JPH09191240A - 二入力切換回路 - Google Patents
二入力切換回路Info
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- JPH09191240A JPH09191240A JP8001629A JP162996A JPH09191240A JP H09191240 A JPH09191240 A JP H09191240A JP 8001629 A JP8001629 A JP 8001629A JP 162996 A JP162996 A JP 162996A JP H09191240 A JPH09191240 A JP H09191240A
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/72—Gated amplifiers, i.e. amplifiers which are rendered operative or inoperative by means of a control signal
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/222—Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
- H04N5/262—Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
- H04N5/265—Mixing
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
- H04N5/445—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for displaying additional information
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- Power Engineering (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】二入力切換回路において、二入力信号の切換動
作に際して入力信号電圧に等しい電圧を出力し、出力段
差が入力信号電圧の影響を受けないようにする。 【解決手段】信号入力点11、12に各ベースが接続され、
コレクタ相互が接続されたトランジスタQ1 、Q2 と、
トランジスタQ1 、Q2 のエミッタに各エミッタが接続
され、各ベース・コレクタが信号出力点13に接続された
トランジスタQ3、Q4 と、第1電源とトランジスタQ1
、Q2 のエミッタとの間に接続された抵抗素子R1 、
R2 と、トランジスタQ1 、Q2 のエミッタと第2電源
との間に接続され、2つの切換信号に応じて択一的にオ
ン状態になるトランジスタQ9 、Q10と、第1電源と信
号出力ノードとの間に流れる電流を第1電源とトランジ
スタQ1 、Q2 のコレクタ共通接続点との間に流れる電
流に等しく設定する電流回路20とを具備する。
作に際して入力信号電圧に等しい電圧を出力し、出力段
差が入力信号電圧の影響を受けないようにする。 【解決手段】信号入力点11、12に各ベースが接続され、
コレクタ相互が接続されたトランジスタQ1 、Q2 と、
トランジスタQ1 、Q2 のエミッタに各エミッタが接続
され、各ベース・コレクタが信号出力点13に接続された
トランジスタQ3、Q4 と、第1電源とトランジスタQ1
、Q2 のエミッタとの間に接続された抵抗素子R1 、
R2 と、トランジスタQ1 、Q2 のエミッタと第2電源
との間に接続され、2つの切換信号に応じて択一的にオ
ン状態になるトランジスタQ9 、Q10と、第1電源と信
号出力ノードとの間に流れる電流を第1電源とトランジ
スタQ1 、Q2 のコレクタ共通接続点との間に流れる電
流に等しく設定する電流回路20とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二入力切換回路に
係り、特にビデオ信号用の二入力切換回路に関するもの
で、テレビジョン画像表示装置などに使用される。
係り、特にビデオ信号用の二入力切換回路に関するもの
で、テレビジョン画像表示装置などに使用される。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン画像表示装置の表示画面の
水平走査期間の途中で表示画面を切り換える際、2つの
ビデオ信号を切換選択して出力するためのビデオ信号切
換回路として、従来、例えば図3に示すような二入力切
換回路が使用されている。
水平走査期間の途中で表示画面を切り換える際、2つの
ビデオ信号を切換選択して出力するためのビデオ信号切
換回路として、従来、例えば図3に示すような二入力切
換回路が使用されている。
【0003】図3に示す二入力切換回路において、11
は第1の信号入力ノード、12は第2の信号入力ノー
ド、Q1は上記第1の信号入力ノード11にベースが接
続され、電源電位(VCC)ノードにコレクタが接続され
たNPN型の入力バッファ用の第1のトランジスタ、Q
2は前記第2の信号入力ノード12にベースが接続さ
れ、電源ノードにコレクタが接続されたNPN型の入力
バッファ用の第2のトランジスタである。
は第1の信号入力ノード、12は第2の信号入力ノー
ド、Q1は上記第1の信号入力ノード11にベースが接
続され、電源電位(VCC)ノードにコレクタが接続され
たNPN型の入力バッファ用の第1のトランジスタ、Q
2は前記第2の信号入力ノード12にベースが接続さ
れ、電源ノードにコレクタが接続されたNPN型の入力
バッファ用の第2のトランジスタである。
【0004】Q3は前記第1のトランジスタQ1のエミ
ッタにエミッタが接続され、ベース・コレクタ相互が接
続(ダイオード接続)されるとともに信号出力ノード1
3に接続されたNPN型の第3のトランジスタである。
ッタにエミッタが接続され、ベース・コレクタ相互が接
続(ダイオード接続)されるとともに信号出力ノード1
3に接続されたNPN型の第3のトランジスタである。
【0005】Q4は前記第2のトランジスタQ2のエミ
ッタにエミッタが接続され、ベース・コレクタ相互が接
続される(ダイオード接続)とともに前記信号出力ノー
ド13に接続されたNPN型の第4のトランジスタであ
る。
ッタにエミッタが接続され、ベース・コレクタ相互が接
続される(ダイオード接続)とともに前記信号出力ノー
ド13に接続されたNPN型の第4のトランジスタであ
る。
【0006】R1は前記第1のトランジスタQ1および
第3のトランジスタQ3のエミッタ共通接続ノードと電
源ノードとの間に接続された第1の抵抗素子、R2は前
記第2のトランジスタQ2および第4のトランジスタQ
4のエミッタ共通接続ノードと電源ノードとの間に接続
された第2の抵抗素子である。
第3のトランジスタQ3のエミッタ共通接続ノードと電
源ノードとの間に接続された第1の抵抗素子、R2は前
記第2のトランジスタQ2および第4のトランジスタQ
4のエミッタ共通接続ノードと電源ノードとの間に接続
された第2の抵抗素子である。
【0007】R3は前記第3のトランジスタQ3のベー
ス・コレクタおよび第4のトランジスタQ4のベース・
コレクタの共通接続ノードと電源ノードとの間に接続さ
れた第3の抵抗素子である。
ス・コレクタおよび第4のトランジスタQ4のベース・
コレクタの共通接続ノードと電源ノードとの間に接続さ
れた第3の抵抗素子である。
【0008】Q5およびQ6はエミッタ相互が共通に接
続された差動対をなすPNP型の第5のトランジスタお
よび第6のトランジスタであり、それぞれのベースは対
応して第1の切換制御信号入力ノード14および第2の
切換制御信号入力ノード15に接続されている。
続された差動対をなすPNP型の第5のトランジスタお
よび第6のトランジスタであり、それぞれのベースは対
応して第1の切換制御信号入力ノード14および第2の
切換制御信号入力ノード15に接続されている。
【0009】16は電源ノードと上記差動対トランジス
タQ5、Q6のエミッタ共通接続ノードとの間に接続さ
れた定電流源である。Q7は前記第5のトランジスタQ
5のコレクタと接地電位(GND)ノードとの間にコレ
クタ・エミッタ間が接続され、コレクタ・ベース相互が
接続されたNPN型の第7のトランジスタである。
タQ5、Q6のエミッタ共通接続ノードとの間に接続さ
れた定電流源である。Q7は前記第5のトランジスタQ
5のコレクタと接地電位(GND)ノードとの間にコレ
クタ・エミッタ間が接続され、コレクタ・ベース相互が
接続されたNPN型の第7のトランジスタである。
【0010】Q8は前記第6のトランジスタQ6のコレ
クタと接地ノードとの間にコレクタ・エミッタ間が接続
され、コレクタ・ベース相互が接続されたNPN型の第
8のトランジスタである。
クタと接地ノードとの間にコレクタ・エミッタ間が接続
され、コレクタ・ベース相互が接続されたNPN型の第
8のトランジスタである。
【0011】Q9は前記第7のトランジスタQ7のベー
スおよびエミッタに対応してベースおよびエミッタが接
続され、そのコレクタが前記第1のトランジスタQ1お
よび第3のトランジスタQ3のエミッタ共通接続ノード
に接続されたNPN型の第9のトランジスタであり、上
記第7のトランジスタQ7と第9のトランジスタQ9と
は第1のカレントミラー回路17を形成している。
スおよびエミッタに対応してベースおよびエミッタが接
続され、そのコレクタが前記第1のトランジスタQ1お
よび第3のトランジスタQ3のエミッタ共通接続ノード
に接続されたNPN型の第9のトランジスタであり、上
記第7のトランジスタQ7と第9のトランジスタQ9と
は第1のカレントミラー回路17を形成している。
【0012】Q10は前記第8のトランジスタQ8のベ
ースおよびエミッタに対応してベースおよびエミッタが
接続され、そのコレクタが前記第2のトランジスタQ2
および第4のトランジスタQ4のエミッタ共通接続ノー
ドに接続されたNPN型の第10のトランジスタであ
り、上記第8のトランジスタQ8と第10のトランジス
タQ10とは第2のカレントミラー回路18を形成して
いる。
ースおよびエミッタに対応してベースおよびエミッタが
接続され、そのコレクタが前記第2のトランジスタQ2
および第4のトランジスタQ4のエミッタ共通接続ノー
ドに接続されたNPN型の第10のトランジスタであ
り、上記第8のトランジスタQ8と第10のトランジス
タQ10とは第2のカレントミラー回路18を形成して
いる。
【0013】次に、上記構成において、第1の切換制御
信号入力ノード14に印加される第1の切換制御信号の
電位が第2の切換制御信号入力ノード15に印加される
第2の切換制御信号の電位よりも低い時(第1の選択モ
ード)における動作および上記とは逆に第2の切換制御
信号の電位が第1の切換制御信号の電位よりも低い時
(第2の選択モード)における動作を説明する。
信号入力ノード14に印加される第1の切換制御信号の
電位が第2の切換制御信号入力ノード15に印加される
第2の切換制御信号の電位よりも低い時(第1の選択モ
ード)における動作および上記とは逆に第2の切換制御
信号の電位が第1の切換制御信号の電位よりも低い時
(第2の選択モード)における動作を説明する。
【0014】第1の選択モードにおいては、第5のトラ
ンジスタQ5がオンし、第6のトランジスタがQ6オフ
になる。これにより、第1のカレントミラー回路17の
第7のトランジスタQ7および第9のトランジスタQ9
はそれぞれオンし、第1のトランジスタQ1および第3
のトランジスタQ3がそれぞれオンし、第1のトランジ
スタQ1のベースに入力する第1の入力信号が第3のト
ランジスタQ3のベース・コレクタ(信号出力ノード1
3)から出力する。
ンジスタQ5がオンし、第6のトランジスタがQ6オフ
になる。これにより、第1のカレントミラー回路17の
第7のトランジスタQ7および第9のトランジスタQ9
はそれぞれオンし、第1のトランジスタQ1および第3
のトランジスタQ3がそれぞれオンし、第1のトランジ
スタQ1のベースに入力する第1の入力信号が第3のト
ランジスタQ3のベース・コレクタ(信号出力ノード1
3)から出力する。
【0015】一方、この時、第2のカレントミラー回路
18の第8のトランジスタQ8および第10のトランジ
スタQ10はそれぞれオフであり、第2のトランジスタ
Q2および第4のトランジスタQ4のエミッタ共通接続
ノードの電位は抵抗素子R2を通してVCCにプルアップ
されるので、第2のトランジスタQ2および第4のトラ
ンジスタQ4はそれぞれオフになる。
18の第8のトランジスタQ8および第10のトランジ
スタQ10はそれぞれオフであり、第2のトランジスタ
Q2および第4のトランジスタQ4のエミッタ共通接続
ノードの電位は抵抗素子R2を通してVCCにプルアップ
されるので、第2のトランジスタQ2および第4のトラ
ンジスタQ4はそれぞれオフになる。
【0016】第2の選択モードにおいては、第6のトラ
ンジスタQ6がオンし、第5のトランジスタQ5がオフ
になる。これにより、第2のカレントミラー回路18の
第8のトランジスタQ8および第10のトランジスタQ
10はそれぞれオンし、第2のトランジスタQ2および
第4のトランジスタQ4がそれぞれオンし、第2のトラ
ンジスタQ2のベースに入力する第2の入力信号が第4
のトランジスタQ4のベース・コレクタ(信号出力ノー
ド13)から出力する。
ンジスタQ6がオンし、第5のトランジスタQ5がオフ
になる。これにより、第2のカレントミラー回路18の
第8のトランジスタQ8および第10のトランジスタQ
10はそれぞれオンし、第2のトランジスタQ2および
第4のトランジスタQ4がそれぞれオンし、第2のトラ
ンジスタQ2のベースに入力する第2の入力信号が第4
のトランジスタQ4のベース・コレクタ(信号出力ノー
ド13)から出力する。
【0017】一方、この時、第1のカレントミラー回路
17の第7のトランジスタQ7および第9のトランジス
タQ9はそれぞれオフであり、第1のトランジスタQ1
および第3のトランジスタQ3のエミッタ共通接続ノー
ドの電位は抵抗素子R1を通してVCCにプルアップされ
るので、第1のトランジスタQ1および第3のトランジ
スタQ3はそれぞれオフになる。
17の第7のトランジスタQ7および第9のトランジス
タQ9はそれぞれオフであり、第1のトランジスタQ1
および第3のトランジスタQ3のエミッタ共通接続ノー
ドの電位は抵抗素子R1を通してVCCにプルアップされ
るので、第1のトランジスタQ1および第3のトランジ
スタQ3はそれぞれオフになる。
【0018】ところで、上記回路においては、2つの動
作モードにおいて、2個のカレントミラー回路17、1
8のどちらか一方は定電流源16からの定電流I0 が流
れており、信号出力ノード13に接続されている第3の
トランジスタQ3および第4のトランジスタQ4のうち
の一方はオン状態である。また、信号出力ノード13は
抵抗素子R3を介して電源ノードに接続されているの
で、例えば第2の選択モード(トランジスタQ2、Q4
がそれぞれオン、トランジスタQ1、Q3がそれぞれオ
フ)の時、トランジスタQ4のエミッタ電流をIEQ4 で
表わすと、 IEQ4 =(VCC−Vout )/R3 ……(1) であり、出力信号電圧Vout に依存する。
作モードにおいて、2個のカレントミラー回路17、1
8のどちらか一方は定電流源16からの定電流I0 が流
れており、信号出力ノード13に接続されている第3の
トランジスタQ3および第4のトランジスタQ4のうち
の一方はオン状態である。また、信号出力ノード13は
抵抗素子R3を介して電源ノードに接続されているの
で、例えば第2の選択モード(トランジスタQ2、Q4
がそれぞれオン、トランジスタQ1、Q3がそれぞれオ
フ)の時、トランジスタQ4のエミッタ電流をIEQ4 で
表わすと、 IEQ4 =(VCC−Vout )/R3 ……(1) であり、出力信号電圧Vout に依存する。
【0019】一方、トランジスタQ2のエミッタ電流を
IEQ2 で表わすと、 I0 =IEQ2 +IEQ4 +{VCC−Vout −VT ln (IEQ4 /Is)}/R2 ……(2) となる。従って、IEQ2 とIEQ4 とは出力信号電圧Vou
t の変化に依存して変化し、IEQ2 とIEQ4 とは等しく
なくなり、トランジスタQ2のベース・エミッタ間電圧
VFQ2 をトランジスタQ4のベース・エミッタ間電圧V
FQ4 で打ち消すことができなくなる。つまり、 VFQ2 =VT ln [I0 −(VCC−Vout )/R3− {VCC−Vout −VT ln (VCC−Vout /Is・Rs)}/R2]/Is ……(3) であり、 VFQ4 =VT ln (VCC−Vout )/Is・Rs ……(4) となるからである。
IEQ2 で表わすと、 I0 =IEQ2 +IEQ4 +{VCC−Vout −VT ln (IEQ4 /Is)}/R2 ……(2) となる。従って、IEQ2 とIEQ4 とは出力信号電圧Vou
t の変化に依存して変化し、IEQ2 とIEQ4 とは等しく
なくなり、トランジスタQ2のベース・エミッタ間電圧
VFQ2 をトランジスタQ4のベース・エミッタ間電圧V
FQ4 で打ち消すことができなくなる。つまり、 VFQ2 =VT ln [I0 −(VCC−Vout )/R3− {VCC−Vout −VT ln (VCC−Vout /Is・Rs)}/R2]/Is ……(3) であり、 VFQ4 =VT ln (VCC−Vout )/Is・Rs ……(4) となるからである。
【0020】また、入力信号電圧をVinで表わすと、 Vout =Vin−VFQ2 +VFQ4 ……(5) となり、Vout は、Vinに影響されてしまい、Vinと等
しくなくなる。
しくなくなる。
【0021】従って、上記二入力切換回路は、信号出力
ノード13の出力信号電圧Vout が入力信号電圧Vinに
影響されてしまうので、2つの動作モードの切換え(二
入力信号の切換動作)に際して、入出力特性および信号
出力ノード13の出力信号電圧Vout の直流段差が入力
信号電圧Vinに影響されてしまう。
ノード13の出力信号電圧Vout が入力信号電圧Vinに
影響されてしまうので、2つの動作モードの切換え(二
入力信号の切換動作)に際して、入出力特性および信号
出力ノード13の出力信号電圧Vout の直流段差が入力
信号電圧Vinに影響されてしまう。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
二入力切換回路は、二入力信号の切換動作に際して、入
出力特性および出力信号電圧の直流段差が入力信号電圧
に影響されてしまうという問題があった。
二入力切換回路は、二入力信号の切換動作に際して、入
出力特性および出力信号電圧の直流段差が入力信号電圧
に影響されてしまうという問題があった。
【0023】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、入力信号電圧に関係なく入力信号電圧に等し
い出力信号電圧を得るようにし、二入力信号の切換動作
に際して、入出力特性および出力信号電圧の直流段差が
入力信号電圧に影響されなくなる二入力切換回路を提供
することを目的とする。
たもので、入力信号電圧に関係なく入力信号電圧に等し
い出力信号電圧を得るようにし、二入力信号の切換動作
に際して、入出力特性および出力信号電圧の直流段差が
入力信号電圧に影響されなくなる二入力切換回路を提供
することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の二入力切換回路
は、各ベースが対応して第1の信号入力ノード、第2の
信号入力ノードに接続され、コレクタ相互が接続された
第1極性型の第1のトランジスタおよび第2のトランジ
スタと、前記第1のトランジスタとエミッタ相互が接続
され、ベース・コレクタ相互が信号出力ノードに接続さ
れた第1極性型の第3のトランジスタと、前記第2のト
ランジスタとエミッタ相互が接続され、ベース・コレク
タ相互が前記信号出力ノードに接続された第1極性型の
第4のトランジスタと、前記第1、第3のトランジスタ
のエミッタ共通接続ノードと第1の電源ノードとの間に
接続された第1の抵抗素子と、前記第2、第4のトラン
ジスタのエミッタ共通接続ノードと前記第1の電源ノー
ドとの間に接続された第2の抵抗素子と、前記第1、第
3のトランジスタのエミッタ共通接続ノードと第2の電
源ノードとの間および前記第2、第4のトランジスタの
エミッタ共通接続ノードと前記第2の電源ノードとの間
にそれぞれ接続され、第1の切換制御信号および第2の
切換制御信号に応じて択一的にオン状態になるように制
御される2個の定電流源用トランジスタと、前記第1の
電源ノードと前記信号出力ノードとの間に流れる電流を
前記第1の電源ノードと前記第1、第2のトランジスタ
のコレクタ共通接続ノードとの間に流れる電流に等しく
設定する電流回路とを具備することを特徴とする。
は、各ベースが対応して第1の信号入力ノード、第2の
信号入力ノードに接続され、コレクタ相互が接続された
第1極性型の第1のトランジスタおよび第2のトランジ
スタと、前記第1のトランジスタとエミッタ相互が接続
され、ベース・コレクタ相互が信号出力ノードに接続さ
れた第1極性型の第3のトランジスタと、前記第2のト
ランジスタとエミッタ相互が接続され、ベース・コレク
タ相互が前記信号出力ノードに接続された第1極性型の
第4のトランジスタと、前記第1、第3のトランジスタ
のエミッタ共通接続ノードと第1の電源ノードとの間に
接続された第1の抵抗素子と、前記第2、第4のトラン
ジスタのエミッタ共通接続ノードと前記第1の電源ノー
ドとの間に接続された第2の抵抗素子と、前記第1、第
3のトランジスタのエミッタ共通接続ノードと第2の電
源ノードとの間および前記第2、第4のトランジスタの
エミッタ共通接続ノードと前記第2の電源ノードとの間
にそれぞれ接続され、第1の切換制御信号および第2の
切換制御信号に応じて択一的にオン状態になるように制
御される2個の定電流源用トランジスタと、前記第1の
電源ノードと前記信号出力ノードとの間に流れる電流を
前記第1の電源ノードと前記第1、第2のトランジスタ
のコレクタ共通接続ノードとの間に流れる電流に等しく
設定する電流回路とを具備することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の二入力切
換回路の実施の形態に係るビデオ信号切換回路の一例を
示している。
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の二入力切
換回路の実施の形態に係るビデオ信号切換回路の一例を
示している。
【0026】図1に示すビデオ信号切換回路において、
11は第1の信号入力ノード、12は第2の信号入力ノ
ード、Q1は上記第1の信号入力ノード11にベースが
接続されたNPN型の入力バッファ用の第1のトランジ
スタ、Q2は前記第2の信号入力ノード12にベースが
接続され、前記第1のトランジスタQ1とコレクタ相互
が接続されたNPN型の入力バッファ用の第2のトラン
ジスタである。
11は第1の信号入力ノード、12は第2の信号入力ノ
ード、Q1は上記第1の信号入力ノード11にベースが
接続されたNPN型の入力バッファ用の第1のトランジ
スタ、Q2は前記第2の信号入力ノード12にベースが
接続され、前記第1のトランジスタQ1とコレクタ相互
が接続されたNPN型の入力バッファ用の第2のトラン
ジスタである。
【0027】Q3は前記第1のトランジスタQ1のエミ
ッタにエミッタが接続され、ベース・コレクタ相互が接
続される(ダイオード接続)とともに信号出力ノード1
3に接続されたNPN型の第3のトランジスタである。
ッタにエミッタが接続され、ベース・コレクタ相互が接
続される(ダイオード接続)とともに信号出力ノード1
3に接続されたNPN型の第3のトランジスタである。
【0028】Q4は前記第2のトランジスタQ2のエミ
ッタにエミッタが接続され、ベース・コレクタ相互が接
続される(ダイオード接続)とともに前記信号出力ノー
ド13に接続されたNPN型の第4のトランジスタであ
る。
ッタにエミッタが接続され、ベース・コレクタ相互が接
続される(ダイオード接続)とともに前記信号出力ノー
ド13に接続されたNPN型の第4のトランジスタであ
る。
【0029】R1は前記第1のトランジスタQ1および
第3のトランジスタQ3のエミッタ共通接続ノードと電
源ノードとの間に接続された第1の抵抗素子、R2は前
記第2のトランジスタQ2および第4のトランジスタQ
4のエミッタ共通接続ノードと電源ノードとの間に接続
された第2の抵抗素子である。
第3のトランジスタQ3のエミッタ共通接続ノードと電
源ノードとの間に接続された第1の抵抗素子、R2は前
記第2のトランジスタQ2および第4のトランジスタQ
4のエミッタ共通接続ノードと電源ノードとの間に接続
された第2の抵抗素子である。
【0030】Q5およびQ6はエミッタ相互が共通に接
続された差動対をなすPNP型の第5のトランジスタお
よび第6のトランジスタであり、それぞれのベースは対
応して第1の切換制御信号入力ノード14および第2の
切換制御信号入力ノード15に接続されている。
続された差動対をなすPNP型の第5のトランジスタお
よび第6のトランジスタであり、それぞれのベースは対
応して第1の切換制御信号入力ノード14および第2の
切換制御信号入力ノード15に接続されている。
【0031】16は電源ノードと上記差動対トランジス
タQ5、Q6のエミッタ共通接続ノードとの間に接続さ
れた定電流源である。Q7は前記第5のトランジスタQ
5のコレクタと接地ノードとの間にコレクタ・エミッタ
間が接続され、コレクタ・ベース相互が接続されたNP
N型の第7のトランジスタである。
タQ5、Q6のエミッタ共通接続ノードとの間に接続さ
れた定電流源である。Q7は前記第5のトランジスタQ
5のコレクタと接地ノードとの間にコレクタ・エミッタ
間が接続され、コレクタ・ベース相互が接続されたNP
N型の第7のトランジスタである。
【0032】Q8は前記第6のトランジスタQ6のコレ
クタと接地ノードとの間にコレクタ・エミッタ間が接続
され、コレクタ・ベース相互が接続されたNPN型の第
8のトランジスタである。
クタと接地ノードとの間にコレクタ・エミッタ間が接続
され、コレクタ・ベース相互が接続されたNPN型の第
8のトランジスタである。
【0033】Q9は前記第7のトランジスタQ7のベー
スおよびエミッタに対応してベースおよびエミッタが接
続され、そのコレクタが前記第1のトランジスタQ1お
よび第3のトランジスタQ3のエミッタ共通接続ノード
に接続されたNPN型の第9のトランジスタであり、上
記第7のトランジスタQ7と第9のトランジスタQ9と
は第1のカレントミラー回路17を形成している。
スおよびエミッタに対応してベースおよびエミッタが接
続され、そのコレクタが前記第1のトランジスタQ1お
よび第3のトランジスタQ3のエミッタ共通接続ノード
に接続されたNPN型の第9のトランジスタであり、上
記第7のトランジスタQ7と第9のトランジスタQ9と
は第1のカレントミラー回路17を形成している。
【0034】Q10は前記第8のトランジスタQ8のベ
ースおよびエミッタに対応してベースおよびエミッタが
接続され、そのコレクタが前記第2のトランジスタQ2
および第4のトランジスタQ4のエミッタ共通接続ノー
ドに接続されたNPN型の第10のトランジスタであ
り、上記第8のトランジスタQ8と第10のトランジス
タQ10とは第2のカレントミラー回路18を形成して
いる。
ースおよびエミッタに対応してベースおよびエミッタが
接続され、そのコレクタが前記第2のトランジスタQ2
および第4のトランジスタQ4のエミッタ共通接続ノー
ドに接続されたNPN型の第10のトランジスタであ
り、上記第8のトランジスタQ8と第10のトランジス
タQ10とは第2のカレントミラー回路18を形成して
いる。
【0035】さらに、前記電源ノードと前記信号出力ノ
ード13との間に流れる電流を電源ノードと前記第1の
トランジスタQ1および第2のトランジスタQ2のコレ
クタ共通接続ノードとの間に流れる電流に等しく設定す
る電流回路20(例えば第3のカレントミラー回路2
0)が設けられている。
ード13との間に流れる電流を電源ノードと前記第1の
トランジスタQ1および第2のトランジスタQ2のコレ
クタ共通接続ノードとの間に流れる電流に等しく設定す
る電流回路20(例えば第3のカレントミラー回路2
0)が設けられている。
【0036】上記第3のカレントミラー回路20は、電
源ノードと前記トランジスタQ1、Q2のコレクタ共通
接続ノードとの間にエミッタ・コレクタ間が接続され、
ベース・コレクタ相互が接続されたPNP型の第11の
トランジスタQ11(入力側トランジスタ)と、前記電
源ノードと信号出力ノード13との間にエミッタ・コレ
クタ間が接続され、ベースが前記トランジスタQ11の
ベースに接続されたPNP型の第12のトランジスタQ
12(出力側トランジスタ)とからなる。
源ノードと前記トランジスタQ1、Q2のコレクタ共通
接続ノードとの間にエミッタ・コレクタ間が接続され、
ベース・コレクタ相互が接続されたPNP型の第11の
トランジスタQ11(入力側トランジスタ)と、前記電
源ノードと信号出力ノード13との間にエミッタ・コレ
クタ間が接続され、ベースが前記トランジスタQ11の
ベースに接続されたPNP型の第12のトランジスタQ
12(出力側トランジスタ)とからなる。
【0037】次に、上記構成において、第1の切換制御
信号入力ノード14に印加される第1の切換制御信号の
電位が第2の切換制御信号入力ノード15に印加される
第2の切換制御信号の電位よりも低い時(第1の選択モ
ード)における動作および上記とは逆に第2の切換制御
信号の電位が第1の切換制御信号の電位よりも低い時
(第2の選択モード)における動作を説明する。
信号入力ノード14に印加される第1の切換制御信号の
電位が第2の切換制御信号入力ノード15に印加される
第2の切換制御信号の電位よりも低い時(第1の選択モ
ード)における動作および上記とは逆に第2の切換制御
信号の電位が第1の切換制御信号の電位よりも低い時
(第2の選択モード)における動作を説明する。
【0038】第1の選択モードにおいては、第5のトラ
ンジスタQ5がオンし、第6のトランジスタがQ6オフ
になる。これにより、第1のカレントミラー回路17の
第7のトランジスタQ7および第9のトランジスタQ9
はそれぞれオンし、第1のトランジスタQ1および第3
のトランジスタQ3がそれぞれオンし、第1のトランジ
スタQ1のベースに入力する第1のビデオ入力信号が第
3のトランジスタQ3のベース・コレクタ(信号出力ノ
ード13)から出力する。
ンジスタQ5がオンし、第6のトランジスタがQ6オフ
になる。これにより、第1のカレントミラー回路17の
第7のトランジスタQ7および第9のトランジスタQ9
はそれぞれオンし、第1のトランジスタQ1および第3
のトランジスタQ3がそれぞれオンし、第1のトランジ
スタQ1のベースに入力する第1のビデオ入力信号が第
3のトランジスタQ3のベース・コレクタ(信号出力ノ
ード13)から出力する。
【0039】一方、この時、第2のカレントミラー回路
18の第8のトランジスタQ8および第10のトランジ
スタQ10はそれぞれオフであり、第2のトランジスタ
Q2および第4のトランジスタQ4のエミッタ共通接続
ノードの電位は抵抗素子R2を通してVCCにプルアップ
されるので、第2のトランジスタQ2および第4のトラ
ンジスタQ4はそれぞれオフになる。
18の第8のトランジスタQ8および第10のトランジ
スタQ10はそれぞれオフであり、第2のトランジスタ
Q2および第4のトランジスタQ4のエミッタ共通接続
ノードの電位は抵抗素子R2を通してVCCにプルアップ
されるので、第2のトランジスタQ2および第4のトラ
ンジスタQ4はそれぞれオフになる。
【0040】第2の選択モードにおいては、第6のトラ
ンジスタQ6がオンし、第5のトランジスタQ5がオフ
になる。これにより、第2のカレントミラー回路18の
第8のトランジスタQ8および第10のトランジスタQ
10はそれぞれオンし、第2のトランジスタQ2および
第4のトランジスタQ4がそれぞれオンし、第2のトラ
ンジスタQ2のベースに入力する第2のビデオ入力信号
が第4のトランジスタQ4のベース・コレクタ(信号出
力ノード13)から出力する。
ンジスタQ6がオンし、第5のトランジスタQ5がオフ
になる。これにより、第2のカレントミラー回路18の
第8のトランジスタQ8および第10のトランジスタQ
10はそれぞれオンし、第2のトランジスタQ2および
第4のトランジスタQ4がそれぞれオンし、第2のトラ
ンジスタQ2のベースに入力する第2のビデオ入力信号
が第4のトランジスタQ4のベース・コレクタ(信号出
力ノード13)から出力する。
【0041】一方、この時、第1のカレントミラー回路
17の第7のトランジスタQ7および第9のトランジス
タQ9はそれぞれオフであり、第1のトランジスタQ1
および第3のトランジスタQ3のエミッタ共通接続ノー
ドの電位は抵抗素子R1を通してVCCにプルアップされ
るので、第1のトランジスタQ1および第3のトランジ
スタQ3はそれぞれオフになる。
17の第7のトランジスタQ7および第9のトランジス
タQ9はそれぞれオフであり、第1のトランジスタQ1
および第3のトランジスタQ3のエミッタ共通接続ノー
ドの電位は抵抗素子R1を通してVCCにプルアップされ
るので、第1のトランジスタQ1および第3のトランジ
スタQ3はそれぞれオフになる。
【0042】ところで、上記回路においては、2つの動
作モードにおいて、2個のカレントミラー回路17、1
8のどちらか一方は定電流源16からの定電流I0 が流
れており、信号出力ノード13に接続されている第3の
トランジスタQ3および第4のトランジスタQ4のうち
の一方はオン状態である。
作モードにおいて、2個のカレントミラー回路17、1
8のどちらか一方は定電流源16からの定電流I0 が流
れており、信号出力ノード13に接続されている第3の
トランジスタQ3および第4のトランジスタQ4のうち
の一方はオン状態である。
【0043】例えば第2の選択モード(トランジスタQ
2、Q4がそれぞれオン、トランジスタQ1、Q3がそ
れぞれオフ)の時、トランジスタQ2のエミッタ電流I
EQ2は第3のカレントミラー回路20により折り返され
てトランジスタQ4のエミッタ電流IEQ4 として流れ
る。
2、Q4がそれぞれオン、トランジスタQ1、Q3がそ
れぞれオフ)の時、トランジスタQ2のエミッタ電流I
EQ2は第3のカレントミラー回路20により折り返され
てトランジスタQ4のエミッタ電流IEQ4 として流れ
る。
【0044】これにより、IEQ2 とIEQ4 とは等しくな
り、トランジスタQ2のベース・エミッタ間電圧VFQ2
の影響がトランジスタQ4のベース・エミッタ間電圧V
FQ4で打ち消されるようになる。
り、トランジスタQ2のベース・エミッタ間電圧VFQ2
の影響がトランジスタQ4のベース・エミッタ間電圧V
FQ4で打ち消されるようになる。
【0045】即ち、入力信号電圧をVinで表わすと、 Vout =Vin−VFQ2 +VFQ4 =Vin ……(6) となり、Vout はVinと等しくなる。
【0046】上記とは逆に、第1の選択モード(トラン
ジスタQ1、Q3がそれぞれオン、トランジスタQ2、
Q4がそれぞれオフ)の時、トランジスタQ1のエミッ
タ電流IEQ1 は第2のカレントミラー回路20により折
り返されてトランジスタQ3のエミッタ電流IEQ3 とし
て流れる。
ジスタQ1、Q3がそれぞれオン、トランジスタQ2、
Q4がそれぞれオフ)の時、トランジスタQ1のエミッ
タ電流IEQ1 は第2のカレントミラー回路20により折
り返されてトランジスタQ3のエミッタ電流IEQ3 とし
て流れる。
【0047】これにより、IEQ1 とIEQ3 とは等しくな
り、トランジスタQ1のベース・エミッタ間電圧VFQ1
の影響がトランジスタQ3のベース・エミッタ間電圧V
FQ3で打ち消されるようになり、Vout はVinと等しく
なる。
り、トランジスタQ1のベース・エミッタ間電圧VFQ1
の影響がトランジスタQ3のベース・エミッタ間電圧V
FQ3で打ち消されるようになり、Vout はVinと等しく
なる。
【0048】即ち、上記実施の形態に係る二入力切換回
路によれば、入力信号電圧に関係なく入力信号電圧に等
しい電圧を出力するので、二入力信号の切換動作に際し
て、入出力特性および出力信号電圧の直流段差が入力信
号電圧に影響されなくなる。
路によれば、入力信号電圧に関係なく入力信号電圧に等
しい電圧を出力するので、二入力信号の切換動作に際し
て、入出力特性および出力信号電圧の直流段差が入力信
号電圧に影響されなくなる。
【0049】
【発明の効果】上述したように本発明の二入力切換回路
によれば、入力信号電圧に関係なく入力信号電圧に等し
い出力信号電圧を得るようにし、二入力信号の切換動作
に際して、入出力特性および出力信号電圧の直流段差が
入力信号電圧に影響されなくなる。
によれば、入力信号電圧に関係なく入力信号電圧に等し
い出力信号電圧を得るようにし、二入力信号の切換動作
に際して、入出力特性および出力信号電圧の直流段差が
入力信号電圧に影響されなくなる。
【0050】従って、本発明は、例えばテレビジョン画
像表示装置の表示画面の水平走査期間の途中で表示画面
を切り換える際、2つのビデオ信号を切換選択して出力
するためのビデオ信号切換回路に適用した場合、切換ノ
イズを著しく低減することができる。
像表示装置の表示画面の水平走査期間の途中で表示画面
を切り換える際、2つのビデオ信号を切換選択して出力
するためのビデオ信号切換回路に適用した場合、切換ノ
イズを著しく低減することができる。
【図1】本発明の二入力切換回路の実施の形態に係るビ
デオ信号切換回路の一例を示す回路図。
デオ信号切換回路の一例を示す回路図。
【図2】図1の動作例を示すタイミング波形図。
【図3】従来のビデオ信号切換用の二入力切換回路の一
例を示す回路図。
例を示す回路図。
【符号の説明】 11…第1の信号入力ノード、 12…第2の信号入力ノード、 13…信号出力ノード、 14…第1の切換制御信号入力ノード、 15…第2の切換制御信号入力ノード、 16…定電流源、 17…第1のカレントミラー回路、 18…第2のカレントミラー回路、 20…第3のカレントミラー回路、 R1…第1の抵抗素子、 R2…第2の抵抗素子、 Q1…NPN型の入力バッファ用の第1のトランジス
タ、 Q2…NPN型の入力バッファ用の第2のトランジス
タ、 Q3…NPN型の第3のトランジスタ、 Q4…NPN型の第4のトランジスタ、 Q5、Q6、Q11、Q12…PNP型のトランジス
タ、 Q7〜Q10…NPN型のトランジスタ。
タ、 Q2…NPN型の入力バッファ用の第2のトランジス
タ、 Q3…NPN型の第3のトランジスタ、 Q4…NPN型の第4のトランジスタ、 Q5、Q6、Q11、Q12…PNP型のトランジス
タ、 Q7〜Q10…NPN型のトランジスタ。
Claims (3)
- 【請求項1】 各ベースが対応して第1の信号入力ノー
ド、第2の信号入力ノードに接続され、コレクタ相互が
接続された第1極性型の第1のトランジスタおよび第2
のトランジスタと、前記第1のトランジスタとエミッタ
相互が接続され、ベース・コレクタ相互が信号出力ノー
ドに接続された第1極性型の第3のトランジスタと、前
記第2のトランジスタとエミッタ相互が接続され、ベー
ス・コレクタ相互が前記信号出力ノードに接続された第
1極性型の第4のトランジスタと、前記第1、第3のト
ランジスタのエミッタ共通接続ノードと第1の電源ノー
ドとの間に接続された第1の抵抗素子と、前記第2、第
4のトランジスタのエミッタ共通接続ノードと前記第1
の電源ノードとの間に接続された第2の抵抗素子と、前
記第1、第3のトランジスタのエミッタ共通接続ノード
と第2の電源ノードとの間および前記第2、第4のトラ
ンジスタのエミッタ共通接続ノードと前記第2の電源ノ
ードとの間にそれぞれ接続され、第1の切換制御信号お
よび第2の切換制御信号に応じて択一的にオン状態にな
るように制御される2個の定電流源用トランジスタと、
前記第1の電源ノードと前記信号出力ノードとの間に流
れる電流を前記第1の電源ノードと前記第1、第2のト
ランジスタのコレクタ共通接続ノードとの間に流れる電
流に等しく設定する電流回路とを具備することを特徴と
する二入力切換回路。 - 【請求項2】 請求項1記載の二入力切換回路におい
て、前記電流回路は、前記第1の電源ノードと前記第1
のトランジスタおよび第2のトランジスタのコレクタ共
通接続ノードとの間にエミッタ・コレクタ間が接続さ
れ、ベース・コレクタ相互が接続された第2極性型の入
力側トランジスタと、前記第1の電源ノードと前記信号
出力ノードとの間にエミッタ・コレクタ間が接続され、
前記入力側トランジスタのベースにベースが接続された
第2極性型の出力側トランジスタとからなるカレントミ
ラー回路であることを特徴とする二入力切換回路。 - 【請求項3】 請求項1記載の二入力切換回路におい
て、さらに、エミッタ相互が共通に接続されて差動対を
なし、各ベースが対応して第1の切換制御信号入力ノー
ドおよび第2の切換制御信号入力ノードに接続された第
2極性型の第5のトランジスタおよび第6のトランジス
タと、前記第1の電源ノードと前記差動対をなす第5、
第6のトランジスタのエミッタ共通接続ノードとの間に
接続された定電流源と、前記第5のトランジスタのコレ
クタと前記第2の電源ノードとの間にコレクタ・エミッ
タ間が接続され、コレクタ・ベース相互が接続された第
1極性型の第7のトランジスタと、前記第6のトランジ
スタのコレクタと前記第2の電源ノードとの間にコレク
タ・エミッタ間が接続され、コレクタ・ベース相互が接
続された第1極性型の第8のトランジスタとを具備し、
前記2個の定電流源用トランジスタは、前記第7のトラ
ンジスタのベースおよびエミッタに対応してベースおよ
びエミッタが接続され、そのコレクタが前記第1、第3
のトランジスタのエミッタ共通接続ノードに接続された
第1極性型の第9のトランジスタと、前記第9のトラン
ジスタのベースおよびエミッタに対応してベースおよび
エミッタが接続され、そのコレクタが前記第2、第4の
トランジスタのエミッタ共通接続ノードに接続された第
1極性型の第10のトランジスタとを有することを特徴
とする二入力切換回路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8001629A JPH09191240A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 二入力切換回路 |
US08/778,738 US5767730A (en) | 1996-01-09 | 1997-01-02 | Input switch circuit for switching two video signals |
EP97100266A EP0785678A3 (en) | 1996-01-09 | 1997-01-09 | Input switch circuit for switching two video signals |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8001629A JPH09191240A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 二入力切換回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09191240A true JPH09191240A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11506836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8001629A Pending JPH09191240A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 二入力切換回路 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5767730A (ja) |
EP (1) | EP0785678A3 (ja) |
JP (1) | JPH09191240A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6229377B1 (en) * | 1999-06-22 | 2001-05-08 | Bechtel Bwxt Idaho, Llc | Dual amplitude pulse generator for radiation detectors |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3898377A (en) * | 1973-11-23 | 1975-08-05 | Xerox Corp | Video mixer |
US4978924A (en) * | 1989-04-25 | 1990-12-18 | Magni Systems, Inc. | Linear switch with high off-state isolation |
US5055705A (en) * | 1990-02-15 | 1991-10-08 | National Semiconductor Corp. | Selecting one of a plurality of voltages without overlap |
US5367412A (en) * | 1992-09-10 | 1994-11-22 | Rohm Co., Ltd. | Recording/reproducing circuit and recording/reproducing apparatus having the same circuit |
-
1996
- 1996-01-09 JP JP8001629A patent/JPH09191240A/ja active Pending
-
1997
- 1997-01-02 US US08/778,738 patent/US5767730A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-01-09 EP EP97100266A patent/EP0785678A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5767730A (en) | 1998-06-16 |
EP0785678A3 (en) | 1998-12-23 |
EP0785678A2 (en) | 1997-07-23 |
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