JPH09191350A - マルチメディア通信装置 - Google Patents

マルチメディア通信装置

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JPH09191350A
JPH09191350A JP8018276A JP1827696A JPH09191350A JP H09191350 A JPH09191350 A JP H09191350A JP 8018276 A JP8018276 A JP 8018276A JP 1827696 A JP1827696 A JP 1827696A JP H09191350 A JPH09191350 A JP H09191350A
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timing
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signal
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Eiji Imaeda
英二 今枝
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Canon Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/141Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
    • H04N7/148Interfacing a video terminal to a particular transmission medium, e.g. ISDN
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/15Conference systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0435Details
    • H04Q11/0471Terminal access circuits

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ある1つのサブチャネルに割り当てられた受
信データを該サブチャネル以外の任意のサブチャネルに
割り当てて送信することができない。 【解決手段】 多重化部17により、複数種類の情報を
多重化して構成した送信情報が、通信回線25に接続さ
れて各地点との間で情報を送受信する回線制御部19に
送られ、分離化部18により、通信回線25から受信し
た受信情報が回線制御部19から受け取られて情報種別
毎に分離化され、該分離化された複数の情報の中から少
なくとも1つの情報が全体制御部23により選択されて
折り返しパス24を介して多重化部17へ折り返され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数地点間で複数種
類の情報の通信を行なうマルチメディア通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、情報チャネルと信号チャネルとか
らなるディジタル通信回線として、ITU−TS(旧C
CITT:国際電信電話諮問委員会)において、ISD
N(サービス総合ディジタル網)インタフェースが標準
化され、その実用化が進められている。
【0003】この種のISDNサービスを利用して音声
や映像等のメディアを取り扱う通信装置として、テレビ
電話等に代表されるマルチメディア通信装置がある。こ
のようなマルチメディア通信装置では、お互いの有する
機能の中から共通する機能を用いて通信を行なう。従っ
て、このようなマルチメディア通信装置の間では、通信
回線上で音声、映像、その他のデータといった各メディ
ア信号を多重化する伝送フレームの構造を共通にしてお
く必要がある。この伝送フレーム構造は、前記ITU−
TSの勧告H.221で規定されている。また、相互に
通信する端末(装置)間における各種の伝送モードに関
しては、前記ITU−TSの勧告H.242で規定され
ている。
【0004】前記ITU−TSの勧告H.221で規定
されている伝送フレーム構造の一例を図18に示す。同
図において、FASはフレーム同期信号で、フレーム化
情報、制御情報、警報情報等で構成されている。また、
BASはビットレート割当信号で、フレーム内のチャネ
ルを様々に構造化する端末能力等で構成されている。図
18のオクテット番号毎に縦に80ビットの構成はサブ
チャネルと呼ばれ、先頭ビット或はサブチャネルから、
サブチャネル#1、サブチャネル#2、…、サブチャネ
ル#8というように順次番号付けされている。サブチャ
ネル#8は、最初の16ビットが前記FASとBASに
割り当てられているため、残りの64ビットのデータで
構成される。伝送する各メディアのデータは、前記サブ
チャネル単位で割り当てられる。前記ITU−TSの勧
告H.221に従ったフレーム構造でデータを伝送する
場合、前記FAS及びBASは、各フレームに1つ宛付
加される。
【0005】前記フレームは、偶数フレームと奇数フレ
ームの2組でサブマルチフレームを構成し、更に8組の
サブマルチフレームでマルチフレームを構成する。前記
FASとBASは、偶数フレームと奇数フレームのペア
で規定されており、偶数フレームのFASと奇数フレー
ムのFASには、FAWと呼ばれるフレーム同期ワード
のビットパターンが挿入される。このFAWのビットパ
ターンは図19に示すように、偶数フレームが第2オク
テット〜第8オクテットに“0011011”、奇数フ
レームが第2オクテットに“1”である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のマルチメディア通信装置のフレーム構造でデー
タを伝送している場合、サブチャネル#8に割り当てら
れたデータは、他のサブチャネルとはデータのレートが
異なるため、例えば通信相手端末が、受信したデータを
折り返して送信する時に、サブチャネル#8から受信し
たデータを該サブチャネル#8以外のサブチャネルに割
り当てて送信することができなかった。
【0007】また、たとえ割り当てて送信することがで
きるようにしたとしても、その送信されたデータを送信
するこができなかった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その第1の目的は、ある1つのサブチャネルに割り
当てられた受信データを該サブチャネル以外の任意のサ
ブチャネルに割り当てて送信することができるマルチメ
ディア通信装置を提供することにある。
【0009】また、本発明の第2の目的は、通信相手端
末がある1つのサブチャネルに割り当てられた受信デー
タを該サブチャネル以外の任意のサブチャネルに割り当
てて送信したデータを受信することができるマルチメデ
ィア通信装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した第1の目的を達
成するため本発明の第1発明に係わるマルチメディア通
信装置は、複数地点間で複数種類の情報の通信を行うマ
ルチメディア通信装置において、通信回線に接続して各
地点との間で情報を送受信する回線制御手段と、複数種
類の情報を多重化して構成した送信情報を前記回線制御
手段に送る送信情報多重化手段と、前記通信回線から受
信した受信情報を前記回線制御手段から受け取り情報種
別毎に該受信情報を分離化する受信情報分離化手段と、
該受信情報分離化手段により分離化された前記複数の情
報の中から少なくとも1つの情報を選択して前記送信情
報多重化手段に折り返す折り返し手段とを具備したこと
を特徴とするものである。
【0011】また、上述した第2の目的を達成するため
本発明の第2発明に係るマルチメディア通信装置は、複
数地点間で複数種類の情報の通信を行うマルチメディア
通信装置において、通信回線に接続して各地点との間で
情報を送受信する回線制御手段と、前記通信回線から受
信した受信情報を前記回線制御手段から受け取り情報種
別毎に該受信情報を分離化する受信情報分離化手段とを
具備し、該受信情報分離化手段は、前記受信情報の中よ
り分離化された前記第1の情報の中から同期信号を分離
化する第1の同期タイミングを生成する第1の同期タイ
ミング生成手段と、前記受信情報の中より分離化された
前記第2の情報の中から疑似同期信号を分離化する第2
の同期タイミングを生成する第2の同期タイミング生成
手段と、前記受信情報の中より前記同期信号を検出する
同期信号検出手段と、該同期信号検出手段の検出結果に
対応して前記第1及び第2の同期タイミング生成手段を
初期化する初期化手段とからなることを特徴とするもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0013】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るマルチメディア通信装置の構成を
示すブロック図であり、同図中、1は送信する映像を入
力する映像入力手段であるカメラ、2は送信する音声を
入力する音声入力手段であるマイク、3は受信した映像
を表示する映像表示部、4は受信した音声を再生する音
声再生手段であるスピーカ、5は送信する映像信号を予
め定めた通信データ形式に変換する映像符号化部、6は
送信する音声信号を予め定めた通信データ形式に変換す
る音声符号化部、7〜10は受信した映像の受信データ
を映像信号に復号化(復元)する第1〜第4の映像復号
化部、11〜14は受信した音声の通信データを音声信
号に復号化する第1〜第4の音声復号化部、15は第1
〜第4の映像復号化部7〜10で復号化した4種類の映
像信号の中から、任意の1つ、もしくは複数の映像を選
択して映像表示部3に表示する表示制御部、16は第1
〜第4の音声復号化部11〜14で復号化した4種類の
音声信号の中から、任意の1つ、もしくは複数の音声を
選択し、それぞれを加算してスピーカ4から再生する音
声信号制御部である。
【0014】17は通信相手に送信するメディアを選択
して予め定めた形式に多重化する多重化部、18は通信
相手から受信した通信データ(受信データ)をメディア
毎に分離する分離化部(受信情報分離化手段)、19は
通信回線の接続制御と、通信回線にデータを送受信する
制御を行なう回線制御部(回線制御手段)、20、21
は各端末間のデータ通信の制御を行なう第1、第2のL
SD通信制御部、22は操作者が本装置の制御を行なう
ためのキーボード等の操作部、23は本装置の動作全体
を制御する全体制御部、24は受信した任意のメディア
のデータを分離化部18から多重化部17に折り返し
て、新たに他の送信データと多重化して送信する折り返
しパス(折り返し手段)、25は通信回線で、本実施の
形態ではISDN基本インタフェース(2B+D)であ
る。
【0015】映像符号化部5は、前記ITU−TSの勧
告H.261に従って映像信号の符号化を行ない、多重
化部17に入力するものである。前記ITU−TSの勧
告H.261は、映像信号のフレーム間相関を利用し、
INTER(Inter Frames;フレーム間符
号化)、INTRA(Intra Frame;フレー
ム内符号化)、MC(Motion Compensa
tion;動き補償)の3つの符号化方式で適応的に高
能率符号化する映像信号の符号化方式である。
【0016】前記ITU−TSの勧告H.261に従っ
た符号化方式では、符号化データのデータ発生量を適応
的に制御可能なため、通信データの任意のビットレート
に対応した符号化が可能である。第1〜第4の映像復号
化部7〜10は、前記ITU−TSの勧告H.261に
従って符号化された受信データを分離化部18から受け
取り、映像信号に復号化する。
【0017】音声復号化部6は、前記ITU−TSの勧
告G.711または勧告G.726に従って音声信号の
符号化を行ない、多重化部17に入力するものである。
前記ITU−TSの勧告G.711は4kHz帯域迄の
音声信号を8bitの量子化データに変換するPCM符
号化方式で、データの発生量は64bit/secであ
る。前記ITU−TSの勧告G.726は、前記ITU
−TSの勧告G.711でPCM符号化したデータを、
ADPCM方式で更にデータを圧縮する符号化方式で、
4種類の符号化モードがあり、データの発生符号量はそ
れぞれ40k、32k、24k、16kbit/sec
である。
【0018】第1〜第4の音声復号化部11〜14は、
前記ITU−TSの勧告G.711または勧告G.72
6に従って符号化された受信データを分離化部18から
受け取り、音声信号に復号化する。
【0019】第1及び第2のLSD通信制御部20及び
21は、通信を行なっている端末間のデータ通信機能を
処理するものである。通信のプロトコルは、本実施の形
態ではHDLCプロトコルを使用する。該HDLCプロ
トコルは既に公知であるので、その詳細説明は省略す
る。第1及び第2のLSD通信制御部20及び21のデ
ータ転送レートの値は、任意に設定可能である。データ
通信するデータの内容は、本装置のアプリケーションに
依存するが、例えば文書等のテキストファイルのデータ
や、端末間の通信回線接続情報等である。
【0020】多重化部17は、映像符号化部5、音声符
号化部6、第1及び第2のLSD通信制御部20及び2
1の中から任意のメディアのデータを選択して、予め定
めた多重化方式に従って多重化するものである。分離化
部18は、受信した通信データをメディア毎に分離化し
て、それぞれのデータを第1〜第4の映像復号化部7〜
10、第1〜第4の音声復号化部11〜14、第1及び
第2のLSD通信制御部20及び21に割り当てるもの
である。
【0021】分離化部18から多重化部17に折り返し
ている折り返しパス24は、受信した任意のメディアの
データを折り返し、新たに他の送信データと多重化し送
信するパスである。該多重化方式は、図18に示したサ
ブチャネルの1つまたは複数を任意のメディアのデータ
チャネルに割り当てる方式で、通信に先立ち、送信する
端末と受信する端末との間でお互いに同じ割り当てに設
定する。
【0022】サブチャネル割当の一例を図9に示す。同
図では、サブチャネル#1とサブチャネル#2とを第1
の音声データに割り当て、サブチャネル#3とサブチャ
ネル#4とを第2の音声データに割り当てている。1つ
のサブチャネルあたり8kbpsのデータを送受信する
ので、第1、第2の音声データはそれぞれ16kbps
の音声データ通信となる。サブチャネル#5は第1の映
像データに、サブチャネル#7は第2の映像データに割
り当てている。どちらもサブチャネルが1つなので、第
1の映像データと第2の映像データは8kbpsのデー
タレートとなる。サブチャネル#6は第1のLSD送信
制御部20からの第1LSDに、サブチャネル#8は第
2のLSD通信制御部21からの第2LSDに割り当て
ているが、サブチャネル#6にはダミーのFAS/BA
Sの割当があり、従って、サブチャネル#6とサブチャ
ネル#8のデータレートは、いずれも6.4kbpsと
なる。前記ダミーのFAS/BASについては、後述す
る。
【0023】回線制御部19は、通信回線25を介して
通信相手との呼設定制御とデータの送受信を行なうよう
に制御するものである。本実施の形態では、通信回線2
5はISDNの基本インタフェース(2B+D)であ
る。ISDNの基本インタフェースは、Bチャネル(c
h)と呼ばれる64kbpsの論理的な2本の通信回線
と、Dチャネル(ch)と呼ばれる呼設定のための1本
の通信回線(16kbps)とで構成されている。Bc
hは通信相手とのデータ送受信を行なうための通信チャ
ネルである。Dchは、端末と網とが呼設定情報を通信
するための通信チャネルである。通信回線25は、19
2kbit/secのビットレートでシリアルにデータ
列を送信及び受信している。回線制御部19は、このデ
ータ列から2種類のBchのデータを分離し、1オクテ
ット(8ビット)毎に時分割多重化したデータ形式で分
離化部18にデータを入力するように制御するものであ
る。また、回線制御部19は、時分割多重化した2種の
Bchデータを通信回線25に送出するものである。
【0024】表示制御部15は、第1〜第4の映像復号
化部7〜10から送られてくる映像信号を合成して、映
像表示部3に表示するように制御するものである。表示
の一例を図10に示す。同図に示すように映像表示部3
の表示画面3aは第1〜第4の領域801〜804に4
分割され、第1領域801は第1の映像復号化部7から
の映像を表示し、第2領域802は第2の映像復号化部
8からの映像を表示し、第3領域803は第3の映像復
号化部9からの映像を表示し、第4領域804は第4の
映像復号化部10からの映像を表示する。
【0025】音声信号制御部16は、第1〜第4の音声
復号化部11〜14から送られてくる音声信号を合成し
て、スピーカ4から出力するように制御するものであ
る。操作部22は、本装置の操作者が本装置の動作を制
御するための制御情報を入力する制御情報入力部で、こ
の操作部22から入力される制御情報に従って、全体制
御部23が上述した各機能ブロックの動作を制御する。
【0026】図2は、図1の多重化部17、分離化部1
8及び折り返しパス24の構成を詳細に示すブロック図
である。同図において200はCPU(Central
Processing Unit;中央演算処理装
置)で、多重化部17、分離化部18及び折り返しパス
24の動作制御を行なう。201はRAM(Rando
m Access Memory)で、CPU200の
ワークメモリと、送信データ及び受信データを一時蓄積
するために用いる。202はROM(ReadOnly
Memory)で、CPU200の動作プログラムが
格納されている。203はCPU200のデータバスで
ある。
【0027】204はシリアル/パラレル(S/P)変
換器で、図1の映像符号化部5から送られてくる送信映
像データ、音声符号化部6から送られてくる送信音声デ
ータ、第1のLSD通信制御部20から送られてくる第
1の送信LSD、第2のLSD通信制御部21から送ら
れてくる第2の送信LSDの各シリアルのデータ列をパ
ラレルのデータに変換するものである。
【0028】205はスロット分配器で、各メディアか
らのデータ及び折り返しデータを、それぞれ前記サブチ
ャネルの任意のスロットに割り振るものである。
【0029】206及び207は第1及び第2の入出力
(I/O)ポートで、これらは、スロット分配器205
からの送信データをCPU200が読み込むためのポー
トである。208及び209は、第3及び第4の入出力
(I/O)ポートで、これらは、CPU200からの送
信データを第1のチャネル切替器210に送るためのポ
ートである。
【0030】この第1のチャネル切替器210は、第3
のI/Oポート208と第4のI/Oポート209にそ
れぞれ書き込まれた2種類の送信データを、図1の回線
制御部19の2種のBchのどちらに割り当てるかを切
り替えるものである。
【0031】211は第1のパラレル/シリアル(P/
S)変換器で、第1のチャネル切替部210からのパラ
レルデータを、2種のBchデータを多重化したシリア
ルの送信データに変換するものである。
【0032】212は遅延回路で、受信したデータ列を
1オクテットの時間だけ遅延させるものである。213
は第2のチャネル切替器で、受信したデータと遅延回路
212を経由したデータの2種のデータを、それぞれ第
1のFAW検出器214と第2のFAW検出器215の
どちらに接続するかを切り替えるものである。
【0033】これら第1及び第2のFAW検出器214
及び215は、受信したデータ列の中から前記ITU−
TSの勧告H.221に規定されているフレーム同期信
号FAWの検出を行なうものである。
【0034】216及び217は第5及び第6の入出力
(I/O)ポートで、これらは、第1及び第2のFAW
検出器214及び215で検出したFAWのタイミング
に同期して受信データをCPU200が読み込むための
ポートである。218及び219は第7及び第8の入出
力(I/O)ポートで、これらは、受信したデータを第
2のP/S変換器220と折り返しポート221に送る
ためのポートである。第2のP/S変換器220は、第
7及び第8のI/Oポート218及び219に書き込ま
れたパラレルデータを、各機能ブロック毎のシリアルデ
ータに変換し、図1の第1〜第4の映像復号化部7〜1
0に送る第1〜第4の受信映像データ、第1〜第4の音
声復号化部11〜14に送る第1〜第4の受信音声デー
タ、第1及び第2のLSD通信制御部20及び21に送
る第1、第2の受信LSDとして各機能ブロックに送る
ものである。
【0035】折り返しポート221は、第7及び第8の
I/Oポート218及び219に書き込まれた受信デー
タの中から折り返すデータを選択してスロット分配器2
05に送るものである。折り返しパス24を介して折り
返しポート221で折り返されたデータは、任意の送信
サブチャネルに割り当てて送信される。
【0036】折り返し通信の一例の概念図を図11に示
す。同図においてA端末901、B端末902、C端末
903、D端末904、E端末905は、それぞれ異な
った地点に配置された本実施の形態に係るマルチメディ
ア通信装置で、各地点間がBchの64kbpsデータ
チャネルで接続されている状態を示している。なお、I
SDNの基本インタフェースは、1本の回線I/F(イ
ンタフェース)で、Bchと呼ばれる論理的な回線が2
本収容されており、それぞれのBchは別々の通信相手
と呼設定可能である。A端末901に着目すると、2本
のBchがそれぞれB端末902とE端末905に1本
ずつ接続されている。ここで、各A〜D端末901〜9
05の図1のカメラ1で撮影された送信映像の送信ビデ
オ(映像)データをそれぞれVa、Vb、Vc、Vd、
Veとし、また各A〜D端末901〜905の図1のマ
イク2から入力された送信音声の送信音声データをそれ
ぞれAa、Ab、Ac、Ad、Aeとする。
【0037】この場合のA端末901の各Bchで送受
信される通信データのフレーム構造を図12に示す。同
図(a)のBb/a−RxはA端末901がB端末90
2から受信する受信Bchの構造、(b)のBa/b−
TxはA端末901からB端末902に送信する送信B
chの構造、(c)のBe/a−RxはA端末901が
E端末905から受信するBchの構造、(d)のBa
/e−TxはA端末901からE端末905に送信され
るBchの構造で、それぞれ8本のサブチャネルを持
ち、合計64kbpsのデータレートを持っている。
【0038】また図12中、1001、1011、10
21、1031はそれぞれFAS/BASで、100
2、1012、1022、1032はそれぞれダミーの
FAS/BASである。ダミーのFAS/BAS100
2、1012、1022、1032には、FAS/BA
S1001、1011、1021、1031と同じビッ
ト数だけ空きビットを確保してあり、この空きビット部
分には何もデータを挿入しない。
【0039】(a)のBb/a−Rxにおいて、サブチ
ャネル#1とサブチャネル#2にはC端末903の音声
データAc(1006)が、サブチャネル#3とサブチ
ャネル#4にはB端末902の音声データAb(100
5)が、サブチャネル#5とサブチャネル#6にはC端
末903の映像データVc(1004)が、サブチャネ
ル#7とサブチャネル#8にはB端末902の映像デー
タVb(1001)が、それぞれ割り当てられて受信さ
れる。
【0040】(c)のBe/a−Rxにおいては、サブ
チャネル#1とサブチャネル#2にはD端末904の音
声データAd(1026)が、サブチャネル#3とサブ
チャネル#4にはE端末905の音声データAe(10
25)が、サブチャネル#5とサブチャネル#6にはD
端末904の映像データVd(1024)が、サブチャ
ネル#7とサブチャネル#8にはE端末905の映像デ
ータVe(1021)が、それぞれ割り当てられて受信
される。
【0041】(b)のBa/b−Txでは、まず自端末
であるA端末901の送信ビデオデータVa(101
3)をサブチャネル#7とサブチャネル#8に、自端末
であるA端末901の送信音声データAa(1015)
をサブチャネル#3とサブチャネル#4に割り当てて送
信する。また送信先端末であるB端末902とは反対側
のE端末905から受信しデータから、隣接しているE
端末905の映像データVe(1025)と音声データ
Ae(1023)を折り返して、サブチャネル#5とサ
ブチャネル#6の送信ビデオデータVe(1014)と
サブチャネル#1とサブチャネル#2の送信音声データ
Ae(1016)に割り当てて送信する。
【0042】(d)のBa/e−Txでは、まず自端末
であるA端末901の送信ビデオデータVa(103
3)をサブチャネル#7とサブチャネル#8に、自端末
であるA端末901の送信音声データAa(1035)
をサブチャネル#3とサブチャネル#4に割り当てて送
信する。また送信先端末であるE端末905とは反対側
のB端末902から受信したデータから、隣接している
B端末902の映像データVb(1001)と音声デー
タAb(1005)とを折り返して、サブチャネル#5
とサブチャネル#6の送信ビデオデータVb(103
2)と、サブチャネル#1とサブチャネル#2の送信音
声データAb(1036)に割り当てて送信する。
【0043】つまり、A端末901はB端末902側か
ら受信したC端末903とB端末902のデータの中か
ら、隣接するB端末902のデータのみを折り返し、自
端末であるA端末901のデータと多重化して反対側の
E端末905に送信し、更にE端末905から受信した
D端末904とE端末905のデータの中から、隣接す
るE端末905のデータのみを折り返し、自端末である
A端末901のデータと多重化し、反対側のB端末90
2に送信する。
【0044】折り返す時にサブチャネルの割当位置を入
れ替えて、隣接する端末のデータを常にサブチャネル#
3、#4、#7、#8に割り当てているので、データが
ループし続けることない。例えば、A端末901の送信
データは、B端末902を経由してC端末903に送信
された時点で折り返しは終了し、またE端末905を経
由してD端末904に送信された時点で折り返しが終了
する。同様にして、B〜E端末902〜905の全ての
端末がA端末901と同じ方式でデータを折り返すこと
で、各端末は、全ての端末からの音声データ及び映像デ
ータを受信できる。
【0045】ここで、前記ダミーのFAS/BAS10
02、1012、1022、1032について説明す
る。FAS及びBASは、互いに通信を行なっている端
末間のフレーム同期及び通信能力を設定するための信号
であるため、互いに通信している端末間のFAS及びB
ASを、前記端末間とは異なった端末間通信に折り返す
必要はない。
【0046】しかし、図12の(a)のサブチャネル#
8のFAS/BASを抜き取り、受信映像データVe
(1023)を送信映像データVe(1014)に折り
返すと、データ量は同じであるため、サブチャネル#6
のFAS/BASの位置にデータのない空きビットが発
生する。そこで、この空きビット位置を予めダミーFA
S/BAS位置として設定しておき、受信時にはこのビ
ット位置のデータを無視するようにする。これが図12
(a),(c)の受信データのサブチャネル#6にある
ダミーFAS/BAS(1002、1022)で、受信
端末はこのビット位置のデータを無視する。
【0047】図3は図2の遅延回路212と第2のチャ
ネル切替器213の周辺の詳細構成を示すブロック図で
ある。同図において301〜308は第1〜第8のフリ
ップフロップ、309と312〜315は第1〜第5の
ANDゲート、310と311は第1及び第2のORゲ
ートである。なお、各ゲートの入出力端子部にある丸記
号は、負論理入出力を表わしている。
【0048】初期化信号320は、通信の開始に先立っ
て図2のCPU200が遅延回路212を初期化する信
号で、該初期化信号320の入力によって、第1〜第8
のDフリップフロップ301〜308はHレベルに初期
化される。
【0049】受信データ321は、図1の回線制御部1
9から送られてくる受信データで、2つのBチャネルデ
ータがオクテット単位に時分割多重されている。
【0050】受信データの同期クロック322(受信同
期クロック)は、本実施の形態では128kHzであ
る。チャネル同期信号323は、時分割多重されている
受信データ321がB1チャネルのデータであるのか、
B2チャネルのデータであるのかを示す。
【0051】受信チャネル選択信号324は、CPU2
00が制御する信号で、第1のFAW検出器214と第
2のFAW検出器215のそれぞれに、B1チャネルと
B2チャネルのどちらを接続するかを決定する信号であ
る。
【0052】図13に、受信チャネル選択信号324が
H(ハイ)レベルの時の、遅延回路212及び第2のチ
ャネル切替器213の動作タイミングを示す。
【0053】遅延回路212は受信データを受信同期ク
ロック322に同期して8クロック分、順次バッファ
し、受信データ321を1オクテット遅らせた遅延デー
タ325を生成する。
【0054】受信チャネル信号がHの時は、受信データ
321は第2のANDゲート312と第1のORゲート
310を経由して第1の受信データ326として図2の
第1のFAW検出器214に入力され、遅延データ32
5が第3のANDゲート313と第2のORゲート31
1を経由して第2の受信データ327として図2の第2
のFAW検出器215に入力される。受信同期クロック
322はチャネル同期信号で第1のANDゲート309
によりゲートされ、受信データ同期クロック328を生
成する。受信データ同期クロック328は図13に示す
ように歯抜けのクロックとなり第1のFAW検出器21
4及び第2のFAW検出器215に、第1の受信データ
326及び第2の受信データ327のデータ同期クロッ
クとして入力する。
【0055】受信チャネル信号がL(ロー)レベルの時
は、受信データ321は第5のANDゲート315と第
2のORゲート311を経由して第2の受信データ32
7として第2のFAW検出器215に入力され、遅延デ
ータ325が第4のANDゲート314と第1のORゲ
ート310を経由して第1の受信データ326として第
1のFAW検出器214に入力される。受信データ同期
クロック328は、前述の場合と同じである。
【0056】図4及び図5は、図2の第1FAW検出部
214の詳細構成を示すブロック図である。なお、第1
のFAW検出部214と第2のFAW検出部215は互
いに同一構成であるので、図4及び図5では片方の構成
のみを示した。
【0057】図4及び図5において、401〜407は
第1〜第7の遅延回路で、その構成は前述した図2の遅
延回路212と同じである。408〜414は第1〜第
7のDフリップフロップ、415は8ビットのレジスタ
である。424は同期検出ゲートで、入力がFAW同期
パターンの一部である“0011011”を検出した時
にHレベルを出力する。425はプリセット及びリセッ
ト可能な第8のDフリップフロップである。426、4
27は第1、第2のANDゲート、428は2進カウン
タ、430は80進カウンタ、431は16進カウン
タ、432はORゲート、433,434は第1,第2
の切替回路である。440は検出回路初期化信号で、こ
れは、図2の第1のFAW検出回路214を初期化する
信号で、通信に先立ちCPU200が初期化制御する。
【0058】442は次FAW検出イネーブル信号で、
これは、第1のFAW検出回路214のFAW検索を開
始するための制御信号であって、CPU200が制御す
る。
【0059】スルーモード設定信号441は、受信デー
タが第1のFAW検出器214をバイパスするか否かを
CPU200が設定する信号である。
【0060】まず、B1チャネルのデータを選択し、第
1のFAW検出器214をバイパスする場合について説
明する。B1チャネルを選択する場合、受信チャネル選
択信号324はLレベルになる。従って図3の第1の受
信データ326から出力されるのは、遅延回路212を
経由したデータ325となる。スルーモード設定信号4
41によってFAW検出器のバイパスが設定されると、
第1、第2の切替回路433、434は、それぞれ第1
の受信データ326とチャネル同期信号323に切り替
わる。従って、第1の受信データ326は第1の切替回
路433を経由して第1のDフリップフロップ408に
接続され、第1の受信データ326は受信データ同期ク
ロック328に同期して順次第1〜第7のDフリップフ
ロップ408〜414にシフトしながら入力されてい
く。
【0061】図13のD8ビットの後ろ側のタイミング
の時には、レジスタ415のD0入力には第1の受信デ
ータ326がそのまま接続されて書き込まれる。更にレ
ジスタ415のD1入力には、第1の受信データ326
に1サイクル以前に入力されたデータである第1のDフ
リップフロップ408の出力が接続されて書き込まれ
る。同様に、順次1サイクルずつ以前のデータに該当す
る第2〜第7のDフリップフロップ409〜414のデ
ータが、レジスタ415のD2〜D7入力に接続されて
書き込まれる。
【0062】従って、第1のFAW検出器214は、図
13のタイミングチャートに示すD1〜D8のシリアル
データをパラレルに変換して、1101のタイミングで
レジスタ415に書き込む。続いて、D17〜D24の
シリアルデータをパラレルデータに変換してレジスタ4
15に書き込む。こうして順次B1チャネルのデータの
みS/P変換器204によりシリアル/パラレル変換し
てレジスタ415に書き込んでいく。
【0063】B2チャネルのデータを選択して、第1の
FAW検出器214をバイパスする場合は、受信チャネ
ル選択信号324はHレベルになる。従って図3の第1
の受信データ326から出力されるのは、受信データ3
21となる。この場合、図13で第2の受信データと示
したデータ列が、第1の受信データ326として出力さ
れることになる。そして、上述と同様にして、図13の
タイミングチャートの1101のタイミングでレジスタ
415に書き込む。
【0064】次に、B1チャネルのデータを選択し、第
1のFAW検出器214をバイパスしない場合の動作を
説明する。
【0065】図4及び図5の検出回路初期化信号440
は図2のCPU200によって制御される信号で、通信
の開始に先立ち第1のFAW検出器214を初期化する
信号である。また、FAW検出イネーブル信号442
は、CPU200によって制御される信号で、FAW検
出を行なう時には、検出に先立って第8のDフリップフ
ロップ425の出力を一旦Lレベルにクリアして第1の
ANDゲート426を閉じ、現在処理中のサブマルチフ
レームの期間経過した後に、再びFAWの検出を開始す
るための信号である。
【0066】FAWの検出は、通信の最初に行なう他
に、通信中に何らかの要因によりデータエラー等が発生
してFAWのビットパターンが所定のビット位置に見つ
からず、前記H.221フレームの同期が外れたと判断
した時に、再びフレーム同期を確立するために、データ
ビット列の中からFAWの再検出を行なう。
【0067】FAW同期イネーブル信号443は、FA
W検出による第1のFAW検出器214のフレーム同期
信号発生回路の初期化を有効にするか否かを、CPU2
00が制御する信号である。
【0068】フレーム同期信号発生回路は、オクテット
同期信号452を発生する16進カウンタ431と、フ
レーム同期信号451を発生する80進カウンタ430
と、サブマルチフレーム同期信号450を発生する2進
カウンタ428とで構成されている。16進カウンタ4
31は受信同期クロック322に同期してカウントアッ
プするカウンタで、第2のANDゲート427の出力信
号で0に初期化され、カウント値が0の時にLレベルを
ORゲート432と80進カウンタ430に出力する。
80進カウンタ430は、第2のANDゲート427の
出力信号で0に初期化され、16進カウンタ431の出
力に同期してカウントアップするカウンタで、1番目の
カウントの時、即ちカウント値が0の時にLレベルをイ
ンバーターを介して2進カウンタ428に出力する。2
進カウンタ428は、第2のANDゲート427の出力
信号で0に初期化され、80進カウンタ430の出力に
同期してLレベルとHレベルの出力を繰り返す。これら
のカウンタの動作を図14に示す。
【0069】図2の第2のチャネル切替器213から出
力された第1の受信データ326及び受信データ同期ク
ロック328は、まず第1の遅延回路401に入力され
ると共に、同期検出ゲート424に入力される。第1の
遅延回路401で1オクテット遅延した受信データ46
7は次段の第2の遅延回路402と同期検出ゲート42
4に入力される。第2の遅延回路402で更に1オクテ
ット遅延し、合計2オクテット遅延した受信データ46
3は、更に次段の第3の遅延回路403と同期検出ゲー
ト424に入力される。
【0070】以下同様に、第3の遅延回路403で1オ
クテット遅延し、合計3オクテット遅延した受信データ
464は、次段の第4の遅延回路404と同期検出ゲー
ト424に入力される。第4の遅延回路404で1オク
テット遅延し、合計4オクテット遅延した受信データ4
65は、次段の第5遅延回路405と同期検出ゲート4
24に入力される。第5の遅延回路405で1オクテッ
ト遅延し、合計5オクテット遅延した受信データ466
は、次段の第6の遅延回路406と同期検出ゲート42
4に入力される。第6の遅延回路406で1オクテット
遅延し、合計6オクテット遅延した受信データ467
は、次段の第7の遅延回路407と同期検出ゲート42
4に入力される。第7の遅延回路407で1オクテット
遅延し、合計7オクテット遅延した受信データ468
は、第1の切替回路433を経由して第1のDフリップ
フロップ408に入力される。従って、同期検出ゲート
424には、シリアルな受信データ列から1オクテット
間隔のビットが合計7ビット、順次入力されることにな
る。
【0071】ここで前述した図18に示すITU−TS
の勧告H.221のフレーム構造に戻るが、該H.22
1のフレーム構造は、奇数フレームと偶数フレームとで
サブマルチフレーム構造を構成している。偶数フレーム
のFASの位置にはフレーム同期をとるために、常に2
〜8オクテットの位置に、FAW信号の一部である“0
011011”の同期ビットパターンが挿入してある。
つまり、偶数フレームには、シリアルなデータ列の中
に、1オクテット間隔で“0011011”のビットパ
ターンが存在することになる。
【0072】従って、シリアルのデータ列から1オクテ
ット間隔で“0011011”の同期パターンを監視
し、この同期パターンが検出されたら、検出された時点
の先頭ビットより15ビットさかのぼったビットから偶
数フレームが構成されていると判定できる。同期検出ゲ
ート424は、この“0011011”の検出ゲートに
該当し、“0011011”を検出すると、Hレベルを
出力する。そして、この時の第7のDフリップフロップ
414のQ出力はフレームの先頭ビットデータに該当
し、レジスタ415にはフレームの第1オクテットのデ
ータが入力されていることになる。
【0073】通信開始時の初期状態では、第8のDフリ
ップフロップ425の出力はHレベルで、第1のAND
ゲート426はONになっている。従って、FAW同期
イネーブル信号443を有効にした後、同期検出ゲート
424が“0011011”のビットパターンを検出す
ると、16進カウンタ431と、80進カウンタ430
と、2進カウンタ428が初期化される。図14の破線
で示したFAW検出タイミングが、上記カウンタの初期
化タイミングである。
【0074】一旦FAWが検出されてフレーム同期が確
立すれば、第1の受信データ326は、第1〜第7の遅
延回路401〜407と第1〜第7のDフリップフロッ
プ408〜414を順次シフトしていき、オクテット同
期信号452に同期してフレーム構造のオクテットデー
タがレジスタ415に書き込まれる。
【0075】第1のFAW検出器214の動作制御手順
を図15のフローチャートを用いて説明する。まず、ス
テップS1301でCPU200は通信に先立ち、第1
のFAW検出器214の初期化を行なう。この初期化処
理ステップS1301では、CPU200が初期化信号
320と検出回路処理化信号440を制御して第8のD
フリップフロップ425をHレベルにセットする。Lレ
ベルになるまで次にステップS1302に進んでFAW
同期検出機能を有効にするために、CPU200はFA
W同期イネーブル信号443を制御し、第2のANDゲ
ート427をONにする。次いでステップS1303で
CPU200は、オクテット同期信号452がLレベル
になったか否かをLレベルになるまで判別し、Lレベル
になると次のステップS1304でオクテットタイミン
グ時にレジスタ415のデータをCPU200が読み込
み、RAM2001に転送する。
【0076】続いて、次のステップS1305でFAW
検出信号454が検出されているか否かをCPU200
が判別し、FAWが検出されていない時は、フレーム同
期が確立していないと判断し、前記ステップS1303
へ戻る。また、FAWが検出されてフレーム同期が確立
するとステップS1306に進んで16進カウンタ43
1と80進カウンタ430と2進カウンタ429が、そ
れぞれカウント0に初期化される。そこで、CPU20
0はFAWを検出すると、FAW同期イネーブル信号4
43をOFFにし、16進カウンタ431と80進カウ
ンタ430と2進カウンタ428のFAW検出時の初期
化を禁止する。
【0077】次いでステップS1307に進んで、通信
が終了したか否かを判別し、終了した場合は本処理動作
を終了する。また、通信中であれば、そのまま次のステ
ップS1308に進み、CPU200はオクテット同期
信号452がLレベルになったか否かを検出し、Lレベ
ルにならなければ前記ステップS1307へ戻る。この
間、第1のFAW検出器214は、シリアルデータをオ
クテット単位のパラレルデータに変換している。
【0078】そして、前記ステップS1308において
オクテット同期信号452がLレベルになると、次のス
テップS1309でCPU200は、まずレジスタ41
5のデータを読み込み、RAM201に転送する。
【0079】次に、ステップS1310に進みCPU2
00は前記ステップS1309において読み込んだデー
タが偶数フレームの第1オクテットデータであるか否か
を判別する。この判別のために、サブマルチフレーム同
期信号450とフレーム同期信号451から、サブマル
チフレーム同期信号450がLレベル、即ち偶数フレー
ムで且つフレーム同期信号451がLレベル、即ち第1
オクテットデータであることを検査する。この2つの条
件を満たさない場合、即ち、偶数フレームの第1オクテ
ットデータでない場合には、前記ステップS1307へ
戻る。
【0080】上述の2つの条件を満たした場合CPU2
00は、偶数フレームの第1オクテットデータを読み込
んだと判断して、次のステップS1311に進んでCP
U200は、FAW検出信号454が検出されたか否か
を判別する。FAW検出信号454が検出された場合
は、ステップS1316に進み、それまでにレジスタ4
15から読み込んだデータを、1サブマルチフレームの
データとして処理した後、前記ステップS1307へ戻
る。
【0081】前記ステップS1310での偶数フレーム
の第1オクテットタイミング時に前記ステップS131
1においてFAWが検出されない場合にはフレーム同期
が外れたと判断し、次のステップS1312でCPU2
00は次のFAWを検出するために、次のFAW検出イ
ネーブル信号442とFAW同期イネーブル信号443
をONにする。そして、次のステップS1313に進み
CPU200は、オクテット同期信号452がLレベル
になったか否かをLレベルになるまで判別し、Lレベル
になったならば次のステップS1314でCPU200
はFAW検出信号454が検出されたか否かを判別す
る。FAW検出信号454が検出されなければ前記ステ
ップS1313へ戻り、検出されたら、フレーム同期が
再確立したと判断し、次のステップS1315でCPU
200は、FAW同期イネーブル信号443をOFFに
した後、前記ステップS1307へ戻る。以上の処理を
通信が終了するまで繰り返す。
【0082】図16は、上記FAW検出動作時の第8の
Dフリップフロップ425の動作タイミングの一例を示
すタイミングチャートである。同図においてD−FFの
CKとは、第8のDフリップフロップ425のクロック
入力で、立ち上がりエッジタイミングで動作する。
【0083】図16に示すように、次FAW検出イネー
ブル信号442のHレベルで第8のDフリップフロップ
425はクリアされて、次の偶数フレーム、即ちサブマ
ルチフレームの先頭までFAW検出の第1のANDゲー
ト426がOFFする。
【0084】サブマルチフレームの先頭で第1のAND
ゲート426がONした時、FAW同期検出ゲート42
4に入力している受信データは、、図4及び図5の第1
の受信データ326と第1〜第6の遅延回路401〜4
06の出力であり、このデータはサブマルチフレームの
先頭から2番目のクロックタイミング、つまり、図16
のクロックタイミング1401で第1〜第7の遅延回路
401〜407に取り込まれる。つまり、サブマルチフ
レームの先頭から1サイクル遅れたビット位置からFA
Wの検索を開始する。従って、従来の検出タイミングか
ら1クロック遅らせたビット位置からFAW同期信号パ
ターンの検索を開始することになる。
【0085】第2のFAW検出器215の構成及び動作
は、第1のFAW検出器214と同一である。第1のF
AW検出器214と第2のFAW検出器215に入力さ
れる受信データは、図2の遅延回路212の作用によっ
て、B1チャネル、B2チャネルのいずれの場合も同じ
になる。CPU200の第5のI/Oポート216と第
6のI/Oポート217のレジスタ読み出しタイミング
は、それぞれ第1のFAW検出器214と第2のFAW
検出器215から出力される第1のオクテット同期信号
452と第2のオクテット同期信号に同期して読み出
す。
【0086】一方、第1〜第4、第7、第8I/Oポー
ト206〜209、218、219は、それぞれ同じ送
信データのオクテットデータ転送タイミングに同期し
て、読み出しと書き込みを行なう。
【0087】第4のI/Oポート209、第7のI/O
ポート218と第2のP/S変換器220の詳細構成を
図6及び図7に示す。
【0088】図6及び図7において、209、218は
I/Oレジスタで、入力側のD0〜D7がCPU200
のデータバス203に接続されており、CPU200か
らの受信レジスタ書き込み信号510と511に従って
データの書き込みを行なう。
【0089】16進カウンタ605は、送信データのビ
ットタイミングに同期してカウントアップするカウンタ
で、送信データのオクテットタイミングに同期して0に
初期化され、C4〜C1が“0000”から“111
1”まで順次カウントアップする。
【0090】501は16進デコーダで、in4〜in
1の入力値に従って出力O0〜O15の中の何れか1つ
がHレベルを出力する。入力in4〜in1にはカウン
ト出力C4〜C1が接続されているので、16進デコー
ダ501の出力O0〜O15は、送信オクテットタイミ
ングの初めに出力O0がHレベルに、出力O1〜O15
がLレベルになり、1クロック後には出力O1がHレベ
ルに、出力O0とO2〜O15がLレベルになり、以
後、送信クロックに同期して順次Lレベルが出力O2、
O3、…、O15、O0、O1、…とシフトして行く。
【0091】ゲート503と504は、16進デコーダ
501からのHレベルの出力に従って、入力SD0〜S
D15の中から何れか1つを選択し、ORゲート502
を経由してシリアル受信データ512を出力する。16
進カウンタ605は、送信データタイミングの128k
Hzに同期してカウント動作しているので、本回路は図
2の第7I/Oレジスタ218と第8のI/Oレジスタ
219に書き込まれたパラレルの受信データを、128
kHzのシリアルデータに変換する第2のS/P変換回
路220となる。
【0092】R−V1イネーブル信号520〜R−V4
イネーブル信号523は、それぞれ第1〜第4の受信映
像データが、前記ITU−TSの勧告H.221のフレ
ーム内のどのサブチャネルに割り当てられているのかを
示す信号である。例えば、第1の受信映像データがマス
タフレームのサブチャネル#7とサブチャネル#8に割
り当てられている時には、16進デコーダ501の出力
O6とO7がHレベルを出力している時に、R−V1イ
ネーブル信号520もHレベルになり、その他のタイミ
ングではR−V1イネーブル信号520はLレベルにな
る。R−V2イネーブル521〜R−V4イネーブル信
号523も同様である。該当する受信映像データが割り
当てられていない時には、R−V1イネーブル信号52
0〜R−V4イネーブル信号523は常にLレベルのま
まである。
【0093】R−A1イネーブル信号524〜R−A4
イネーブル信号527は、それぞれ第1〜第4の受信音
声データが、前記ITU−TSの勧告H.221のフレ
ーム内のどのサブチャネルに割り当てられているのかを
示す信号である。動作は上述したR−V1イネーブル信
号520と同様に、該当サブチャネルのタイミング時に
Hレベルを出力する。
【0094】R−LSD1イネーブル信号528とR−
LSDイネーブル信号529は、それぞれ第1、第2の
受信LSD通信データが、前記ITU−TSの勧告H.
221のフレーム内のどのサブチャネルに割り当てられ
ているのかを示す信号である。動作は上述したR−V1
イネーブル信号520と同様で、該当サブチャネルのタ
イミング時にHレベルを出力する。
【0095】FAS/BASマスク信号620は、シリ
アルデータ512の該当ビットが、ITU−TSの勧告
H.221のフレーム構造のFSAもしくはBASのビ
ット位置タイミングであることを示す信号で、FAS及
びBASのビット位置タイミングの時にはLレベルであ
り、その他のビットタイミングの時にはHレベルであ
る。
【0096】シリアルの受信データ512は、各データ
種別ごとのイネーブル信号520〜529とFAS/B
ASマスク信号620でそれぞれゲート505、50
6、507によりゲートをかけられ、各画像復号化部7
〜10への受信映像データ530〜533と、各音声復
号化部11〜14への受信音声データ534〜537
と、各LSD通信制御部20、21への受信LSD53
8、539を出力する。
【0097】図8はFAS/BASマスク信号620の
生成回路である。同図において、605は送信データク
ロックに同期してカウントアップする16進カウンタ
で、送信オクテットタイミングに同期して0に初期化さ
れる。606は80進カウンタで、送信オクテットタイ
ミングに同期してカウントアップする。この80進カウ
ンタ606は、送信データの前記H.221のフレーム
構造を構成するタイミングを生成している。
【0098】601は第1の8進デコーダで、入力カウ
ント値in2〜in0の値に従って、カウント値に該当
する出力O0〜O7の内の何れか1つが、順次Hレベル
を出力する。入力in2〜in0には、16進カウンタ
605のカウント出力C4〜C1の下位3ビット610
〜612のみが接続しているので、例えば、8進デコー
ダ601の出力O7(617)は、16進カウンタ60
5が8カウント目の「7」と16カウント目の「15」
の時にHレベルを出力する。従って、8進デコーダ60
1の出力O0〜O7は、それぞれマスタ送信フレームと
スレーブ送信フレームのサブチャネル#1〜#8のタイ
ミングを示していることになる。
【0099】602は第2の8進デコーダで、第1の8
進デコーダ601と同様に、入力カウント値in2〜i
n0の値に従ってカウント値に該当する出力O0〜O7
の内の何れか1つが順次Hレベルを出力する。入力in
2〜in0には80進カウンタ606のカウント出力の
上位3ビットC7(615)〜C5(613)が接続さ
れているので、出力O0は80進カウンタ606のカウ
ント値が0〜15の時にHレベルを出力し、出力O1は
80進カウンタ606のカウント値が16〜31の時に
Hレベルを出力し、以下同様に、オクテットタイミング
の16カウント毎に、順次出力O2〜O7がLレベルを
出力する。
【0100】信号621は、サブチャネル#6のダミー
FAS/BASマスク信号616を有効にするか否かを
CPU200が制御する信号で、Lレベルの時はダミー
FAS/BASマスクが有効になり、Hレベルの時はダ
ミーFAS/BAS信号が有効になる。
【0101】信号622は、FAS/BASマスクを有
効にするか否かをCPU200が制御する信号で、Hレ
ベルの時はFAS/BASマスクを有効にし、Lレベル
の時にはFAS/BASを無効にする。FAS/BAS
マスクの無効は、通信データが前記ITU−TSの勧告
H.221のフレーム構造をとらない場合と、該勧告
H.221の非フレームモードの場合に発生する。
【0102】FAS/BASマスク信号の動作タイミン
グチャートの一例を図17に示す。同図において、Mサ
ブマルチフレーム同期信号は、送信データの前記ITU
−TSの勧告H.221のフレームのマスタチャネル側
のサブマルチフレーム同期信号で、Lレベルの時には偶
数フレームであることを示し、Hレベルの時には奇数フ
レームであることを示す。OCT16マスク信号は第1
オクテットタイミングから第16オクテットタイミイン
グの期間を示す信号で、図6の8進デコーダ602の出
力O0の出力信号(618)である。#6/#8マスク
信号はサブチャネル#6とサブチャネル#8のタイミン
グを示す信号で、図8のゲート603の出力信号619
である。
【0103】本実施の形態では、受信同期クロックと送
信同期クロックは同じであるため、理解し易いように、
図17では受信同期クロックに対してFAS/BASマ
スク信号のタイミングを示しているが、図8に示したよ
うに、16進カウンタ605と80進カウンタ606は
送信データの送信同期クロックに同期して動作している
ため、正確には送信クロックに同期してFAS/BAS
マスク信号が動作する。
【0104】図17から、FAS/BASマスク信号を
用いてシリアルデータ512にゲートをかければ、図9
に示したFAS/BASとダミーFAS/BASのビッ
ト位置のデータを除去できることがわかる。
【0105】[第2の実施の形態]上述した第1の実施
の形態では、1本のISDNの基本レートで各々のBc
hを別々の地点に接続する場合について説明したが、複
数の基本レートを使用し、それぞれの基本レート回線を
別々の地点に接続するようにしてもよい。
【0106】また、ISDNの基本レートに限らず、よ
り高速なデータ通信回線或は低速な通信回線であっても
よく、モデムを用いて既存の電話回線に接続する形態で
あってもよい。
【0107】また、擬似同期信号であるダミーFAS/
BAS信号を付加するチャネルのデータは、どの種類の
データであってもよい。
【0108】また、擬似同期信号は1つに限らず、複数
の擬似同期信号を別々のサブチャネルに付加してもよ
い。
【0109】更に、上述した第1の実施の形態ではハー
ドウエアで各機能を実現しているが、ソフトウエアで実
現してもよいと言うまでもない。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように本発明のマルチメデ
ィア通信装置によれば、第1の地点の通信端末からの、
複数のメディアの受信情報の中から任意の1つ、もしく
は複数の受信情報を選択し、第2の地点の通信端末に折
り返し送信し、また例えばITU−TSの勧告H.22
1に規定されているFAW信号を含む受信情報を、擬似
同期信号を付加して、FAWを含まない送信情報として
折り返し送信するように構成したので、例えばサブチャ
ネル#8に割り当てられた受信データを任意のサブチャ
ネルに割り当てて送信することが可能になると共に、通
信相手端末がサブチャネル#8に割り当てられた受信デ
ータを任意のサブチャネルに割り当てて送信した通信デ
ータを受信することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るマルチメディ
ア通信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同装置における多重化部、分離化部、折り返し
部の構成を示すブロック図である。
【図3】同装置における遅延回路及びチャネル切替器の
回路構成を示すブロック図である。
【図4】同装置におけるFAW検出器の回路構成を示す
ブロック図である。
【図5】同装置におけるFAW検出器の回路構成を示す
ブロック図である。
【図6】同装置における第7、第8のI/Oポート及び
第2のP/S変換器の詳細回路構成を示すブロック図で
ある。
【図7】同装置における第7、第8のI/Oポート及び
第2のP/S変換器の詳細回路構成を示すブロック図で
ある。
【図8】同装置におけるFAS/BASマスク信号生成
回路の構成を示すブロック図である。
【図9】同装置におけるダミーFAS/BASのビット
配置を示した図である。
【図10】同装置における多地点通信時の表示画面の一
例を示す図である。
【図11】同装置における多地点通信時の地点間接続を
示す図である。
【図12】同装置における多地点通信時のフレーム構造
を示す図である。
【図13】同装置における遅延回路及びチャネル切替回
路の動作タイミングを示すタイミングチャートである。
【図14】同装置における16進カウンタ、80進カウ
ンタ及び2進カウンタの動作タイミングを示すタイミン
グチャートである。
【図15】同装置におけるFAW検出器の動作制御手順
を示すフローチャートである。
【図16】同装置における次FAWを検出する時のFA
W検出器の動作タイミングを示すタイミングチャートで
ある。
【図17】同装置におけるFAS/BASマスク信号生
成回路の動作タイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【図18】ITU−TSの勧告H.221で規定される
フレーム構造である。
【図19】FAWの同期ワードのビット配置を示した図
である。
【符号の説明】
17 多重化部(送信情報多重化手段) 18 分離化部(受信情報分離化部) 19 回線制御部(回線制御手段、通信モード情報送信
手段) 23 全体制御部(折り返し手段、通信モード情報識別
手段、多重化制御手段、分離制御手段、初期化制御手
段) 24 折り返しパス(折り返し手段) 25 通信回線

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数地点間で複数種類の情報の通信を行
    うマルチメディア通信装置において、通信回線に接続し
    て各地点との間で情報を送受信する回線制御手段と、複
    数種類の情報を多重化して構成した送信情報を前記回線
    制御手段に送る送信情報多重化手段と、前記通信回線か
    ら受信した受信情報を前記回線制御手段から受け取り情
    報種別毎に該受信情報を分離化する受信情報分離化手段
    と、該受信情報分離化手段により分離化された前記複数
    の情報の中から少なくとも1つの情報を選択して前記送
    信情報多重化手段に折り返す折り返し手段とを具備した
    ことを特徴とするマルチメディア通信装置。
  2. 【請求項2】 前記送信情報多重化手段は、前記複数の
    情報の中から予め定めた第1の情報に予め定めた第1の
    タイミングで同期信号を多重化し、更に、前記複数の情
    報の中から予め定めた第2の情報に予め定めた第2のタ
    イミングで疑似同期信号を多重化することを特徴とする
    請求項1記載のマルチメディア通信装置。
  3. 【請求項3】 前記受信情報分離化手段は、前記受信情
    報の中より分離化した第3の情報から予め定めた第3の
    タイミングで同期信号を分離化し、更に、前記受信情報
    の中より分離化した第4の情報から予め定めた第4のタ
    イミングで疑似同期信号を分離化することを特徴とする
    請求項1記載のマルチメディア通信装置。
  4. 【請求項4】 前記送信情報多重化手段は、前記複数の
    情報の中から予め定めた第1の情報に予め定めた第1の
    タイミングで同期信号を多重化し、更に、前記複数の情
    報の中から予め定めた第2の情報に予め定めた第2のタ
    イミングで疑似同期信号を多重化し、受信情報分離化手
    段は、前記受信情報の中より分離化した第3の情報の中
    から予め定めた第3のタイミングで同期信号を分離化
    し、更に前記受信情報の中より分離化した第4の情報か
    ら予め定めた第4のタイミングで疑似同期信号を分離化
    し、前記折り返し手段は、前記同期信号を分離化した前
    記第3の情報を、前記第2の情報として前記送信情報多
    重化手段に折り返すことを特徴とする請求項1記載のマ
    ルチメディア通信装置。
  5. 【請求項5】 前記送信情報多重化手段は、前記複数の
    情報の中から予め定めた第1の情報に予め定めた第1の
    タイミングで同期信号を多重化し、更に、前記複数の情
    報の中から予め定めた第2の情報に予め定めた第2のタ
    イミングで疑似同期信号を多重化し、受信情報分離化手
    段は、前記受信情報の中より分離化した第3の情報の中
    から予め定めた第3のタイミングで同期信号を分離化
    し、更に前記受信情報の中より分離化した第4の情報か
    ら予め定めた第4のタイミングで疑似同期信号を分離化
    し、前記折り返し手段は、前記疑似同期信号を分離化し
    た前記第4の情報を、前記第1の情報として前記送信情
    報多重化手段に折り返すことを特徴とする請求項1記載
    のマルチメディア通信装置。
  6. 【請求項6】 通信相手に通信モード情報を送信する通
    信モード情報送信手段と、該通信モード情報送信手段に
    より送信されてきた通信モード情報を識別する通信モー
    ド情報識別手段と、前記送信情報多重化手段により前記
    疑似同期信号の多重化処理を行うか否かを制御する多重
    化制御手段とを備え、前記通信モード情報識別手段の識
    別結果に対応して前記多重化制御手段を制御することを
    特徴とする請求項2記載のマルチメディア通信装置。
  7. 【請求項7】 通信相手に通信モード情報を送信する通
    信モード情報送信手段と、該通信モード情報送信手段に
    より送信されてきた通信モード情報を識別する通信モー
    ド情報識別手段と、前記受信情報分離化手段により前記
    疑似同期信号の分離化を行うか否かを制御する分離制御
    手段とを備え、前記通信モード情報識別手段の識別結果
    に対応して前記分離制御手段を制御することを特徴とす
    る請求項3記載のマルチメディア通信装置。
  8. 【請求項8】 前記同期信号は、ITU−TSの勧告
    H.221に規定されたFAW信号であることを特徴と
    する請求項2〜4または5記載のマルチメディア通信装
    置。
  9. 【請求項9】 複数地点間で複数種類の情報の通信を行
    うマルチメディア通信装置において、通信回線に接続し
    て各地点との間で情報を送受信する回線制御手段と、前
    記通信回線から受信した受信情報を前記回線制御手段か
    ら受け取り情報種別毎に該受信情報を分離化する受信情
    報分離化手段とを具備し、該受信情報分離化手段は、前
    記受信情報の中より分離化された前記第1の情報の中か
    ら同期信号を分離化する第1の同期タイミングを生成す
    る第1の同期タイミング生成手段と、前記受信情報の中
    より分離化された前記第2の情報の中から疑似同期信号
    を分離化する第2の同期タイミングを生成する第2の同
    期タイミング生成手段と、前記受信情報の中より前記同
    期信号を検出する同期信号検出手段と、該同期信号検出
    手段の検出結果に対応して前記第1及び第2の同期タイ
    ミング生成手段を初期化する初期化手段とからなること
    を特徴とするマルチメディア通信装置。
  10. 【請求項10】 前記初期化手段により初期化処理を行
    うか否かを制御する初期化制御手段を備えたことを特徴
    とする請求項9記載のマルチメディア通信装置。
  11. 【請求項11】 複数種類の情報を多重化して構成した
    送信情報を前記回線制御手段に送る送信情報多重化手段
    と、前記受信情報分離化手段により分離化された前記複
    数種類の情報の中から少なくとも1つの情報を選択して
    前記送信情報多重化手段に折り返す折り返し手段とを備
    えたことを特徴とする請求項9記載のマルチメディア通
    信装置。
  12. 【請求項12】 前記同期信号は、ITU−TSの勧告
    H.221に規定されたFAW信号であることを特徴と
    する請求項9記載のマルチメディア通信装置。
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