JP2007175645A - 厨芥処理装置 - Google Patents

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正宏 黒石
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剛 清水
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佳充 高良
Takemasu Okada
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Abstract

【課題】清掃用の薬剤等を浪費することなく、適切な時期に清掃を行なうことができる厨芥処理装置を提供する。
【解決手段】本発明は、シンク(4)の排水口に設けられ、粉砕された厨芥を洗浄水と共に排出する厨芥処理装置(1)であって、厨芥を投入する厨芥処理室(8)と、回転駆動されることにより、投入された厨芥を粉砕する粉砕手段(16、18、20a)と、この粉砕手段を回転駆動する駆動手段(12)と、厨芥を粉砕する粉砕モード運転、及び厨芥処理室内を清掃する清掃モード運転を実行する制御手段(22)と、この制御手段による粉砕モード運転及び清掃モード運転の実行に関する情報、及び時間経過に関する情報に基づいて、清掃の要否を判断する清掃時期判断手段(22b)と、この清掃時期判断手段が、清掃を要すると判断すると、その旨を使用者に報知する報知手段(25)と、を有することを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、厨芥処理装置に関し、特に、シンクの排水口に設けられ、投入された厨芥を粉砕し、粉砕された厨芥を洗浄水と共に排出する厨芥処理装置に関する。
特開平10−258240号公報(特許文献1)には、ディスポーザ及び消臭方法が記載されている。このディスポーザ(厨芥処理装置)では、厨芥を粉砕する度に、その排水管にオゾン水又は消臭剤を溶解した水を供給して、排水管内における雑菌の繁殖又は臭気の発生を防止している。
特開平10−258240号公報
しかしながら、特開平10−258240号公報に記載のディスポーザでは、厨芥を粉砕する度にオゾン水又は消臭剤を溶解した水を供給しているので、排水管内に殆ど汚れが付着しておらず、殺菌や消臭の必要がないときでもオゾン水や消臭剤を消費し、それらを浪費してしまうという問題がある。
また、厨芥投入口が流し台のシンクの排水口を兼ねる一般的な厨芥処理装置では、厨芥処理装置による厨芥の粉砕を全く行なっていない場合でも、厨芥処理室内に汚れが付着したり、雑菌が繁殖したりするので、厨芥を粉砕処理したときのみ清掃を実行したのでは、清掃が不十分になる可能性があるという問題もある。
従って、本発明は、清掃用の薬剤等を浪費することなく、適切な時期に清掃を行なうことができる厨芥処理装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、シンクの排水口に設けられ、投入された厨芥を粉砕し、粉砕された厨芥を洗浄水と共に排出する厨芥処理装置であって、粉砕すべき厨芥を投入する厨芥処理室と、回転駆動されることにより、厨芥処理室内に投入された厨芥を粉砕する粉砕手段と、この粉砕手段を回転駆動する駆動手段と、この駆動手段を作動させて厨芥を粉砕する粉砕モード運転、及び厨芥処理室内を清掃する清掃モード運転を実行する制御手段と、この制御手段による粉砕モード運転及び清掃モード運転の実行に関する情報、及び時間経過に関する情報に基づいて、清掃の要否を判断する清掃時期判断手段と、この清掃時期判断手段が、清掃を要すると判断すると、その旨を使用者に報知する報知手段と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、清掃時期判断手段が、粉砕モード運転の実行に関する情報、清掃モード運転の実行に関する情報、及び時間経過に関する情報に基づいて清掃の要否を判断し、清掃が必要である旨を報知手段によって使用者に報知する。清掃が必要であることを報知された使用者は、清掃モード運転を実行させて、厨芥処理室内を清掃する。
このように構成された本発明によれば、清掃時期判断手段が、清掃モード運転の実行に関する情報の他に、粉砕モード運転の実行に関する情報及び時間経過に関する情報を加味して清掃の要否を判断するので、厨芥処理装置の非使用時における汚れ等も反映された適切な清掃時期を報知することができる。これにより、清掃用の薬剤等の浪費を防止することができる。
また、本発明は、シンクの排水口に設けられ、投入された厨芥を粉砕し、粉砕された厨芥を洗浄水と共に排出する厨芥処理装置であって、粉砕すべき厨芥を投入する厨芥処理室と、回転駆動されることにより、厨芥処理室内に投入された厨芥を粉砕する粉砕手段と、この粉砕手段を回転駆動する駆動手段と、この駆動手段を作動させて厨芥を粉砕する粉砕モード運転、及び厨芥処理室内を清掃する清掃モード運転を実行する制御手段と、この制御手段による粉砕モード運転及び清掃モード運転の実行に関する情報、及び時間経過に関する情報に基づいて、清掃の要否を判断する清掃時期判断手段と、を有し、制御手段は、清掃時期判断手段が清掃を要すると判断すると、清掃モード運転を自動的に実行することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、清掃時期判断手段が、粉砕モード運転の実行に関する情報、清掃モード運転の実行に関する情報、及び時間経過に関する情報に基づいて清掃の要否を判断し、清掃が必要である場合には、制御手段が清掃モード運転を自動的に実行させ、厨芥処理室内を清掃する。
このように構成された本発明によれば、清掃時期判断手段が、清掃モード運転の実行に関する情報の他に、粉砕モード運転の実行に関する情報及び時間経過に関する情報を加味して清掃の要否を判断するので、厨芥処理装置の非使用時における汚れの堆積等も反映された適切な清掃時期に清掃を実行することができる。これにより、清掃用の薬剤等の浪費を防止することができる。
本発明において、好ましくは、清掃時期判断手段は、清掃の必要性の度合いを表す判定パラメータが所定値を超えると清掃を要すると判断するように構成されており、判定パラメータは、所定時間経過毎に増加される。
このように構成された本発明によれば、厨芥処理装置は、厨芥処理装置による粉砕を行なっていないときにも汚れが堆積するという現象を考慮した適切な清掃時期に清掃の必要性を報知し、又は清掃を実行することができる。
本発明において、好ましくは、清掃時期判断手段は、制御手段が清掃モード運転を実行すると判定パラメータをリセットし、制御手段が、所定の状態において粉砕モード運転を実行すると判定パラメータを減じる。
このように構成された本発明によれば、厨芥処理装置に堆積した汚れは、制御手段が清掃モード運転を実行させると除去され、粉砕モード運転が実行された場合にもある程度減少するという現象を考慮した適切な清掃時期に清掃の必要性を報知し、又は清掃を実行することができる。
本発明において、好ましくは、さらに、使用者が判定パラメータを強制的にリセットする判定パラメータリセットスイッチを有する。
このように構成された本発明によれば、使用者が、駆動手段を起動させることなく厨芥処理装置の清掃を行なった場合にも、判定パラメータの値を、厨芥処理装置の実際の汚れの度合いに対応させることができるので、適切な清掃時期に清掃の必要性を報知し、又は清掃を実行することができる。
本発明において、好ましくは、清掃時期判断手段は、使用者の操作によって発せられる粉砕モード起動信号及び清掃モード起動信号に基づいて、制御手段による粉砕モード運転及び清掃モード運転の実行を検知する。
このように構成された本発明によれば、特別なセンサを設けることなく、使用者の操作を検知するだけで、粉砕モード運転及び清掃モード運転の実行を容易に検知し、それらを清掃時期の判断に利用することができる。
本発明の厨芥処理装置によれば、清掃用の薬剤等を浪費することなく、適切な時期に清掃を行なうことができる。
次に、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を説明する。
まず、図1乃至図3を参照して、本発明の第1実施形態による厨芥処理装置を説明する。図1は、本発明の第1実施形態による厨芥処理装置、及びこれを設置したシンク全体を示す断面図である。また、図2は、図1のII−II断面図であり、厨芥処理室の下部を切断して示す斜視断面図である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態による厨芥処理装置1は、厨芥を投入する厨芥投入口2が、流し台(図示せず)のシンク4の底面に開口するように設置される。また、シンク4の近傍には水栓6が設けられており、厨芥処理装置1によって厨芥を粉砕する際及び清掃する際に、この水栓6から洗浄水が供給される。
さらに、本実施形態の厨芥処理装置1は、厨芥投入口2を上方に形成した厨芥処理室8と、この厨芥処理室8の中に配置された回転板10と、この回転板10を回転駆動する駆動手段であるモーター12と、厨芥処理室8下部の、回転板10の下側に設けられ、粉砕された厨芥を厨芥処理室8から排水管(図示せず)に排出する厨芥排出部14と、を有する。
また、厨芥処理室8の中間部の内壁面には固定刃16が取付けられている。さらに、回転板10の上面には、2つのスイングハンマー18がシャフト18aを中心に回転可能に取付けられている。また、モーター12の回転軸12aの中間部には、回転板10の下に落ちた厨芥を粉砕するブレード20a及び厨芥処理室8内の洗浄水を攪拌する羽根20bが取付けられ、これらは、回転軸12aから放射方向に延びている。本実施形態において、固定刃16、スイングハンマー18及びブレード20aは、粉砕手段を構成する。
また、厨芥処理装置1は、制御手段であるコントローラ22を有し、コントローラ22は、厨芥投入口2に設けられた磁気検出素子24の検出信号に基づいて、モーター12を作動させるように構成されている。さらに、厨芥処理装置1は、所定の場合においてコントローラ22によって鳴動され、使用者に清掃時期の到来を報知する報知手段であるランプ25と、後述する汚れ度合い変数を強制的に0にリセットするための判定パラメータリセットスイッチであるリセットスイッチ28と、を有する。
厨芥処理室8は、上方に円形の厨芥投入口2が開口した概ね円錐台状に形成されている。また、厨芥投入口2は、シンク4の排水口を兼ねており、シンク4内の水は厨芥投入口2から厨芥処理室8に入り、厨芥排出部14を介して排水管(図示せず)に排水されるように構成されている。
また、回転板10は、厨芥処理室8の中間部に水平に支持された金属製の円板である。さらに、回転板10は、その中心がモーター12の回転軸12aにネジ止めされており、モーター12によって回転駆動される。また、回転板10には、それを直角に貫通するように、2本のシャフト18aが取付けられている。シャフト18aは、回転板10の上面側において、金属製のスイングハンマー18を回転可能に支持している。スイングハンマー18は、概ね直方体のブロック状であり、一端にシャフト18aが通されている。また、スイングハンマー18の底面は平面であり、先端に向かって厚さが厚くなり、先端は回転板10の周縁とほぼ同一曲率の円弧状に形成されている。また、スイングハンマー18の長さは、スイングハンマー18が、回転板10の半径方向外方に向けられたとき、その先端が回転板10の周縁とほぼ一致するように設定されている。
一方、図1に示すように、厨芥処理室8の中間部の内壁には、回転板10を取り囲むように、金属製の固定刃16が取付けられている。固定刃16には、円周方向に等間隔に多数の切り抜き部(図示せず)が形成されている。厨芥は、固定刃16の各切り抜き部(図示せず)のエッジと、スイングハンマー18の間に押し込まれることにより、厨芥処理室8内で粉砕される。
次に、図2を参照して、厨芥処理室8の下部、及びそこに形成された厨芥排出部14の構成を説明する。
図2に示すように、厨芥排出部14は、厨芥処理室8の底面近傍に水平方向に向けて形成された円筒状の管路であり、その先端は排水管(図示せず)に接続されている。また、厨芥排出部14は、回転板10を回転させるモーター12の回転軸12aを中心とする円のほぼ接線方向に向くように形成されている。このため、回転軸12aが図2の矢印D1方向に回転されると、厨芥処理室8内の洗浄水は羽根20bによって攪拌され、その厨芥排出部14からの排水が抑制される。これにより、洗浄水は厨芥処理室8内に滞留される。一方、回転軸12aが矢印D2方向に回転されると、洗浄水の厨芥排出部14からの排水が促進され、厨芥処理室8内の洗浄水は速やかに排出される。
コントローラ22は、磁気検出素子24の検出信号に基づいて、厨芥処理装置1の粉砕モード運転又は清掃モード運転を実行するように構成されている。また、コントローラ22は、厨芥処理室内の厨芥の有無を判定する厨芥判定手段22aと、清掃の要否を判断する清掃時期判断手段22bと、を内蔵している。コントローラ22は、具体的には、マイクロプロセッサ、メモリ及びそれに記憶されたプログラム(以上図示せず)等により構成される。コントローラ22による制御の詳細は後述する。
次に、図3及び図4を参照して、本発明の第1実施形態による厨芥処理装置1の粉砕モード運転及び清掃モード運転における作用を説明する。図3は粉砕モード運転におけるモーター12の駆動のタイムシークェンスを示すグラフであり、図4は清掃モード運転におけるモーター12の駆動のタイムシークェンスを示すグラフである。
まず、図3を参照して、本実施形態による厨芥処理装置1の粉砕モードにおける作用を説明する。
厨芥処理装置1を粉砕モードで起動させ、厨芥を粉砕するには、まず、粉砕すべき厨芥を厨芥投入口2から厨芥処理室8に投入する。投入された厨芥は、回転板10の上に載せられる。次に、使用者は、厨芥投入口2の蓋体(図示せず)を厨芥投入口2に嵌め込みながら、蓋体を回動させる。蓋体には、磁石(図示せず)が埋め込まれており、厨芥投入口2に取付けられている磁気検出素子24が、蓋体が回動されたことを検知する。この操作が行われると、磁気検出素子24は、厨芥処理装置1を粉砕モードで起動させるための粉砕モード起動信号をコントローラ22に送る。このように、本実施形態の厨芥処理装置1では、蓋体の操作によってモーター12が起動されるため、使用者が厨芥処理室8内に手を入れた状態でモーター12が回転されることはない。
さらに、使用者は、水栓6の操作部6bを操作して、吐水口6aから吐水させ、厨芥処理室8内に洗浄水を供給する。図3に示すように、磁気検出素子24からの粉砕モード起動信号がコントローラ22に入力されると、コントローラ22は、モーター12を起動させ、厨芥の粉砕を開始する。モーター12が起動され、回転板10が回転されると、回転板10上の厨芥は、固定刃16とスイングハンマー18の間で粉砕され、粉砕された厨芥は、洗浄水と共に回転板10の下側に落ちる。回転板10の下に落ちた厨芥は、ブレード20aによってさらに粉砕され、洗浄水と共に厨芥排出部14を通って厨芥処理室8から排水管(図示せず)へ排出される。
図3に示すように、コントローラ22は、まず、モーター12をD1方向(図2)に約3秒間逆転させ、モーター12を約1秒間停止させた後、D2方向(図2)に約3秒間正転させる。次いで、この手順をもう1回繰り返した後、モーター12を約15秒間逆転させる。モーター12をD1方向に逆転させると、洗浄水は厨芥処理室8内に滞留され、滞留した洗浄水の中で、厨芥はさらに微粉砕される。コントローラ22は、この後、さらにモーター12の逆転、正転を1回ずつ行い、モーター12を停止させる。モーター12のD2方向(図2)の正転は、回転板10の下に落ちた厨芥及び洗浄水の厨芥排出部14からの排出を促進させ、粉砕された厨芥及び洗浄水は速やかに排水管(図示せず)へ排出される。次いで、使用者は、水栓6を閉鎖させ、水栓6からの吐水を停止させて1回の粉砕モードの運転が終了する。なお、本実施形態においては、モーター12の正転時、逆転時とも、回転板10は、約2000rpmの回転数で回転される。
また、厨芥処理装置1の粉砕モード運転が実行された場合においても、厨芥処理室8に洗浄水が供給され、この洗浄水が厨芥処理室8内に滞留されながら攪拌されるため、厨芥処理室8内を清掃する効果をある程度期待することができる。即ち、厨芥処理装置1を起動させていない間に厨芥処理室8内等に付着した汚れは、厨芥処理装置1を粉砕モードで運転した際に生じる洗浄水の流れによりある程度取り除かれる。従って、一般に、厨芥処理装置1を粉砕モードで運転した場合には、厨芥処理装置1を全く運転しない場合よりも、汚れが堆積する量は少なくなる。
次に、図4を参照して、本実施形態による厨芥処理装置1の清掃モードにおける作用を説明する。
厨芥処理装置1の清掃モード運転を実行させるには、蓋体(図示せず)を厨芥投入口2に嵌め込みながら、蓋体をダブルクリックの要領で素早く二回回動させる。蓋体をこのように操作すると、磁気検出素子24は、清掃モード起動信号をコントローラ22に送る。
清掃モード起動信号が検知されると、まず、コントローラ22は、モーター12を低速で回転させる。コントローラ22に内蔵された厨芥判定手段22aは、この際モーター12に作用している負荷を検出し、厨芥処理室8内に厨芥が投入されているか否かを判定する。具体的には、厨芥判定手段22aはモーター12のコイル(図示せず)に流れる電流を検知し、コイルに所定値以上の電流が流れているか否かによってモーター12の負荷を検出する。コイルに所定値以上の電流が流れている場合には、厨芥判定手段22aは厨芥処理室8内に厨芥が投入されていると判定する。厨芥処理室8内に厨芥が投入されていると判定されると、コントローラ22は、ランプ25を点滅させると共にブザー(図示せず)を鳴動させて使用者に報知し、上述した粉砕モードによる運転を実行するように促す。これにより、厨芥処理室8内に厨芥が投入された状態で清掃モードの運転が実行されるのを防止する。一方、コイルに流れる電流が所定値未満の場合には、厨芥判定手段22aは厨芥処理室8内に厨芥は無いと判定し、コントローラ22は清掃モード運転を実行する。
図4に示すように、清掃モードが起動されると、コントローラ22は、まず、モーター12をD1方向(図2)に逆転させる。使用者は、清掃モードによる運転開始後、厨芥処理装置清掃用の液体洗剤を厨芥投入口2から投入する。次いで、使用者は、水栓6を開いて吐水させ、厨芥処理室8内に洗浄水を供給する。回転板10はD1方向(図2)に逆転されているため、厨芥排出部14からの洗浄水の排出が抑制され、供給された洗浄水は所定量滞留しながら流出する。このように、液体洗剤が混合された洗浄水に浸けられた状態で回転板10を回転させることにより、洗浄水の流れの渦が発生し、これが、洗剤を泡立て、汚れを取り除くための外力として作用する。さらに、厨芥処理室8内に高濃度で滞留する洗剤と回転板10によって生起される渦の相乗効果により、形状が複雑なため清掃が困難な回転板10や固定刃16に固着した汚れが確実に除去される。次いで、コントローラ22は、モーター12を所定時間回転させた後、モーター12を停止させる。
コントローラ22は、モーター12を停止させた後、今度は、モーター12をD2方向(図2)に正転させる。約3秒後、コントローラ22は、モーター12を停止させ、1回の清掃モードの運転が終了する。この約3秒間のモーター12の正転により、厨芥処理室内はすすぎ洗いされる。なお、本実施形態では、清掃モード運転においても、モーター12の正転時、逆転時とも、回転板10は、約2000rpmの回転数で回転される。
次に、図5を参照して、コントローラ22に内蔵された清掃時期判断手段22bの作用を説明する。図5は、清掃時期判断手段22bによる清掃の要否判断のフローチャートである。
図5に示すように、まず、ステップS1において、各変数及びフラグがリセットされる。具体的には、清掃の必要性の度合いを表す判定パラメータである汚れ度合い変数が0に、経過時間変数が0に、粉砕有無フラグが0に設定される。次に、ステップS2において、厨芥処理装置1の粉砕モード運転が実行されたか否か、即ち、コントローラ22が粉砕モード運転を起動させたか否かが判断される。粉砕モード運転が起動されていない場合にはステップS3に進み、粉砕モード運転が起動されている場合にはステップS4に進む。
次いで、ステップS4では、粉砕有無フラグが0であるか否かが判断される。粉砕有無フラグが0である場合にはステップS5に進み、粉砕有無フラグが0でない場合にはそのままステップS3に進む。ステップS5では、粉砕有無フラグを粉砕があったことを表す1に変更し、汚れ度合い変数を1減じて、ステップS3に進む。ただし、汚れ度合い変数が0であった場合には、汚れ度合い変数は0のままとする。ステップS5において汚れ度合い変数を1減じるのは、厨芥処理装置1は、粉砕モードで運転された場合でもある程度、厨芥処理室8内等の汚れが除去されることを考慮したものである。
次に、ステップS3では、厨芥処理装置1の清掃モード運転が実行されたか否か、即ち、コントローラ22が清掃モード運転を起動させたか否かが判断される。清掃モード運転が起動されていない場合にはステップS6に進み、清掃モード運転が起動された場合にはステップS7に進む。ステップS7では、汚れ度合い変数を0にリセットし、粉砕有無フラグを1にして、ステップS6に進む。
次いで、ステップS6では、経過時間変数が24時間を超えたか否かが判断される。経過時間変数が24時間を超えていない場合には、ステップS2に戻って以上の処理が繰り返される。経過時間変数が24時間を超えた場合には、ステップS8に進む。
ステップS8では、粉砕有無フラグが0に変更される。粉砕有無フラグが0に変更されると、次にステップS4の判断が行なわれたときステップS5へ進むことになり、そこで汚れ度合い変数が1減算される。本実施形態においては、粉砕有無フラグは24時間に1回、0に変更されるため、24時間に1回粉砕モード運転が行なわれれば、汚れ度合い変数は1減算されることになる。しかしながら、24時間の間に2回以上粉砕モード運転が行なわれたとしても、2回目以降は粉砕有無フラグが1に変更されているため、24時間の間に2回以上汚れ度合い変数の減算が行なわれることはない。これは、厨芥処理装置1を粉砕モードで運転することにより厨芥処理室8内の汚れはある程度清掃されるが、粉砕モードの運転を繰り返しても、厨芥処理室8内の汚れが完全に除去されるまでには至らないことを考慮したものである。
次いで、ステップS9では、汚れ度合い変数が2加算される。これは、厨芥処理装置1の運転を全く行なわないとしても、シンク4の排水が厨芥処理室8を流れ、厨芥処理室8内等に汚れが堆積することを考慮したものである。以上の汚れ度合い変数の加減算により、汚れ度合い変数は、厨芥処理装置1の運転を全く行なわない日には2増加され、厨芥処理装置1を粉砕モードで1回以上運転した日には1増加される。また、厨芥処理装置1の清掃モード運転を実行すると、汚れ度合い変数はその時点で0にリセットされる(ステップS7)。
次に、ステップS10では、汚れ度合い変数が10を超えたか否かが判断される。汚れ度合い変数が10を超えていない場合にはステップS11に進み、10を超えた場合にはステップS12に進む。本実施形態においては、厨芥処理装置1の運転を全く行なわない場合には5日間で汚れ度合い変数は10に到達し、厨芥処理装置1の粉砕モードの運転を毎日1回以上行なっている場合には10日間で汚れ度合い変数は10に到達する。
ステップS11では、汚れ度合い変数が清掃モードによる運転を要する値に達していないため、経過時間変数が0にリセットされて、そのままステップS2戻る。一方、ステップS12では、汚れ度合い変数が清掃モードによる運転を要する値に達しているため、清掃時期判断手段22bは報知手段であるランプ25を点灯させ、清掃モードによる運転が必要である旨を使用者に報知する。さらに、ステップS12では、経過時間変数を0にリセットして、ステップS2戻る。なお、ステップS12における処理で点灯されたランプ25は、次に厨芥処理装置1が清掃モードで運転されるまで点灯されたままになる。ステップS12において点灯されたランプ25は、次にステップS7における処理が行なわれたとき消灯される。
清掃時期判断手段22bは、以上の処理を繰り返すことにより、適切な清掃時期を使用者に報知する。
また、使用者が、ブラシ等を使用して厨芥処理室8内を手動で清掃した場合には、使用者がシンク4の近傍に設けられたリセットスイッチ28を押すことにより、汚れ度合い変数を0にリセットする。これにより、厨芥処理装置1の清掃モード運転が実行されることなく厨芥処理室8内が清掃された場合にも、汚れ度合い変数を対応させることができる。
本発明の第1実施形態の厨芥処理装置によれば、清掃時期判断手段が、厨芥処理装置の清掃モード運転の他に、粉砕モード運転及び時間経過を加味して清掃の要否を判断しているので、厨芥処理装置の非使用時における汚れ等も反映された適切な清掃時期を使用者に報知することができる。これにより、清掃用の洗剤等の浪費を防止することができる。
また、本実施形態の厨芥処理装置によれば、24時間毎に加算される汚れ度合い変数が所定の値を超えたとき、清掃時期判断手段が清掃を要すると判断するので、厨芥処理装置による粉砕を行なっていないときにも汚れが堆積するという現象を考慮した適切な清掃時期に清掃の必要性を報知することができる。
さらに、本実施形態の厨芥処理装置によれば、所定の条件で粉砕モードが起動されると、汚れ度合い変数が減じられるので、厨芥処理装置が粉砕モードで運転された場合にも堆積した汚れがある程度減少するという現象を考慮した適切な清掃時期に清掃の必要性を報知することができる。
また、本実施形態の厨芥処理装置によれば、汚れ度合い変数を0にリセットするリセットスイッチを有するので、使用者が、モーターを起動させることなく厨芥処理装置の清掃を手動で行なった場合にも、汚れ度合い変数の値を、厨芥処理装置の実際の汚れの度合いに対応させることができ、適切な清掃時期に清掃の必要性を報知することができる。
上述した実施形態においては、蓋体の操作に応じて、粉砕モード起動信号又は清掃モード起動信号が磁気検出素子により生成されていたが、変形例として、各モードの起動が、シンクの近傍に設けられた切換えスイッチ(図示せず)の操作によって実行されるように構成することもできる。この場合には、切換えスイッチ(図示せず)が粉砕モードの側に切換えられると粉砕モード起動信号が発せられ、清掃モードの側に切換えられると清掃モード起動信号が発せられる。
或いは、同一の起動操作によって粉砕モード又は清掃モードが起動されるように構成することもできる。この場合には、コントローラの厨芥判定手段が、厨芥処理室内に厨芥があると判定すると粉砕モードが起動され、厨芥処理室内に厨芥がないと判定すると清掃モードが起動されるように構成するのが良い。
また、上述した実施形態における、汚れ度合い変数を加算、減算する数値、清掃を要すると判断する閾値、汚れ度合い変数を加算する時間間隔等は、適宜変更することができる。
次に、図6乃至図9を参照して、本発明の第2実施形態による厨芥処理装置を説明する。本発明の第2実施形態による厨芥処理装置は、清掃を要すると清掃時期判断手段によって判断された場合に、自動的に清掃モード運転が実行される点が第1実施形態とは異なる。従って、ここでは、本発明の第2実施形態の第1実施形態とは異なる点のみを説明し、同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、本発明の第2実施形態による厨芥処理装置、及びこれを設置したシンク全体を示す断面図である。また、図7は、本実施形態の厨芥処理装置の粉砕モードにおけるモーター及び給水弁の作動のタイムシークェンスを示すグラフであり、図8は清掃モードにおけるタイムシークェンスを示すグラフである。さらに、図9は清掃時期判断手段による清掃の要否判断のフローチャートである。
図9に示すように、本発明の第2実施形態による厨芥処理装置100は、厨芥処理室8と、回転板10と、モーター12と、厨芥排出部14と、を有する。また、厨芥処理室8内には固定刃16、スイングハンマー18、ブレード20a、及び羽根20bが配置されている。本実施形態において、固定刃16、スイングハンマー18及びブレード20aは、粉砕手段を構成する。
また、厨芥処理装置100は、制御手段であるコントローラ102と、水栓6に内蔵された給水手段である給水弁104と、を有し、コントローラ102は、磁気検出素子24の検出信号に基づいて、給水弁104及びモーター12を作動させるように構成されている。さらに、厨芥処理装置100は、報知手段であるランプ25と、汚れ度合い変数を強制的に0にリセットするリセットスイッチ28と、を有する。
給水弁104は、水栓6に内蔵されており、厨芥処理装置100の粉砕モード運転時及び清掃モード運転時に開放され、吐水口6aを介して厨芥処理室8内に洗浄水を供給するように構成されている。給水弁104を介した洗浄水の吐水は、水栓6の通常使用時に操作部6bを操作することにより吐水口6aからなされる吐水とは別系統であり、給水弁104が開放されると、操作部6bの操作に係わりなく、吐水口6aから洗浄水が吐水されるように構成されている。
コントローラ102は、磁気検出素子24の検出信号に基づいて給水弁104及びモーター12を作動させ、厨芥処理装置100の粉砕モード運転及び清掃モード運転を実行するように構成されている。また、コントローラ102は、厨芥処理室内の厨芥の有無を判定する厨芥判定手段102aと、清掃の要否を判断する清掃時期判断手段102bと、この清掃時期判断手段102bによって清掃を要すると判断されたとき清掃モードの運転を実行させる清掃制御手段102cと、を内蔵している。コントローラ102は、具体的には、マイクロプロセッサ、メモリ及びそれに記憶されたプログラム(以上図示せず)等により構成される。コントローラ102による制御の詳細は後述する。
次に、図7及び図8を参照して、本発明の第2実施形態による厨芥処理装置100の粉砕モード及び清掃モードにおける作用を説明する。
まず、図7を参照して、本実施形態による厨芥処理装置100の粉砕モードにおける作用を説明する。
厨芥処理装置1を粉砕モードで起動させるには、厨芥を厨芥処理室8に投入し、厨芥投入口2の蓋体(図示せず)を嵌め込みながら回動させる。厨芥投入口2の磁気検出素子24はこれを検知し、粉砕モード起動信号をコントローラ102に送る。
コントローラ102は、図7に示すように、粉砕モード起動信号が入力されると、給水弁104に信号を送ってこれを開放させ、厨芥処理室8内に洗浄水を供給する。続いて、コントローラ102は、モーター12を起動させ、厨芥の粉砕を開始する。モーター12を作動させるタイムシークェンスは第1実施形態と同一であるため、説明を省略する。モーター12の作動の終了後、所定時間経過すると、コントローラ102は、給水弁104に信号を送ってこれを閉鎖させ、1回の粉砕モードの運転が終了する。
次に、図8を参照して、本実施形態による厨芥処理装置100の清掃モードにおける作用を説明する。
厨芥処理装置100を清掃モードで起動させるには、蓋体(図示せず)をダブルクリックの要領で素早く二回回動させる。蓋体をこのように操作することにより、コントローラ102に清掃モード起動信号が送られる。
清掃モード起動信号が検知されると、コントローラ102に内蔵された厨芥判定手段102aは厨芥処理室8内に厨芥が投入されているか否かを判定する。厨芥判定手段102aによって、厨芥処理室8内に厨芥が投入されていると判定されると、コントローラ102は、上述した粉砕モードによる運転を自動的に実行する。一方、厨芥判定手段102aによって、厨芥処理室8内に厨芥は無いと判定されると、コントローラ102に内蔵された清掃制御手段102cは清掃モードによる運転を起動させる。
図8に示すように、清掃モード運転が起動されると、清掃制御手段102cは、まず、モーター12をD1方向(図2)に逆転させる。さらに、清掃制御手段102cは、使用者に厨芥処理装置清掃用の液体洗剤の投入を促すために、ランプ25点滅させると共にブザー(図示せず)を鳴動させる。次いで、清掃制御手段102cは、給水弁104に信号を送ってこれを開放させ、厨芥処理室8内に洗浄水を供給する。ここで、回転板10はD1方向(図2)に逆転されているため、厨芥排出部14からの洗浄水の排出が抑制され、供給された洗浄水は所定量滞留しながら流出する。清掃制御手段102cは、給水弁104を所定時間開放させた後、給水弁104に信号を送ってこれを閉鎖させ、洗浄水の供給を停止する。さらに、清掃制御手段102cは、所定時間経過後、モーター12を停止させる。
清掃制御手段102cは、モーター12を停止させた後、今度は、モーター12をD2方向(図2)に正転させると共に給水弁104を開放させる。約3秒後、清掃制御手段102cは、モーター12を停止させると共に給水弁104を閉鎖させ、1回の清掃モードの運転が終了する。この約3秒間のモーター12の正転により、厨芥処理室内はすすぎ洗いされる。
次に、図9を参照して、コントローラ102に内蔵された清掃時期判断手段102bの作用を説明する。
図9に示すフローチャートのステップS101乃至S111における処理は、図5に示した本発明の第1実施形態のフローチャートにおけるステップS1乃至S11と同様であるため説明を省略する。本実施形態のフローチャートは、ステップS110において汚れ度合い変数が10を超えたと判断された場合に実行されるステップS112における処理が第1実施形態とは異なる。
ステップS112では、コントローラ102に内蔵された清掃制御手段102cが、上述した厨芥処理装置100の清掃モードの運転を自動的に実行させる。また、清掃制御手段102cは、清掃モード運転中であることを報知するためにランプ25を点灯させる。さらに、清掃モード運転により、厨芥処理室8内が清掃された後、清掃制御手段102cは、汚れ度合い変数及び経過時間変数を0にリセットすると共に、ランプ25を消灯させる。また、第1実施形態では、ステップS12において点灯させたランプ25を、ステップS7において消灯させていたが、本実施形態においては、点灯されたランプ25は、ステップS112において消灯されるため、ステップS107ではランプ25の消灯処理は実行されない。
本発明の第2実施形態の厨芥処理装置によれば、洗浄水が給水弁を介して自動的に供給されるので、清掃時期判断手段が清掃を要すると判断したとき、清掃モードを自動的に起動することができる。また、本実施形態の厨芥処理装置によれば、洗浄水が自動的に供給されるので、適切な時期に適量の洗浄水を厨芥処理室内に供給することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。特に、上述した第1実施形態では、清掃モード運転実行時にコントローラはモーターを起動させ、また、第2実施形態では、コントローラはモーター及び給水弁を作動させていたが、コントローラによって実行される清掃モード運転として様々な態様を採用することができる。例えば、清掃モード運転時において、必ずしもモーターが起動される必要はなく、給水弁等の給水手段により厨芥処理室に洗浄水を供給するだけでも良い。或いは、厨芥処理室内に清掃用の洗剤を投入する洗剤投入手段(図示せず)を設けておき、清掃モード運転時において、自動的に洗剤が投入されるように構成することもできる。また、厨芥処理室の厨芥排出部に開閉弁(図示せず)を設けておき、コントローラが清掃モード運転時において開閉弁を閉鎖させて洗浄水を厨芥処理室内に滞留させ、厨芥処理室内を清掃するように構成することもできる。さらに、上記各手段の作用を適宜組み合わせたものを清掃モード運転とすることもできる。
本発明の第1実施形態による厨芥処理装置、及びこれを設置したシンク全体を示す断面図である。 図1のII−II断面図であり、厨芥処理室の下部を切断して示す斜視断面図である。 粉砕モード運転におけるモーターの駆動のタイムシークェンスを示すグラフである。 清掃モード運転におけるモーターの駆動のタイムシークェンスを示すグラフである。 清掃時期判断手段による清掃の要否判断のフローチャートである。 本発明の第2実施形態による厨芥処理装置、及びこれを設置したシンク全体を示す断面図である。 粉砕モードにおけるモーター及び給水弁の作動のタイムシークェンスを示すグラフである。 清掃モードにおけるモーター及び給水弁の作動のタイムシークェンスを示すグラフである。 清掃時期判断手段による清掃の要否判断のフローチャートである。
符号の説明
1 本発明の第1実施形態による厨芥処理装置
2 厨芥投入口
4 シンク
6 水栓
6a 吐水口
6b 操作部
8 厨芥処理室
10 回転板
12 モーター
12a 回転軸
14 厨芥排出部
16 固定刃
18 スイングハンマー
18a シャフト
20a ブレード
20b 羽根
22 コントローラ
22a 厨芥判定手段
22b 清掃時期判断手段
24 磁気検出素子
25 ランプ
28 リセットスイッチ
100 本発明の第2実施形態による厨芥処理装置
102 コントローラ
102a 厨芥判定手段
102b 清掃時期判断手段
102c 清掃制御手段
104 給水弁

Claims (6)

  1. シンクの排水口に設けられ、投入された厨芥を粉砕し、粉砕された厨芥を洗浄水と共に排出する厨芥処理装置であって、
    粉砕すべき厨芥を投入する厨芥処理室と、
    回転駆動されることにより、上記厨芥処理室内に投入された厨芥を粉砕する粉砕手段と、
    この粉砕手段を回転駆動する駆動手段と、
    この駆動手段を作動させて厨芥を粉砕する粉砕モード運転、及び上記厨芥処理室内を清掃する清掃モード運転を実行する制御手段と、
    この制御手段による粉砕モード運転及び清掃モード運転の実行に関する情報、及び時間経過に関する情報に基づいて、清掃の要否を判断する清掃時期判断手段と、
    この清掃時期判断手段が、清掃を要すると判断すると、その旨を使用者に報知する報知手段と、
    を有することを特徴とする厨芥処理装置。
  2. シンクの排水口に設けられ、投入された厨芥を粉砕し、粉砕された厨芥を洗浄水と共に排出する厨芥処理装置であって、
    粉砕すべき厨芥を投入する厨芥処理室と、
    回転駆動されることにより、上記厨芥処理室内に投入された厨芥を粉砕する粉砕手段と、
    この粉砕手段を回転駆動する駆動手段と、
    この駆動手段を作動させて厨芥を粉砕する粉砕モード運転、及び上記厨芥処理室内を清掃する清掃モード運転を実行する制御手段と、
    この制御手段による粉砕モード運転及び清掃モード運転の実行に関する情報、及び時間経過に関する情報に基づいて、清掃の要否を判断する清掃時期判断手段と、を有し、
    上記制御手段は、上記清掃時期判断手段が清掃を要すると判断すると、清掃モード運転を自動的に実行することを特徴とする厨芥処理装置。
  3. 上記清掃時期判断手段は、清掃の必要性の度合いを表す判定パラメータが所定値を超えると清掃を要すると判断するように構成されており、上記判定パラメータは、所定時間経過毎に増加される請求項1又は2記載の厨芥処理装置。
  4. 上記清掃時期判断手段は、上記制御手段が清掃モード運転を実行すると上記判定パラメータをリセットし、上記制御手段が、所定の状態において粉砕モード運転を実行すると上記判定パラメータを減じる請求項3記載の厨芥処理装置。
  5. さらに、使用者が上記判定パラメータを強制的にリセットする判定パラメータリセットスイッチを有する請求項3又は4記載の厨芥処理装置。
  6. 上記清掃時期判断手段は、使用者の操作によって発せられる粉砕モード起動信号及び清掃モード起動信号に基づいて、上記制御手段による粉砕モード運転及び清掃モード運転の実行を検知する請求項1乃至5の何れか1項に記載の厨芥処理装置。
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