JPH09190525A - 画像作成装置およびその方法 - Google Patents

画像作成装置およびその方法

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JPH09190525A
JPH09190525A JP279096A JP279096A JPH09190525A JP H09190525 A JPH09190525 A JP H09190525A JP 279096 A JP279096 A JP 279096A JP 279096 A JP279096 A JP 279096A JP H09190525 A JPH09190525 A JP H09190525A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パソコン上において地図を作図する場合、路
と橋とトンネルとは、それぞれ別個に描く必要があり、
一本の路でも一気に描くことはできない。 【解決手段】 座標が入力される(S1)と、その座標によ
り形成される線が既存の線(道路や河川)と交差するか
否かを判定(S3)し、交差しない場合は路を描画する(S1
0)。また、交差すると判定した場合は、その交差座標を
記憶(S5)し、その後、交差が再び検出されるとその交差
座標を記憶(S7)し、それらの交差座標に基づいて、既存
の線(道路や河川)に応じたオブジェクト(交差点や橋
を示す記号)を描画する(S8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像作成装置および
その方法に関し、例えば、地図画像を描画・編集する画
像作成装置およびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パソコンやワープロなどで地図を描画
し、かつ編集することのできる地図作成装置がある。こ
の装置においては、所定の二地点を指示し、その間を所
定の線で結ばせることにより、地図上に道路や鉄道の線
路(以下「路」という)が描画される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては、次のような問題点がある。つまり、上記の
装置においては、路を曲線で描くのが難しい上、描画し
た結果、既に描かれている河川や道路とが重なる部分は
路が透過表示になったり、路の下の地図画像が消えてし
まう欠点がある。さらに、路と橋とトンネルとは、それ
ぞれ別個に描く必要があり、一本の路でも一気に描くこ
とはできない。
【0004】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、容易に路や河川を曲線で描くことができ、一
本の路を一気に描くことができる画像作成装置およびそ
の方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0006】本発明にかかる画像作成方法は、連続して
入力される座標間を線で結ぶ結線ステップと、前記結線
ステップで形成される線が既存の線と交差するか否かを
判定する判定ステップと、前記判定ステップで交差する
と判定した場合、その交差部分近傍に特定の記号を描画
する描画ステップとを有することを特徴とする。
【0007】また、連続して入力される座標間を線で結
ぶ結線ステップと、前記入力座標の位置情報を既存の線
から演算する演算ステップと、前記演算ステップで演算
された位置情報と予め入力された位置情報とを比較する
比較ステップと、前記比較ステップで得られた比較結果
に基づいて、前記入力座標間に特定の記号を描画する描
画ステップとを有することを特徴する。
【0008】また、所定の線を形成するために連続して
入力される座標を記憶する第一の記憶ステップと、前記
入力座標により形成される線が既存の線と交差するか否
かを判定する判定ステップと、前記判定ステップで交差
すると判定した場合、その交差座標および前記既存の線
の属性を記憶する第二の記憶ステップとを有することを
特徴する。
【0009】また、所定の線を形成するために連続して
入力される座標を記憶する第一の記憶ステップと、前記
入力座標の位置情報を既存の線から演算する演算ステッ
プと、前記演算ステップで演算された位置情報と予め入
力された位置情報とを比較する比較ステップと、前記比
較ステップで得られた比較結果が二つの位置情報が近似
していることを示す場合、前記入力座標を記憶する第二
の記憶ステップとを有することを特徴する。
【0010】本発明にかかる画像作成装置は、所定の線
を形成するために連続して入力される座標を記憶する第
一の記憶手段と、前記入力座標により形成される線が既
存の線と交差するか否かを判定する判定手段と、前記判
定手段により交差すると判定された場合、その交差座標
および前記既存の線の属性を記憶する第二の記憶手段
と、前記第一および第二の記憶手段に記憶されたデータ
に基づいて地図画像を作成する作図手段とを有すること
を特徴する。
【0011】また、所定の線を形成するために連続して
入力される座標を記憶する第一の記憶手段と、前記入力
座標の位置情報を既存の線から演算する演算手段と、前
記演算手段により演算された位置情報と予め入力された
位置情報とを比較する比較手段と、前記比較手段により
得られた比較結果が二つの位置情報が近似していること
を示す場合、前記入力座標を記憶する第二の記憶手段
と、前記第一および第二の記憶手段に記憶されたデータ
に基づいて地図画像を作成する作図手段とを有すること
を特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の画像作成装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0013】[構成]図1Aは本発明にかかる一実施形態
の画像作成装置の構成例を示すブロック図である。
【0014】中央処理装置CPU1は、以下に説明する各部
とバスラインBL6を介して接続され、ROM8に格納された
制御プログラムなどに従って、それらを制御する。KB2
は、カーソルの移動や、文字や図形の入力・編集を行う
ためのキーボードや、マウスなどのポインティングデバ
イスである。LCD3は、ビデオメモリVRAM4に書込まれた
文字や図形情報をカラー表示する液晶ディスプレイなど
の表示装置である。PRT7は、文字図形情報などを印刷す
るためのプリンタである。FDD5は、フロッピディスクな
どの記憶メディアをドライブする装置である。CPU1は、
FDD5にセットされた記憶メディアから地図作成プログラ
ムなどの各種プログラムや各種のデータを読込んだり、
同メディアへ演算結果や演算途中のデータを書込んだり
する。なお、記憶メディアは、フロッピディスクに限ら
れるものではなく、CD-ROM,CD-R,光磁気ディスクなど
のリムーバルな記憶メディアを利用できることはもちろ
ん、ハードディスクなどであってもよい。
【0015】RAM9は、不揮発性のメモリであり、そのメ
モリ領域は幾つかに分割されていて、図1Bに示すよう
に、それぞれ固有の目的に使用される。RAM9の領域WORK
は、CPU1が地図作成プログラムなどの各種プログラムを
実行する際に使用するワークエリアである。領域DD1,DD
2,…,DDnは、各道路の描画データを座標として格納する
道路データ領域である。領域TD1,TD2,…,TDnは、各等高
線の描画データを座標として格納する等高線データ領域
である。領域THは、トンネルの入口および出口の標高を
記憶する領域である。領域KD1,KD2,…,KDnは、各河川の
描画データを座標として格納する河川データ領域であ
る。
【0016】また、フラグKFLは、描画中の路と、道
路,河川,等高線などとの交差が開始されたか否かを記
憶する。座標(KX,KY)はカーソル座標を表す。
【0017】データBFL1,BFL2,…,BFLmは、交差する線
が道路か河川を識別するためのものである。(BX,BY)1,
(BX,BY)2,…,(BX,BY)mには、各BFLに対応する路または
河川と他の線との交差開始座標が格納され、(EX,EY)1,
(EX,EY)2,…,(EX,EY)mには、各BFLに対応する路または
河川と他の線との交差終了座標が格納される。なお、詳
細は示さないが、(KX,KY)(BX,BY)(EX,EY)はそれぞれ、
左右二つのデータ組で構成されるとともに、
【0018】[データ構造]本装置の動作を説明する前
に、道路データDDなどの構造を説明する。
【0019】図2は道路データDD1の構造例を示す図、図
3は道路の描画状態例を示す図で、道路の右端と左端を
描画するための座標(XRn,YRn)と(XLn,YLn)から構成され
ている。これは、一本の道路の幅は常に一定とは限らな
いためである。このような構造の道路データDD(座標
群)が、道路の数nだけ用意される。
【0020】図4は河川データKD1の構造例を示す図、図
5は河川の描画状態例を示す図で、河川データKDも、道
路と同様に、河川の右岸と左岸を描画するための座標(X
Rn,YRn)と(XLn,YLn)から構成され、河川の数nだけ河川
データKD(座標群)が用意される。
【0021】図6は等高線データTD1の構造例を示す図、
図7は二本の等高線(標高H1とH2)の描画状態例を示す
図で、等高線データTDは、同一標高を結ぶ線であり、等
高線を構成する複数の座標(Xn,Yn)と標高Hとからなる。
【0022】なお、各座標間は、図に示すように、直線
で結んでもよいが、ベジェ曲線やスプラインにより結ぶ
ことにより、より自然な曲線を得ることができる。
【0023】[動作]図8は本実施形態の動作を説明す
るためのフローチャートで、CPU1によって実行されるも
のである。図9Aから9Cは描画状態例を示す図で、図9Aに
示すように、既に河川が描画されているものとし、カー
ソルKSを移動させることにより路を描画するが、ここで
は道路を描画する例を説明する。
【0024】描画の開始が指示されると、ステップS1で
交差フラグKFLを‘0’に、カウンタiを1にクリアし、ス
テップS2で道路を示す座標が入力されるのを待つ。な
お、オペレータは、カーソルKSを所望の位置に移動した
後、マウスボタンをクリックして例えば道路の左端を指
示し、続いて、道路の右端を指示するためにカーソルKS
を道路の幅分移動してマウスボタンをクリックする。な
お、マウスボタンの代わりに所定のキーを押すことによ
り座標を入力してもよい。この座標は道路データDDnに
順に格納される。
【0025】座標が入力されると、ステップS3でその座
標(KX,KY)と河川または道路を表す線とが交差したか否
かを判定し、接していなければステップS10で路を描
画、つまり、一つ前に入力された座標と、新たに入力さ
れた座標とを線で結んだ後、ステップS2へ戻る。
【0026】また、図9Bに示すように、交差した場合は
ステップS4で交差フラグKFLを調べ、KFL=‘0’ならば初
めて交差したことになるので、ステップS5で交差座標を
開始座標(BX,BY)iにセットするとともに、KFL=‘1’に
する。次に、ステップS6で、交差するのが河川か路かを
判別し、その結果を分類データBFLiにセットした後、ス
テップS2へ戻る。図10はBFLの構成例を示す図で、道路
ビットや河川ビットなどを備え、ステップS6の判定結果
に応じて所定のビットがセットされる。
【0027】また、ステップS4でKFL=‘1’であった場
合は河川または路の反対側の線と交差したことを意味す
るので、ステップS7で交差座標を終了座標(EX,EY)iにセ
ットする。座標(BX,BY)iと(EX,EY)iが設定されると、橋
または交差点を描く座標が決まることになり、ステップ
S8でBFLiに応じたオブジェクト(橋や交差点などの記
号)を描画して、ステップS9でKFLをクリアしカウンタi
をインクリメントした後、ステップS2へ戻る。
【0028】このようにして路の座標を入力していくこ
とにより、図9Cに示すように、路が描画されるととも
に、その路が河川と交差する部分には橋の記号が描画さ
れる。なお、KB2の所定キーなどを押すことなどによ
り、路の描画を終了することができる。
【0029】次に、トンネル記号を描画する場合を説明
する。本実施形態は、路を描画中に、等高線の標高H
と、予め入力されているトンネル標高THとに基づいて、
トンネル記号を描画するか否かを判定する。つまり、路
がトンネルの入口標高TH1に達する部分でトンネル記号
の描画を開始し、トンネルの出口標高TH2に達する部分
でトンネル記号の描画を終了する。
【0030】図11は本実施形態の動作を説明するための
フローチャートで、CPU1によって実行されるものであ
る。図12Aから12Cは描画状態例を示す図で、図12Aに示
すように、既に等高線が描画されているものとし、カー
ソルKSを移動させることにより道路を描画する。
【0031】描画の開始が指示されると、ステップS11
で交差フラグKFLを‘0’に、カウンタiを1にクリアし、
ステップS12で道路を示す座標が入力されるのを待つ。
なお、ここでは交差フラグKFLをトンネル記号を描画す
るためのフラグに利用する例を説明するが、実際は河川
などとの交差も考慮しなくてはならないので、別途、専
用のフラグを設けた方がよい。
【0032】座標が入力されると、ステップS13でその
座標(KX,KY)の標高Hを演算する。この場合、入力座標が
等高線に接する場合は標高Hを容易に求めることができ
るが、入力座標が等高線間に挟まれている場合は、例え
ば一次補間などにより両等高線から標高Hを求める。次
に、ステップS14でKFLを判定して、KFL=‘0’(トンネ
ル記号の描画を開始していない)ならばステップS15で
標高Hとトンネルの入口標高TH1とを比較して、H≒TH1で
あればステップS16でトンネル記号の描画を開始すると
ともに、開始座標(BX,BY)iにカーソル座標(KX,KY)を代
入し、ステップS17でKFL=‘1’にする。また、H≠TH1で
あればステップS18で路を描く。なお、H≒TH1は、具体
的には|H-TH|<αで判定し、αには地図の精度に応じた
値、例えば10mや100mなどを設定すればよい。
【0033】また、ステップS14でKFL=‘1’であった場
合は、ステップS19で標高Hとトンネルの出口標高TH2と
を比較して、H≒TH2であればステップS20でトンネル記
号の描画を終了するとともに、終了座標(EX,EY)iにカー
ソル座標(KX,KY)を代入し、ステップS21でKFLをクリア
し、カウンタiをインクリメントする。また、H≠TH2で
あればステップS18でトンネル記号を描く。
【0034】このようにしてステップS12からS21を繰り
返すことにより、図12Aから12Cに示すように、路および
トンネル記号が描画される。なお、複数のトンネルがあ
る場合は、領域THに、道路を描く順番に沿って複数の入
口および出口標高が格納されることになる。
【0035】[地図の編集]座標入力間隔が不適切で、
期待したような曲線が描けなかった場合は、KB2の所定
キーを押すことにより、最後に入力した座標から順番に
削除することができる。また、例えば、所定キーを押す
ことでカーソルをピンセット状にして、線の所定位置を
つかみ、所望する位置へ移動することにより、二つの座
標間に新たな座標を追加することができる。
【0036】[地図の描画および保存]以上の処理によ
り描かれた地図のデータは、RAM9の各領域に、各データ
を示す連続した座標群として記録される。CPU1は、この
座標群を基にVRAM4に地図画像を形成し、その画像デー
タをLCD3へ送って地図を表示させたり、PRT7へ送って地
図を印刷させる。また、RAM9の各領域に格納されたデー
タをFDD5へ送って、記憶メディアに格納することによ
り、地図データとして保存することができる。
【0037】また、図には示さないが、バスBL6に接続
されたインタフェイスを介して通信回線へ地図データを
出力することもできるので、例えばLANを介して他の端
末に地図を表示したり、電話回線を介して遠隔地の端末
に地図を送ることもできる。このような場合、VRAM4に
形成した地図画像を圧縮して送信することもできるが、
RAM9に格納された地図データをそのまま送れば伝送量を
最小限に抑えることができる。
【0038】また、構造物や建造物などのオブジェクト
を表示するためのデータを格納する領域をRAM9に割り付
ければ、それらオブジェクトを地図上に表示することも
できるし、文字や記号なども同様に表示することができ
る。
【0039】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、容易に路を曲線で描くことができ、新たな道路と既
に描かれている河川や道路と重なる部分は橋記号やトン
ネル記号が自動的に書き込まれるとともに、路の下の地
図情報が消えてしまうこともない。従って、路と橋とト
ンネルとは、それぞれ別個に描く必要はなく、一本の路
を一気に描くことができる。
【0040】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0041】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。プログラムコードを供給するた
めの記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハ
ードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD-ROM,
CD-R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなど
を用いることができる。
【0042】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述
した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
【0043】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0044】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図13のメモリマップ例に示す各モジュールを
記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくとも
「座標間結線」「交差判定」および「特定記号描画」の
各モジュールのプログラムコードを記憶媒体に格納すれ
ばよい。また、少なくとも「座標間結線」「標高演算」
「標高比較」および「特定記号描画」の各モジュールの
プログラムコードを記憶媒体に格納すればよい。また、
少なくとも「入力座標記憶」「交差判定」および「交差
座標等記憶」の各モジュールのプログラムコードを記憶
媒体に格納すればよい。また、少なくとも「入力座標記
憶」「標高演算」「標高比較」および「トンネル座標等
記憶」の各モジュールのプログラムコードを記憶媒体に
格納すればよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
容易に路や河川を曲線で描くことができ、一本の路を一
気に描くことができる画像作成装置およびその方法を提
供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明にかかる一実施形態の画像作成装置の
構成例を示すブロック図、
【図1B】図1に示すRAMに格納されるデータを説明する
図、
【図2】道路データの構造例を示す図、
【図3】道路の描画状態例を示す図、
【図4】河川データの構造例を示す図、
【図5】河川の描画状態例を示す図、
【図6】等高線データの構造例を示す図、
【図7】二本の等高線(標高H1とH2)の描画状態例を示
す図、
【図8】本実施形態の動作を説明するためのフローチャ
ート、
【図9A】本実施形態による地図の描画状態例を示す
図、
【図9B】本実施形態による地図の描画状態例を示す
図、
【図9C】本実施形態による地図の描画状態例を示す
図、
【図10】データBFLの構成例を示す図、
【図11】本実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャート、
【図12A】本実施形態による地図の描画状態例を示す
図、
【図12B】本実施形態による地図の描画状態例を示す
図、
【図12C】本実施形態による地図の描画状態例を示す
図、
【図13】本発明にかかるプログラムコードを格納した
記憶媒体のメモリマップ例を示す図である。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続して入力される座標間を線で結ぶ結
    線ステップと、 前記結線ステップで形成される線が既存の線と交差する
    か否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップで交差すると判定した場合、その交差
    部分近傍に特定の記号を描画する描画ステップとを有す
    ることを特徴する画像作成方法。
  2. 【請求項2】 前記結線ステップは、連続して入力され
    る二点間を直線または曲線で結ぶことを特徴とする請求
    項1に記載された画像作成方法。
  3. 【請求項3】 前記結線ステップは、道路,鉄道線路,
    河川,等高線を含む地図要素を表す線を形成することを
    特徴とする請求項1に記載された画像作成方法。
  4. 【請求項4】 前記描画ステップは、前記既存の線に応
    じて、橋,交差点を含む地図要素を表す記号を描画する
    ことを特徴とする請求項2に記載された画像作成方法。
  5. 【請求項5】 連続して入力される座標間を線で結ぶ結
    線ステップと、 前記入力座標の位置情報を既存の線から演算する演算ス
    テップと、 前記演算ステップで演算された位置情報と予め入力され
    た位置情報とを比較する比較ステップと、 前記比較ステップで得られた比較結果に基づいて、前記
    入力座標間に特定の記号を描画する描画ステップとを有
    することを特徴する画像作成方法。
  6. 【請求項6】 前記結線ステップは、連続して入力され
    る二点間を直線または曲線で結ぶことを特徴とする請求
    項5に記載された画像作成方法。
  7. 【請求項7】 前記結線ステップは、道路,鉄道線路,
    河川,等高線を含む地図要素を表す線を形成することを
    特徴とする請求項5に記載された画像作成方法。
  8. 【請求項8】 前記演算ステップは、前記等高線に基づ
    いて前記入力座標の標高を演算することを特徴とする請
    求項7に記載された画像作成方法。
  9. 【請求項9】 前記描画ステップは、トンネルを含む地
    図要素を表す記号を描画することを特徴とする請求項5
    に記載された画像作成方法。
  10. 【請求項10】 所定の線を形成するために連続して入
    力される座標を記憶する第一の記憶ステップと、 前記入力座標により形成される線が既存の線と交差する
    か否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップで交差すると判定した場合、その交差
    座標および前記既存の線の属性を記憶する第二の記憶ス
    テップとを有することを特徴する画像作成方法。
  11. 【請求項11】 所定の線を形成するために連続して入
    力される座標を記憶する第一の記憶ステップと、 前記入力座標の位置情報を既存の線から演算する演算ス
    テップと、 前記演算ステップで演算された位置情報と予め入力され
    た位置情報とを比較する比較ステップと、 前記比較ステップで得られた比較結果が二つの位置情報
    が近似していることを示す場合、前記入力座標を記憶す
    る第二の記憶ステップとを有することを特徴する画像作
    成方法。
  12. 【請求項12】 さらに、前記第一および第二の記憶ス
    テップで記憶したデータに基づいて地図を作成する作図
    ステップを有することを特徴する請求項10または請求項
    11に記載された画像作成方法。
  13. 【請求項13】 所定の線を形成するために連続して入
    力される座標を記憶する第一の記憶手段と、 前記入力座標により形成される線が既存の線と交差する
    か否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により交差すると判定された場合、その交
    差座標および前記既存の線の属性を記憶する第二の記憶
    手段と、 前記第一および第二の記憶手段に記憶されたデータに基
    づいて地図画像を作成する作図手段とを有することを特
    徴する画像作成装置。
  14. 【請求項14】 所定の線を形成するために連続して入
    力される座標を記憶する第一の記憶手段と、 前記入力座標の位置情報を既存の線から演算する演算手
    段と、 前記演算手段により演算された位置情報と予め入力され
    た位置情報とを比較する比較手段と、 前記比較手段により得られた比較結果が二つの位置情報
    が近似していることを示す場合、前記入力座標を記憶す
    る第二の記憶手段と、 前記第一および第二の記憶手段に記憶されたデータに基
    づいて地図画像を作成する作図手段とを有することを特
    徴する画像作成装置。
  15. 【請求項15】 さらに、前記地図画像を表示または出
    力する画像出力手段とを有することを特徴とする請求項
    13または請求項14に記載された画像作成装置。
  16. 【請求項16】 画像処理のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 連続して入力される座標間を線で結ぶ結線ステップのコ
    ードと、 前記結線ステップで形成される線が既存の線と交差する
    か否かを判定する判定ステップのコードと、 前記判定ステップで交差すると判定した場合、その交差
    部分近傍に特定の記号を描画する描画ステップのコード
    とを有することを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  17. 【請求項17】 画像処理のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 連続して入力される座標間を線で結ぶ結線ステップのコ
    ードと、 前記入力座標の位置情報を既存の線から演算する演算ス
    テップのコードと、 前記演算ステップで演算された位置情報と予め入力され
    た位置情報とを比較する比較ステップのコードと、 前記比較ステップで得られた比較結果に基づいて、前記
    入力座標間に特定の記号を描画する描画ステップのコー
    ドとを有することを特徴するコンピュータ可読メモリ。
  18. 【請求項18】 画像処理のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 所定の線を形成するために連続して入力される座標を記
    憶する第一の記憶ステップのコードと、 前記入力座標により形成される線が既存の線と交差する
    か否かを判定する判定ステップのコードと、 前記判定ステップで交差すると判定した場合、その交差
    座標および前記既存の線の属性を記憶する第二の記憶ス
    テップのコードとを有することを特徴するコンピュータ
    可読メモリ。
  19. 【請求項19】 画像処理のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 所定の線を形成するために連続して入力される座標を記
    憶する第一の記憶ステップのコードと、 前記入力座標の位置情報を既存の線から演算する演算ス
    テップのコードと、 前記演算ステップで演算された位置情報と予め入力され
    た位置情報とを比較する比較ステップのコードと、 前記比較ステップで得られた比較結果が二つの位置情報
    が近似していることを示す場合、前記入力座標を記憶す
    る第二の記憶ステップのコードとを有することを特徴す
    るコンピュータ可読メモリ。
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