JPH09195544A - バスユニット - Google Patents

バスユニット

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Publication number
JPH09195544A
JPH09195544A JP8022130A JP2213096A JPH09195544A JP H09195544 A JPH09195544 A JP H09195544A JP 8022130 A JP8022130 A JP 8022130A JP 2213096 A JP2213096 A JP 2213096A JP H09195544 A JPH09195544 A JP H09195544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathroom
wall
floor
lower wall
ceiling
Prior art date
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Pending
Application number
JP8022130A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Matsubara
正人 松原
Toshiyuki Ishige
敏幸 石毛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP8022130A priority Critical patent/JPH09195544A/ja
Publication of JPH09195544A publication Critical patent/JPH09195544A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室の建て直しや追加を簡易、迅速に行え、
さらには、バスユニットにまつわる作業の短縮化、コス
トダウンを図れるバスユニットを提供すること。 【解決手段】 バスユニット14は平面視ほぼ矩形に形
成され、建築仕上げ材により4つの側壁24と、下壁2
6、上壁28により箱型に形成され、4つの側壁24の
うちの一つの側壁24が居室12に接合されている。下
壁26の上にフロア30が、上壁28の下に天井32が
設けられ、フロア30と天井32と側壁24によりトイ
レを兼ねた浴室34が区画され、居室12側に位置する
側壁24の一部には浴室34の出入口36が設けられて
いる。浴槽40の排水管、便器42の排水管等のバスユ
ニット14の排水系は、フロア30と下壁26の間の下
方空間30Aに配設され、天井32と上壁28との間の
上方空間32Aに、バスユニット用換気扇54、給湯器
56、空調機58が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は現地で据えつけるの
みで使用可能なバスユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバスユニットは、壁や屋根等の内
側に配置されることを前提として製作されている。従っ
て、従来のバスユニットは、運搬の点から、また、組み
立ての点から複数の分割体により構成されており、これ
ら分割体が現地に搬入されて組み立てがなされ、組み立
て後、その外側に壁等が設けられる。また、壁や屋根等
の内側に配置されることを前提としているので、外装仕
上げが何ら施されておらず、従来のバスユニットはその
ままでは建物の外部に設置して使用できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、浴室を建て
直す場合や、新たに追加する場合、バスユニットを組み
立てた後、その外側に壁等を設ける必要があり、浴室の
建て直しや追加を簡易、迅速に行えない不具合があっ
た。同様に、最初から一般住宅やマンション等を建てる
場合も、バスユニットを組み立てた後、その外側に壁等
を設ける必要があり、バスユニットにまつわる作業の短
縮化、コストダウンが望まれていた。
【0004】本発明は前記事情に鑑み案出されたもので
あって、本発明の目的は、浴室の建て直しや追加を簡
易、迅速に行え、さらには、バスユニットにまつわる作
業の短縮化、コストダウンを図れるバスユニットを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のバスユニットは、建築仕上げ材からなる側
壁と、下壁と、上壁とで箱状に形成された躯体と、前記
躯体内に形成された浴室と、前記浴室に臨む前記側壁部
分に設けられた出入口と、前記浴室に設けられた給水系
及び排水系とを備え、前記建築仕上げ材の外側面は外装
仕上げがなされ、内側面は内装仕上がなされていること
を特徴とする。
【0006】また、本発明は、前記上壁の下方には天井
が設けられ、上壁と天井との間に設備機器設置用の空間
が区画されていることを特徴とする。また、本発明は、
前記下壁の上方にフロアが設けられ、下壁とフロアとの
間に前記排水系配置用の空間が区画されていることを特
徴とする。また、本発明は、前記浴室には浴槽が配置さ
れ、前記下壁とフロアとの間に区画された空間に前記浴
槽の排水系が配設されていることを特徴とする。また、
本発明は 前記浴室には便器と、便器の給水系と、便器
の排水系とが付設され、前記下壁とフロアとの間に区画
された空間に前記便器の排水系が配設されていることを
特徴とする。
【0007】本発明では、バスユニットをそのまま建物
躯体に連結することで据え付けがなされ、浴室を建て直
す場合や、新たに追加する場合、あるいは、最初から一
般住宅やマンション等を建てる場合も、バスユニットの
外側に壁等を設ける必要がなくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明をビジネスホテルに
適用した実施例について添付図面に従って説明する。図
1はビジネスホテルの要部の平面図、図2は客室の拡大
平面図、図3はバスユニットの要部の斜視図を示す。2
はビジネスホテル、4はビジネスホテルの例えば2階を
示し、図1に示すように、2階4の中央に廊下6が直線
状に延出され、廊下6の両側に廊下6に沿って多数の客
室8が設けられ、廊下6とは反対側の客室8の端部にバ
ルコニー10が設けられ、各客室8は居室12とバスユ
ニット14により構成されている。
【0009】図2に示すように、前記居室12は廊下6
側に配置され、居室12の廊下6側には出入口16が設
けられ、居室12にはベット18や机20等が配置され
る。前記バスユニット14は、廊下6とは反対側に位置
する前記居室12の端部に配置されている。詳細には、
廊下6とは反対側に位置する居室12の端部の半部に前
記バスユニット14が配置され、残りの半部にバルコニ
ー10が臨み、バルコニー10に臨む居室12部分には
採光窓22が設けられている。前記バスユニット14と
採光窓22は、隣接する客室8毎に左右逆に配置されて
おり、従って、隣接する客室8どうしは、そのバスユニ
ット14が互いに近接して配置され、あるいは、採光窓
22が互いに近接して配置されている。なお、上下に位
置する各階の客室8の居室12とバスユニット14は、
平面視した場合に同一の位置に配置されている。
【0010】前記バスユニット14は平面視ほぼ矩形に
形成され、図3に示すように、建築仕上げ材により4つ
の側壁24と、下壁26、上壁28により箱型に形成さ
れた躯体1400を備える。図2に示すように、4つの
側壁24のうちの一つの側壁24が居室12に接合さ
れ、バスユニット14の半部はバルコニー10よりも外
方に突出している。図3に示すように、下壁26の上に
フロア30が、上壁28の下に天井32が設けられ、フ
ロア30と天井32と側壁24によりトイレを兼ねた浴
室34が区画され、居室12側に位置する側壁24の一
部には浴室34の出入口36が設けられている。
【0011】前記出入口36に対向するバスユニット1
4の側壁24の角部は、すなわち、隣接する客室8のバ
スユニット14に近接する浴室34の外側の角部は、浴
室34側に膨出されており、互いに近接するバスユニッ
ト14の膨出部分2402の外側部分が、上下に延在す
る水道管や排水管等の設備配管38の設置スペース24
02Aとなっており、この設置スペース2402Aは、
脱着可能な配管目隠しパネル3802により外部から見
えないようにされている。
【0012】前記建築仕上げ材としては、外側が外装仕
上げで、内側が内装仕上げがされた従来公知の種々の材
料を使用することができ、例えば、外側がコンクリート
系等の材料で、かつ、少なくとも浴室34の内側に位置
する部分がFRP等の材料で形成されていてもよく、あ
るいは、外側がコンクリート系等の材料で、かつ、少な
くとも浴室34の内側に位置する部分が前記コンクリー
ト系の材料の表面に取着された多数のタイル等で形成さ
れていてもよい。なお、実施例では、4つの側壁24の
うちの一つの側壁24が居室12に接合され、この側壁
24の外側が居室12の壁部を構成するため、この側壁
24の外側は居室12に合わせた内装仕上げがなされて
いる。
【0013】前記浴室34には、浴槽40、便器42、
手洗44、照明器具等が配置され、出入口16に対向す
る壁面に開閉可能な窓46が設けられている。浴槽40
には不図示の蛇口や、シャワー、カーテンが取り付けら
れ、浴槽40の排水管、便器の排水管等のバスユニット
14の排水系は、フロア30と下壁26の間の下方空間
30Aに配設された排水管48を介して設備配管38の
排水系に連結され、前記蛇口やシャワー、便器、手洗等
のバスユニット14の給水系は設備配管38の排水系に
連結されている。尚、フロア30には点検口50が設け
られ、下方空間30Aには漏水センサや、漏水時に対応
させた排水管52が設けられる。
【0014】前記天井32と上壁28との間の上方空間
32Aには、バスユニット用換気扇54、給湯器56、
空調機58が配置され、上方空間32Aを区画する側壁
24で居室12側の壁面にはガラリ60が二つ嵌込ま
れ、また、前記ガラリ60とは反対側の壁面には、外部
に対してガラリが臨むボックス62が嵌込まれている。
なお、上壁28には前記バスユニット用換気扇54、給
湯器56、空調機58の点検を行なうための点検口(不
図示)が開閉可能に設けられ、また、前記ボックス62
を外す事で、バスユニット用換気扇54、給湯器56、
空調機58の点検を行なうための点検口が側壁24に開
口されることなる。バスユニット用換気扇54により吸
引された浴室34内の湿気は、フレキシブルダクト54
02、ボックス62を介して外部に放出される。前記給
湯器56はバスユニット14の給水系に連結され、給湯
器56の排気はフレキシブルダクト5602、ボックス
62を介して行われる。前記空調機58は居室12用の
もので、冷房機能と暖房機能を兼ね備え、室内機と室外
機が一体化されたいわゆる室内外一体型エアコンで、空
調機58の室内空気の取り入れは、前記ガラリ60、フ
レキシブルダクト5802を介して行われ、また、冷気
や暖気の居室12内への吹き出しは、フレキシブルダク
ト5804、ガラリ60を介して行われ、外気の取り入
れと排気はフレキシブルダクト5806、ボックス62
を介して行われる。なお、前記ボックス62の内部は前
記ダクト5402、5602、5806、5806に対
応して仕切られている。
【0015】本実施例によれば、設備機器や配管、内外
装仕上げ、建具等、全てが工場で組み付けられ完成した
状態のバスユニット14をそのまま建物躯体に連結する
ことで据え付けがなされ、従って、現場ではバスユニッ
ト14を建物躯体に接合する作業を行なえばよく、バス
ユニット14の据え付け作業を簡易、迅速に行うことが
可能となる。また、天井32と上壁28との間に上方空
間32Aを区画したので、バスユニット用換気扇54
や、給湯器56、空調機58等の設備機器を設置する場
合であっても、バスユニット14の外部にこれら設備機
器を露出させることなく、すなわち、配置スペースを何
ら確保することなく、かつ、見映え良くこれら設備機器
を設置することが可能となる。また、フロア30と下壁
26の間に下方空間30Aを区画したので、この空間
に、浴槽の排水系や、漏水センサ、漏水時に対応させた
排水管52を配置でき、また、実施例のように便器42
等を設けた場合には、便器の排水系を、配置スペースを
何ら確保することなく、かつ、見映え良く配置すること
が可能となる。
【0016】尚、実施例では、バスユニット14を建物
躯体の端部に連結した場合について説明したが、本発明
は建物躯体の内部に設置する場合にも無論適用される。
また、本発明は、建物の切り離して単独でも使用可能で
ある。例えば、工事現場や工場等に設置され、作業員用
のバスユニット14として好適である。
【0017】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明のバ
スユニットは、建築仕上げ材からなる側壁と、下壁と、
上壁とで箱状に形成された躯体と、前記躯体内に形成さ
れた浴室と、前記浴室に臨む前記側壁部分に設けられた
出入口と、前記浴室に設けられた給水系及び排水系とを
備え、前記建築仕上げ材の外側面は外装仕上げがなさ
れ、内側面は内装仕上がなされている構成とした。その
ため、バスユニットをそのまま建物躯体に連結すること
で据え付けがなされ、浴室の建て直しや追加を簡易、迅
速に行え、また、バスユニットにまつわる作業の短縮
化、コストダウンを図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビジネスホテルの要部の平面図である。
【図2】客室の拡大平面図である。
【図3】バスユニットの要部の斜視図である。
【符号の説明】
8 客室 12 居室 14 バスユニット 24 側壁 26 下壁 28 上壁 30 フロア 30A 下方空間 32 天井 32A 上方空間 34 浴室 54 バスユニット用換気扇 56 給湯器 58 空調機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築仕上げ材からなる側壁と、下壁と、
    上壁とで箱状に形成された躯体と、 前記躯体内に形成された浴室と、 前記浴室に臨む前記側壁部分に設けられた出入口と、 前記浴室に設けられた給水系及び排水系とを備え、 前記建築仕上げ材の外側面は外装仕上げがなされ、内側
    面は内装仕上がなされている、 ことを特徴とするバスユニット。
  2. 【請求項2】 前記上壁の下方には天井が設けられ、上
    壁と天井との間に設備機器設置用の空間が区画されてい
    る請求項1記載のバスユニット。
  3. 【請求項3】 前記下壁の上方にフロアが設けられ、下
    壁とフロアとの間に前記排水系配置用の空間が区画され
    ている請求項1記載のバスユニット。
  4. 【請求項4】 前記浴室には浴槽が配置され、前記下壁
    とフロアとの間に区画された空間に前記浴槽の排水系が
    配設されている請求項3記載のバスユニット。
  5. 【請求項5】 前記浴室には便器と、便器の給水系と、
    便器の排水系とが付設され、前記下壁とフロアとの間に
    区画された空間に前記便器の排水系が配設されている請
    求項3記載のバスユニット。
JP8022130A 1996-01-12 1996-01-12 バスユニット Pending JPH09195544A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8022130A JPH09195544A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 バスユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8022130A JPH09195544A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 バスユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09195544A true JPH09195544A (ja) 1997-07-29

Family

ID=12074315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8022130A Pending JPH09195544A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 バスユニット

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