JPH091959A - 隠蔽式圧着葉書 - Google Patents

隠蔽式圧着葉書

Info

Publication number
JPH091959A
JPH091959A JP15055795A JP15055795A JPH091959A JP H091959 A JPH091959 A JP H091959A JP 15055795 A JP15055795 A JP 15055795A JP 15055795 A JP15055795 A JP 15055795A JP H091959 A JPH091959 A JP H091959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
postcard
folded
pressure
bonded
press bonding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15055795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2862226B2 (ja
Inventor
Yasutoki Katou
靖祝 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBAYASHI KIROKUSHI KK
Kobayashi Kirokushi Co Ltd
Original Assignee
KOBAYASHI KIROKUSHI KK
Kobayashi Kirokushi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOBAYASHI KIROKUSHI KK, Kobayashi Kirokushi Co Ltd filed Critical KOBAYASHI KIROKUSHI KK
Priority to JP15055795A priority Critical patent/JP2862226B2/ja
Publication of JPH091959A publication Critical patent/JPH091959A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2862226B2 publication Critical patent/JP2862226B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 秘密情報記載欄の内面同士を閉じ合わせ、葉
書用紙を3つ折りして圧着加工して作製した隠蔽式圧着
葉書において、充分な情報面積を確保し、生産コストが
安く、かつ、接着の剥がれがなく、充分な親展性を確保
した隠蔽式圧着葉書を提供することを目的とする。 【構成】 3つ折り可能で、秘密情報を記載する秘密情
報記載欄22,23を備えた葉書用紙20の秘密情報記
載欄22,23の内面同士を閉じ合わせ、略Z字状に圧
着加工して、形成された隠蔽式圧着葉書10において、
葉書用紙20の一方側の秘密情報記載欄23と連接する
折返し縁部40を延設し、葉書用紙20を略Z字状に3
つ折りする際、この折返し縁部40により端縁部分の厚
みを増大させて、強接着部Aを設定することにより、秘
密情報記載欄22,23内面同士の接着剥がれを防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記載された内容の秘
密保持を可能にした隠蔽式圧着葉書に関するもで、充分
な親展性が得られ、かつ、コストも廉価で生産性を高め
た隠蔽式圧着葉書に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の隠蔽式圧着葉書は、例えば、図1
2に示すように、葉書用紙1の表面は、葉書サイズの宛
名面2、相互に見開き状となる隠蔽面3a,3bに3等
分されており、この隠蔽面3a,3bには、親展性のあ
る秘密情報を隠蔽するために、全面に感圧接着剤層4が
形成されているとともに、この隠蔽面3a,3bの表面
に所定情報が印字されている。
【0003】そして、図13に示すように、隠蔽面3
a,3bの内面同士を重ね合わせ、宛名面2を葉書表面
に位置するように葉書用紙1を3つ折りにした状態で、
図示しない専用のシーラー機にかけて圧着加工を行な
い、隠蔽式圧着葉書5を形成する。
【0004】この時、宛名面2の裏面側は完全接着さ
れ、かつ、隠蔽面3a,3b同士が剥離可能に疑似接着
される。
【0005】また、図14に示すように、隠蔽面3a,
3bの対向する端縁部分に糊6加工を施す仕様のものも
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1
2,図13に示す隠蔽式圧着葉書5においては、隠蔽面
3a,3bの内面同士を感圧接着剤層4により接着加工
するが、接着時の圧力が弱いと郵送中に剥がれが発生
し、親展性に劣るという欠点があった。
【0007】また、図14に示す所定パターンに糊6加
工を施す隠蔽式圧着葉書5においては、加工のコスト及
び作業工数が多くなり、コストが嵩むとともに、糊6加
工の紙面スペースを確保するため、それだけ情報量が少
なくなるという欠点があった。
【0008】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、親展性が充分に確保されるとともに、生産
コストも大幅に低減できるようにした隠蔽式圧着葉書を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、表面に、宛名情報記載欄と、見開き状の
秘密情報記載欄が設定された葉書用紙を3つ折り加工
し、秘密情報記載欄の内面同士を剥離可能に閉じ合わせ
て圧着加工してしなる隠蔽式圧着葉書において、前記葉
書用紙の秘密情報記載欄に連接する折返し縁部が設定さ
れ、該葉書用紙の3つ折り加工時、折返し縁部の折返し
操作により、秘密情報記載欄の開放端側の紙厚が厚手に
設定されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】以上の構成から明らかなように、葉書用紙を3
つ折り状態で圧着加工する際、葉書用紙の端縁部分に折
返し縁部が延長形成されているため、この折返し縁部を
折返し操作すれば、端縁部分のみ4枚重ねとなり、秘密
情報記載欄の内面同士を重ね合わせて剥離可能に接着し
ても、端縁部分は高圧がかかり、強接着となるため、郵
送中に剥離することがない。
【0011】また、開封時には、この強接着部分をカッ
ト処理すれば簡単に開封が可能である。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る隠蔽式圧着葉書の実施例
について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】図1乃至図5は本発明の第1実施例を示す
もので、図1は本発明に係る隠蔽式圧着葉書の帳票仕様
を示す平面図、図2は葉書用紙を3つ折り状態にした斜
視図、図3は圧着加工状態を示す断面図、図4は圧着葉
書の斜視図、図5は開封状態を示す説明図である。
【0014】また、図6乃至図11は本発明の第2実施
例を示すもので、図6は隠蔽式圧着葉書の帳票仕様を示
す平面図、図7は葉書用紙を3つ折りし、送り孔部をカ
ットした状態を示す斜視図、図8は折返し縁部の折曲操
作を示す斜視図、図9は圧着加工状態を示す断面図、図
10は同圧着葉書の斜視図、図11は開封状態を示す説
明図である。
【0015】まず、図1乃至図5に基づいて本発明の第
1実施例について説明する。
【0016】図1において、帳票仕様の状態についてま
ず説明すると、本発明に係る隠蔽式圧着葉書10は、こ
の表面が3つの領域に3区画された葉書用紙20から構
成されている。
【0017】更に詳しくは、葉書用紙20は、宛名情報
記載欄21,相互に折り返し可能で見開き状となる秘密
情報記載欄欄22,23の3つの領域に折りミシン目3
0,31により区分されているとともに、本発明では更
に葉書用紙20の一方側の端縁部(秘密情報記載欄23
と連接する側)に更に折りミシン目32を設定して折返
し縁部40を設定したことが特徴である。
【0018】なお、葉書用紙20の両側縁、並びに折り
ミシン目32の内側には紙送り方向に沿って所定ピッチ
間隔で送り孔24が開設されているとともに、葉書用紙
20の秘密情報記載欄欄22,23には、感圧性の疑似
接着剤50が塗布されている。
【0019】従って、このような葉書用紙20を使用し
て、隠蔽式圧着葉書10を作製するには、図2に示すよ
うに、折りミシン目30,31を基に葉書用紙20を略
Z字状に3つ折り状態とするが、この時、折りミシン目
32を基に折返し縁部40を秘密情報記載欄22,23
の内面側に介挿するように折り加工を施した後、送り孔
部25をカット処理する。
【0020】従って、葉書用紙20を3つ折り状態で圧
着加工を施せば、図3に示す断面構造のように、圧着葉
書10は接着剤51により完全接着される完全接着部
a,疑似接着剤50により剥離可能である弱接着部bと
を備えており、図中右端部分Aは、折返し縁部40によ
り、それ以外の部分が3枚重ねであるのに対して4枚重
ねであるので、高圧がかかり強接着部となっている。
【0021】このように、A部がその他の部位に比べ厚
手であり、厚手部分は高圧がかかり強接着部となるた
め、図4に示す圧着葉書10は、郵送途中等に剥離する
恐れがなく、秘密情報記載欄22,23に印刷あるいは
印字された秘密情報が第三者の目に触れることがなく、
親展性が確実に保証される。
【0022】また、受取人は、図5に示すように、この
強接着部Aを鋏26で切り取り、開封操作して、秘密情
報記載欄22,23に記載された秘密情報を容易に確認
できる。
【0023】尚、この切取り部分に切取り用ミシン目等
を施してもよい。
【0024】次に、図6乃至図11は本発明の第2実施
例を示すもので、図6に示すように、帳票仕様の葉書用
紙20としては第1実施例のものに比べ、折りミシン目
32が中央寄りに設定され、折りミシン目32と送り孔
部25との間に折返し縁部40が形成されるという構成
である。
【0025】すなわち、図7に示すように、折りミシン
目30,31を基に葉書用紙20を略Z字状に3つ折り
加工した後、両側の送り孔部25をカット処理する。
【0026】その後、図8に示すように、折りミシン目
32を基に折返し縁部40を宛名情報記載欄21の表面
側に折り加工し、図示しないシーラー機により圧着加工
を施せば、図9に示すように、図中右端部分を強接着部
Aとした圧着葉書10が作製できる。
【0027】従って、図10に示すように、圧着加工後
の隠蔽式圧着葉書10は、右端部分において強接着部A
が設定され、秘密情報記載欄22,23同士の接着が剥
がれることがなく、充分な親展性が保証できるという第
1実施例同様の作用効果が得られる。
【0028】尚、この場合においても、図11に示すよ
うに、この強接着部Aを鋏26等により切り取り、開封
操作すれば、秘密情報記載欄22,23に記載された秘
密情報を容易に判読できる。
【0029】このように、本発明による隠蔽式圧着葉書
10によれば、葉書用紙20の一方端側に折返し縁部4
0を設定して、葉書用紙20の圧着加工時、この折返し
縁部を折返し操作して紙厚を厚手とすることにより、厚
手部分は高圧がかかり強度接着になり強接着部Aを設定
でき、郵送途中による剥がれ等を確実に防止できるとと
もに、従来の特殊な形状の糊加工を施すものに比べ、情
報スペースを充分確保でき、しかも、加工が簡単かつ低
コストで済むという種々の利点がある。
【0030】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る隠蔽式
圧着葉書は、以下に記載する格別な作用効果を有する。
【0031】(1)本発明に係る隠蔽式圧着葉書は、葉
書用紙の一方端側に折返し縁部を設定し、葉書用紙を3
つ折り状態にする際、この折返し縁部により4枚重ねと
し、その他の部位の3枚重ねと比べ、端縁部を強接着部
に設定するというものであるから、郵送途中で接着が剥
がれ、隠蔽面の秘密情報が外部に触れることがなく、確
実な親展性が得られるという効果を有する。
【0032】(2)本発明に係る隠蔽式圧着葉書は、葉
書用紙の一方端側に折返し縁部を設定して、葉書用紙を
3つ折りする際、この折返し縁部により一方端を4枚重
ねとして強接着部を設定するというものであるから、従
来の特殊なパターンに糊加工を施すものに比べ、加工が
簡単かつ低コストで行なえ、情報面積の確保,生産性に
優れ、かつ、低コストで生産が可能になるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る隠蔽式圧着葉書の第1実施例に使
用する葉書用紙を示す平面図。
【図2】図1に示す葉書用紙の折り加工状態を示す斜視
図。
【図3】図1に示す葉書用紙の圧着加工状態を示す断面
図。
【図4】本発明に係る隠蔽式圧着葉書の第1実施例を示
す斜視図。
【図5】本発明に係る隠蔽式圧着葉書の第1実施例の開
封状態を示す説明図。
【図6】本発明に係る隠蔽式圧着葉書の第2実施例に使
用する葉書用紙を示す平面図。
【図7】図6に示す葉書用紙の折り加工状態を示す斜視
図。
【図8】図6に示す葉書用紙の折返し縁部の折曲操作を
示す斜視図。
【図9】図6に示す葉書用紙の圧着加工状態を示す断面
図。
【図10】本発明に係る隠蔽式圧着葉書の第2実施例を
示す斜視図。
【図11】本発明に係る隠蔽式圧着葉書の第2実施例の
開封状態を示す説明図。
【図12】従来の隠蔽式圧着葉書に使用する葉書用紙を
示す平面図。
【図13】従来の隠蔽式圧着葉書の圧着工程を示す断面
図。
【図14】従来の隠蔽式圧着葉書に使用する葉書用紙を
示す平面図。
【符号の説明】 10 隠蔽式圧着葉書 20 葉書用紙 21 宛名情報記載欄 22,23 秘密情報記載欄 30,31,32 折りミシン目 40 折返し縁部 50 疑似接着剤 51 接着剤 A 強接着部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に、宛名情報記載欄と、見開き状の
    秘密情報記載欄が設定された葉書用紙を3つ折り加工
    し、秘密情報記載欄の内面同士を剥離可能に閉じ合わせ
    て圧着加工してしなる隠蔽式圧着葉書において、 前記葉書用紙の秘密情報記載欄に連接する折返し縁部が
    設定され、該葉書用紙の3つ折り加工時、折返し縁部の
    折返し操作により、秘密情報記載欄の開放端側の紙厚が
    厚手に設定されていることを特徴とする隠蔽式圧着葉
    書。
JP15055795A 1995-06-16 1995-06-16 隠蔽式圧着葉書 Expired - Lifetime JP2862226B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15055795A JP2862226B2 (ja) 1995-06-16 1995-06-16 隠蔽式圧着葉書

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15055795A JP2862226B2 (ja) 1995-06-16 1995-06-16 隠蔽式圧着葉書

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH091959A true JPH091959A (ja) 1997-01-07
JP2862226B2 JP2862226B2 (ja) 1999-03-03

Family

ID=15499491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15055795A Expired - Lifetime JP2862226B2 (ja) 1995-06-16 1995-06-16 隠蔽式圧着葉書

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2862226B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019202526A (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 ケイディケイ株式会社 ラベル片付き郵便はがき及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019202526A (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 ケイディケイ株式会社 ラベル片付き郵便はがき及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2862226B2 (ja) 1999-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08689U (ja) 封筒構成体
JPH091959A (ja) 隠蔽式圧着葉書
JP5487620B2 (ja) 封書作成用シート
JP2000043456A (ja) 折り畳み封書用シート
JP3848794B2 (ja) 折り畳み封書用シート
JP3789568B2 (ja) 返信手段を具備した隠蔽葉書およびその使用方法
JP6688446B2 (ja) 製本型折り畳み情報通信体
US20150246570A1 (en) Mailing device
JP4001689B2 (ja) 重ね合わせ接着用シートおよびその作成方法
JP2774311B2 (ja) 印刷された封筒を製作する方法及びそれに使用される封筒組立体素材
JP2003341263A (ja) 重ね合わせシートおよび重ね合わせシートの作成方法
JP7466826B2 (ja) 折り畳み情報通信体
JP3929622B2 (ja) 重ね合わせ接着用シート
JPH08175054A (ja) 隠蔽式圧着葉書
JP3017304U (ja) 便箋封筒
JP3865369B2 (ja) 返信用申込書付き封書
JPH0976666A (ja) 隠蔽式圧着葉書
JP7119325B2 (ja) 封筒
JP5115459B2 (ja) 封書作成用シート
JP2023086637A (ja) 対向する2紙片の任意の縁辺を剥離不能に接着する構造とそれを用いた折り畳み情報通信体。
JP2022151453A (ja) 折り畳み情報通信体及びその製造方法
JPH11157259A (ja) 情報所持体の作成方法
JP2022039855A (ja) 折り畳み情報通信体
JP3894524B2 (ja) 封書用シート及び封書
JPH1159028A (ja) 隠蔽葉書

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981130

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101211

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111211

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111211

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141211

Year of fee payment: 16

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term