JPH09192945A - 鉄筋プレファブ自動組立システム - Google Patents

鉄筋プレファブ自動組立システム

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JPH09192945A
JPH09192945A JP287296A JP287296A JPH09192945A JP H09192945 A JPH09192945 A JP H09192945A JP 287296 A JP287296 A JP 287296A JP 287296 A JP287296 A JP 287296A JP H09192945 A JPH09192945 A JP H09192945A
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本 誠 榎
Takezo Miyamoto
本 武 三 宮
Masao Kunichika
近 正 男 國
Akiyasu Takagi
木 了 靖 高
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦横筋の配列、結束、プレファブ鉄筋の縦起
こし及び一時ストックまでを全自動で行なう鉄筋プレフ
ァブ自動組立システムを提供すること。 【解決手段】 原材料鉄筋荷捌き装置(35)と傾倒式
縦筋治具(1)と縦筋自動配列治具(2)と昇降式横筋
配列治具(4)と横筋自動配列装置(5)と吊り治具セ
ッタ(50)と鉄筋自動結束装置(40)とプレファブ
ストック架台(60)とプレファブ移動装置(62)と
で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋コンクリート
等の構造物の鉄筋を自動的に配列、結束してプレファブ
化してストックする鉄筋プレファブ自動組立システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、原子力発電所の耐震壁等の建造
物においては強固な鉄筋コンクリートを必要とするため
太径の鉄筋をクレン等で吊り、現場で縦・横に配筋後,
人手による結束を行なっていた。また、一部では現場内
のヤードで鉄筋配列治具を用いて、プレファブ化し、ク
レン等で工事現場に搬送して据え付ける技術等は知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術において、前者は重量のある鉄筋を人手で扱うため
重労働となると共に危険であり、作業効率が悪く長い工
期が必要で、鉄筋の配列ピッチが不揃いで寸法精度上の
問題があった。
【0004】また、後者は鉄筋長さの制約からプレファ
ブ寸法が限定されており、現場への搬送効率や作業効率
が悪く、鉄筋配列は自動化されているが結束作業が手作
業のために多数の鉄筋工を要し、プレファブ鉄筋はクレ
ンで移動すると鉄筋の歪み、結束線のゆるみが生じやす
く、そのため玉かけ作業が困難であり不安全作業となり
やすく、また、プレファブ鉄筋を平面的に一時ストック
するため、広いストックヤードを必要とした。
【0005】したがって、本発明は上記の問題点に鑑
み、縦横筋の配列及び結束までと、プレファブ鉄筋の縦
起こし及び一時ストックまでを全自動で行なう鉄筋プレ
ファブ自動組立システムを提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、鉄筋を
自動的に配列、結束してプレファブ化する鉄筋プレファ
ブ自動組立システムにおいて、鉄筋プレファブ自動組立
装置の両側に設けられた走行レール上に走行自在に設け
られ、鉄筋束を縦及び横筋自動配列装置の鉄筋ストレー
ジコンベア上に移載する原材料鉄筋荷捌き装置と、鉄筋
ストレージコンベア上の鉄筋を配列する傾倒式縦筋治具
の上部を縦筋と直交する方向に走行する縦筋自動配列装
置と、鉄筋ストレージコンベア上の鉄筋を前記傾倒式縦
筋治具の下方に設けられた昇降式横筋配列治具上に配列
する横筋自動配列装置と、前記傾倒式縦筋治具の上部を
縦筋と直交方向に設けられた走行レール上に走行自在に
取り付けられた鉄筋自動結束装置と、前記横筋自動配列
装置の上方に横筋と平行に設けられ鉄筋吊り治具を傾倒
式縦筋治具へセッチングする吊り治具セッターと、前記
縦筋自動配列装置の下部に設けられ配列された縦筋を所
定ピッチで配置しておく傾倒式縦筋治具と、傾倒式縦筋
治具の下部に縦筋と直角方向に配置され、前記横筋自動
配列装置の横筋配列コンベアの下部に設けられた昇降式
横筋配列治具と、傾倒式縦筋治具を縦起こした位置に隣
接して設けられたプレファブストック架台と、そのプレ
ファブストック架台の上部に設けられた走行レール上に
プレファブ移動装置を走行自在に設けている。
【0007】また、本発明によれば、前記原材料鉄筋荷
捌き装置は走行レールに移動自在に門型クレンを設け、
その門型クレンの走行台車にポストを設け、このポスト
に昇降自在にフォーク状の鉄筋束ハンドリング手段と運
転室とを取り付けている。
【0008】また、本発明によれば、前記縦筋自動配列
装置は、縦筋配列治具の上部に縦筋と直交する走行レー
ルに沿って走行自在に走行台車を設け、その走行台車に
鉄筋ストレージコンベアと、そのストレージコンベア上
の縦筋を一本送りする切り出しドグと、縦筋を長手方向
に移動させて端部位置合わせを行なう幅寄せローラと、
縦筋配列治具上に縦筋を所定ピッチで配列する配筋アー
ムとを備えている。
【0009】また、本発明によれば、前記横筋自動配列
装置は、横筋を送出する鉄筋ストレージコンベアと、そ
のストレージコンベア上の横筋を一本送りする切り出し
ドグと、横筋を長手方向に移動させて端部位置合わせを
行なう幅寄せローラと、前記傾倒式縦筋配列治具の下方
に設けられた横筋配列コンベア上に横筋を所定ピッチで
配列する配筋アームとを備えている。
【0010】また、本発明によれば、前記鉄筋自動結束
装置は、前記傾倒式縦筋配列治具の上部に縦筋と平行に
設けられた走行レールとその走行レールに走行自在に設
けられた走行台車とその走行台車に昇降装置を介して取
り付けられた結束手段とからなっている。
【0011】さらに、本発明によれば、前記吊り治具セ
ッターは、鉄筋吊り治具を上下方向に立体的にストック
しておくストッカーと、ストッカーの下部に昇降自在に
設けられたスライドフォークとからなっている。
【0012】そして、本発明によれば、前記傾倒式縦筋
治具は、フレーム枠に固着された溝を有する複数の帯状
のプレートとフレーム枠を傾倒する傾倒シリンダとから
なり、帯状のプレートを屈曲する屈曲手段が設けられて
おり、前記昇降式横筋配列治具は、傾倒式縦筋治具の下
方に縦筋と直交するよう横筋配列装置の横筋配列コンベ
アの下部に設けられ、枠に固着された所定ピッチの溝を
有する複数の帯状のプレートとからなる横筋配列治具と
その治具を昇降する昇降手段と帯状のプレートに縦筋の
ベンド部に対応するよう屈曲する屈曲手段とを設けてい
る。
【0013】さらに、本発明によれば、前記プレファブ
移動装置は、鉄筋吊り治具を把持する昇降式把持装置と
その把持装置を引き込む引き込み台車と引き込み台車の
走行レールが設けられた前記把持装置を旋回する旋回ア
ームとその旋回アームが設けられた走行台車の走行する
走行レールをプレファブストック架台上に設け、その架
台の両側に鉄筋プレファブを吊り下げるアームが設けら
れ、架台の上部には前記プレファブ移動装置の走行台車
が走行する走行レールが取り付けられている。また、本
発明によれば、前記鉄筋吊り治具は鉄筋プレファブの縦
筋を把持する多数の縦筋把持具とその縦筋把持具を取り
付けるフレームとそのフレームに設けられた複数の吊り
輪とで構成されている。
【0014】そして、前記ストック架台上で複数の鉄筋
プレファブの横筋を相互にそれぞれ接続すれば鉄筋プレ
ファブの大型化が可能となり、そのまま大型化されたプ
レファブ鉄筋を縦起こした状態で現場に搬送することが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例を示すシステムの
全体構成平面図で、傾倒式縦筋治具1と縦筋自動配列装
置2との両側(図における上下)には原材料鉄筋荷捌き
装置35が走行する走行レール35a、35aが設けら
れ、その原材料鉄筋荷捌き装置35と傾倒式縦筋治具1
との間には横筋自動配列装置5が設置されている。
【0017】また、縦筋自動配列装置2は傾倒式縦筋治
具1の縦筋と直交する方向の両側(図における左右)に
設けられた走行レール3、3上を走行自在に設けられ、
その傾倒式縦筋治具1と縦筋自動配列装置2との間に
は、前記走行レール3、3上を走行自在に鉄筋自動結束
装置40が傾倒式縦筋治具1の上方に設けられている。
【0018】さらに、前記横筋自動配列装置5の傾倒式
縦筋治具1側の上方の位置に、鉄筋プレファブの縦筋端
部に取り付ける吊り治具をセッティングしておく吊り治
具セッター50が設置されている。
【0019】また、傾倒式縦筋治具1の下方には昇降式
横筋配列治具4が設けられ、その昇降式横筋配列治具4
の上部に横筋配列コンベア6が取り付けられている。
【0020】そして、図2を参照して、傾倒式縦筋治具
1のフレーム1aが縦起こされた位置に隣接してプレフ
ァブストック架台60が設置されており、架台60上に
は走行レール61上を走行する台車62aとその台車6
2aに回転自在に設けられたレール63及び台車64と
で構成されたプレファブ移動装置62が設けられてい
る。ここで、符号35bは原材料鉄筋置場、65は昇降
式把持装置、66は吊り下げアームをそれぞれ示す。
【0021】図3及び図4は原材料鉄筋荷捌き装置35
を示し、図1の左端の平面図をも参照して、走行レール
35aに走行自在に設けられた門型クレン35bのガー
ダー36b上の走行レール36aには走行台車36が設
けられ、その走行台車36には下方にポスト37が固着
され、そのポスト37には鉄筋束ハンドリング手段であ
る鉄筋束ハンドリング装置38aと運転台39を備えた
スライド部材38が昇降自在に取り付けられている。そ
して、そのハンドリング装置38aは鉄筋束Tをすくい
上げてスライド部材38を上昇させ、走行レール35a
上に門型クレン35bを走行させて縦、横筋自動配列装
置の鉄筋ストレージコンベア10、20に供給するよう
構成されている。ここで、符号35cは梯子、35dは
走行給電ケーブルリール、36cは手摺り、35mは駆
動モータをそれぞれ示している。
【0022】図5は、鎖線で示す傾倒式縦筋治具1に縦
筋11を配列する縦筋自動配列装置2を示し、そのA矢
視を示す図6を参照して、本体8には、軸7で支持され
たスプロケット9を介して複数本(図示の例は後述する
昇降部を含め8本)の鉄筋ストレージコンベア10が設
けられ、コンベア10の終点には鉄筋11の切り出しド
グ12が取り付けられており、その切り出しドグ12の
下方には幅寄せローラ13を介して複数の配筋アーム1
4を備えたコンベア15がスプロケット軸15aで軸支
されている。図中27は昇降装置を示す。
【0023】また、縦筋自動配列装置2の本体8は固定
部8と昇降部8aとで構成されており、昇降手段10a
により、図6の鎖線で示すように、昇降部8aを昇降し
て(図5、図6は上昇の場合)ベンド鉄筋に対応できる
よう構成されている。なお、符号2aは縦筋自動配列装
置2の走行台車、3は走行レール、17はストレージコ
ンベア10に鉄筋を供給するクレン、17aはクレンの
フックをそれぞれ示している。
【0024】図7は横筋自動配列装置5の側面図を示
し、鉄筋ストレージコンベア20上の横筋21は縦筋同
様に鉄筋切り出しドグ22、幅寄せローラ23、配筋ア
ーム24及び配列コンベア25bを介して横筋配列コン
ベア6に供給されるよう構成されている。そして、その
横筋配列コンベア6はスプロケット25a、25aを介
してモータ30により駆動され、昇降式横筋配列治具4
の上部を走行するよう構成され、所定ピッチに多数の鉄
筋受け溝26が設けられている。ここで、符号4aは昇
降式横筋配列治具4のフレーム枠、20aは鉄筋ストレ
ージコンベアの駆動モータ、27は昇降装置のアーム、
28はベンド縦筋に対応するため横筋治具のフレーム枠
4aをベンドさせるシリンダをそれぞれ示している。
【0025】また、傾倒式縦筋示具1の一端(図の左
側)は記述のとおり昇降部を有しており、図示しない昇
降手段により直線位置B、上側にベンドした位置Aのよ
うに屈曲出来るよう構成されており、それに対応して横
筋配列治具4のフレーム枠4aもシリンダ28により屈
曲出来るようになっている(図示の横筋配列治具は直線
状態を示す)。なお、傾倒式縦筋治具1の他端は枢軸1
aにより枢着されている。
【0026】また、昇降式横筋治具4のフレーム枠4a
には複数(図1の例は6個所)の所定ピッチに溝31a
が設けられた帯状のプレート31が設けられ、図7に示
す昇降装置27によりフレーム枠4aが上昇した時に、
横筋配列コンベア6の横筋受け溝26に配列された横筋
21が帯状のプレート31で所定ピッチに設けられた溝
に掬いとられるよう構成されている。
【0027】また、図8と、図8のB矢視を示す図9は
鉄筋プレファブを縦起こした状態で吊るための吊り治具
を縦筋の端部にセットする全体を符号50で示す鉄筋吊
り治具セッタで、横筋自動配列装置5の鉄筋ストレージ
コンベア20の端部と傾倒式縦筋治具1の端部との間に
設けられ、ストレージコンベア20の上方に位置するよ
う設置されている。
【0028】そして、フレーム54の上部に立体的に設
けられたストッカ50とそのストッカから吊り治具52
を1個とりだして傾倒式縦筋治具1の縦筋11の端部に
セットする昇降シリンダを介してフレーム54に昇降自
在に設けられた昇降式スライドフォーク55とで構成さ
れている。
【0029】なお、符号Sは階段、28は手摺り、56
はストッパを示す。
【0030】図10及び図11は鉄筋自動結束装置40
を示し、縦筋自動配列装置と共通の走行レール3、3上
に走行自在に設けられた走行台車41には基盤42が取
り付けられ、台車41に設けられた2段ストロークシリ
ンダ46にはスライドバー43を介して複数(図示の例
は20個)の結束装置本体45が取り付けられている。
また、図11は結束装置本体45を示し、アーム開閉用
シリンダ48と、結束線ドラム45aと、ワイヤカッタ
49と、アーム49aとアーム49bと、チャック49
cと、アーム旋回用モータ49dとからなっている。な
お、符号Kは結束線を示す。
【0031】図12は鉄筋吊り治具52を示し、フレー
ム52aと、そのフレーム52に固着された吊り環52
bと縦筋を把持する縦筋把持具58とで構成されてい
る。
【0032】以下、作用について説明する。
【0033】先ず、原材料鉄筋置場35bの鉄筋を原材
料鉄筋荷捌き装置35により運転台39の作業者が鉄筋
束ハンドリング手段38aを操作して、縦、横筋自動配
列装置1及び5の鉄筋ストレージコンベア上に鉄筋を移
動する。この作業は自動化することも可能である。
【0034】縦筋自動配列装置2を傾倒式縦筋治具1上
を前進させて走行レール3上を一端まで走行し、停止後
に後進を開始する。鉄筋ストレージコンベア10(図
5、6)を起動し、切り出しドグ12で縦筋11を一本
ずつ切り離し、幅寄せローラ13で縦筋の長手方向に移
動させて鉄筋の端部を揃える。ついで、配筋アーム14
で縦筋治具1上に縦筋11を配列し、所定の本数を縦筋
治具1に配列する。
【0035】図7を参照して、上記の縦筋の配列作業の
スタートと同時に横筋自動配列装置5の作動を開始し、
上記と同様に、切り出しドグ22、幅寄せローラ23、
配筋アーム24により横筋21を1本ずつ配筋アーム2
4と連動して移動するよう構成された横筋配列コンベア
6に送り出し、受け溝26に配列する。所定の本数だけ
横筋21が配列され、所定位置まで移動したら横筋配列
コンベア6を停止し、横筋配列コンベアの僅か下方の横
筋配列治具4を上昇させて横筋配列コンベア上の横筋2
1をすくい上げ、さらに上昇させて横筋21が縦筋11
に接するレベルで横筋配列治具4を停止させる。
【0036】そこで、図10及び図11を参照して、鉄
筋自動結束装置40を作動させて、最外側の縦筋の上方
に位置させ、縦筋と横筋とを結束する。ついで2段スト
ロークシリンダ46が作動して横筋の1ピッチだけ縦筋
の長手方向に移動して縦筋と横筋とを結束する。つい
で、縦筋の1ピッチだけ走行台車41を移動し、同様に
して縦筋と横筋とを結束し、全ての縦、横筋の結束を終
了する。
【0037】なお、鉄筋の結束は図13〜図17を参照
して、結束線を通したパイプ状のアーム49aとアーム
49bとを開いて(図13)、昇降スライド手段でアー
ムを下げ(図14)、アーム49a、49bを閉じてチ
ャック49cで結束線をチャックしたらアームを開き
(図15)、アームを上昇し(図16)、旋回モータ4
9dでアームを旋回して結束線Kをねじり、カッタ49
で結束線Kを切断して結束を終了する(図17)。
【0038】ついで、図8、9を参照して、傾倒式縦筋
治具1上の鉄筋プレファブの縦筋に鉄筋吊り治具セッタ
50のストッカ51にストックされている鉄筋吊り治具
52(図12を参照)の1個を昇降式スライドフォーク
55を昇降して取り出し、縦筋11の端部に押し込む。
【0039】吊り治具52の縦筋把持具58は、図12
に示すCのように縦筋を押し込めば、吊り環52Bで吊
られたときに自重で縦筋が引っ張られた時に従来公知の
カム装置で抜けないように構成されている。
【0040】次に、図2を参照して、傾倒式縦筋治具1
を図示しない傾倒手段により縦起こし、プレファブスト
ック架台60の上部の走行レール上に走行自在に設けら
れたプエファブ移動装置62のアームに設けられたレー
ル上の引き込み台車64の昇降式把示装置65で鉄筋プ
レファブの吊り治具を把持し、プレファブ移動装置62
を旋回して移動し、架台60に設けられている吊り下げ
アーム66に吊り治具52の吊り環52bをかけて一時
ストックし、鉄筋プレファブ自動組立を終了する。
【0041】また、本実施例の装置で組み立て、プレフ
ァブストック架台に吊り下げられた鉄筋プレファブを3
連横繋ぎし、3段重ねとして大型ユニットを構成するこ
とが出来、横繋ぎは手作業により行い、3段重ねは鉄筋
吊り治具同士を結合金具で結合して行なう。
【0042】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されており、
以下の優れた効果を奏することができる。 (1) 原材料置場からプレファブ鉄筋の吊り下げスト
ックまで最少の工数で安全に行なうことが出来る。 (2) 縦筋と横筋との同時配列が可能で、配列時間が
短縮できる。 (3) 縦筋の上部から結束できるので、結束後の結束
先端部を縦筋側に出すことができる。 (4) したがって、効率のよい、安全な鉄筋プレファ
ブの連続作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成平面図。
【図2】図1の主要部の側面図。
【図3】原材料鉄筋荷捌き装置を示す側面図。
【図4】図3の正面図。
【図5】縦筋自動配列装置を示す側面図。
【図6】図5の正面図。
【図7】横筋自動配列装置を示す側面図。
【図8】横筋自動配列装置及び吊り治具セッタを示す正
面図。
【図9】図8の側面図。
【図10】鉄筋自動結束装置を示す側面図。
【図11】結束装置本体を示す図。
【図12】鉄筋吊り治具を示す側面図。
【図13】鉄筋結束の第1工程を説明する図。
【図14】鉄筋結束の第2工程を説明する図。
【図15】鉄筋結束の第3工程を説明する図。
【図16】鉄筋結束の第4工程を説明する図。
【図17】鉄筋結束の第5工程を説明する図。
【符号の説明】
1・・・傾倒式縦筋治具 2・・・縦筋自動配列装置 3、35a・・・走行レール 4・・・昇降式横筋配列治具 5・・・横筋自動配列装置 6・・・横筋配列コンベア 35・・・原材料鉄筋荷捌き装置 40・・・鉄筋自動結束装置 50・・・吊り治具セッタ 52・・・吊り治具 60・・・プレファブストック架台 62・・・プレファブ移動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高 木 了 靖 新潟県新潟市万代一丁目3番4号 鹿島建 設株式会社北陸支店内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄筋を自動的に配列、結束してプレファ
    ブ化する鉄筋プレファブ自動組立システムにおいて、鉄
    筋プレファブ自動組立装置の両側に設けられた走行レー
    ル上に走行自在に設けられ、鉄筋束を縦及び横筋自動配
    列装置の鉄筋ストレージコンベア上に移載する原材料鉄
    筋荷捌き装置と、鉄筋ストレージコンベア上の鉄筋を配
    列する傾倒式縦筋治具の上部を縦筋と直交する方向に走
    行する縦筋自動配列装置と、鉄筋ストレージコンベア上
    の鉄筋を前記傾倒式縦筋治具の下方に設けられた昇降式
    横筋配列治具上に配列する横筋自動配列装置と、前記傾
    倒式縦筋治具の上部を縦筋と直交方向に設けられた走行
    レール上に走行自在に取り付けられた鉄筋自動結束装置
    と、前記横筋自動配列装置の上方に横筋と平行に設けら
    れ鉄筋吊り治具を傾倒式縦筋治具へセッチングする吊り
    治具セッターと、前記縦筋自動配列装置の下部に設けら
    れ配列された縦筋を所定ピッチで配置しておく傾倒式縦
    筋治具と、傾倒式縦筋治具の下部に縦筋と直角方向に配
    置され、前記横筋自動配列装置の横筋配列コンベアの下
    部に設けられた昇降式横筋配列治具と、傾倒式縦筋治具
    を縦起こした位置に隣接して設けられたプレファブスト
    ック架台と、そのプレファブストック架台の上部に設け
    られた走行レール上にプレファブ移動装置を走行自在に
    設けたことを特徴とする鉄筋プレファブ自動組立システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記原材料鉄筋荷捌き装置は走行レール
    に移動自在に門型クレンを設け、その門型クレンの走行
    台車にポストを設け、このポストに昇降自在にフォーク
    状の鉄筋束ハンドリング手段と運転室とを取り付けた請
    求項1に記載の鉄筋プレファブ自動組立システム。
  3. 【請求項3】 前記縦筋自動配列装置は、縦筋配列治具
    の上部に縦筋と直交する走行レールに沿って走行自在に
    走行台車を設け、その走行台車に鉄筋ストレージコンベ
    アと、そのストレージコンベア上の縦筋を一本送りする
    切り出しドグと、縦筋を長手方向に移動させて端部位置
    合わせを行なう幅寄せローラと、縦筋配列治具上に縦筋
    を所定ピッチで配列する配筋アームとを備えた請求項1
    に記載の鉄筋プレファブ自動組立システム。
  4. 【請求項4】 前記横筋自動配列装置は、横筋を送出す
    る鉄筋ストレージコンベアと、そのストレージコンベア
    上の横筋を一本送りする切り出しドグと、横筋を長手方
    向に移動させて端部位置合わせを行なう幅寄せローラ
    と、前記傾倒式縦筋配列治具の下方に設けられた横筋配
    列コンベア上に横筋を所定ピッチで配列する配筋アーム
    とを備えた請求項1に記載の鉄筋プレファブ自動組立シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記鉄筋自動結束装置は、前記傾倒式縦
    筋配列治具の上部に縦筋と平行に設けられた走行レール
    とその走行レールに走行自在に設けられた走行台車とそ
    の走行台車に昇降装置を介して取り付けられた結束手段
    とからなる請求項1に記載の鉄筋プレファブ自動組立シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記吊り治具セッターは、鉄筋吊り治具
    を上下方向に立体的にストックしておくストッカーと、
    ストッカーの下部に昇降自在に設けられたスライドフォ
    ークとからなる請求項1に記載の鉄筋プレファブ自動組
    立システム。
  7. 【請求項7】 前記傾倒式縦筋治具は、フレーム枠に固
    着された溝を有する複数の帯状のプレートとフレーム枠
    を傾倒する傾倒シリンダとからなり、帯状のプレートを
    屈曲する屈曲手段が設けられた請求項1に記載の鉄筋プ
    レファブ自動組立システム。
  8. 【請求項8】 前記昇降式横筋配列治具は、傾倒式縦筋
    治具の下方に縦筋と直交するよう横筋配列装置の横筋配
    列コンベアの下部に設けられ、枠に固着された所定ピッ
    チの溝を有する複数の帯状のプレートとからなる横筋配
    列治具とその治具を昇降する昇降手段と帯状のプレート
    に縦筋のベンド部に対応するよう屈曲する屈曲手段とを
    設けた請求項1に記載の鉄筋プレファブ自動組立装置。
  9. 【請求項9】 前記プレファブ移動装置は、鉄筋吊り治
    具を把持する昇降式把持装置とその把持装置を引き込む
    引き込み台車と引き込み台車の走行レールが設けられた
    前記把持装置を旋回する旋回アームとその旋回アームが
    設けられた走行台車の走行する走行レールをプレファブ
    ストック架台上に設けた請求項1に記載の鉄筋プレファ
    ブ自動組立システム。
  10. 【請求項10】 架台の両側に鉄筋プレファブを吊り下
    げるアームが設けられ、架台の上部には前記プレファブ
    移動装置の走行台車が走行する走行レールが取り付けら
    れた請求項1に記載の鉄筋プレファブ自動組立システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記鉄筋吊り治具は鉄筋プレファブの
    縦筋を把持する多数の縦筋把持具とその縦筋把持具を取
    り付けるフレームとそのフレームに設けられた複数の吊
    り輪とからなる請求項1に記載の鉄筋プレファブ自動組
    立システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114632896A (zh) * 2022-02-25 2022-06-17 北京建筑材料科学研究总院有限公司 钢筋笼自动化生产设备及生产方法
CN115229410A (zh) * 2022-07-21 2022-10-25 浙江亿洲机械科技有限公司 一种双层龙门焊机

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