JPH09193575A - 封筒一体型複写帳票 - Google Patents
封筒一体型複写帳票Info
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- JPH09193575A JPH09193575A JP2184296A JP2184296A JPH09193575A JP H09193575 A JPH09193575 A JP H09193575A JP 2184296 A JP2184296 A JP 2184296A JP 2184296 A JP2184296 A JP 2184296A JP H09193575 A JPH09193575 A JP H09193575A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】豊富な情報の提供と利便性に富んだ送信の両機
能を発揮できるよう改良した、複写式の申込書用紙と封
筒が一体になった封筒一体型複写帳票を提供する。 【解決手段】感圧複写紙の上紙1および下紙2の一端部
3A,3Bを綴じ合わせた申込書用紙Rにおいて、下紙
2の他端部4Bのみを延長して、前記上紙1の他端部4
Aと対向する近接位置まで折返し、前記他端部4A側を
除く三辺を接着して封筒Eを形成する。前記対向する
上、下紙相互間には封緘部分5を介在して、切取りミシ
ン目6A,6Bを該封緘部分5の前記一端部3B側沿い
と、上、下紙上縁の長手方向沿いにそれぞれ設けて、複
写式の申込書用紙Rと封筒Eとを一体化する。
能を発揮できるよう改良した、複写式の申込書用紙と封
筒が一体になった封筒一体型複写帳票を提供する。 【解決手段】感圧複写紙の上紙1および下紙2の一端部
3A,3Bを綴じ合わせた申込書用紙Rにおいて、下紙
2の他端部4Bのみを延長して、前記上紙1の他端部4
Aと対向する近接位置まで折返し、前記他端部4A側を
除く三辺を接着して封筒Eを形成する。前記対向する
上、下紙相互間には封緘部分5を介在して、切取りミシ
ン目6A,6Bを該封緘部分5の前記一端部3B側沿い
と、上、下紙上縁の長手方向沿いにそれぞれ設けて、複
写式の申込書用紙Rと封筒Eとを一体化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、豊富な情報の提供
と利便性に富んだ送信の両機能を発揮できるよう改良し
た、複写式の申込書用紙と封筒が一体になった封筒一体
型複写帳票に関する。
と利便性に富んだ送信の両機能を発揮できるよう改良し
た、複写式の申込書用紙と封筒が一体になった封筒一体
型複写帳票に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、二つ折にして三辺を接着すること
で封筒となる封筒用紙の一辺に、折畳み後該封筒内に収
まる複写式の申込書の一辺を綴じ合わせた申込書用紙が
提案されていたが、封筒用紙と申込書を貼付する製造工
程は煩雑で作業効率が悪く、また申込者が記入をすませ
た後における封筒の組み立て操作手順に不都合があり、
不便さの解決が求められていた。従来よりの提案とし
て、実開昭60−78475号公報(申込書)、特開平
7−237374号公報(申込案内冊子)等が認められ
る。前者の場合、申込記入用紙と申込複写用紙が、また
申込複写用紙と案内書のそれぞれ端部同士が糊で綴じ合
わされ、綴じ合わせた反対側に設けた申込書の表面三辺
側が糊代としたものであるが、申込者の実施する封緘作
業に手間がかかり、正しく封筒を形成するには慎重さが
要求されるものである。
で封筒となる封筒用紙の一辺に、折畳み後該封筒内に収
まる複写式の申込書の一辺を綴じ合わせた申込書用紙が
提案されていたが、封筒用紙と申込書を貼付する製造工
程は煩雑で作業効率が悪く、また申込者が記入をすませ
た後における封筒の組み立て操作手順に不都合があり、
不便さの解決が求められていた。従来よりの提案とし
て、実開昭60−78475号公報(申込書)、特開平
7−237374号公報(申込案内冊子)等が認められ
る。前者の場合、申込記入用紙と申込複写用紙が、また
申込複写用紙と案内書のそれぞれ端部同士が糊で綴じ合
わされ、綴じ合わせた反対側に設けた申込書の表面三辺
側が糊代としたものであるが、申込者の実施する封緘作
業に手間がかかり、正しく封筒を形成するには慎重さが
要求されるものである。
【0003】また後者の場合、申込用紙の大きさと異な
る説明事項記載片と封筒であることから、不揃いとなら
ぬよう整序するには、製作費が高価となるおそれが認め
られる。前記した先行技術に従った場合、封筒と申込書
を同一用紙で作成できること、作業効率、経済性等製造
面に影響を与えることになる大きさ、規格が不揃いでは
ないこと、構造が複雑ではないことの条件をクリアしな
がら、豊富な情報を盛り込むことができ、申込者にとり
返信時に簡単な作業で封筒が得られ、封書が作成できる
ことという要請に対しては、依然として未だ十分に満足
するに至っておらず、それは技術的課題として未解決で
あった。
る説明事項記載片と封筒であることから、不揃いとなら
ぬよう整序するには、製作費が高価となるおそれが認め
られる。前記した先行技術に従った場合、封筒と申込書
を同一用紙で作成できること、作業効率、経済性等製造
面に影響を与えることになる大きさ、規格が不揃いでは
ないこと、構造が複雑ではないことの条件をクリアしな
がら、豊富な情報を盛り込むことができ、申込者にとり
返信時に簡単な作業で封筒が得られ、封書が作成できる
ことという要請に対しては、依然として未だ十分に満足
するに至っておらず、それは技術的課題として未解決で
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題の
解決をはかるため、製造上、封筒と申込書を同一用紙を
使用して容易に実施でき、申込者は申込書を通じ提供さ
れた豊富な情報を理解し納得した上で、申込書に必要事
項を記入後、予め連接し完成されている封筒に収めて簡
単に封書を作成できる封筒一体型複写帳票の提供を目的
とするものである。
解決をはかるため、製造上、封筒と申込書を同一用紙を
使用して容易に実施でき、申込者は申込書を通じ提供さ
れた豊富な情報を理解し納得した上で、申込書に必要事
項を記入後、予め連接し完成されている封筒に収めて簡
単に封書を作成できる封筒一体型複写帳票の提供を目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る封筒一体型複写帳票の具体的手段として
は、感圧複写紙の上紙および下紙の一端部を綴じ合わせ
た申込書用紙において、下紙の他端部のみを延長して、
前記上紙の他端部と対向する近接位置まで折返し、前記
他端部側を除く三辺を接着して封筒を形成するととも
に、前記対向する上、下紙相互間には封緘部分を介在さ
せ、しかも切取りミシン目を該封緘部分の前記一端部側
沿いと、上、下紙上縁の長手方向沿いにそれぞれ設け
て、複写式の申込書用紙と封筒とを一体化となしたもの
である。
の本発明に係る封筒一体型複写帳票の具体的手段として
は、感圧複写紙の上紙および下紙の一端部を綴じ合わせ
た申込書用紙において、下紙の他端部のみを延長して、
前記上紙の他端部と対向する近接位置まで折返し、前記
他端部側を除く三辺を接着して封筒を形成するととも
に、前記対向する上、下紙相互間には封緘部分を介在さ
せ、しかも切取りミシン目を該封緘部分の前記一端部側
沿いと、上、下紙上縁の長手方向沿いにそれぞれ設け
て、複写式の申込書用紙と封筒とを一体化となしたもの
である。
【0006】前記封緘部分について、接着剤転写テープ
を設けるか、両面粘着テープを設けることもよい。
を設けるか、両面粘着テープを設けることもよい。
【0007】また、前記上、下紙上縁の長手方向沿いに
設けた切取りミシン目に代えて、前記上、下紙の上、下
縁の長手方向沿いに切取りミシン目を併設することも好
ましい。
設けた切取りミシン目に代えて、前記上、下紙の上、下
縁の長手方向沿いに切取りミシン目を併設することも好
ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の封筒一体型複写
帳票について、その最良の結果をもたらす実施の形態を
図面に従い説明すると、図1は上紙と下紙との関連を示
す要部説明図、図2は下紙の背面図、図3は申込書用紙
と封筒との分離および封緘要領を示す説明図、図4は作
成済の申込書を封筒に収める状態の説明図、図5は他の
実施例である上紙と下紙との関連を示す要部説明図であ
る。本発明の申込書用紙Rは、既知の感圧複写紙を採用
するものであり、それはノーカーボン紙とも称され、カ
ーボン紙の発色には化学的なものと物理的なものがある
が、前者の採用が望ましく、それは現に実用化されてい
るゼラチンカプセル型、サランカプセル型、またはポリ
ユレアカプセル型の感圧複写紙のいずれでもよい。従っ
て、本発明は、筆圧によって、隔離された2つの無色の
薬品が接触したときに発色する化学反応を利用する化学
的複写法による感圧複写紙の利点を応用するものであ
る。
帳票について、その最良の結果をもたらす実施の形態を
図面に従い説明すると、図1は上紙と下紙との関連を示
す要部説明図、図2は下紙の背面図、図3は申込書用紙
と封筒との分離および封緘要領を示す説明図、図4は作
成済の申込書を封筒に収める状態の説明図、図5は他の
実施例である上紙と下紙との関連を示す要部説明図であ
る。本発明の申込書用紙Rは、既知の感圧複写紙を採用
するものであり、それはノーカーボン紙とも称され、カ
ーボン紙の発色には化学的なものと物理的なものがある
が、前者の採用が望ましく、それは現に実用化されてい
るゼラチンカプセル型、サランカプセル型、またはポリ
ユレアカプセル型の感圧複写紙のいずれでもよい。従っ
て、本発明は、筆圧によって、隔離された2つの無色の
薬品が接触したときに発色する化学反応を利用する化学
的複写法による感圧複写紙の利点を応用するものであ
る。
【0009】申込書用紙Rは、上紙1および下紙2から
なり、重ね合わされたそれらの一端部3A,3B(図1
では左側縁)に沿って、該一端部3Bに施した接着剤1
0Aによりいわゆる線糊として貼り合わせられている。
下紙2は、その他端部4Bのみを延長して、上紙1の他
端部4Aと対向する近接位置まで折返し、前記他端部4
A側を除く三辺を接着して封筒Eを形成する。前記した
下紙2を折返して形成される封筒Eの大きさは、図1お
よび2のとおり、郵便法規に準拠した定型封筒とするこ
とが、郵便料金、製作費等の面で経済的である。なお下
紙2には、ノーカーボン下紙の代わりに、複写部分のみ
に顕色剤層を設けた普通紙を用いることもできる。ま
た、図示を省略したが、上紙と下紙の間にノーカーボン
中紙を所定枚数介在させることもできる。前記した本発
明の申込書用紙Rの構成に関しては、横長にして用いる
場合について図示し、それに基づいて説明しているが、
それに限定されるものではなく、縦長にして用いること
も可能である。
なり、重ね合わされたそれらの一端部3A,3B(図1
では左側縁)に沿って、該一端部3Bに施した接着剤1
0Aによりいわゆる線糊として貼り合わせられている。
下紙2は、その他端部4Bのみを延長して、上紙1の他
端部4Aと対向する近接位置まで折返し、前記他端部4
A側を除く三辺を接着して封筒Eを形成する。前記した
下紙2を折返して形成される封筒Eの大きさは、図1お
よび2のとおり、郵便法規に準拠した定型封筒とするこ
とが、郵便料金、製作費等の面で経済的である。なお下
紙2には、ノーカーボン下紙の代わりに、複写部分のみ
に顕色剤層を設けた普通紙を用いることもできる。ま
た、図示を省略したが、上紙と下紙の間にノーカーボン
中紙を所定枚数介在させることもできる。前記した本発
明の申込書用紙Rの構成に関しては、横長にして用いる
場合について図示し、それに基づいて説明しているが、
それに限定されるものではなく、縦長にして用いること
も可能である。
【0010】本発明での申込書用紙R並びに申込書12
A,12Bの概念としては、金融、証券、通信販売、出
版等広義のサービス分野で使用される場合を包含し、従
って「申込」または「申込書」の用語に拘束されず、契
約書、確認書、注文書、照会書、合意書等多岐にわたっ
て転用可能なものである。また法律行為を対象とする文
書だけでなく、儀礼的文書であってもよく、送り状とそ
の控にも利用でき、封筒には送り状を添えた証券(図書
券、文具券、米・ビール券等)を封入する場合も予定で
き、例えば祝儀、不祝儀の挨拶文書(快気祝、香典返
し)にも利用できる。
A,12Bの概念としては、金融、証券、通信販売、出
版等広義のサービス分野で使用される場合を包含し、従
って「申込」または「申込書」の用語に拘束されず、契
約書、確認書、注文書、照会書、合意書等多岐にわたっ
て転用可能なものである。また法律行為を対象とする文
書だけでなく、儀礼的文書であってもよく、送り状とそ
の控にも利用でき、封筒には送り状を添えた証券(図書
券、文具券、米・ビール券等)を封入する場合も予定で
き、例えば祝儀、不祝儀の挨拶文書(快気祝、香典返
し)にも利用できる。
【0011】5は下紙2に設けられる封緘部分であり、
前記した下紙2を折返した場合、下紙2の他端部4Bと
上紙1の他端部4Aとの近接位置に介在する。6Aは、
封緘部分5沿いの下紙2の一端部3B側に設けた切取り
ミシン目である。封緘部分5は、申込書用紙Rから切取
りミシン目6Aによって分離して得た封筒Eに申込書1
2Aを収め封着する舌片であり、図示例は既知の接着剤
転写テープ13を示した。ここで言う接着剤転写テープ
13とは、剥離紙上に粘着剤層のみを塗布した構成であ
って、該テープを被着面に貼付して剥離紙を除去すれば
均一な粘着剤層が残るタイプのものである。
前記した下紙2を折返した場合、下紙2の他端部4Bと
上紙1の他端部4Aとの近接位置に介在する。6Aは、
封緘部分5沿いの下紙2の一端部3B側に設けた切取り
ミシン目である。封緘部分5は、申込書用紙Rから切取
りミシン目6Aによって分離して得た封筒Eに申込書1
2Aを収め封着する舌片であり、図示例は既知の接着剤
転写テープ13を示した。ここで言う接着剤転写テープ
13とは、剥離紙上に粘着剤層のみを塗布した構成であ
って、該テープを被着面に貼付して剥離紙を除去すれば
均一な粘着剤層が残るタイプのものである。
【0012】他の実施例として、前記接着剤転写テープ
13に代えて、図示を省略したが、既知の一般紙粘着テ
ープ、すなわち和紙、クラフト紙、ラテックス含浸クレ
ープ紙を基材とした粘着テープでもよい。更には、申込
者において適宜の糊料、接着剤の使用を想定して封緘用
前処理(糊加工)を省略することも差し支えない。
13に代えて、図示を省略したが、既知の一般紙粘着テ
ープ、すなわち和紙、クラフト紙、ラテックス含浸クレ
ープ紙を基材とした粘着テープでもよい。更には、申込
者において適宜の糊料、接着剤の使用を想定して封緘用
前処理(糊加工)を省略することも差し支えない。
【0013】6Bは上紙1、下紙2上縁の長手方向沿い
に設けた切取りミシン目である。他の実施例として、図
5に例示したように、上紙1、下紙2の上、下縁の長手
方向沿いに切取りミシン目6C,6Dを併設することも
よい。なお、図面上、7A,7B,7Cは余端部であ
り、それぞれ切取りミシン目6B,6C,6Dにより申
込書12A,12B作成時に切除されるが、それら余端
部7A,7B,7Cには例えば申込書作成時の注意事項
や広告文字、図様等を印設することも可能である。8は
封筒E表面に印設した宛名記事部、9は発信人記事部を
図示している。10Bは封筒Eの形成に使用される接着
剤であり、下紙2に設けられている。
に設けた切取りミシン目である。他の実施例として、図
5に例示したように、上紙1、下紙2の上、下縁の長手
方向沿いに切取りミシン目6C,6Dを併設することも
よい。なお、図面上、7A,7B,7Cは余端部であ
り、それぞれ切取りミシン目6B,6C,6Dにより申
込書12A,12B作成時に切除されるが、それら余端
部7A,7B,7Cには例えば申込書作成時の注意事項
や広告文字、図様等を印設することも可能である。8は
封筒E表面に印設した宛名記事部、9は発信人記事部を
図示している。10Bは封筒Eの形成に使用される接着
剤であり、下紙2に設けられている。
【0014】本発明の使用要領としては、図1、3およ
び4に示すように、申込者において、余端部7Aの申込
書作成時の注意事項あるいは加入勧奨記事等を理解した
のち、申込書12Aの所定記事欄(図示せず)に申込必
要記事を筆記具にて適度の筆圧をもって記入後、引続き
切取りミシン目6Aにより封筒Eを分離し、切取りミシ
ン目6Bにより余端部7Aを切除し、申込書12Aを得
る。第2頁に相当する下紙は申込者の控とするなり、あ
るいは申込書12Aの形式いかんによっては前記第2頁
とともに、第1頁の上紙に相当する申込書正本を封筒E
に収める(図4)。かくしてから、封緘部分5に設けて
ある接着剤転写テープ13の剥離紙13Aを引き剥が
し、接着剤13Bを利用の上、封緘部分5をもって封筒
Eを封着する。図5に示す他の実施例は、併記した切取
りミシン目6C,6Dを切除する点を除けば、上記した
使用要領と同一の手順に従い申込書12Bを得られ、封
筒Eに封着されるものである。
び4に示すように、申込者において、余端部7Aの申込
書作成時の注意事項あるいは加入勧奨記事等を理解した
のち、申込書12Aの所定記事欄(図示せず)に申込必
要記事を筆記具にて適度の筆圧をもって記入後、引続き
切取りミシン目6Aにより封筒Eを分離し、切取りミシ
ン目6Bにより余端部7Aを切除し、申込書12Aを得
る。第2頁に相当する下紙は申込者の控とするなり、あ
るいは申込書12Aの形式いかんによっては前記第2頁
とともに、第1頁の上紙に相当する申込書正本を封筒E
に収める(図4)。かくしてから、封緘部分5に設けて
ある接着剤転写テープ13の剥離紙13Aを引き剥が
し、接着剤13Bを利用の上、封緘部分5をもって封筒
Eを封着する。図5に示す他の実施例は、併記した切取
りミシン目6C,6Dを切除する点を除けば、上記した
使用要領と同一の手順に従い申込書12Bを得られ、封
筒Eに封着されるものである。
【0015】
【発明の効果】以上のとおりの構成を有する本発明によ
れば、以下の効果をもたらすものである。すなわち、請
求項1の本発明によれば、感圧複写紙を採用した申込書
用紙および返信用に供される封筒が一体化しているの
で、申込書作成と封筒へ封入するまでの一連の作業が手
順よく行える。また感圧複写紙を採用したことにより、
申込者の申込内容が正確に控書類として確保できる。そ
して、古くからの着色したカーボン紙(カーボンブラッ
ク、着色顔料、染料等の色材とワックス、レジン等のバ
インダー材との混練物を薄紙に含浸させたもの)と比較
して、使用前後の前記カーボン紙の挿入、抜取り、更に
は処分等の煩わしい手間を省くことになる。申込書用紙
には、豊富な情報を記載するスペースを有し、申込条
件、注意事項等きめこまかく掲載できる。
れば、以下の効果をもたらすものである。すなわち、請
求項1の本発明によれば、感圧複写紙を採用した申込書
用紙および返信用に供される封筒が一体化しているの
で、申込書作成と封筒へ封入するまでの一連の作業が手
順よく行える。また感圧複写紙を採用したことにより、
申込者の申込内容が正確に控書類として確保できる。そ
して、古くからの着色したカーボン紙(カーボンブラッ
ク、着色顔料、染料等の色材とワックス、レジン等のバ
インダー材との混練物を薄紙に含浸させたもの)と比較
して、使用前後の前記カーボン紙の挿入、抜取り、更に
は処分等の煩わしい手間を省くことになる。申込書用紙
には、豊富な情報を記載するスペースを有し、申込条
件、注意事項等きめこまかく掲載できる。
【0016】特に専用機械を新たに導入することを要し
ない簡易な構成であり、前記申込書用紙と封筒の一体化
は製造コストの低減に寄与する。しかも上、下紙による
申込書用紙、封筒は軽量化をもたらし、商品管理上有益
である。加えて、本発明は、金融、証券、出版、通信販
売その他のサービス分野において企画、提案用ツールと
して使用できる。請求項2および3の本発明は、剥離紙
を除去するのみで、特別に糊料を用意しなくとも直ちに
封緘できる効用が加わったものである。請求項4の本発
明は、余端部に詳しい説明記事等を提供できる効用が加
わったものである。
ない簡易な構成であり、前記申込書用紙と封筒の一体化
は製造コストの低減に寄与する。しかも上、下紙による
申込書用紙、封筒は軽量化をもたらし、商品管理上有益
である。加えて、本発明は、金融、証券、出版、通信販
売その他のサービス分野において企画、提案用ツールと
して使用できる。請求項2および3の本発明は、剥離紙
を除去するのみで、特別に糊料を用意しなくとも直ちに
封緘できる効用が加わったものである。請求項4の本発
明は、余端部に詳しい説明記事等を提供できる効用が加
わったものである。
【図1】上紙と下紙との関連を示す要部説明図
【図2】下紙の背面図
【図3】申込書用紙と封筒との分離および封緘要領を示
す説明図
す説明図
【図4】作成済の申込書を封筒に収める状態の説明図
【図5】他の実施例である上紙と下紙との関連を示す要
部説明図
部説明図
R 申込書用紙 E 封筒 1 上紙 2 下紙 3A,3B 一端部 4A,4B 他端部 5 封緘部分 6A,6B,6C,6D 切取りミシン目 7A,7B,7C 余端部 8 宛名記事部 9 発信人記事部 10A,10B 接着剤(線糊) 11A 封筒表面部 11B 封筒背面部 12A,12B 申込書 13 接着剤転写テープ 13A 剥離紙 13B 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守舎 雅敏 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 (72)発明者 松岡 照明 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 感圧複写紙の上紙および下紙の一端部を
綴じ合わせた申込書用紙において、下紙の他端部のみを
延長して、前記上紙の他端部と対向する近接位置まで折
返し、前記他端部側を除く三辺を接着して封筒を形成す
るとともに、前記対向する上、下紙相互間には封緘部分
を介在させ、しかも切取りミシン目を該封緘部分の前記
一端部側沿いと、上、下紙上縁の長手方向沿いにそれぞ
れ設けて、複写式の申込書用紙と封筒とを一体化となし
たことを特徴とする封筒一体型複写帳票。 - 【請求項2】 前記封緘部分について、接着剤転写テー
プを設けてなる請求項1記載の封筒一体型複写帳票。 - 【請求項3】 前記封緘部分について、両面粘着テープ
を設けてなる請求項1記載の封筒一体型複写帳票。 - 【請求項4】 前記上、下紙上縁の長手方向沿いに設け
た切取りミシン目に代えて、前記上、下紙の上、下縁の
長手方向沿いに切取りミシン目を併設してなる請求項
1、2または3記載の封筒一体型複写帳票。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2184296A JPH09193575A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 封筒一体型複写帳票 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2184296A JPH09193575A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 封筒一体型複写帳票 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09193575A true JPH09193575A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=12066348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2184296A Pending JPH09193575A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 封筒一体型複写帳票 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09193575A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010083115A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 封筒部付き申込用紙 |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP2184296A patent/JPH09193575A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010083115A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 封筒部付き申込用紙 |
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Legal Events
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