されている。
出し成形されたアルミニウムからなり、チューブ１１の
押し出し成形時に突出部１１ａが一体形成される。チュ
ーブ本体１１ｂには、押し出し成形時に、所定間隔を置
いて、複数の流体流通穴１１ｃが形成される。そして、
チューブ１１の突出部１１ａの間に沿って、波状のコル
ゲートフィン１３が配置されている。
【００１４】このコルゲートフィン１３は、アルミニウ
ムのクラッド材からなり、チューブ１１側の面にろう材
層が形成されている。コルゲートフィン１３の谷部１３
ａは、突出部１１ａの一部を塑性変形し、谷部１３ａ側
の空間に突出させた塑性変形部１１ｄにより、チューブ
１１に押圧固定されている。
ムのクラッド材からなり、チューブ１１側の面にろう材
層が形成されている。コルゲートフィン１３の谷部１３
ａは、突出部１１ａの一部を塑性変形し、谷部１３ａ側
の空間に突出させた塑性変形部１１ｄにより、チューブ
１１に押圧固定されている。
【００１５】そして、コルゲートフィン１３の谷部１３
ａが、チューブ１１にろう付けされている。上述した熱
交換器用コアは、以下述べるようにして製造される。先
ず、チューブ１１の突出部１１ａの間に沿って、突出部
１１ａの間隔に対応する幅のコルゲートフィン１３が、
突出部１１ａの間に嵌合状態で配置される。
ａが、チューブ１１にろう付けされている。上述した熱
交換器用コアは、以下述べるようにして製造される。先
ず、チューブ１１の突出部１１ａの間に沿って、突出部
１１ａの間隔に対応する幅のコルゲートフィン１３が、
突出部１１ａの間に嵌合状態で配置される。
【００１６】次に、突出部１１ａの一部がカシメ加工さ
れ、コルゲートフィン１３の谷部１３ａがチューブ１１
に押圧固定される。このカシメ加工は、図２に示すよう
に、カシメ用治具１５を用いて行われる。カシメ用治具
１５の本体部１５ａには、コルゲートフィン１３に対応
するピッチでカシメ用突起１５ｂが形成されており、カ
シメ用突起１５ｂを突出部１１ａに押圧し、図３に示す
ように、突出部１１ａを塑性変形し塑性変形部１１ｄを
形成することによりカシメ加工が行われる。
れ、コルゲートフィン１３の谷部１３ａがチューブ１１
に押圧固定される。このカシメ加工は、図２に示すよう
に、カシメ用治具１５を用いて行われる。カシメ用治具
１５の本体部１５ａには、コルゲートフィン１３に対応
するピッチでカシメ用突起１５ｂが形成されており、カ
シメ用突起１５ｂを突出部１１ａに押圧し、図３に示す
ように、突出部１１ａを塑性変形し塑性変形部１１ｄを
形成することによりカシメ加工が行われる。
【００１７】そして、次に、この状態で、熱処理炉に搬
送され、例えば、非腐食性フラックスが塗布され、コル
ゲートフィン１３の谷部１３ａがチューブ１１にろう付
けされる。以上のように構成された熱交換器用コアで
は、チューブ１１に形成される突出部１１ａの塑性変形
部１１ｄによりコルゲートフィン１３の谷部１３ａをチ
ューブ１１に押圧固定した状態でコルゲートフィン１３
の谷部１３ａがチューブ１１にろう付けされるため、チ
ューブ１１とコルゲートフィン１３とを確実に接触させ
た状態でろう付けすることができる。
送され、例えば、非腐食性フラックスが塗布され、コル
ゲートフィン１３の谷部１３ａがチューブ１１にろう付
けされる。以上のように構成された熱交換器用コアで
は、チューブ１１に形成される突出部１１ａの塑性変形
部１１ｄによりコルゲートフィン１３の谷部１３ａをチ
ューブ１１に押圧固定した状態でコルゲートフィン１３
の谷部１３ａがチューブ１１にろう付けされるため、チ
ューブ１１とコルゲートフィン１３とを確実に接触させ
た状態でろう付けすることができる。
【００１８】また、上述した熱交換器用コアでは、チュ
ーブ１１に、押し出し成形されたアルミニウムの多穴管
を用いるようにしたので、チューブ１１の押し出し成形
時に、チューブ１１の長手方向の両側に突出部１１ａを
容易に形成することができる。そして、上述した熱交換
器用コアの製造方法では、突出部１１ａの一部をカシメ
加工しコルゲートフィン１３の谷部１３ａをチューブ１
１に固定するようにしたので、コルゲートフィン１３の
谷部１３ａをチューブ１１に容易，確実に押圧固定する
ことができる。
ーブ１１に、押し出し成形されたアルミニウムの多穴管
を用いるようにしたので、チューブ１１の押し出し成形
時に、チューブ１１の長手方向の両側に突出部１１ａを
容易に形成することができる。そして、上述した熱交換
器用コアの製造方法では、突出部１１ａの一部をカシメ
加工しコルゲートフィン１３の谷部１３ａをチューブ１
１に固定するようにしたので、コルゲートフィン１３の
谷部１３ａをチューブ１１に容易，確実に押圧固定する
ことができる。
【００１９】また、上述した熱交換器用コアの製造方法
では、カシメ加工を、コルゲートフィン１３に対応する
ピッチでカシメ用突起１５ｂの形成されるカシメ用治具
１５を用いて行うようにしたので、カシメ加工を容易か
つ迅速，確実に行うことができる。図４は、上述した熱
交換器用コアを用いた、トランスミッションオイルクー
ラあるいはパワステアリングオイルクーラを示すもの
で、熱交換器用コア１７のチューブ１１の両側にヘッダ
ーパイプ１９がろう付けにより接続されている。
では、カシメ加工を、コルゲートフィン１３に対応する
ピッチでカシメ用突起１５ｂの形成されるカシメ用治具
１５を用いて行うようにしたので、カシメ加工を容易か
つ迅速，確実に行うことができる。図４は、上述した熱
交換器用コアを用いた、トランスミッションオイルクー
ラあるいはパワステアリングオイルクーラを示すもの
で、熱交換器用コア１７のチューブ１１の両側にヘッダ
ーパイプ１９がろう付けにより接続されている。
【００２０】そして、ヘッダーパイプ１９には、オイル
流入パイプ２１およびオイル流出パイプ２３が接続され
ている。図５は、上述した熱交換器用コアを用いた、オ
ートバイ用のオイルクーラを示すもので、長さの異なる
熱交換器用コア２５が台形状に配置されコア部２７が形
成されている。
流入パイプ２１およびオイル流出パイプ２３が接続され
ている。図５は、上述した熱交換器用コアを用いた、オ
ートバイ用のオイルクーラを示すもので、長さの異なる
熱交換器用コア２５が台形状に配置されコア部２７が形
成されている。
【００２１】コア部２７の両側には、ヘッダープレート
２９が配置され、チューブ１１にろう付けにより接続さ
れている。そして、ヘッダープレート２９には、オイル
流入側タンク３１およびオイル流出側タンク３３がろう
付けにより連結されている。なお、上述した実施形態で
は、チューブ１１の押し出し成形時に、チューブ１１の
長手方向の両側に突出部１１ａを形成した例について説
明したが、例えば、チューブをプレス加工することによ
り突出部を形成しても良い。
２９が配置され、チューブ１１にろう付けにより接続さ
れている。そして、ヘッダープレート２９には、オイル
流入側タンク３１およびオイル流出側タンク３３がろう
付けにより連結されている。なお、上述した実施形態で
は、チューブ１１の押し出し成形時に、チューブ１１の
長手方向の両側に突出部１１ａを形成した例について説
明したが、例えば、チューブをプレス加工することによ
り突出部を形成しても良い。
【００２２】また、上述した実施形態では、チューブ１
１の両面にコルゲートフィン１３を配置した例について
説明したが、チューブの片面にのみコルゲートフィンを
配置しても良い。
１の両面にコルゲートフィン１３を配置した例について
説明したが、チューブの片面にのみコルゲートフィンを
配置しても良い。
【００２３】
【発明の効果】以上述べたように、請求項１の熱交換器
用コアでは、チューブに形成される突出部の塑性変形部
によりコルゲートフィンの谷部をチューブに押圧固定し
た状態でコルゲートフィンの谷部がチューブにろう付け
されるため、チューブとコルゲートフィンとを確実に接
触させた状態でろう付けすることができる。
用コアでは、チューブに形成される突出部の塑性変形部
によりコルゲートフィンの谷部をチューブに押圧固定し
た状態でコルゲートフィンの谷部がチューブにろう付け
されるため、チューブとコルゲートフィンとを確実に接
触させた状態でろう付けすることができる。
【００２４】請求項２の熱交換器用コアでは、チューブ
に、押し出し成形されたアルミニウムの多穴管を用いる
ようにしたので、チューブの押し出し成形時に、チュー
ブの長手方向の両側に突出部を容易に形成することがで
きる。
に、押し出し成形されたアルミニウムの多穴管を用いる
ようにしたので、チューブの押し出し成形時に、チュー
ブの長手方向の両側に突出部を容易に形成することがで
きる。
【００２５】請求項３の熱交換器用コアの製造方法で
は、突出部の一部をカシメ加工しコルゲートフィンの谷
部をチューブに固定するようにしたので、コルゲートフ
ィンの谷部をチューブに容易，確実に押圧固定すること
ができる。請求項４の熱交換器用コアの製造方法では、
カシメ加工を、コルゲートフィンに対応するピッチでカ
シメ用突起の形成されるカシメ用治具を用いて行うよう
にしたので、カシメ加工を容易かつ迅速，確実に行うこ
とができる。
は、突出部の一部をカシメ加工しコルゲートフィンの谷
部をチューブに固定するようにしたので、コルゲートフ
ィンの谷部をチューブに容易，確実に押圧固定すること
ができる。請求項４の熱交換器用コアの製造方法では、
カシメ加工を、コルゲートフィンに対応するピッチでカ
シメ用突起の形成されるカシメ用治具を用いて行うよう
にしたので、カシメ加工を容易かつ迅速，確実に行うこ
とができる。
【図１】本発明の熱交換器用コアの一実施形態を示す斜
視図である。
視図である。
【図２】図１のチューブの突出部のカシメ加工を説明す
る説明図である。
る説明図である。
【図３】図１の塑性変形部とコルゲートフィンとの関係
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図４】図１の熱交換器用コアを用いたオイルクーラの
一例を示す斜視図である。
一例を示す斜視図である。
【図５】図１の熱交換器用コアを用いたオイルクーラの
他の例を示す分解図である。
他の例を示す分解図である。
１１ チューブ １１ａ 突出部 １１ｄ 塑性変形部 １３ コルゲートフィン １３ａ 谷部 １５ カシメ用治具 １５ｂ カシメ用突起
Claims (4)
- 【請求項１】 長手方向の両側に突出部（１１ａ）の形
成されるチューブ（１１）の前記突出部（１１ａ）の間
に沿ってコルゲートフィン（１３）を配置するととも
に、前記コルゲートフィン（１３）の谷部（１３ａ）を
前記突出部（１１ａ）の塑性変形部（１１ｄ）により固
定し、前記コルゲートフィン（１３）の谷部（１３ａ）
を前記チューブ（１１）にろう付けしてなることを特徴
とする熱交換器用コア。 - 【請求項２】 請求項１記載の熱交換器用コアにおい
て、 前記チューブ（１１）は、押し出し成形されたアルミニ
ウムの多穴管からなることを特徴とする熱交換器用コ
ア。 - 【請求項３】 長手方向の両側に突出部（１１ａ）の形
成されるチューブ（１１）の前記突出部（１１ａ）の間
に沿ってコルゲートフィン（１３）を配置する工程と、 前記突出部（１１ａ）の一部をカシメ加工し前記コルゲ
ートフィン（１３）の谷部（１３ａ）を前記チューブ
（１１）に固定する工程と、 前記コルゲートフィン（１３）の谷部（１３ａ）を前記
チューブ（１１）にろう付けする工程と、を有すること
を特徴とする熱交換器用コアの製造方法。 - 【請求項４】 請求項３記載の熱交換器用コアの製造方
法において、 前記カシメ加工は、前記コルゲートフィン（１３）に対
応するピッチでカシメ用突起（１５ｂ）の形成されるカ
シメ用治具（１５）を用いて、前記カシメ用突起（１５
ｂ）を前記突出部（１１ａ）に押圧し突出部（１１ａ）
を塑性変形することにより行われることを特徴とする熱
交換器用コアの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8008983A JPH09196583A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 熱交換器用コアおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8008983A JPH09196583A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 熱交換器用コアおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09196583A true JPH09196583A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11707936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8008983A Pending JPH09196583A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 熱交換器用コアおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09196583A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7482557B2 (en) | 2002-01-15 | 2009-01-27 | Dbk David + Baader Gmbh | Lamella type radiator element having foldable projections and a notch |
| EP2233874A1 (en) * | 2007-11-02 | 2010-09-29 | Sharp Kabushiki Kaisha | Heat exchanger |
| CN104006698A (zh) * | 2014-05-06 | 2014-08-27 | 北京理工大学 | 双弧斜断式翅片管无接触热阻传热元件 |
-
1996
- 1996-01-23 JP JP8008983A patent/JPH09196583A/ja active Pending
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