JP3078183B2 - データ受信装置 - Google Patents

データ受信装置

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JP3078183B2
JP3078183B2 JP06229406A JP22940694A JP3078183B2 JP 3078183 B2 JP3078183 B2 JP 3078183B2 JP 06229406 A JP06229406 A JP 06229406A JP 22940694 A JP22940694 A JP 22940694A JP 3078183 B2 JP3078183 B2 JP 3078183B2
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、周波数同期をとるた
めのスタッフパルスが挿入されたデータを受信するデー
タ受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、データ通信の分野においては、通
信網として、音声データや画像データ等の各種データを
総合的に伝送可能な通信網、すなわち、サービス総合デ
ィジタル網(以下、「ISDN」という。)が導入され
つつある。
【0003】これに伴い、テレビ会議等のように、音声
データと画像データを一緒に伝送する通信サービス、い
わゆるオーディオビジュアルテレサービスの需要も増大
している。
【0004】このオーディオビジュアルテレサービスの
国際標準としては、ITU−T(旧CCITT)勧告3
20と、ITU−T勧告H221がある。
【0005】ここで、ITU−T勧告H320は、狭帯
域テレビ電話・会議サービスに関して、そのサービスシ
ステムの構成、端末の条件、他端末との相互通信などの
技術条件を規定したものであり、そのフレーム構造はI
TU−T勧告H221による。
【0006】ITU−T勧告H221は、テレビ電話・
テレビ会議などのオーディオビジュアルテレサービスに
おいて使用される64Kbpsから1920Kbpsま
でのチャネルのフレーム構造について規定したものであ
る。
【0007】ところで、このITU−T勧告H221で
は、制約ありの網との接続、すなわち、データ伝送速度
が64Kbpsの端末(以下、「64K端末」とい
う。)とデータ伝送速度が56Kbpsの端末(以下、
「56K端末」という。)との接続が定義されている。
【0008】図2は、64K端末から56K端末にデー
タを送信する場合の送信フレームの構造を示す図であ
る。
【0009】図示の如く、この送信フレームは、80個
のオクテットから構成されている。各オクテットにおい
て、ビット番号8のビットには、周波数同期用のスタッ
フパルスが挿入されている。図には、スタッフパルスの
値が“1”である場合を示す。また、1番目のオクテッ
トから8番目のオクテットまでの8個のオクテットそれ
ぞれのビット番号7のビットには、フレーム同期信号F
ASが挿入されている。
【0010】さらに、9番目のオクテットから16番目
のオクテットまでの8個のオクテットそれぞれのビット
番号7のビットには、ビットレート割当信号BASが挿
入されている。さらにまた、17番目のオクテットから
24番目のオクテットまでの8個のオクテットそれぞれ
のビット番号7のビットには、暗号化制御信号ECSが
挿入されている。
【0011】このようなフレーム構造を有する送信デー
タは、図3に示すように、64KHzのデータクロック
信号DCLKに同期してビットシリアルに送出される。
また、この送信データは、スタッフパルスの挿入位置
(スタッフビット位置)の後縁が網から与えられる8K
Hzのオクテットクロック信号CK8Kの立上がりタイ
ミングに一致するような位相で送出される。網に送られ
たデータは、このオクテットクロック信号CK8Kに基
づいて、スタッフパルスを取り除かれた後、56K端末
に送られる。
【0012】図4(a)〜(g)は、56K端末から送
られてきたデータを64K端末で受信する場合の受信フ
レームの構成を示す図である。
【0013】図示の如く、この受信フレームにおいて
も、各オクテットにおいて、ビット番号が8であるビッ
トには、スタッフパルスが挿入されている。このスタッ
フパルスは網で付加される。
【0014】しかし、この受信フレームにおいては、フ
レーム同期信号FASは、図4(a)〜(g)に示すよ
うに、ビット番号が1から7までの7つのビットのいず
れかに現れる。したがって、この受信フレームのフレー
ムパターンとしても、7種類存在する。
【0015】なお、図4(a)〜(g)においては、太
線で囲む部分は、56K端末から送信された送信フレー
ムである。
【0016】64K端末のデータ受信装置は、上述した
ようなフレーム構造を有するデータを受信すると、各ビ
ットごとに、フレーム同期信号FASを検出することに
より、フレーム同期をとる。フレーム同期がとれると、
フレーム同期信号FASの位置からフレームの先頭を検
出し、そこからフレームカウンタを駆動することによ
り、フレームの区切りを検出する。
【0017】これにより、受信フレームは、装置内部で
は、図5に示すように、フレーム同期信号FASが仮の
ビット番号8のビットに挿入されたフレームとして扱わ
れる。なお、図5には、フレーム同期信号FASが本来
のビット番号3のビットに挿入された状態で受信された
場合(図4(c)の場合)を代表として示す。
【0018】フレーム同期信号FASの挿入位置が仮の
ビット番号8のビットに固定されることにより、今度
は、スタッフパルスが仮のビット番号1のビットから7
のビットまでの7つのビットのいずれかに現れる。した
がって、フレーム同期がとれた後も、フレームパターン
はやはり7種類となる。
【0019】あとは、網から送られてきたオクテットク
ロック信号CK8Kに基づいて、スタッフパルスの挿入
位置を検出することにより、所定の受信処理、例えば、
CRC演算からデータ分離処理までの処理を行うことが
できる。なお、データ分離処理とは、受信データをAU
DIO,LSD,MLP,HSD,VIDEO等の各種
データに分離する処理である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような構成においては、スタッフパルスの挿入位置が
一定でないため、受信データを各種データに分離するた
めの処理(特に、イネーブル信号を生成する処理)が複
雑になり、結果として、その回路規模が大きくなるとい
う問題があった。これは、複数チャネルを使った通信に
おいては、なおさらである。
【0021】以上から、ITU−T勧告H320に準拠
した64K端末においては、スタッフパルスの挿入位置
が一定でないことに起因する回路規模の増大を防止可能
なデータ受信装置が望まれる。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、受信データからフレーム同期をとるた
めのフレーム同期情報を検出する手段と、受信データに
挿入されているスタッフパルスの挿入位置を検出する手
段と、フレーム同期情報検出手段の検出出力とスタッフ
パルス挿入位置検出手段の検出出力とに基づいて、スタ
ッフパルスの挿入位置が予め定めた位置に固定されるよ
うに、受信データのフレームパターンを組み替える手段
とを設けるようにしたものである。
【0023】
【作用】上記構成においては、データが受信されると、
フレーム同期検出手段により、受信データからフレーム
同期情報が検出される。これにより、受信フレームの先
頭を知ることができるので、フレームパターン組替え後
のスタッフパルスの挿入位置を知ることができる。
【0024】また、データが受信されると、スタッフパ
ルス挿入位置検出手段により、この受信データに挿入さ
れているスタッフパルスの挿入位置が検出される。これ
により、フレームパターン組替え前のスタッフパルスの
挿入位置を知ることができる。
【0025】以上から、フレーム同期検出手段の検出出
力とスタッフパルス挿入位置検出手段の検出出力とに基
づいて、フレームパターンの組替えを行うことにより、
スタッフパルスを予め定めた位置に固定するように、フ
レームパターンを組み替えることができる。
【0026】これにより、スタッフパルスの挿入位置が
一定でない場合であっても、フレームパターンを1種類
に固定することができるので、受信データを各種データ
に分離するための回路規模を縮小することができる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の実施
例を詳細に説明する。図1は、この発明の一実施例の構
成を示す回路図である。なお、以下の説明では、この発
明をITU−T勧告H320に準拠したオーディオビジ
ュアルテレサービスを行う64K端末(テレビ電話端
末、テレビ会議端末等)のデータ受信装置に適用する場
合を代表として説明する。
【0028】図において、11は、受信データRDが供
給される入力端子である。12は、この入力端子11に
供給された受信データRDを、データクロック信号DC
LKの1クロック分遅延するDフリップフロップ回路で
ある。13は、Dフリップフロップ回路12の遅延によ
り得られた受信データDRDにスタッフパルスSTPを
挿入するオア回路である。
【0029】14は、データ入力端子11から入力され
る受信データRDと、オア回路13から出力される受信
データDRDのいずれか一方を選択するセレクタであ
る。15は、セレクタ14の選択処理により得られた受
信データSRDに、所定の受信処理を施すデータ処理部
である。ここで、所定の受信処理としては、例えば、上
述したようなCRC演算からデータ分離処理までの処理
がある。
【0030】16は、偶数フレームのフレーム同期信号
FASと奇数フレームのフレーム同期信号FASに分散
されているフレーム同期ワードを検出することにより、
フレーム同期がとれたことを検出するフレーム同期検出
部である。
【0031】17は、受信データRDにビット同期した
64KHzのデータクロック信号DCLKと、網から送
られてきたオクテットクロック信号CK8Kと、装置の
各部を初期化するためのリセット信号RSTN等を出力
するタイミング発生回路である。18は、フレーム同期
がとれた後、ビットレート割当信号BASの能力交換に
より、相手端末が56K端末か否かを識別する相手端末
識別部である。
【0032】19は、フレーム同期検出部16から出力
されるフレーム同期検出信号SYONと、タイミング発
生部17から出力されるデータクロック信号DCLK,
オクテットクロック信号CK8K,リセット信号RST
Nと、相手端末識別部18から出力される相手端末識別
信号DISとに基づいて、上記スタッフパルスSTP
と、セレクタ14の選択動作を制御するためのセレクト
信号RDSELを出力する制御部である。
【0033】20は、フレーム同期検出部16から出力
されるフレーム同期検出信号SYONに基づいて、各フ
レームの区切りを検出するフレーム区切り検出部であ
る。このフレーム区切り検出部20は、フレーム同期が
とれると、フレーム同期信号FASの位置からフレーム
の先頭を見つけ、そこからデータクロック信号DCLK
をカウントすることにより、各フレームの区切りを検出
する。
【0034】21は、このフレーム区切り検出部20か
ら出力されるフレーム区切り検出信号FPを、データク
ロック信号DCLKの1クロック分遅延する遅延部であ
る。
【0035】上記構成において、動作を説明する。ま
ず、動作の概略を説明する。
【0036】この実施例は、フレームの考え方を一歩進
めて、ビットレート割当信号BASの能力交換により、
相手端末が56K端末とわかった場合、スタッフパルス
の挿入位置を予め定めたビットに固定するように、受信
データのフレームパターンを組み替えるようにしたもの
である。
【0037】このような構成によれば、フレーム同期信
号FASを仮のビット番号8のビットに固定することに
よって、スタッフパルスの挿入位置に応じて7種類あっ
たフレームパターンを1種類に固定することができる。
これにより、受信データを各種データに分離するための
データ分離構成を簡単にすることができる。
【0038】なお、スタッフパルスの挿入位置を新たに
設定する場合、どのビットに設定しても構わないが、こ
の実施例では、図6に示すように、仮のビット番号1の
ビットに設定している。これは、データ受信装置の回路
をデータ送信装置の回路と一部共用することができるよ
うにするためである。
【0039】すなわち、このような構成によれば、受信
フレームにおけるフレーム同期信号FASの挿入位置が
送信フレームにおけるフレーム同期信号FASの挿入位
置と一致するように、受信データをシフトしたとき、受
信フレームにおけるスタッフパルスの挿入位置を送信フ
レームにおけるスタッフパルスSTの挿入位置と一致さ
せることができる。
【0040】これにより、上述したようなシフトを行う
手段を設ければ、受信フレームを送信フレームと全く同
じフレームパターンで扱うことができる。その結果、デ
ータ受信装置の回路をデータ送信装置の回路と一部共用
することができるわけである。
【0041】なお、上述したようなシフトは、例えば、
フレームカウンタのカウント開始タイミングをデータク
ロック信号DCLKの1クロック分遅らせることによ
り、実現することができる。また、フレームカウンタの
カウント開始タイミングは変えずに、そこから生成され
る信号(フレーム区切り検出信号FP等)を1クロック
分遅延することによっても実現することができる。この
実施例では、後者の方法を採用している。
【0042】以上が、この実施例の動作の概略である。
次に、図7(a)〜(h)のタイミングチャートを参照
しながら、この実施例の動作を詳細に説明する。
【0043】なお、図7において、STは、受信データ
にすでに挿入されているスタッフパルスを示し、STP
は、フレームパターンの組替えにより新たに挿入される
スタッフパルスを示す。また、D1〜D7は、各オクテ
ットに挿入されているビット単位のデータである。
【0044】入力端子11には、図7(c)に示すよう
な受信データRDが供給される。なお、図には、仮のビ
ット番号5のビットにスタッフパルスSTが挿入された
フレームパターンを有する受信データRDを代表として
示す。
【0045】この受信データRDは、Dフリップフロッ
プ回路12のデータ入力端子Dとセレクタ14の一方の
入力端子に供給される。Dフリップフロップ回路12に
供給された受信データRDは、タイミング発生回路17
から出力されるデータクロック信号DCLK(図7
(a)参照)に従って、1クロック分遅延される。これ
により、図7(d)に示すように、受信データRDより
1クロック分遅延した受信データDRDが得られる。
【0046】この受信データDRDは、オア回路13の
一方の入力端子に供給される。このオア回路13の他方
の入力端子には、制御部19から図7(g)に示すよう
なスタッフパルスSTPが供給される。これにより、オ
ア回路13の出力端子からは、スタッフパルスSTとS
TPが挿入された受信データDRDが得られる。
【0047】この受信データDRDは、セレクタ14の
他方の入力端子に供給される。このセレクタ14は、制
御部19から供給されるセレクト信号RDSELに基づ
いて、2つの受信データRD,DRDのいずれか一方を
選択する。
【0048】この場合、セレクタ14は、通常は、受信
データRDのみを選択する。これに対し、フレーム同期
がとれた後、ビットレート割当信号BASの能力交換に
より、相手端末が56K端末とわかると、所定のタイミ
ングで、2つの受信データRD,DRDを交互に選択す
る。これにより、セレクタ14からは、スタッフパルス
が予め定めた位置に固定されるように、フレームパター
ンが組替えられた受信データSRDが得られる。
【0049】いま、フレーム同期がとれていないものと
する。この場合、セレクタ14においては、上記の如
く、受信データRDが受信データSRDとして選択され
る。この受信データSRDは、データ処理部15と、フ
レーム同期検出部16に供給される。
【0050】フレーム同期検出部16は、受信データS
RDを受けると、この受信データRDから偶数フレーム
のフレーム同期信号FASと奇数フレームのフレーム同
期信号FASに分散されているフレーム同期ワードを検
出する処理を実行する。この処理により、フレーム同期
ワードが検出されると、フレーム同期がとれたことにな
る。
【0051】フレーム同期検出部16は、フレーム同期
がとれると、図7(e)に示すように、例えば、受信デ
ータRDの所定のビット、例えば、仮のビット番号1の
ビットの後縁で、フレーム同期検出信号SYONをロウ
レベルからハイレベルに切り替える。このフレーム同期
検出信号SYONは、相手端末識別部18と、制御部1
9と、フレーム区切り検出部20に供給される。
【0052】相手端末識別部18は、フレーム同期検出
信号SYONがロウレベルからハイレベルに切り替わる
と、ビットレート割当信号BASの能力交換により、相
手端末が56K端末か否かを判定する。そして、相手端
末が56K端末であると、相手端末識別信号DISをア
クティブ状態に設定する。
【0053】制御部19は、相手端末識別信号DISが
アクティブ状態になると、フレーム同期検出信号SYO
Nに基づいて、スタッフパルスSTPの挿入位置、すな
わち、受信データRDの仮のビット番号1のビットを検
出する。そして、このビットを検出すると、図7(g)
に示すように、スタッフパルスSTPを出力するととも
に、図7(f)に示すように、このビットの前縁で、セ
レクト信号RDSELをローレベルからハイレベルに切
り替える。
【0054】また、この制御部19は、フレーム同期検
出信号SYONがロウレベルからハイレベルに切り替わ
ると、オクテットクロック信号CK8Kに基づいて、ス
タッフパルスSTの挿入位置を検出する。なお、図7に
は、スタッフパルスSTが受信データRDの仮のビット
番号5のビットに挿入されている場合(図5の場合)を
代表として示す。
【0055】そして、制御部19は、このビットを検出
すると、その後縁で、セレクト信号RDSELをハイレ
ベルからローレベルに切り替える。これにより、セレク
ト信号RDSELは、図7(c)に示すオクテットクロ
ック信号CK8Kの立上がりタイミングで、ハイレベル
からローレベルに切り替えられることになる。
【0056】以上から、セレクト信号RDSELは、ス
タッフパルスSTPの挿入ビットの前縁でローレベルか
らハイレベルに切り替えられ、スタッフパルスSTの挿
入ビットの後縁で、ハイレベルからローレベルに切り替
えられる。
【0057】制御部19で生成されたスタッフパルスS
TPは、オア回路13に供給される。これにより、受信
データDRDの仮のビット番号8のビット(受信データ
RDの仮のビット番号1のビット)に、スタッフパルス
STPが挿入される。
【0058】また、セレクト信号RDSELは、セレク
タ14に供給される。このセレクタ14は、セレクト信
号RDSELがハイレベルの場合は、オア回路13の出
力を選択し、ローレベルの場合は、受信データRDを選
択する。これにより、オア回路13の出力からスタッフ
パルスSTPとデータD1〜D4が選択された後に、受
信データRDからデータD5〜D7が選択される。
【0059】その結果、図7(h)に示すように、受信
データRDの仮のビット番号1のビットにスタッフパル
スSTPが挿入され、また、仮のビット番号5のビット
に挿入されていたスタッフパルスSTが削除され、さら
に、7つのデータD1〜D7の連続性が保たれた受信デ
ータSRDが得られる。この受信データSRDは、デー
タ処理部15に供給される。
【0060】フレーム区切り検出部20は、フレーム同
期検出信号SYONがロウレベルからハイレベルに切り
替わると、受信データRDに挿入されているフレーム同
期信号FASの挿入位置から受信フレームの先頭を見つ
け、そこから、フレームカウンタを駆動する。これによ
り、受信フレームの区切りが検出される。
【0061】このフレーム区切り検出信号FPは、遅延
部21によって、データクロック信号DCLKの1クロ
ック分遅延された後、データ処理部15に供給される。
データ処理部15は、フレーム同期検出信号SYONが
ロウレベルからハイレベルに切り替わると、この1クロ
ック分遅延されたフレーム区切り検出信号FPに基づい
て、受信データSRDに所定の受信処理を施す。これに
より、受信データSRDは、64K端末の送信データと
同じフレームパターンで処理される。
【0062】以上詳述したこの実施例によれば、次のよ
うな効果が得られる。
【0063】(1) まず、この実施例によれば、スタ
ッフパルスの挿入位置を予め定めた位置に固定するよう
に、受信データRDのフレームパターンを組み替えるよ
うにしたので、受信データRDのフレームパターンを1
種類に固定することができる。これにより、受信データ
RDを各種データに分離するための回路規模が増大する
のを防止することができる。
【0064】(2) また、この実施例によれば、受信
データRDを1クロック分遅延することにより得られた
受信データDRDを用意し、これと受信データRDとを
交互に選択することにより、受信データRDのフレーム
パターンを組み替えるようにしたので、先入れ先出しメ
モリ(FIFO)等のメモリを使うことなく、フレーム
パターンを組み替えることができる。これにより、フレ
ーム同期をはずさずに、リアルタイムでフレームパター
ンを組み替えることができるので、相手端末が56K端
末とわかってからの処理を迅速に進めることができる。
【0065】(3) また、この実施例によれば、スタ
ッフパルスの挿入位置を固定する際、仮のビット番号1
のビットに固定し、かつ、フレーム区切り検出信号FP
を1クロック分遅延するようにしたので、受信データR
Dを送信データと同じフレームパターンで処理すること
ができる。これにより、1つの端末内のデータ送信装置
との間で、多くの回路を共用することができる。
【0066】以上、この発明の一実施例を詳細に説明し
たが、この発明は上述したような実施例に限定されるも
のではない。
【0067】例えば、先の実施例では、この発明をIT
U−T勧告H320に準拠したオーディオビジュアルテ
レサービスを行う64K端末(テレビ電話端末、テレビ
会議端末等)のデータ受信装置に適用する場合を説明し
た。しかし、この発明は、ITU−T勧告H221のみ
に準拠した64K端末のデータ受信装置にも適用するこ
とができる。
【0068】また、先の実施例では、この発明を、スタ
ッフパルスの挿入位置が一定でないデータを受信するデ
ータ受信装置に適用する場合を説明した。しかし、この
発明は、スタッフパルスの挿入位置が一定であるデータ
を受信するデータ受信装置にも適用することができる。
これは、このような場合であっても、スタッフパルスの
挿入位置を変更したいことがあるからである。
【0069】なお、このような場合、すでに挿入されて
いるスタッフパルスの挿入位置は、オクテットクロック
信号が送られてくる場合は、これに基づいて検出するこ
とができる。これに対し、オクテットクロック信号が送
られてこない場合は、フレーム同期ワードのようなフレ
ーム同期情報の検出出力に基づいて検出することができ
る。
【0070】以上まとめると、この発明は、周波数同期
用のスタッフパルスが挿入されたデータを受信するデー
タ受信装置一般に適用することができる。言い換えれ
ば、自装置よりデータ伝送速度(ビットレート)が遅い
装置から送出され、かつ、網等のデータ伝送路で周波数
同期用のスタッフパルスが挿入されたデータを受信する
データ受信装置一般に適用することができる。
【0071】このほかにも、この発明は、その要旨を逸
脱しない範囲で、種々様々変形実施可能なことは勿論で
ある。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
スタッフパルスの挿入位置が予め定めた位置に固定され
るように、受信データのフレームパターンを組み替える
ようにしたので、スタッフパルスの挿入位置が一定でな
い場合であっても、受信データを所定のデータに分離す
るための回路規模が増大することを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】64K端末対56K端末通信における64K端
末の送信フレーム構造を示す図である。
【図3】64K端末対56K端末通信における64K端
末の送信動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図4】64K端末対56K端末通信における64K端
末の受信フレーム構造を示す図である。
【図5】フレーム同期信号FASを仮のビット番号8の
ビットに固定した場合の受信フレーム構造を示す図であ
る。
【図6】一実施例のデータ組替え後の受信フレームの構
成を示す図である。
【図7】一実施例のフレーム組替え動作を説明するため
のタイミングチャートである。
【符号の説明】
11…データ入力端子 12…Dフリップフロップ回路 13…オア回路 14…セレクタ 15…データ処理部 16…フレーム同期検出部 17…タイミング発生部 18…相手端末識別部 19…制御部 20…フレーム区切り検出部 21…遅延部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数同期をとるためのスタッフパルス
    が挿入されたデータを受信するデータ受信装置におい
    て、 前記受信データからフレーム同期をとるためのフレーム
    同期情報を検出するフレーム同期情報検出手段と、 前記受信データに挿入されている前記スタッフパルスの
    挿入位置を検出するスタッフパルス挿入位置検出手段
    と、 前記フレーム同期情報検出手段の検出出力と前記スタッ
    フパルス挿入位置検出手段の検出出力とに基づいて、前
    記スタッフパルスの挿入位置が予め定めた位置に固定さ
    れるように、前記受信データのフレームパターンを組み
    替えるフレームパターン組替え手段とを具備したことを
    特徴とするデータ受信装置。
  2. 【請求項2】 前記フレームパターン組替え手段は、 前記受信データをこの受信データにビット同期したデー
    タクロック信号の1クロック分遅延する受信データ遅延
    手段と、 前記フレーム同期情報検出手段の検出出力に基づいて、
    前記受信データ遅延手段により遅延された受信データと
    遅延されない受信データのいずれか一方に、前記スタッ
    フパルスを挿入するスタッフパルス挿入手段と、 前記フレーム同期情報検出手段の検出出力と前記スタッ
    フパルス挿入位置検出手段の検出出力とに基づいて、前
    記スタッフパルス挿入手段により前記スタッフパルスが
    挿入された受信データと挿入されない受信データを交互
    に選択することにより、前記スタッフパルスの挿入位置
    が予め定めた位置に固定されるように、フレームパター
    ンが組替えられた受信データを得るデータ選択手段とを
    具備したことを特徴とする請求項1記載のデータ受信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記フレームパターン組替え手段は、
    端末において受信された受信フレームにおける前記フレ
    ーム同期情報の挿入位置が、自端末より送信される送信
    フレームにおける前記フレーム同期情報の挿入位置と一
    致するように前記受信データをシフトしたとき、前記受
    信フレームにおける前記スタッフパルスの挿入位置が前
    記送信フレームにおける前記スタッフパルスの挿入位置
    と一致するように、前記フレームパターンを組替えるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ受信装置。
  4. 【請求項4】 前記フレームパターン組替え手段により
    前記フレームパターンが組替えられた前記受信データ
    を、前記受信フレームにおけるスタッフパルスの挿入位
    置が前記送信フレームにおける前記スタッフパルスの挿
    入位置と一致するようにシフトするデータシフト手段を
    具備したことを特徴とする請求項3記載のデータ受信装
    置。
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