JPH09195982A - 遠心圧縮機の保護方法 - Google Patents

遠心圧縮機の保護方法

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JPH09195982A
JPH09195982A JP324696A JP324696A JPH09195982A JP H09195982 A JPH09195982 A JP H09195982A JP 324696 A JP324696 A JP 324696A JP 324696 A JP324696 A JP 324696A JP H09195982 A JPH09195982 A JP H09195982A
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JP
Japan
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surge
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compressor
centrifugal compressor
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JP324696A
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Taiji Matsumoto
泰治 松本
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠心圧縮機をサージから保護する遠心圧縮機
の保護方法を提供する。 【解決手段】 圧力検出器9で検出される第2段圧縮機
5の吐出圧力の一定時間内における単位時間毎の変化率
を演算機部10aで演算し、これら変化率とサージが発
生する圧力変化率の上限許容値である基準値との大小を
判定器部10bで絶対値で比較し、一定時間内に計数さ
れる基準値よりも大きな変化率が所定の回数以上になる
とサージが発生すると判定されて、制御器部10cによ
りアンロード弁8がアンロードされ、アンロード後の一
定時間内に計数される基準値よりも大きな変化率が所定
の回数以上あるときは、アンロード弁8が故障していて
アンロードされていないと判定されて、制御器部10c
により第1,2段圧縮機の運転が停止されるので、例え
アンロード弁8が故障していたとしても、遠心圧縮機が
サージから保護される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠心圧縮機にサー
ジが発生したときにサージを解消させ、サージが解消さ
れないときには遠心圧縮機の運転を停止させて遠心圧縮
機を保護するようにした遠心圧縮機の保護方法の技術分
野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、遠心圧縮機を通る流体の
流量が急激に減少するとサージが発生する。サージの過
程によってサージング過程の間、遠心圧縮機内の流体の
流れが一時的に不安定になる。普通、サージには大き
く、かつ不快な騒音が伴うだけでなく、サージによって
遠心圧縮機の寿命に損傷と疲労を生じさせることがあ
る。具体的には、遠心圧縮機の遠心羽根車の損傷、軸受
の破壊を生じる可能性、軸受の過熱と過負荷、遠心圧縮
機配管の疲労と過熱及び他の圧縮機構成要素の過熱等で
ある。現在、サージ過程に反応し、サージが発生した後
に遠心圧縮機を無負荷にするだけの遠心圧縮機制御装置
がある。しかしながら、このような圧縮機制御装置で
は、サージが発生して初めて対応し得るものである。な
お、この場合、遠心圧縮機を殆ど完全に無負荷にするこ
とによって遠心圧縮機の流体吐出量を少なくするもので
ある。
【0003】上記従来例に係る圧縮機制御装置では、サ
ージを検出するために種々の方法が採用されている。例
えば、圧縮機排出導管の中に配設されたベンチュリーノ
ズル等の流量計により吐出量を計測し、計測値を適当な
信号と共に流体の流れが逆転したか否かを指示する制御
器に入力するようにしたものがある。この方法は、一般
的に、費用が嵩むばかりでなく、不正確であり、さらに
追加システムのための圧力損失がある。また、遠心圧縮
機への入口導管における作動流体の温度の上昇速度によ
るサージを検出する方法がある。しかし、この方法は応
答性が遅いという問題があった。
【0004】ところで、上記問題の一つを解決したも
の、即ち圧縮機のサージの発生を防止し、サージが発生
したときにサージを解消させるようにしたものが、例え
ば特開平6−10885号公報に開示されている。以
下、この従来例に係る「遠心圧縮機におけるサージの制
御及び回復」の概要を説明すると、これは、遠心圧縮機
からの吐出圧力の圧力下降状態におけるある時間に対す
る負の圧力傾斜を演算し、この圧力傾斜の数値が予め設
定した基準値よりも大であれば、遠心圧縮機のサージ回
復作用を開始する。続いて、所定時間内に吐出圧力の昇
圧状態におけるある時間に対する正の圧力傾斜を求め、
この圧力傾斜の数値が予め設定した基準値以上であれば
サージであると確定し、遠心圧縮機をアンロード状態に
して運転するようにしたものである。なお、サージ回復
作用とは、吐出圧力を入口圧力で割った値、即ち圧力比
により吹出し弁を制御してサージを防止することであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平6−108
85号公報に開示されてなる遠心圧縮機のサージ制御及
び回復に係る技術は、吹出し弁(アンロード弁)の制御
によるサージの修正という点に関しては新しい。しかし
ながら、アンロード弁を制御できない場合、つまりアン
ロード弁が故障した場合には、遠心圧縮機をアンロード
状態にすることができず、サージを繰り返すことにな
り、遠心圧縮機を保護することができないという解決す
べき課題がある。
【0006】従って、本発明は確実に遠心圧縮機を保護
することを可能ならしめる遠心圧縮機の保護方法及びそ
の保護装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記実情に鑑み
てなされたものであって、従って上記課題を解決するた
めに、本発明に係る遠心圧縮機の保護方法が採用した手
段は、圧力検出手段で検出される圧力検出値から、予め
設定された一定時間内における単位時間毎の吐出圧力の
負の変化率を演算し、これら変化率のそれぞれと予め設
定した基準値との大小を絶対値で比較して、変化率が基
準値よりも小さいか、或いは一定時間内で計数される基
準値よりも大きな変化率の数が所定数よりも少なく、サ
ージが発生しないと判定されたときには遠心圧縮機の運
転を継続し、一定時間内で計数される基準値よりも大き
な変化率の数が所定数以上でサージが発生すると判定さ
れたときにはアンロード弁を調整すると同時に、アンロ
ード弁調整後の予め設定した一定時間内における吐出圧
力の変化率を演算し、一定時間経過したにもかかわら
ず、一定時間内で計数される基準値よりも大きな変化率
の数が所定数以上のときには遠心圧縮機の運転を停止さ
せることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
遠心圧縮機の保護方法を具現する遠心圧縮機の保護装置
を、遠心圧縮機の回路を含むその系統図の図1と、制御
フロー図の図2とを参照しながら説明する。
【0009】先ず、遠心圧縮機(以下、圧縮機とい
う。)の回路系統を、図1を参照しながら説明すると、
図に示す符号3は、駆動装置Gで駆動される第1段圧縮
機であり、符号5は前記駆動装置Gで駆動される第2段
圧縮機である。フィルタ1から吸込まれた空気は開閉弁
2aが介装されてなる入口管2を通して第1段圧縮機3
に吸込まれ、ここで1段圧縮された1次圧縮空気は、1
次冷却器4aが介装されてなる連通管4を通して第2段
圧縮機5に送られ、ここで2段圧縮された2次圧縮空気
は逆止弁6a、2次冷却器6bが介装されてなる出口管
6を通して圧縮空気供給先に送られるように構成されて
いる。
【0010】また、出口管6の第2段圧縮機5と逆止弁
6aの間の途中から、先端に2次圧縮空気を大気中に放
出するアンロード弁8が接続されてなる放風管路7が分
岐している。なお、この場合における圧縮機の台数は2
台で2段構成であるが、圧縮機の台数は1台の単段構成
であっても良く、また3台以上がシリーズ状に配設され
てなる3段以上の構成であっても良い。
【0011】次に、圧縮機の保護系統を、図1を参照し
ながら説明すると、出口管6の第2段圧縮機5と放風管
路7の分岐部との間に、吐出圧力検出手段である圧力検
出器9が設けられている。そして、この圧力検出器9で
検出された2次圧縮空気の吐出圧力が後述する保護装置
10に入力されると、吐出圧力の入力値に基づいてアン
ロード弁8が制御されるように構成されている。
【0012】前記保護装置10は、圧力検出器9で検出
される圧力検出値から、予め設定された一定時間内、例
えば8秒間における吐出圧力の単位時間Δt(0.2
秒)毎の負の変化率を演算する演算器部10aを備えて
いる。そして、演算器部10aで演算されたこれら変化
率と予め設定された基準値(圧縮機にサージが発生しな
い圧力変化率の上限許容値である。)とが判定器部10
bに入力される。この判定器部10bは、入力された変
化率のそれぞれと基準値との大小を絶対値で比較して、
これら変化率が基準値よりも小さいか、或いは一定時間
内に計数される基準値よりも大きな変化率の数が所定数
より少ないときにはサージが発生しないと判定する一
方、基準値よりも大きい変化率があって、かつ一定時間
内に計数される基準値よりも大きな変化率の数が所定数
以上のときには圧縮機にサージが発生すると判定するも
のである。
【0013】この判定器部10bから発信されるサージ
発生判定信号は制御器部10cに入力される。この制御
器部10cは、判定器部10bからのサージ発生判定信
号を受信して前記アンロード弁8を制御する一方、この
アンロード弁8が一定時間制御され続けているにもかか
わらず、前記判定器部10bから、アンロード弁8調整
後の一定時間以内に検出された圧力検出値から演算され
る吐出圧力の変化率が基準値よりも大きく、かつ一定時
間内に計数される基準値よりも大きな変化率の数が所定
数以上であって、サージが発生するとのサージ発生判定
信号を受信したときには、運転装置である圧縮機操作盤
11に対して第1段圧縮機3と第2段圧縮機5との運転
を停止させる運転停止信号を発信するものである。な
お、保護装置10を構成する演算器部10a、判定器部
10b及び制御器部10cはそれぞれ独立した構成にす
ることができ、また一定時間は圧縮機の運転結果から決
定されるものであり、圧縮機の大きさや段数によって変
更される。
【0014】以下、上記保護装置10の作用態様の概要
を説明すると、圧力検出器9により2次圧縮空気の吐出
圧力が検出されて演算器部10aに入力されると、演算
器部10aでは検出圧力から一定時間(8秒間)におけ
る単位時間(0.2秒)毎の吐出圧力の変化率(負)が
演算され、その演算された変化率のそれぞれが予め設定
された基準値が入力されている判定器部10bに入力さ
れる。
【0015】この判定器部10bでは、演算器部10a
から入力された変化率のそれぞれと基準値との大小が絶
対値で比較され、変化率が基準値より小さいか、或いは
一定時間内に計数される基準値よりも大きな変化率の数
が所定数より少なければ、サージが発生しないと判定
し、そのまま第1,2段圧縮機3,5の運転が継続され
る。逆に、変化率が基準値よりも大きく、かつ一定時間
内に計数される基準値よりも大きな変化率の数が所定数
以上になるとサージが発生すると判定し、アンロード弁
8を制御するように制御器部10cに対してサージ発生
判定信号を発信するので、制御器部10cによりアンロ
ード弁8が制御される。
【0016】次いで、アンロード弁8へのアンロード信
号発信後の一定時間の間、吐出圧力の変化率が演算さ
れ、変化率の絶対値が基準値の絶対値より大きくて、ア
ンロード弁8が一定時間制御されているにもかかわら
ず、サージが発生すると判定されたときには、アンロー
ド弁8が故障していることになるので、制御器部10c
にサージ発生判定信号が発信される。
【0017】従って、制御器部10cにより第1,2段
圧縮機3,5を作動・停止させる運転装置である圧縮機
操作盤11が操作されて、第1,2段圧縮機3,5の運
転が停止されるので、サージに起因するこれら第1,2
段圧縮機3,5の遠心羽根車の損傷、軸受の破損、過熱
等のトラブルが防止される。
【0018】次に、制御フロー図の図2を参照しなが
ら、第1,2段圧縮機3,5のサージ防止の仕方の詳細
を説明すると、先ず第1ステップにおいて、第1,2段
圧縮機3,5が運転中か否かが判定される。Noの場合
にはスタート位置にリターンされ、第1,2段圧縮機
3,5が運転される。そして、Yesの場合には第2ス
テップに進む。
【0019】第2ステップにおいて、後述する第5ステ
ップで設定される連続する圧力変動回数を計数してアン
ロードしたい回数Snに満たない場合に、一定時間毎、
例えば8秒毎にカウンタSがリセットされる。そして、
カウンタSのリセット後に第3ステップに進む。
【0020】第3ステップにおいて、第2段圧縮機5か
ら吐出される2次圧縮空気の吐出圧力が圧力検出器9で
検出され、そしてサンプリング周期Δt(0.2秒)毎
に吐出圧力の負の変化率が演算されて第4ステップに進
む。なお、吐出圧力の変化率をdPT(負)、変動n回
目の吐出圧力の圧力検出値をPTn 、変動(n−1)回
目の吐出圧力の圧力検出値をPTn-1 、サンプリング周
期Δtとしたとき、変化率dPTは(PTn −P
n-1 )/Δtという式で表わされる。なお、サンプリ
ング周期Δt(0.2秒)は、実機試験の結果から導き
出したものである。
【0021】第4ステップにおいて、第3ステップで演
算された吐出圧力のそれぞれの変化率dPTと予め設定
されている負の基準値C0 (−2.5×105 Pa/
s)との大小が絶対値で比較される。そして、それぞれ
の変化率dPTが基準値C0 よりも小さく圧縮機にサー
ジが発生しないと判定されるNoのときには、初期のス
タート位置にリターンされる。一方、基準値C0 よりも
大きい変化率dPTがあって圧縮機にサージが発生し得
ると判定されるYesのときには、第5ステップに進
む。なお、基準値C0 は圧縮機の過去の運転実績データ
から設定されるもので、圧縮機にサージが発生しない圧
力変化率の上限許容値である。
【0022】第5ステップにおいて、カウンタSにより
計数される基準値C0 よりも大きな変化率dPTの回数
がアンロードしたいSn回に達したか、否かが判定され
る。Noの場合には基準値C0 よりも大きな変化率dP
Tがあったとしても圧縮機にサージが発生することがな
く、アンロード弁8をアンロードさせる必要がないので
第2ステップにリターンさせ、Yesの場合にはサージ
が発生すると判定されたので第6ステップに進む。
【0023】第6ステップにおいて、第7ステップでタ
イマーカウントを開始し、予め定めた一定時間、例えば
8秒以内であるか8秒経過したかということを、フラグ
TがON(タイマーの接点の入力)したか否かにより
判定する。フラグFT がONしないNoの場合には、第
5ステップにおいてサージが発生すると判定されたにも
かかわらず、制御器部10cからアンロード弁8にアン
ロード信号が出力されていないので第7ステップに進
み、この第7ステップにおいて、アンロード弁8にアン
ロード信号を発信してアンロードさせる。
【0024】一方、第6ステップにおいて、第7ステッ
プにおいてアンロード信号の発信と同時にタイマーカウ
ントを開始し、第2段圧縮機5から吐出される2次圧縮
空気の吐出圧力を一定時間、例えば8秒間測定し、その
圧力検出値に基づいて0.2秒毎に変化率dPTを演算
すると共に、これら変化率dPTと予め設定されている
基準値C0 との大小を絶対値で比較して、一定時間以内
に基準値C0 よりも大きな変化率dPTが所定数以上計
数され、サージが発生すると判定されて、フラグFT
ONするYesの場合は、第8ステップに進む。
【0025】第8ステップにおいて、圧縮機3,5を駆
動する運転装置を制御する制御器部10cに運転停止信
号が発信され、圧縮機3,5の運転が停止される。そし
て、次の運転開始に際しては、再びスタートから同様の
制御フローが繰り返される。なお、第7ステップにおけ
るアンロード後の再ロード及び第6ステップにおけるフ
ラグFT のリセットはマニュアル操作によって行われ
る。
【0026】このように、変化率と基準値との大小の絶
対値比較により、サージが発生しないと判定されたとき
はアンロード弁が開弁され、アンロード弁が開弁されて
いる筈であるにもかかわらず、サージが発生すると判定
されたときには圧縮機が停止される。従って、従来例で
はアンロード弁が故障している場合にサージを繰り返す
ことがあったが、本発明によれば、例えアンロード弁が
故障していたとしても圧縮機がサージによりダメージを
受けるようなことがなく、圧縮機の寿命の延長や補修費
の削減が可能になるという優れた効果がある。なお、上
記一定時間(8秒)は適宜変更し得るものである。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る請求項
1に係る圧縮機の保護方法によれば、吐出圧力の変化率
と予め設定されるサージが発生しない圧力変化率の上限
許容値である基準値との大小が絶対値で比較されること
により、サージが発生しないと判定されたときはアンロ
ード弁が制御されて圧縮機の運転が継続されるが、アン
ロード弁が制御されているにもかかわらず、サージが発
生すると判定されたときには圧縮機が停止される。従っ
て、従来例ではアンロード弁が故障している場合にサー
ジを繰り返すことがあったが、本発明によれば、例えア
ンロード弁が故障していたとしても圧縮機がサージの発
生によるダメージを受けるようなことがないので、圧縮
機の寿命の延長や補修費の削減に多大な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る圧縮機の回路系統を
含む保護装置の系統図である。
【図2】本発明の実施の形態に係り、保護装置における
制御フロー図である。
【符号の説明】 1…フィルタ 2…入口管,2a…開閉弁 3…第1段圧縮機 4…連通管,4a…1次冷却器 5…第2段圧縮機 6…出口管,6a…逆止弁,6b…2次冷却器 7…放風管路 8…アンロード弁 9…圧力検出器 10…保護装置,10a…演算器部,10b…判定器
部,10c…制御器部 11…圧縮機操作盤 G…駆動装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力検出手段で検出される圧力検出値か
    ら、予め設定された一定時間内における単位時間毎の吐
    出圧力の負の変化率を演算し、これら変化率のそれぞれ
    と予め設定した基準値との大小を絶対値で比較して、変
    化率が基準値よりも小さいか、或いは一定時間内で計数
    される基準値よりも大きな変化率の数が所定数よりも少
    なく、サージが発生しないと判定されたときには遠心圧
    縮機の運転を継続し、一定時間内で計数される基準値よ
    りも大きな変化率の数が所定数以上でサージが発生する
    と判定されたときにはアンロード弁を調整すると同時
    に、アンロード弁調整後の予め設定した一定時間内にお
    ける吐出圧力の変化率を演算し、一定時間経過したにも
    かかわらず、一定時間内で計数される基準値よりも大き
    な変化率の数が所定数以上のときには遠心圧縮機の運転
    を停止させることを特徴とする遠心圧縮機の保護方法。
JP324696A 1996-01-11 1996-01-11 遠心圧縮機の保護方法 Withdrawn JPH09195982A (ja)

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Cited By (4)

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Effective date: 20030401