JPH09190577A - 自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】棚板に載置した商品と棚板の停止位置決めスイ
ッチとの不要な干渉を回避し、これに起因するスイッチ
の誤動作，ベンドトラブルを防止する。 【解決手段】周上に棚板５を連結した搬送チェーン４、
棚板の下降経路に沿って商品９を載置した棚板を水平姿
勢に制御するガイドフレーム６、棚板下降経路の途で上
方より下降して来る棚板を検知して販売待機位置に停止
させる停止位置決めスイッチ８を備えたチェーンエレベ
ータ式商品ラックにおいて、停止位置決めスイッチ，お
よび該スイッチのアクチュエータ機構１０を棚板の下降
経路から引っ込めてガイドフレームの背後に配置し、棚
板が下降する際に搬送チェーンに連結した棚板のフック
部５ｂがアクチュエータ機構のレバーを押して停止位置
決めスイッチを反転動作させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機のチェ
ーンエレベータ式商品ラック、特に該商品ラックに組み
込んだ棚位置検知スイッチの組立構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】頭記したチェーンエレベータ式商品ラッ
クとして、上下一対のスプロケット間に張架したエンド
レス搬送チェーンの周上に複数の棚板を分散して吊り下
げ支持するとともに、該棚板をその下降経路に沿って搬
送チェーンの前方に敷設した姿勢制御用のガイドフレー
ムに添わせて水平姿勢に拘束保持し、販売指令に基づく
搬送チェーンの駆動により、下方側のチェーン折り返し
点近傍で棚板を反転させて商品を落下搬出させるように
した方式のものが実開昭５５−１０３７７５号公報など
で公知である。

【０００３】次に、前記チェーンエレベータ式商品ラッ
クの従来構造を図８に示す。図において、１は下面開放
形のラックケースであり、該ケース１の中には、上下一
対のスプロケット２，３の間に張架したエンドレスの搬
送チェーン４、該チェーン４の周上に分散して片持ち式
に揺動自在に吊り下げ支持した棚板５、該棚板５の下降
経路に添って搬送チェーン４と棚板５の後縁との間に敷
設したチェーン機構の支持部材を兼ねた棚板姿勢制御用
のガイドフレーム６、前記スプロケット２に連結したベ
ンドモータ７、上方より下降して来た棚板５が次回の販
売待機位置（停止位置）に到達したことを検知してベン
ドモータ７を停止させる停止位置決めスイッチ（マイク
ロスイッチ）８などが組み込まれており、商品９は下降
経路に沿って水平姿勢に保持されている棚板５に１個ず
つ載置して収納されている。

【０００４】また、前記の棚板５はその後縁中央部から
背後に斜め方向に突出した支持アーム５ａの先端にフッ
ク部を形成し、このフック部を搬送チェーン４のチェー
ンセグメントからから左右に突き出す連結ピンに引っ掛
けて吊り下げ支持されている。一方、停止位置決めスイ
ッチ８はガイドフレーム６の裏面側に配置し、そのレバ
ー式アクチュエータ８ａをその先端がガイドフレーム６
に開口した窓穴を通じて棚板５の後縁に向けて棚板下降
経路に向けて突き出している。

【０００５】かかる構成で、販売指令に基づきベンドモ
ータ７が始動して搬送チェーン４を駆動すると、チェー
ン４とともに商品９を載置した棚板５が待機位置から下
降移動し、その最下位に並ぶ棚板５がスプロケット３の
回りのチェーン折り返し点近傍に差し掛かってガイドフ
レーム６から外れると、その姿勢が反転して商品９を落
下搬出させる。同時に上位に並ぶ２段目の棚板が所定の
販売待機位置まで下降して来ると、棚板５の後縁が搬送
経路に突出している停止位置決めスイッチ８のアクチュ
エータ８ａを押し込んでスイッチ８が動作し、このスイ
ッチ動作信号でベンドモータ７を停止させる。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した停
止位置決めスイッチでは、販売動作の制御面で次記のよ
うな誤動作の生じることがある。すなわち、停止位置決
めスイッチ８は棚板５が販売待機位置に停止していれ
ば、アクチュエータ８ａが棚板８の後縁に押し込まれて
スイッチ８はＯＮとなっている。ここで、次回の販売動
作で棚板５が下降を開始すると棚板５がアクチュエータ
８ａから離脱するので、スイッチ８は一旦ＯＦＦに反転
動作する。その後に上位に並ぶ棚板５が下降して来てア
クチュエータ８ａを押し込むと、スイッチ８は再びＯＮ
動作し、このスイッチ動作信号でベンドモータ７を停止
させる。

【０００７】したがって、棚板５に載置収納した商品９
が図８の実線で表すように比較的小形サイズで、かつ棚
板５の中央に載置されていれば商品９とスイッチ８のア
クチュエータ８ａとが直接干渉し合うことがないが、棚
板５の上に鎖線で表した大形サイズで重量の重い商品９
Ｌが背後のガイドフレーム６の板面に殆ど接するように
押し込まれて載置されていると、棚板５の下降途上で次
の段の棚板５が到来する以前に商品９Ｌがスイッチ８の
アクチュエータ８ａに当たって押し込み、スイッチ８を
反転動作させることがある。このために、制御部では次
段の棚板５が販売待機位置に到達したと誤判断して商品
９が搬出される前にベンドモータ７を停止してしまい、
ベンドトラブルを引き起こす。

【０００８】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は前記課題を解決し、棚板に載置した
商品と棚板の停止位置決めスイッチとの不要な干渉を回
避してベンドトラブルが確実に防止できるようにした自
動販売機のチェーンエレベータ式商品ラック、特に商品
ラックに組み込んだ停止位置決めスイッチの組立構造を
提供することにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、停止位置決めスイッチと該スイッ
チのアクチュエータ機構を連係して組立てた棚板停止位
置決め装置を棚板の下降経路から引っ込めてガイドフレ
ームの背後に配置し、棚板が下降する際に搬送チェーン
に連結した棚板のフック部が前記アクチュエータ機構を
押して停止位置決めスイッチを動作させるよう構成する
ものとする。

【００１０】また、本発明によれば、前記における棚板
停止位置決め装置を次記のような具体的形態で構成する
ものとする。 １）棚板停止位置決め装置を、停止位置決めスイッチ
と、該スイッチの押釦に当接する操作カム，該操作カム
を一端に取付けた支軸，該支軸から棚板のフック部の下
降経路に向けて突出するレバー，および復帰ばねを組合
せてなるアクチュエータ機構と、該アクチュエータ機構
を停止位置決めスイッチとともに組み込んだ取付基台と
の組立体で構成し、該取付基台を棚板の販売待機位置に
合わせてガイドフレームに取付ける。

【００１１】２）前記の取付基台に係止爪を設け、該係
止爪をガイドフレームの開口した係止穴に嵌め込んで係
止固定する。 ３）取付基台を樹脂成形品として、その壁面から搬送チ
ェーンに向け突き出してチェーンの捩じれを規制するリ
ブ状のチェーンガイドを設ける。上記の構成では、停止
位置決め装置の組立体がガイドフレームの背後に設置さ
れており、その取付基台に組み込んだスイッチアクチュ
エータ機構のレバーは、その先端が棚板の下降通路の突
き出すことがない。したがって、棚板が下降移動する際
にその棚板上に載置した商品がスイッチアクチュエータ
機構に干渉し合うおそれがなくなる。そして、販売動作
に伴って棚板が上方から下降して来て所定の販売待機位
置に到達すると、搬送チェーンに連結した棚板のフック
部がアクチュエータ機構のレバーを押し、これに従動す
る操作カムが停止位置決めスイッチを反転動作させる。
したがって、棚板に載置した商品とスイッチアクチュエ
ータとの干渉によるベンドトラブルの発生を確実に回避
できる。

【００１２】また、アクチュエータ機構を停止位置決め
スイッチとともに取付基台に組み込み、この取付基台を
ガイドフレームに係止爪／係止穴の掛け合いにより取付
けるようにしたので、面倒なねじ止め作業の要なしに商
品ラックへの着脱が簡単が行える。さらに、取付基台に
設けたリブ状のチェーンガイドは、その先端が搬送チェ
ーンに向けて後方からチェーンセグメントのローラ，連
結ピンと殆ど接するように突き出している。したがっ
て、この棚板停止位置決め装置を通過する搬送チェーン
は前記チェーンガイドにガイドされて捩じれたりするこ
とがなく、これによりチェーンの連結ピンが傾いてスイ
ッチアクチュエータ機構のレバーと干渉し合い、これが
基で停止位置決めスイッチを誤動作させるといったベン
ドトラブルを未然に防止できる。

【００１３】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。なお、実施例の図中で図８に対応する
同一部材には同じ符号が付してある。 〔実施例１〕図１，図２において、棚板５の下降経路に
沿って敷設した搬送チェーン４はガイドフレーム６に形
成した断面コ字形の凹部６ａの中を通して周回移動する
ように張架されており、棚板５の後縁から突出す二股状
支持アーム５ａの先端に形成した鉤状のフック部５ｂが
搬送チェーン４の各セグメントから左右に突出した連結
ピン４ａに引っ掛けて吊り下げ支持されている。なお、
６ｂ，６ｃはガイドフレーム６に設けた搬送チェーン４
の振れ止め規制ガイドである。

【００１４】一方、棚板５の下降経路を仕切ったガイド
フレーム６の裏面側には、棚板５の停止位置決めスイッ
チ８，および該スイッチ８のアクチュエータ機構１０
を、樹脂成形品である断面コ字形の取付基台１１に組み
込んで構成した棚板停止位置決め装置１２が、棚板５の
販売待機位置に合わせてガイドフレーム６の凹部６ａを
外側から抱え込むようにして装着されている。

【００１５】ここで、アクチュエータ機構１０は、図
３，図４で示すようにマイクロスイッチである停止位置
決めスイッチ８の押釦８ｂに当接する操作カム１０ａ
と、該操作カム１０ａに一端を連結して取付基台１１に
軸支した支軸１０ｂと、支軸１０ｂの軸上周面から棚板
５のフック部５ｃの下降移動経路に突出した突起状のレ
バー１０ｃと、操作カム１０ａと取付基台１１の間に掛
け渡した復帰ばね（螺旋ばね）１０ｄとからなり、停止
位置決めスイッチ８と組合せて取付基台１１に組み込ま
れている。また、図４（ａ),（ｂ）で示すように、前記
取付基台１１の内壁面には上下二箇所に係止爪１１ａが
形成されており、該係止爪１１ａをガイドフレーム６の
凹部６ａの側壁に開口した係止穴６ｄへ矢印方向から嵌
め込んで所定位置に係止固定するようにしている。

【００１６】かかる構成で、棚板５が所定の販売待機位
置に到達してない状態では、アクチュエータ機構１０に
組み込んだ復帰ばね１０ｄのばね力で操作カム１０ａが
停止位置決めスイッチ８の押釦８ｂを押してスイッチを
ＯＦＦにしている。この状態で棚板５が上方から下降し
て販売待機位置に到達すると、搬送チェーン４の連結ピ
ン４ａに引っ掛けた棚板５の支持アーム５ａの先端フッ
ク部５ｂがアクチュエータ機構１０のレバー１０ｃに突
き当たってこれを押し下げる。これにより、支軸１０ｂ
を介して操作カム１０ａが復帰ばねに抗して時計方向に
回動し、停止位置決めスイッチ８を反転動作させてスイ
ッチＯＮにするとともに、このスイッチ動作でベンドモ
ータ７（図８参照）を停止する。そして、次回の販売指
令に基づいてベンドモータが始動し、販売待機位置に停
止していた棚板５が下方に移動開始すると、棚板５のフ
ック部５ｂがアクチュエータ機構１０のレバー１０ｃか
ら離脱するので、操作カム１０ａが復帰ばね１０ｄのば
ね力で反転し、これにより停止位置決めスイッチ８がＯ
ＦＦに切り換わる。

【００１７】しかも、アクチュエータ機構１０はガイド
フレーム６の裏面側に配置して棚板５の下降移動経路か
ら引っ込んでいるので、棚板５に載置した商品９がアク
チュエータ機構１０と直接干渉するおそれは全くなく、
先記したような商品とアクチュエータとの干渉に起因す
るベンドトラブルの発生が防止できる。 〔実施例２〕次に、実施例１の棚板停止位置決め装置１
２をさらに改良した実施例を図６，図７（ａ）〜（ｅ）
に示す。すなわち、図１〜図３で述べた実施例１の構成
では、ガイドフレーム６に設けた振れ止め規制ガイド６
ｂ，６ｃで搬送チェーン４の振れを防止している。しか
しながら、上下段に並ぶ棚板５のピッチ間隔が大きい場
合には、上段の棚板と下段の棚板の間の中間で搬送チェ
ーン４に張力のかかり具合で捩じれが生じることがあ
り、その捩じれによりチェーンセグメントの連結ピン４
ａが図５で示すように左右方向に傾いてアクチュエータ
機構１０のレバー１０ｃに干渉し、これが原因で停止位
置決めスイッチ８が誤動作して次段の棚板５が販売待機
位置に到達する以前の中途半端な位置で停止してしまう
ベンドトラブルの生じることがある。

【００１８】そこで、このようなベンドトラブルの防止
対策として、この実施例では図６，図７に示すように、
棚板停止位置決め装置１２の取付基台１１の後壁から搬
送チェーン４に向け突き出て左右に並ぶ３条のリブ状の
チェーンガイド１１ｂ，１１ｃ，１１ｄが形成されてお
り、その先端が搬送チェーン４に対して図示のようにチ
ェーンセグメントのローラ，左右の連結ピンに殆ど接近
するように向かい合っている。なお、前記チェーンガイ
ドのうち中央に並ぶチェーンガイド１１ｃは、実施例１
でガイドフレーム側に設けた振れ止め規制ガイド６ｂに
相当するものである。

【００１９】これにより、搬送チェーン４はガイドフレ
ーム６側に設けた左右一対の振れ止め用の規制ガイド６
ｃと取付基台１１に設けた左右，および中央の３条のチ
ェーンガイド１１ｂ〜１１ｄの間に前後から挟まれる形
でガイドされる。したがって、図５で述べたようなチェ
ーンの捩じれ、およびチェーンの捩じれに起因する停止
位置決めスイッチ８の誤動作が確実に防止される。な
お、前記したチェーンガイド１１ｂ〜１１ｄは樹脂成形
品である取付基台１１と一体にモールド成形される。

【００２０】

【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、従来の構成で問題となっていた停止位置決めスイッ
チのアクチュエータと棚板に載置した商品との干渉に起
因するスイッチの誤動作，およびスイッチの誤動作に伴
うベンドトラブルを確実に防止して販売動作の信頼性向
上が図れる。

【００２１】また、停止位置決めスイッチ，およびアク
チュエータ機構について、請求項２，３に記した組立構
造を採用することにより、商品ラックへの組み込み，部
品交換に伴う取り外し作業が厄介なねじ操作を要さずに
係止爪の簡単なワンタッチ操作で実施でき、さらに請求
項４の構成により、搬送チェーンの捩じれに起因する停
止位置決めスイッチの誤動作，ベンドトラブルを未然に
防止して販売動作の信頼性が向上する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例１対応するチェーンエレベータ
式商品ラックに組み込んだ棚板停止位置決め装置の周辺
構造図

【図２】図１における棚板停止位置決め装置の平面図

【図３】図１における棚板停止位置決め装置の動作原理
の説明図

【図４】図１における棚板停止位置決め装置の組立て，
およびガイドフレームへの取付け構造を表す図であり、
（ａ）は側面図、（ｂ）は平面図

【図５】図４の構成によるベンドトラブル発生状況の説
明図

【図６】本発明の実施例２に対応した棚板停止位置決め
装置の平面図

【図７】図６における棚板停止位置決め装置の取付基台
の具体的な構造図であり、（ａ）は背面図、（ｂ）は側
面図，（ｃ）は正面図、（ｄ）は端面図、（ｅ）は断面
図

【図８】本発明の実施対象となるチェーンエレベータ式
商品ラック全体の従来構成図

【符号の説明】

１ ラックケース ３ スプロケット ４ 搬送チェーン ４ａ 連結ピン ５ 棚板 ５ｂ 支持アーム ５ｃ フック部 ６ｂ，６Ｃ チェーン振れ止め用規制ガイド ６ ガイドフレーム ６ｄ 係止穴 ８ 停止位置決めスイッチ ９ 商品 １０ アクチュエータ機構 １０ａ 操作カム １０ｂ 支軸 １０ｃ レバー １０ｄ 復帰ばね １１ 取付基台 １１ａ 係止爪 １１ｂ〜１１ｄ チェーンガイド １２ 棚板停止位置決め装置

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】上下のスプロケット間に張架した搬送チェ
   ーンの周上に分散して商品搭載用の棚板を片持ち式に軸
   支連結するとともに、該棚板をその下降経路に沿って搬
   送チェーンの前方に敷設した姿勢制御用のガイドフレー
   ムに添わせて水平姿勢に拘束保持し、販売指令に基づく
   搬送チェーンの駆動により、下方側のチェーン折り返し
   点近傍で棚板を反転させて商品を落下搬出するチェーン
   エレベータ式商品ラックであり、棚板下降経路の途上に
   は上方より下降して来る棚板を検知してその棚板を販売
   待機位置に停止させる停止位置決めスイッチを備えたも
   のにおいて、前記の停止位置決めスイッチと該スイッチ
   のアクチュエータ機構を連係して組立てた棚板停止位置
   決め装置を棚板の下降経路から引っ込めてガイドフレー
   ムの背後に配置し、棚板が下降する際に搬送チェーンに
   連結した棚板のフック部が前記アクチュエータ機構を押
   して停止位置決めスイッチを動作させるようにしたこと
   を特徴とする自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラ
   ック。
2. 【請求項２】請求項１記載の商品ラックにおいて、棚板
   停止位置決め装置が、停止位置決めスイッチと、該スイ
   ッチの押釦に当接する操作カム，該操作カムを一端に取
   付けた支軸，該支軸から棚板のフック部の下降経路に向
   けて突出するレバー，および復帰ばねを組合せてなるア
   クチュエータ機構と、該アクチュエータ機構を停止位置
   決めスイッチとともに組み込んだ取付基台との組立体と
   してなり、該取付基台を棚板の販売待機位置に合わせて
   ガイドフレームに取付けたことを特徴とする自動販売機
   のチェーンエレベータ式商品ラック。
3. 【請求項３】請求項２記載の商品ラックにおいて、取付
   基台に係止爪を設け、該係止爪をガイドフレームの開口
   した係止穴に嵌め込んで係止固定したことを特徴とする
   自動販売機のチェーンエレベータ式商品ラック。
4. 【請求項４】請求項２記載の商品ラックにおいて、取付
   基台が樹脂成形品であり、その壁面から搬送チェーンに
   向け突き出してチェーンの捩じれを規制するリブ状のチ
   ェーンガイドを設けたことを特徴とする自動販売機のチ
   ェーンエレベータ式商品ラック。