JPH09193703A - 作業車の運転ステップ用の可撓性マット - Google Patents

作業車の運転ステップ用の可撓性マット

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JPH09193703A
JPH09193703A JP979296A JP979296A JPH09193703A JP H09193703 A JPH09193703 A JP H09193703A JP 979296 A JP979296 A JP 979296A JP 979296 A JP979296 A JP 979296A JP H09193703 A JPH09193703 A JP H09193703A
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rib
mat
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Tomio Tanaka
富穂 田中
Kiyoshi Maeike
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸振・防音性能に優れるとともに、足当たり
の感触のよい作業車の運転ステップ用の可撓性マットを
提供する。 【解決手段】 裏面に第1リブ17を格子状に形成し
て、そのリブ頂面17aを運転ステップ11に対する載
置面に形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は作業車の運転ステッ
プ用の可撓性マットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の作業車の運転ステップ用の
可撓性マットでは、実開昭61-198141号公報に示されて
いるように、表裏両面を単に凹凸面に形成してあるだけ
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、吸振・防音性能があるものの、表裏両面を単に凹凸
面に形成してあるだけであったために、足当たりの感触
がよくはなかった。
【0004】本発明は、吸振・防音性能に優れるととも
に、足当たりの感触のよい作業車の運転ステップ用の可
撓性マットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕請求項1にかかる発明の特徴構成は、裏面に第
1リブを格子状に形成して、そのリブ頂面を運転ステッ
プに対する載置面に形成してあることにある。
【0006】請求項2にかかる発明の特徴構成は、請求
項1にかかる発明において、表側の面を、乗車時に足を
かける乗降側の第1面部分と、搭乗運転者が足を置く第
2面部分とに区分けして、前記第2面部分に左右横長の
突部を前後に多数並設するとともに、前記第1面部分
に、前記左右横長の突部よりも平面視における面積が小
さい小形の突部を多数形成してあることにある。
【0007】請求項3にかかる発明の特徴構成は、請求
項1又は2にかかる発明において、前記裏面に前記第1
リブよりも丈の低い第2リブを、前記第1リブにより形
成される格子目のそれぞれを縦断又は横断する状態に形
成してあることにある。
【0008】請求項4にかかる発明の特徴構成は、請求
項1,2,3のいずれか一つにかかる発明において、前
記第1リブにより形成される各格子目の内部に、前記運
転ステップに接触する小径のボスを突設してあることに
ある。
【0009】〔作用〕請求項1の構成によれば、裏面に
第1リブを格子状に形成して、そのリブ頂面を運転ステ
ップに対する載置面に形成してあるから、運転者が搭乗
したとき、各格子目に対応する部分が下方に撓んで運転
者の体重を吸収し、足当たりがよくなる。
【0010】請求項2の構成によれば、上記請求項1の
構成による作用と同様の作用を奏することができるのに
加え、搭乗運転者が足を置く表側の第2面部分に、左右
横長の第1突部を前後に多数並設してあるから、運転者
が前後に踏ん張ったときなどに滑りにくくなり、また、
乗車時に足をかける乗降側の表側の第1面部分に、前記
第1突部よりも平面視における面積が小さい第2突部を
多数形成してあるから、搭乗の際に滑りにくくなるとと
もに、作業靴についた泥を落としやすくすることができ
る。
【0011】請求項3の構成によれば、上記請求項1又
は2の構成による作用と同様の作用を奏することができ
るのに加え、前記裏面に前記第1リブよりも丈の低い第
2リブを、前記第1リブにより形成される格子目のそれ
ぞれを縦断又は横断する状態に形成してあるから、各格
子目に対応する部分が下方に撓み過ぎるのを防止でき
る。
【0012】請求項4の構成によれば、上記請求項1,
2,3のいずれか一つの構成による作用と同様の作用を
奏することができるのに加え、前記第1リブにより形成
される各格子目内で、前記第2リブの長手方向中間の頂
部に、前記運転ステップに接触するボスを突設してある
から、各格子目に対応する部分が下方に撓み過ぎるの
を、より効果的に防止できる。
【0013】〔効果〕従って、請求項1の構成によれ
ば、吸振・防音性能に優れるとともに、足当たりの感触
のよい作業車の運転ステップ用の可撓性マットを提供す
ることができた。
【0014】また、請求項2の構成によれば、上記請求
項1の構成による効果と同様の効果に加え、作業靴の滑
りを防止できるとともに、作業靴についた泥を落としや
すくすることができて、作業性を向上させることができ
た。
【0015】請求項3又は4の構成によれば、上記請求
項1又は2の構成による効果と同様の効果に加え、足当
たりの感触を、さらによくすることができた。
【0016】
【発明の実施の形態】図1,図6に示すように、機体前
部に配備したエンジン1の後部に主クラッチハウジング
4を連結するとともに、後車輪2を軸支したトランスミ
ッションケース5と前記主クラッチハウジング4とを、
断面形状が中空角形に構成した板金製の車体フレーム7
で連結し、主クラッチハウジング4からトランスミッシ
ョンケース5に動力を伝達する主伝動軸10aと、トラ
ンスミッションケース5から前車輪3に動力を伝達する
伝動軸10bとを車体フレーム7の内部に挿通し、トラ
ンスミッションケース5の上方に位置する運転座席6に
着座した運転者が車体フレーム7を跨いで足を載せる運
転ステップ11を車体フレーム7に設け、耕耘装置など
の作業機を昇降するリフトアーム8、および作業機駆動
用のPTO軸9をトランスミッションケース5の後部に
設けて農用トラクタを構成してある。
【0017】図2および図3に示すように、前記運転ス
テップ11を支持するに、車体フレーム7の前部に立設
した主クラッチハウジング連結用ブラケット兼用の補強
リブ7bにアングル材からなる第1取付け座12を横架
固定し、夫々左右一対の第2取付け座13及び第3取付
け座14を車体フレーム7の左右横側面夫々に溶接し、
左右の運転ステップ用板材15の前部から延出した立上
がり部15dの前端部を第1取付け座12にボルト連結
するとともに、平坦部15cを第2取付け座13と第3
取付け座14にボルト連結してある。
【0018】前記運転ステップ11は、樹脂60%・ゴ
ム40%の割合から成る可撓性マット16(以下、「マ
ット16」と略称する)で覆ってあり、次にこのマット
16について説明する。
【0019】前記マット16は左右の運転ステップ用板
材15及び車体フレーム7を一連に覆う大きさのもの
で、図4,図5に示すように、裏面に第1リブ17を格
子状に形成して、そのリブ頂面17aを運転ステップ用
板材15に対する載置面に形成し、前記裏面に前記第1
リブ17よりも丈の低い第2リブ18を、前記第1リブ
17により形成される格子目のそれぞれを横断する状態
に形成し、前記第1リブ17により形成される各格子目
内で、第2リブ18の長手方向中間の頂部に、前記運転
ステップ用板材15に接触する丸ボス19を突設し、運
転ステップ用板材15に形成した取付孔20に緩やかに
挿嵌する位置決め用ボス21を左右に複数個づつ突設し
て構成してある。
【0020】そして図2,図3に示すように、表側の面
を、乗車時に足をかける乗降側の第1面部分S1と、搭
乗運転者が足を置く第2面部分S2とに区分けして、前
記第2面部分S2に左右に長い長方形の突部22を前後
に多数並設するとともに、前記第1面部分S1に、前記
長方形の突部22よりも平面視における面積が小さいや
や縦長の小形の突部23を多数形成してある。前記格子
状の第1リブ17のうち左右横方向に沿う多数のリブ部
分は、表側の面に形成した長方形の突部22間の多数の
凹部24に各別に対応して位置している。
【0021】図7,図8に示すように、本農用トラクタ
は、枕地旋回におけるハンドル29の切れ角を検出する
切れ角センサ25と、このセンサ25の検出結果に基づ
いて、耕耘装置等の作業機を上昇制御する制御装置26
とを備えている。また、枕地間の前工程の距離を制御装
置26で記憶しておいて、前記切れ角センサ25が故障
した場合であっても、枕地に到達したときに制御装置2
6が作業機を上昇制御するよう構成してある。なお、上
記のように、ハンドル29が所定角度切れても切れ角セ
ンサ25が作動しないときは、警報ブザーや警報ランプ
(共に図示せず)が運転者に報知する。
【0022】前記切れ角センサ25は、タイロッド30
に連結するピットマンアーム31に板バネ製のカム面2
7を形成し、車体フレーム7側の支持部材32に、前記
カム面27との当接により上下動するカムシャフト28
を設けて構成して、構造の簡素化を図るとともに、カム
シャフト28に加わる押圧力が設定値を越えると、カム
面27側が撓むようにしてカムシャフト28に必要以上
の荷重が加わることがないようにしてある。
【0023】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】運転ステップの縦断側面図
【図2】運転ステップ用の可撓性マットを示す平面図
【図3】運転ステップと、運転ステップ用の可撓性マッ
トとを示す斜視図
【図4】運転ステップ用の可撓性マットの裏面を示す斜
視図
【図5】運転ステップ用の可撓性マットの運転ステップ
への取付け状態を示す縦断正面図
【図6】農用トラクタの全体側面図
【図7】駆動系を示す横断平面図
【図8】ハンドルの切れ角を検出する切れ角センサを示
す図
【符号の説明】
17 第1リブ 17a リブ頂面 18 第2リブ 19 ボス 22 左右横長の突部 23 突部 S1 第1面部分 S2 第2面部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に第1リブ(17)を格子状に形成
    して、そのリブ頂面(17a)を運転ステップ(11)
    に対する載置面に形成してある作業車の運転ステップ用
    の可撓性マット。
  2. 【請求項2】 表側の面を、乗車時に足をかける乗降側
    の第1面部分(S1)と、搭乗運転者が足を置く第2面
    部分(S2)とに区分けして、前記第2面部分(S2)
    に左右横長の突部(22)を前後に多数並設するととも
    に、前記第1面部分(S1)に、前記左右横長の突部
    (22)よりも平面視における面積が小さい小形の突部
    (23)を多数形成してある請求項1記載の作業車の運
    転ステップ用の可撓性マット。
  3. 【請求項3】 前記裏面に前記第1リブ(17)よりも
    丈の低い第2リブ(18)を、前記第1リブ(17)に
    より形成される格子目のそれぞれを縦断又は横断する状
    態に形成してある請求項1又は2記載の作業車の運転ス
    テップ用の可撓性マット。
  4. 【請求項4】 前記第1リブ(17)により形成される
    各格子目の内部に、前記運転ステップ(11)に接触す
    る小径のボス(19)を突設してある請求項1,2,3
    のいずれか一つに記載の作業車の運転ステップ用の可撓
    性マット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010195101A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Yanmar Co Ltd 作業車両

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