JPH0998944A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH0998944A
JPH0998944A JP7258907A JP25890795A JPH0998944A JP H0998944 A JPH0998944 A JP H0998944A JP 7258907 A JP7258907 A JP 7258907A JP 25890795 A JP25890795 A JP 25890795A JP H0998944 A JPH0998944 A JP H0998944A
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JP
Japan
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ccd
adhesive
image pickup
circuit board
holder
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JP7258907A
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English (en)
Inventor
Koichi Yoshimitsu
浩一 吉満
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学有効エリアに接着剤の流れ出すことなく
固体撮像素子をホルダに固定する撮像装置を提供する。 【解決手段】 第2のレンズ群が取り付けられた第3の
レンズ枠26にはホルダ6が嵌合して接着剤で固定され
る。このホルダ6の後端面にCCD4の前端面が突き当
てられ、その突き当て部の全周をまず高粘度の第1の接
着剤15で仮固定し、その後中ないし低粘度の第2の接
着剤16で固定することにより突き当て部の内側の光学
有効エリア側に接着剤の流れ出しすることなくCCD4
をホルダ6に固定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡等に利用さ
れ、ホルダに固体撮像素子を固定した撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像素子を内蔵した撮像装置
は内視鏡その他に広く用いられるようになった。この従
来技術として以下の2つがある。特開平2−29962
9号公報では、固体撮像素子にカバーガラスが接合さ
れ、これを素子枠(以下、ホルダと称す)に収納し、両
者の僅かな隙間に接着剤を充填するようにして固定する
従来技術を開示している。
【0003】また、特開平2−180239号公報で
は、固体撮像素子を実装したプリント基板にカバーガラ
スを取付け、これをホルダに嵌合させるように収納し、
このカバーガラスの周縁部でホルダに接着固定する従来
技術を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術ではCCD等
の固体撮像素子をホルダに接着固定する際、接着剤は一
般的に流動性をもつ為、固体撮像素子の光学有効エリア
(つまり撮像領域の内側)に接着剤が流れ出し、撮像さ
れた画像を不鮮明にする等、画像を劣化させる影響をき
たす欠点となる。
【0005】本発明は上述した点に鑑みてなされたもの
で、光学有効エリアに接着剤の流れ出すことなく固体撮
像素子をホルダに固定する撮像装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】撮像面の光学像を光電変
換する機能を有する固体撮像素子と、前記固体撮像素子
を保持するホルダとを有する撮像装置において、前記固
体撮像素子とホルダとを高粘度の第1の接着剤と中ない
し低粘度の第2の接着剤により固定する固定手段を設け
た。
【0007】これにより、固体撮像素子とホルダにまず
高粘度の接着剤で固定したことにより、固体撮像素子の
光学有効エリアに接着剤が流れ出すことがなく、画像に
支障をきたすことがないという作用をもつ。第2の接着
剤(中粘度〜低粘度)はその粘性が低い為、流れ込みが
良好で、固体撮像素子周囲に確実に接着補強が行えると
いう作用をもつ。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
として、内視鏡に組み込んだ内視鏡撮像装置(以下、単
に撮像装置と略記)の詳細を示す断面図である。図1に
示すように撮像装置1は対象物の光学像を結ぶ対物レン
ズユニット2と、撮像面の光学像を光電変換して撮像す
るための撮像素子ユニット、より具体的にはCCDユニ
ット3とから成り、この撮像装置1は図示しない内視鏡
の先端部に内蔵される。
【0009】上記対物レンズユニット2は以下の構成と
なっている。第1のレンズ群21が、第1のレンズ枠2
2に収められ、このレンズ枠22の外周に筒状の絶縁部
材23が嵌合している。この絶縁部材23の外周には第
2のレンズ枠24が嵌合している。
【0010】一方、第1のレンズ群21の後方に配置さ
れる第2のレンズ群25は第3のレンズ枠26に収めら
れ、絶縁部材23の内面にこの第3のレンズ枠26が嵌
合し、対物レンズユニット2を構成している。
【0011】また、CCDユニット3は以下の構成とな
っている。対物レンズ系の結像位置に(その撮像面或い
は光電変換面が)配置される固体撮像素子としての電荷
結合素子(以下、CCDと略記)4は、前記対物レンズ
ユニット2と光学軸が一致する様に、位置出しされてホ
ルダ6に接着固定されている。このホルダ6には遮光マ
スク7が設けてあり、迷光を防止している。
【0012】CCD4にはその裏面に、対向する様に上
下にリード4a,4bが設けられており、その一方のリ
ード4b側には回路基板10が接続されている。この回
路基板10上にはIC11や電子部品13が配置され、
CCD4の信号を処理する回路を構成している。IC1
1は絶縁性の封止剤11aで封止されている。
【0013】CCDユニット3内には、信号ケーブル1
4の先端が挿入されている。この信号線ケーブル14に
は、外皮の内部に複数の同軸シールド信号線および単純
線(以下信号線と称す)が挿通されている。なお、単純
線は、同軸ケーブル内に同軸シールド線とともに配設さ
れている。同軸シールド線は芯線の外側にシールド線が
被覆されたもので、単純線はシールド線が被覆されてい
ない。
【0014】これらの信号線は分岐部14cで上下に分
岐されている。そして、回路基板10上には図示しない
信号線接続ランドが設けられており、回路基板10の下
側に分岐した信号線14aは、このランド上に半田付け
されて接続される。
【0015】一方、CCD4のリード4a,4bのう
ち、回路基板10が接続されないリード4aには、信号
線14bが直接接続される。また、これら信号線14b
の同軸シールド部には、導電線17が巻き付けられ、こ
の導電線17を介して、ここでは電子部品(より具体的
にはノイズ除去用コンデンサ)13のGND側に電気的
に接続されている。
【0016】金属製のホルダ6の外周に金属製のシール
ド部材9の先端が固定され、このホルダ6に導通してい
る。このシールド部材9は、CCD4及び回路基板10
を覆うように後方の分岐部14c付近にまで延出されて
いる。
【0017】このシールド部材9の外周は絶縁性の被覆
チューブ19で覆われており、シールド部材9の内部全
体には、絶縁性の接着剤20が充填され、CCD4、回
路基板10及びケーブル14の先端を封止している。こ
の被覆チューブ19は、後端部がシールド部材9より後
方側に延出しており、信号ケーブル14の外皮を覆う保
護部材18の先端を保持、固定している。また、このシ
ールド部材9の先端側はシールド部材9から露出するホ
ルダ6の外周面も覆うようにしている。
【0018】撮像装置1は、第3のレンズ枠26の外周
とホルダ6の内周とがピント出しされて、嵌合し、接着
剤で固定される構成となっている。このホルダ6はCC
D4側が角型になっている。つまり、このホルダ6の前
端側は円筒で後端側は角筒形状になっている。次に本実
施の形態の特徴となるホルダ6とCCD4の固定手段に
ついて説明する。
【0019】前述した様にCCD4は、対物レンズユニ
ット2と光学軸が一致する様に位置出しされてホルダ6
に接着固定される。
【0020】この場合、CCD4の前面の周辺部がホル
ダ6の後端面に突き当てられ、この突き当て部の周囲全
てを高粘度の接着剤よりなる第1の接着剤15で予め固
定し、この第1の接着剤15で仮固定した後、中〜低粘
度接着剤よりなる第2の接着剤16で完全に固定するよ
うにしている。
【0021】つまり、突き当て部の周囲でCCD4とホ
ルダ6に跨る部分全てに高粘度の接着剤よりなる第1の
接着剤15によりCCD4の突き当て部の内側にこの接
着剤15が流れ出すことなく仮固定すると共に、その後
に完全に固定するための中〜低粘度接着剤よりなる第2
の接着剤16が突き当て部の内側の撮像領域或いは光学
有効エリアに流れ出す隙間を除去する(解消する)よう
に仮固定している。
【0022】また、第2の接着剤16はその粘性が低い
為、流れ込みが良好で、CCD周囲の隙間に確実に接着
剤を充填でき接着補強が行えるという作用をもち、CC
D4を確実に固定できる。第1の接着剤15として例え
ば、シリコン系の接着剤が使用される。また、第2の接
着剤16として例えばエポキシ系の接着剤が使用され
る。
【0023】本実施の形態ではCCD4とホルダ6との
突き当て部の全周囲の接着部を高粘度の接着剤よりなる
第1の接着剤15で予め固定し、さらに、この第1の接
着剤15で仮固定した後、中〜低粘度接着剤よりなる第
2の接着剤16で完全に固定することが特徴となってい
る。
【0024】次に本実施の形態の作用及び効果を説明す
る。本実施の形態によれば、CCD4とホルダ6の固定
を、まず高粘度の接着剤で固め、その後に中〜低粘度の
接着剤で本固定する構造であるので、中〜低粘度の接着
剤がCCD4の光学有効エリア(有効に撮像されるエリ
ア)にしみ出すことがなくCCD4をホルダ6に確実に
固定できる。従って、画像に影響が及ぼすことを解消で
きる。また、本実施の形態ではCCD4の前面にカバー
ガラスを設けていないので硬質長を短縮化している。な
お、ホルダ6の後端面にCCD4の前端面の周囲を突き
当てて接着剤15、16で固定するようにしているが、
CCD4の前端側等の一部をホルダ6に嵌合させてホル
ダ6から後方側にCCD4の一部が露出する部分の周囲
を接着剤15、16で固定するようにしても良い。
【0025】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を説明する。図2及び図3は本発明の第2の
実施の形態に係り、図2は本発明の第2の実施の形態の
撮像装置におけるCCD付近の構造を示し、図3は図2
のA−A断面を示す。本実施の形態は撮像装置のホルダ
組立部での光学有効エリアへの接着剤のしみ出しを防止
することを目的としている。
【0026】図2、図3を参照して、ホルダ6の組立を
説明する。CCD4には、カバーガラス5が芯出しして
接合され、さらに迷光防止用の遮光マスク7を、カバー
ガラス5とホルダ6に挟み込んだ状態で、ホルダ6に突
き当て挿入される。
【0027】これらCCD4とカバーガラス5の接合体
は、ホルダ6の後端部6bの全周に高粘度の接着剤より
なる第1の接着剤15で予め固定され、その後、中〜低
粘度の接着剤よりなる第2の接着剤16で完全に固定さ
れる。
【0028】本実施の形態ではホルダ6の外周部には、
補強枠8がホルダ6との3つの接合面6a,6a,6a
(図3参照)で接着固定されている。(つまり、補強枠
8はコの字型をしている。)さらに、CCD4と補強枠
8との隙間は、接着剤31が充填されて、補強されてい
る。
【0029】その他の構成は第1の実施の形態と同様で
ある。また、本実施の形態の作用及び効果も第1の実施
の形態と同様であり、カバーガラス5上の光学有効エリ
アに接着剤がしみ出すことがなく固定でき、従って、画
像に影響を及ぼすことがない。
【0030】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を説明する。図4ないし図7は本発明の第3
の実施の形態に係り、図4は本発明の第3の実施の形態
におけるCCDユニットの構造を示し、図5は図4のB
−B断面を示し、図6は図4のC−C断面を示し、図7
は信号線固定部の外観を示す。
【0031】図4に示すようにCCD4とカバーガラス
5の接合体は、ホルダ6の後端部6bの全周に高粘度の
接着剤よりなる第1の接着剤15で予め固定され、その
後、中〜低粘度の接着剤よりなる第2の接着剤16で完
全に固定される。さらに、CCD4と補強枠8との隙間
は、接着剤31が充填されて、補強されている。つま
り、CCD4にカバーガラス5が接着され、ホルダ6に
嵌合する水晶フィルタ49と共にホルダ6に固定してい
る。すなわち、水晶フィルタ49を介してCCD4とホ
ルダ6を接続固定している。
【0032】また、CCDユニット3では、CCD4の
リード4a,4bにおいて、回路基板10が接続される
側のリード4bのうち、本実施の形態では2本のリード
4b′がL字形に曲げ成形されている。曲げ成形された
リード4b′を含め、これらは回路基板10上に接続さ
れている。
【0033】これらの接続されたリード4bは、絶縁材
29で覆われている。絶縁材29として、例えばシリコ
ン系やエポキシ系の接着剤が使用される。又、絶縁材2
9として、ポリイミドテープを使用した構成としてもよ
い。さらに、絶縁材29として、絶縁性接着剤と絶縁性
テープの組み合わせでも良い。
【0034】絶縁材29から前記曲げ成形したリード4
b′が突出している。図5に示す様に、絶縁材29を介
して前記突出したリード4b′に電子部品12の電極1
2aが半田付けにより接続され、この電子部品12を固
定している。図5に示すように電子部品12が接続され
るCCD4のリード4b′は固体撮像素子の略中心付近
に並設されている。
【0035】本実施の形態においてはCCD4のリード
4bは図5に示す様に、Vout系(CCD出力信号)
とVDD(CCD駆動電源)とから成っており、電子部品
としてはVDD−GND用の曲げ成形したリード4b′に
その電極が実装され、電子部品12は、Vout系の信
号が絶縁材29により絶縁されている。
【0036】上記した説明の構成は以下の作用及び効果
を有する。CCDリード4bと回路基板10の接続部を
絶縁材29で絶縁したことにより絶縁材29を介して電
子部品12を実装できるようにした。従来では電子部品
の実装エリアとして使用されないCCDリード接合部
(CCDリードランド)を有効に使用できる。その為、
本来、電子部品の実装エリアとして確保しなければなら
ないスペースを削除でき、回路基板10を短くでき、結
果として、撮像装置の硬質長の短縮化が実現できる。
【0037】続けてさらなる構成を説明する。
【0038】CCDユニット3内に挿通され、分岐部1
4cで回路基板10の下側に分岐した信号線14aは、
同軸シールド部14eと芯線部14dにさらに分岐さ
れ、信号線固定部材27(以下固定部材と称す)で固定
されている。
【0039】図7に示す様に固定部材27は芯線ホール
ド部27a、シールドホールド部27b、腕部27cか
ら構成されている。前記芯線14dは、固定部材27の
芯線ホールド部27aに挿通されている。一方、前記同
軸シールド部14eは、シールドホールド部27bの中
に半田付けにより固定されている。固定部材27の腕部
27cは、回路基板10上に実装された電子部品13の
GND電極13aに半田付けで固定されている。なお、
信号用固定部材27の腕部27cはコンデンサ13のG
ND電極13aに半田で固定される腕部一本である。
【0040】一方、図4に示すように、回路基板10が
接続されないCCDリード4a側へ分岐した信号線14
b、その同軸シールド部14fが、第2の固定部材(図
6に示す様に本実施の形態ではコの字型)28の枠内で
半田固定される。さらに芯線部14gは、CCD4のリ
ード4aへ延出し、CCDリード4a上で、半田付けに
より接続されている。
【0041】シールド部材9はホルダ6と導通し、さら
に第2の固定部材28とシールド部材9は導通してい
る。本実施の形態では例えば導電性をもった接着剤30
で両者を導通するように固定している。
【0042】本実施の形態は以下の作用及び効果を有す
る。信号線14aのシールド部14eを第1の固定部材
27に予め固定し、固定部材27をGNDラインとして
回路基板10上の電子部品13のGND電極13aに接
続したことにより、従来回路基板10上に設けていたシ
ールド接続部(ランド)を省くことができ、その分、回
路基板10を小さくすることができる。これにより、撮
像装置の硬質長の短縮化を図ることができる。その他は
第2の実施の形態と同様の作用及び効果を有する。
【0043】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態の撮像装置の構成を説明する。図8は本実施
の形態に係る信号線の接続状態を示した撮像ユニット
(より具体的にはCCDユニット)の構成を底面側から
見た断面で示す。本実施の形態は図4において、回路基
板10の下部側に延出した信号線14aの回路基板10
への接続する固定機構或いは固定方法に特徴がある。
【0044】図8に示すCCDユニット3では第1の信
号線固定部材27からCCD4側へ延出された芯線部1
4dの信号線は先端側への延出方向に対し水平方向に屈
曲された後、後方側に延出され(つまりほぼコ字形状或
いはU字形状に折り返えされ)、回路基板10上の中央
部に設けたランド部10aに半田付けで接続されてい
る。
【0045】また、回路基板10の下側へ分岐した信号
線のうち、単純線より成る信号線14hは図示しないI
Cの駆動電源(図8でVcc)を供給しており、回路基
板10上の電子部品13の電極に接続されている。
【0046】図4と同様にCCD4とカバーガラス5の
接合体は、ホルダ6の後端部6bの全周に高粘度の接着
剤よりなる第1の接着剤15で予め固定され、その後、
中〜低粘度の接着剤よりなる第2の接着剤16で完全に
固定される。さらに、CCD4と補強枠8(補強枠8が
ない部分ではシールド部材9)との隙間は、接着剤31
が充填されて、補強されている。
【0047】本実施の形態は以下の作用及び効果を有す
る。芯線部14dの信号線と回路基板10上のランド部
10aに接続する際、挿入部の長手方向にU字状に折り
返すようなレイアウトに配置したことにより、信号線1
4にストレスがかかっても、U字状の折り返し部でこの
力を吸収でき、断線をおこすおそれがない。このことに
より、撮像装置の強度が向上する効果が得られる。その
他は第3の実施の形態と同様の作用及び効果を有する。
【0048】(第5の実施の形態)図9(A)は第5の
実施の形態の撮像装置を側面側から見た断面で示し、図
9(B)はCCDユニットの構成を上面側から見た断面
で示す。図9(A)に示すように第5の実施の形態の撮
像装置50は、被写体を結像する対物レンズユニット5
1と、固体撮像素子としてのCCD53とこのCCD5
3に接続され、信号増幅等の処理を行う回路基板54及
び回路基板54に接続される信号ケーブル55とから成
るCCDユニット52とから構成されている。
【0049】対物レンズユニット51は、レンズ枠56
に対物レンズ系57を組み込み構成されている。CCD
ユニット52は、以下の様に構成されている。図9
(B)に示すようにCCD53を固定するCCD固定枠
58(以下、ホルダと称す)には、CCD53がCCD
収納部58aに前述の対物レンズユニット51の光軸と
一致する様に位置出しされ、高粘度の接着剤よりなる第
1の接着剤15で仮固定された後、中〜低粘度の接着剤
よりなる第2の接着剤16で完全に固定される。さら
に、CCD53とホルダ58との隙間は、接着剤59が
充填されて、補強されている。
【0050】CCD53の裏面には、例えば上下にリー
ド53a、53bが対向する様に設けられている。図9
(B)に示すように一方のリード53aには、ケーブル
55から分岐した信号線55aが直接、半田付けで接続
されている。
【0051】さらに前記回路基板54には、CCDユニ
ット52を組立る前に電子部品60やIC61が実装さ
れており、電子部品60がCCD53のもう一方のリー
ド53bと接合され、回路基板54が固定されている。
さらに別の分岐した信号線55bは、CCDリード53
bの一部に接続されている。
【0052】ホルダ58の後端部を後方に延出した補強
部58bは回路基板54側へ延出している。この延出に
ともない、回路基板54のこの補強部58bと近接する
部分は、接触による干渉をさける為、切り欠き62が形
成されている。補強部58bとCCD53、リード53
a、53b、回路基板54の切り欠き部62との間は接
着剤63で固められている。
【0053】補強部58bの機能は信号ケーブル55の
引っ張りや、回路基板54のあおりにより、CCDリー
ド53a,53bやCCD53とホルダ58の接合部に
負担がかかるので、それを補強するものである。なお、
ホルダ58の外側は熱収縮チューブ64で被覆されてい
る。
【0054】本実施の形態は以下の作用及び効果を有す
る。回路基板54に切り欠き62を設け、回路基板54
との干渉をさける様にしたうえで、ホルダ58のCCD
補強部58bを長くとってあり、補強部58bとCCD
53近傍との間を接着剤63で固着させたことで、CC
D近傍の固定強度が向上する。
【0055】これにより、撮像装置50の曲げや、あお
り等のストレスに対する強度が向上するという効果が得
られる。その他は第1の実施の形態と同様の作用及び効
果を有する。
【0056】(第6の実施の形態)図10(A)は本発
明の第6の実施の形態における回路基板付近の構成を示
し、図10(B)及び図10(C)は比較のために従来
の回路基板の構成を平面図及び側面断面図で示す。
【0057】本実施の形態の撮像装置は例えば、図9に
示す様な構成であり、但し、そのCCDユニット52に
おける回路基板54に対し、本実施の形態では図10
(A)に示すような回路基板70にしている。
【0058】つまり、回路基板70は、図10(A)に
示す様に、CCDのリードとを接続するランド71や、
電子部品72、IC73が配置され、CCDの信号を処
理する回路を構成している。IC73は、IC73を保
護する為及び放熱の機能を良くするために封止樹脂74
により被覆されている。
【0059】本実施の形態では、電子部品72とIC7
3(封止樹脂74含む)は、内視鏡長手方向(図10
(A)の左右方向に対して垂直方向に配置されているこ
とが特徴となっている。
【0060】本実施の形態は以下の作用及び効果を有す
る。図10(B)及び(C)に示した従来の回路基板7
0′の場合と比較して、内視鏡長手方向の回路基板の長
さが、本実施の形態においては、Lだけ短縮することが
できるという作用をもつ。
【0061】これにより、この短縮分Lだけ、撮像装置
の硬質長を短くすることができるという効果をもつ。な
お、図10(B)及び(C)では図10(A)に対応す
る構成要素を同じ符号に′を付けて示している。
【0062】(第7の実施の形態)ところで、以下のよ
うな撮像装置の構成にすることも考えられる。図11及
び図12は第7の実施に係り、図11は第7の形態の撮
像装置における内部構造を示す概略構成図、図12は第
7の実施の形態に係る回路基板の構成をケーブルを接続
しない状態で示す。
【0063】図11に示す撮像装置40を構成するCC
D41には、リード41a,41bが対向する様に設け
られている。一方のリード41aには、回路基板42が
接続されている。撮像装置40内には、ケーブル43の
先端側が挿通されており、CCD41のリード41a,
41bの両方に向かって分岐している。
【0064】これら分岐した信号線43a、43bに挟
まれる様に、ケーブル固定部材44が設けられ、このケ
ーブル固定部材44は回路基板42に接続されている。
【0065】図12に示すように回路基板42には、貫
通穴42aが電子部品45のGND電極46内に設けら
れている。前記ケーブル固定部材44は、この貫通穴4
2aに流した半田42bにより、回路基板板42のGN
D部に導通する状態で固定されている。
【0066】この構成により、回路基板42上のGND
とケーブル固定部材44は、電気的にGNDに落ちてい
ることになり、ケーブル固定部材44上で信号線43
a、43bの同軸シールド部及びGNDラインケーブル
を接続できる。これらの接続は、例えば図11に示す様
に導電性接着剤47で行われる。
【0067】本実施の形態では上述した構成、作用によ
り、回路基板42上で信号線をGNDに接続する必要が
なくなり、回路基板の小型化、結果として撮像装置の小
型化を図ることができる。
【0068】図13は第7の実施の形態の変形例の撮像
装置を示す。図13を参照して以下に説明する。
【0069】撮像装置の基本的な構成は、上述した第7
の実施の形態と同様である。回路基板42の後端のケー
ブル固定部材44が接する近傍に電子部品45のGND
電極46が設けられている。電子部品45はその長手方
向が内視鏡長手方向と同一の向きになる様に配置されて
いる。ケーブル固定部材44は、前記GND電極46に
半田付けによる半田固定部39で導通する状態で固定さ
れている。
【0070】この構成により、ケーブル固定部材44
は、回路基板42のGNDを導通している。また、この
構成により、信号線のGNDを回路基板42に半田接続
する必要がなく、ケーブル固定部材44にGNDライン
に関する信号線、同軸シールド線を一括して接続でき
る。
【0071】上述した構成によれば、第7の実施の形態
と同様、回路基板の小型化、結果として撮像装置の小型
化を図ることができる。
【0072】また、変形例では、電子部品45を上述の
様に配置したので、回路基板42に接続する例えば、信
号出力の信号線の配線スペースを無理なくとれ、組立性
が向上するという効果も得ることができる。
【0073】(コンバイン開示分025A−252) (第8の実施の形態)図14は本発明の第8の実施の形
態の撮像装置の構成を示す。図14を参照して実施の形
態の撮撮像装置90の説明を行う。CCD91は、CC
Dホルダ92後側に固定され、CCDホルダ92には前
側より遮光マスク99を入れ、接着固定し、対物レンズ
系93が、光学的にピント出しされた状態で、嵌合固定
されている。なお、CCD91をCCDホルダ92に固
定する場合には第1の実施等の固定機構を採用すること
ができる。また、図14に示すようにCCDホルダ92
にCCD91を嵌合させ、裏面側の周囲で接着剤で固定
するようにしても良い。
【0074】CCD91の裏面には、CCDリード91
a、91bが撮像装置91の後側に延出しており、その
一方のリード91bには、回路基板94上に設けた、電
子部品95を介して回路基板94が接続されている。回
路基板94上には、ケーブル96から回路基板94側に
分岐した信号線96aが接続されている。
【0075】一方、ケーブル96から他の側へ分岐した
複数の同軸信号線96bは、信号芯線96cと同軸シー
ルド部から構成されるが、その同軸シールド部は、撮像
装置90内に収納できる様に任意の形状に成形され、そ
の成形部96dは、撮像装置内に収納できる様に任意の
形状に成形され、その成形部96dは、回路基板94上
のGNDのランド94a上に接続されている。
【0076】CCDホルダ92の外周には、外側にある
(図示していない)金属部材に接触するのを防止するた
め、被覆チューブ97が嵌合するように被覆されてお
り、被覆チューブ97の内周部は接着剤98が充填され
ている。
【0077】本実施の形態は以下の作用を有する。同軸
信号線のシールド部を撮像装置90内の余裕のある部に
納まる様に束ねる等して成形したので、撮像装置90が
必要以上に大きくならないという作用を持ち、撮像装置
90の小型化を図ることができるという効果をもつ。
【0078】(第9の実施の形態)図15は本発明の第
9の実施の形態における撮像ユニットとしてのCCDユ
ニットを示す。例えば、図14における回路基板94に
コンデンサ100を実装する場合、コンデンサ100の
片方の電極だけを回路基板94のランド94aに接続
し、反対側の電極は例えばジャンパ線89を用いて導通
させ、ランドをなくした。
【0079】本実施の形態は以下の作用を有する。ラン
ドをなくした分、撮像ユニットを小型化できる。
【0080】(第10の実施の形態)図16ないし図1
8は本発明の第10の実施の形態に係り、図16は第1
0の実施の形態の撮像装置のCCDユニットの構成を示
し、図17(A)は図16のD矢視方向からの構造を示
し、図17(B)は図16のE矢視方向からの構造をを
示し、図18(A)は回路基板を示し、図18(B)は
F−F矢視でケーブル配線を示し、図18(C)はシー
ルド部材を斜視図で示す。
【0081】図16に示すように撮像装置110は以下
の構成を有する。カバーガラスが接合されたCCD11
1はホルダ112に高粘度の接着剤よりなる第1の接着
剤145で予め固定され、その後、中〜低粘度の接着剤
よりなる第2の接着剤146で完全に固定される。
【0082】CCD111の裏面には、撮像装置110
の後端側に延出する様にCCDリード111a及び11
1bが設けられている。その一方のリード111bに
は、回路基板114が接続されている。
【0083】ケーブル115から回路基板114の下側
へ分岐した信号線115bが、図17(B)に示す様に
回路基板114上のランド114bに接続されている。
一方、図16に示すようにCCD111のもう一方側に
分岐した信号線115aは、信号線固定部材116内
に、シールド部115cが例えば半田で導通する状態で
固定され、さらにリード111aまで信号線115a
(の芯線)が延出し、リード111aに接続されてい
る。
【0084】図16に示すようにCCDリード111b
のうち、一部のリード111cは、L字型に曲げ加工さ
れ、電子部品122がここにホールドされている。図1
7(A)に示すように回路基板114には、切り欠き1
14aが設けられており、図18(B)に示す様に、信
号線115aの一部(実施の形態中VDD)と、信号線1
15bの一部(実施の形態中φAB(アンチブルーミン
グ))が、上記切り欠き114aを通して、上下に交差
し、上記信号線115a、115bはそれぞれ対面側の
電子部品122電極及びCCDリード111aに接続さ
れている。
【0085】CCD111のリード111bのうち、図
17(B)に示す様に、NC(接続なし)のリードは他
の4本のリードより短くして、前記VDD、φABの信号線
の交差、接続を容易にする様に構成した。
【0086】図18(A)は回路基板114の実装面を
示す。電子部品121の電極端121aは、ランド(パ
ターン)端114bから距離dだけはみ出して実装され
ている(その効果はランド部の面積を少なくして、回路
基板の小型化を図っている)。
【0087】図16に示すようにホルダ112の外周に
は、補強部材113が設けられ、さらにその外周には導
電性のシールド部材117が設けられている。このシー
ルド部材117は、図6に示す場合と同様(図6中では
番号9に該当)に折り込み式の構成となっている。
【0088】上記シールド部材117の前端側には図1
8(C)に示すように切り欠いた切り欠き部117aが
設けられ、固定部材116とシールド部材117を導電
性接着剤118で導通するための注入穴として用いられ
る(ケーブルシールド部115c→信号線固定部材11
6→シールド部材117のルートで導通が行われ、信号
線固定部材116は回路基板114上のGNDラインへ
導通している)。また、シールド部材117には、シー
ルド部材117と保護チューブ119との干渉を避ける
ために切り欠き200を設けている。切り欠き117a
は一方のみに形成され、切り欠き200は両サイドに形
成されている。
【0089】さらに、ケーブル115の外周には、ケー
ブル保護部材119が外装され、その端123は、回路
基板114の端部124よりCCD側寄りに位置させて
おり、ケーブル115の分岐部115dを保護する様に
なっている。
【0090】本実施の形態ではGNDラインは以下のよ
うに導通している。回路基板114のGNDにコンデン
サ13のGND電極が接続され、GND電極に信号固定
部材27の腕部27cが導通接続し、信号固定部材11
6に同軸シールド線のシールドを接続し、コの字状固定
部材116と信号固定部材27をジャンパ線150で接
続し、コの字状固定部材116に同軸シールド線のシー
ルドを接続し、コの字状固定部材116とシールド部材
117を導電性の接着剤30で導通する。
【0091】φAB(アンチブルーミング)の端子を短
くしているが、特に、φABの端子に拘束されない。基
板の端に相当する端子を短くし、その部位に対向する基
板を切り欠くようにすればよい。なお、図17(B)の
符号は以下のような意味である。SUB:GND,VI
N1、VIN2:CCD出力信号,VDD:CCD駆動
電源,Vcc:回路基板のICの駆動電源。
【0092】(第11の実施の形態)図19は本発明の
第11の実施の形態におけるCCDを示し、図19
(A)は平面図、図19(B)は正面図、図19(C)
は底面図である。
【0093】CCD130のチップ面132上には、駆
動/出力信号のバンプ電極131、133が設けられて
いる。このバンプ電極131、133にはバンプ接合が
用いられ、リード135が接続されている。
【0094】一方、チップ132に連設して、パッケー
ジ部134が設けられ、パッケージ部134には、電極
136が設けられ、リード135の他端が接続されてい
る。このパッケージ部134からは外部リード137、
138が延出している。チップ面132上のバンプ電極
131、133の位置と、外部リード137、138の
位置はパケージ部134内の配線により、90°ずれて
構成されている。
【0095】なお、上述した各実施の形態を部分的等で
組み合わせて構成される実施の形態も本発明に属する。
なお、固体撮像素子をホルダに固定する場合、高粘度の
接着剤の代わりに高粘度の充填剤を用いたものも本発明
に属する。
【0096】[付記] 1.撮像面の光学像を光電変換する機能を有する固体撮
像素子と、前記固体撮像素子を保持するホルダとを有す
る撮像装置において、前記固体撮像素子とホルダとを高
粘度の第1の接着剤と中ないし低粘度の第2の接着剤に
より固定する固定手段を設けたことを特徴とする撮像装
置。 (付記1の目的)撮像装置の小型化及び、光学有効エリ
ア(撮像面)内への接着剤のしみ出しを防止することを
目的とする。
【0097】2.第1の接着剤は、シリコン系接着剤、
第2の接着剤はエポキシ系接着剤よりなることを特徴と
する付記1記載の撮像装置。 3.固体撮像素子はホルダに突き当てて前記固定手段で
固定される付記1記載の撮像装置。 4.固体撮像素子はホルダに嵌合されて前記固定手段で
固定される付記1記載の撮像装置。
【0098】5.固体撮像素子信号を処理する為の電子
部品やICを実装する回路基板上において、固体撮像素
子リードとの接合部上に絶縁材を介し、電子部品を配置
した撮像装置。 (付記5の背景)従来技術として特開平4−31762
2号公報がある。この公報では駆動回路等を構成する電
子部品は、回路基板上に設けられている。CCD等の固
体撮像素子と回路基板は固体撮像素子のリード部と回路
基板のランドとで接続されるので一般的である。したが
って、固体撮像素子と回路基板とを合わせた長さで硬質
部が形成されていた。本実施の形態は撮像装置の硬質長
短縮化を目的とし、この目的を達成するために付記5の
内容の構成にした。
【0099】6.電子部品に接続される固体撮像素子の
リード部材はL字状に曲げられて電気的に接続されてい
る付記5記載の撮像装置。 7.絶縁材は、絶縁性接着剤である付記5記載の撮像装
置。 8.絶縁材は、絶縁性テープである付記5記載の撮像装
置。 8′.絶縁剤は、絶縁性接着剤と絶縁性テープの組み合
わせである付記5記載の撮像装置。 9.電子部品が接続される固体撮像素子のリード部材は
固体撮像素子の略中心に並設されている付記5記載の撮
像装置。
【0100】10.撮像装置を構成する信号線におい
て、各信号線のシールド部を金属部材に固定し、その金
属部材を回路基板上のGNDラインへ導通固定した撮像
装置。 (付記10の背景)従来技術として特開平6−2850
18号公報がある。この公報には同軸シールド線のシー
ルド部のGNDに接続するのに、基板の後方において導
電性接着剤を介してシールド枠に導通させていたので、
導電性接着剤の部分で硬質部が形成されていた。このた
め、撮像装置の硬質長短縮化を目的として付記10の内
容の構成にした。
【0101】11.導電性の固定部材は、回路基板上に
配置された電子部品のGND電極に電気的に接続されて
いる付記10記載の撮像装置。 12.導電性の固定部材は、信号芯線を保持する保持部
を形成する付記10記載の撮像装置。 13.導電性の固定部材は、S字状に形成され、一方の
空間に信号線のシールド部を、他方の空間に信号芯線を
保持する付記10記載の撮像装置。 14.導電性の固定部材は、金属部材からなる付記10
記載の撮像装置。
【0102】15.複数の信号線は、回路基板を挟むよ
うに二手に別れ、それぞれ、信号線のシールド部を導電
性の固定部材で保持され、各導電性の固定部材で導電部
材を介して電気的に接続され、一方の導電性の固定部材
は回路基板のGNDに接続されている付記10記載の撮
像装置。 16.他方の導電性の固定部材は導電性接着材を介して
シールド枠に電気的に接続されている付記10記載の撮
像装置。
【0103】17.撮像装置を構成する信号線におい
て、回路基板上に信号線を接続する際、信号線の先端部
の延出方向に対して反転させたことを特徴とする撮像装
置。 (付記17の背景)従来技術として特開平5−1616
02号公報がある。この公報では信号ケーブルを回路基
板のランドに接続するにあたり、信号芯線を少し弛ませ
て接続されているが、その弛みだけでは足りず、信号芯
線が切れるという不具合があった。そのため、信号線の
回路基板への接続構造の耐性向上を目的とし、この目的
を達成するために付記17の内容の構成にした。
【0104】18.反転する前の部分の複数の信号線
は、信号線保持部材で保持されている付記17記載の撮
像装置。 19.信号線保持部材はGNDラインに接続されると共
に、信号線のシールド部と電気的に接続する付記17記
載の撮像装置。
【0105】20.固体撮像素子及び回路基板を有する
撮像装置において、固体撮像素子固定枠の固体撮像素子
固定部を撮像装置端側長手方向に延出させるとともに、
この延出部と干渉しない様に、回路基板に切り欠きを設
けた撮像装置。 (付記20の背景)従来技術として特開平6−7020
7号公報がある。この公報ではCCDを保持するホルダ
は、CCDの周囲を覆っている。しかし、撮像ユニット
があおられたりすると、CCDと回路基板の接続部や、
CCDとホルダの接着剤が破損するという不具合があっ
た。このため、撮像装置の強度向上を図ることを目的と
し、この目的を達成するために付記20の内容の構成に
した。
【0106】21.固体撮像素子固定枠の延出部と固体
撮像素子と回路基板との接続部分は接着剤で補強されて
いる付記20記載の撮像装置。 22.回路基板の切り欠きは一方のみである付記20記
載の撮像装置。
【0107】23.内視鏡の撮像装置を構成する回路基
板において、回路基板上に実装される複数の電子部品を
内視鏡長手方向に対して垂直方向に配置した回路基板。 (付記23の背景)従来技術として特開平4−8253
0号公報がある。この公報では、回路基板上に配置され
るICやコンデンサは長手方向に配置されていたので、
その分硬質部が形成されていた。このため、撮像装置の
硬質長の短縮化を目的とし、付記23の内容の構成にし
た。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
像面の光学像を光電変換する機能を有する固体撮像素子
と、前記固体撮像素子を保持するホルダとを有する撮像
装置において、前記固体撮像素子とホルダとを高粘度の
第1の接着剤と中ないし低粘度の第2の接着剤により固
定する固定手段を設けているので、固体撮像素子とホル
ダにまず高粘度の接着剤で固定したことにより、固体撮
像素子の光学有効エリアに中ないし低粘度の第2の接着
剤が流れ出すことを防止し確実に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の撮像装置の構成を
示す断面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるCCD付近
の構造を示す断面図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】本発明の第3の実施の形態におけるCCDユニ
ットの構造を示す断面図。
【図5】図4のB−B断面図。
【図6】図4のC−C断面図。
【図7】信号線固定部の外観を示す斜視図。
【図8】本発明の第4の実施の形態におけるCCDユニ
ットの構造を示す断面図。
【図9】本発明の第5の実施の形態の撮像装置及びCC
Dユニットを示す断面図。
【図10】本発明の第6の実施の形態における回路基板
付近の構成を示す図。
【図11】本発明の第7の形態の撮像装置における内部
構造を示す概略構成図。
【図12】回路基板の構成をケーブルを接続しない状態
で示す平面図。
【図13】第7の形態の変形例の撮像装置における内部
構造を示す概略構成図。
【図14】本発明の第8の実施の形態の撮像装置の概略
を示す断面図。
【図15】本発明の第9の実施の形態におけるCCDユ
ニットを示す説明図。
【図16】本発明の第10の実施の形態におけるCCD
ユニットの構成を示す断面図。
【図17】図16のD及びE矢視方向からの断面図。
【図18】回路基板、ケーブル配線及びシールド部材を
示す図。
【図19】本発明の第11の実施の形態におけるCCD
を示す図。
【符号の説明】
1…撮像装置 2…対物レンズユニット 3…CCDユニット 4…CCD 4a,4b…リード 6…ホルダ 9…シールド部材 10…回路基板 11…IC 12,13…電子部品 14…信号線 15…第1の接着剤 16…第2の接着剤 19…被覆チューブ 20…接着剤 21,25…レンズ群 22,24,26…レンズ枠 23…絶縁部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像面の光学像を光電変換する機能を有
    する固体撮像素子と、前記固体撮像素子を保持するホル
    ダとを有する撮像装置において、 前記固体撮像素子とホルダとを高粘度の第1の接着剤と
    中ないし低粘度の第2の接着剤により固定する固定手段
    を設けたことを特徴とする撮像装置。
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