JPH09192521A - 粉砕装置 - Google Patents

粉砕装置

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JPH09192521A
JPH09192521A JP8021997A JP2199796A JPH09192521A JP H09192521 A JPH09192521 A JP H09192521A JP 8021997 A JP8021997 A JP 8021997A JP 2199796 A JP2199796 A JP 2199796A JP H09192521 A JPH09192521 A JP H09192521A
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JP
Japan
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water
water flow
sink
crushing
faucet
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JP8021997A
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Masaki Suzuki
雅喜 鈴木
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決課題】シンクの下部に取り付けられて生ごみを粉
砕する粉砕装置において、水が流されないまま生ごみの
粉砕動作を行うことによって排水管内に生ごみ粉砕物の
詰まりを生じるのを防止する。 【解決手段】流し台10におけるキャビネット14の内
部であって、流し台水栓16への給水管32上に水流ス
イッチ36を設け、その水流スイッチ36による設定流
量以上の水流の検知に基づいて、装置本体20に内蔵さ
れたモータを駆動するようになす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は生ごみを粉砕する
粉砕装置に関し、詳しくは生ごみの粉砕物が排水管等に
詰まるのを防止するための技術手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、処理槽と、回転体の回転に基づい
て生ごみを粉砕する粉砕機構及び粉砕機構を駆動するモ
ータを設けて成る装置本体を流し台のシンク下部に配設
し、シンクの排水口より投入された生ごみを流し台上面
に設けた水栓からの水の供給下で粉砕した上、排水通路
を通じて排出するようになした生ごみの粉砕装置が用い
られている。
【0003】図10はその取付状態を具体的に示したも
のである。図において200は流し台で、シンク202
及びキャビネット204を有しており、また上面には流
し台水栓206が設置されている。208は生ごみの粉
砕装置であって、210はその装置本体であり、この装
置本体210はシンク底部の排水口に連結され、シンク
底部に吊持されている。この装置本体210からは、生
ごみの粉砕物を水とともに排出するための排水管212
が延び出している。
【0004】キャビネット204の内部には、流し台水
栓206に対して水を供給するための給水管214が配
管されており、この給水管214の一端部が水栓206
に、また他端部が壁215の内部に埋込み配管された給
水元管にそれぞれ接続されている。
【0005】而して給水管214を通じて水栓206に
供給された水は、これよりシンク202へと吐水された
後、粉砕装置208の装置本体210を通って排水管2
12内部に流出し、外部へと排出される。
【0006】図10に示す粉砕装置208の設置例の場
合、流し台200の上方において壁215に動作スイッ
チ218が取り付けられており、この動作スイッチ21
8が、壁215の内部に埋め込まれた電気配線220を
通じて装置本体210に電気的に接続されている。
【0007】而してこの設置例の場合、シンク202の
排水口を通じて装置本体210内部に生ごみを投入した
上、水栓206を操作して水を流すとともに動作スイッ
チ218をオン操作してモータを起動させることで、投
入された生ごみを装置本体210内部で粉砕した上、供
給された水とともに排水管212を通じて外部に排出す
ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の粉
砕装置208の場合、水栓206から水を流さない状態
でも動作スイッチ218の操作によってモータを起動さ
せ、生ごみを粉砕可能であることから、水栓206を操
作し忘れて水を流さない状態で生ごみを粉砕してしまう
といったことも起こり、この場合生ごみの粉砕物が水に
よって良好に排出されず、排水管212内部等で詰まり
を生じてしまう恐れがある問題があった。
【0009】また図10に示す従来の設置例に従って壁
215に動作スイッチ218を設ける場合、壁215内
部への電気配線220の埋設工事が必要であって施工に
多大の困難を伴い、特に既設の流し台に対して粉砕装置
208を設置する場合には甚だしく大変である問題があ
った。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、処理槽と、回転体の回転に基づいて生ごみを
粉砕する粉砕機構及び該粉砕機構を駆動するモータとを
設けて成る装置本体を流し台のシンク下部に配設し、該
シンクの排水口より投入された生ごみを該流し台上面に
設けた水栓からの水の供給下で粉砕した上、排水通路を
通じて排出するようになした生ごみの粉砕装置におい
て、前記流し台におけるキャビネットの内部であって前
記装置本体を通る通水回路上に水流を検知する水流セン
サを設け、該水流センサによる設定流量以上の水流の検
知に基づいて前記モータを駆動するようになしたことを
特徴とする(請求項1)。
【0011】本願の別の発明は、請求項1において、前
記水流センサを前記流し台上面の水栓への給水通路上に
設けたことを特徴とする(請求項2)。
【0012】本願の更に別の発明は、請求項2におい
て、前記水流センサを前記水栓への給水管上に直接設け
たことを特徴とする(請求項3)。
【0013】本願の更に別の発明は、請求項2におい
て、前記装置本体若しくは該装置本体と一体に前記シン
クの下部に取り付けられる補助部材に通水路部材を取り
付けて、前記水栓への給水通路を該通水路部材の内部を
通るようになし、且つ前記水流センサを該通水路部材に
対して取り付けたことを特徴とする(請求項4)。
【0014】本願の更に別の発明は、請求項4におい
て、前記通水路部材及び水流センサを前記装置本体に内
蔵させる状態に設けたことを特徴とする(請求項5)。
【0015】本願の更に別の発明は、請求項1におい
て、前記水流センサを前記装置本体からの排水通路上に
設けたことを特徴とする(請求項6)。
【0016】本願の更に別の発明は、処理槽と、回転体
の回転に基づいて生ごみを粉砕する粉砕機構及び該粉砕
機構を駆動するモータとを設けて成る装置本体を流し台
のシンク下部に配設し、該シンクの排水口より投入され
た生ごみを該流し台上面に設けた水栓からの水の供給下
で粉砕した上、排水通路を通じて排出するようになした
生ごみの粉砕装置において、前記水栓の内部に水流を検
知する水流センサを設け、該水流センサによる設定流量
以上の水流の検知に基づいて前記モータを駆動するよう
になしたことを特徴とする(請求項7)。
【0017】本願の更に別の発明は、請求項1,2,
3,4,5,6,7の何れかにおいて、前記排水口にセ
ットされる蓋体が設定した閉状態であることを検知する
蓋閉センサを設け、前記水流センサによる水流検知信号
と併せて該蓋閉センサによる蓋閉状態の検知信号の下に
前記モータを駆動させるようになしたことを特徴とする
(請求項8)。
【0018】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の発明
は、キャビネット内部であって装置本体を通る通水回路
上に水流を検知する水流センサを設け、その水流センサ
によって設定流量以上の水流を検知したときにモータを
駆動するようになしたもので、本発明によれば、水を流
し忘れた状態でモータ起動、即ち粉砕装置が生ごみの粉
砕動作を行ってしまうといったことがなく、従って粉砕
物が水によって良好に排出されずに排水管上に溜って詰
まりを生じるといったことを確実に防止することができ
る。
【0019】本発明は、水流センサを流し台のキャビネ
ット内部に設けた点を特徴としており、これにより流し
台内部に粉砕装置を設置施工する際に同時にキャビネッ
ト内部に水流センサを取り付け得て、施工が容易であ
り、即ち粉砕装置の施工に当たってキャビネット内部で
全体の施工処理を完了することが可能であり、加えて水
流センサ及びその取付状態が流し台における外面に露出
するといったことがなく、見栄えも良好である利点を有
する。
【0020】請求項2の発明は、上記水流センサを、流
し台のキャビネット内部において流し台上面の水栓への
給水通路上に設けたもので、本発明においては、水栓か
らの吐水が行われない状態で粉砕装置が作動してしまう
ことを防止することができる。
【0021】請求項3の発明は、その水流センサを上記
水栓への給水管上に直接設けるようになしたもので、本
発明によれば、水流センサを容易に取り付けることがで
きる利点が得られる。
【0022】請求項4の発明は、粉砕装置における装置
本体若しくはこれと一体にシンクの下部に取り付けられ
る補助部材に対して通水路部材を取り付けて、水栓への
給水通路をその通水路部材の内部を通るようにし、そし
てその通水路部材に対して水流センサを取り付けるよう
になしたもので、本発明によれば、予め通水路部材を装
置本体ないし補助部材に取り付けた状態でそれらを施工
することができ、その際に給水通路をその通水路部材に
接続するだけで、同時に水流センサを備えさせることが
でき、従って装置本体とは別途に水流センサを他の個所
に取り付ける手間を省略し得て、施工を更に簡略化でき
る利点が得られる。
【0023】請求項5の発明は、上記通水路部材及び水
流センサを装置本体に内蔵させるようになしたもので、
本発明によれば、装置本体の外観がすっきりしたものと
なり、ひいてはキャビネット内部の煩雑感がそれだけ解
消される利点が得られる。
【0024】請求項6の発明は、上記水流センサを装置
本体からの排水通路上に設けるようになしたものであ
る。このように排水通路上に水流センサを設けた場合に
おいても、装置本体に対して水が供給されない状態で生
ごみを粉砕してしまうといったことを確実に防止でき
る。
【0025】また加えてこのように排水通路上に水流セ
ンサを設けた場合、給水通路上に水流センサを設けた場
合に比べて、シンクの排水口の詰まり等によって、水栓
からの水が実際に粉砕装置の装置本体に供給されないま
ま粉砕装置が生ごみを粉砕してしまうといったことを防
止できる利点が得られる。
【0026】請求項7の発明は、流し台上面に設けた水
栓の内部に水流センサを組み込むようになしたもので、
本発明においても、粉砕装置の装置本体に対して水が供
給されないまま生ごみを粉砕してしまうといったことを
防止することができる。また本発明によれば、水栓に予
め水流センサが組み込まれているため、粉砕装置の取付
けに際して施工が容易である利点がある。
【0027】請求項8の発明は、上記水流センサと併せ
て蓋体が設定した閉状態であることを検知する蓋閉セン
サを設け、それら蓋閉センサと水流センサの両方とから
検知信号があったときにモータを駆動させるようにした
ものである。
【0028】生ごみを一定量粉砕装置内部に収容した状
態で一度にまとめて粉砕処理するバッチ処理式粉砕装置
の場合には、生ごみを一定量投入した状態で排水口に蓋
体を装着して生ごみの粉砕処理を行う。このようにした
場合、粉砕装置内部に手が誤って挿入されるのを防止す
ることができ、安全性が高い利点がある。
【0029】而してこのように蓋体を装着した状態で粉
砕装置を作動させる場合、その蓋体が閉状態にあるかど
うかを蓋閉センサによって検知し、その検知に基づいて
モータを起動させるようにすれば、蓋体が開いた状態で
粉砕装置が作動してしまう危険を防止できる。
【0030】また併せてこのように蓋体を装着した状態
で生ごみの粉砕を行う粉砕装置の場合、蓋体の装着セッ
ト操作がそのまま図10に示す動作スイッチのスイッチ
操作に相当することとなり、従って別途に動作スイッチ
をオン操作する手間を省略し得て、粉砕装置の操作が簡
単となり、使い勝手が良好となる利点も併せて得られ
る。
【0031】尚、ここで蓋体が設定した閉状態にあると
は、水の通過を完全に遮断する状態ではなく、粉砕装置
の作動に必要な流量で水を通過させ得る状態を意味す
る。
【0032】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10はキッチンに設置された
流し台でシンク12及びキャビネット14を備えてい
る。この流し台10の上面には流し台水栓16が設置さ
れている。キャビネット14の内部には、シンク12の
下部において本例の生ごみの粉砕装置18が配設されて
いる。
【0033】この粉砕装置18は、処理槽と、回転体の
回転に基づいて生ごみを粉砕する粉砕機構及びこれを駆
動するモータを内蔵した装置本体20を備えており、こ
の装置本体20が、図3に示す筒状の吊持部材22を介
してシンク12の排水口部に取り付けられ、シンク12
によって吊持されている。
【0034】この吊持部材22の上端部内側には、蓋体
24の嵌込凹所26が形成されており、そこに蓋体24
が嵌め込まれるようになっている。ここで蓋体24に
は、周方向2個所にマグネット28が装着されている。
【0035】一方、吊持部材22にはこのマグネット2
8に対応する周方向2個所においてリードスイッチ30
が取り付けられている。本例においては、これらリード
スイッチ30と蓋体24に装着されたマグネット28と
により蓋閉センサとしての蓋スイッチ31が構成されて
いる。
【0036】上記キャビネット14の内部には給水管3
2が配設されており、その一端が上記流し台水栓16に
接続され、また他端が壁の内部に埋込み配管された給水
元管に接続されている。一方、上記粉砕装置18の装置
本体20からは排水管34が延び出している。
【0037】而して本例においては、上記給水管32を
通じて流し台水栓16に水が供給され、更に水栓16か
らの吐出水がシンク12を経て粉砕装置18の装置本体
20に供給され、更に排水管34を通じて外部に排出さ
れる。尚、35は排水管34の一部にて構成された排水
トラップである。
【0038】上記キャビネット14内部の給水管32上
には、給水管32内の水流を検知する水流センサとして
の水流スイッチ36が設けられている。本例ではこの水
流スイッチ36は、給水管32内を設定流量以上の流量
で水流が生じたときにこれを検知するようになってい
る。尚その設定水量としては、例えば7リットル/分と
することができる。
【0039】図2は水流スイッチの具体的構成を示した
ものである。図において38は管状をなす通水路部材で
あって、内部に通水路40を有している。そしてその通
水路40を横切る状態で仕切板42が開閉可能に設けら
れている。この仕切板42にはマグネット44が取り付
けられており、また一方通水路部材38の外面にはリー
ドスイッチ46が装着されていて、マグネット44の接
近運動に反応してリードスイッチ46がオン動作するよ
うになっている。即ち、本例においては仕切板42、こ
れに取り付けられたマグネット44及びリードスイッチ
46にて水流スイッチ36が構成されている。
【0040】而して本例においては、通水路40を設定
した流量で水が流れたときに仕切板42が立ち上がっ
て、即ち通水路40を十分に開いた状態となってマグネ
ット44がリードスイッチ46に近接し、リードスイッ
チ46がオン動作するようになっている。
【0041】図4に示しているように、本例においては
上記一対の蓋スイッチ31,水流スイッチ36及びリレ
ー50のリレーコイル50Aが制御回路52上に直列に
接続されており、それら蓋スイッチ31,水流スイッチ
36がオン動作することによって、リレー50における
リレー接点50Bが閉じ、これにより装置本体20に内
蔵されたモータ48を駆動するモータ駆動回路54が閉
じてモータ48が起動させられるようになっている。
【0042】本例の粉砕装置18は、生ごみをバッチ式
に処理する形式のもので、生ごみを粉砕処理するに際し
ては先ず一定量の生ごみをシンク12の排水口、具体的
には図3に示す吊持部材22の上端開口を通じて装置本
体20内に投入する。しかる後蓋体24を嵌込凹所26
に装着してこれを閉状態にセットする。その状態におい
て水栓16を操作して、水をシンク12内部に吐水させ
る。このとき、蓋体24は設定した閉状態において一定
量の水を通過可能な形態とされており、従って水栓16
から吐出された水は蓋体24を通過して装置本体20内
に連続的に供給される。
【0043】尚、上記蓋スイッチ31は蓋体24を装着
して閉状態にセットした段階でオン動作しており、また
水栓16を操作して吐水を行わせた段階で、詳しくはそ
の吐水流量が一定流量になったところで水流スイッチ3
6がオン動作し、これにより制御回路52が閉じた状態
となって、その制御回路52上のリレーコイル50Aが
通電状態となって励磁される。
【0044】これによりモータ駆動回路54のリレー接
点50Bが閉じた状態となってモータ48に駆動電流が
流れ、ここにおいてモータ48が起動されて、投入され
た一定量の生ごみがバッチ式に粉砕処理される。粉砕さ
れた生ごみは水栓16からの供給水とともに排水管34
内部に流出し、更に外部へと排出される。
【0045】生ごみの粉砕処理が終わったところで水栓
16からの吐水を停止操作すると、ここにおいて水流ス
イッチ36がオフ動作し、モータ48の起動が停止され
る。そこで蓋体24を外すことによって蓋スイッチ31
もオフ動作する。
【0046】上記蓋体24は、例えば図5に示すような
形態で構成することができる。図5(A)の蓋体24に
おいて、55はプレート状の固定部であって一対の扇形
状の開口56を有している。この蓋体24は、プレート
状の固定部55に加えてスライド回転可能なプレート状
の可動部58を備えており、つまみ62を摘んでこれを
回転操作することで、可動部58が開口56を閉じるよ
うになっている(図5(B))。
【0047】可動部58は、また、つまみ62を押込操
作することによって下方に移動可能とされており、可動
部58を、開口56を閉じた状態の下でつまみ62の押
込操作によって下方に移動させると、固定部55と可動
部58との間に隙間60が生じ、その隙間60を通じて
水栓16からの吐水流が下方へと流れるようになってい
る。
【0048】而して可動部58にはマグネット28が取
り付けられており、その可動部58を、開口56を閉じ
る位置に位置させた状態において下方に移動させたと
き、可動部58に装着されたマグネット28がリードス
イッチ30に対向且つ接近した状態となって、リードス
イッチ30がオン動作するようになっている(図5
(C))。
【0049】本例においては、キャビネット14内部且
つ装置本体20を通る通水回路上に水流を検知する水流
スイッチ36を設け、その水流スイッチ36によって設
定流量以上の水流を検知したときにモータ48を駆動す
るようにしていることから、水を流し忘れた状態でモー
タ起動、即ち粉砕装置18が生ごみの粉砕動作を行って
しまうといったことがなく、従って粉砕物が良好に排出
されずに排水管34内部に溜って詰まりを生じるといっ
たことを確実に防止できる。
【0050】また本例においては、粉砕装置18をキャ
ビネット14の内部に取り付けるに際して同時に水流ス
イッチ36をキャビネット14の内部において取り付け
ることが可能であり、また粉砕装置18の全体及び水流
スイッチ36が何れもキャビネット14の内部に収納さ
れることから、即ち粉砕装置18の施工に当ってキャビ
ネット14の内部で全体の施工処理を完了することが可
能であり、加えて水流スイッチ36及びその取付状態が
流し台10における外面に露出することがないため、見
栄えも良好である利点を有する。
【0051】更に本例においては、その水流スイッチ3
6を流し台水栓16への給水管32上に直接設けるよう
にしているため、水流スイッチ36を容易に取付施工す
ることができる。
【0052】その他、本例においては水流スイッチ36
と併せて、蓋体24が設定した閉状態にあることを検知
する蓋スイッチ31を設け、それら水流スイッチ36と
蓋スイッチ31とが共にオン動作することによって、モ
ータ48を駆動するようにしているため、蓋体24が開
いた状態のまま粉砕装置18が作動してしまうといった
危険がないのに加えて、蓋体24の装着動作がそのまま
メインスイッチのオン操作に相当する行為となり、従っ
て本発明においては、図10に示す従来の装置のように
壁215に動作スイッチ218を設けて、その動作スイ
ッチ218を別途に操作するといった手間を必要とせ
ず、粉砕装置18の作動のための操作が簡便であり、面
倒がない利点を有する。
【0053】また更に本例においては、蓋スイッチ31
或いは水流スイッチ36が粉砕装置18の動作スイッチ
としての役割を果たすことから、従来のように壁に動作
スイッチを設けたり或いは壁の内部に動作スイッチと装
置本体との接続のための電気配線工事をするといったこ
とを不要化でき、粉砕装置18の施工性が良好となり、
特に既設の流し台に対して粉砕装置18を設置する場合
においてその施工性が飛躍的に向上する。
【0054】図6は本発明の他の実施例を示したもの
で、この例は装置本体20を、吊持部材22よりも大径
の筒状の補助部材64を介してシンク12に吊持状態に
取り付けるようにし、そしてその装置本体20と一体の
状態でシンク12に取り付けられる補助部材64の外面
に上記通水路部材38及び水流スイッチ36を予め取り
付けた状態としておいて、その通水路部材38に対して
給水管32を接続するようになしたものである。
【0055】本例においては、通水路部材38及び水流
スイッチ36を装置本体20と一体に組み付けられる補
助部材64に予め取り付けた状態でそれらを施工するこ
とができ、施工性が更に良好となる利点が得られる。
【0056】図7は本発明の更に他の実施例を示したも
ので、この例は装置本体20に通水路部材38及び水流
スイッチ36を予め内蔵しておき、その通水路部材38
に対して給水管32を接続するようになしたものであ
る。本例においては、通水路部材38が装置本体20な
いしこれと一体状態でシンク12に組み付けられる補助
部材の外面に露出した状態となるのを防止でき、粉砕装
置18の外観をすっきりとしたものとなし得て、キャビ
ネット14内部の空間をより凹凸感のない、即ち煩雑感
のないすっきりとしたものとなすことができる。
【0057】次に図8は本発明の更に他の実施例を示し
ている。この例は排水管34上に水流スイッチ66を設
けたものである。ここで水流スイッチ66は、例えば排
水管34内部に通水のための小孔68を有する水溜部7
0を形成し、その水溜部70に溜った水を、電極72或
いは光センサ等にて検知することにより、スイッチをオ
ン動作するようになしたもので、このような水流スイッ
チ66を上記水流スイッチ36に代わるものとして設け
ることによっても、装置本体20に対して水が供給され
ないまま生ごみの粉砕動作が行われてしまうといったこ
とを確実に防止することができる。
【0058】加えてこのように排水管34上に水流スイ
ッチ66を設けた場合、シンク12の排水口の詰まり等
によって、水栓16から水が実際に流されているにも拘
らず装置本体20に対して水が供給されないまま生ごみ
の粉砕動作が行われてしまうといったことも確実に防止
できる利点が得られる。
【0059】次に図9は本発明の更に他の実施例を示し
たもので、この例は水流スイッチ36を流し台上面の水
栓16の内部に組み込んだもので、このようにした場合
においても、装置本体20に対して水が供給されないま
ま粉砕装置18が生ごみを粉砕してしまうといったこと
を防止することができる。
【0060】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である粉砕装置を流し台に取
り付けた状態で示す図である。
【図2】図1における水流スイッチの具体的構成を示す
図である。
【図3】図1における粉砕装置の蓋体をその周辺部とと
もに分解して示す図である。
【図4】図1における粉砕装置の電気回路を示す図であ
る。
【図5】図1における粉砕装置の蓋体の好適な例を示す
図である。
【図6】本発明の他の実施例である粉砕装置を取付状態
で示す図である。
【図7】本発明の更に他の実施例である粉砕装置を取付
状態で示す図である。
【図8】本発明の更に他の実施例である粉砕装置を取付
状態で示す図である。
【図9】本発明の更に他の実施例である粉砕装置を取付
状態で示す図である。
【図10】本発明の背景説明のための説明図である。
【符号の説明】
10 流し台 12 シンク 14 キャビネット 16 流し台水栓 18 粉砕装置 20 装置本体 22 吊持部材 24 蓋体 31 蓋スイッチ 32 給水管 34 排水管 36,66 水流スイッチ 38 通水路部材 48 モータ 64 補助部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽と、回転体の回転に基づいて生ご
    みを粉砕する粉砕機構及び該粉砕機構を駆動するモータ
    とを設けて成る装置本体を流し台のシンク下部に配設
    し、該シンクの排水口より投入された生ごみを該流し台
    上面に設けた水栓からの水の供給下で粉砕した上、排水
    通路を通じて排出するようになした生ごみの粉砕装置に
    おいて前記流し台におけるキャビネットの内部であって
    前記装置本体を通る通水回路上に水流を検知する水流セ
    ンサを設け、該水流センサによる設定流量以上の水流の
    検知に基づいて前記モータを駆動するようになしたこと
    を特徴とする粉砕装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記水流センサを前
    記流し台上面の水栓への給水通路上に設けたことを特徴
    とする粉砕装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記水流センサを前
    記水栓への給水管上に直接設けたことを特徴とする粉砕
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記装置本体若しく
    は該装置本体と一体に前記シンクの下部に取り付けられ
    る補助部材に通水路部材を取り付けて、前記水栓への給
    水通路を該通水路部材の内部を通るようになし、且つ前
    記水流センサを該通水路部材に対して取り付けたことを
    特徴とする粉砕装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記通水路部材及び
    水流センサを前記装置本体に内蔵させる状態に設けたこ
    とを特徴とする粉砕装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記水流センサを前
    記装置本体からの排水通路上に設けたことを特徴とする
    粉砕装置。
  7. 【請求項7】 処理槽と、回転体の回転に基づいて生ご
    みを粉砕する粉砕機構及び該粉砕機構を駆動するモータ
    とを設けて成る装置本体を流し台のシンク下部に配設
    し、該シンクの排水口より投入された生ごみを該流し台
    上面に設けた水栓からの水の供給下で粉砕した上、排水
    通路を通じて排出するようになした生ごみの粉砕装置に
    おいて前記水栓の内部に水流を検知する水流センサを設
    け、該水流センサによる設定流量以上の水流の検知に基
    づいて前記モータを駆動するようになしたことを特徴と
    する粉砕装置。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,3,4,5,6,7の何
    れかにおいて、前記排水口にセットされる蓋体が設定し
    た閉状態であることを検知する蓋閉センサを設け、前記
    水流センサによる水流検知信号と併せて該蓋閉センサに
    よる蓋閉状態の検知信号の下に前記モータを駆動させる
    ようになしたことを特徴とする粉砕装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002301396A (ja) * 2001-04-05 2002-10-15 Teral Kyokuto Inc ディスポーザの投入口蓋
KR200446381Y1 (ko) * 2009-07-15 2009-10-27 길풍섭 센서작동식 싱크대장착용 음식물처리장치
CN104947754A (zh) * 2015-06-12 2015-09-30 淮南叶红建材销售有限公司 一种新型下水管道
CN105901973A (zh) * 2016-07-14 2016-08-31 青岛宇星智能科技开发有限公司 一种全自动厨房餐具清洗及垃圾处理装置以及整体厨房

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