JPH0919342A - ヘッドレストステー支持部構造 - Google Patents

ヘッドレストステー支持部構造

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JPH0919342A
JPH0919342A JP19430795A JP19430795A JPH0919342A JP H0919342 A JPH0919342 A JP H0919342A JP 19430795 A JP19430795 A JP 19430795A JP 19430795 A JP19430795 A JP 19430795A JP H0919342 A JPH0919342 A JP H0919342A
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JP
Japan
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headrest
headrest stay
holder
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JP19430795A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Ikeda
田 恵 之 池
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Ikeda Corp
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Ikeda Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドレストステーをステーホルダ内で係止
するステーロック部を、少ない部品で簡単に形成し、ロ
ック部での強度も十分な構造とする。 【解決手段】 ステーホルダ20に差込み部24を形成
し、この差込み部24内に抜き差し自在なステーロック
部材30を設け、ロック部材30を、外部操作可能な操
作端31と、この操作端31からステー保持孔23を挾
んで夫々差込み部24先端側に臨む一対の胴部32と、
これら各胴部31の先端から互いに交差した状態で延設
して差込み部先端側の壁部24bに当接する一対をなす
弾性片部33とから合成樹脂材で一体に形成する。この
ステーロック部材の胴部間で操作端と保持孔を挟んだ位
置にステーのストッパ溝に係止する金属製丸棒による係
止ロッド部34を掛け渡した状態で設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートバック上端
部に設けたステーホルダに設けられ上下調節可能なヘッ
ドレストのヘッドレストスティを所定の高さ位置で係止
するステーロック部材を備えているヘッドレストステー
支持部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、シートバックの上端部に着座
者の頭部を背面で受けるヘッドレストを上下調節可能に
設けている。このようなヘッドレストから垂下したヘッ
ドレストステーの支持部構造として一般には、複数段の
ストッパ溝を有するヘッドレストステーが嵌挿されるス
テーホルダを、シートバック上端部に設け、且つこのス
テーホルダの一部に、前記ステー側のストッパ溝に選択
的に係止する係止部を有するロック部材を、外部操作可
能に設けた構造である。
【0003】即ち、この従来のヘッドレストステー支持
部構造、特にヘッドレストステーの上下調整用ロック部
は、ヘッドレストステーに形成した複数段のストッパ溝
にステーホルダ内で選択的に係入する係止部を有するロ
ック部材と、このロック部材をステーホルダ内の差込み
部内で一側の開口側に付勢するばね部材と、前記ロック
部材を外部から抜き差し操作するための操作ノブとを備
えている。そして、従来一般には、上述した構成部材は
個別に構成されているため、構成部品点数が多く、構造
が複雑となると共に、多くの部品をステーホルダ内の差
込み部内にバラバラに組込んで組立てるために、組立時
の作業が面倒となるという不具合があった。
【0004】このような問題点を解決したヘッドレスト
ステー支持部構造として、例えば特開平5−3819号
公報に開示された構造が知られている。この従来の構造
では、ヘッドレストステーのストッパ溝に係入する係止
部と、この係止部の係止方向への付勢力を得るためのば
ね部材と、このばね部材の付勢力に抗する移動力を外部
操作によって得るための操作ノブとを、単一のロック部
材として合成樹脂材により形成しており、支持部構造と
しての構成部品点数を削減し、構造を簡素化し、製造コ
ストの低減を図り、組立性も向上させることが可能とな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のヘッドレストステー支持部構造において、単一のロッ
ク部材として、ヘッドレストステーのストッパ溝に係入
する係止部と、この係止部の係止方向への付勢力を得る
ためのばね部材と、このばね部材の付勢力に抗する移動
力を外部操作によって得るための操作ノブとを合成樹脂
材により一体に形成したものでも、以下の不具合を生じ
ている。
【0006】即ち、上述した従来の構造では、ヘッドレ
ストステーのストッパ溝に係入する係止部を、ロック部
材と共に、合成樹脂材により一体に形成していることか
ら、合成樹脂材からなる係止部での強度不足を生じる虞
れがあった。
【0007】また、上述した構造では、ステーホルダに
設けた差込み部内に抜き差し自在に組込まれるロック部
材の先端側に、弯曲形成したアーム形状の弾性片をばね
部材として一体に形成し、この弾性片をホルダ内の差込
み部先端側の壁部に当接させることにより、ロック部材
を外方に押し出すような付勢力を得ているが、ロック部
材の安定した動きを得る上で問題であった。
【0008】これを詳述すると、上述した弾性片は、ロ
ック部材の一側に片寄って設けられているため、このロ
ック部材の外方端に設けた操作ノブに片寄った力が作用
すると、ロック部材がホルダの差込み部内で変位し、他
側寄りの部分での摺動抵抗が増え、ロック部材としての
安定した動きを得ることができなかった。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、シートバック上端部に設けたステーホルダ
内に嵌挿するヘッドレスト側のヘッドレストステーを任
意の嵌挿位置で選択的に係止するにあたってのステーロ
ック部材を含めたステーロック部構造を、少ない部品点
数による簡単な構造で構成し、組立時の作業性を向上さ
せ、且つ製造コストの低減を図ると共に、ステーロック
部に充分な強度を持たせ、更にステーロック部材として
円滑な動きを確保し、ヘッドレストステーのロック、ロ
ック解除を所要の状態で行なえるヘッドレストステー支
持部構造を得ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るヘッドレス
トステー支持部構造は、複数段のストッパ溝を長手方向
に沿って形成したヘッドレストステーを嵌挿した状態で
保持する保持孔を有するステーホルダと、このステーホ
ルダの一部にヘッドレストステーの嵌挿方向に直交する
方向に向って形成した差込み部内にその一側の開口から
抜き差し自在に設けたステーロック部材を備え、このス
テーロック部材を、差込み部の開口から外部に露呈する
外部操作可能な操作端と、この操作端から前記保持孔を
挾んで夫々差込み部先端側に臨む一対の胴部と、これら
各胴部の先端から互いに交差した状態で延設することに
より前記差込み部先端側の壁部に当接する一対をなす弾
性片部とによって合成樹脂材により一体に形成し、且つ
このステーロック部材における対をなす胴部間で操作端
と保持孔を挟んだ位置にヘッドレストステーの任意のス
トッパ溝に選択的に係止する、例えば丸棒形状を呈する
金属材からなる係止ロッド部を掛け渡した状態で設けて
いる。
【0011】また、本発明に係るヘッドレストステー支
持部構造は、ステーロック部材を、その係止ロッド部が
ヘッドレストステーにおける任意のストッパ溝への係止
位置と非係止位置との間で抜き差しするように、ステー
ホルダの差込み部内に設けると共に、この差込み部から
の抜け出しを規制する抜け防止部を、差込み部の内壁部
との間に設けている。
【0012】本発明では、ステーロック部材を構成する
一対の胴部間に、この部材のステーホルダへの組込み
前、または組込み後において、金属材による丸棒を係止
ロッド部として掛け渡して設ける。また、このステーロ
ック部材を、ステーホルダ内に組込み、差込み部先端の
壁部にステーロック部材の先端に互いに交差して設けた
一対の弾性片部を当接させた状態とし、更にステーロッ
ク部材を押し込んで付勢力を生じさせた状態でステーホ
ルダの保持孔内にヘッドレストステーを嵌挿し、前記係
止ロッド部を、ステーの任意のストッパ溝に係入させる
ことにより、ヘッドレストステーを上下調整可能な状態
で係止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1の(a),(b)は本発明に
係るヘッドレストステー支持部構造の実施の形態の一例
を示すものであり、これらの図において、符号10は全
体の図示は省略したが、ヘッドレストから垂下したヘッ
ドレストステーで、このヘッドレストステー10の一側
には、複数段のストッパ溝11が長手方向に沿って形成
されている。
【0014】20は図示しないシートバック上端部に設
けられるステーホルダで、外部に露呈する頭部21と埋
設される筒部22とから構成されている。このステーホ
ルダ20における頭部21と筒部22とには、上下方向
に貫通してヘッドレストステー10が嵌挿して保持され
るステー保持孔23が形成されている。
【0015】本発明によれば、上述した構成によるヘッ
ドレストステー支持部構造において、複数段のストッパ
溝11を有するヘッドレストステー10を嵌挿して保持
するステーホルダ20の一部にステー嵌挿方向に直交す
る方向に向って形成した差込み部24内にその一側の開
口24aから抜き差し自在に設けたステーロック部材3
0を備えている。ここで、差込み部24は一側が外部に
露呈する開口24aとして形成され、且つ内部にステー
ロック部材30を側方から抜き差しできる空間部として
形成されている。
【0016】そして、このステーロック部材30を、前
記差込み部24の開口24aから外部に露呈する外部操
作可能な操作端31と、この操作端31から前記ステー
保持孔23を挾んで夫々差込み部24先端側に臨む一対
の胴部32,32と、これら各胴部32,32の先端か
ら互いに交差して略X字状(所謂たすき掛け)の状態で
延設することにより差込み部24先端側の壁部24bに
当接する一対をなす弾性片部33,33とによって合成
樹脂材により一体に形成している。この場合、これらの
弾性片部33,33は、左、右対称形状で形成すること
が望ましい。
【0017】更に、このステーロック部材30における
対をなす胴部32,32間で操作端31とステー保持孔
23を挟んだ位置にヘッドレストステー10の任意のス
トッパ溝11に選択的に係止する係止ロッド部として、
図1や図2に示すように、金属材による丸棒であるワイ
ヤ34を掛け渡した状態で設けている。ここで、このよ
うなワイヤ34の組付けは、ステーロック部材30を合
成樹脂材で形成した製造後、ステーホルダ20への組付
け前または組付け後に、図2の(a)に示すように、側
方から圧入等で組込んでセットするとよい。しかし、こ
れに限定されず、図2の(b)に示す状態で組込んでも
よい。この場合は、ワイヤ34を、ステーロック部材3
0の製造時にインサート成形等で設けるとよい。
【0018】また、上述したステーロック部材30は、
その係止ロッド部であるワイヤ34がヘッドレストステ
ー10における任意のストッパ溝11への係止位置(ロ
ック位置)と非係止位置(ロック解除位置)との間で抜
き差しするように、ステーホルダ20の差込み部24内
に設けられている。そして、この差込み部24からの抜
け出しを規制する抜け防止部25,25を、前記差込み
部24の内壁部との間に設け、且つこれに係止位置で係
合する係止突部32a,32aを、前記胴部32,32
に設けている。
【0019】そして、上述した構成によれば、ステーロ
ック部材30を構成する一対の胴部32,32間に、こ
のステーロック部材30の製造時または製造後、あるい
はステーホルダ20への組込み前または組込み後におい
て、係止ロッド部としてのワイヤ34を掛け渡して設け
ることにより、ヘッドレストステー10のストッパ溝1
1との係合時に充分な強度をもつ係止ロッド部を得るこ
とができる。
【0020】また、このようなステーロック部材30で
は、これをステーホルダ20内に組込み、差込み部24
先端の壁部24bにステーロック部材30の先端に互い
に交差して設けた一対の弾性片部33,33を当接させ
た状態とし、更にステーロック部材30を押し込んで付
勢力を生じさせた状態でステーホルダ20の保持孔23
内にヘッドレストステー10を嵌挿し、前記係止ロッド
部であるワイヤ34を、ヘッドレストステー10の任意
のストッパ溝11に係入させることにより、上下調節さ
れるヘッドレストステー10を所定の高さ位置で係止す
ることができる。
【0021】特に、このような構成による本発明では、
シートバック上端部に設けたステーホルダ20内に嵌挿
するヘッドレスト側のヘッドレストステー10を任意の
嵌挿位置で選択的に係止するにあたってのステーロック
部材30を含めたステーロック部構造を、最小限の構成
部品点数による簡単な構造で構成することができ、組立
時の作業性を向上させ、且つ製造コストの低減を図ると
共に、係止ロッド部としてのワイヤ34によるステーロ
ック部に充分な強度を持たせ、更にステーロック部材3
0として円滑な動きを確保し、ヘッドレストステー10
のロック、非ロックを所要の状態で行なえるヘッドレス
トステー支持部構造を得ることができる。
【0022】例えば、上述した構成では、ばね部とし
て、互いに交差したたすき掛け状態である一対の弾性片
部33,33によって構成しており、ヘッドレストステ
ー10のロック解除を行なう時の解除ノブとなる操作端
31を押す荷重P,Qが、図3の(a)に示すように、
ヘッドレストステー10の両側位置で異なった場合でも
何ら支障ない。即ち、荷重P,Qが、P>Qであって
も、P<Qであっても、一対の弾性片部33,33によ
るばね部が、荷重P,Qに対してバランスよく変形する
ため、従来のような不具合は生じない。これは、図3の
(b)に示すように、ステーロック部材30のばね部
が、片側の弾性片部33のみで構成されている場合に、
操作端31の両側を押す荷重X,Y(X>Y)が異なっ
ているとき、ステーロック部材30がステーホルダ20
の差込み部24内で片寄り、アンバランス姿勢となって
片側での摺動抵抗が部分的に増し、操作性が悪くなると
いう不具合は発生せず、安定して円滑な動きを得て、ヘ
ッドレストステー10のロック、非ロックを行なえる。
【0023】尚、本発明は上述した実施の形態での構造
には限定されず、各部の形状、構造等を適宜変形、変更
し得ることは言うまでもない。例えばステーホルダ20
や差込み部24の構造が異なる場合には、ステーロック
部材30の形状等もこれに合わせて変更するとよい。こ
の場合、ステーロック部材30の抜け止めを図る抜け防
止部25とこれに係合する係合突部32aとの形状等も
同様に変更できることは勿論である。
【0024】また、上述した実施の形態では、圧入等に
より係止ロッド部であるワイヤ34をステーロック部材
30に組付けた場合を説明したが、インサート成形によ
って形成してもよいし、更に硬質性合成樹脂材で形成し
たものを付設してもよい。この場合に、図4の(a)か
ら明らかなように、丸棒であるワイヤ34であれば、円
弧とストッパ溝11との係合により、ステー10の上下
動操作時の操作性が向上すると共に、ストッパ溝11等
の耐久性を向上させることができる。しかし、これに限
定されず、上述した操作性、耐久性は劣るが、図4の
(b)に示すように、断面が角形状である係止ロッド部
34aであってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るヘッド
レストステー支持部構造によれば、複数段のストッパ溝
を有するヘッドレストステーを嵌挿した状態で保持する
ステーホルダの一部にステー嵌挿方向に直交する方向に
向って形成した差込み部内にその一側の開口から抜き差
し自在に設けたステーロック部材を、差込み部の開口か
ら外部に露呈する外部操作可能な操作端と、この操作端
からステーホルダのステー保持孔を挾んで夫々差込み部
先端側に臨む一対の胴部と、これら各胴部の先端から互
いに交差した状態で延設することにより差込み部先端側
の壁部に当接する一対をなす弾性片部とによって合成樹
脂材により一体に形成し、且つこのステーロック部材に
おける対をなす胴部間で操作端と保持孔を挟んだ位置に
ヘッドレストステーの任意のストッパ溝に選択的に係止
する、例えば丸棒形状を呈する金属材からなる係止ロッ
ド部を掛け渡した状態で設けているので、簡単な構造で
あるにもかかわらず、以下に列挙する優れた効果を奏す
る。
【0026】即ち、本発明によれば、ヘッドレストステ
ーをステーホルダ内で係止するステーロック部材とし
て、外部操作可能な操作端と、この操作端を元の位置に
戻すためのばね部となる一対の弾性片部を合成樹脂材に
より一体に形成することにより、構成部品点数を削減
し、構造の簡素化を図り、組立時の作業性を向上させ、
全体の製造コストの低減を図れる。
【0027】また、本発明によれば、ステーロック部材
の対をなす胴部間に掛け渡した状態で設けた係止ロッド
部として、例えば金属材からなる丸棒(ワイヤ)で構成
することにより、ヘッドレストステーのストッパ溝への
係止ロックを、充分な強度を持たせて行なえ、ステーロ
ック部として高い信頼性を確保し、このロック部での耐
久性を向上させ、しかも丸棒形状によるとステーのロッ
ク、ロック解除時の操作性を向上させることができる。
【0028】更に、本発明によれば、ばね部を、互いに
交差した、所謂たすき掛け状態で延設した一対をなす弾
性片部によって構成しており、ヘッドレストステーのロ
ック解除を行なう時の解除ノブとなる操作端を押す荷重
を、ヘッドレストステーの両側位置で異なった場合で
も、一対の弾性片部によるばね部を荷重に対してバラン
スよく変形するため、従来のようにステーロック部材が
ステーホルダの差込み部内で片寄り、アンバランス姿勢
となって部分的に摺動抵抗が増し、操作性が悪くなると
いう不具合は発生せず、安定して円滑な動きを得て、ス
テーのロック、非ロックを行なえる。
【0029】また、本発明によれば、ステーロック部材
を、その係止ロッド部がヘッドレストステーにおける任
意のストッパ溝への係止位置と非係止位置との間で抜き
差しするように、ステーホルダの差込み部内に設けると
共に、この差込み部からの抜け出しを規制する抜け防止
部を、差込み部の内壁部との間に設けているので、この
ステーロック部材として必要な機能を発揮することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヘッドレストステー支持部構造の
一つの実施の形態を示し、(a)はステーホルダを側方
から見た図、(b)はステーロック部材の組込み部を説
明するための平面方向から見た図。
【図2】本発明によるステーロック部材を示し、(a)
は係止ロック部としてのワイヤを圧入で設けた場合を、
(b)はステーロック部材の製造時にインサート成形等
で一体に組込んだ場合を説明するための図。
【図3】本発明によるステーロック部材のステーホルダ
の差込み部内への組込み状態を示し、(a)は本発明に
よる一対の弾性片部での作用効果を説明するための図、
(b)は弾性片部が片側にのみ片寄って存在している場
合の不具合を説明するための図である。
【図4】ヘッドレストステーのストッパ溝とこれに係合
する係止ロッド部との関係を(a),(b)に示す図で
ある。
【符号の説明】
10 ヘッドレストステー 11 ストッパ溝 20 ステーホルダ 21 ホルダ頭部 23 ステー保持孔 24 差込み部 24a 開口 24b 先端側壁部 25 抜け防止部 30 ステーロック部材 31 操作端 32 一対の胴部 33 一対の弾性片部 34 係止ロッド部としてのワイヤ(金属材からなる
丸棒)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数段のストッパ溝を長手方向に沿って
    形成したヘッドレストステーを嵌挿した状態で保持する
    保持孔を有するステーホルダと、 このステーホルダの一部に前記ヘッドレストステーの嵌
    挿方向に直交する方向に向って形成した差込み部にその
    一側の開口から抜き差し自在に設けたステーロック部材
    とを備え、 このステーロック部材を、前記差込み部の開口から外部
    に露呈する外部操作可能な操作端と、この操作端から前
    記保持孔を挾んで夫々差込み部先端側に臨む一対の胴部
    と、これら各胴部の先端から互いに交差した状態で延設
    することにより前記差込み部先端側の壁部に当接する一
    対をなす弾性片部とによって合成樹脂材により一体に形
    成し、 且つこのステーロック部材における対をなす胴部間で前
    記操作端と保持孔を挟んだ位置に前記ヘッドレストステ
    ーの任意のストッパ溝に選択的に係止する係止ロッド部
    を掛け渡した状態で設けたことを特徴とするヘッドレス
    トステー支持部構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のヘッドレストステー支持
    部構造において、 ステーロック部材における対をなす胴部間で操作端と保
    持孔を挟んだ位置に掛け渡した状態で設ける係止ロッド
    部を、丸棒形状を呈する金属材により形成したことを特
    徴とするヘッドレストステー支持部構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のヘッドレ
    ストステー支持部構造において、 ステーロック部材を、その係止ロッド部がヘッドレスト
    ステーにおける任意のストッパ溝への係止位置と非係止
    位置との間で抜き差しするように、ステーホルダの差込
    み部内に設けると共に、この差込み部からの抜け出しを
    規制する抜け防止部を、前記差込み部の内壁部との間に
    設けたことを特徴とするヘッドレストステー支持部構
    造。
JP19430795A 1995-07-06 1995-07-06 ヘッドレストステー支持部構造 Pending JPH0919342A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1473188A1 (en) * 2003-04-30 2004-11-03 Lear Corporation Spain, S.L. Guide sleeve for head rest of a vehicle seat
CN105291917A (zh) * 2014-06-06 2016-02-03 百乐仕株式会社 头枕支架

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