JP4566225B2 - ドア錠 - Google Patents

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本発明は、例えば腕力の弱い高齢者や幼児、障害者の使用に好適で、ドアの開閉を簡易かつ速やかに行えるとともに、レバ−ハンドルの操作を従来の回転操作から上下または左右へのスライド操作への切換えを促し、レバ−ハンドルの新規かつ簡便な操作を実現するとともに、その小形軽量化を図るようにしたドア錠に関する。
一般にドア錠は、ドアの側端部内に錠前を埋め込み、該錠前ドアの角穴にレバ−ハンドルと一体の角芯棒を差し込み、該角芯棒の先端部をドアの内側のレバ−ハンドに挿入してビス止めして取り付け、前記レバ−ハンドルを回転操作して錠前を施解錠し、錠前に設けたデットボルトを進退動するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
しかし、前記ドア錠は、施解錠にレバ−ハンドルを略45°回転する操作を要し、その操作が面倒で一定の腕力を要するため、腕力の弱い高齢者や幼児、障害者の使用が困難になるという問題があった。
このような問題を解決するものとして、ラッチ錠の角穴に差し込む角芯を回転軸に固定し、該回転軸を円筒部材に挿入し、該円筒部材の周面に傾斜溝を形成し、該傾斜溝の外側から回転軸の周面に設けたねじ孔に係合ピンをねじ込んで、円筒部材に回転軸を回転かつ摺動可能に取り付け、該円筒部材の外端部を押しばねを介してハンドルにビス止めし、ハンドルの押し引きまたは回転操作によって、ラッチ錠を解錠可能にしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
しかし、前記ラッチ錠は、ハンドルの押し引きまたは回転操作を選択し得るものの、それらにはハンドルの押し引きに押しばねの弾性以上の力を要し、またハンドルの回転操作にはハンドルを略45°回転しなければならず、それぞれの操作に一定の腕力を要する結果、腕力の弱い高齢者や幼児、障害者の使用を図ることは事実上難しく、しかもハンドルは常時は押しばねによって外側に付勢されて突出しているため、ハンドルの占有スペ−スが増加し、そのスペ−スの確保が難しいという問題があった。
このような問題を解決するものとして、スライド部材の内端部に押しばねを介して係合板を出没可能に設け、該係合板の傾斜面をラッチ錠の窓部分に抜き差し可能に設けるとともに、スライド部材の外端部にV字溝を形成し、該V字溝に球状部に突設した爪状部を係合可能に配置し、前記球状部の他側に取付軸部を突設し、該軸部を球状保持部材を介してハンドルに揺動可能に連結し、ハンドルのあらゆる方向の操作によって、ラッチ錠を解錠可能にしたものがある(例えば、特許文献3参照)。
しかし、前記ラッチ錠は、ハンドルのあらゆる方向の操作に応じられるものの、ハンドルの揺動にはスライド部材の押し引きに押しばねの弾性以上の力を要し、またハンドルの回転操作にはハンドルを略45°回転しなければならず、それぞれの操作に一定の腕力を要する結果、腕力の弱い高齢者や幼児、障害者の使用を図ることは事実上難しく、しかもハンドルが常時は押しばねによって外側に付勢されて突出しているため、ハンドルの占有スペ−スが増加し、そのスペ−スの確保が難しいという問題があった。
特許第3015283号公報 特開2002−213133号公報 特開2004−100277号公報
本発明はこのような問題を解決し、例えば腕力の弱い高齢者や幼児、障害者の使用に好適で、ドアの開閉を簡易かつ速やかに行えるとともに、レバ−ハンドルの操作を従来の回転操作から上下または左右へのスライド操作への切換えを促し、レバ−ハンドルの新規かつ簡便な操作を実現するとともに、その小形軽量化を図るようにしたドア錠を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、錠ケ−スに進退動可能に設けたラッチボルトと、該ラッチボルトの進退動に一端を連係し、他端をレバーハンドルの作動に連係したピン孔を有するレバーカムと、錠ケースに一端を回動可能に支持し、他端を前記ラッチボルトの後端部に係合可能に配置した揺動カムとを備え、前記揺動カムの回動半径方向に複数のカム孔を設けるとともに、前記レバ−カムの回動半径方向に複数のピン孔を設け、前記カム孔とピン孔との連結位置を選択可能にしたドア錠において、前記レバーカムと同動可能な回動板を設け、該回動板の一側にスライド板を連係し、該スライド板をレバーハンドルの作動に連係し、レバーハンドルの作動にスライド板と回動板を連係させて、ドアの開閉を実現させている
その際、レバーカムの回動角度を可及的に抑制することによって、レバーハンドルの作動によるドアの開閉を簡易かつ速やかに行ない、レバーハンドルの開閉操作の負担を軽減し、腕力の弱い高齢者や幼児、障害者の使用に好適にしている。
請求項2の発明は、前記スライド板にレバ−ハンドルを連結可能なスライド軸を突設し、レバ−ハンドルの操作によるドアの開閉を実現させている。
請求項3の発明は、前記スライド板をレバ−ハンドルの上下動若しくは左右動または回動に連係し、レバ−ハンドルの上下動若しくは左右動または回動によるドアの開閉を実現し、レバ−ハンドルの操作を従来の回転操作から上下または左右へのスライド操作へ切換え、レバ−ハンドルの新規かつ簡便な操作を実現して、レバ−ハンドルの回転操作が困難な高齢者や幼児、障害者の使用に好適にしている。
請求項4の発明は、前記回動板とスライド板とを、レバ−ハンドルの取り付け基部側に装着するハンドル取付座に設け、ハンドル取付座の多機能化とユニット化を図っている。
請求項5の発明は、前記スライド軸を前記ハンドル取付座に摺動可能に設け、その軸端をハンドル取付座の外側に突出して配置し、レバ−ハンドルの上下動若しくは左右動に対応可能にしている。
請求項1の発明は、レバ−カムと同動可能な回動板を設け、該回動板の一側にスライド板を連係し、該スライド板をレバ−ハンドルの作動に連係したから、レバ−ハンドルの作動にスライド板と回動板を連係させて、ドアの開閉を実現させることができる。
その際、レバ−カムの回動角度を可及的に抑制することによって、レバ−ハンドルの作動によるドアの開閉を簡易かつ速やかに行ない、レバ−ハンドルの開閉操作の負担を軽減し、腕力の弱い高齢者や幼児、障害者の使用に好適な効果がある。
請求項2の発明は、前記スライド板にレバ−ハンドルを連結可能なスライド軸を突設したから、レバ−ハンドルの操作によるドアの開閉を実現させることができる。
請求項3の発明は、前記スライド板をレバ−ハンドルの上下動若しくは左右動または回動に連係し、レバ−ハンドルの上下動若しくは左右動または回動によるドアの開閉を実現し、レバ−ハンドルの操作を従来の回転操作から上下または左右へのスライド操作へ切換え、レバ−ハンドルの新規かつ簡便な操作を実現して、レバ−ハンドルの回転操作が困難な高齢者や幼児、障害者の使用に好適な効果がある。
請求項4の発明は、前記回動板とスライド板とを、レバ−ハンドルの取り付け基部側に装着するハンドル取付座に設けたから、ハンドル取付座の多機能化とユニット化を図ることができる。
請求項5の発明は、前記スライド軸を前記ハンドル取付座に摺動可能に設け、その軸端をハンドル取付座の外側に突出して配置したから、レバ−ハンドルの上下動若しくは左右動に対応し、レバ−ハンドルの新規かつ簡便な操作を実現ることができる。
以下、本発明の基本形態を箱錠に適用した図示の形態について説明すると、図1乃至図5において1は閉扉時のドア2の側端面に対向して配置した枠体で、その中高位置にトロヨケ3が埋設され、後述のラッチボルトを出入り可能にしている。
前記ドア2は、蝶番(図示略)を介して吊元側を回動可能に連結され、その側端部内に矩形の錠取付穴4が形成され、該取付穴4に錠前5が埋設されている。
前記錠前5は、錠ケ−ス6に錠カバ−7を連結して箱形に形成され、このうち錠ケ−ス6は亜鉛鋼板を略箱形にプレス成形し、その周囲に前側片8と側面片9とを起立成形している。
前記前側片8は錠ケ−ス6の縦幅よりも長尺に形成され、その中央に略ド−ム形のラッチボルト挿通孔10が形成され、該挿通孔10の両側に掛止孔11を形成した段部12が内側に突出形成され、前記前側片8の両端部にビス孔13が形成されている。
前記側面片9は上下に対向して配置した上下側片9a,9bと、前側片8に対向して配置した後側片9cとからなり、それらの上端部に一または二の掛止突起14が形成され、それらが錠カバ−7の切欠部15または掛止溝16と係合可能に形成されている。
図中、17は後側片9cの中央に形成したネジ孔、18は前側片8の外側に重合して配置するフロント板で、その中央にラッチボルト19を挿通する通孔20が形成され、その上下端部にビス孔13に連通するビス孔21が形成されている。
前記錠ケ−ス6の底面に係止溝22と複数の係合孔23〜25が形成され、係止溝22にラッチホルダ−26が取り付けられ、前記係合孔23〜25に、レバ−カム27と、揺動カム28と、ロックカム29とが回動可能に取り付けられている。
このうち、係止溝22は錠ケ−ス1の底面の前側片8側に縦長に形成され、該係止溝22に後述するラッチホルダ−26の掛止片が嵌合している。
前記ラッチホルダ−26は、ポリアセタ−ル等の堅牢で摺動性に優れる合成樹脂によって略角柱状に成形され、その一側面に上下に突設した掛止片26aの一方を係止溝22に嵌合し、かつその他側端部を錠ケ−ス6の隅角部に係合して取り付けている。
前記ラッチホルダ−26の一側に切欠部30が形成され、該切欠部30に亜鉛ダイカスト製のラッチボルト19を出入り可能に収容している。前記切欠部30の底部に通孔31が形成され、該通孔31にラッチボルト19と一体の軸部32を摺動可能に挿入している
前記軸部32の端部に、縮径部33を介して略円板状のフランジ34が形成され、該フランジ34を揺動カム28の切欠溝35に揺動可能に係合している。
前記軸部32に円錐コイル状のラッチスプリング36が挿入され、該プリング36の両端部がラッチボルト19と切欠部30の底部に係合可能に配置され、その弾性を介してラッチボルト19を前方へ付勢している。
図中、37はラッチボルト19の摺接面に取り付けた合成樹脂製のラッチショック、38は合成樹脂製のラッチガイドで、前記ラッチボルト挿通孔10の外側開口縁に嵌合して取り付けている。
前記ラッチホルダ−26の他側は略角柱状に形成され、その内側に凹孔39が形成され、該凹孔39に竹の子状のレバ−カムスプリング80の一端部が収容されている。
前記凹孔39の底部中央に凸部40が突設され、レバ−カムスプリング80の大径側の一端部と係合可能にされている。
前記切欠部30の開口縁部に係合突起41が形成され、該突起41,41を前記段部12,12の間に係合可能に配置している。
一方、前記レバ−カム27は、前記ラッチホルダ−26と同質の合成樹脂で略鍵形状
に成形され、その両側部にカムプレ−ト42,43を嵌着している。
前記レバ−カム27は、略矩形のカムベ−ス44と細長のカムアーム45とからなり、前記カムベ−ス44の両面に円筒状のボス46が突設され、該ボス46に角穴47が貫通形成され、該角穴47の開口縁部に略同形の角管部48が突設されている。
図中、49はボス46に近接して突設した掛止ピン、50はカムベ−ス44の側面に突設した凸部で、前記レバ−カムスプリング38の他端部と係合可能にされている。
前記カムアーム45の長さ方向の中間部と先端部に同径のピン孔51,52が形成され、該ピン孔51,52の間にピン53が突設されている。
前記カムプレ−ト42,43は左右対称に形成され、それらは実質的に同一に構成されていて、同一の構成部分に同一の符号を用いている。
前記カムプレ−ト42,43は亜鉛鋼板をプレス成形して略S字断面に成形され、そのカムベ−ス44側の段部42a,43aに前記ボス46と嵌合可能な凸部54が突設され、該凸部54を前記係合孔23に回動可能に係合していて、該凸部54に前記角管部48と嵌合可能な角穴55が形成されている。
前記凸部54の近接位置にピン孔56が形成され、該孔56に前記ピン49を嵌合可能にしている。
前記カムプレ−ト42,43の段部42a,43aの他側に大小二つのピン孔57,58が形成され、小径のピン孔57に前記ピン53が嵌合可能にされ、ピン孔58は前記ピン孔51,52と同径に形成され、これらのピン孔51,52またはピン孔51に枢支ピン59を嵌合可能にしている。
前記揺動カム28は、亜鉛鋼板をプレス成形して略コ字断面に成形され、その略三角形状の屈曲片28aを対向して形成され、それらの一端にピン60を突設していて、該ピン60を前記係合孔24に回動可能に挿入している。
前記屈曲片28a,28aの中間部と先端部に大小異形のカム孔61,62が対向して形成され、これらのカム孔61,62はピン60を中心とする円弧状の溝を含み、該カム孔61,62何れか一方、この基本形態では先端側のカム孔62に枢支ピン59を挿入している。
前記屈曲片28a,28aの間に、一体的に組み付けたレバ−カム27とカムプレ−ト42,43の先端部が挿入され、それらのピン孔58,52に前記枢支ピン59を挿入している。
前記ロックカム29は、前述と同質の合成樹脂製のロックカム本体63と、鋼板製の一対のロックカムプレ−ト64と、ロックスプリング65とからなり、このうちロックカム本体63は異形の筒状に成形され、その一端の上下に軸筒部66が突設され、該筒部66に角穴67が貫通形成され、該角穴67にサムタ−ン摘み(図示略)の角芯棒(図示略)を係合可能にしている。
前記ロックカムプレ−ト64,64は屈曲片28aと同高位置に配置され、サムタ−ンの解錠時、その外側端部を上側片9aと後側片9cとの間の側片に係合可能に配置され、またサムタ−ンの施錠時、その内側端部を屈曲片28a,28aの端部と係合可能に配置されている。
図中、68はロックカム本体63の他端の上下に突設した係止ピンで、この一方の係止ピン68の中間部に、ロックスプリング65の一端のフック部が取り付けられ、他端のフック部を後側片9cに形成したバネ掛け69に掛け止めている。
前記ロックカムプレ−ト64は鋼板を略扇形にプレス成形して構成され、その一端に軸筒部66を嵌合可能な通孔70が形成され、該通孔70の離間位置に係止ピン68を嵌合可能な透孔71が形成されている。
前記錠カバ−7は亜鉛鋼板をプレス成形して錠ケ−ス6と略同形状の矩形に形成され、その一側に略L字形断面の掛止片72が屈曲形成され、該掛止片72を前記段部12の外面の凹状部に係合し、その先端の屈曲縁を前記掛止孔11に掛け止め可能にしている。
前記錠カバ−7の他側に前記後側片9cと係合可能な屈曲片73が形成され、該屈曲片73にビス孔74が形成されていて、該ビス孔74の外側からビス75を挿入し、これをネジ孔17にねじ込み可能にしている。
この他、図中76は錠カバ−7に形成した掛止溝で、前記ラッチホルダ−26の上側の掛止片26aに係合可能にされ、77は上側の凸部54を回動可能に収容する係合孔、78は前記揺動カム28の上側のピン60を挿入可能な係合孔、79はロックカム29の上側の軸筒部66を挿入可能な係合孔である。
このように構成したドア錠を組み立てる場合は、先ずラッチホルダ−26を錠ケ−ス6の内側に組み付ける。
その際、ラッチホルダ−26の下端部を前側片8と下側片9bとの隅角部に位置付け、その前端部を前側片8の内側に係合し、係合突起41,41を段部12,12の間に嵌め込み、下側の掛止片26aを錠ケ−ス6の掛止溝22に差し込む。この状況は図2のようである。
次に、ラッチホルダ−26の通孔31にラッチボルト19の軸部32を挿入し、また揺動カム28に突設した下側のピン60を錠ケ−ス6の係合孔24に挿入して、揺動カム28を錠ケ−ス6に組み込み、その切欠溝35にラッチボルト19のフランジ34を係合可能に配置する。この状況は図3のようである。
この後、ラッチガイド38をラッチボルト19に挿入し、その端部をラッチボルト挿通孔10に差し込む。
次に、レバ−カム27の上下にとカムプレ−ト42,43を挟み込んでレバ−カムアセンブリを組み付け、その下側のカムプレ−ト43の凸部54を錠ケ−ス6の係合孔23に挿入し、レバ−カムアセンブリを組み込む。この組み込み状況は図4のようである。
そして、前記レバ−カムアセンブリの先端部を揺動カム28の屈曲片28a,28aの間に挿入し、そのピン孔58およびピン孔52を揺動カム28のカム孔62に位置付け、該カム孔62の外側から枢支ピン59をピン孔58,52に差し込む。この状況は図2のようである。
この後、レバ−カムスプリング80の一端をラッチホルダ−26の凹孔39に収容し、他端部をレバ−カム27の凸部50に係合可能に配置する。
このようにして前記スプリング80の弾性により、レバ−カム27を凸部54を中心に回動可能に付勢し、これに枢支ピン9を同動させてカム孔62の開口縁に係合し、揺動カム28をピン60を中心に前方へ押し回し、フランジ34を介してラッチボルト19を外側へ突出可能に付勢する。
また、ロックカム29の下側の軸筒部66を錠ケ−ス6の係合孔25に挿入し、ロックカムアセンブリを組み込み、そのロックスプリング65の一端のフック部を後側片9cのバネ掛け69に掛け止める。
この後、錠カバ−7を錠ケ−ス6の上側に位置付け、切欠部15を上下側片9a,9bの掛止突起14に係合し、掛止溝16を後側片9cの掛止突起14aに嵌合し、屈曲片72の先端の屈曲縁を掛止孔11に掛け止める。
また、屈曲片73を後側片9cに係合し、ビス孔74とネジ孔17を位置合わせ後、ビス75をビス孔74に挿入し、その螺軸をネジ孔17にねじ込んで、錠カバ−7を錠ケ−ス6に固定すれば一連の組み込みが終了する。
こうして組み立てた錠前5をドア2に取り付ける場合は、従来と同様にドア2に錠取付穴4を形成し、該錠取付穴4に錠前5を収容し、レバ−カム27の角穴55にレバ−ハンドルの角芯棒(共に図示略)を差し込み、またロックカム29の角穴67にサムタ−ン摘みの角芯棒(共に図示略)を差し込む。
そして、前側片8の外側にフロント板18を重合し、それらのビス孔21,13にビス(図示略)を挿入し、これをドア2の側端部にねじ込んで固定する。この取り付け状況は図1のようである。
このような錠前5において、ロックカム29の解錠時には、レバ−カムスプリング80の弾性によって、レバ−カム27の基部が後側片9cに押し付けられ、その凸部54が係合孔23を中心に回動して、その先端部が前方へ回動し、これに枢支ピン59が同動する
このため、枢支ピン59がカム孔62の開口縁に係合し、揺動カム28がラッチスプリング36の弾性に抗してピン60を中心に前方へ押し回され、これに切欠溝35と係合するフランジ34が同動し、ラッチボルト19が前方へ突出する。
したがって、ドア2の閉扉後、前述の操作によってラッチボルト19をトロヨケ3内に突出し係合すれば、閉扉状態が維持される。
このような閉扉時には、レバ−カム27の回動中心と、枢支ピン59と、揺動カム28の回動中心であるピン60とが、図1のように同一直線上に位置している。
この閉扉状態からドア2を開放する場合は、レバ−ハンドル(図示略)をレバ−カムスプリング80の弾性に抗して回動する。
このようにすると、角芯棒(図示略)がレバ−ハンドルに同動し、レバ−カム27が角穴55を中心に図1上時計方向へ回動する。
このため、レバ−カム27と同動する枢支ピン59がカム孔62を引き動かし、揺動カム28がピン60を中心に図1上反時計方向へ回動し、切欠溝35を介してフランジ34を引き動かす。
この結果、ラッチボルト19がラッチスプリング36の弾性に抗して錠ケ−ス6側へ引き込まれ、トロヨケ3から後退してドア2の開扉が可能になる。
その際、揺動カム28は回動終期に屈曲片28aがロックカム29のロックカムプレ−ト64に係合し、回動を停止する。この状況は図5のようである。
この場合、レバ−ハンドルないしレバ−カム27の回動角度θは、トロヨケ3からラッチボルト19を引き込み可能な枢支ピン59の変位量で決定され、その変位量は回動中心である角穴55と枢支ピン59との回動半径に比例する。
したがって、回動半径が大きくなれば、レバーカム27の小さな回動角度でラッチボルト19を引き込み可能になる。
この基本形態では、レバーハンドルの回動角度θを略30°に設定し、従来の45°の回動に比べ、レバーハンドルを容易かつ速やかに操作できるから、回転操作が軽減され、腕力の弱い高齢者や幼児、障害者の使用に好適である。
また、この基本形態ではレバーカム27に揺動カム28を連係し、該揺動カム28にラッチボルト19を係合して、ラッチボルト19を進退動させ、従来のようにレバーカム27にラッチボルト19を直接係合して引き込み作動させていないから、ラッチボルト19の軸部32の短小化と、錠ケース6の小形軽量化を図れる。
ドア2を開扉後、レバ−ハンドルを手放すと、レバ−カム27がレバ−カムスプリング80の弾性によって復帰回動し、同動する角芯棒を介してレバ−ハンドルが原位置に回動する。
このため、レバ−カム27に同動する枢支ピン59がカム孔62の開口縁に係合し、揺動カム28がピン60を中心に押し戻されて回動し、これにフランジ34が押し動かされて、ラッチボルト19がラッチスプリング36の弾性によって外側へ突出する。この状況は図1のようである。
このような状況の下でドア2を閉扉すると、ラッチボルト19が枠体1の端面に係合し、ラッチスプリング36の弾性に抗して押し戻される。
このため、縮径部33に係合する揺動カム28がピン60を中心に図1上反時計方向へ回動し、カム孔62が同方向へ移動する。その際、レバ−カム27はレバ−カムスプリング80の弾性によって原位置を維持し停止している。
この後、ドア2が更に閉扉され、閉扉直前になると、ラッチボルト19がトロヨケ3位置へ移動し、ラッチボルト19がトロヨケ3内に落とし込まれる。
このため、ラッチボルト19がラッチスプリング36の弾性によって外側へ突出し、トロヨケ3の内面に係合可能に位置する。
一方、ラッチボルト19の突出作動にフランジ34が同動し、該フランジ34に係合する切欠溝35を介して、揺動カム28がピン60を中心に外側へ引き戻され、図1の閉扉状態を形成する。
このような閉扉時にサムターン摘み(図示略)を操作し、ロックカム29を図1上時計方向へ回動し、ロックカム29を施錠すると、ロックカムプレート64,64の端部屈曲片28a,28aに係合し、ピン60を中心とした揺動カム28の反時計方向の回動が阻止され、ラッチボルト19トロヨケ3内から後退を阻止され、ドア2の閉扉状態維持する
図6乃至図は本発明の基本形態のの形態を示し、前述の形態と対応する構成部分に同一の符号を用いている。
この形態は揺動カム28に対するレバーカム27の連結位置を変更し、レバーカム27の揺動カム28に対する回動半径を増径させることによって、レバーカム27の回動角度θを相対的に小さく設定し、レバーハンドルの回動角度を一層小さくしてドア2を開扉可能にしている。
このため、この形態はレバーカム27のうち、カムプレート42,43を改変している 前記改変の状況は図8のようで、カムプレート42,43の各段部42a,43aの他側を延設し、それらの端部にピン孔51,52と同径のピン孔81を形成している。他の構成部分は前述のカムプレート42,43と同一である。
また、カムプレート42,43以外の他の構成は、前述の形態の構成を共用できるから、前記改変に容易に応じられ、これを容易かつ安価に製作できる。
こうして改変したカムプレ−ト42,43を用いて、レバ−カム27を組み付ける場合は、レバ−カム27の上下にとカムプレ−ト42,43を挟み込み、各ピン孔57を上下のピン53に嵌合してレバ−カムアセンブリを組み付ける。
そして、下側のカムプレ−ト43の凸部54を錠ケ−ス6の係合孔23に挿入し、レバ−カムアセンブリを組み込む。この組み込み状況は図8のようである。
次に、前記レバーカムアセンブリの先端部を揺動カム28の屈曲片28a,28aの間に挿入し、そのピン孔81,81を揺動カム28のカム孔61,61に位置付け、該カム孔61の外側から枢支ピン59をピン孔81,81に差し込む。この組み込み状況は図7のようである。なお、揺動カム28およびレバーカム27の錠ケース6に対する組み付けは、前述の形態と同様である。
の形態におけるドア2の閉扉状況は図6のようで、枢支ピン59の位置がカム孔61に変わっている以外は、前述の形態と同様である。
このような閉扉状態からドア2を開放する場合は、レバーハンドル(図示略)をレバーカムスプリング80の弾性に抗して回動し、レバーカム27を角穴55を中心に図6上時計方向へ回動する。
このようにすると、枢支ピン59を介してカム孔61が引き動かされ、揺動カム28がピン60を中心に図6上反時計方向へ回動し、フランジ34が切欠溝35を介して引き動かされる。
この結果、ラッチボルト19がラッチスプリング36の弾性に抗して錠ケ−ス6側へ引き込まれ、トロヨケ3から後退してドア2の開扉が可能になる。
その際、揺動カム28は回動終期に屈曲片28aがロックカム29のロックカムプレ−ト64に係合し、回動を停止する。この状況は図9のようである。
この場合、枢支ピン59の回動半径は、前述の形態に比べカム孔62からカム孔61へ変化して増径し、回動変位が増大しているから、ラッチボルト19の引き込みに要するレバ−カム27の回動角度θは、前述の形態に比べ相対的に小さくなり、レバーハンドルの回動角度を更に抑制してドア2を開扉し得る。
この形態ではレバーハンドルないしレバーカム27の回動角度θを略10°に設定している。したがって、前述の形態に比べてレバーハンドルを容易かつ速やかに操作でき、レバーハンドルの回転操作を軽減できるから、腕力の弱い高齢者や幼児、障害者の使用に好適である。
図10乃至図17は本発明の実施形態を示し、この実施形態はドア2の内外に配置したレバ−ハンドル82,83を回動操作の代わりに、上下または左右へスライド操作してドア2を開扉可能にし、新規なドア2の開扉方法を提案するとともに、回動操作の困難な高齢者や幼児、障害者の使用に好適にしている。
すなわち、前記レバーハンドル82,83は合成樹脂または亜鉛ダイカストによって肉厚の略矩形板状に成形され、その内側に角柱状の軸部84,85を偏心して突設し、該軸部84,85の内部に角孔86,87を形成している。
前記ドア2の側端部に埋設した錠前5に、回動角度が略10°の前述した他の形態に係るレバーカム27が組み込まれ、該レバーカム27の角穴55の両側にピン孔88が形成されている。
前記ピン孔88にドア2の外側に配置したハンドル取付座89のガイドピン90が挿入され、該ガイドピン90にドア2の内側に配置したハンドル取付座91のガイドピン92を挿入可能にしている。
前記ハンドル取付座89,91は左右対称に構成され、これを内側に配置したハンドル取付座91によって説明すると、該ハンドル取付座91は取付座本体93と、取付座カバ−94とを備えている。
前記取付座本体93は合成樹脂によって横長矩形に成形され、その裏面の片側半部に前記ガイドピン92,92が離間して突設され、それらの間に凹孔95が成形されていて、その開口縁部にフランジ96が形成されている。図中、97は前記裏面の隅角部に設けたビス孔である。
前記取付座本体93の他側半部に縦長のガイド孔98と円弧状の凹溝99とが形成され、このうちガイド孔98にスライド板100に連結した鋼製の角芯棒101が上下に摺動可能に挿入され、その先端部が前記レバ−ハンドル82の角孔86に挿入されている。
前記スライド板100は鋼板をプレス成形して略矩形に形成され、その一側に角孔102が形成され、該孔102の口縁部がバ−リング加工されている。
そして、前記バ−リング加工部103に前記角芯棒101の基部が溶接またはカシメ連結され、スライド板100が前記角芯棒101と同動可能に取付座本体93の裏面に収容されている。
図中、104はスライド板100の一側の上下に形成した凹部で、前記ガイド孔98の両端部に形成した凸部105と係合して、その上下の移動位置を規制され、該凸部105にビス孔106が形成されている。
前記スライド板102の他側に通孔107が形成され、該通孔107に回動板108の一端に形成した凸部109が係入している。
前記回動板108の一側端はスライド板102の裏面に重合して配置され、これは鋼板をプレス成形して略葉形に形成され、その一端に前記凸部109が突設され、その中間部に前記ガイドピン92を挿入可能な長孔110が形成され、その他端部にボス111が突設されている。
前記ボス111の内側に前記フランジ96が係合して配置され、該ボス111に角孔112が形成され、該孔112の口縁部がバ−リング加工されている。
前記バ−リング加工部113に鋼製の角芯棒114の基部が溶接またはカシメ連結され、該角芯棒114の基端部を前記凹孔95に係合し、先端部を前記角穴55に係入していて、レバ−ハンドル82,83のスライド操作、実施形態では上下動操作によって、前記スライド板100を介し、角芯棒114を略10°回動可能にしている。
図中、115は取付座本体93の他側半部の隅角部に形成したビス孔で、その外側から取付ビス116を挿入し、これを取付座カバ−94のビス孔117を介してドア2にねじ込み、ドア2の表面にハンドル取付座91を取り付けている。
前記取付座カバ−94は矩形の鋼板で形成され、その四隅と中間部にビス孔117,118が形成され、その一側にガイドピン92を挿入可能な一対の通孔119と、ボス111を挿入可能なボス穴120が形成されている。
図中、121は前記ビス孔118に挿入するビス、122は前記各ガイド孔98の外側開口部に突設した縦長矩形の段部で、この外側から段部122を表出可能な窓123を形成した取付座カバ−124,125を取り付けている。
なお、この実施形態ではレバ−カムスプリング80を省略し、その分部品点数を低減している。
このように構成した実施形態のドア錠は、ドア2に取り付ける前に予め内外のハンドル取付座89,91を組み立てて置く。
ハンドル取付座89,91の組み立ては実質的に同一で、これをドア2の内側に配置するハンドル取付座91について説明すると、先ず取付座本体93の裏面一側のガイド孔98に、スライド板100と一体の角芯棒101を挿入し、その一端の通孔107に回動板108の凸部109を挿入し、スライド板100の裏面に回動板108の一端を重合して配置する。この状況は図12(b),(c)のようである。
そして、回動板108の長孔110に内側のガイドピン92を挿入し、角芯棒101の基端部を凹孔95に係入し、ボス111の内面をフランジ96の端面に係合する。
この後、取付座カバ−94を回動板108の裏面に重合し、ボス穴120にボス11を挿入し、通孔119にガイドピン92を挿入し、前記カバ−94の裏側からビス121をビス孔118に挿入し、これをビス孔97にねじ込んで組み付ける。この状況は図12(c)のようである。
こうしてハンドル取付座89,91を組み立て後、ハンドル取付座89をドア2の外側に配置し、そのガイドピン90をピン孔88に挿入し、角芯棒114を角穴55の一側に係入し、ビス116をビス孔115に挿入し、これをドア2のビス孔にねじ込んで緊締して、ドア2の外側に取り付ける。この状況は図10のようである。
次に、ハンドル取付座91をドア2の内側に配置し、そのガイドピン92を前記ガイドピン90に挿入し、角芯棒114を角穴55の他側に係入し、ビス116をビス孔115に挿入し、これをドア2のビス孔にねじ込んで緊締して、ドア2の内側に取り付ける。この状況は図10のようである。
この後、ハンドル取付座89,91の外側から、取付座カバ−124,125を取り付け、その窓123から段部122を表出し、該段部122から突出した角芯棒101にレバ−ハンドル82,83の角孔86,87を嵌合し、その軸部84,85の側部にビス(図示略)をねじ込み、その螺軸端を角芯棒101に係合してレバ−ハンドル82,83を取り付ける。この状況は図10および図14のようである。
こうして取り付けたドア2の閉扉状況は図13のようで、矩形のレバ−ハンドル82,83がドア2の一側端部に取り付けられ、従来の棒状またはノブ状のレバ−ハンドルに比べて、意匠的な美観を奏する。
このような閉扉時にはレバ−ハンドル82,83が操作されないで静止状態に置かれ、これらが取付座カバ−124,125と略同高に位置し、その軸部84,85ないし角芯棒101が、取付座カバ−124,125の上下方向の略中央に位置している。
また、ラッチボルト19がラッチスプリング36によってトロヨケ3内に突出し、揺動カム28が外側へ引き回され、レバ−カム27が図6の状態(但し、レバ−カムスプリング80は存在してない)で静止し、その角穴55が回動角度0°状態に置かれている。
したがって、角芯棒101と一体的なスライド板100が取付座本体93の上下方向の中央に位置し、その通孔107に凸部109を係入した回動板108が、取付座本体93の中央に平行に位置し、他端の角穴55ないし角芯棒114が回動角度0°状態で静止している。この状況は図15のようである。
このような状況の下でドア2を開扉する場合は、レバ−ハンドル82,83に手を掛け或いは載せて押し下げる。
このようにするとレバ−ハンドル82,83に角芯棒101が同動し、該角芯棒101がガイド孔98に沿って下方へ移動し、これにスライド板100が同動する。
このため、前記通孔107に係入した凸部109が下方へ引き動かされ、該凸部109が凹溝99に沿って移動し、回動板108を角穴55を中心に下方へ引き回わし、角芯棒114を同方向へ回動させる。
この後、レバ−ハンドル82,83が更に押し下げられ、スライド板100が更に下動し、回動板108が更に引き回わされて静止位置から略10°回動し、角芯棒114がレバ−ハンドル82,83の正面視で時計方向へ略10°回動したところで、下側の凹部104が凸部105に係合し、回動板108が回動を停止する。この状況は図16のようである。
こうして、角穴55ないし角芯棒114が略10°回動すると、これにレバ−カム27が同動し、かつこれに揺動カム28が引き回されて、ラッチボルト19がラッチスプリング36の弾性に抗して錠ケ−ス6内へ移動し、トロヨケ3から後退して開扉可能になる。
このようにこの実施形態では、レバ−ハンドル82,83を上下または左右へスライド操作することによって、角穴55ないし角芯棒114を回動し、ドア2の開扉を実現しているから、レバ−ハンドル82,83の回動操作の煩わしさや労力の負担を軽減し、回動操作が困難な高齢者や幼児、障害者の使用に好適であるとともに、回動操作と異なった新規な開扉方法を実現し得る。
しかも、レバ−カム27の回動角度θを略10°に設定しているから、従来の45°回動操作するものに比べ、レバ−ハンドル82,83のスライド量を軽減でき、それだけドアの開扉操作を容易かつ速やかに行なえるとともに、構成部品の小形化と、ハンドル取付座89,91の小形軽量化を図れる。
なお、ドア2の開扉後の閉扉状況は前述した形態と同様で、ラッチボルト19がトロヨケ3内に突出し、軸部32の移動にフランジ34が同動し、揺動カム28がピン60を中心に外側へ引き回される。
このため、レバーカム27が角穴55を中心に原位置へ復帰回動し、これに角芯棒114が同動して、図6の閉扉状態を形成する。
その際、回動板108が角芯棒114を中心に原位置へ復帰回動し、凸部109と係合する通孔107を介して、スライド板100が押し上げられ、回動板108が平行に位置したところで回動を停止し、同時にスライド板100が上動を停止し、図15の状況を回復する。
図18乃至図24は本発明の第の実施形態を示し、この実施形態は前述の実施形態のように、レバーハンドル82,83の上下動をスライド板100に同動させて回動板108を回動させ、これに角芯棒104を同動させる代わりに、レバーハンドル126,127の上下動によって、レバーカムであるスライド用ハンドルカム128を直接上下動させ、該ハンドルカム128に連結した揺動カム28を回動させ、これにラッチボルト19を進退動させるようにしている。
すなわち、前記錠ケ−ス6に係合孔23の代わりに、縦長矩形のガイド穴129を形成し、また揺動カム28の屈曲片28aの中間部に略三角形のカム孔130を形成し、該カム孔130にピン59を介して、スライド用ハンドルカム128を揺動可能に連結している。
前記スライド用ハンドルカム128は、鋼板をプレス成形して略コ字形断面に形成され、その一側端部を屈曲片28a,28aの間に挿入し、該一側端に形成したピン孔131にカム孔130を介してピン59を挿入し、揺動カム28に揺動可能に連結している。
前記ハンドルカム128の他側端に矩形のマウント部132が突設され、該マウント部132が前記ガイド穴129に摺動可能に挿入されている。
前記マウント部132の中央に角孔133が形成され、該角孔133にレバ−ハンドル126,127を連結する角芯棒134が挿入されている。
前記角芯棒134は、基端部を一方のレバ−ハンドル127に連結し、中間部を角孔133に貫通して他方のレバ−ハンドル126の角孔135に係入し、先端部を固定している。
なお、この実施形態においてもレバ−カムスプリング80を省略し、その分部品点数を低減している。
前記レバ−ハンドル126,127は、亜鉛合金ダイカストによって略三角柱状に成形され、その上端部に把持部126a,127aが突設され、その内側に各一対の掛止片136,137が突設されていて、該掛止片136,137に縦長矩形のハンドル取付座138,139がビス116を介して取り付けられている。
そして、この実施形態のドア錠を組み付ける場合は、錠ケ−ス6に揺動カム28とスライド用ハンドルカム128を組み付け、該ハンドルカム128の下側のマウント部132を錠ケ−ス6のガイド穴129に摺動可能に係入し、この他側端を揺動カム28の屈曲片28a,28aに挿入し、その端部をピン59を介してカム孔130に回動可能に連結する。この状況は図23のようである。
こうして組み付けると、ラッチボルト19がラッチスプリング36によって外側に突出し、揺動カム28がピン60を中心に外側へ引き回されて、ピン59を介しスライド用ハンドルカム128を引き上げている。この状況は図23のようで、この状況でドア2の閉扉状態が形成される。
このような状況からドア2を開扉する場合は、レバ−ハンドル126,127の何れか一方に手を掛け或いは載せて押し下げる。
このようにするとレバ−ハンドル126,127に角芯棒134が同動し、該角芯棒134を差し込んだ角穴133を介して、スライド用ハンドルカム128が押し下げられ、そのマウント部132がガイド孔129に沿って下方へ移動する。
このため、ピン59が下方へ移動し、これに揺動カム28が引き動かされて、該カム28がピン60を中心に図23上反時計方向へ回動し、これにフランジ34が同動する。
この結果、ラッチボルト19が、ラッチスプリング36の弾性に抗して引き動かされ、錠ケ−ス6内に引き込まれてトロヨケ3から後退し、開扉可能になる。この状況は図24のようである。
このようにこの実施形態は、レバ−ハンドル126,127の押し下げ操作にスライド用ハンドルカム128を同動させ、角穴133ないし角芯棒134を回動させることなく、ラッチボルト19を後退させているから、前述の回動板108を省略し、レバ−ハンドル126,127の変位を効率良くかつ合理的に揺動カム28に伝えられる。
この後、ドア2を閉扉し、ラッチボルト19がトロヨケ3内に突出すると、フランジ34が外側へ引き動かされ、揺動カム28がピン60を中心に図24反時計方向へ回動し、ピン59がカム孔130に案内されて引き上げられ、スライド用ハンドルカム128がこれに同動して、図23の閉扉状態を形成する。
図25乃至図27は本発明の第の実施形態を示し、この実施形態は前記の実施形態の変形例に相当し、レバーハンドル126,127を押し下げてドア2を開扉する代わりに、レバーハンドル126,127を押し上げてドア2を開扉するようにしている。したがって、前述のレバーハンドル126,127を上下反対位置に取り付け、その把持部126a,127aが下方に突出するように取り付ける。
すなわち、この実施形態は、揺動カム28のカム孔140を、前述カム孔130の位置からピン60を中心に略90°回転させて形成し、また錠ケ−ス6の後部側片9c付近に縦長の長孔141を形成する一方、スライド用ハンドルカム142を、前述のスライド用ハンドルカム128のマウント部132と角孔133、ピン孔131を共用し、その他側にピン孔143を形成し、該ピン孔143にピン144を挿入し、これを長孔141に摺動可能に挿入している。
そして、この実施形態のドア錠を組み付ける場合は、錠ケ−ス6に揺動カム28とスライド用ハンドルカム142を組み付け、該ハンドルカム142の下側のマウント部132を錠ケ−ス6のガイド穴129に摺動可能に係入し、この他側端を揺動カム28の屈曲片28a,28aに挿入し、その端部をピン59を介してカム孔140に回動可能に連結し、またピン孔143にピン144を挿入し、これを長孔141に挿入する。この状況は図26のようである。
こうして組み付けると、ラッチボルト19がラッチスプリング36によって外側に突出し、揺動カム28がピン60を中心に外側へ引き回されて、ピン59を介しスライド用ハンドルカム142を押し下げている。この状況は図26のようで、この状況でドア2の閉扉状態が形成される。
このような状況からドア2を開扉する場合は、レバ−ハンドル126,127の何れか一方に手を掛けて押し上げる。
このようにするとレバ−ハンドル126,127が角芯棒134を介して同動し、該角芯棒134を差し込んだ角穴133を介して、スライド用ハンドルカム142が押し下げられ、そのマウント部132がガイド孔129に沿って上方へ移動する。
このため、ピン59,144が上方へ移動し、これに揺動カム28が引き動かされて、該カム28がピン60を中心に図26上反時計方向へ回動し、これにフランジ34が同動する。
この結果、ラッチボルト19が、ラッチスプリング36の弾性に抗して引き動かされ、錠ケ−ス6内に引き込まれてトロヨケ3から後退し、開扉可能になる。この状況は図27のようである。
このようにこの実施形態は、レバ−ハンドル126,127の押し上げ操作にスライド用ハンドルカム128を同動させ、角穴133ないし角芯棒134を回動させることなく、ラッチボルト19を後退させているから、前述の回動板108を省略し、レバ−ハンドル126,127の変位を効率良くかつ合理的に揺動カム28に伝えられる。
この後、ドア2を閉扉し、ラッチボルト19がトロヨケ3内に突出すると、フランジ34が外側へ引き動かされ、揺動カム28がピン60を中心に図27上時計方向へ回動し、ピン59がカム孔140に案内されて引き上げられ、スライド用ハンドルカム142がこれに同動して、図26の閉扉状態を形成する。
図28乃至図30は本発明の第の実施形態を示し、この実施形態はレバーハンドルの上下動にスライド用ハンドルカムを同動させ、これに揺動カム28を連動させて、ラッチボルト19を後退させる代わりに、レバーハンドルの上下動操作によって、レバーカムであるスライド用ハンドルカム145を回動させ、これに揺動カム28を回動して、ラッチボルト19を後退させるようにしている。
すなわち、この実施形態は、揺動カム28のカム孔146を略ハ−ト形に形成し、該カム孔146にスライド用ハンドルカム145の一端部を回動可能に連結している。
前記スライド用ハンドルカム145は、ピン孔131の他側に枢支孔147が形成され、該枢支孔147に錠ケ−ス6の中間部に突設した枢軸148が挿入され、該枢軸148を中心に回動可能に枢着されている。
前記枢支孔147の近接位置に係合溝149が形成され、該係合溝149にレバ−ハンドル126,127を連結した角芯棒150が係合可能に挿入されている。前記角芯棒150は、上下動操作可能なレバ−ハンドル126,127の何れか一方に基端部を連結し、これを係合孔23を貫通して他端部を他方のレバ−ハンドル126,127に連結している。
そして、この実施形態のドア錠を組み付ける場合は、ピン60および枢軸148を介して、揺動カム28とスライド用ハンドルカム145とを錠ケ−ス6に回動可能に組み付け、かつそれらを重合配置し、そのカム孔146とピン孔131にピン59を挿入して、前記カム28,145を揺動可能に連結する。
一方、レバ−ハンドル126,127の一方に角芯棒150の基端部を連結し、これを係合孔23を貫通して、先端部を他方のレバ−ハンドル126,127に連結し、前記角芯棒150を係合溝149に係合可能に配置する。この状況は図29のようである。
こうして組み付けると、ラッチボルト19がラッチスプリング36によって外側に突出し、揺動カム28がピン60を中心に外側へ引き回されて、ピン59を介しスライド用ハンドルカム145の係合溝149が水平に位置し、該係合溝149に角芯棒150が係合可能に位置している。この状況は図29のようで、この状況でドア2の閉扉状態が形成される。
このような状況からドア2を開扉する場合は、レバ−ハンドル126,127の何れか一方に手を掛けまたは載せて押し上げる。
このようにすると、レバ−ハンドル126,127と一緒に角芯棒150が下動し、該角芯棒134が係合溝149に係合して、スライド用ハンドルカム145を枢軸148を中心に図29上時計方向へ回動させる。
この実施形態ではレバ−ハンドル126,127の押し下げ操作によって、スライド用ハンドルカム145を略10°回動させている。
このため、ピン59およびカム孔146を介して、揺動カム28がピン60を中心に図29上反時計方向へ回動し、該揺動カム28にフランジ34が引き動かれる。
この結果、ラッチボルト19が、ラッチスプリング36の弾性に抗して引き動かされ、錠ケース6内に引き込まれてトロヨケ3から後退し、開扉可能になる。この状況は図3のようで、図中eは角芯棒134の下動変位である。
このようにこの実施形態は、レバ−ハンドル126,127の押し下げ操作によって、スライド用ハンドルカム128を略10°回動させて、ラッチボルト19を後退させ、ドア2の早期開扉を実現している。
この後、ドア2を閉扉し、ラッチボルト19がトロヨケ3内に突出すると、フランジ34が外側へ引き動かされ、揺動カム28がピン60を中心に図30上時計方向へ回動し、ピン59がカム孔146に案内されて引き動かされ、スライド用ハンドルカム145がこれに同動して角芯棒150を引き上げ、図29の閉扉状態を形成する。
図31乃至図37は本発明の第の実施形態を示し、この実施形態はレバーハンドル126,127を押し下げ操作して、ラッチボルト19を後退し、ドア2を開扉する代わりに、レバーハンドル126,127を押し下げ、スライド用ハンドルカム142を押し上げて、ラッチボルト19を後退し、ドア2を開扉するようにしている。
すなわち、この実施形態は、押し上げ可能なスライド用ハンドルカム142を有する前述の錠前5を使用し、該レバ−ハンドル126,127の基部側の両端部に凹部151,152を形成し、該151,152をハンドル取付座138,139の外側に突設した各一対の突片153,154の間に挿入している。
前記凹部151,152と突片153,154とにピン孔155〜158が形成され、これらにピン159,160を挿入して、該ピン159,160を中心にレバ−ハンドル126,127を上下に回動可能に連結している。
そして、前記レバ−ハンドル126,127の基部側の先端にレバ−挿入溝161,162を形成し、該挿入溝161,162にハンドルレバ−163,164の基部を差し込み、該基部に形成したピン孔165,166に前記ピン159,160を挿入している。
前記ハンドルレバ−163,164は、鋼板を略へら形に打ち抜いて成形され、その中間部の上端に凹部167,168が形成され、該凹部167,168より先端側を上下動可能なスライド用ハンドルカム128または145の角孔133に隣接して挿入している
前記レバ−ハンドル126,127の基部側の前端に、凹孔169,170を形成し、またハンドル取付座138,139の下側周面に凹孔171,172を形成し、これらにスプリング173,174を挿入していて、該スプリング173,174の弾性を介して、前記レバ−ハンドル126,127を上向きに回動可能に付勢している。
この実施形態のドア錠を組み付ける場合は、押し下げ操作可能なレバ−ハンドル126,127と、押し上げ可能なスライド用ハンドルカム142を有する前述の錠前5を使用し、操作する前述の錠前5を使用し、該錠前5を従来と同様に座138,139を取り付ける。
次に、レバ−ハンドル126,127をドア2に取り付ける場合は、レバ−ハンドル126,127をハンドル取付座138,139に組み付ける。
その場合は、ハンドルレバ−163,164のレバ−挿入溝161,162に、凹部167,168を上向きにしてハンドルレバ−163,164の基部を差し込み、その挿入状態を維持して、該ハンドルレバ−163,164の先端部を、ハンドル取付座138,139のガイド孔98,98に挿入する。
そして、レバ−ハンドル126,127の先端部を、ハンドル取付座138,139の突片153,154の間に位置付け、またハンドルレバ−163,164とハンドル取付座138,139の凹孔169〜172に、スプリング173,174を挿入する。
この後、突片153,154の外側からピン孔157,158にピン159,160を挿入し、かつこれをハンドルレバ−163,164のピン孔165,166に貫通して、レバ−ハンドル126,127の先端部を前記突片153,154に連結する。この状況は図32および図36,37のようである。
こうして、レバ−ハンドル126,127をハンドル取付座138,139に組み付け後、一方のハンドル取付座138をドア2の外側に配置し、そのガイドピン90をピン孔88に挿入し、そのハンドルレバ−163を角穴133の一側に差し込む。
そして、ビス116をビス孔115に挿入し、これをドア2のビス孔にねじ込んで緊締し、ドア2の外側に取り付ける。この状況は図31のようである。
次に、他方のハンドル取付座139をドア2の内側に配置し、そのガイドピン92を前記ガイドピン90に挿入し、そのハンドルレバ−164を角穴133の他側に差し込み、前記ハンドルレバ−163に隣接して配置する。この状況は図33のようである。
そして、ビス116をビス孔115に挿入し、これをドア2のビス孔にねじ込んで緊締し、ドア2の内側に取り付ける。この状況は図31のようである。
こうして取り付けたドア2の閉扉状況は図34,35のようで、矩形のレバ−ハンドル126,127がドア2の一側端部に取り付けられ、このような閉扉時にはレバ−ハンドル126,127が操作されないで静止状態に置かれ、これらがスプリング173,174を介して、外側ないし上向きに回動可能に付勢されている。この状況は図33のようである。
このような閉扉状態からドア2を開放する場合は、レバ−ハンドル126,127の何れか一方の把持部126a,127aに手を掛けまたは手を載せて押し下げる。
このようにすると、一方のレバ−ハンドル126,127がスプリング173,174の弾性に抗して、ピン159,160を支点に下方へ押し下げられ、これにハンドルレバ−163,164が同動して、該レバ−163,164の先端部が上向きに変位し、スライド用ハンドルカム142の角孔133の内面に係合する。
このため、スライド用ハンドルカム142が押し上げられ、そのマウント部132がガイド孔129に沿って上方へ移動し、ピン59,144が上方へ移動して揺動カム28が押し動かされ、揺動カム28がピン60を中心に図26上反時計方向へ回動し、これにフランジ34が同動する。
この結果、ラッチボルト19が、ラッチスプリング36の弾性に抗して引き動かされ、錠ケ−ス6内に移動してトロヨケ3から後退し、開扉可能になる。
この状況は図27のようである。この場合、他方のレバ−ハンドル126,127を押し下げても、同様な作用効果を奏する。
このようにこの実施形態は、ピン159,160を支点するてこによって、ハンドルレバー163,164を押し上げ、これにスライド用ハンドルカム142を同動させているから、レバーハンドル126,127を押し上げて、直接スライド用ハンドルカム142を押し上げられるものに比べて、レバ−ハンドル126,127の上動変位ないし押し上げ力を低減し得、腕力の弱い高齢者や幼児、障害者の使用に好適である。
この後、ドア2を閉扉し、ラッチボルト19がトロヨケ3内に突出すると、フランジ34が外側へ引き動かされ、揺動カム28がピン60を中心に図30上時計方向へ回動し、ピン59がカム孔140に案内されて引き動かされ、スライド用ハンドルカム142がこれに同動して引き上げられ、図26の閉扉状態を形成する。
このように本発明のドア錠は、ドアの開閉を簡易かつ速やかに行えるとともに、レバ−ハンドルの操作を従来の回転操作から上下または左右へのスライド操作への切換えを促し、レバ−ハンドルの新規かつ簡便な操作を実現するとともに、その小形軽量化を図れるから、例えば腕力の弱い高齢者や幼児、障害者の使用に好適である。
本発明の基本形態に係るドア錠の施錠状態を示す断面図である。 本発明の基本形態に係るドア錠の要部を分解して示す斜視図である。 本発明の基本形態に係るドア錠に適用したラッチボルトと揺動カムの要部を分解して示す斜視図である。 本発明の基本形態に係るドア錠に適用したレバ−カムを分解して示す斜視図である。 本発明の基本形態に係るドア錠の解錠状態を示す断面図で、レバ−カムを略30°回動して解錠している。
本発明の基本形態に係る他の形態のドア錠の施錠状態を示す断面図である。 前記基本形態に係る他の形態に適用した揺動カムとレバ−カムを分解して示す斜視図である。 前記基本形態に係る他の形態に適用したレバ−カムを分解して示す斜視図である。 前記基本形態に係る他の形態のドア錠の解錠状態を示す断面図で、レバーカムを略10°回動して解錠している。
本発明の実施形態に係るドア錠の要部を分解して示す斜視図である。 記実施形態のドア錠に適用したハンドル取付座を分解して示す斜視図である。 記実施形態のドア錠に適用したハンドル取付座の内部の組み付け状況を示す斜視図で、(a)はカバーを開けてスライド板の組み付け状況を示し、(b)はカバーを開けて回動板の組み付け状況を示し、(c)はカバーを取り付け後のハンドル取付座の背面状況を示している。
本発明の実施形態に係るドア錠に適用したレバーハンドルのドアに取り付け後の状況を示す正面図である。 記実施形態のドア錠をドアに取り付けた状況を示す断面図である。 記実施形態のドア錠に適用したハンドル取付座の内部の作動状況を、カバーを開けて示す正面図で、取り付け後の施錠状態を示している。 記実施形態のドア錠に適用したハンドル取付座の内部の作動状況をカバーを開けて示す正面図で、解錠状態を示している。 図15のA−A線に沿うハンドル取付座の拡大断面図である。
本発明の第の実施形態に係るドア錠の要部を分解して示す斜視図である 前記第の実施形態に適用したレバ−ハンドルの取り付け状況を示す側面図である。 前記第の実施形態に適用したレバ−ハンドルの取り付け状況を示す正面図である。 前記第の実施形態に適用した錠ケ−スを示す正面図である。 前記第の実施形態に適用した揺動カムの組み付け状況を示す正面図である。
(a)は前記第の実施形態に適用した揺動カムとスライド用ハンドルカムの組み付け状況を示す正面図で、その施錠状態を示している。(b)はスライド用ハンドルカム組み付け状況を示す断面図である。 前記第の実施形態に適用した揺動カムとスライド用ハンドルカムの解錠状態を示している。
本発明の第の実施形態に適用した揺動カムの組み付け状況を示す正面図である。 (a)は前記第の実施形態に適用した揺動カムとスライド用ハンドルカムの組み付け状況を示す正面図で、その施錠状態を示している。(b)はスライド用ハンドルカム組み付け状況を示す断面図である。 前記第の実施形態に適用した揺動カムとスライド用ハンドルカムの解錠状態を示している。
本発明の第の実施形態に適用した揺動カムの組み付け状況を示す正面図である。 前記第の実施形態に適用した揺動カムとスライド用ハンドルカムの組み付け状況を示す正面図で、その施錠状態を示している。 前記第の実施形態に適用した揺動カムとスライド用ハンドルカムの解錠状態を示している。
本発明の第の実施形態のドア錠の要部を分解して示す斜視図である。 前記第の実施形態のドア錠の要部を分解し拡大して示す斜視図である。 前記第の実施形態に適用した下向きに回動可能なレバ−ハンドルの取り付け状況を示す平面図である。 前記第の実施形態に適用した下向きに回動可能なレバ−ハンドルの取り付け状況を示す断面図である。
前記第の実施形態に適用した下向きに回動可能なレバ−ハンドルの取り付け状況を示す正面図である。 前記第の実施形態に適用した下向きに回動可能なレバ−ハンドルと、ハンドル取付座との取り付け状況を示す断面図である。 前記第の実施形態に適用した下向きに回動可能なレバ−ハンドルと、ハンドル取付座との取り付け状況を分解して示す正面図である。
符号の説明
6 錠ケ−ス
19 ラッチボルト
27 レバ−カム
28 揺動カム
55 角穴
61,62 カム孔
89,91 ハンドル取付座
100 スライド板
101 スライド軸(角芯棒)
108 回動板
126 レバ−ハンドル
127 レバ−ハンドル
128 レバ−カム(スライド用ハンドルカム)
133 角穴
138 ハンドル取付座
139 ハンドル取付座
142 レバ−カム(スライド用ハンドルカム)
145 レバ−カム(スライド用ハンドルカム)
163 ハンドルレバ−
164 ハンドルレバ−
θ レバ−カムの回動角度

Claims (5)

  1. 錠ケースに進退動可能に設けたラッチボルトと、該ラッチボルトの進退動に一端を連係し、他端をレバーハンドルの作動に連係したピン孔を有するレバーカムと、錠ケースに一端を回動可能に支持し、他端を前記ラッチボルトの後端部に係合可能に配置した揺動カムとを備え、前記揺動カムの回動半径方向に複数のカム孔を設けるとともに、前記レバーカムの回動半径方向に複数のピン孔を設け、前記カム孔とピン孔との連結位置を選択可能にしたドア錠において、前記レバーカムと同動可能な回動板を設け、該回動板の一側にスライド板を連係し、該スライド板をレバーハンドルの作動に連係したことを特徴とするドア錠。
  2. 前記スライド板にレバーハンドルを連結可能なスライド軸を突設した請求項1記載のドア錠。
  3. 前記スライド板をレバーハンドルの上下動若しくは左右動または回動に連係した請求項1または請求項2記載のドア錠。
  4. 前記回動板とスライド板とを、レバーハンドルの取り付け基部側に装着するハンドル取付座に設けた請求項1記載のドア錠。
  5. 前記スライド軸を前記ハンドル取付座に摺動可能に設け、その軸端をハンドル取付座の外側に突出して配置した請求項4記載のドア錠。
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