JP2862226B2 - 隠蔽式圧着葉書 - Google Patents

隠蔽式圧着葉書

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JP2862226B2 JP15055795A JP15055795A JP2862226B2 JP 2862226 B2 JP2862226 B2 JP 2862226B2 JP 15055795 A JP15055795 A JP 15055795A JP 15055795 A JP15055795 A JP 15055795A JP 2862226 B2 JP2862226 B2 JP 2862226B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記載された内容の秘
密保持を可能にした隠蔽式圧着葉書に関するもので、充
分な親展性が得られ、かつ、コストも廉価で生産性を高
めた隠蔽式圧着葉書に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の隠蔽式圧着葉書は、例えば、図1
2に示すように、葉書用紙1の表面は、葉書サイズの宛
名面2、隠蔽面3a,3bに3等分されており、この隠
蔽面3a,3bには、親展性のある秘密情報を隠蔽する
ために、全面に感圧接着剤層4が形成されているととも
に、この隠蔽面3a,3bの表面に所定情報が印字され
ている。
【0003】そして、図13に示すように、隠蔽面3
a,3bを閉じ合わせ、宛名面2を葉書表面に位置する
ように葉書用紙1を3つ折りにした状態で、図示しない
専用のシーラー機にかけて圧着加工を行ない、隠蔽式圧
着葉書5を形成する。
【0004】この時、宛名面2の裏面側は完全接着さ
れ、かつ、隠蔽面3a,3bは見開き状に剥離可能に疑
似接着される。
【0005】また、図14に示すように、隠蔽面3a,
3bの対向する端縁部分に糊6加工を施す仕様のものも
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1
2,図13に示す隠蔽式圧着葉書5においては、隠蔽面
3a,3bを閉じ合わせ感圧接着剤層4により疑似接着
加工するが、圧着時の圧力が弱いと郵送中に剥がれが発
生し、親展性に劣るという欠点があった。
【0007】また、図14に示す所定パターンに糊6加
工を施す隠蔽式圧着葉書5においては、加工のコスト及
び作業工数が多くなり、コストが嵩むとともに、糊6加
工の紙面スペースを確保するため、それだけ情報量が少
なくなるという欠点があった。
【0008】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、親展性が充分に確保されるとともに、生産
コストも大幅に低減できるようにした隠蔽式圧着葉書を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、表面に、宛名情報記載欄と、秘密情報記
載欄が設定された葉書用紙を3つ折り加工し、前記秘密
情報記載欄が見開き状に剥離可能に疑似接着してなる
蔽式圧着葉書において、前記葉書用紙の秘密情報記載欄
に連接する折返し縁部が設定され、該葉書用紙の3つ折
り加工時、折返し縁部の折返し操作により、秘密情報記
載欄の開放端側の紙厚が厚手に設定されていることを特
徴とする。
【0010】
【作用】以上の構成から明らかなように、葉書用紙を3
つ折り状態で圧着加工する際、葉書用紙の秘密情報記載
欄の端縁部分に折返し縁部が延長形成されているため、
この折返し縁部を折返し操作すれば、端縁部分のみ4枚
重ねとなり、秘密情報記載欄を見開き状に剥離可能に疑
似接着したとき、開放端縁部分は高圧がかかり、強接着
となるため、郵送中に剥離することがない。
【0011】また、開封時には、この強接着部分をカッ
ト処理すれば簡単に開封が可能である。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る隠蔽式圧着葉書の実施例
について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】図1乃至図5は本発明の第1実施例を示す
もので、図1は本発明に係る隠蔽式圧着葉書の帳票仕様
を示す平面図、図2は葉書用紙を3つ折り状態にした斜
視図、図3は圧着加工状態を示す断面図、図4は圧着葉
書の斜視図、図5は開封状態を示す説明図である。
【0014】また、図6乃至図11は本発明の第2実施
例を示すもので、図6は隠蔽式圧着葉書の帳票仕様を示
す平面図、図7は葉書用紙を3つ折りし、送り孔部をカ
ットした状態を示す斜視図、図8は折返し縁部の折曲操
作を示す斜視図、図9は圧着加工状態を示す断面図、図
10は同圧着葉書の斜視図、図11は開封状態を示す説
明図である。
【0015】まず、図1乃至図5に基づいて本発明の第
1実施例について説明する。
【0016】図1において、帳票仕様の状態についてま
ず説明すると、本発明に係る隠蔽式圧着葉書10は、こ
の表面が3つの領域に3区画された葉書用紙20から構
成されている。
【0017】更に詳しくは、葉書用紙20は、宛名情報
記載欄21,秘密情報記載欄欄22,23の3つの領域
に折りミシン目30,31により区分されているととも
に、本発明では更に葉書用紙20の一方側の端縁部(秘
密情報記載欄23と連接する側)に更に折りミシン目3
2を設定して折返し縁部40を設定したことが特徴であ
る。
【0018】なお、葉書用紙20の両側縁、並びに折り
ミシン目32の内側には紙送り方向に沿って所定ピッチ
間隔で送り孔24が開設されているとともに、少なくと
葉書用紙20の秘密情報記載欄欄22,23には、感
圧性の疑似接着剤50が塗布されている。
【0019】従って、このような葉書用紙20を使用し
て、隠蔽式圧着葉書10を作製するには、図2に示すよ
うに、折りミシン目30,31を基に葉書用紙20を略
Z字状に3つ折り状態とするが、この時、折りミシン目
32を基に折返し縁部40を見開き状となる秘密情報記
載欄22,23の中間に介挿するように折り加工を施し
た後、送り孔部25をカット処理する。
【0020】従って、葉書用紙20を3つ折り状態で圧
着加工を施せば、図3に示す断面構造のように、圧着葉
書10は接着剤51により完全接着される完全接着部
a,疑似接着剤50により剥離可能である疑似接着部b
とを備えており、図中右端部分Aは、折返し縁部40に
より、それ以外の部分が3枚重ねであるのに対して4枚
重ねであるので、高圧がかかり強接着部となっている。
【0021】このように、A部がその他の部位に比べ厚
手であり、厚手部分は高圧がかかり強接着部となるた
め、図4に示す圧着葉書10は、郵送途中等に剥離する
恐れがなく、秘密情報記載欄22,23に印刷あるいは
印字された秘密情報が第三者の目に触れることがなく、
親展性が確実に保証される。
【0022】また、受取人は、図5に示すように、この
強接着部Aを鋏26で切り取り、開封操作して、秘密情
報記載欄22,23に記載された秘密情報を容易に確認
できる。
【0023】尚、この切取り部分に切取り用ミシン目等
を施してもよい。
【0024】次に、図6乃至図11は本発明の第2実施
例を示すもので、図6に示すように、帳票仕様の葉書用
紙20としては第1実施例のものに比べ、折りミシン目
32が中央寄りに設定され、折りミシン目32と送り孔
部25との間に折返し縁部40が形成されるという構成
である。
【0025】すなわち、図7に示すように、折りミシン
目30,31を基に葉書用紙20を略Z字状に3つ折り
加工した後、両側の送り孔部25をカット処理する。
【0026】その後、図8に示すように、折りミシン目
32を基に折返し縁部40を宛名情報記載欄21の表面
側に折り加工し、図示しないシーラー機により圧着加工
を施せば、図9に示すように、図中右端部分を強接着部
Aとした圧着葉書10が作製できる。
【0027】従って、図10に示すように、圧着加工後
の隠蔽式圧着葉書10は、右端部分において強接着部A
が設定され、秘密情報記載欄22,23同士の疑似接着
が剥がれることがなく、充分な親展性が保証できるとい
う第1実施例同様の作用効果が得られる。
【0028】尚、この場合においても、図11に示すよ
うに、この強接着部Aを鋏26等により切り取り、開封
操作すれば、秘密情報記載欄22,23に記載された秘
密情報を容易に判読できる。
【0029】このように、本発明による隠蔽式圧着葉書
10によれば、葉書用紙20の秘密情報記載欄23に折
返し縁部40を設定して、葉書用紙20の圧着加工時、
この折返し縁部を折返し操作して開放端縁の紙厚を厚手
とすることにより、厚手部分は高圧がかかり強度接着に
なり強接着部Aを設定でき、郵送途中による剥がれ等を
確実に防止できるとともに、従来の特殊な形状の糊加工
を施すものに比べ、情報スペースを充分確保でき、しか
も、加工が簡単かつ低コストで済むという種々の利点が
ある。
【0030】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る隠蔽式
圧着葉書は、以下に記載する格別な作用効果を有する。
【0031】(1)本発明に係る隠蔽式圧着葉書は、葉
書用紙の秘密情報記載欄23と連接する側に折返し縁部
を設定し、葉書用紙を3つ折り状態にする際、この折返
し縁部により開放端縁を4枚重ねとし、その他の部位の
3枚重ねと比べ、端縁部を強接着部に設定するというも
のであるから、郵送途中で接着が剥がれ、隠蔽面の秘密
情報が外部に触れることがなく、確実な親展性が得られ
るという効果を有する。
【0032】(2)本発明に係る隠蔽式圧着葉書は、葉
書用紙の秘密情報記載欄23と連接する側に折返し縁部
を設定して、葉書用紙を3つ折りする際、この折返し縁
部により開放端縁を4枚重ねとして強接着部を設定する
というものであるから、従来の特殊なパターンに糊加工
を施すものに比べ、加工が簡単かつ低コストで行なえ、
情報面積の確保,生産性に優れ、かつ、低コストで生産
が可能になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る隠蔽式圧着葉書の第1実施例に使
用する葉書用紙を示す平面図。
【図2】図1に示す葉書用紙の折り加工状態を示す斜視
図。
【図3】図1に示す葉書用紙の圧着加工状態を示す断面
図。
【図4】本発明に係る隠蔽式圧着葉書の第1実施例を示
す斜視図。
【図5】本発明に係る隠蔽式圧着葉書の第1実施例の開
封状態を示す説明図。
【図6】本発明に係る隠蔽式圧着葉書の第2実施例に使
用する葉書用紙を示す平面図。
【図7】図6に示す葉書用紙の折り加工状態を示す斜視
図。
【図8】図6に示す葉書用紙の折返し縁部の折曲操作を
示す斜視図。
【図9】図6に示す葉書用紙の圧着加工状態を示す断面
図。
【図10】本発明に係る隠蔽式圧着葉書の第2実施例を
示す斜視図。
【図11】本発明に係る隠蔽式圧着葉書の第2実施例の
開封状態を示す説明図。
【図12】従来の隠蔽式圧着葉書に使用する葉書用紙を
示す平面図。
【図13】従来の隠蔽式圧着葉書の圧着工程を示す断面
図。
【図14】従来の隠蔽式圧着葉書に使用する葉書用紙を
示す平面図。
【符号の説明】
10 隠蔽式圧着葉書 20 葉書用紙 21 宛名情報記載欄 22,23 秘密情報記載欄 30,31,32 折りミシン目 40 折返し縁部 50 疑似接着剤 51 接着剤 A 強接着部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に、宛名情報記載欄と、秘密情報記
    載欄が設定された葉書用紙を3つ折り加工し、前記秘密
    情報記載欄が見開き状に剥離可能に疑似接着してなる
    蔽式圧着葉書において、 前記葉書用紙の秘密情報記載欄に連接する折返し縁部が
    設定され、該葉書用紙の3つ折り加工時、折返し縁部の
    折返し操作により、秘密情報記載欄の開放端側の紙厚が
    厚手に設定されていることを特徴とする隠蔽式圧着葉
    書。
JP15055795A 1995-06-16 1995-06-16 隠蔽式圧着葉書 Expired - Lifetime JP2862226B2 (ja)

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