JPH09192093A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH09192093A
JPH09192093A JP8009368A JP936896A JPH09192093A JP H09192093 A JPH09192093 A JP H09192093A JP 8009368 A JP8009368 A JP 8009368A JP 936896 A JP936896 A JP 936896A JP H09192093 A JPH09192093 A JP H09192093A
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JP
Japan
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circuit board
image pickup
ccd
solid
pickup device
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JP8009368A
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Koichi Yoshimitsu
浩一 吉満
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像装置外形のさらなる小型化を図る。 【解決手段】 撮像装置1は、CCDを備えたCCDユ
ニット2と対物レンズユニット3とを有して構成されて
いる。CCDユニット2は、CCD4の後部に回路基板
5が接続されて構成されており、CCDユニット2内に
後部より信号ケーブル6が挿通されてCCD4及び回路
基板5に接続されている。CCD4の後面には二列にリ
ード16,17が延出して設けられ、これらのリード1
6,17は列の対向巾中心がCCD4のパッケージ中心
に対してオフセットした位置に配置されている。前記回
路基板5は、二列のリード16,17のうち、パッケー
ジ中心に近い方のリード16に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子を備
えて構成された、内視鏡の先端部等に配設される小型の
撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、固体撮像素子を備えて構成さ
れた小型の撮像装置が種々提案されており、内視鏡の先
端部等に配設されて使用されている。
【0003】固体撮像素子による撮像装置では、固体撮
像素子からの出力信号を増幅するための電子部品を搭載
した回路基板を固体撮像素子の接続端子に接続する必要
がある。
【0004】内視鏡の挿入部先端部に設ける撮像装置と
して、例えば実開平3−27204号公報には、固体撮
像素子の撮像面に対して垂直後方に延出した接続端子
に、回路基板を接続して構成したものが開示されてい
る。この公報の撮像装置は、固体撮像素子の接続端子を
パッケージ中心を挟んで対称となるよう両端に二列に配
置し、これらの接続端子にそれぞれ回路基板と信号線を
接続し、信号線を撮像装置の後端から挿入部の中心軸に
向けて斜めに延出させた構造となっている。
【0005】このように、固体撮像素子の後方の空間に
回路基板を設けることによって、撮像装置の外径を小さ
くすることができ、内視鏡の場合には挿入部先端部を細
径化することができる。
【0006】近年は、内視鏡やカメラ等の小型化が進ん
でおり、これに伴い撮像装置のさらなる小型化が望まれ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、撮像装
置のさらなる小型化を実施するために、固体撮像素子が
さらに小型になってくると、前述した公報のように、固
体撮像素子の接続端子をパッケージ中心を挟んで対称と
なるよう両端に二列に配置し、これらの接続端子にそれ
ぞれ回路基板と信号線を接続した構成では、回路基板上
のICや電子部品、さらに回路基板上に接続される信号
線等が固体撮像素子の前方より見た投影面積よりも飛び
出してしまい、固体撮像素子の外形よりも突出するレイ
アウトとなる。このため、結果として固体撮像素子の小
型化に反して、撮像装置の外形が大きくなってしまうと
いう問題点があった。
【0008】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、装置外形のさらなる小型化を図ることが可能な
撮像装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による撮像装置
は、固体撮像素子と、この固体撮像素子に少なくとも二
列をなして配置された接続端子の一つの列に接続される
電極部を有する回路基板とを備えたものにおいて、前記
固体撮像素子の接続端子の列の中心位置を前記固体撮像
素子のパッケージ中心に対してオフセットした位置に配
設し、前記パッケージ中心の近い方に配設された前記接
続端子の列の側に前記回路基板を接続したものである。
【0010】この構成により、回路基板上に配設される
電子部品等、及び回路基板に接続される信号線などの構
成物が固体撮像素子のパッケージ外形より突出しない位
置に配置され、撮像装置の大きさを必要最低限におさえ
ることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図7は本発明の一実施
形態に係り、図1は撮像装置の主要部の構成を示す長手
方向断面図、図2はCCDの外観構成を示す側面図、図
3は図1の撮像装置のC−C線断面図、図4は信号ケー
ブルの構成を示す横断面図、図5は図1の撮像装置の外
装部を切り欠いてA方向から見た平面図、図6は図1の
撮像装置の外装部を切り欠いてB方向から見た平面図、
図7は回路基板上に搭載される部品と封止樹脂の高さを
示す説明図である。
【0012】本実施形態では、内視鏡の挿入部先端部等
に配設される細長形状の撮像装置の構成例を示す。撮像
装置1は、固体撮像素子としてのCCDを備えたCCD
ユニット2と、対物光学系を構成する対物レンズユニッ
ト3とを有して構成されている。
【0013】CCDユニット2は、CCD4の後部に回
路基板5が接続されて構成されており、CCDユニット
2内に後部より信号ケーブル6が挿通されて前記CCD
4及び回路基板5に接続されている。CCD4前方の撮
像面には、カバーガラス7が芯出しされて接合され、カ
バーガラス7の前面には迷光防止の遮光マスク8が設け
られている。遮光マスク8は、カバーガラス7とホルダ
9とで挟み込んだ状態で、カバーガラス7の外周に塗布
された接着剤によって固定され、ホルダ9内に収められ
ている。
【0014】対物レンズユニット3は、第1のレンズ群
11と第2のレンズ群12とを有して構成されている。
第1のレンズ群11は、第1のレンズ枠10に収納さ
れ、第1のレンズ枠10の外周に絶縁部材13が嵌合し
ている。絶縁部材13の外周には、第2のレンズ枠14
が嵌合している。一方、第2のレンズ群12は、第3の
レンズ枠15に収納され、絶縁部材13の内周に第3の
レンズ枠15が嵌合している。
【0015】このように各レンズ枠が嵌合して連結され
ることにより、対物レンズユニット3が構成される。そ
して、対物レンズユニット3における第3のレンズ枠1
5の外周と、CCDユニット2におけるホルダ9の内周
とが嵌合し、対物レンズユニット3とCCDユニット2
との光軸方向の位置決めがなされてピント出しされた状
態で固定されることにより、撮像装置1が構成される。
【0016】CCD4の裏面には、対向するように二列
に延出した接続端子としてのリード16,17が設けら
れ、これらの一方のリード16に、回路基板5が接続さ
れている。回路基板5には、コンデンサ等の電子部品1
8、IC19が実装されており、これらの電子部品1
8,IC19によりCCD4の出力信号を処理する処理
回路が構成されている。回路基板5の部品実装面には、
接続ランド5a,5bが設けられており、一方の接続ラ
ンド5aに前記リード16が接続される。
【0017】CCD4のリード16,17は、図2に示
すように、パッケージ部4aから二列に延出しており、
これらのリード16,17の対向巾中心(リード間隔中
心)4bは、パッケージ中心4cに対してオフセットし
た位置に配置されている。従って、回路基板5は、パッ
ケージ中心4cに対してオフセットしたリード16,1
7のうち、パッケージ中心4cに近い方のリード16に
接続されることになる。
【0018】図3に示すように、回路基板5が接続され
るリード16のうち、2つのリード16aはL字型に成
形されており、電子部品20がこのリード16aによっ
て保持された状態で接続されている。電子部品20とリ
ード16との間には、絶縁材23が設けられ、電子部品
20(ここではチップコンデンサ電極)とリード16と
の絶縁を行っている。この絶縁材23は、リード16に
例えばエポキシ系接着剤23aを盛り、さらにポリイミ
ドテープ23bを重ねて配設したもので構成されてい
る。
【0019】信号ケーブル6には、外皮の内部に複数の
同軸シールド信号線および単純線(以下、両者を包括的
に表現し、信号線と称す)が挿通されている。信号ケー
ブル6内部の信号線は、分岐部6aで回路基板5をはさ
むように2系統の信号線21,22に分岐し、一方の信
号線21が回路基板5の接続ランド5b上に接続されて
いる。この信号線21により、回路基板5上に構成され
た処理回路の出力信号が図示しないビデオプロセッサへ
と伝送されるようになっている。
【0020】前記回路基板5上のリード16が接続され
る接続ランド5aと、電子部品18、IC19、及び信
号線21が接続される接続ランド5bは、同一面上に設
けられており、回路基板5をパッケージ中心に近いリー
ド16に接続することによって、図1及び図3に示すよ
うに、電子部品18、IC19、信号線21がCCD4
の外形から突出しないように配置される。
【0021】また、リード16a及び絶縁材23を介し
て回路基板上に接続される電子部品20についても、電
子部品18及びIC19と同様にCCD4の外形から突
出しないように配置されている。なお、リード16aに
より電子部品20を保持して配設することにより、回路
基板5の部品実装面積を小さくできるため、回路基板5
の長さを短くでき、結果として撮像装置の硬質長を短く
することができる。
【0022】一方、回路基板5が接続されないCCD4
のもう一方のリード17には、分岐部6aで分岐した他
方の信号線22が直接接続されている。これらの信号線
22は、図示しないビデオプロセッサからのCCD4を
駆動するための信号が伝送されるようになっている。ま
た、これらの信号線22の同軸シールド部22aには導
電線24が巻き付けられて接続され、この導電線24を
介して、同軸シールド部22aは電子部品18のグラン
ド(GND)側に電気的に接続されている。
【0023】CCDユニット2の外周部には、CCD4
及び回路基板5を覆うシールド部材25が設けられてお
り、シールド部材25の先端部はホルダ9に導通し固定
されている。シールド部材25の外周は、絶縁性の被覆
チューブ26で覆われており、シールド部材25の内部
全体には、接着剤27が充填され、CCD4,回路基板
5,及び信号ケーブル6を封止している。
【0024】前記被覆チューブ26は、その後端部がシ
ールド部材25端部より後方に延出されており、信号ケ
ーブル6の外皮を覆う保護部材28の端部を保持、固定
している。また、信号線22の同軸シールド部22aと
シールド部材25との間には、例えば導電性接着剤29
が設けられ、同軸シールド部22aが導電性接着剤29
を介してシールド部材25に接続され、導通している。
【0025】ここで、図4を基にして信号ケーブル6の
構成を説明する。本実施形態において、必要な信号線の
構成は、第1のCCD出力信号(Vout 1)30、第2
のCCD出力信号(Vout 2)31、ノイズキャンセル
ライン(VDMY )32、第1の水平転送パルス(φS1
)33、第2の水平転送パルス(φS2 )34、垂直
転送パルス(φP)35、トランスファーゲートパルス
(φT)36、CCD駆動電源ライン(VDD)37、C
CD出力増幅IC駆動電源ライン(VCC)38の9種類
の信号線である。
【0026】本実施形態の信号ケーブル6は、前記9本
の信号線30〜38に、ダミーの信号線39を加えて1
0本の信号線を束にしたもので構成されている。9本の
信号線では束線化した際の配置構成上、機械的に安定し
ないため、10本の信号線で構成することにより、機械
的に安定度の高い信号ケーブルを形成できる。追加した
ダミーの信号線39については、撮像装置内のグランド
ライン上に接続し、導通させる。
【0027】上述したようにCCDユニット2を構成す
ることにより、CCD4のリード16,17に接続され
る構成物が、CCD4の外形から突出することがない配
置構成とすることができるため、これらの構成物を覆う
シールド部材25も必要最小限の大きさにすることがで
きる。
【0028】よって、CCDが小型化した場合でも、C
CDの外形から回路基板等を突出させずに撮像装置の大
きさを必要最小限におさえることができ、撮像装置の小
型化を図ることが可能である。この結果として、撮像装
置を搭載する内視鏡先端部等の細径化を実現することが
できる。
【0029】次に、図1及び図5を基にして回路基板5
上のIC19周辺の詳細構成を説明する。
【0030】CCD4のリード16に接続された回路基
板5の後端部5c近傍には、IC19が配置されて実装
されている。このIC19は、周囲を封止樹脂41で封
止されている。封止樹脂41は、回路基板5の二つの辺
5d,5eに向かって流れるように設けられ、これらの
辺5d,5eに沿うように広がって位置している。ま
た、IC19の近傍には、例えばチップコンデンサであ
る電子部品42が配置され、この電子部品42側に向か
って流れる封止樹脂41は、この電子部品42の長辺4
2aでせき止められるようになっており、封止樹脂41
の広がりを防いでいる。
【0031】このようにして、封止樹脂41は、図1に
示すように回路基板5上にゆるやかな山状の弧41aを
描いた状態に盛られて形成される。信号ケーブル6より
分岐した一方の信号線21は、封止樹脂41外形の弧4
1aに沿って、滑らかに回路基板5上に導かれ、基板上
の接続ランド5bに接続される。
【0032】このとき、信号ケーブル6の分岐点6a
は、回路基板5の後端部5cに近傍する位置となるよう
に配置され、それぞれの信号線21,22に分岐され
る。具体的には、2系統の信号線21,22にスムーズ
に分岐できるよう、分岐点6aは回路基板5の厚み方向
の略中心位置に配置されている。これにより、信号線に
無理な負荷がかかることがない。
【0033】また、回路基板5上のIC19を封止する
封止樹脂41とチップコンデンサ等の電子部品18の高
さは、図7に示すような関係に設定されている。
【0034】すなわち、封止樹脂41の高さH2 は、電
子部品18のH1 よりも低くなるように(H1 >H2 )
に設計されている。このように構成することにより、封
止樹脂41の高さH2 が、電子部品18の高さH1 より
低いことが確認できれば、寸法測定等の検査を行わなく
て済むため、組立工程を簡略化できる。
【0035】上述のように回路基板5の後端部周辺を構
成することにより、CCDユニット2の硬質長を短くす
るべく、信号ケーブル6の分岐点6aを回路基板5に近
づけて形成しても、分岐点6aから回路基板5の部品面
側へ分岐した信号線21が封止樹脂41外形の弧41a
に沿って回路基板5上に導かれるため、信号線21が急
激に曲がったり、座屈することがなく、信号線の機械的
強度を向上させることができるという効果が得られる。
よって、撮像装置を搭載する内視鏡先端部等の硬質長の
短縮化を行う場合に、これに伴う信号線の破損を防止で
き、撮像装置を構成する信号線の耐性を向上できる。
【0036】次に、図5及び図6を基にして回路基板5
の両側に挿通する信号線21,22の配置構成を説明す
る。
【0037】回路基板5の部品面側へ分岐した信号線2
1のうち、電子部品18の一方の電極には、回路基板5
上のIC(CCD出力増幅IC)19の駆動電源供給用
ライン(VCC)である単純線からなる信号線38が接続
されている。この電子部品18は、回路基板5の長手方
向中心軸に対して、垂直方向に位置するように設けられ
ているため、前記信号線38は回路基板5の側端部に接
続されることになる。結果として、撮像装置1の端部に
接続されることになる。
【0038】一方、図6に示すように、回路基板5の部
品面と反対側へ分岐した信号線22は、回路基板5が接
続されない側のCCD4のリード17に直接接続されて
いる。リード17には、信号線22のうちCCD駆動電
源ライン37によってCCD4の駆動信号が入力される
ようになっている。リード17の最外部には、CCD4
の駆動電源供給用ライン(VDD)である、他の信号線よ
りも太い外径の単純線からなる信号線37が接続されて
いる。すなわち、前記信号線38と同様に、信号線37
もCCD4の側端部、つまり撮像装置1の端部に接続さ
れることになる。
【0039】このように、電源供給用等に用いられる外
径が他の同軸シールド信号線より太い単純線を、撮像装
置の端部に配置することにより、配線時に太径の単純線
が他の信号線の接続の妨げになることがないので、撮像
装置の組立性の向上を図ることができるという効果が得
られる。
【0040】上述のように構成された撮像装置1におけ
るCCDユニット2の組立手順について説明する。
【0041】まず、CCD4前方の撮像面に芯出しされ
た状態でカバーガラス7を接合する。そして、ホルダ9
内に撮像装置後端側から遮光マスク8を落とし込み、前
記カバーガラス7の外周に接着剤を塗布し、CCD4に
カバーガラス7を取り付けた状態のものをホルダ9の後
端側から挿入し、ホルダ9に遮光マスク8をはさみ込む
状態でCCD4及びカバーガラス7を固定する。また、
CCD4の一方のリード16のうち、電子部品20を保
持するためのリード16aは、予めL字型に成形してお
く。
【0042】次に、回路基板5の接続ランド5a上にC
CD4の一方のリード16を配置し、例えばレーザを照
射することによりハンダ付けを行って接続固定する。そ
して、ハンダ付けされたリード16上に絶縁材23とし
て例えばエポキシ系接着剤23aを塗布し、さらにこの
上にポリイミドテーブ23bを設ける。このようにポリ
イミドテープ23bで絶縁した状態でL字型のリード1
6a上に電子部品20を配置し、リード16aに電子部
品20の電極をハンダ付けする。
【0043】次いで、信号ケーブル6の信号線のうち、
回路基板5の後端部5c近傍の分岐点6aで回路基板部
品面側に分岐する信号線21を、回路基板5上の接続ラ
ンド5bに接続する。信号線21の接続後、接続部を接
着剤等で補強する。
【0044】一方、CCD4の他方のリード17には、
分岐点6aより回路基板部品面と反対側に分岐した信号
線22を直接ハンダ等によって接続する。そして、信号
線22の同軸シールド部22aに導電線24を巻き付
け、この導電線24の一端を回路基板5上に実装されて
いる電子部品18のグランド側電極に接続する。
【0045】このとき、信号ケーブル6には、予めシー
ルド部材25、保護部材28、被覆チューブ26を撮像
装置後端側から通しておく。信号線21,22の接続
後、シールド部材25をCCD4及び回路基板5の外周
に被せる。そして、このシールド部材25で覆われてい
る部分に接着剤27を充填した後、シールド部材25を
ホルダ9の後端側外周に接着剤等で固定する。
【0046】次に、保護部材28により回路基板5の後
端部5c付近まで信号ケーブル6外周を覆った後、保護
部材28の端部を糸等で締結固定する。そして、被覆チ
ューブ26をホルダ9の外周から保護部材28の締結固
定部まで被せ、回路基板5の後端部5c付近まで熱収縮
させる。さらに、信号ケーブル6の分岐点6a近傍に再
度接着剤を塗布した後、被覆チューブ26を完全に熱収
縮させて各部材の外周に密着させる。
【0047】以上のようにして、CCDユニット2の組
立てが行われた後、CCDユニット2と対物レンズユニ
ット3とが連結されて撮像装置1が形成される。
【0048】本実施形態では、固体撮像素子のリードを
パッケージの中心に対して対称に配置するのではなく、
二列のリード間隔の中心をパッケージ中心より偏らせて
(オフセット)させて配置し、パッケージ中心に近いリ
ードに回路基板を接続することにより、固体撮像素子を
小型化しても回路基板、回路基板上に搭載したIC等の
電子部品、及び信号線を固体撮像素子の後方投影面積よ
りも外に突出しないような配置構成を容易にとることが
でき、撮像装置の外形を小型にできる。
【0049】[付記] (1) 固体撮像素子と、この固体撮像素子に少なくと
も二列をなして配置された接続端子の一つの列に接続さ
れる電極部を有する回路基板とを備えた撮像装置におい
て、前記固体撮像素子の接続端子の列の中心位置を前記
固体撮像素子のパッケージ中心に対してオフセットした
位置に配設し、前記パッケージ中心の近い方に配設され
た前記接続端子の列の側に前記回路基板を接続したこと
を特徴とする撮像装置。
【0050】(2) 固体撮像素子と、この固体撮像素
子の接続端子に接続される回路基板とを備えた撮像装置
において、端部が二方に分岐して前記固体撮像素子の接
続端子と前記回路基板上の電極部とにそれぞれ接続され
る信号線を備え、前記回路基板は、前記固体撮像素子と
反対側の端部にICとこのICを被覆する封止樹脂とを
備えており、前記信号線のうち前記回路基板の部品面側
に分岐した信号線を、前記封止樹脂の外形の曲面に沿わ
せて配設し、前記回路基板上の電極部に接続したことを
特徴とする撮像装置。
【0051】(3) 固体撮像素子と、この固体撮像素
子の接続端子に接続される回路基板と、前記固体撮像素
子または前記回路基板の少なくとも一方に接続される信
号線とを備えた撮像装置において、前記信号線のうち電
源ラインまたはグランドラインに用いられる太径の単純
線を該撮像装置の側端部に配置し、前記固体撮像素子ま
たは前記回路基板に接続したことを特徴とする撮像装
置。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
像装置の外形のさらなる小型化を図ることが可能となる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る撮像装置の主要部の
構成を示す長手方向断面図
【図2】本実施形態に係るCCDの外観構成を示す側面
【図3】図1の撮像装置のC−C線断面図
【図4】信号ケーブルの構成を示す横断面図
【図5】図1の撮像装置の外装部を切り欠いてA方向か
ら見た平面図
【図6】図1の撮像装置の外装部を切り欠いてB方向か
ら見た平面図
【図7】回路基板上に搭載される部品と封止樹脂の高さ
を示す説明図
【符号の説明】
1…撮像装置 2…CCDユニット 3…対物レンズユニット 4…CCD 4a…パッケージ部 4b…リード対向巾中心 4c…パッケージ中心 5…回路基板 5a,5b…接続ランド 6…信号ケーブル 16,17…リード 18…電子部品 19…IC 21,22…信号線 25…シールド部材 26…被覆チューブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子と、この固体撮像素子に少
    なくとも二列をなして配置された接続端子の一つの列に
    接続される電極部を有する回路基板とを備えた撮像装置
    において、 前記固体撮像素子の接続端子の列の中心位置を前記固体
    撮像素子のパッケージ中心に対してオフセットした位置
    に配設し、前記パッケージ中心の近い方に配設された前
    記接続端子の列の側に前記回路基板を接続したことを特
    徴とする撮像装置。
JP8009368A 1996-01-23 1996-01-23 撮像装置 Pending JPH09192093A (ja)

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