JP3423667B2 - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は厨芥処理装置に関
し、特に、キッチンのシンクの排水口下部に取付けられ
て生ゴミなどの厨芥を粉砕する厨芥処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】厨芥処理装置は、キッチンのシンクの排
水口の下部に取付けられ、シンク側の投入開閉口により
投入した生ゴミを粉砕した上、排水とともに外部に排出
する。厨芥処理装置には、生ゴミを連続粉砕する連続処
理式のものと、生ゴミを必要処理量溜めた状態で粉砕す
るバッチ処理式のものとが知られている。
【0003】連続処理式の厨芥処理装置の場合、モータ
と粉砕機構を予め回転させておき生ゴミを処理槽内に断
続的に投入しつつこれをモータの回転に基づいて連続的
に粉砕処理しかつ排出する。粉砕処理の完了を目と音で
判断してモータを停止させる一方、バッチ処理式の厨芥
処理装置の場合は、前もって必要処理量の生ゴミを処理
槽へ投入し、開口部を蓋で閉鎖し、その状態でモータを
回転させて投入されていた生ゴミを一度にバッチ式に処
理する。この場合も粉砕の完了は目と音で判断しモータ
を停止させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、連続式の
厨芥処理装置は、生ゴミを断続的に投入するため、開口
部を蓋で閉鎖することなくモータが回転するのに対し
て、バッチ式の厨芥処理装置では、開口部を蓋で閉鎖し
なければモータが回転しないようになっており、それぞ
れ専用の安全装置と制御装置が設けられていて、いずれ
も連続式またはバッチ式というように固定されている。
このため、使用者がいずれの方法で使用できるか選択の
余地がなかった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、連
続式とバッチ式の粉砕処理を切換えて制御できるような
自動機能を付加して厨芥処理装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、厨芥および
水の投入口と、モータによって駆動される粉砕機構と、
粉砕された厨芥および水の排出口とを有する厨芥処理機
において、投入口に厨芥を連続的に投入して粉砕処理す
る連続処理モードと、投入口に厨芥を必要処理量溜めた
状態で粉砕処理するバッチ処理モードとを切換えるため
の切換手段と、モータの負荷量の変化を検知する負荷検
知手段と、駆動制御手段を備え、駆動制御手段は、連続
処理モードに切換えられていることに応じて、投入口に
厨芥が投入されるまでの一定時間モータを駆動し、投入
回数および生ゴミ量によりモータの駆動時間を可変延長
し、かつ負荷の軽くなったことが検知されたことに応じ
てモータの駆動を停止する。一方、投入口の封鎖されて
いることが検知されかつバッチ処理モードに切換えられ
ていることに応じて、必要処理量の厨芥を投入後モータ
を駆動し、生ゴミの量によりモータの駆動時間を可変延
長しかつ負荷の軽くなったことが検知されたことに応じ
てモータの駆動を停止することを特徴とする。
【0007】したがって、この発明では、切換手段によ
って連続処理モードとバッチ処理モードとを切換えて粉
砕機構により連続粉砕処理するかあるいはバッチ粉砕処
理するかを使用者が選択できる。
【0008】好ましくは、駆動制御手段は負荷の量に応
じてモータの駆動時間を可変させ、負荷の軽くなったこ
とが検知されたとき、残留する塵芥を粉砕処理するため
に、一定時間後にモータを停止させるための残留運転用
タイマを含むことを特徴とする。
【0009】より好ましくは、連続処理モードが選択さ
れているときに投入口に厨芥が投入されるまでの一定時
間モータを駆動するための投入準備用タイマを含むこと
を特徴とする。
【0010】さらにより好ましくは、駆動制御手段はモ
ータとともに給水用電磁弁開閉をも同時に制御すること
を特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施形態の厨
芥処理装置の縦断面図であり、図2は図1の容器1に取
付けられている粉砕機構の分解斜視図である。
【0012】図1において、容器1内にはモータ2と粉
砕機構3とが収納されている。粉砕機構3は図2に示す
ように、ハウジング4とホッパー5とハウジング4内に
取付けられるグラインドリング6とターンテーブル7と
から構成されている。ターンテーブル7には2ヶ所に外
向きにスイングするハンマー71,72が取付けられて
おり、グラインドリング6にはその内周面側に固定刃6
1が形成されている。ターンテーブル7は図1に示した
モータ2によって回転駆動され、ホッパー5の上部から
ターンテーブル7上に生ごみが投入されると、遠心力に
より生ごみがグラインドリング6の内面側に押付けら
れ、ターンテーブル7のハンマー71,72が生ごみを
グラインドリング6の固定刃61に押付けることにより
粉砕処理される。
【0013】ホッパー5には給水口8が設けられてお
り、この給水口8には図1に示すように電磁弁からなる
給水バルブ9が取付けられる。また、ハウジング4には
排水口10が設けられていて、給水口8に給水された水
とともにホッパー5内で粉砕された生ごみが排出口10
から排出される。
【0014】ホッパー5の上部には図1に示すように、
厨芥処理装置をシンクに取付けるためのシンクフランジ
サポートリング11が設けられる。このシンクフランジ
サポートリング11の開口部が生ごみの投入口となり、
シンクフランジサポートリング11の下部にはスプラッ
シュガード12が収納されている。スプラッシュガード
12は粉砕時の飛散物が投入口から飛び出さないように
するとともに生ゴミ投入時に可動部分に指先が触れない
ように投入口の大きさを制限するものであり、たとえば
ゴムによって形成されている。スプラッシュガード12
の上には蓋部材としてのシンクフランジキャップ13が
挿入されて開口部が閉鎖される。
【0015】図1に示した厨芥処理装置を連続式として
用いる場合には、シンクフランジキャップ13によって
シンクフランジサポートリング11の開口部が閉鎖され
ず、バッチ式として用いる場合のみシンクフランジキャ
ップ13によってシンクフランジサポートリング11の
開口部が閉鎖される。シンクフランジキャップ13の取
っ手部分にはマグネット14が埋込まれていて、シンク
フランジサポートリング11の外周部にはリードスイッ
チからなるキャップスイッチ15が埋込まれている。こ
のキャップスイッチ15はシンクフランジキャップ13
をシンクフランジポートリング11内に挿入して開口部
を閉鎖したとき、シンクフランジキャップ13のマグネ
ット14の磁力によって接点が閉じられ、バッチ式とし
て使用されたときに開口部が閉鎖されたことを検出す
る。
【0016】容器1のモータ2が収納されている下部壁
面には制御基板20が取付けられており、この制御基板
20には上述のキャップスイッチ15からの配線が接続
されるとともに、スイッチボックス30が接続されてい
る。
【0017】図3はこの発明の一実施形態における厨芥
処理装置の電気系統を示すブロック図である。図3にお
いて、図1に示した制御基板20には、ノイズフィルタ
21とモータ保護装置22と自動運転スイッチ回路23
と整流器24とが設けられる。ノイズフィルタ21はA
C100Vに混入するノイズを除去し、モータ保護装置
22はモータ2の加熱などによる損傷を保護する。自動
運転スイッチ回路23は連続式またはバッチ式としてモ
ータ駆動制御を行なう。整流器24はAC100Vを整
流し、直流電圧をモータ2に供給する。
【0018】自動運転スイッチ回路23には、シンクフ
ランジサポートリング11に埋込まれているキャップス
イッチ15と、スイッチボックス30と、給水バルブ9
とが接続されている。スイッチボックス30には、運転
ボタン31と停止ボタン32とインジケータ33とBC
スイッチ34と給水スイッチ35とが設けられている。
運転ボタン31はモータ2の回転を指令し、停止ボタン
32はモータ2の回転を緊急に停止させる指令を与え
る。インジケータ33は粉砕中、停止中あるいは異常状
態のいずれであるかを表示する。BCスイッチ34はバ
ッチ式と連続式とを切換える。給水スイッチ35は給水
バルブ9を動作させるためのスイッチである。
【0019】図4は図3に示した自動運転スイッチ回路
を示すブロック図である。図4において、直流電源23
1はAC100Vを降圧して整流し、以下に述べる回路
に直流電圧を供給する。フリップフロップ232は運
転,停止を記憶するものであり、運転ボタン31から運
転指令信号がセット側OR回路を介して入力され、停止
ボタン32から停止指令信号がリセット側OR回路を介
して入力される。また、電源投入時にフリップフロップ
232を強制的にリセットするためのPOCLR信号が
リセット側OR回路を介してフリップフロップ232に
入力される。
【0020】フリップフロップ232の出力はインジケ
ータ33に与えられる。このインジケータ33は3種類
の表示を兼ねており、運転中は強く光り、通常停止時は
弱く光り、異常時には消灯し、使用者が運転音を確認で
きない場合でも、粉砕完了および厨芥機の状態を目視で
きるようにされている。フリップフロップ232の出力
は投入準備用タイマ235にも入力される。この投入準
備用タイマ235は運転ボタン31を押したにもかかわ
らず、最初から生ゴミが厨芥機に投入されていなかった
り、またはその後15秒の間に生ごみが投入されなかっ
た場合に、たとえば15秒後にリセット信号をフリップ
フロップ232のリセット側OR回路に与える。
【0021】ACスイッチ241はAC100Vを入り
/切りする電子リレーであり、たとえばトライアックな
どによって構成されている。キャップスイッチ15は前
述の如く、シンクフランジサポートリング11に埋込ま
れており、取っ手部分両端にマグネット14を挿入した
フランジキャップ13を円周定位置に合わせ、ゴミ投入
口中間部分にセットすることにより接点が閉じられる。
BCスイッチ31はバッチ処理と連続処理とを切換える
スイッチであり、連続式で使用する場合には通常シンク
フランジキャップ13はシンクフランジサポートリング
11に装着されないので、連続式に切換えることにより
シンクフランジキャップ13を使用しなくても運転可能
とされる。連続運転制限用タイマ234はACスイッチ
241によって電源が投入されたとき、連続的に長時間
運転を制限する保護のために設けられており、図3に示
したモータ保護装置22が動作する前の異常運転を事前
に検出し、モータ2を停止させて故障の発生を未然に防
止する。
【0022】電流センサ237はモータ2の負荷を検出
するものであり、モータ2の負荷が軽くなると粉砕処理
の終了を検出する。電流センサ237によってモータの
負荷の軽減が検出されたとき、継続運転用タイマ236
は残留している生ごみの粉砕処理と粉砕室および排水ル
ートを清掃するために、一定時間残留運転させ、その後
フリップフロップ232のリセット側OR回路に停止信
号を与える。給水スイッチ35は自動給水を使用してい
ないときオフにすれば給水バルブ9による給水が停止さ
れる。給水スイッチ35で給水停止をするときは、連続
式では蛇口からの水で洗い物を行ないながら同時に生ゴ
ミを処理する場合、バッチ式では生ゴミを先に投入し、
シンクフランジキャップ13をシンクフランジサポート
リング11に装着して洗い物を行ない、シンクフランジ
キャップ13を半開きして使用済みの溜まった水を厨芥
機に給水しながら運転するときである。
【0023】次に、この発明の一実施形態の具体的な動
作について説明する。まず、連続式で粉砕処理するとき
には、配線および給水配管接続を完了し、AC100V
に通電を行なうと、インジケータ33が弱く点灯する。
BCスイッチ34をC側に切換え、給水スイッチ35を
オンにし、運転ボタン31を押すと,インジケータ33
が強く光り、モータ2が回転するとともに、給水バルブ
9により給水が開始される。
【0024】運転ボタン31が押されたことによりフリ
ップフロップ232がセットされ、その出力により投入
準備用タイマ235が15秒の時間の計時を開始する。
この間に、使用者はホッパー5内に最初の生ゴミを連続
的に投入する。
【0025】一方、BCスイッチ34によってC側に切
換えられたことにより、ACスイッチ241が動作し、
連続運転制限用タイマ234が時間の計時を開始する。
順次生ゴミを投入するとモータ負荷の増加により継続運
転用タイマ236が延長され、最後の生ゴミの投入が終
了し、電流センサ237がモータ2の負荷が軽くなった
ことを検出すると、継続運転用タイマ236によりたと
えば10秒の時間を計時させ、残留運転を開始する。そ
して、継続運転用タイマ236が10秒の時間の計時を
終了すると、モータ2の駆動が停止されるとともに、給
水バルブ9による給水が停止される。そして、インジケ
ータ33は最初の状態に戻り、弱く光る。
【0026】もし、粉砕処理時間が連続してたとえば1
50秒を超えた場合、連続運転制限用タイマ234が動
作し、フリップフロップ232をリセットする。また、
運転中に停止ボタン32を押すと、フリップフロップ2
32がリセットされ、粉砕運転の途中でも即モータ2を
停止させることができる。
【0027】なお、給水スイッチ35をオフにし、給水
バルブ9から給水することなく、シンクの蛇口から必要
量の給水を行なうことで、連続式の自動運転も可能であ
る。
【0028】また、運転中誤って異物をホッパー5内に
混入させ、モータ2の回転が突然停止することがある
が、この場合も約6秒後にモータ保護装置22が動作
し、自動運転スイッチ回路23への電源供給が停止さ
れ、その結果インジケータ33が消灯し、異常を知らせ
ることができる。
【0029】また、混入した異物は生ゴミ投入口から下
方にセットされたゴム製のスプラッシュガード12を手
で簡単に取外せるため、使用者が電源を切り、安全を確
認後取除くことが容易にできる。
【0030】次に、バッチ式の動作について説明する。
この場合、BCスイッチ34をB側に切換え、給水スイ
ッチ35をオンにしておく。ホッパー5内に必要処理量
の生ゴミを投入し、シンクフランジキャップ13をシン
クフランジサポートリング11に指定された方向にセッ
トして運転ボタン31を押すと、フリップフロップ23
2がセットされ、インジケータ33が強く光り、モータ
2が駆動されると同時に給水バルブ9が開く。モータ2
が駆動されている間電流センサ237はモータ2に負荷
がかかっていることを検出し、継続運転時間用タイマ2
36が時間の計時を開始し、その間連続運転動作が継続
される。粉砕処理が終了すると、継続運転用タイマ23
6が清掃のための残留運転時間、たとえば約10秒の時
間の計時を開始し、その後フリップフロップ232がリ
セットされて、運転が停止する。
【0031】粉砕運転を継続中にシンクフランジキャッ
プ13をシンクフランジサポートリング11から取除く
と、キャップスイッチ15がそれを検出し、ACスイッ
チ241をOFFにするため、連続運転制限用タイマ2
34およびフリップフロップ232をセットのままモー
タ2の駆動を停止する。ただし、継続運転時間中であれ
ば、シンクフランジキャップ13を再度シンクフランジ
サポートリング11にセットすると、そのままで運転を
再開する。ただし、インジケータ33が弱く点灯してい
る場合は、再び運転ボタン31を操作してフリップフロ
ップ232をセットしなければ運転を再開しない。
【0032】また、給水スイッチ35をオフにしてBC
スイッチ34をC側とし、シンクフランジキャップ13
として半閉型のものを使用することにより、シンクの蛇
口から必要量の給水を行なうバッチ式の自動運転が可能
である。さらに、全閉→半閉の切換可能なシンクフラン
ジキャップ13を使用して、シンク内の溜り水での給水
および粉砕処理も可能である。
【0033】また、運転中誤って異物を混入させ、モー
タの回転が突然停止しても、約6秒後にモータ保護装置
22が動作し、自動運転スイッチ回路23への電源供給
が停止され、インジケータ33が消えるため、異常を容
易に判別できる。この場合も、混入した異物はゴム製の
スプラッシュガード12を手で取外し、使用者が電源を
切り、安全を確認後取除くことが容易にできる。
【0034】上述のごとく、この発明の実施形態によれ
ば、連続式とバッチ式とを使用者が任意に選択して粉砕
処理できる。
【0035】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、厨芥
の投入口が封鎖されておらずかつ連続処理モードに切換
えられていれば、投入口に厨芥が投入されるまでの一定
時間モータを駆動し、負荷の大きさにより運転時間を延
長させ負荷の軽くなったことが検知され、残留運転の後
モータの駆動を停止する。投入口が封鎖されておりかつ
バッチ処理モードに切換えられていれば、厨芥投入後に
モータを駆動して投入された厨芥を粉砕処理し、連続処
理モードと同様に継続運転を行ないながら負荷の軽くな
ったことが検知されたことに応じてモータの駆動を停止
する。それにより、使用者が任意に連続式とバッチ式と
を切換えて使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の厨芥処理装置の縦断
面図である。
【図2】 図1の容器に取付けられている粉砕機構の分
解斜視図である。
【図3】 この発明の一実施形態の厨芥処理装置の電気
系統を示すブロック図である。
【図4】 図3に示した自動運転スイッチ回路のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 容器、2 モータ、3 粉砕機構、4 ハウジン
グ、5 ホッパー、6ブライントリンク、7 ターンテ
ーブル、8 給水口、9 給水バルブ、10排出口、1
1 シンクフランジサポートリング、12 スプラッシ
ュガード、13 シンクフランジキャップ、14 マグ
ネット、15 キャップスイッチ、23 自動運転スイ
ッチ回路、31 運転ボタン、32 停止ボタン、33
インジケータ、34 BCスイッチ、35 給水スイ
ッチ、231 直流電源、232 フリップフロップ、
234 連続運転制限用タイマ、235 投入準備用タ
イマ、236 継続運転用タイマ、237 電流セン
サ、241 ACスイッチ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨芥および水の投入口と、モータによっ
    て駆動される粉砕機構と、粉砕された厨芥および水の排
    出口とを有する厨芥処理機において、 前記投入口に厨芥を連続的に投入して粉砕処理する連続
    処理モードと、前記投入口に厨芥を必要処理量溜めた状
    態で粉砕処理するバッチ処理モードとを切換えるための
    切換手段、 前記モータの負荷量の変化を検知する負荷検知手段、お
    よび駆動制御手段を備え、 前記駆動制御手段は、 前記切換手段によって連続処理モードに切換えられてい
    ることに応じて、前記投入口に厨芥が投入されるまでの
    一定時間前記モータを駆動し、前記負荷検知手段出力と
    継続運転用タイマ出力とに基づいて、厨芥が断続的に投
    入されても前記モータの連続駆動を保持させ、負荷の軽
    くなったことが検知されたことに応じて前記モータの駆
    動を停止し、 前記投入口の封鎖されていることが検知されかつ前記切
    換手段によってバッチ処理モードに切換えられているこ
    とに応じて、必要処理量の厨芥を投入後前記モータを駆
    動し、前記負荷検知手段出力と継続運転用タイマ出力と
    に基づいて、前記モータの駆動時間を可変させて厨芥の
    処理量に合わせて負荷の軽くなったことが検知されたこ
    とに応じて前記モータの駆動を停止することを特徴とす
    る、厨芥処理装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動制御手段は、前記負荷検知手段
    によって負荷の軽くなったことが検知されたとき、残留
    する厨芥の粉砕処理と処理機内および排出口清掃のた
    め、一定時間後に前記モータを停止させるための残留運
    転用タイマを含むことを特徴とする、請求項1に記載の
    厨芥処理装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動制御手段は、前記連続処理モー
    ドが選択されているとき、前記投入口に厨芥が投入され
    るまでの一定時間前記モータを駆動するための投入準備
    用タイマを含むことを特徴とする、請求項1に記載の厨
    芥処理装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動制御手段は、前記モータととも
    に給水用電磁弁開閉をも同時に制御することを特徴とす
    る、請求項1に記載の厨芥処理装置。
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