JP2002213133A - ラッチ錠の操作ハンドル - Google Patents

ラッチ錠の操作ハンドル

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JP2002213133A
JP2002213133A JP2001013968A JP2001013968A JP2002213133A JP 2002213133 A JP2002213133 A JP 2002213133A JP 2001013968 A JP2001013968 A JP 2001013968A JP 2001013968 A JP2001013968 A JP 2001013968A JP 2002213133 A JP2002213133 A JP 2002213133A
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latch
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Hitoshi Nishitani
均 西谷
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ハンドルの、回転操作とプッシュプルの操作
の両方の操作によって解錠することが可能であり、さら
にはハンドルを回転させながら押し引きするような両方
の操作を混在させた中間的な操作によっても解錠するこ
とができる、新しい機構を有するラッチ錠の操作ハンド
ルを提供する。 【解決手段】 ハンドル1と、台座2と、パイプ状の円
筒部材3と、円柱状の回転軸4と、角芯5を設け、回転
軸に角芯を固定し、ハンドルに円筒部材を固定する。円
筒部材に傾斜溝6を設け、回転軸には抜き差し可能な係
合ピン7を設ける。円筒部材内に回転軸を挿入した状態
で、傾斜溝を通して係合ピンを先端が回転軸から突出し
た状態で差し込み、円筒部材と回転軸を連結し、回転軸
を台座に回動自在に装着する。角芯をラッチ錠に係合さ
せて扉に組付けることにより、ハンドルの押し引きの操
作と、回転の操作の、両方の操作によりラッチ錠の解錠
を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は扉に取り付けられる
ラッチ錠の操作ハンドルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に扉に取り付けられるラッチ錠の操
作ハンドルは、従来からレバーハンドル錠と呼ばれ、ハ
ンドルが棒状で握って回転させる図12に示すようなも
のが知られている。上記の構成としては扉を挟み込むよ
うに部屋外と部屋内に装着した、ハンドル本体と、台座
と、角芯とからなる操作部分と、扉の厚み部分に掘り込
んで配置したラッチ錠からなり、ハンドルに固定された
角芯をラッチ錠に設けてある角孔に係合させることによ
りラッチ錠とハンドルを連動させ、ハンドルを扉面と平
行に回転させることにより角芯が回転し、枠体の戸先面
に面対して設けたラッチ受けに対してラッチ先端部を出
没させて施解錠する方式のものであり、このとき通常で
はハンドルは下方に回転させて操作するのが一般的であ
る。
【0003】また最近ではハンドルを押し引きする操作
により施解錠するプッシュプル方式のものもあり、操作
ハンドルの扉面に対する押し引きの動作を、操作ハンド
ル内部で常にラッチを吊元側に左右方向に引っ張る動作
に変換し、ラッチを直接引っ掛けて移動させる方式で、
角芯は使用せずに専用のラッチ錠を必要とするものと、
特開平11−293970に報告されているような、操
作ハンドル内部でハンドルの押し引きの動作を回転方向
の動きに変換することにより、角芯の回転運動を得る方
式のものがある。後者は、ラッチ錠部分はレバーハンド
ル錠との互換性を有しており、兼用が可能であり、操作
ハンドル部分のみを取り替えるだけでよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがハンドルの回
転により施解錠する方式のものは、扉を押して開く側、
引いて開く側の、どちら側からの開閉においても一旦ハ
ンドルを下方に一定角度回転させた状態で保持し、その
まま扉を押し引きする必要があり、力の弱い障害者や高
齢者等においては操作性において満足ではないことが挙
げられる。ハンドルを押し引きする操作にて解錠するプ
ッシュプル方式のものでも、専用のラッチ錠を必要とす
る方式ではラッチ錠の取替えの手間だけでなく、従来使
用していたラッチ錠を廃棄するために経済性に乏しい。
またラッチ錠の互換性を有するものにおいても操作ハン
ドル部分の取替え作業が必ず必要であり、数種あるラッ
チ錠の規格と合わせる等のことも手間の要ることであ
る。
【0005】またプッシュプル方式の操作面での問題点
としては、前記どちらの方式においても、扉を押す側か
らの操作時にラッチの先端が受けにかかった状態で押す
ことになり、強く押せば強く押すほどラッチの先端と受
けの摩擦は大きくなり、ラッチ先端が解除するときに引
っかかりを生じることが挙げられる。また現在使用され
ている大部分のラッチ錠がハンドルの回転により解錠す
る方式のものであるために、ハンドルは当然回すものと
思い込んでおり、プッシュプルであることが分かりにく
い形状のハンドル等の時に、ハンドルを回してしまい、
解錠できずにあわててしまう場合がある。
【0006】本発明は上記のような問題を解決するため
になされたものであり、ハンドルの回転によっても、ま
たハンドルのプッシュプルの操作によってもラッチ錠を
解錠することが可能であり、さらには回転させながら押
し引きするような両方の操作を混在させた中間的な操作
によっても解錠することができる、全く新しい機構を有
するラッチ錠の操作ハンドルを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために次の技術手段を講じた。操作ハンドル部分
は、ハンドルと、台座と、パイプ状の円筒部材と、円柱
状の回転軸と、角芯からなり、ラッチ錠は従来公知のも
のを使用する。ハンドルに円筒部材を固定し、回転軸の
円柱状の中心位置にラッチ錠の角孔と嵌合可能な角芯を
固定し、回転軸の外径を円筒部材の内径よりも少しだけ
小さくしておき、円筒部材内に回転軸が挿入可能で、か
つ内部でがたつきなく回転できるようにする。さらに円
筒部材表面に、長さ方向に対して一定の角度を有した傾
斜溝を設け、回転軸には抜き差し可能な係合ピンを設け
る。円筒部材内に回転軸を挿入した状態で、外側から傾
斜溝を通して係合ピンの先端が回転軸から突出した状態
で差し込み、円筒部材と回転軸を連結する。このとき係
合ピンは傾斜溝内に位置し、先端の突出の度合いは円筒
部材の外周よりは出ないようにしておく。
【0008】上記のようにハンドルと円筒部材を固定
し、角芯を取り付けた回転軸を円筒部材に係合ピンにて
連結して組付けて、ハンドル本体部分aを構成する。さ
らにハンドル本体部分aの回転軸を台座に、扉面と平行
にのみ回動可能に回転軸保持ナットにて取り付け、台座
を扉の両側から挟み込むようにして装着する。
【0009】ハンドルを扉面に対して垂直方向に真っ直
ぐに移動させると、回転軸は台座に回動自在に取り付け
られており垂直方向には移動せず、回転軸の係合ピンは
円筒部材の傾斜溝に沿って移動するのであるが、このと
き傾斜溝が円筒部材の長さ方向に対して一定の角度を有
しているために、この係合ピンの動きは回転運動にな
る。係合ピンと回転軸は共に回転し、回転軸に角芯を固
定しておくと、角芯の台座に対しての回転の動きが得ら
れることになり、この角芯の動きはラッチ錠を解錠する
動きと同じになる。
【0010】傾斜溝の両端位置の、円筒部材の中心に対
しての角度がそのときに得られる回転軸の回転角度にな
り、傾斜溝の長さは円筒部材を扉面と垂直方向に移動さ
せる距離になる。円筒部材とハンドルは完全に固定され
ているために、ハンドルの扉面に対する垂直方向の動
き、すなわちプッシュプル錠の押し引きの操作によりラ
ッチ錠を解錠することができる。
【0011】また上記と同じ状態から押し引きの操作は
せず、ハンドルを扉面に対して平行方向に回転させる
と、円筒部材の傾斜溝側面が回転軸の係合ピンにあたり
そのまま回転軸を回転させる動きを得ることができる。
この動きは従来のレバーハンドル錠の場合と全く同様で
ある。
【0012】つまり上記のように構成することにより、
全く同じ状態からプッシュプル錠の押し引きの操作とレ
バーハンドル錠の回転による操作の、両方の操作による
施解錠が可能となる。さらにハンドルのプッシュプル操
作による回転軸及び角芯の回転方向と、ハンドルの回転
による操作時の回転軸及び角芯の回転方向を同じにする
ことにより、ハンドルを押し引きしながら同時に回転さ
せるような、両方の動きを混在させた中間的な操作も可
能となる。
【0013】基本的な構成と作用は上記にて得られるの
であるが、プッシュプルの動作においては、扉は、片側
からは押して開き、反対側からは引いて開くために、押
す側と引く側の動作を別々に設定する必要がある。押す
動作を必要とするプッシュ側の操作ハンドルは、操作前
の段階で、円筒部材の傾斜溝の最も扉面に近い位置で係
合ピンにより回転軸と連結しておき、円筒部材が扉面側
に押し込めるだけの空間を台座内に設けておくとよい。
逆に引く動作を必要とするプル側の操作ハンドルは、操
作前の段階で、円筒部材の傾斜溝の最も扉面から遠い位
置で係合ピンにより回転軸と連結しておき、円筒部材を
扉面側から引っ張れるようにしておくとよい。またプッ
シュ側とプル側との操作による回転軸の回転方向が同じ
方向になるように傾斜溝の傾斜の方向を設定しておく必
要がある。
【0014】さらにプッシュ側には、回転軸とハンドル
の間に押しばねを、プル側には回転軸とハンドルの間に
引きばねを取り付けると、操作前のハンドルの位置を確
実に保持でき、操作後にハンドルを離したときのスムー
ズな復帰を得ることができる。またプッシュ側プル側共
に、傾斜溝の操作前の状態で係合ピンが係合している片
端位置を直線状にすることにより、押し引きの最初の操
作が軽くなると共に、ハンドルを回転させる際に、係合
ピンと傾斜溝との掛かりをよくし、さらに通常時のハン
ドルの自重による垂れ下がりも防止することができる。
【0015】次に、扉には左右勝手があり、通常のレバ
ーハンドル錠はハンドルを水平な位置から下方向に回転
させて操作するのが一般的であるため、左右ではハンド
ルの回転方向は逆になる。本発明の操作ハンドルにおい
ても、ハンドルの回転方向を変えるだけなら、回転軸保
持ナットをはずし、台座からハンドル本体部分aを抜き
取り、180°回転させればよいのであるが、上記の方
法ではプッシュプルの操作においては角芯の回転方向は
変わらないために、ハンドルの回転の操作での回転方向
と、プッシュプルの操作による回転方向が反対になり左
右兼用にはならない。そこで円筒部材に、中心線に対し
て対称位置にもう一本の傾斜溝を設け、回転軸から係合
ピンを抜き、ハンドルと円筒部材を同時に180°回転
させ、もう一本の対称側に位置する傾斜溝に係合ピンを
係合させることにより傾斜の方向が逆になり、ハンドル
のプッシュプルの操作と回転による操作の、両方の操作
による回転の方向を合わせることができ、左右兼用が可
能となる。
【0016】このように構成することにより、従来のレ
バーハンドル錠の、一旦ハンドルを回転させた状態で保
持しながら扉を押し引きする動作を必要としなくなり、
全く同一の状態から、レバーハンドル錠とプッシュプル
錠の、両方の操作機能を有するラッチ錠の操作ハンドル
を提供することができる。また本発明の操作ハンドルで
は、プッシュプルの押し引きの操作とレバーハンドルの
回転の操作を同時に混在させての操作も可能となり、押
しながら回転させる、回転させながら引く、等の全く新
しい動きにおいても操作できるために、体重をハンドル
にかけながら斜め下方に押し回すような操作が可能とな
り、力の弱い高齢者や障害者にも優しい操作となる。
【0017】さらには、プッシュプル錠専用のラッチ錠
に交換する必要もなく、プッシュプル錠によく見られる
ようなハンドルを回転させようとしてしまい、解錠でき
ずに戸惑うような場合をなくすことができ、さらにはプ
ッシュプル錠にありがちな押す動作の際に押す力がラッ
チと受けの接触点の摩擦力を高めてしまい引っかかり等
を起こす問題も解決することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の実施
の形態を説明する。本発明のラッチ錠の操作ハンドル
の、扉25を押して開く側に装着する操作ハンドルの分
解斜視図を図1に、組付けた状態の断面図を図2に示
す。図3には、扉を引いて開く側に装着する操作ハンド
ルの組付けた状態の断面図を示す。図4と図5は本発明
のラッチ錠の操作ハンドルの機構原理を説明するための
模式図である。図1及至図5に示すように本発明の操作
ハンドルは、ハンドル1と、円筒部材3と、回転軸4
と、角芯5とを有したハンドル本体部分aと台座2から
なり、互いに組付けた状態で図6に示すように扉の両側
に装着し、従来公知のラッチ錠21の角孔23と角芯5
を係合させて施解錠するものである。
【0019】図1に示すように、円筒部材3はパイプ形
状をしており、長さ方向の中心線に対して一定の角度を
持った傾斜溝6を表面に設けておく。円柱状の回転軸4
を、円筒部材3内部に挿入可能で、かつ回転軸4を挿入
した状態で互いが、がたつきなく円滑に回転可能なよう
に設ける。回転軸4の扉面から遠い端部位置に係合ピン
用雌ねじ部分8を設けておき、円筒部材3に挿入した状
態で傾斜溝6を通して外側から、雄ねじ部分を有した係
合ピン7を回転軸4の係合ピン用雌ねじ部分8に螺合す
る。傾斜溝6の幅は係合ピン7の外径よりも少しだけ大
きくしておき、係合ピン7を完全に螺合した状態で、頭
部が円筒部材3の厚みを超えない範囲内で回転軸4から
傾斜溝6内に突出するように係合ピン7の長さを設定す
る。
【0020】回転軸4の扉面側に位置する端部を段付き
にし、段の先端部分に回転軸保持用雄ねじ部分12を設
け、台座2に差し込んだ状態で回転軸保持ナット9に
て、台座2に対して回動自在に装着する。回転軸4の台
座2への装着手段は回動自在であればEリング等どのよ
うなものを使用しても良い。
【0021】図4は本発明の操作ハンドルの第一操作を
示す模式図であり、図4(a)は係合ピン7が傾斜溝6の
片端の位置にて、円筒部材3と回転軸4を連結している
状態を示しており、この状態から円筒部材3を回転させ
ずに真っ直ぐに押し込むと、係合ピン7が円筒部材3の
傾斜溝6側面に添って移動しようとするのであるが、回
転軸4は台座2に回動自在に取り付けられており、傾斜
溝6は一定の角度を有しているために、係合ピン7及び
回転軸4の動きは台座2に対する回転運動になる。図4
(b)は傾斜溝6の中間位置に係合ピン7が移動した状態
を、図4(c)は傾斜溝6の逆端にまで係合ピン7が移動
し、回転軸4が最大限回転した状態を示している。
【0022】また、図4(c)の状態から円筒部材3を手
前方向に引くと、当然図4(b)の状態を経て図4(a)の状
態に戻る。つまり上記のように構成することにより、円
筒部材3の押し引き(プッシュプル)の動作を回転軸4の
回転の動作に変換できることになり、上記の構成と共に
円筒部材3を円筒部材取り付けねじ11でハンドル1に
固定し、回転軸4の中心方向に角芯5を固定し、角芯5
を従来のラッチ錠21の角孔23に挿入すると、ハンド
ル1のプッシュプルの操作にてラッチ錠の施解錠が可能
となる。上記のようなハンドル1を扉面に対して垂直方
向に押し引きするプッシュプルの操作を第一操作とす
る。
【0023】また図5は本発明の操作ハンドルの第二操
作を示す模式図であり、図5(a)は図4(a)と全く同じ状
態を示す。この状態から今度は、円筒部材3を前述のよ
うに押し引きはせずに、単に回転させた状態を図5(b)
に示す。円筒部材3を回転させると傾斜溝6の側面に係
合ピン7があたり、そのまま係合ピン7が押されて回転
軸4が回転する。この回転動作は図12に示す従来のレ
バーハンドル錠の操作と同じになり、同様に円筒部材3
にハンドル1を取り付け、回転軸4に角芯5を取り付け
ることにより、ハンドル1の回転操作によってもラッチ
錠の施解錠が可能となる。上記のようなハンドル1を扉
面と平行に回転させる操作を第二操作とする。
【0024】以上のように、同じ状態である図4(a)及
び図5(a)の位置から、ハンドル1の扉面と垂直方向へ
の押し引きである第一操作と、ハンドル1を回転させる
第二操作の、両方の操作によりラッチ錠21の解錠に必
要な角芯5の回転動作を得ることが可能となることがわ
かる。
【0025】傾斜溝6は全体に均一に傾斜している形状
でもよいが、円筒部材3の第二操作である回転動作の際
に、より確実な係合ピン7の掛かりを得るために、傾斜
溝6の片端部分がストレート溝になっている傾斜溝直線
部分13を設けておくとよい。また係合ピン7と傾斜溝
6は実施例とは逆に、傾斜溝6を回転軸4に設け、係合
ピン7を円筒部材3から突出させてもよい。
【0026】図7(a)は円筒部材3の断面図であり、円
筒部材3の第一操作である押し引きの動作により得られ
る回転軸4の回転の角度は、図7(a)に示すように、一
定の角度を有する傾斜溝6の両端位置の中心からの開き
角度θ°となり、この角度を第二操作によるラッチ錠2
1を完全に解錠できる回転角度に合わせておくとよく、
傾斜溝6の長さは、長いほど押し引きの移動距離は大き
くなるが、その分操作に必要な押し引きの力は小さくて
済む。
【0027】次に前記のような操作を実際の扉に適応さ
せるに当たっては、プッシュ側とプル側とでは別々の動
作になるために個々の設定が必要になる。図2は扉25
を押して開けるプッシュ側の操作ハンドルの断面図であ
り、図2(a)は操作前を、図2(b)はハンドル1を押し込
んだ状態を示す。円筒部材3とハンドル1の固定手段と
しては実施例では円筒部材取り付けねじ11を用いてい
るが、ピンによるカシメ等他の方法でもよく、さらには
ハンドル1と円筒部材3が一体化した状態の一個の部材
であってもよい。
【0028】図2(a)に示すように、傾斜溝6の最も扉
側に近い位置で、係合ピン7により円筒部材3と回転軸
4を連結し、傾斜溝直線部分13は傾斜溝6の扉面に最
も近い位置に設けておく。台座2の中央部分に円筒部材
3とハンドル軸部10が扉面方向に移動可能な空間を設
けておくことにより、ハンドル1と円筒部材3を扉25
側に押し込む第一操作にて、回転軸4の回転運動を得る
ことができ、このとき角芯5は矢印Aの方向に回転す
る。この回転の方向は押し引きする方向と傾斜溝6の傾
斜の方向により決定することができる。図2の場合、こ
の第一操作による角芯5の回転方向と、図2(a)の状態
から第二操作により扉面に対して下方向へハンドル1を
回転させる矢印Bの方向は同じになっている。
【0029】上記のように、プッシュ動作である第一操
作による角芯5の回転方向と、第二操作であるハンドル
の回転による角芯5の回転方向が同じになるように傾斜
溝6の方向を設定することにより、さらに本発明の操作
ハンドルの最大の特徴である、ハンドル1を押しながら
回す、又は回しながら押し込む、等の両方の操作を同時
に混在させた従来にない全く新しい操作を得ることがで
きる。例えば、第一操作でのプッシュ動作の最大移動距
離を図2(a)のLmmとし、第二操作でのハンドル1の
最大の回転角度をθ°とすると、L/2mm押し込んだ
状態で、θ°/2ハンドル1を回転させても解錠可能で
あり、両方の操作の割合は任意であり、幅広い自在の操
作が得られる。
【0030】図3は扉25を引いて開けるプル側の操作
ハンドルの断面図であり、図3(a)は操作前を、図3(b)
はハンドル1を引いた状態を示す。プル側では、傾斜溝
6の最も扉面から離れた位置で、係合ピン7により円筒
部材3と回転軸4を連結し、傾斜溝直線部分13は傾斜
溝6の扉面から最も離れた位置に設けておく。台座2の
中央部に円筒部材3やハンドル軸部10が完全に挿入さ
れた状態から、ハンドル1を引く操作により回転軸4の
回転運動を得る。傾斜溝6の傾斜方向を図2に示すプッ
シュ側とは逆方向にし、プル動作である第一操作による
回転軸4の回転方向を第二操作である扉面に対する下方
向への回転の方向と同じにすることでプッシュ側同様
に、ハンドル1を引きながら回転させるような両方の操
作を混在させた操作も可能となる。
【0031】しかしながら、両方の操作を混在させるに
当たっては、第二操作であるハンドル1の回転方向は扉
面に対して水平位置から下方向に限定し、逆の上方向に
は回転しないようにする必要がある。つまり図2(a)の
状態からハンドル1を上方向に回転させながら押し込ん
だり、図3(a)の状態からハンドル1を上方向に回転さ
せながら引いたりすると、両方の操作が互いの動きを相
殺してしまい、回転軸4は全く回転しないことになるか
らである。
【0032】そこで台座2に対するハンドル1の回転方
向を制限する構成として、図8に台座2の正面図を、図
9にハンドル軸部10の正面図を示す。図9(a)を18
0°回転させた状態を図9(b)に示す。台座2の下部に
台座係止部分18を設け、ハンドル軸部10にハンドル
係止部分19を設け、扉25に対して台座2の台座係止
部分18が、必ず下側の位置になるように取り付ける。
図9(a)及び図9(b)に示すようにハンドル軸部10を対
称形にし、プッシュ側プル側のどちら側から嵌合した場
合でも、ハンドル1が扉25に対して水平な状態で、ハ
ンドル係止部分19の下側側面が台座係止部分18の側
面と接するようにハンドル係止部分19を設定する。こ
のように構成することで、ハンドル1の回転方向を扉面
に対して水平な位置から常に下方向にのみ回転するよう
に、ハンドル1の回転方向を制限することができる。
【0033】図10は台座2の断面図であり、台座2は
中央部分に凹状の二段の座繰りを設けてあり、奥部座繰
り14の内壁面に沿って円筒部材3の外面が回転及び直
線移動し、さらに前部座繰り15の内壁面に沿ってハン
ドル軸部10が回転及び直線移動するように構成してお
く。図2及び図3に示すように、プッシュプルの操作に
よる直線方向の動きに対して、どんな状況においても円
筒部材3の先端及びハンドル軸部10の先端が必ず台座
2の座繰り内壁面に接触しているように移動距離を設定
することで、ハンドル1の最も吊元側を持ってプッシュ
プルの操作をした際にも、こじることなくスムーズな操
作が得られる。
【0034】また、ハンドル1と回転軸4の間にプッシ
ュ側には押しばね16を、プル側には引きばね17を設
け、操作後にハンドル1を離した際の復帰をスムーズに
すると共に扉25の開閉によるがたつきなどを防ぎ、さ
らにハンドル1の自重による垂れ下がりをなくすことが
できる。角芯5はプッシュ側かプル側どちらか一方の回
転軸4にあらかじめ固定しておき、他方の回転軸4には
角芯5が挿入可能な角状の孔を設けておき、孔を深めに
しておくことにより、扉25を挟み込むようにして取り
付ける際に、幅広いサイズの厚みの扉に対応することが
出来る。
【0035】図6に、プッシュ側とプル側の操作ハンド
ルとラッチ錠21とを係合させ、台座取り付けねじ20
により扉25を挟み込むようにして装着し、扉25は閉
じた状態で、ラッチ錠21のラッチ22がラッチ受け2
4に掛かり施錠している状態を示す。このとき、両側の
操作ハンドルによる第二操作の方向は、共に扉に対して
下方向であるために当然一致することになる。通行の際
に扉25を開けようとどちらか一方の操作ハンドルを手
で操作した際に、反対側のハンドル1は必ず回転の動き
のみになる。これは係合ピン7が傾斜溝直線部分13に
位置しており、かつ押しばね16及び引きばね17で付
勢されているためである。
【0036】また図6は、扉25の左側を押して開ける
勝手を示しているが、当然扉25には左右勝手がある。
本発明の操作ハンドルのプッシュ側とプル側は前述のよ
うに別々のものであり、従来のレバーハンドル錠のよう
に部屋の内外に反転は出来ない。そこで左右勝手を兼用
するにはプッシュ側同士、プル側同士で180°回転さ
せるしかないのであるが、このまま台座2ごと全体を1
80°回転させてしまうと、第二操作のハンドル1の回
転方向は扉に対して上方向になり無理である。そこで回
転軸保持ナット9を外し、台座2に対してハンドル本体
部分aを抜き取った後180°回転させるとハンドル1
の第二操作の回転方向は扉面に対して下方向になるが、
プッシュプルの動作による第一操作での回転方向は変わ
らないため、互いの操作による回転方向は逆になってし
まい、第一操作と第二操作を同時に混在させての使用は
できなくなる。また左右勝手別に右用、左用として二機
種にすればよいが、生産面や在庫面あるいは管理面で好
ましくない。
【0037】この問題を解決するには、左右勝手を逆に
した際に、円筒部材3の傾斜溝6の傾斜方向を反対方向
にすることで第一操作での回転方向も逆にし、第二操作
での回転方向と合わせるようにすればよい。そこで図
1、図7(b)、及び図7(c)に示すように円筒部材3に傾
斜溝6を対称位置に二本設けておくとよい。図7は円筒
部材3の断面図であり、図7(a)は傾斜溝6が一本の状
態であり、図7(b)は傾斜溝6を対称位置に二本設けた
状態を示し、このとき係合ピン7は上側から抜き差しす
るとする。図7(c)は、図7(b)の状態から係合ピン7を
抜き、円筒部材3を180°回転させてから対称位置に
ある傾斜溝6に再度係合ピン7を差し込んだ状態を示
し、傾斜溝6の傾斜の方向が反対方向になっていること
がわかる。
【0038】図11(a)と図11(b)はプッシュ側の操作
ハンドルの、左右勝手を示した断面図である。図11
(a)の状態から回転軸保持ナット9をはずし、ハンドル
本体部分aを台座2から抜き取り、係合ピン7をはず
し、回転軸4及び角芯5に対して円筒部材3とハンドル
本体1を180°回転させ、対称位置にある傾斜溝6に
係合ピン7を再度差し込み、そのまま台座2に回転軸保
持ナット9にて装着することにより図11(b)の状態に
なり、左右兼用が可能となる。従って係合ピン7は抜き
差しが容易な六角孔付きの止めねじ等を使用するとよ
い。またこの左右勝手の変更はプッシュ側プル側どちら
でも同様に上記の方法で実施可能である。
【0039】
【発明の効果】このように構成することにより、従来の
レバーハンドル錠の、一旦ハンドルを回転させた状態で
保持しながら扉を押し引きする動作を必要としなくな
り、全く同一の状態からのレバーハンドル錠とプッシュ
プル錠の両方の操作機能を有するラッチ錠の操作ハンド
ルを提供することが出来る。
【0040】また本発明の操作ハンドルは、プッシュプ
ルの押し引きの操作とレバーハンドルの回転の操作を互
いに同時に混在させることも可能となり、押しながら回
転させる、回転させながら引く、等の全く新しい操作に
おいても解錠できるために、体重をハンドルにかけなが
ら斜め下方に押し回すような操作が可能となり、力の弱
い高齢者や障害者にも優しい操作となる。
【0041】上記の新しい操作により、押し引きのみの
操作のプッシュプル錠の機構面での不完全な部分とされ
ている、ハンドルを押す動作の際に押す力がラッチと受
けの接触点の摩擦力を高めてしまい、引っかかり等を起
こす問題も解決することができる。さらには押し引きの
みの操作であるプッシュプル錠の操作時によく見られる
ことであるが、ハンドルは当然回転させることで操作す
るものであると思い込んでいる人が多く、あわててハン
ドルを回転させようとし、解錠できずに戸惑うような場
合をもなくすことができる。
【0042】さらには回転軸保持ナットをはずし、ハン
ドル本体部分aを台座から抜き取り、係合ピンを抜いた
後でハンドルと円筒部材を180°回転させ、対称側に
位置する傾斜溝に係合ピンを挿入し、再度台座に装着す
るだけの簡単な作業により左右兼用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるラッチ錠の操作ハンドルの、プ
ッシュ側の分解斜視図である。
【図2】本発明に係わるラッチ錠の操作ハンドルの、プ
ッシュ側の組付け断面図である。
【図3】本発明に係わるラッチ錠の操作ハンドルの、プ
ル側の組付け断面図である。
【図4】本発明に係わるラッチ錠の操作ハンドルの、プ
ッシュプルの操作を回転の動作に変換する模式図であ
る。
【図5】本発明に係わるラッチ錠の操作ハンドルの、回
転の操作の模式図である。
【図6】本発明に係わるラッチ錠の操作ハンドルの、施
錠時の納まり断面図である。
【図7】本発明に係わるラッチ錠の操作ハンドルの、円
筒部材の断面図である。
【図8】本発明に係わるラッチ錠の操作ハンドルの、台
座の正面図である。
【図9】本発明に係わるラッチ錠の操作ハンドルの、ハ
ンドル軸部の正面図である。
【図10】本発明に係わるラッチ錠の操作ハンドルの、
台座の断面図である。
【図11】本発明に係わるラッチ錠の操作ハンドルの、
左右勝手を示す組付け断面図である。
【図12】従来のレバーハンドル錠の斜視図である。
【符号の説明】
a ハンドル本体部分 1 ハンドル 2 台座 3 円筒部材 4 回転軸 5 角芯 6 傾斜溝 7 係合ピン 8 係合ピン用雌ねじ部分 9 回転軸保持ナット 10 ハンドル軸部 11 円筒部材取り付けねじ 12 回転軸保持用雄ねじ部分 13 傾斜溝直線部分 14 奥部座繰り 15 前部座繰り 16 押しばね 17 引きばね 18 台座係止部分 19 ハンドル係止部分 20 台座取り付けねじ 21 ラッチ錠 22 ラッチ 23 角孔 24 ラッチ受け 25 扉

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉に装着され、かつラッチがハンドル操
    作により出没し、施解錠するようになっているラッチ錠
    の操作ハンドルであって、ハンドルと、扉面に装着する
    座と、パイプ状の円筒部材と、円柱状の回転軸を有し、
    前記円筒部材と回転軸のどちらか一方に一定の角度を有
    した傾斜溝を設け、他方に抜き差し可能に係合ピンを設
    けたことを特徴とするラッチ錠の操作ハンドル。
  2. 【請求項2】 扉に装着され、かつラッチがハンドル操
    作により出没し、施解錠するようになっているラッチ錠
    の操作ハンドルであって、ハンドルに円筒部材を固定
    し、前記回転軸を円筒部材内に挿入し、傾斜溝を通して
    係合ピンを差し込み回転軸と円筒部材を連結し、さらに
    回転軸を座に回動自在に装着し、円筒部材と一体化した
    ハンドルを扉面に対して垂直方向に押し引きすることに
    より係合ピンが傾斜溝に沿って移動し、回転軸の回転運
    動を得ることを特徴とする請求項1に記載のラッチ錠の
    操作ハンドル。
  3. 【請求項3】 扉に装着され、かつラッチがハンドル操
    作により出没し、施解錠するようになっているラッチ錠
    の操作ハンドルであって、ハンドルに円筒部材を固定
    し、前記回転軸を円筒部材内に挿入し、傾斜溝を通して
    係合ピンを差し込み回転軸と円筒部材を連結し、さらに
    回転軸を座に回動自在に装着し、円筒部材と一体化した
    ハンドルを扉面と平行に回転させることにより回転軸の
    回転運動を得ることを特徴とする請求項1又は2に記載
    のラッチ錠の操作ハンドル。
  4. 【請求項4】 扉に装着され、かつラッチがハンドル操
    作により出没し、施解錠するようになっているラッチ錠
    の操作ハンドルであって、ハンドルに円筒部材を固定
    し、前記回転軸を円筒部材内に挿入し、傾斜溝を通して
    係合ピンを差し込み回転軸と円筒部材を連結し、さらに
    回転軸を座に回動自在に装着し、ハンドルを扉面に対し
    て垂直方向に押し引きする操作と、ハンドルを扉面と平
    行に回転させる操作を同時に混在させた、ハンドルを押
    し引きしながら回転させる、あるいは回転させながら押
    し引きする操作により回転軸の回転運動を得ることを特
    徴とする請求項1及至3いずれかに記載のラッチ錠の操
    作ハンドル。
  5. 【請求項5】 前記円筒部材に回転軸を挿入し、傾斜溝
    の扉面に対して最も近い端部に係合ピンを配置して互い
    を連結し、円筒部材と一体化したハンドルを扉面側に押
    し込む動作により回転軸の回転運動を得ることを特徴と
    する請求項1及至4いずれかに記載のラッチ錠の操作ハ
    ンドル。
  6. 【請求項6】 前記円筒部材に回転軸を挿入し、傾斜溝
    の扉面に対して最も離れた端部に係合ピンを配置して互
    いを連結し、円筒部材と一体化したハンドルを扉面と反
    対側に引っ張る動作により回転軸の回転運動を得ること
    を特徴とする請求項1及至4いずれかに記載のラッチ錠
    の操作ハンドル。
  7. 【請求項7】 円筒部材もしくは回転軸に設けた傾斜溝
    を、中心線に対して対称形になるように両側に二本設
    け、係合ピンを抜き差しし、回転軸に係合させる傾斜溝
    を選択可能にし、ハンドルの扉面に対する垂直方向の動
    きにより得られる回転軸の回転方向が変えられるように
    構成したことを特徴とする請求項1及至6いずれかに記
    載のラッチ錠の操作ハンドル。
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