JPH09196133A - ベルト張り構造 - Google Patents

ベルト張り構造

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Publication number
JPH09196133A
JPH09196133A JP664596A JP664596A JPH09196133A JP H09196133 A JPH09196133 A JP H09196133A JP 664596 A JP664596 A JP 664596A JP 664596 A JP664596 A JP 664596A JP H09196133 A JPH09196133 A JP H09196133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
pulley
auxiliary
alternator
fulcrum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP664596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Sugio
好崇 杉尾
Yasuhiro Yokoyama
泰弘 横山
Shuji Kuroki
修二 黒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP664596A priority Critical patent/JPH09196133A/ja
Publication of JPH09196133A publication Critical patent/JPH09196133A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で補機類のプーリの移動を少なく
しながらベルトの張り調整を効率良く行なう。 【解決手段】 本発明にかかるベルト張り構造は、エン
ジン1への取付部12を支点にして揺動自在に支持され
た補機6に、支点12を中心に補機6をベルト9を張る
側に揺動させた際にベルト9を張る側に押圧する補助プ
ーリ14を一体的に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの補機を
駆動するベルトの張り構造に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車は、快適性や安全性、環境
問題等を配慮して様々な制御機器や電気装備品が装着さ
れており、これら装備品や制御機器の充実に伴い電気的
負荷が大きくなる傾向にある。この電気的負荷の増大に
伴いオルターネータやその他のエンジン補機類も大型化
してきてエンジンルーム内の空間が狭くなっており、レ
イアウトの制限が大きくなっている。
【0003】このような中、エンジンの補機類には、ク
ランク軸に設けたプーリとベルトで連結されるプーリ等
からなる駆動系が設けられており、クランク軸の回転に
より駆動されるようになっている。補機類の駆動系に
は、ベルトの張り調整をマニュアル操作で行ったり、あ
るいは自動調整するベルト張り調整機構が設けられてい
る。例えば、マニュアル操作で行うベルト張り調整機構
は、補機類に設けたプーリの一つを揺動自在に支持し、
このプーリの位置を変位させて各プーリに巻きかけられ
たベルトの張り調整を行っている。また、実開平4−1
24361号公報には、リンクの一端に回動自在に支持
されてベルト張り方向に付勢されたプーリを有するベル
ト張り構造が開示されている。このベルト張り構造で
は、複数の補機に設けたプーリに巻き掛けられたベルト
が緩むと張り方向に付勢されたプーリによってベルトが
張り方向に自動的に押されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】補機類が配置されるエ
ンジンルーム内は、空間が狭くレイアウトの制限が大き
く調整スペースが制約されるので、できるだけ少ないプ
ーリの移動量でベルトの張り調整を行える機構が所望さ
れる。ところが、ベルトを単にプーリの移動によって張
り方向に押すだけの構造であると、ベルトの緩みが大き
くなるに従いプーリの移動量も大きくなるので、調整ス
ペースが充分に取れない場合、作業性に支障を来すこと
となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、簡単な構成で
補機類のプーリの移動を少なくしながらもベルトの張り
調整を効率良く行え作業性を良くするために、エンジン
への取付部を支点にして揺動自在な補機に、同補機の支
点を中心にベルトを張る側に揺動させた際に、ベルトを
押圧する補助プーリを一体的に設けた。また、補助プー
リを補機のプーリに対してベルト緩み側に配置したり、
補機にブラケットを介して取り付けた。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、エンジンへの取付部を
支点にして揺動自在に装備された補機に、この補機を支
点を中心にベルトを張る側に揺動させた際にベルトを張
る側に押圧する補助プーリを一体的に設けたものであ
る。このようにすると、補機を移動させるとその支点を
中心に補助プーリが揺動してベルトが張る側に押圧され
る。
【0007】また、補助プーリは、補機のプーリに対し
てベルト緩み側に配置しているので、補助プーリに対す
るベルトからの反力がベルト張り側を押圧する場合より
も小さくて済む。更に、補助プーリは補機にブラケット
を介して取り付ける場合、ブラケットの形状によりベル
トに対する位置や多種の補機に対して対応可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1に示すベルト張り構造は、エンジン1に
装着される補機であるウォータポンプ3やオルタネータ
4の回転軸3A,4Aに取り付けられた従動プーリ5,
6と、クランク軸7の端部に取り付けられた駆動プーリ
8とに掛けられるベルト9の張り調整をするものであ
る。駆動プーリ8と従動プーリ5は、エンジン1に対し
て固定された位置を取るようになっている。従動プーリ
5は駆動プーリ8の上方に配置され、従動プーリ6は駆
動プーリ8の左斜め上方に配置されており、巻き掛けら
れたベルト9を三角形状にしている。駆動プーリ8は、
ここでは時計回り方向に回転駆動される。従って、回転
方向における駆動プーリ8から従動プーリ5を介して従
動プーリ6までに掛けられたベルト9は引っ張り側とな
り、従動プーリ6と駆動プーリ8との間に位置するベル
ト9は緩み側となる。
【0009】オルタネータ4は、エンジン1にボルト1
0で固定されたガイド部材11とエンジンに埋設された
取付け部となるねじ軸12によってエンジン1の側部1
Aとフレーム2との間に配置されており、ねじ軸12を
支点に揺動自在に支持されている。ねじ軸12は、駆動
プーリ8と従動プーリ6の間のベルト9よりも外側に配
置されている。
【0010】ねじ軸12よりも下方には、ブラケット1
3を介して補助プーリ14が設けられている。ブラケッ
ト13は図2にも示すように、回転軸4Aの下方に位置
するオルタネータ4のケーシング4Bにボルト15,1
6で固定されており、その先端13aに設けた固定軸1
7に補助プーリ14を回転自在に支持している。
【0011】補助プーリ14は、駆動プーリ8と従動プ
ーリ6の間に配置されていて、ベルト9が図1に一転鎖
線で示す初期位置にあるときに、図2に示すように、ベ
ルト9の外側9aに当接する位置に配置されている。す
なわち、補助プーリ14は、オルタネータ4が図1に一
転鎖線で示す初期位置にあるときには、その中心を従動
プーリ6の回転中心とねじ軸12の中心とを結ぶ中心線
Oよりもベルト9寄りに配置されており、ベルト9と接
触する状態に保持されている。
【0012】ガイド部材11には、ねじ軸12(支点)
を中心とする円弧状の長溝11aが形成されている。こ
の長溝11aには、ケーシング4Aの図示しない一部が
係合しておりオルタネータ4の揺動動作を案内してい
る。ガイド部材11の端部11bには、長溝11aに略
沿うように長ボルト18が螺合している。長ボルト18
には、ケーシング4Aに設けたナット部19が螺合する
ようになっており、このナット部19と長ボルト18の
螺合状態を調整することで、オルタネータ4の揺動位置
を調整固定するようになっている。
【0013】このような構成のベルト張り構造1による
と、エンジン1の運転に伴いベルト9が緩んできたら、
長ボルト18にナット部19を締め込んでいく。する
と、オルタネータ4が図3に示すように、ねじ軸12を
中心として図中左方に揺動し、従動プーリ6が同方向に
移動してベルト9を引っ張る。また、オルタネータ4が
揺動すると一体の補助プーリ14もねじ軸12を中心に
右斜め上方に移動する。この補助プーリ14の移動に伴
い、ベルト9は同図に示すように内側に向かって変位し
て押圧される。
【0014】従って、オルタネータ4を図1に二点鎖線
で示す初期位置から実線で示すベルト張り方向に向かっ
て揺動させることで、ベルト9が引っ張られると共に補
助プーリ14によりベルト9が張る側に押圧されて、ベ
ルト9の張り調整が行われる。つまり、従来のプーリだ
けを移動させてベルト張り調整を行う構成と比べて、補
助プーリ14の作用によるベルト9の変位が加わるの
で、同一のベルト9の緩み量を調整する場合、オルタネ
ータ4の移動量となる揺動角度θが少なくなる。このこ
とは、ベルト9の張り調整を狭いスペースでも効率的に
行えることを意味し、作業性の向上につながる。特に実
施例のように、オルタネータ4がフレーム2とエンジン
側面1Aとの間に配置され、フレーム2とオルタネータ
4との間隔Lが狭い場合には、取り分けこの構成は有効
である。
【0015】補助プーリ14は、緩み側となる駆動プー
リ8と従動プーリ6との間のベルト9を押圧するので、
ベルトの張り側を押圧する場合よりも補助プーリ14に
かかる負荷が低くなり、補助プーリ14や固定軸17及
びベルト9の耐久性が良くなる。
【0016】補助プーリ14をブラケット13を介して
オルタネータ4に一体的に取り付けているので、ブラケ
ット13を車種毎に対応させて成型すれば既存のベルト
張り構造をそのまま利用でき、部品の共通化を容易に行
うことが可能となる。このことはコスト低減につなが
る。
【0017】本実施例では、ブラケット13をボルト1
5,16でケーシング4Bに取り付けているが、ケーシ
ング4Bとブラケット13とを一体成型しても良い。こ
のようにすると、ボルト15,16やこれと対応するね
じ孔加工、あるいはブラケット13の取り付け作業が不
要となって補助ローラ14の組み付け性が良くなる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、揺動自在に支持された
補機のプーリにベルトを張る側に揺動させた際にベルト
を押圧する補助プーリを一体的に設けるだけで、効率的
にベルトの張り調整を行える。本発明によれば、補助プ
ーリを補機のプーリに対してベルト緩み側に配置したの
で、補助プーリに対するベルトからの反力がベルト張り
側を押圧する場合よりも小さくて済み、補助プーリやそ
の取付け部の耐久性が良い。本発明によれば、補助プー
リをブラケットを介して補機に取り付けることで、ブラ
ケットの形状によりベルトに対する位置や多種の補機に
対応することが可能となり、部品の共通化を図り易くコ
スト低減に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すベルト張り構造の正面
図である。
【図2】ベルト張り構造の要部となる補機と補助プーリ
の取り付け構造を示す拡大図である。
【図3】補機と補助プーリの動作を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 エンジン 4 補機(オルタネータ) 9 ベルト 12 取付部(支点) 13 ブラケット 14 補助プーリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの補機を駆動するベルトの張り構
    造であって、 上記補機は、上記エンジンへの取付部を支点にして揺動
    自在に装備され、同補機を上記支点を中心に上記ベルト
    を張る側に揺動させた際に、上記ベルトを押圧する補助
    プーリを一体的に設けたことを特徴とするベルト張り構
    造。
  2. 【請求項2】上記補機はプーリを有し、この補機のプー
    リに対して上記補助プーリをベルト緩み側に配置したこ
    とを特徴とする請求項1記載のベルト張り構造。
  3. 【請求項3】上記補助プーリは上記補機にブラケットを
    介して取り付けられたことを特徴とする請求項1または
    2記載のベルト張り構造。
JP664596A 1996-01-18 1996-01-18 ベルト張り構造 Pending JPH09196133A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP664596A JPH09196133A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 ベルト張り構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP664596A JPH09196133A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 ベルト張り構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09196133A true JPH09196133A (ja) 1997-07-29

Family

ID=11644117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP664596A Pending JPH09196133A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 ベルト張り構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH09196133A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020124405A (ja) * 2019-02-06 2020-08-20 株式会社青井黒板製作所 昇降黒板装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020124405A (ja) * 2019-02-06 2020-08-20 株式会社青井黒板製作所 昇降黒板装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030128